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2020.06.10
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カテゴリ: リハビリ
今日の訓練はTさんKさんMさんが来てくれました。ありがとうございます。
最近の下半身の調子。

ずーっと退院してから続けている、脚の伸ばしと曲げ(神経伝達訓練脚伸展屈曲(介助有り))。
もう14年以上やっている。
それだけやっているけれど、未だに自由に動かせない。
はい、見た目の動きは変わっていません。

まだやるの?

やるよ

(ムダじゃない…?)


でも実際は、凄い変化が起こっている。

まず最初。
なーんにも分りませんでした。
体が揺れるほど動かされたら、さすがに分かったけど。
そうでなければ、存在も分からなかった。
あ、でも脚だけでなくて、下腹の下半分辺りからだったかな?
忘れちゃったけど、膀胱や股関節の存在?も。

今は、かなり助かってます。
脚の存在はもちろん。
下半身のあらゆる部分が、かなり認識できている。
当然精度は低いけど、距離感はそこそこ合ってると思う。


もちろんその状態によって影響される体幹や全身のバランスから、状態を把握している部分もある。
でもそれは、状態を教えてもらって感覚とすり合わせて、自分の姿勢を再学習してきたから。
だからできているんだと思う。

これって結構助かる。
なぜなら、看護師さんやヘルパーさんが確認してくるから。


ちゃんと伝えたよ。
脊髄損傷の全身麻痺で肩から下の感覚が分からないから、

どうですか?

と聞かれてもわからないって。
だから、聞かないでくださいって。
きちんと写真付きの指示書を渡して、その通りにやっておけば確認をしなくて良いって。

でも聞いてくるんだよー

(お前はア○かー!)

って心の中で何万回も叫んだ。
で、結局は自分の体を恨んで絶望して、この地獄から逃れるには分かるようになるしかないって思った。
まだヘルパーさんはいい。
何ならそういった注意事項はよく守ってくれる人も多い。

でも専門職ー!
脊髄損傷の症状を知らんのかー!

ってイライラ。
なんでそんな人に、

「脊髄損傷の簡単なことだけでも勉強してね」

って、優しく言わないといけないんだ。
例えそれまで縁がなかったとしても、今は目の前の利用者さんに適切なケアをするためには最低限知っておくことがあるでしょ。


………

と、まぁ、思い出したら闇が広がるからこの辺にしといて、今はその時の思いを達成できているかな。
自由自在に脚は、まだ動かせない。
でも状態が分かるだけでも全然違う。
それだけでも大きな価値を持っていて、全く無駄じゃない。

それだけでなく、分かるかどうかの二択で答えれば、温感と冷感は回復している。
当然完璧ではないし、まだらだし、分からない部分との境目もあやふやだし…てな状態。
でも、冬のうんこちゃんの時はすっぽんぽんの太腿が寒いし、夏は籠もった熱も含めて太腿があつい。
今それは特に利用されていない。
しかし、無駄と思われることが大化けして大逆転!
なんてこともあるしね。
まぁこれは、無駄とかじゃなくって、分かる方がいいんだけど。

お尻の感覚もよく分かるようになったなぁ。
あと太もも内側。
これは特に最近の事だけれど、脚を閉じる訓練(神経伝達訓練脚内側に閉じる(介助有り・脚立))の効果。

何年も前にやっていたのを、再開している。
あの頃はとにかく脚を閉じようとする意識と動きをイメージしてやっていた。
もちろん介助者の介助によって。

正直、萎えたよなぁ。
伸ばしと曲げに比べたら、全然変わらなかったから。
これだけやっても変わらない?
そう思うと。

そうなると…お暇をいただくことになる…

がしかし!
何がきっかけで復活するかわからないのは芸能界と同じで。

きっかけは左足の翻り。
太ももの前後内外で考えた時に、内側だけめちゃくちゃ弱い。
なので、ここどうにかしないとバランスが悪いから、翻りの原因になってるのかもー!

と、焦ったせい…。

まぁ結局は、大きな原因はそこじゃなかったみたいなんだが、その時に筋肉のことを調べていて、重要なのは恥骨辺りから出て太もも内側真ん中辺りに付いている筋肉だった。
ちゃんと知るって大事だよね。

それからその部分だけを意識してやり続けた。
すると最近変化があり、その辺の感覚が強くなってきた。
最初は表面の感覚がはっきりしてきたような感じだったけど、この頃はその感覚に厚みを感じる。
表面だけでなくて、中の方まで感覚がある。
平面じゃなくて、立体的に感じている。
太もも内側だけではなくて、その付け根辺りにも変化はあったりする。


少し話が変わるけど、排尿にナイトバルーンを多用している。
自分では抜き挿しできないから、ママちゃんが。
あれって、膀胱内でカテーテル先端の風船を膨らませるんだけど、膨らんだ状態で膀胱から抜けてくることが増えた。

ちょっとゾッとする話なんだけど、あの太さに尿道が広がってるんだよね。
引っ張れたりしないように十分注意はしているし、何もしていなくても勝手に抜けてくることがある。
2〜3センチほどだったり、5センチほどだったり、10センチほどの時も稀にある。
でも出血はしてないし、尿道が押し出そうとしてる?

どうなのかな?
しかもそれぐらい抜けたら、ほぼカテーテルの穴は尿道壁で蓋された状態になると思う。

でも、してるんだよね、排尿。

少し前までは、とても怖かった。
あの太いのが尿道の途中で止まってる…。
それはもちろんだけれど、もし尿が流れず膀胱に溜まり続けたら、恐怖の膀胱過反射で血圧が上がって、最悪の場合脳の血管が切れて大惨事…。

まだそこまでは行ってないが、手首につける血圧計で測定不能は何度も経験している。
多分ピークは300mmHgオーバー。
まじでもうアレ、お断りだわ。

それに怯えていたが、排尿されていることが増えるにつれて、気持ちが変わってきた。

あ、俺、死なないかも。

膀胱内に多少の残尿はあるけど、緊急事態になる状態より前に、中途半端に自分で排尿してるから。
今は、排尿できるから大丈夫、なんて気持ちが4割ほどある。


こんなことってあるのかなぁ?
これが良いことなのか悪いことなのかも分からない。
ただ結果として体調が良い方向に向かうなら、良しとする考え方もあるだろう。

その変化は、太もも内側の付け根辺りや下腹や股間の感覚の回復が少なからず影響しているのではないか?
そう考えている?
これまでの麻痺の回復から考えると、感覚の回復の次に機能が回復してくるから。

でもどうなのだろうか?
良い方向へ進んでいると信じて、この実験を続けていこう。



体温は35.8度
排便は4つ半





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最終更新日  2020.06.11 22:50:29
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