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「14億人すべてが怒っている・・・」この中国共産党政府の毎度の(ウソ)を、どう考えるか? 怒っているのは共産党政権であり、多くの国民は無関心だが、官製の洗脳キャンペーンにより(反日)で扇動される国民が増えている・・・・のが、現実か! 2025-11-29 はんぺん 中国のメデイアは、官製メディアだ。「大本営発表」の独裁国家では、(不都合な情報)は、国民から、隠される・・・・これって(洗脳)そのものでないの?? 中国のテレビでは、よく外国のテレビが(共産党にとって不都合な情報)を流していると、突然、画面が一時的にでも(消される)事がある。国民に知らせたくない(情報)を遮断する・・・これが、全体主義(共産主義)の実態だ・・・・ 中国で、行われる民衆のデモは、共産党当局の容認したモノに限られていることは、常識だ。(官製デモ)とよく言われている。 共産党の(お墨付き)の無いデモや集会は、徹底的に弾圧され、主催者は逮捕拘留→裁判→有罪判決・・・と、されるのが、独裁国家のやり方だ。 これが、思想統制、言論統制、表現統制・・・ということになり、基本的人権が大きく制約され続けている事の(証明)!! しかし、このような(人権侵害)を 新社会党・社民党・MDS・アサートなどの日本のリベラル?たちのHPや機関紙などが、非難・糾弾したという報道に、僕は接したことが無い・・・・これは、どういう事だろう???? やはり(社会主義)(共産主義)に(洗脳)されたママで・・・現在に至っているのだろうと思う。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――――中国、自粛に沿わぬ日本関連の投稿削除か 「14億人の怒り」の陰で 岩田恵実 2025年11月25日 朝日新聞 「日本旅行に行けなくなりました」と丁寧な日本語でおわびする予約客に、「桜が満開の季節にぜひ来て下さい」と中国語で返す宿泊先の担当者。相手への気遣いにあふれたそんな言葉のやりとりが、中国のSNSから一時消えた。 台湾有事に関する高市早苗首相の国会答弁をめぐり、市民には複雑な思いを抱えている人もいる。しかし、中国政府が「14億人の怒り」を振りかざすなかで、そうした声はかき消されようとしている。 相次ぐ訪日旅行のキャンセル、商談も中止 識者「日中政府は冷静に」 「フライトがキャンセルになったので、日本旅行に行けなくなりました。次に京都に来る時、また貴店のお部屋を予約できることを願っています。本当に楽しみにしていたので、非常に残念です……申し訳ございません」 中国版インスタグラム「小紅書」に21日、予約していた京都周辺の宿をキャンセルしたという投稿者と、宿泊先とがメッセージのやりとりした際の画面が投稿されていた。 日本語でキャンセルを謝罪する投稿者に対し、宿泊先は中国語でこう答えていた。「あなたが楽しみにしていた旅行に来られなくて残念です。次は桜が満開の季節にぜひ来てください」 高市首相の台湾有事をめぐる国会答弁を非難する中国政府は14日、日本への渡航自粛を呼びかけた。中国の航空会社も日本便を相次いで欠航にしており、投稿者も予約したフライトが取り消され、日本行きを断念せざるを得なくなったとみられる。 「憎しみ合わなければならないのか」SNSで投げかけた疑問 投稿者は、このやりとりに「突然悲しみが押し寄せた」といい、「人と人とは、民族や国籍、政治といった概念によって、憎しみあわなければならないのか」とつづった。 しかし数時間後、この投稿は小紅書上から一時消え、投稿者は、こうした投稿が「削除された」と主張していた。その後復活し、25日午後8時時点(日本時間)では閲覧ができている。 また別の投稿者は18日、「日本旅行」などのハッシュタグを付けて「個人として、あなたはどこへでも旅行に行ける権利がある」というタイトルの文章を投稿していたが、その後に消され、25日午後8時時点(同)で閲覧できない状態だ。 その投稿には、「みなさん自分の思考と判断力を持って、むやみに流されたり、心をすり減らしたりしないで」などと、政府の渡航自粛の呼びかけを念頭にしたとみられる言葉がつづられていた。 繰り返し伝えられる「中国人民の怒り」の実態 投稿が消えたケースは、中止になった日本関連のイベントでもあった。19日夜に北京で予定されていた日本のシンガー・ソングライターのKOKIAさんのコンサートでは、「設備の故障」で直前に急きょ中止された。会場に集まっていたファンたちが主催者側の対応に不満の声を上げる様子などが投稿されていたが、そうした投稿のほとんどはSNS上から消えている。 中国のSNS上では、政府に批判的な意見を表明する投稿は極めて少ないうえに、あったとしても削除されることが珍しくない。 当局側も監視しているほか、SNSを運営するプラットフォーマーも規定で、「犯罪を教唆する」「民族間の憎悪や差別をあおる」などと並んで、「国家の栄誉と利益を損なう」「(中国共産)党及び国家指導者を攻撃、誹謗(ひぼう)する」といった内容などの投稿を禁じており、こうした日本関連の投稿を「不適切」とみなして削除している可能性がある。 中国政府は高市氏の答弁について、「14億の中国人民は決してこれを容認しない」(孫衛東・中国外務省外務次官)、「中国人民の怒りと非難を招いた」(毛寧・同省報道局長)などと強調し、事実上の対抗措置を次々と打ち出し続けている。 国営中央テレビは、高市氏の発言の影響で、「54万を超える日本便の航空券が取り消された」と報じ、人民日報も「レッドラインに触れたものは、14億人を超える中国人民と中華民族全体が決して許さない」などと連日のように日本への非難を繰り返し伝えている。 そうした立場からは、個人の自由を主張したり、イベント中止に不満を訴えたりする市民の声は排除すべき「雑音」ということになる。当局側は、SNSを介して政府の方針と乖離した考えが広まることを警戒しているとみられる。 