川本美器のお買い物ブログ

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2011年04月12日
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関西も桜満開です!お花見に行きたいのはやまやまなのですが、時間がないので家の窓から山を見上げて桜を愛でている毎日です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

僭越ながら本日は、焼酎アドバイザーかつソムリエ協会認定ワイン資格を持つ私が、この季節~初夏にぴったりなワインギフトをご紹介させて頂きます。
むしろ、焼酎以上に日々の仕事柄ワインのコンシュマーリサーチと試飲は怠りないというのはオフレコで……。
ワインもさまざまありますが、ここは敢えてのロゼワイン。
「ロゼは甘いんじゃない?」「ロゼは女性向きだけどね」という先入観は取り払って頂きたく思い、セレクトしました。

一本目はフレッシュパワフル系。

「レ ゾー・ド プピーユ」

ボルドーはコート・ド・カスティヨンの新星フィリップ・カリーユ氏が造る「プピーユ」のロゼです。
あのワイン漫画『神の雫』にも紹介されていますが、その前に知人のワインバイヤーさんから「このボルドーいいよ」とすすめられて99年のプピーユを買いました。

。。。なんでケース買いしなかったのかと!
そのくらい美味しかったんです。
実はフィリップ氏にも一度お目にかかったことがあるのですが、氏は大の日本好き。今までに二十回くらい来日されてるとか。
大柄ですがとても優しそうで、でもスマートな紳士でしたよ。
「レ ゾー・ド プピーユ」は、チェリーのようなアロマにほんのりストロベリーとフレッシュな赤い野菜の香り。色味も少し濃いめのサクランボのようなカラーです。
軽くプレスしただけとはいえ、ガッツン濃い味の後味のいい辛口ですよ。余り冷やし過ぎない方がいいかも。
合うお料理は、魚介類よりもむしろ若鶏や鴨のロースト。コック・オー・ヴァンでもいけそうです。トマトソース系のパスタもおすすめです。和食では、鴫焼や照り焼きもぴったり。

二本目は、エレガンス系。

「ブリュノ・クレール マルサネ ロゼ」

これは、ロゼのイメージをガラリと変えてくれる一本です!
あの田崎眞也さんも絶賛したエレガントなロゼワイン。


マルサネ村は銘醸地ブルゴーニュ・コート・ド・ニュイの最北端。
ブリュノ・クレールは中でも随一の作り手です。
輝きのあるきれいなサーモンピンクです。
果実味豊かな香りはストロベリーのよう。口に含むと芳醇なコクが広がっていきます。
酸味は柔らかく、ミネラル感があってバランス良く、とても後味ものどか。キンキンに冷やしすぎず、冷蔵庫やクーラーで冷やしたあと、少しずつ温度が上がっていくのを楽しむのもいいですよ。香りがパーッと華やかに広がります。

桜を見ながらの外飲みにもいいですね。
合うお料理は、ありきたりですがサーモンのタルタルやホタテ。炙りサーモンも引き立ちますよー。

三本目は、フェロモン系。

「サンタディグナ カベルネ・ロゼ レゼルヴ」

スペインの名門ミゲル・トーレスがチリで展開する「ミゲル・トーレス チリ」。
カベルネ・ソーヴィニヨンという赤ワイン用品種をこうも惜しげもなくロゼに使うとそうなっちゃうんだ!と感動の味です。
色は濃いサクラ色。
まず、香りでノックアウトされます。
バラみたい。いや、ハイビスカスのよう。甘い香りに誘われて一口飲むと、クランベリージャムを思わせる香りが口に広がります。
明るい南米の太陽をいっぱいに受けて育ったブドウの旨みが生き生きはじけます。
フェロモン系なのに健康的。後味もすっきり。
こちらは前者二本よりさらにキリッと冷やして飲むと違った味わいになりますよ。
少し塩気のある、プレーンなチーズや生ハム、ソーセージなどにぴったりです。

いかがでしょうか、初夏向きすっきり辛口ロゼワイン。
いずれも美味しいのにリーズナブルなのがいいところ。
私の好みもともかく、これは市場調査済み。
ワイン通の方にも、ビギナーの方にも満足していただけること間違いない三本だと思います。





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最終更新日  2011年04月12日 22時15分25秒


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