2008年01月18日
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北の海にいる鱈、はたはた、にしんなどは、身の水分が多い魚で、生で食べる
以外によく干物にします。中でも身欠きにしんは硬く、水で戻してから煮付け
にして食べますが、若干しのにしんは干物ながら水分がそこそこ残っており、
そのまま煮付けて食べることができます。でも、にしんと来ればいつも煮付け
では芸がありません。塩焼きでもいいのですが、腹(あばら)の小骨も楽に食
べられるようにしようと思い、小麦粉をはたいて焼いたムニエルにしました。

若干しニシンは食べやすい大きさに切って、小麦粉をまぶします。フライパン
にサラダ油大さじ1程度を入れて中火で温め、切ったにしんの身側から焼きま
す。じゅうじゅう言ってきたら火を弱め、魚はあまり動かさないで、じっくり
骨せんべい
の要領です。身側がきつね色になったら皮側も焼きます。少し反りますが、弱
火できつね色になるまで焼きましょう。焼きが浅いとなまぐささが残ります。

両側が焼けたら皿に取り、熱いうちに、おろしぽん酢か、大根おろしを加えた
めんつゆを、上からたっぷりと掛けていただきます。考えてみれば、ムニエル
は、粉を薄くつけて揚げた「から揚げ」に近い料理法ですね。油が少なくて済
むのが利点かもしれませんが。若干しニシンの代わりに鯖を使っても、同じよ
うにできそうです。ただし、にしんは小骨も食べてしまえるのが値打ちです。
じっくり油で焼けば食べられる小骨を持った魚は、ほかにもありそうですね。





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最終更新日  2008年01月19日 00時41分04秒
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