台湾問題をめぐる日中関係の動き11月7日 高市早苗首相が台湾有事が安全保障法制上の「存立危機事態になりうる」と国会で答弁 【詳しく】 11月8日 中国の薛剣・在大阪総領事が高市首相の答弁について「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない」などとX(旧ツイッター)へ投稿 【詳しく】 11月13日 中国側が金杉憲治・駐中国日本大使を呼んで抗議 【詳しく】 11月14日 日本側が呉江浩・駐日本中国大使を呼んで抗議 【詳しく】 中国外務省が中国国民へ日本への渡航自粛を呼びかけ 【詳しく】 11月15日 中国の大手国有会社各社が、日本行き航空券キャンセルに無料で応じると通知 【詳しく】 日本外務省の金井正彰アジア大洋州局長が在日中国大使館次席公使に対し、渡航自粛を呼びかけた措置は不適当だとして適切な対応を要請 【詳しく】 香港政府が、日本渡航を計画している香港市民に警戒を強めるよう呼びかけ 【詳しく】 11月16日 中国教育省が、日本への留学について慎重に検討するよう呼びかけ 【詳しく】 中国文化観光省が、日本への旅行を当面、避けるように呼びかけ 11月17日 NPO法人「言論NPO」が、22日から北京で開催を予定していた「東京-北京フォーラム」について、中国側の要請により延期すると発表 【詳しく】 中国外務省報道官が、22日から南アフリカで開かれるG20サミットに出席する李強首相が高市首相と会うかを問われ、「予定はない」と異例の返答 【詳しく】
2025.11.29
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独裁者の国民搾取・弾圧が、この21世紀の今の時代にも増殖し続けていることに、僕は震えあがる!! そしてリベラルたちの(犯罪)にも・・・ 2025-11-29 はんぺん 独裁者にとっては、国民は、搾取の対象であり、弾圧の対象だということが、よくわかる。 この日常が、いかに非人間的であるか? 日本のリベラルたちには、(不都合な真実)なのだろう・・・彼らは、独裁者の蛮行に対して、何も、言わない・・・非難・糾弾もしない・・・・ 彼らが、こんなバカバカしい独裁者に、なぜ寄り添うのか?? 僕には、さっぱりわからない!!僕の昔の同志たち・・・・MDSやアサートの中にも、残っているだろうが、堂々と自身の(人生総括)が、出来るのか? 今まで言ってきた(人権)(民主主義)(反軍国主義=平和)を、胸を張って言えるのか? 彼らは、今度76歳にならんとする僕(団塊)の世代だが、彼らの軌跡は、あまりにも、悲劇的だと、僕には映る・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――正恩氏は2000万円腕時計・与正氏は100万円バッグ…金総書記一家、ぜいたく品に年数億円か 2023-10-19 読売新聞 【ソウル=上杉洋司】韓国統一省は19日、北朝鮮の 金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記一家や親族が年に数千万~数億円相当を高級時計やバッグなどぜいたく品に支出しているとの分析を明らかにした。 スイス留学経験がある正恩氏は、欧州の高級ブランドを好むといわれている。今年9月の露朝首脳会談では、スイス製高級腕時計をしている姿が確認された。韓国の中央日報によると、過去には党の会議で約2000万円の腕時計をつけていたこともあるという。 妹の 金与正(キムヨジョン)党副部長は9月に訪露した際、百数十万円のフランス製バッグを手にしていた姿が報じられた。正恩氏の娘、ジュエ氏とされる少女も今年3月、定価約1900ドル(約28万円)のフランス製コートを着ていたと韓国メディアが報じている。 北朝鮮は経済制裁でぜいたく品の輸入を禁止されているが、海外勤務の外交官らがひそかに持ち込んでいるという。
2025.11.29
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いつまで、独裁国家に寄り添うのか? リベラルよ、国民を裏切るなよ!!! 2025-11-28 はんぺん この記事(子ども拉致と 洗脳教育)・・・恐ろしい現実だが・・・これまでロシアに寄り添ってきた新社会党・社民党・MDS・アサートなどの、日本のリベラルたちの感想を聞きたい・・・・(MDSとは、民主主義的社会主義運動という、弱小の社会主義政党の事) あなたたちが、容認してきた全体主義、独裁国家の、このような言動を どう考えるのか?それでも、これまで通り、見て見ぬ振りで、沈黙を続けるのか? それが、あなたたちの(正義)なのだろうか?あなたたちの目指してきたモノは、こんな国家だったのか?教えてほしい・・・・いつまでも、完黙で、スルー出来るとは思わないでほしい。 それが、先日の参院選挙の結果でもあった・・・・・あなたちが、日頃、口にする(人権)(民主主義)などが、いかに国民を愚弄したものであるか! が、国民には見透かされつつあるのだ。 レーニンの指導したソ連共産党の秘密警察で勤務したプーチンは、ソ連共産党の(申し子)みたいなものだ。 そのプーチンが、ロシア全体主義を率いて、独裁体制を確立し、(蛮行)を繰り返してきた。 そして、日本のリベラルたちは、これを非難・糾弾してこなかった・・・ 僕は、(蛮行容認)は、重大な犯罪だと言ってきた。 「ウウライナ占領地での未成年者に対する抑圧や人権侵害は、極めて深刻な状態である。」(本文) 「ロシア当局は子どもたちを保護者から引き離し、ロシアやウクライナ占領地の200カ所以上に置かれた施設で愛国教育や軍事訓練を施し、ロシアに忠実な兵士として養成さえしている」(本文) こんなことが、許されるなら、この世は、地獄だ!!!それを非難・糾弾しないリベラルたちは、まさに同罪だ・・・・と言いたい。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――――「殺人マシン」に訓練されるウクライナ占領地の子どもたち:施設は千島列島「占守島」にも 2025-10-17 新潮社 フォーサイトロシアによる占領以前はウクライナ南部ヘルソン州に暮らしていたコルニー・アンドロニコフ。