2009/03/04
カテゴリ： その他、芝居（ドラマ・映画・舞台）
点と点はつながり。三角形は重なり――。
ポリモルファ（多面体）を通過する『真実』という名の光は、人の目には歪んで届く。
･････････････････････････････････････････････
第七話、私には嬉しかったことがあります。
「上海～！ ケディちゃんの故郷～！ こっちは中国茶だ、飲みたいっ！」
……えっと、そこの本筋に関係ない所で興奮しまくっている自分、落ち着け（汗）。
とりあえず、上海の景色にケディ（←管理人が応援している女性タレント。元『ブラックビスケッツ』メンバー）の姿を探した自分は重傷だと思います（遠い目）。
そして心残りは『蘇州』が見れなかったこと。
当サイト小説『鬼塊術局』のモデルになった地でもあります（……前回、旅行のチャンスがあったのですが流れてしまったんですよね。残念）。
景色がとても素晴らしい（……ただ、悪臭がひどいとか。汗）場所だけに無念です。
･････････････････････････････････････････････
◆真実を追う友。
富岡……美味しいキャラが退席しちゃったなぁ（無念）。
でも彼は彼なりの正義で歩いていた人でした。
職業的な正義感と商売観念に左右された部分もあるけれど。それでも彼の本当の目的は『真実を知ること』。
止まってしまった時間の中で、前に必死に進もうと足掻き、過去に向き合おうとしてた彼。
それはルポライターと刑事の違いこそあれ、郷田と同じ想いを抱き、道を歩いていたのですね。
郷田もまた、彼の純粋な想いを理解したから。
だからこそ命がけで『友人』の命を救おうとしたのでしょう。
たとえ彼のために何度も窮地に陥れられようとも、その根底には深い共感と友情があるからこそ。
郷田は富岡を助け、その証言を信じるのでしょうね。
そして彼が捕まった今、郷田が事件を追うということは『富岡の意志』を引き継ぐことにもつながるのでしょう。
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◆「忘れろ」
新藤が富岡に迫ったことは『忘れろ』という言葉。
推測できるのは、『誰かが圧力を掛け、新藤に口止めした』ということ。
『本当は新藤は真実を知っていた。だが、知らないふりをせざるを得ず、彼が口を滑らせた痕跡も消さざるを得なかった』という可能性もあります。
それゆえに『あまりにしつこいコイツは殺さなくてはいけない』と彼が判断してしまったのかもしれません。
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◆ 兄と妹
郷田は、上海で志摩野を守ろうとします。
志摩野の立場と、自分の兄としての立場を重ねて。また、サチを危険な目に遭わせたという負い目も加わって。
せめて自分が一緒にいる間だけは、彼を守ろうと思っていたに違いありません。
だからこそ志摩野が死んだとき、『彼の死んだ理由』を真剣に探ろうとしたのでしょうね。
郷田が『自分の身代わり』と知った時、どれだけいたたまれなかったでしょうか。
それでもサチに真相を伝えようとしたのは、志摩野への最大の誠意だったのかもしれません。
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◆ 母の後悔
どうも『直接殺した』という訳では無いんですね。
自分が『不貞を犯し、娘を苦しめた』という意識と、行き場のない悲しみが、自分自身への深い罪悪感へと昇華され、さらにそれから逃れようと自分を偽った。
――そして。
恐らくは、それ以外にもう一つ、『娘への罪悪感』につながる事実を知っているのでしょう。それは間違いなく、夫に関わることですね。
夫絡みのことを黙っているのは、『不貞を働いた』という事実への、歪んだ贖罪なのでしょうか。
･････････････････････････････････････････････
◆ 二重スパイ
第六話ラスト、管理人は心の中で絶叫しました。
「二重スパイ、来たぁっ！（歓喜）」
……とりあえず落ち着け、そこの猪（汗）。
手持ちの情報を流して信頼させ、情報を得、時機を見極めて偽情報を流して混乱させるとともに去る。
そんな『二重スパイ』の役回りをかって出ちゃう舜に、管理人は完全に堕ちました（←待て）。
普段から始末書を恐れず、職権乱用で情報を得る舜。そんな彼が心から
＞「うだつの上がらない警察人生は送りたくありませんからね」
と思っているとは思えません。
そう思ってるなら、普段からもう少し賢く立ち回ってますよ。それだけの頭はありますし。
＞「会ってくれない」
その言葉は、『まだ時期ではないから』出てくること。
誰よりも賢く立ち回ることを求められるその場所で、舜はどう情報を得、それをどう用いるのか。
ビデオを見るのがとにかく楽しみです。
･････････････････････････････････････････････
◆ 自首を待つ郷田と、信じる二人
舜と丸さんの、郷田に対する態度がすごく好きです（微笑）。
悪態突きつつも、それぞれのルートでちゃんと真犯人を突き止めちゃう有能さもすごく素敵ですし。
そして、友人を自首させる郷田を見て、二人はきっと『友情を大切にできる人間ではないのか』と見直したのだと思うのです。
･････････････････････････････････････････････
