昨日の母からの電話のこと。
「ハナが作ったお菓子、お昼に届いたよ。美味しかった~」
そうです。私は実家へ手作りお菓子を送っていたのです。
「だんだん作れるようになってきたね。でも、まだまだね」
そうなのです。私はお菓子作りがすご~~く苦手。
結婚して、ようやく「挑戦してみよう」と思えるようになりました。
だから時々、作ったものを実家の母に味見をしてもらっているのです。
今回はまずまずの点数をいただいたのですが
問題はここから…
「こういうの、旦那さんのご実家にも送ってるの?」
考えもしなかった。
だって、食べてもらうほど上手くないんですもの。
そんな言い訳をいろいろしていたら、母に叱られました。
「離れて暮らしてるんだから、こういうとこで交流しなきゃダメよ」
そうです。その通りです。
まだまだ私は、嫁の自覚が足りないのです。
たまたま、旦那さんの実家に送らなくてはいけない書類があったので、
ここぞとばかりにお菓子作ってみました。
でも、お家にある材料がほとんどなかったので、今回はスコーンに決定。
出来上がったものが、あまり見栄えのいいものではなかったのでラッピングでごまかしました。
↑やはり、形が変です。
↑なので、メッセージカードも作りました。
↑そして、ラッピング
どんな評価がいただけるか、ドキドキです。
実は最近、ご両親とは連絡をとりづらい状況でした。
コミュニケーション不足。
こうなると、自分が「嫁」としてではなく、「他人」のように思えてくる。
でも。 私は考えすぎだったのかも知れません。
最初は、なんの気兼ねもなく、自然体のままでいることができました。
汚い話ですが、「おなら」だって平気でし合える関係でした。
でも、家族として娘として、もっともっと受け入れてもらいたい。
そんな意識が過剰になりすぎて、
いつからか物事を悪い方向にしか考えられなくなっていました。
人間同士の付き合いは、自分が心を開かないと、相手も開いてくれない。
それは友達同士でも同じことですよね。
ご両親はとってもいい方だし、大切な大切な存在です。
だからこそ、傷つけられたくないし、傷つけたくもない。
そうやっているうちに、こんな当たり前のことを忘れていました。
うちの旦那さんは、それを一番分かっているようで
実家に帰った時も、私のことをフォローなんてしてくれません。
「仲間になりたいなら、自分の力でならなきゃダメだよ」
そう言われています。
なんだかスポ魂みたいね。
結婚して半年。
長男の嫁として、これからいろんなことが起こることは分かっています。
自分の理想通りになんてならないことも分かっています。
これはきっと、誰しもが経験することだと思うから。
でも今日からは、
肩に入りすぎてしまった力を、ゆっくりと抜いてみようと思いました。
野菜をみると想像するもの 2006/05/02 コメント(12)