占守島での軍事訓練プログラムに参加している様子がSNS「テレグラム」で動画公開されていた 出所:Save Ukraine公式You Tubeチャンネル ウクライナの多数の子どもたちを違法に連れ去ったとして、ロシアの大統領ウラジーミル・プーチン(73)と子どもの権利担当大統領全権代表マリア・リヴォワ=ベロワ(40)に対し、国際刑事裁判所(ICC)は2023年3月に戦争犯罪の容疑で逮捕状を発付した。 この事実からもうかがえるように、ウウライナ占領地での未成年者に対する抑圧や人権侵害は、極めて深刻な状態である。実情にはいまだ謎が多いものの、ロシア当局は子どもたちを保護者から引き離し、ロシアやウクライナ占領地の200カ所以上に置かれた施設で愛国教育や軍事訓練を施し、ロシアに忠実な兵士として養成さえしている様子が、ウクライナの人権団体や欧米の研究者らの手で、最近次第に明らかになってきた。 この課題に取り組むウクライナの大手慈善基金「セーブ・ウクライナ」は、一例として、ロシア占領地出身のウクライナ人少年が、千島列島の占守(シュムシュ)島で軍事訓練を受けているとする 動画を公表 した。千島列島北東端にあたる占守島は、ロシアが実効支配をしているが、日本政府の公式見解では今なお帰属未定となっている。 この動画では、緑に包まれた丘を背景に、軍服に身を包んだ少年が語りかける。
2025.11.28
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中国全体主義の恐ろしさを理解できないボンクラ:リベラルたち。(自由)(民主主義)(法による支配)の大切さを改めて思う。 2025-11-28 はんぺん下記の記事・・・「汚い首」発言。しかし、実はこの投稿は一般の中国人にはほとんど知られていない。」(本文) 「筆者が確認した限り、中国の主要なニュースサイトではまったく報じられておらず、記者会見のやり取りを記録している中国外交部のホームページでも、該当部分の質疑が抜け落ちている。」(本文) 「多くの中国人は 『日本が一方的に武力攻撃を示唆してきた』 と捉えている。」(本文) ・・・・・・ ここが、(洗脳)の怖い所だろう・・・・すなわち、全体主義の中国では、共産党当局に(不都合な真実)は、隠されている・・・という事だ。 国民は、(洗脳)の対象であり (真実)は、政府によって、捻じ曲げられ、煽られ、時には、危険な方向に誘導されてきた・・・・ 日本のリベラル(新社会党・社民党など)は、この事について、コメントすることが無いのは、僕には理解できない! またまた(見て見ぬ振りか??) (不都合な真実)を報道すれば、メデイアは、弾圧を受ける・・・・経営者は逮捕され、一方的な裁判で、有罪判決を受けることになる。あの香港の民主化の闘いの中で、果敢に真実を現場から報道した(Apple Daily、リンゴ日報)だが、共産党当局により、トップが、逮捕された。トップの黎智英氏は、2021年2月より香港国家安全維持法により起訴、拘留されている。その理由が 「国家安全に危害が加えらたから」というでっち上げで・・・・ 「かつて報道天国と呼ばれた香港で、1つの時代をつくったメディア「蘋果日報(ひんかにっぽう)」(Apple Daily、リンゴ日報)が2021年6月24日の紙面をもって、その26年の歴史に終止符を打った・・・・民主派メディア「リンゴ日報」廃刊で香港は二度殺された・・・・と言われたという。 2021年7月8日に欧州連合の欧州議会は、『蘋果日報』を廃刊に追い込んだことを「最も強い言葉で非難する」と表明する決議を採択した[25]。決議では「香港の自由社会解体と、メディアや表現の自由廃止をまた一歩進めた」と中国政府を批判、国家安全維持法の撤廃を要求し、欧州連合加盟各国に対して、香港における人権侵害の責任者や関連団体に制裁を科すよう促した[25]。(ウイキペディア) 今の中国には、言論の自由、表現の自由、集会・結社の自由などの基本的人権が、共産党当局によって、厳しく取り締まられてきた。建て前だけの(憲法)の上に、中国共産党が位置する。絶対的な独裁体制だ・・・ 全体主義の(人権不在)を 見逃してきた日本リベラルの(罪)の事を、憂えてきたが、彼らの(蛮行容認)は、(犯罪だ!)と 僕は声を挙げている・・・違うだろうか? 自由な日本では、当たり前のように認められてきた(人権)が、不在の中国を非難・糾弾しない新社会党・社民党・・・・あるいはMDS・アサート・・・彼らのニセリベラルぶりには、(人類に対する裏切りだ!)と言ってきたが・・・違うだろうか?? (MDSとは、民主主義的社会主義運動という弱小の社会主義政党の事) 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――――「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応 2025-11-26 NEWSポストセブン高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト) 11月7日、高市早苗首相が台湾有事の"最悪ケース"について、「存立危機事態に該当し得る」と国会内で答弁したことに端を発する一連の問題。中国政府がこの発言に反発を見せるなか、8日には中国の薛剣(せつ・けん)駐大阪総領事がXで「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬のちゅうちょもなく斬ってやるしかない」とポストした(現在は削除済み)。 高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない。中国事情に詳しいフリージャーナリストの西谷格氏が中国国内のリアルな反応をレポートする。 * * * 悪化の原因の一つは、薛剣駐大阪総領事がSNSに投稿した「汚い首」発言。 実はこの投稿は、一般の中国人にはほとんど知られていない。 筆者が確認した限り、中国の主要なニュースサイトではまったく報じられておらず、記者会見のやり取りを記録している中国外交部のホームページでも、該当部分の質疑が抜け落ちている。 ネット検索すれば薛剣氏の発言も見つかることは見つかるが、ごく普通の中国人はそこまで調べないだろう。