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八木哲郎

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2006/01/25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日のつづきを書く。

戦後すぐは日本はマッカーサーの占領統治だったが、日本人は適応するどころか、マッカーサーが解任されて帰国するときは羽田空港に50万人もの々が詰め掛けてマッカーサーの徳をしのび、別れを惜しんだ。
これは誰も占領統治、吉田内閣は傀儡政権だと思わないというのと同じであろう。
 また、北朝鮮に占領された福岡の話にもどすと、ここに大人社会から疎外された少年たちがいる。村上氏は非行少年や犯罪を犯してしまった少年たちを限りなく理解していることが読み取れる。
こういう疎外された少年は一生焼印をおされ、社会的な復帰はむずかしく、自分で立ち直ることも難しい。相手にする大人はいない。
しかしこういう少年といえども素直で純粋な気持ちを持っている。北朝鮮軍の占領という異常不正行為は非常にわかりやすく、少年たちに訴えた。そして彼らをやっつけてやろうという正義感と冒険心が自然に沸きあがり、立ち上がる。別にそうしたからといって大人たちから褒めてもらえるとか罪を許してもらおうとかいう気はない。
 それで必死の努力をして、ビルに爆薬を仕掛け、倒壊させて北朝鮮占領軍を下敷きにさせて全滅させるが、彼らの大部分も死に、生き残った者の存在は知られずに終わる。自分たちの行為を言い出したら、武器の不法所持、密輸入違反などで、大人社会から糾弾されるからひたすら黙っているわけである。
村上氏が言いたかったことは、疎外された少年たちにもはっきりしてわかりやすい生きる目標が与える大人がいたら、素直にそれを理解し、愛国心や不正を糾す気持ちが燃え上がる、そういうものを持っているということであろうと思う。このことを彼はものすごい枚数とリアルな描写で示した。





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Last updated  2006/01/25 07:50:50 AM


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