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2013.02.07

福島民報ふるさと記者会へ

郡山ビューホテルアネックスにて開催されました。

県中地区のふるさと記者３７名の参加があり、
今回は郡山など県中地区に避難している浪江や
富岡の記者さんの参加もありました。

福島民報社の鈴木久氏の挨拶の中で昨年は、
一連の原発事故報道が評価され2012年度の
日本新聞協会賞（企画部門）を受賞したと
言う報告がありました。

各地区での活躍の報告をして頂きました。
その中からいくつかを紹介させて頂きます。

都路町の女性記者さんのお話です。
都路町は原発から２０～３０キロ圏内の為、
全世帯避難しています。
昨年から避難解除地区に指定され除染も
進んだと言う事で、現在では老人の方が
約７００人ぐらい帰村しているそうです。

「本当に帰って大丈夫なのか？」っていう
不安はあります。でも事故当初は、
「大変ですね。」って同情してくれました。

とか「いいよね！」って言われてしまいます。

仮設住宅での生活は、本当に大変です。
家族が多い家では、家族内で問題が起き
「家族崩壊」が起きそれなら私らはと
家に帰ってるそうなんですよと涙ながらに

私達は好きで避難している訳ではありません。
つらい思いをして「うつ」になっている方
も多くいます・・・。
元に戻して下さいと言っても無理な事は
わかります。
私達はふるさとへ帰りたいだけなのですよ。

私は定年後、自分の所で米や野菜を作ると
皆んな喜んでもらってくれました。
ところが原発事故後は、誰もほしいという人が
いなくなってしまいました。

今は田畑が荒れない為に耕していると言います。
何とも悲しい話です。

最後に話して下さった田村市の方のお話です。
「仮」ってつくもの「仮設住宅」「仮の町」
「仮置き場」などという「仮」の字がつくものが
無くなった時に始めて原発事故の収束だと思う。と

さらにおまけのお話です。
三春の記者さんが話してくれた中学生の話です。
現在、米軍の沖縄基地問題が騒がれています。
その中学生のアイデアです。

米軍基地を原発周辺地域に移転したらいいだろう
というアイデアです。
そうすれば徹底的に除染してくれるし、原発の
収束にも協力してくれます。
ぜひ、国に提案して実施したもらいたいものです。

原発はの本家本元はアメリカなんですから！
一番良い方法だと思いますよ！

◆　ふるさと記者の方々