多くの中国人は「日本が一方的に武力攻撃を示唆してきた」と捉えている。 結果、ネット上では日本に対する罵詈雑言が広がっている。原爆投下について触れるコメントが目立つほか、日本への旅行を計画している現地の人々を、牽制するような投稿も多い。 《日本人は毎日のようにあなたたちを害虫呼ばわりして、『中国人のせいで日本がダメになった』『早く出て行け』と罵っている。それでよく平然と喜んで日本に旅行に行けるよな》 《何人か売国奴がいるね。日本に居たいなら、そのまま居ればいい。もう二度と戻って来るな。顔もブサイクで、頭も悪いんだから、その遺伝子を日本に残すのはむしろいいことだ》 かなり激しい投稿である。とはいえ、なかには現実的な心配をする人も。 《今は政治問題よりクマ出没のほうが恐い》 国営通信社「新華社」や、日本のNHKに相当する国営テレビ局「中国中央電視台(CCTV)」は、高市首相の名前を文字って「問題を起こす『毒苗』」などと報道。「『台湾は中国に帰属』と日本は前々から承認している」と主張した。 だが、台湾の帰属についての日本の立場は1972年の日中共同宣言にある通りで「台湾が中国に帰属することを承認」はしていない。 中国側もトーンダウンも そうしたなか、中国側も若干トーンダウンしてきたような印象もある。21日には「日本はすでに代償を支払った」と題した記事が注目を集めた。ウェイボー上では、「日本はすでに代償を支払った」とのハッシュタグは1.4億回閲覧され、トレンド1位になるまで拡散された。記事中では遼寧大学日本研究センターの陳洋客員研究員が以下の2つの可能性があると指摘した。 1つは、発言の撤回まではできないとしても、外交の場で間違った発言をトーンダウンさせ、外務省などの専門部署が火消しを行い危機の拡大を避けるというパターン。 もう1つは、高市首相が国内外の批判を無視し、挑発的な言動を取り続けるというパターンだという。この場合、支持率は下落し短命に終わるだろうと陳氏は予測している。 筆者が取材した上海在住の日本人駐在員は、動向は注視しているとしつつも、冷静な見方をしている人がほとんどだと語る。 「今のところ特に影響はありません。ここ数年、半年おきぐらいに揉めているので、現地の中国人にとってはまたかという感じ。 ただ、日本企業のなかには中国離れが加速するとは思うので、動向に注意はしています。盛り上がっているのはメディアとSNSが中心。現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんどです」 日本側は今のところ静観を続けており、中国側の態度を煽るようなことはしていない。日中関係はどうなっていくのか、まだまだ予断を許さない状況である──。 取材・文/西谷格
2025.11.28
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社民党、衆院議席ゼロに・・・(過ち)を反省できなかった、リベラルの到達点! 不思議でも何でもない!! 2025-11-27 はんぺん 社民党(福島瑞穂党首)は19日午前の常任幹事会で、新垣邦男衆院議員(沖縄2区)の離党を承認した。新垣氏の離党により、社民党は前身である社会党の結成以来、初めて衆議院で議席を失うことになる。 福島氏は「平和と基地問題に頑張る社民党に有権者から託された一議席なので、離党は本当に残念で理由は理解できない」と述べた・・・と、される。 果たして、そうか?? 本当に「平和と基地問題」で、がんばったのか? がんばったつもり!!だったのではないか?? 間違った(憲法観)で、間違った(護憲運動)の先頭に立ってきて、今になっても、間違いを認めようとしない・・・その姿勢を、国民に見抜かれたのではないか? 中国や北朝鮮の脅威を語らず、彼ら全体主義の批判をすることなく、彼らに寄り添ってきた人たちを、国民は許さなかった!!と観るべきではないか?? 東アジアの最大の脅威である全体主義(共産主義)に、目をつぶり(平和)を語ることなど、不可能事に思えるが、皆さんは、どう思うだろうか? 現実の(不都合な真実)に目を背け(自分たちは正しかった)と、ぬけぬけと、良くも言えるモノだと呆れてしまう! 福島瑞穂は(基地問題)でも、正しかった・・・と言うが、この緊迫した東アジアの平和を考えると、日本の反戦派の(反基地闘争)は、正しかったのか? 僕は、今でも疑問だらけだ。 在日米軍基地が、無ければ、まる裸常態の日本は、どうなっていたのだろうか? と考えれば、答えは明らかだろう。「平和憲法が、あったからこそ、日本は戦争に巻き込まれなくて済んだ」という(虫のよい)主張が、はびこった時期があったが・・・さすがに、現在では、そんな(日本ファースト)の声を聞く事は、少なくなった。 真実は・・・・在日米軍基地や自衛隊などの(自衛力)が、不断に強化されたことで、周辺の全体主義的軍事国家(=中国・北朝鮮・ロシアど)による、威嚇と挑発から、身を守ることができたのだ!!!! これを(憲法があったから)と捻じ曲げる護憲派の厚顔無知には、呆れてしまう・・・その護憲派の中に身を置いて、粉骨細心、生活時間の相当を割いて、(活動?)してきた自分の事を思い・・・複雑な思いばかりが駆け巡る!! 自分は、いったい、なぜ?このような(洗脳)の中に、長い間、身を置いてしまったのか???? と。 後悔ばかりの、人生総括の真っ最中だ・・・・
2025.11.27
