ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

2009年02月13日
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テーマ: 海外旅行(8097)
カテゴリ: ジュネーブ近郊

博物館の見学を終えると時刻も1時を回りました。


コシャリ
コシャリ店はガイドさんの候補店リストになかったらしく少し渋い顔。

「ビュッフェのレストランはどうですか?」

と提案されましたが、事前に旅行代理店の人に食べたいものがあればガイドさんにリクエストしてください。と言われていたので 「出来ればコシャリ」 と(かなり)強く希望しました。
ガイドさんはカイロに家があるわけではないのでお店がわからず、結局運転手さんオススメのお店へ。

連れて行ってもらったお店は アブー・ターレク。
ガイドブックやホテルのカイロの部屋にあるカイロの観光地図などにもコシャリ店として掲載されている有名店です。
と言っても特に観光客向けという店ではなく客のほとんどは地元の人。テイクアウトのある1階では、コシャリを買いに来た人で戦場のようにごった返しています。

我々は戦場の1階を避け、階段を上がって2階の席に。ここではウエイターが注文を取って料理を運んできてくれます。
まあ、料理と言ってもここはコシャリと2種類のデザート(ミルクプリンかライスプディング)しかないので、コシャリの普通サイズとデザートを注文しました。
運転手さんもガイドさんも一緒。
コシャリと聞いて最初しぶっていたガイドさんも、店に入ると

「コシャリは久し振り。今日食べられると思わなかった。」

なぜか上機嫌。運転手さんはもとよりニコニコで上機嫌だし。

ひょっとしたら連れて行ったコシャリ店が滅茶苦茶汚くて、苦情言われたり、食中毒でも起こされたら・・・と考えていたのかも(^^;)。
その点、アブー・ターレクは店内も清潔で明るく、雰囲気はマックなどのファーストフード店とさほど変わりません。
それでガイドさんも安心したのかも。

【エジプト】コシャリ

コシャリ名門店アブー・ターレクのコシャリこれにトマトソースをかけていただきます

コシャリは、安い!早い!旨い!の三拍子そろったエジプシャンファーストフード。

で、中身は一体何かと言えば、小さいサイズのパスタ、米、刻んだスパゲッティなどの上に、フライドオニオン、ひよこ豆、レンズ豆などをのせ、トマトソースをかけたぶっかけ料理。

好みで酢やシャッタ(唐辛子ソース)を加え、混ぜていただきます。

おいしいんですよ~これが。お値段も安く、コシャリとデザート、飲み物で一人分10エジプトポンド(約200円)程度でした。

難点は量が多いので途中で飽きること(笑)。でも、数日経つとまた食べたくなってしまう魔の料理(^^;)。

ここのお店はデザートも美味しかったです。考古学博物館からも近いですし、コシャリを食べるならオススメです。


 ●旅行一口メモ

子連れがカイロの町を公共交通機関と徒歩で見て回るのは 無理 です。

広い道路には歩道橋などは全くなく、
信号は滅多にない(あっても機能していない)
車線はない(あっても機能していない)
横断歩道もほとんどない(あっても機能していない)
という状態。

歩行者は走る車と車の間を縫ってタイミングを計り、強引に渡っています。車はスピードを落とすだけで停まってくれることはまずないので、もしも横断タイミングを間違えたり、横断の途中で転んだりしたらきっと轢かれます(^^;)。

自分だけならまだしも、この状態の道路を子連れで渡ることは命がけのチャレンジで、とても人に勧められるものではありません。

また公共交通機関のバスに関しては、大型バス、小型バスとあって本数はかなり多い様ですが、はっきりしたバス亭の印がなく(人が道路に溜まっている場所がバス亭らしい)、行先とバスナンバーはアラビア語のみ。その上乗り降りはスピードを緩めるだけで停止などしてくれませんから、走りながら乗り込む感じです。これも子連れの利用は困難でしょう。

子連れの場合はタクシーや車をチャーターするか、観光客向けの市内バスツアーに参加するのが無難と思います。

なお、ルクソールくらいの町では徒歩でも全く大丈夫です。






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最終更新日  2009年02月13日 07時29分50秒
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