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2005/02/20
テーマ： 心のままに独り言(8866)
カテゴリ： プライベート他
朝、なにやかやを済ませ、着付けに入る。
後妻さんも妹も全然なので、親戚美容師さんと私の２人で
後妻さんと妹を着付けた。
私は帯だけ手伝ってもらった。
Ｋ伯母さんが、以前帰省した時も押しかけてきてなんで子どもを作らないのかと（若い男と30過ぎて結婚できたのは「できちゃったからに違いない」と噂をふりまいていたらしい）しつこく３０分近くあれこれ言ってきたのだが、今回もまた近寄ってきて、私の半襟の出し方をもっと細くしろと言い、手を入れてきた。
やだよ。そんなダサクて古くさい着方は。
しつこかったが断り、元の幅に戻した。
式が始まると、葬送会館の司会者が父の名前をしっかりと間違えて読んでいた。
２回目もきっちり違う読み方だったので、これじゃ父も心残りだろうと思い、
読経の後、今日は妹が、参加された方々にごあいさつをした。
私は浦島太郎状態で状況わからなくて役に立たないのもあるけれど、乞われても辞退するつもりだった。
なぜなら私はウソがつけないからだ。
きっとこう言う。
本人は幸せだったろうと思います」
そうとしか言えない。
名前を間違えた司会は最後までちゃらけた声で、おまえこの仕事辞めた方がいいよと感じた。
一転、焼き場の担当者は、すごい素敵だった。
思いやりのこもった表情で、細やかに接してくれ、
「私が死ぬ時もこの人に担当して焼いてほしい～っ(≧o≦)」って思ったくらいだ。＜オイオイ
焼き上がった時、喪主（＋近親者）だけが呼ばれ、最初に窯から出して確認があった。
後妻さん（喪主）と妹と私の３人で立ち会った。
１時間ちょっと前に入れた時は、人の姿をしていたのが、
きれいに骨だけになっている。
あの父が、今は骨だけだ。
これが人間というものか・・・。
人生はこんな風に終わるのか・・・。
親戚みんなで骨壺に入れる。
死というものは、子ども心にどんな風にとらえられるのだろう。
確かに自分が知っている人、この間まで生きて動いていた人、
その姿が変わっていく課程で、
どのように心に落としていくのだろう。
外に出ると、小雪がちらついていた。
父の家に着く。
この家に来るのは、まだ２回目だ。
前回も驚いたのだが、今回は前回に増してゴミの家になっていた。
電気も1/3くらい電球が切れたまま。
「替えてあげようか」と言ったが、電球がなかった。
テーブルの上は汚れが固まり、ずいぶんそのままにされてきたのだろう。
カピカピにこびりついている。
モノの置き場もない。
老人の世帯とは、こうなってしまうのだろうか。
お金はあるのだろうから、家事サービスを頼んで掃除してもらいなさい、と後妻さんに言った。
娘にも何か食べさせなくてはいけないから、妹に車でコンビニへ連れて行ってもらい、おでんなどを買って帰った。
モノを片づけ、テーブルをふき、レンジであたためて食べた。
寒い。ストーブの灯油がうまく入れられないのだという。
後妻さんは要領も悪い人で、足下もふらついている。
私が灯油を入れ、少しずつ暖かくなった。
冷蔵庫とキッチンを少し整理してあげた。
腐ったものや使えないものが山ほど溜まっていたから。
刺身についていた醤油の小袋とかが何十も・・固まったように古くなっていたり。
勝手に何かを捨てると、父が怒るらしい。
だから、いない時間も、家の中のモノすら自由にできないのだ。
話していると、後妻さんも父に殴られていたのだという。
なのに、なぜこの人は「すてきな人でした」と言ったのだろう。
わからない。
妹は、父にもらった家の修理代まで父に出させていたのだという。
それから、父の会社を継いだのだそうだ。
てことは、あの商業ビルも会社名義で妹が丸取りかぁ～？
かんべんしてくれよ。
妹が翌朝来たので聞いたら、「パパに継げと言われたから」だと。
昔から口がうまい子なので本当のところはわからない。
遺産、どうなるのだろう・・・。
税金もデカイだろうし・・・。 不安だ。(- -;)
後妻さんも妹も全然なので、親戚美容師さんと私の２人で
後妻さんと妹を着付けた。
私は帯だけ手伝ってもらった。