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「その汚い首は一瞬の躊躇(ちゅうちょ)もなく斬ってやるしかない》(中国の薛剣駐大阪総領事、現在は削除済み) 無礼極まる大国主義、全体主義の妄動に、見て見ぬ振りの日本リベラル 2025-11-27 はんぺん 「日中 12航空路線で全便欠航 」(本文)、 「中国の航空ショーから日本人排除」(本文) 、「パンダ“貸し出し停止”見解報道」(本文)・・・こんな事を、日本なら、やるだろうか?? 日本のリベラルの皆さんは、どう考えるか? ぜひ お聞きしたい! そして、いい加減、気付いてほしい、これが中国だという事を。 高市首相の国会答弁に対して、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事がX(旧ツイッター)で 《勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇(ちゅうちょ)もなく斬ってやるしかない》(現在は削除済み)と書き込んだという。 (削除済み)というから、中国共産党中央からの(指示)があったモノだろう・・・これは、マズイということで。それにしても、この中国共産党の独裁国家は、(友好)よりも、(対決)を好んできた・・・日本のボンクラ:リベラルたちは、そのことに、まったく気づいていないようだ。 そして、こんな無礼極まる、非常識な言動が、繰り返されるのが、覇権主義、独裁国家であり、如何に常軌を逸しているか! が、如実に分かるというものだ・・・・・ 日本リベラルたちは、それでも、全体主義の蛮行に、見て見ぬ振りを続けるのだろうか?? 追記・・・・パンダのレンタル料金、高すぎる! パンダ、パンダ・・・・で、騒ぐのは、もう止めにしませんか? いい加減、政治的取引に、使われるパンダこそ、いい迷惑だと思うが・・・・ パンダのレンタル料パンダのレンタル料は、繁殖能力のあるペア2頭で年間95万ドル(約1億円)が一般的です。しかし、契約内容によっては年間最大100万ドル(約1億5,800万円)に達することもあります。レンタル料の使途・・・・・レンタル料の約70%は、中国国内のジャイアントパンダの保全に使われるとされています。しかし、支払った側がその使途に口を出すことはできません。追加費用・・・・・パンダのレンタルには、レンタル料以外にも費用が発生します。 子どもの誕生: 年間約6,700万円 死亡: 5,600万円 中国側専門家の渡航費: 航空運賃、宿泊費、日当など 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――――――日本と中国を結ぶ12航空路線で全便欠航 2025-11-24 FNNプライムオンライン(フジテレビ系)日本と中国とを結ぶ12の航空路線で、全ての便が欠航となっていることがわかりました。中国の複数のメディアによりますと、24日午前10時時点で、日本と中国とを結ぶ航空路線のうち、杭州-名古屋間や南京-福岡間など合わせて12路線で、全ての便が欠航となっているということです。 また、日本行きの便全体の欠航率が27日までに21.6%に達する見込みだということで、中国人に最も人気のある海外旅行先が日本から韓国に移ったとしています。 中国政府は高市首相の台湾有事に関する国会答弁に反発し、日本への渡航を控えるよう呼びかけていて、中国国際航空など複数の航空会社が日本行きの便のキャンセルを無料で受け付けるなどの対応をとっていました。 ――――――――――――――――――――――――――――――中国政府、日本行き航空便の減便指示…経済的威圧を強化の可能性 2025-11-25 読売新聞オンライン 【北京=照沼亮介】中国政府が、自国の航空会社に対して2026年3月末まで日本行きの航空便を減便するように指示したことがわかった。米ブルームバーグ通信が25日に報じた。中国人旅行客の訪日を絞り込み、日本への経済的威圧を強めている可能性がある。 報道によると、減便の指示は「当面の措置」として先週に出され、減便の規模は各社の裁量に委ねられているという。中国政府が台湾有事に関する高市首相の国会答弁に反発したことが理由とみられ、今後の日中の外交情勢によっては見直される余地があるという。 中国メディア・第一財経などによると、欠航率は27日までに21・6%に上る見込みだとしている。――――――――――――――――――――――中国の航空ショーから日本人排除 「最近の政治と外交上の理由」 2025-11-26 共同通信 【香港共同】中国広東省珠海市で27日に開幕するアジア汎用航空ショーの主催者側担当者は26日、日本人の来賓の出席や日本メディアの取材を認めないと明らかにした。高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁を念頭に「最近の政治と外交上の理由で入場を拒否するよう上層部から指示があった」としている。 共同通信は当初、取材の許可証を得ていたが、26日になって主催者側から「許可証は無効になった」と連絡を受けた。――――――――――――――――――――――――――――中国メディア「日本でパンダが見られなくなる」専門家の“貸し出し停止”見解報道…中国SNSで検索ランキング1位に 2025-11-21 フジテレビ高市総理大臣の台湾有事を巡る発言に中国が反発を強めるなか、中国メディアは「日本でパンダが見られなくなる」と報じた。 北京市の共産党メディア「北京日報」は19日、専門家の見解として「日中関係の緊張が続けば、中国はパンダの新たな貸し出しを停止し、日本でパンダがみられなくなる」と伝えた。 現在、日本国内にいるパンダは東京・上野動物園のシャオシャオとレイレイの2頭のみで、来年の2月に中国への返還期限を迎えることになっている。 報道を受け20日、中国のSNSでは一時、「日本からもうすぐパンダがいなくなる」という言葉が検索ランキングで1位となった。 パンダをめぐっては、自民党の森山前幹事長が4月に中国側に新たなジャイアントパンダの貸し出しを要請していた。
2025.11.27
