時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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January 30, 2008
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「いいわけ劇場」 (群ようこ:講談社)だ。実は、この本、かなり以前に買って読んでいたのだが、ついブログに感想を書きそびれていた。結構多くの本を読むのだが、読むそばから内容を忘れてしまう。それでも、ブログに記事を書いておけば、後で読んだときに、なんとなく思い出すのである。やはり、アウトプットということは大事である。

 それでも、その時の忙しさや体調、内容への興味度合いや理解度の深さなどで、感想を書きそびれることも結構ある。この本も、そんな中の一冊である。実は、私は、買った本は、すぐ取れる場所に箱などに入れて積んでおく。この文字通り積読状態の本を、読んでブログに感想を書いたものから、本棚などに仕舞い込むことにしている。つまり、読んだ本は、さっさとブログに感想をアップしないと、部屋がいつまでも片付かないということだ。

 と言う訳で、読んだ本はさっさと片付けようと、感想を書こうとしたら、案の定、内容をすっかり忘れてしまっている。結局、最初から読み直してしまった。

 さて、話を元に戻すと、この本は、なにかにこだわりを持っている、ちょっとトホホな人たちの人間模様を描いた短編小説集である。出てくるのは、厚化粧がやめられない女性、食うことに、至上の喜びを見出す一家、動物への餌やリが生きがいの老人など、案外身の回りに居そうな人ばかりである。作者は、このトホホな人たちを、ユーモアたっぷりに描いており、読んでいると思わず笑いがこみ上げてくる。しかし、その後に、人間の哀しさのようなものが漂ってくるのであるが。


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「いいわけ劇場」(群ようこ:講談社)



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Last updated  March 21, 2008 07:18:16 AM コメント(8) | コメントを書く
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