物価に追い付かない賃上げ・・・・・未来に希望は見えるのか? 高市政権の経済政策は、有効か?? 2025-11-15 はんぺん
日経平均株価が、5万円を超えた 。年初の日経平均株価が、 39,000 円代だったことを考えると、資産家たちのウハウハぶりを、容易に想像できる。
僕のこのブログでも、年初に、今年中に 5 万円の大台を突破するかも・・・と、書いたが、実際には、そこまで上昇するとは、思ってなかった。
この株価は、日本の実体経済を反映していない・・・と、よく言われる。そうともいえるし、そうでないともいえる。ここ数ヶ月、世界経済は、トランプ関税に、振り回されてきた。一喜一憂の数か月だったが、いったん、落ち着くべきところに落ち着いたのか?? すくなくても、あのリーマン時に比べての現在の日本経済は、 不況気味ではあるが、堅調 という見方も多い。
高石政権の経済政策に対する期待感 と 米国市場の株高 が、追い風になっているという見方が、大勢の様子。
しかし、高市政権の( 国債発行 を前提とした)、 責任ある積極財政 の結果は、まだ、これからの話で、未知数だし、 トランプ主導の関税政策 が、どう?結果するのも、不明だ・・・・ということで、この 5 万円に、煽られてはならないだろう。
ただし、この間の株価高騰の中での、経済格差の拡大は、目を見張るものがあるようだ。僕が、経済を指南してもらっている友人の A さんに聞けば、 10/28 ~ 11/9 の 2 週間足らずで、彼の所有する、 ある銘柄 の株価上昇で、なんと 1,000 万円の資産増加があったという。 2 週間で、 1,000 万円の資産が、一気に増えるとは・・・・呆れてしまう。
もちろん、先の不安要因もあり、そのうち一気に暴落という状況が来ることは間違いない。株価の チャート(折れ線グラフ) を見れば、株価というものは、 (上がれば、下がる)(下がれば、上がる) を繰り返しながら、全体としての右肩上がりが、ノーマルコースだ。全面高、全面安・・・・に、踊らされない事だ。
一番危険なのは、 (狼狽売り) だという。この (禁じ手) で、多くの個人が、損失を抱えこんで、株式投資から撤退していったのだ。 A 氏の指南は、具体的で、適切だった。
今回の記事・・・・ 経済格差の拡大 は、残念ながら、資本主義にとっては必然だ。最近の異常な物価高で、庶民は、苦しむ一方、資産家たちは、左うちわで、余裕だろう。
それを是正するための 所得再分配機能 が、自民党政権の下で、機能不全に陥っており、累進的な所得税や相続税などで徴税し、生活保護などで貧困層へ給付する・・・といった、 (富の再分配) が、十分には果たされていない・・・・(所得再分配とは、総所得金額の多い世帯から別の総所得金額の低い世帯へと所得を移転させて、所得格差を抑えることをいう)
最近の若者たちは、昔と違って、 (車) を持とうとは、しなくなったという。僕たちの若い頃は、若者たちは、借金をしてでも、車を買い、彼女を・・・という風潮が優勢だった。
今の若者たちは、借金をして、将来に負担を背負いたく無い・・・というのが本音のようだ。
それでなくても(企業の利益は、出ているのに)賃金が低いままで、押さえつけられている・・・・ 車 も、 結婚 も、 家 も、手が出ない・・・ので、こじんまり、かしこまって生きていくしかないと考えているのかも。
これで、日本の将来が、明るいハズなどあるわけないだろう・・・・
皆さんは、どう思われるか? はんぺん
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「さすが富裕層」元銀行員が印象に残った「お金に好かれる行動」 3 選。資産 1 億円以上の富裕層は日本に約 3 % 2025-11-14 LIMO
2025 年 10 月 24 日に公表された 消費者物価指数 によると、同年 9 月における総合指数は 112.0 ( 2020 年 =100 )となっており、 前年同月比で 2.9 %上昇 しています。
日々の生活では 「モノの値段が高くなった」、「家計が圧迫されている」 と感じることも多いのではないでしょうか。
そんなときに参考にしたいのが、富裕層が日頃から行っている「お金に好かれる行動」です。
ここでは、日本における富裕層の割合の推移について紹介し、後半では元銀行員の筆者が印象に残った富裕層の日頃の習慣について紹介します。
資産 1 億円以上を持つ富裕層は約 3 %
資産規模別の世帯分布に関する調査を行っている野村総合研究所では、資産階層について下記のように定義しています。
・超富裕層 :5 億円以上