しかし、これからも予断を許さない展開ですね。実力行使で口封じに動いている人間もいるようですし。
これから頑張って二週遅れを取り返さないと。
ああ、舜が楽しみでしょうが無いです（←待て）。
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多面体を描く点は、少しずつ取り除かれていく。
歪みが消えたとき、その光が映し出すのは？
ポリモルファ（多面体）を通過する『真実』という名の光は、人の目には歪んで届く。
第七話、私には嬉しかったことがあります。
「上海～！ ケディちゃんの故郷～！ こっちは中国茶だ、飲みたいっ！」
……えっと、そこの本筋に関係ない所で興奮しまくっている自分、落ち着け（汗）。
とりあえず、上海の景色にケディ（←管理人が応援している女性タレント。元『ブラックビスケッツ』メンバー）の姿を探した自分は重傷だと思います（遠い目）。
そして心残りは『蘇州』が見れなかったこと。
当サイト小説『鬼塊術局』のモデルになった地でもあります（……前回、旅行のチャンスがあったのですが流れてしまったんですよね。残念）。
景色がとても素晴らしい（……ただ、悪臭がひどいとか。汗）場所だけに無念です。
富岡……美味しいキャラが退席しちゃったなぁ（無念）。
でも彼は彼なりの正義で歩いていた人でした。
職業的な正義感と商売観念に左右された部分もあるけれど。それでも彼の本当の目的は『真実を知ること』。
止まってしまった時間の中で、前に必死に進もうと足掻き、過去に向き合おうとしてた彼。
それはルポライターと刑事の違いこそあれ、郷田と同じ想いを抱き、道を歩いていたのですね。
郷田もまた、彼の純粋な想いを理解したから。
だからこそ命がけで『友人』の命を救おうとしたのでしょう。
たとえ彼のために何度も窮地に陥れられようとも、その根底には深い共感と友情があるからこそ。
郷田は富岡を助け、その証言を信じるのでしょうね。
そして彼が捕まった今、郷田が事件を追うということは『富岡の意志』を引き継ぐことにもつながるのでしょう。
◆「忘れろ」
新藤が富岡に迫ったことは『忘れろ』という言葉。
推測できるのは、『誰かが圧力を掛け、新藤に口止めした』ということ。
『本当は新藤は真実を知っていた。だが、知らないふりをせざるを得ず、彼が口を滑らせた痕跡も消さざるを得なかった』という可能性もあります。
それゆえに『あまりにしつこいコイツは殺さなくてはいけない』と彼が判断してしまったのかもしれません。
◆ 兄と妹
郷田は、上海で志摩野を守ろうとします。
志摩野の立場と、自分の兄としての立場を重ねて。また、サチを危険な目に遭わせたという負い目も加わって。
せめて自分が一緒にいる間だけは、彼を守ろうと思っていたに違いありません。
だからこそ志摩野が死んだとき、『彼の死んだ理由』を真剣に探ろうとしたのでしょうね。
郷田が『自分の身代わり』と知った時、どれだけいたたまれなかったでしょうか。
それでもサチに真相を伝えようとしたのは、志摩野への最大の誠意だったのかもしれません。
◆ 母の後悔
どうも『直接殺した』という訳では無いんですね。
自分が『不貞を犯し、娘を苦しめた』という意識と、行き場のない悲しみが、自分自身への深い罪悪感へと昇華され、さらにそれから逃れようと自分を偽った。
――そして。
恐らくは、それ以外にもう一つ、『娘への罪悪感』につながる事実を知っているのでしょう。それは間違いなく、夫に関わることですね。
夫絡みのことを黙っているのは、『不貞を働いた』という事実への、歪んだ贖罪なのでしょうか。
◆ 二重スパイ
第六話ラスト、管理人は心の中で絶叫しました。
「二重スパイ、来たぁっ！（歓喜）」
……とりあえず落ち着け、そこの猪（汗）。
手持ちの情報を流して信頼させ、情報を得、時機を見極めて偽情報を流して混乱させるとともに去る。
そんな『二重スパイ』の役回りをかって出ちゃう舜に、管理人は完全に堕ちました（←待て）。
普段から始末書を恐れず、職権乱用で情報を得る舜。そんな彼が心から
＞「うだつの上がらない警察人生は送りたくありませんからね」
と思っているとは思えません。
そう思ってるなら、普段からもう少し賢く立ち回ってますよ。それだけの頭はありますし。
＞「会ってくれない」
その言葉は、『まだ時期ではないから』出てくること。
誰よりも賢く立ち回ることを求められるその場所で、舜はどう情報を得、それをどう用いるのか。
ビデオを見るのがとにかく楽しみです。
◆ 自首を待つ郷田と、信じる二人
舜と丸さんの、郷田に対する態度がすごく好きです（微笑）。
悪態突きつつも、それぞれのルートでちゃんと真犯人を突き止めちゃう有能さもすごく素敵ですし。
そして、友人を自首させる郷田を見て、二人はきっと『友情を大切にできる人間ではないのか』と見直したのだと思うのです。
しかし、これからも予断を許さない展開ですね。実力行使で口封じに動いている人間もいるようですし。
これから頑張って二週遅れを取り返さないと。
ああ、舜が楽しみでしょうが無いです（←待て）。
多面体を描く点は、少しずつ取り除かれていく。
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2009/03/04 08:52:17 PM
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