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August 29, 2017
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テーマ: TVドラマ(110)
カテゴリ: ドラマ
あらすじ

2015年、『マイ・ロアノーク・ナイトメア(ロアノークの悪夢)』テレビシリーズは好評を博し、最終回は全米で2300万人の視聴者数を獲得した。NFL中継、『 Empire 成功の代償 』『 ウォーキング・デッド 』を凌ぐ視聴率を叩き出したことでテレビ局は続編の制作に乗り出した。プロデューサーのシドニー・アーロン・ジェームス(シャイアン・ジャクソン)はネットワーク局の重役たちに『ロアノーク2(リターン・トゥ・ロアノーク)〜地獄の3日間』は3日間のブラッド・ムーンの期間、再現俳優と当事者たちが同じ館の中で生活するリアリティショーにしたいと構想を語った。

■ブラッド・ムーン10週前
シドニーは出演を拒むシェルビー(リリー・レーブ)にインタビューを試みた。シェルビーはテレビ放送後自宅のドアにナイフを突き刺されるなど悪質な嫌がらせにあっており、しかもマット(アンドレ・ホランド)との夫婦関係が蹉跌していることを告白する。別居の理由は彼女とマットを演じた俳優ドミニク・バンクス(キューバ・グッディング・ジュニア)が週末関係を持ったためである。マットとの関係を修復したいシェルビーはドミニクを共演させないことを条件に出演を了承する。

■ブラッド・ムーン2週前
ロアノークハウス内に定点カメラを設置、ジャンプ・スケアー(ホラー映画・ビデオに使われる技法で、イメージや大きな音で怖がらせる)装置を取り付けた。シドニーのアシスタント、ダイアナ(シャノン・ルーチョ)が超常現象の偽装に抗議していると、クルーたちが騒ぎ始めた。館の外で屠殺された豚の胎児がサークル状に繋ぎ合わされ何かの儀式が行われた形跡を発見したのだ。ポーク一家はここ数週間地域から消えているという。

シドニーはトマシーンを演じたアグネス・メアリー・ウィンステッド(キャシー・ベイツ)にインタビューする。アグネスはテレビ出演後ハリウッド大通りで刃物を振り回し、施設に6ヶ月間入所していた。



「Eニュース」の司会者クリスティン・ドス・サントス( @KristinDSantos  本人)にインタビューされたリー・ハリス(アディナ・ポーター)は、義母は裁判でフローラの養育権を争うつもりであるが、自分は無実であり世間から殺人犯呼ばわりされることに傷ついていると胸の内を語った。

テレビ局の法律顧問は全員免責同意書に署名させたため、収録中リーが殺人を犯してもテレビ局の法的責任は発生しないと言う。それよりもリーを演じた女優モネ・ツムシーメ(アンジェラ・バセット)を危惧していた。彼女はアルコール依存症の治療中であるため故意に酒を渡せば責任を問われる。

大道具スタッフがチェーンソーで自分の頭部を切り落とす事故が発生。撮影続行を指示するシドニーに落胆したダイアナは車で現場を離れるが、帰り道後部座席から現れたピギーマンに襲われ車は大破。車内カメラに残った映像は回収されたが彼女の遺体は忽然と消えていた。

シェルビーを演じた英国女優オードリー・ティンダール(サラ・ポールソン)と、エドワード・フィリップ・モットを演じたローリー・モナハン(エヴァン・ピーターズ)は最近結婚したことを明らかにする。2人がロアノークハウスに到着すると、窓の外の不審な人影が窓を叩き一同はアグネスが来ているのかと騒然とする。狙っていたサターン賞をオードリーに受賞され、アグネスはナイフを持ってオードリーの家に押しかけたこともある。

夏の間8週間撮影していて霊など見なかった、と笑い合う俳優たちにマットはブラッド・ムーンは10月だと警告する。空には赤い月が出ていた。



ロアノーク2(リターン・トゥ・ロアノーク)〜地獄の3日間〜

モネがキッチンで飲酒を始めた頃、廊下のカメラはリーの後ろに全身焼けただれた黒人男性を捉えていた。

番組を盛り上げるためにシェルビーとの約束を反故にしシドニーが送り込んだドミニクがロアノークハウスに到着した。激昂して飛びかかるマット。玄関ホールで出演者たちが仲裁している間、2階ではオードリーが浴室でピギーマンと遭遇し裂帛の声をあげる。助けに向かったローリーは2人の看護師に刺し殺された。マットは壁の「MURDE」が「MURDER」に変わっているのを発見する。RはRoryのRだった。



