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あ~忘れもしない、2006年5月。ボルドーでラトゥール、ムートン、オーブリオン、パルメ、フィジャックを訪問し、樽で熟成中の2005年ヴィンテージのワインを試飲し、そのすっごい美味しさに毎日朝から晩まで小躍りしていた日々。そして2005年はプリムールを買っておくべきだ!!と確信したあの時。そしていざプリムールの価格が発表された時の落胆(涙)。た、た、高い~~~、高すぎる。5大シャトーはすべて10万円に近いか超えている。確かに素晴らしい出来だと本場でも大変な話題になっていた。マーケットも広がり、おそらく有名シャトー物は今までより値上がりするだろうとは思っていた。でも高すぎる。一部の超有名ワイン物は尋常ではない値段。届くまでにあと2年、飲み頃にはそのあと10年。そんな気の長い話に付き合っていられない、と諦めればいいものを、2年後にはもっと高くなって市場に出るのだと思うと、やっぱり買っちゃうんです。待ち合わせは30分も待てないくせに、15年待つ覚悟で買っちゃいました。そして続々私の手元に今届いてきています。1本1本ラップで包み直し、セラーのどこに入れるかあれこれ考え、毎日ニヤニヤ、仕事が終わるとそそくさと家に帰り、セラーを眺め、ワインに話しかける日々。家族は不気味がります。でもこれから飲み頃になるまでそんな楽しみをもらったと思えば、まだ飲み頃ではないワインを買って待つ、っていうのは、マゾっぽいけど楽しみかもしれませんね。ちょっと早いけど1本空けてみなよ~、ともう一人のサドな私が話しかけてきます。あ~楽しい。※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年04月19日
毎月やっている飲ん兵衛達とのワイン会。セミナーとはなっているものの、なかなか高いワインは1人で飲むにはもったいない、幸せは皆で分かち合うべし!と毎回テーマを決めては日頃から飲みたかったワインをチョイスしている。この半年あまりのテーマはブルゴーニュ。北から村を下りながら飲んでいて、今回はシャンボール・ミュジニー村。言っているだけで幸せになる響きだと思いませんか。これにレ・シャルムとかレ・ザムルーズなんて1級畑名がついていたら、ラベルを読みながら涙ぐんでしまいますよ。そしてまさかミュジニーなんていわれた日には、そのあまりに数の少なさに、いえいえ、手の出ない高嶺の花のグランクリュ畑様にひれ伏してしまいます。いずれもこの村のワインはエレガントで繊細といわれますが、だからといって軽いわけではありません。しっかりとした酸と美しいタンニン分とミネラルのバランスがとれ、飲み頃にはやはりある程度の年月を必要とします。また熟成するとそのなめし皮のエキゾチックな香は他の村よりもセクシーに感じます。暖かくなってきたこの頃、フルーツのソースを使ったお料理などには最高にあうのではないでしょうか。※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年04月19日
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