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2018.05.24
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カテゴリ: 心と体
 今日は出かける用事があったので、その時に体の動きをチェックしてみた。
車椅子で横に倒れてから、元に戻る。
この動作は、ちょっと怖い。
倒れたら自力で起き上がれないから。

しかし本当は、それは困るだけで、怖いことでは無いのかもしれない。
怖いと感じる本当の理由は、怪我をして入院中に車椅子に座っている時の出来事を思い出すからかもしれない。

その頃はとにかく体がグニャグニャだった。
今の体がボイルしたタコの刺身程度なら、その頃は生タコの刺身位?
とにかくグニャグニャ。

そんな状態だったから、入院中に個室で1人で過ごしている時に左へ倒れて、戻れずに数10分誰かが来るのを待っていた。

胸とお腹と背中、呼吸に関係する部分の多くが麻痺で動かない。
なのでか細い声しか出ない。
当然誰にも聞こえない…。
虚しさと、悲しさを思い出す…。

起き上がれずに左へ傾いたままでいると、どんどん体が曲がっていって、ゆっくりと頭から落ちる感覚だった。
それに対して何もできない。

その落ちていく感覚や恐怖を覚えたからかもしれない。

物理的には、車椅子の肘置きに引っかかってそのまま落ちる事はないだろう。
頭ではそう考えられても、体に染み付いた感覚はなかなか取れないのかもしれない。

同じ脊髄損傷の人でも、床に落ちている物を体を傾けてヒョイっと拾う。
なぜあんなことができるのか不思議だった。
色々なことがわかってきたら、損傷した番数によってはそれぐらい当たり前のことだと知ったけど。

自分はできないグループに入っちゃっているんだなぁ、と知った。
しかしそれにしたって、体を回復させれば自分もできるようになるとしか思っていなかった。
とにかくやるしかないって。

振り返れば、そんなこともあった。
そこから10年以上かかって今の状態にたどり着いた。
ここまで来た。

右側に倒れても、恐怖を感じなかった。
最初は恐る恐る、左手をハンドリムに引っ掛けてゆっくりと倒れたけれど、慣れるとそれも必要なかった。
普通に体を右側に倒し、腕で車椅子のどこかを使わなくてもちゃんと戻れた。
体幹だけで。

その瞬間に感じた。
元に戻した、と。

それに対して左側は、何か怖さを感じる。
右半身の方が麻痺が強いから、左へ傾くと起き上がるのが難しい。
いつまでも倒れているわけにはいかないから起こしてもらったけど、体幹だけで起き上がるのは無理だと感じた。

色々と工夫したり練習すれば、腕を使って起き上がることができそうだと感じた。
しかし倒れたことへの恐怖が克服できていない。
まだまだ大きな課題だ。






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最終更新日  2018.05.29 23:39:19
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