■ブラッド・ムーンの3日間で出演者たちは謎の死を遂げた。たった一人を除いて。







感想

今回、第6話(第6章)のディレクターはアンジェラ・バセット(再現VTRリー・ハリス役で、今回モネ・ツムシーメ役の女優。アメホラには演者としてシーズン3から参加しています)。制作は今回初参加ですが、良いですね! 特にアグネス(キャシー・ベイツ)のインタビューシーン。「俳優の役目は等身大の人間を見せることよ。私やあなたと同様彼女(ブッチャー/トマシーン)にも欲望や弱みがある」


『マイ・ロアノーク・ナイトメア』の視聴者数は2300万人だったそうですが、今回(第6話)の視聴者数は248万人でした(アメリカで)。
ちなみにアメホラ最多視聴者数は シーズン4(フリークショー) の初回613万人。
レディ・ガガ( シーズン5 )超え。
シーズン3魔女団 )が面白かったから続けてみる、とか評判が良かったから見てみるって人が多かったんだと思います。

台所にジャンプ・スケアー、ビックリさせる装置を入れてましたが、シーズン1の撮影時の出来事がヒントになっていそうです。ライアン・マーフィーと共同制作者のブラッド・ファルチャックが管理人に聞いたところによると、ドラマ(シーズン1)に登場する建物には昔から様々なタイプの幽霊が棲んでおり、その中でも足のない男性の幽霊がしょっちゅう鍵を盗むなどの悪さをするそうで、マーダーハウス撮影中にもいきなりハロウィンの飾りが壁へ向かって吹き飛ぶなどの不可解な現象が起きたらしい。

シーズン1の第2話にも看護師グラディスとマリアの話が出てきます。1968年、殺人鬼フランクリンが血まみれで「手当てをお願いできませんか」と看護学生寮のドアを叩き、親切心で鍵を開けた学生たちを殺害したエピソード。これには元になった事件があって、1966年7月13日深夜11時、イリノイ州シカゴの看護師寮にリチャード・スペック(24歳)が侵入し8人の看護師を殺害した、というものです。フィリピン人看護師コラソン・アムラオがベッドの下に隠れて難を逃れ、朝になるのを待って近隣に助けを求めて事件発覚。犯人に対する熱狂的な崇拝者による模倣殺人まで起こりました。
今回ローリーを殺したのはミランダとブリジット・ジェーン姉妹ですが、元になった殺人看護師はグウェン・グラハムとキャサリン・ウッド。

豚の胎児サークルを見て思ったんですが、撮り方が『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』っぽい。撮影の仕方も演者から見えないように撮影車をなるべく遠くに離したり。『ブレア〜』もリアルな俳優の表情を取るために最後の方はほとんどスタッフとの接触もなく、役者さんたちは精神的にものすごく大変だったらしいです。森の中に取り残されて。だけど制作費6万ドルで興行収入18億6000万円だよ〜ホラーって夢あるね。

前回のポーク一家の食卓は、『悪魔のいけにえ』ですね。トビー・フーパー監督8月26日に亡くなってしまいました。『悪魔のいけにえ』はリメイク(テキサス・チェーンソー ビギニング)で最初に見たんですけど、怖すぎて死ぬかと思いました。一家全員狂ってて。気失って目覚ましたら状況一個も変わってないでやんの。狂気の一家が変わらずご飯(人肉)食べてんの。あんな嫌がらせある!? 死ぬかと思った。

POV手法(ポイント・オブ・ヴュー、手持ち撮影)のホラー映画、賛否両論ですけど私は結構好きなので、今後の展開が楽しみ。出演者全員が持たされたカメラに写っているものとは。





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Last updated  August 29, 2017 05:36:29 PM
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