ビビの皮膚の状態ですが、抗菌薬 Enrofloxacin(エンロフロキサシン)の効き目が薄れてきたのか、彼の体力不足なのか、一向に良くなる感じがありません。
抗菌薬と併せて飲ませていた、アレルギー症状をおさえる小児用飲み薬(抗ヒスタミン剤配合)のBenadryl(ベナドリル)の効き目も弱くなってきたと感じたので、同じ小児用飲み薬で Fexofenadine(フェキソフェナジン)が主成分になっているものに変更しました。

これらの薬が無ければ、もっと悪くなっていたことでしょうから。。。あとは、回数を増やして、少しでも痒みと不快感が軽減できればと思います。
幸い、食事は自分の意志で食べてくれます。
ただし。。。土曜日から左手をかばうように歩き、だんだんと着地しないようになりました。
今は、ハウスで寝ている時も、左手が下にならないように横たわっています。
皮膚が弱くなっているので、極力、ビビをかまい過ぎたりせず、抱っこも控えていますが、さすがに様子がおかしいので、抱っこして確認してみました。
外傷(掻きすぎて擦過傷→皮膚がひび割れて痛い、もしくは腫れている)かな?と予想していましたが。。。予想は外れました。
たぶん腫瘍です。
まだ小さいですし、ビビの年齢から考えると進行は遅そうですが。。。腕の付け根にあるので、力が入らないようでした。
老齢で足腰も弱くなっているので、歩く時に左手をつけないとバランスがとりづらいようです。
寝起きでフラフラとトイレに起きてきた時なんかは、アゴ&右手&両後ろ足で体を支えることも、しばしば。。。
もしかしたらもしかしたら、薄くなった皮膚から入ったバイ菌で化膿している(内部に膿疱ができている)の可能性もあるので、今、担当ドクターに抗生剤のサルファトリムをお願いしているところです。
左手がうまく使えなくなったビビのため、ひさしぶりにペレ団子を始めました。
ペレット、種子、ハム用お菓子、さくさくトーフ。。。これらをスリスリして細かく砕き、ピートマール(ジュース)で団子の生地をまとめます。

固いペレットを砕くのに、昨年、日本に一時帰国した時に購入したセリア(100円ショップ)さんのミニミニすり鉢が役に立ちます。
玄米ごはんを炊いた時は、数粒を団子に混ぜ込んだりします。
ここにふかしたサツマイモ、リンゴのすりおろしを入れたい気分にもなりますが、歴代ハムたちのお世話の経験上、野菜やフルーツが入るとナゼか不評です。
まとめたペレ生地を、ラップに包んで、茶巾しぼりのようにして、できあがり。
とりあえずペレ団子は気に入ったようで、嫌がらずに食べてくれました。
そのほかには、ビビの好きな野菜(パプリカ、いんげん、コーン、ブロッコリー、人参)を、すべてレンジで茹でて、水気をよく切ってから与えています。

(※この写真を撮ったときは、まだ野菜を細かくみじん切りにしていない頃です)
パプリカが好きなビビは、器用に皮を残して食べていました。
が、今週末から左手が使えなくなり、うまく歯で皮を剥いで食べられないようだったので、今はパプリカの皮を剥き、少し小さめ(3〜5ミリ)に切って与えています。
コーンも皮をいやがるので、ぷちっと中身を出してお皿に入れています。
フルーツは、甘い梨もバナナもリンゴも、なぜかあまり口にしなくなりました。
他の野菜でビタミン&水分は摂れていると思うので、特にフルーツを食べなくても良しとします。
あとは栄養補給のために、アミノゼリー、まるでプリンゼリーを少々。

(※この写真を撮ったときは、まだペレ団子を作っていなかったので、ゼリーの水分でペレットをふやかしていました→でもあまり食べてくれませんでした)
まるでプリンゼリーって、買ってから気付いたのですが、卵の成分は入っていないのですね。
本物のプリンに近いと思っていたので、開封してみてビックリ
それから、忘れてはならないスタミノール。
これも経験上ですが、スタミノールすら受け付けなくなったら、かなり危険な状態です。
ビビは真っ先にスタミノールを舐めます。。。まだ大丈夫。
あとはアクアコール(粉末イオン飲料)の粉を、全体のごはんにパラッとかけます。

アクアコールの本来の使い方は、適量を水に溶き、ジュースにして与えるのですが、ジュースだと全く見向きもしなかったので(ふたばさんですら、拒否)、ほんとはダメかもしれませんが、粉のままで「ふりかけ」のように使うことにしました。
あまりオススメはできない使用法です。。。ちゃんとジュースにして飲ませたほうがベターだと思います。
とりあえず、ほんの少しでもいいから、何か別のモノを食べた時、どさくさに紛れて口に入ればいいかな?。。。という考えのもとでやっています。
ビビがごはんの器を物色している様子を観察していると、やっぱりアクアコールそのものを好んで舐めてはいないようです。
あとは水分補給として、ピートマールを少々。

ピートマールに、これも分量としては多いと思いますが、 1滴だけラピットビタミンを垂らします。
このラピットビタミンは、オロナミンCとかデカビタCとか、そういう匂いがします。
茶色い小瓶に入っているので、ビタミンの成分保護のためでしょうね。
皮膚の再生にはビタミンは不可欠です。。。ちょっとでも皮膚が良くなるようにと、与えています。
乾燥タンポポの葉っぱ(葉が1枚1枚、大きいタイプ)も、免疫力が上がりますように〜と思って、与えています。

嗜好性がそんなに高くないと思うので、この乾燥タンポポだけは、ふたばさんにも1枚、おすそわけされます。
あとは、老ハムには欠かせない喉越しの良い食べ物として、絹ごし豆腐と、プレーンタイプのヨーグルト。
ビビは、アメリカで主流の硬いお豆腐がニガテで、絹ごし豆腐だと「めっちゃウマ〜」という顔で食べます。
プレーンヨーグルトは、朝ごはんとして、少しだけ与えています。
最後に、スペシャルメニューとして、毎日ではありませんが、鳥のササミ、ゆで卵の白身を与えています。
こんな感じで、老ハムの食事は、とにかく食べてくれることが大前提で用意しています。
この食事内容で、体はボロボロですが、うんちょすの形状だけは健康で、体重も減少していません。
不自由な体、腫瘍、皮膚の状態悪化。。。と、かなり厳しい状況は続きますが、食欲=生命力だと思うので、悔いのないようにビビを支えようと思います。
時間がたっても柔らかいペレ団子の作り方 2013.01.15 コメント(6)
ビーとぅん!ヨグットあげっお〜♪(訳:ビ… 2013.01.05 コメント(10)
通院から1週間、シトロンの様子&簡易ペ… 2011.08.26 コメント(2)
PR
Calendar
Comments
Keyword Search