・富裕層 :1 億円以上 5 億円未満
・準富裕層 :5000 万円以上 1 億円未満
・アッパーマス層 :3000 万円以上 5000 万円未満
・マス層 :3000 万円未満
実は富裕層という言葉には明確な定義はないものの、野村総合研究所では 「資産 1 億円以上」を富裕層 と位置付けています。同社の調査による各階層の分布は下記の通りです。
・超富裕層( 5 億円以上) :11 万 8000 世帯 /135 兆円
・富裕層( 1 億円以上 5 億円未満) :153 万 5000 世帯 /334 兆円
・準富裕層( 5000 万円以上 1 億円未満) :403 万 9000 世帯 /333 兆円
・アッパーマス層( 3000 万円以上 5000 万円未満) :576 万 5000 世帯 /282 兆円
・マス層( 3000 万円未満) :4424 万 7000 世帯 /711 兆円
1 億円以上 5 億円未満の資産を持つ富裕層は 153 万 5000 世帯、 5 億円以上の資産を持つ超富裕層は 11 万 8000 世帯で、 全体の約 3 % に留まる結果となっています。この結果を見ると、富裕層は限られたごく一部の人であるといえそうです。
富裕層は年々増加傾向にある
ただし、本調査が始まった 2005 年からの推移を見ると、富裕層の数は 2011 年以降右肩上がりに増加していることが分かります。
< 2011 年>
・超富裕層 :5 万世帯
・富裕層 :76 万世帯
・合計 :81 万世帯
< 2015 年>
・超富裕層 :7 万 3000 世帯
・富裕層 :114 万 4000 世帯
・合計 :121 万 7000 世帯
< 2021 年>
・超富裕層 :9 万世帯
・富裕層 : 139 万 5000 世帯
・合計 :148 万 5000 世帯
では、富裕層と呼ばれる人たちはどのようにしてお金を増やしているのでしょうか。
もちろん「親から相続した」、「事業で大きな収益を得ている」といった要因はありますが、筆者は銀行員としての経験を通じて 「富裕層はお金に好かれる行動を取っている」 ということに気が付きました。
次の章でくわしく紹介していきましょう。
お金に好かれる行動( 1 )不必要な出費をしない
富裕層と聞くと、「お金に糸目をつけずにどんどん散財する」というイメージがあるかもしれません。
しかし、筆者が銀行で出会ったお客さまは、ほとんどの方が 「無駄な支出を控えたい」 という価値観を持っていました。
たとえば、「振込手続きは、より手数料を抑えられる方法を利用する」、「時間外手数料がかかる夜間や土日祝日は ATM を利用しない」といった 細かな手数料を節約 する人も多くいます。
お金を効率的に貯めるためには、そうした日々の小さな支出こそ取り除いていくべきだといえるでしょう。
お金に好かれる行動( 2 )価値のあるものにお金を使う
富裕層は無駄な支出を嫌う一方で、価値があると感じることには積極的にお金を使う ことも特徴です。
たとえば、 「子ども・孫への教育資金を惜しまない」、「不動産や金など現物資産を積極的に購入する」 といった例などです。
自分が納得したことにはどんどんお金を使うので、筆者は銀行で「驚くようなスピードで不動産の購入を決定する」というシーンにも多く出会いました。
無駄な支出を見極めるためには、「自分はどのようなものに 価値 を感じるか」という基準を明確にしておくことが大切なのかもしれません。
お金に好かれる行動( 3 )お金に関する情報収集を行う
富裕層は お金に関する情報収集を積極的に行う ことも特徴です。特に 税制 は資産に直結するポイントですので、税制改正などがあれば必ず「くわしいことを教えてほしい」とリクエストされることも珍しくありませんでした。
会社員の場合は税金が源泉徴収されるため、つい税制への意識が薄れてしまうかもしれません。
しかし、より手取り額を増やすためには、どのような税金を納めているかということをしっかり理解したうえで、負担を軽減できるような優遇制度を活用することが大切です。
日々の小さな習慣 を見直してみよう
いきなり 1 億円ものまとまった資産を築くことは難しいものの、日々の小さな習慣を見直すことで効率的な貯蓄を行えるようになります。
とはいえ、「とにかく生活費の節約に取り組むべき」というわけではありません。
まずは普段のお金の使い方を見直し、 「削るべき支出」と「価値のある支出」 を自分の中で定義してみるとよいでしょう。
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