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全体主義(共産党)による(蛮行)を押しとどめるための、自衛力の増強、抑止力の強化は、喫緊の課題だ!! 遅すぎた(抑止力強化)で、絶望的な日本を取り巻く現状!! 2025-11-26 はんぺん 中国は2010年に沖縄県・尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件後、レアアース(希土類)の対日輸出を停滞させた。 日本政府が尖閣を国有化した12年には日本製品ボイコットや反日デモを容認。日系企業が襲撃され甚大な被害を受けた。日本の要人との会談や交流行事をキャンセルした・・・・・・ 中国全体主義は、相手の国力(軍事力)を見ながら、柔軟に対応を変化させる。南アジアでの、ベトナム漁船や フィリピン漁船に対する蛮行の数々が、何度も報告されているが・・・・国力(軍事力)の弱体な国に対する容赦ない挑発と暴力は、「抑止力の増強」の大切さを痛感させる。 リベラルたちのように、(平和憲法があれば、日本は平和だ)という妄想は、(百害あって、一利なし)だ・・・・・というか、軍事力の増強に余念が無い中国や北朝鮮などの指導者にとって、これほど、有難い事は無いだろう!!! リベラルたちの目指す(護憲)を泣いて喜ぶ独裁者(習近平・金正恩)・・・これが、僕がいう、リベラルたちの(人類に対する犯罪)だ!! 違うだろうか???? 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――――薛剣・大阪総領事に問う:毛沢東や周恩来は「尖閣諸島は日本の領土」とみなしていたのをご存じか? 遠藤誉(中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士) 2025-11-12 11月10日のコラム<高市総理に「その汚い首は斬ってやる」と投稿した中国の大阪総領事は国外追放に値するレベル>で書いたように、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事はXで「敗戦国として果たすべき承服義務を反故にし、国連憲章の旧敵国条項を完全忘却した」と、日本国を口汚く罵っている。 それなら薛剣・大阪総領事に問う。 あなたは毛沢東や周恩来が「尖閣諸島は日本の領土」とみなしていたことをご存じだろうか? ご存じだとすれば、「中国海警局に所属する船舶が、日本の領土である尖閣諸島周辺の接続水域内に入域あるいは領海に頻繁に侵入していること」を、どのように位置づけているのかに関して問いたい。 ◆毛沢東は「尖閣諸島は日本の領土」とみなしていた 時は1953年1月8日。 中国共産党機関紙「人民日報」の「資料」欄に「アメリカの占領に反対する琉球群島人民の闘争」という見出しの記事がある。現在でもネットで閲覧することは可能だが、2016年辺りからだろうか古きデータはデータバンクに入らなければ閲覧できないようなシステムに切り替わっており、しかも有料だ。 そこで2013年2月に出版した『チャイナ・ギャップ 噛み合わない日中の歯車』に掲載した画像をスキャンして図表に示す。ただし紙媒体は白黒印刷なのでネットに転載するときはやや見にくく、拡大した部分を赤で囲むなどの作業を加えた。 図表:毛沢東は「尖閣諸島を日本の領土」とみなしていた(1953年1月8日「人民日報」) 『チャイナ・ギャップ』より転載 四角で囲んだ部分には以下のような事が書いてある。 ――琉球群島は我が国・台湾東北と日本の九州の海面上に散在しており、尖閣諸島、先島諸島、大東諸島、沖縄諸島、大島諸島、吐喇(とから)諸島、大隅諸島等を含む、七組の島嶼から成る。各島嶼群には大小さまざまな島々が含まれており、合計で50を超える名前の付いた島と400を超える名前のない小島があり、総面積は4,670平方キロメートルだ。群島で最大の島は、沖縄諸島にある沖縄本島(すなわち大琉球島)で、面積は1,211平方キロメートルだ。2番目に大きい島は大島諸島にある奄美大島で、面積は730平方キロメートルである。琉球諸島は1,000キロメートルに広がり、内側は東の海、外側は太平洋の公海に面している。(以上) 四角の囲みの後に続く部分では、「アメリカ帝国主義の占領に対して琉球人民が抗議し闘争していること」を紹介し、琉球諸島は琉球人民のものであることを強調し、「米帝は琉球から出ていけ!琉球人民よ、頑張れ!」と日本にエールを送っている。 ここで重要なのは「人民日報」が、日本の領土である「尖閣諸島」に関して中国の呼称である「釣魚島」を使わず日本的呼称の「尖閣諸島」を用いて表現し、かつ「尖閣諸島」を日本の「琉球群島」の領土の一部として定義していることである。 これはすなわち「尖閣諸島は日本の領土である」と認めているということになる。 「人民日報」は中国共産党の機関紙であり、1953年当時はまだテレビはなく、広報手段としては新聞以外に「中央広播電台」というラジオしかなかった。したがって「人民日報」は非常に重要な中国共産党の情報伝達手段で、1950年代初期に天津の小学校で学んでいた筆者は、校舎の最も目立つ掲示板に「人民日報」の各紙面が見られるように貼り付けてあったことを明確に記憶している。授業でもこの人民日報に沿って教師が解説する。授業では「毛主席の教え」として教わった。そのためのデモ行進にも参加させられた。いつも侵略戦争のため虐められていた筆者は、「毛主席」が琉球に関しては日本の味方をしているので、安堵感を覚えた記憶がある。 それくらい全国津々浦々に配布して全国人民に学習させる手段であったので、当然のことながらこの「資料欄」は「人民日報」編集委員室の総意を反映しており、「尖閣諸島」に関する説明は、中共中央のトップに君臨していた毛沢東の認識を反映していたものであるということができる。 その証拠に周恩来外交部長(兼総理)も同様のことを言っている。 ◆周恩来:琉球諸島は日本の領土でなかったことがない 1951年8月15日に周恩来外交部長(兼総理)が「日本に対する米英 平和条約草案およびサンフランシスコ会議に関する声明」を出したことは2016年5月30日に中国外交部が公開している。これは2016年6月27日の人民網でも報道されており、さらに1951年8月16日の「人民日報」でも文字だけだが報道されている。これらによれば、周恩来はアメリカが「日本の琉球諸島を占領していることに関して激しく抗議し、日本のものは日本に返還せよ」と強調している。以下に尖閣諸島関連部分の一部を示す。 ――この草案は、米国政府がかつて国際連盟の委任統治下にあった太平洋諸島に対する信託統治権を保持することに加え、琉球諸島、小笠原諸島、硫黄島、西ノ島、沖ノ鳥島、南鳥島に対する信託統治権も取得することを保証しており、事実上、これらの島々を引き続き米国が占領する権利を維持している。これらの島々は、これまでのいかなる国際協定においても日本からの分離が規定されたことはない(=これらの島々は日本のものだ)。