時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

PR

×

Profile

風竜胆

風竜胆

Favorite Blog

今朝の地震で少し進… New! ブラジョンさん

陰の実力者になりた… New! じらーるぺるごーさん

気まぐれんな旅行屋… 富士家のぱこさん
マークス・ストーリー マークス5406さん
パパだって見たいん… 大希・大我のパパさん

Archives

September , 2026
August , 2026
July , 2026
June , 2026

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

February 13, 2006
XML
テーマ: 徒然日記(25401)
 大学時代、私の昔からの友人も、大学に通うために同じ街に来ていた。彼は、寺の跡取り息子なので、僧侶になる勉強をするために、仏教系の大学に通っていたのだ。

 時々会っていたが、人の顔を見ると、いつも女の子の話しかしない。それ以外の話題を聞いた記憶がない。しかも、いかにも自分がもてもてのような感じでしゃべっていたのだ。そのわりには、いつも今度合ハイ(女子大と女の子たちと行く「合同ハイキング」のことです。合コンは最近でも使うけど、合ハイってどうなんだろう。)やろうと、人にけしかける。そんなにもてるんなら、合ハイなんて必要ないだろうと思うのだが。もう一回念押しすると、彼は寺の跡取りである。立派な坊さんになるために、勉強をしに来ているのである。

 さて、この寺の息子、ある時、ちょっと来て手伝って欲しいことがあると電話をかけてきた。行ってみると、食事をおごるから、卒論を手伝ってくれと言う。何をするのかと思ったら、いきなり浄土真宗関係の書籍を渡され、使えそうなところを抜き出してまとめてくれとのこと。皆さんはもう知っていると思うが、私の専攻は電気工学である。いくらありがたい親鸞様のお言葉でも、そうすぐに、内容が頭の中にすうっと入ってくるわけがない。そのうえ、彼が、どんな論旨で論文を書くつもりかも分からないのである。(多分、本人も何も考えてなかったと思うが)

 それでも、まあ、適当に書いて渡したが、後でしっかりカップラーメン1杯おごってもらった。私も本当に人がいいですな。その2年後には、彼の弟の卒論も同じように手伝うはめになろうとは、その時点では知る由も無かったが・・・

 その後、彼がどのような卒論を仕上げたかは知らないが、ともあれ、その彼も、いまは立派な住職になっている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  February 20, 2006 09:58:16 AM
コメント(4) | コメントを書く
[(不定期連載)思いでシリーズ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: