この地球の、同じ時間を   *百世のカフェ・ルーチェ*

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2011/09/23
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テーマ: 心の病(7260)
カテゴリ: カテゴリ未分類
いま毎週、日本メンタルヘルス講座に通っているのですが、
昨日、ドキッとする実験結果を聞きました。

        ~*~

子猿を、2つの人工母猿を使って育てる実験です。

<実験1>
Aは、金属製の母猿で、
生きるのに必要なミルクが飲めます。

Bは、スポンジ製の母猿で、さわると柔らかい。

その2つの母猿の間に子猿を置くと・・・





Aでミルクだけ飲むと、
あとはずっとBに抱きついていたそうなんです。

金属製の母猿は冷たいんですね。
そこから、 「スキンシップが必要」 だとの結果を得たそうです。


<実験2>
そこで今度は、AB2つの母猿を遠く離し、
移動が困難な障害物とかも置いたそうです。

生存とスキンシップと、どちらを選ぶか?

いくらなんでも、この状態では、
生存に必要なAのもとにいるのではないかと。






たとえ移動に半日くらいかかるほど障害物があろうとも、
子猿はAでミルクを飲んだ後、
Bへと戻っていったそうです。

どんなに困難でも、スキンシップは欠かそうとしない、
「スキンシップは生存と並ぶくらい重要」 であることが



<実験3>

そしてさらに。

ABを2つのケージに分け、
それぞれに子猿を入れ、

天敵であるヘビのおもちゃを入れたそうです。

すると・・・・


Aのケージでは、
子猿はヘビにおびえ、
部屋のすみに逃げ込んだまま
動こうとしませんでした。

Bのケージでは、
子猿はスポンジの母猿に抱きついて
うしろに隠れました。

そしてしばらくしてヘビが動かないのを見ると、
好奇心を感じて、近づいて行ったそうです。


ここからわかるのは、
「守ってくれる安心感、信頼できる相手」がいれば、
怖い目にあっても、帰るところがある。


すると、 「チャレンジができる」 ということです。



もちろん、親からそういった安心感を与えてもらえれば、
それは申し分ありません。

けれども、そうではない場合も多いことでしょう。
私もそうです。

だからといって、
ダメなわけではありません。

もう一度、自分で自分をケアし、
生まれ直していきましょう。(^_^)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


そんなわけで、
9/30(金)のワークショップ前の講座では、
「親子関係とダブルバインド」 をテーマにしようと考えています。

過食&拒食も、ここから来るそうです。

くわしくは・・・

心と自分を大切にするエクササイズ
~トラウマ解凍ワーク~
http://blog.goo.ne.jp/momose1000



もしも心の底に、
忘れられない出来事があって、
ほんの少し重荷になっているなら。





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Last updated  2011/09/24 03:15:50 AM


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