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March 4, 2006
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 どうも最近、このブログの本来の趣旨(あったのか?)から外れているような気がするので、今日は、趣旨に沿った話題をひとつ。

 皆さんは、工事担任者という資格をご存知だろうか?

 工事担任者とは、通信関係の資格の一つで、端末設備又は自営電気通信設備を接続するときに必要となる国家資格である。

 (電気通信事業法第71条第1項)
「利用者は、端末設備又は自営電気通信設備を接続するときは、工事担任者資格者証の交付を受けている者(以下「工事担任者」という。)に、当該工事担任者資格者証の種類に応じ、これに係る工事を行わせ、又は実地に監督させなければならない。」

 私は、アナログ1種とデジタル1種の資格を持っているが、この資格者制度が、最近大幅に変わったのである。

 なにが変わったのか、試験機関である(財)日本データ通信協会のホームページで知らべてみると、以下のように書いてある。

(日本データ通信協会ホームページより抜粋)
「資格者証の種類と工事の範囲が全面的に見直され、これまでのアナログ種及びデジタル種からAI(アナログ・ISDN)種及びDD(デジタル・データ)種へと新しい資格種別に改正されました。さらに、試験科目は、「基礎」、「技術及び理論」及び「法規」の3科目であることは同じですが、試験科目の内容に「情報セキュリティの技術」、「セキュリティ関連法規」が追加されるとともに、IP電話、IP-PBXなどのIPネットワークの技術が新たに追加されるなど、「技術及び理論」及び「法規」科目の内容が全体的に最新の情報技術に即した内容に改正されました。」

旧資格者証は、改正前の資格種別の工事の範囲で、その名称とともに、改正後も有効 であるとも書いてあり、一安心である。

 でも、普通は、試験制度を変える場合は、みなし規定ができて、旧資格を対応する新資格とみなすとするのが、普通なんだけどね。例えば、私の持っている「第1級無線技術士」は、制度改正により、現資格である「第1級; 陸上 無線技術士」資格を持っているものとみなされる。しかし、今回の改正では、 新資格に切り替えるには、科目免除こそあるものの、新たに試験を受ける等が必要 であり、新旧両資格を、別のものとして扱っているのである。

 また、電気通信事業法改正に付随して、工事担任者規則も改正され、「工事担任者資格者証の交付を受けた者は、端末設備等の接続に関する知識及び技術の向上を図るよう努めなければならない。」(第38条第2項)ということが新たに決められたのである。

 ということで、「知識及び技術の向上」に努めるため、新しい資格者証に切り替えるべく新制度での試験を受けて見ることにした。

 とりあえず、「アナログ1種」と「デジタル1種」を持っていればもらえる「アナログ・デジタル総合種」資格を申請し、新資格の「DD1種」を受験して、

 「アナログ・デジタル総合種」資格+「DD1種」合格

    ⇒ 「AI・DD総合種」資格

をゲットする事にしたのである。

 しかし、「アナログ・デジタル総合種」と「AI・DD総合種」の何が違うのかと言うと、「工事の範囲については新旧総合種での差異はありません。」とあり、意図のよく分からない改正である。





DD1・2種予想問題(2005秋)





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Last updated  July 6, 2006 06:40:22 PM
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