(中略)琉球は米軍の核武器基地となりつつあるが、琉球の愛国的・民主的な勢力は、日本への返還をますます強く求めている。沖縄の人々が団結して闘う限り、必ず目標を達成できる(=琉球を日本が取り戻す)と信じている。(以上) 注目すべきは、ここにある琉球諸島あるいは群島は前掲の1953年1月8日の人民日報にある通り「尖閣諸島を含んでいる」のである。尖閣諸島だけは除外するとは、どこにも書いていない。 ◆カイロ密談で蒋介石は琉球諸島占領を何度も拒否 2008年1月16日、「中国共産党新聞網」(網はネット)に「蒋介石は琉球群島を占領するのを拒んだことを後悔した」というタイトルの記事が載り、同日、「新華網」も同じ内容の報道をしている。筆者が『チャイナ・ギャップ』を執筆した2012年末の時点ではリンク先があったが、今は切れてしまっている。今は中国新聞網で見ることができる。 その記事の内容は「1943年11月、カイロ密談で、アメリカのルーズベルト大統領が中華民国・国民政府の蒋介石主席に『日本を敗戦に追いやった後、琉球群島をすべて中華民国にあげようと思うが、どう思うか』と何度も聞いたのに、蒋介石が断った」という驚くべきものである。 この詳細は前掲の『チャイナ・ギャップ』に書いており、あまりに長いのでここでは省くが、要は「一緒に琉球を爆撃しようぜ。そしたら琉球群島は中華民国にあげるよ」とルーズベルトは言ったのだが、蒋介石はやんわりと断った。おそらく日本敗戦後は中国国内で国共内戦が激しくなるので、毛沢東率いる中国共産党軍をやっつけるために、そちらに集中したいと考えたのだろうと思う。 問題は蒋介石が、断った後にひどくその事を気に病み、同行していた部下の王寵惠(おう・ちょうけい)外交部長に「私が断ったことは絶対に誰にも言わないように。絶対にいかなる記録にも残さないように!」と強く念を押したのだが、帰国後、王寵惠が出張報告のためか、内部記録に残してしまったことだ。 ここで注目すべきは、蒋介石が「要らない」と断った「琉球」は、毛沢東や周恩来同様、「ただし、尖閣諸島を除外する」とは言っていないということである。尖閣諸島を含めて、蒋介石は琉球の領有を拒否したのである。 ◆最初の「尖閣諸島」の領有権主張は在米台湾留学生から始まった ではなぜ中国が日本の「尖閣諸島」を「突如!」、中国のものだと主張し始めたのだろうか? それは在米の台湾留学生のデモから始まっている。 中国(中華人民共和国)がまだ国連に加盟する前の1969年5月、国連アジア極東経済委員会(ECAFE)の報告書は、尖閣諸島のある東シナ海から黄海に関して「石油天然ガスの海底資源が豊かに存在する可能性」を指摘した。 するとアメリカにいる台湾からの留学生がデモを始めた。彼らは1943年の王寵惠の出張報告から、蒋介石が「琉球保有を拒否した」事実をつかんでいた。その頃にはすでに台湾にいる蒋介石が率いる「中華民国」政府が弱体化し、中国大陸の共産中国の方が勢いを増してきている噂が濃厚に流れていた。その事への怒りとともに、台湾留学生たちは「蒋介石に対する抗議デモ」を全米的に展開し始めたのである。筆者は後に、そのデモに参加した在米元台湾留学生を直接取材して、その実態を把握している。 この流れの中で共産中国である中華人民共和国が1971年10月25日に「中国を代表する唯一の国家」として国連に加盟し、国連創設に貢献した「中華民国」を国連から追い出してしまった。 そして1971年12月30日になって初めて、中華人民共和国は「国連海洋法委員会」で「突如!」、「釣魚島(尖閣諸島の中国の呼称)は古来より中国の領土」と主張し始めたのである。 「台湾のものは中国のもの」という主張が、共産中国で徹底し始めたわけだ。それがこんにちにまで至っている。 ◆それに対して日本政府は何をしてきたのか? 問題は、それに対して日本政府は何をしてきたのかだ。 1989年6月4日の天安門事件に対する西側諸国の厳しい対中経済制裁をいち早く解除させただけでなく、10月11日のコラム<自公決裂!組織票欲しさに二大宗教団体を利用した自民党のツケ 遂に中国の支配から抜け多党制に移行か>で触れたように、中国の国連加盟や日中国交正常化などに貢献してきた公明党と組んで長きにわたって自公連立政権を続けてきた。 その間に「組織文化的」に「公明党的思想」が深く静かに自民党国会議員の中にしみわたり、尖閣諸島を管理する海上保安庁の所轄省庁である国土交通省の大臣のポストは、まるで公明党の指定席のようになっていた。だから尖閣諸島周辺での中国船の傍若無人の活動を禁止するという行動に出ることができないという状況に至っている。 そのことは海上保安庁が公開している<中国海警局に所属する船舶等による尖閣諸島周辺の接続水域内入域及び領海侵入隻数>をご覧になれば一目瞭然だ。台湾有事という仮定の状況も重要だろうが、日本人は日本の領土内で日夜現実に起きている、この惨憺たる現状を、切迫した現実として直視すべきだろう。 このような惨状が放置されたママになっているのは自民党が票集めのために公明党から離れられなくなったのが原因で、今でも公明党に培養されてきた「意識」=「組織文化」が影響し、中国に遠慮して、遺憾砲以外は何も行動に出ようとはしていない。 薛剣のような暴言を吐いても、「遺憾である」という反論の域を出ていないのではないかと思う。 違うのなら、ぜひとも薛剣を国外追放という形で厳罰に処するという行動に出て欲しいし、海上保安庁のデータにあるような中国船舶の傍若無人な行動を、実力で阻止していただきたい。日本政府はこの緊迫性に注目すべきだ。 と同時に「国連憲章」を持ち出しながらヤクザのような恫喝を続けている薛剣には、他国の領土領海に侵入する中国船舶に関して、毛沢東や周恩来のメッセージおよび蒋介石の拒否を軸として回答を求めたい。 ――――――――――――――――――――――――――遠藤誉 中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。中国問題グローバル研究所所長。筑波大学名誉教授、理学博士。内閣府総合科学技術会議専門委員(小泉政権)や中国社会科学院社会学研究所客員研究員・教授などを歴任。
2025.11.26