Ｋ伯母さんが、以前帰省した時も押しかけてきてなんで子どもを作らないのかと（若い男と30過ぎて結婚できたのは「できちゃったからに違いない」と噂をふりまいていたらしい）しつこく３０分近くあれこれ言ってきたのだが、今回もまた近寄ってきて、私の半襟の出し方をもっと細くしろと言い、手を入れてきた。
やだよ。そんなダサクて古くさい着方は。
しつこかったが断り、元の幅に戻した。
式が始まると、葬送会館の司会者が父の名前をしっかりと間違えて読んでいた。
２回目もきっちり違う読み方だったので、これじゃ父も心残りだろうと思い、
読経の後、今日は妹が、参加された方々にごあいさつをした。
私は浦島太郎状態で状況わからなくて役に立たないのもあるけれど、乞われても辞退するつもりだった。
なぜなら私はウソがつけないからだ。
きっとこう言う。
本人は幸せだったろうと思います」
そうとしか言えない。
名前を間違えた司会は最後までちゃらけた声で、おまえこの仕事辞めた方がいいよと感じた。
一転、焼き場の担当者は、すごい素敵だった。
思いやりのこもった表情で、細やかに接してくれ、
「私が死ぬ時もこの人に担当して焼いてほしい～っ(≧o≦)」って思ったくらいだ。＜オイオイ
焼き上がった時、喪主（＋近親者）だけが呼ばれ、最初に窯から出して確認があった。
後妻さん（喪主）と妹と私の３人で立ち会った。
１時間ちょっと前に入れた時は、人の姿をしていたのが、
きれいに骨だけになっている。
あの父が、今は骨だけだ。
これが人間というものか・・・。
人生はこんな風に終わるのか・・・。
親戚みんなで骨壺に入れる。
死というものは、子ども心にどんな風にとらえられるのだろう。
確かに自分が知っている人、この間まで生きて動いていた人、
その姿が変わっていく課程で、
どのように心に落としていくのだろう。
外に出ると、小雪がちらついていた。
父の家に着く。
この家に来るのは、まだ２回目だ。
前回も驚いたのだが、今回は前回に増してゴミの家になっていた。
電気も1/3くらい電球が切れたまま。
「替えてあげようか」と言ったが、電球がなかった。
テーブルの上は汚れが固まり、ずいぶんそのままにされてきたのだろう。
カピカピにこびりついている。
モノの置き場もない。
老人の世帯とは、こうなってしまうのだろうか。
お金はあるのだろうから、家事サービスを頼んで掃除してもらいなさい、と後妻さんに言った。
娘にも何か食べさせなくてはいけないから、妹に車でコンビニへ連れて行ってもらい、おでんなどを買って帰った。
モノを片づけ、テーブルをふき、レンジであたためて食べた。
寒い。ストーブの灯油がうまく入れられないのだという。
後妻さんは要領も悪い人で、足下もふらついている。
私が灯油を入れ、少しずつ暖かくなった。
冷蔵庫とキッチンを少し整理してあげた。
腐ったものや使えないものが山ほど溜まっていたから。
刺身についていた醤油の小袋とかが何十も・・固まったように古くなっていたり。
勝手に何かを捨てると、父が怒るらしい。
だから、いない時間も、家の中のモノすら自由にできないのだ。
話していると、後妻さんも父に殴られていたのだという。
なのに、なぜこの人は「すてきな人でした」と言ったのだろう。
わからない。
妹は、父にもらった家の修理代まで父に出させていたのだという。
それから、父の会社を継いだのだそうだ。
てことは、あの商業ビルも会社名義で妹が丸取りかぁ～？
かんべんしてくれよ。
妹が翌朝来たので聞いたら、「パパに継げと言われたから」だと。
昔から口がうまい子なので本当のところはわからない。
遺産、どうなるのだろう・・・。
税金もデカイだろうし・・・。 不安だ。(- -;)
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Last updated
2005/03/08 11:18:39 AM
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マザハラ、男の家事・育児（主夫）、ワークライフ・バランス、パートナーシップ、イジメ、PTSDについてのNavi Cafe。百世安里（ももせ・あんり 旧/瑛衣乎）、著作家、講師
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