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世界支配を目論む全体主義の現実を 見て見ぬ振りの日本のリベラルたち! 中国共産党の独裁政治の結果で、多くの内外民衆が呻吟していることを悲しむ・・・ 2025-11-25 はんぺん中国全体主義の威嚇と挑発は、台湾、尖閣(釣魚島)、沖縄だけで、止まらないのだという認識が重要だ! 彼らは、南シナ海も、自分たちの領海あるかの如く、振る舞ってきた。戦闘艦艇を派遣して、ベトナム、フィリピン、インドネシアの漁民を追い出したり、排除するなどの実力行使は、何度も報道されている・・・ 日本のリベラルたちは、これらの蛮行にも、沈黙を貫いているようだ。新社会党・社民党・MDS・アサートなどのグループの事だ。恥を知れ! リベラルたち!! (民主主義)(人権)を口にする資格は、あなたたちには無いのだ・・・という事をはっきり申し上げたい。 皆さんは、どう思われるか? 沈黙は(金)では、無い! はんぺん――――――――――――――――――――――――中国大使館、ついにXで尖閣諸島が領土と主張 「何を言おうと釣魚島が中国に属する」に反発続々 2025-11-22 日刊スポーツ 中国の駐日本大使館が21日夕、公式X(旧ツイッター)を更新。日中関係の緊張が高まる中、改めて尖閣諸島・魚釣島(中国では釣魚島と表記)について「中国固有の領土」と強く主張した。 同大使館は日本語で「中国駐日本大使館報道官:釣魚島とその付属島嶼は中国固有の領土であり、中国海警船が中国領海で巡航・法執行を行うのは正当かつ合法で、理の当然だ」と書き出した。 そして「いかなる人が何を言おうと、何を書こうと、釣魚島が中国に属するという事実を変えることはできず、中国が自国の領土と主権を守る決意を揺るがすこともできない」と記した。 この投稿に対し「おいおい、せっかく日本国内世論を煽って高市下ろしをさせようとしてるのに、ここにきて反高市派の日本人まで『あれ?やっぱり中国ってやばいじゃん』と気付かれるような投稿を、わざわざ日本語でしてどうすんのさ?」 「いよいよ本命の領土主張が来たね。台湾侵攻と言いながら尖閣や沖縄周辺海域の領海化が本丸だもんね」「国際法と自国が尖閣諸島を日本の領土であると認めてた証拠が見えないのか?」 「いや、中国固有じゃないだろ 歴史勉強しなよ」「これは一線超えたね」「『無茶苦茶』ですね」「大使館が気軽にポストすべき内容ではありません。尖閣諸島は日本の領土です。中華民国だった頃に日本の領土だと当時の政府が認めています」などとさまざまな反響の声が寄せられている。
2025.11.25
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ロシア全体主義の跋扈を許さず、NATO・EUは、結束してウクライナ支援に当たれ! ロシアによるウクライナ侵略戦争を、決して成功させてはならない!! 2025-11-25 はんぺん(終わりの始まり)という言葉がある。ウクライナ侵略戦争が、それに当たるのではないか?これまでも、ロシアは、何度も周辺の小国家に。挑発と戦争を仕掛けてきた。チェチェン、ジョージア、アゼルバイジャン、アルメニア、モルドバ・・・・(アブハジア戦争、南オセチア戦争は、ともにグルジア(ジョージア)北部地域の分離紛争、カラバフ戦争はアゼルバイジャン内のアルメニア人自治州をめぐる紛争。) 『ロシアがウクライナ侵攻に乗り出した時、「21世紀の欧州で、こんなことがあり得るのか」と世界は唖然とした。だが、東欧のバルト三国(リトアニア、ラトビア、エストニア)やポーランドにとっては、長らく最も恐れていたことが現実化した瞬間だった。ポーランド大統領だった故レフ・カチンスキ氏は2008年8月、ロシア・グルジア(現ジョージア)戦争の終結時に首都トビリシを訪問し、「今日はジョージア、明日はウクライナ、その翌日はバルト三国だ。そして恐らく、次に順番がくるのがわが国ポーランドだ」と語った。』(東欧が見てきたロシアの本性 〝最前線〟の日本は何を学ぶか。Wedge online) 全体主義=ソ連共産党による独裁政治は、その流れを汲むプーチン:ロシアに、間違いなく、引き継がれている。そして、大国ロシアの拡張主義=膨張政策は、帝国主義的な植民地政策と本質的には変わらない・・・と思える。そして、中国共産党の習近平の中華思想も、彼らの世界制覇の野望も、そう考えるべきだろう。 そこには、ジョージ・オーウェルのディストピアの世界が拡がっている・・・リベラル派は、それが、わからない・・・今後は、護憲で平和が守れると考える日本人は、少なくなっていくだろう・・・現実を見れば、誰でもわかる! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――――――ロシアはすでに戦争準備段階――ポーランド軍トップが警告 2025-11-19 ニューズウィーク日本版 <欧州の関心はロシアがいつウクライナへの攻撃をやめるかではなく、ウクライナの次の標的はどこか、になっている> ロシアはポーランドとの戦争に向けた準備を開始したと、ポーランド軍の最高司令官が発言した。ウクライナ侵攻後のロシアの戦略意図について、欧州の指導者たちがかねて警告してきた内容だ。 ポーランド軍参謀総長のヴィエスワフ・ククワはポーランドのメディアに対し、同国の鉄道で11月16日に起きた爆発による破壊工作の捜査が進む中、こうした見解を示した。 ポーランドのドナルド・トゥスク首相は「前例のない破壊工作だ」と述べたが、直接ロシアを名指しはしていない。ただし、これまでも複数回にわたり、ロシアによるハイブリッド攻撃を非難してきた経緯がある。 フランスの研究機関、ESSECインスティテュート・フォー・ジオポリティクス・アンド・ビジネスの共同ディレクターであるオレリアン・コルソンは本誌に対し、「鉄道インフラへの破壊行為は、NATO領内の重要インフラを標的にできるという敵対勢力からの警告だ」と語った。 本誌はクレムリン(ロシア大統領府)にコメントを求めている。 ポーランドはNATO加盟国であり、今回攻撃された鉄道路線はウクライナに支援物資を輸送するうえで極めて重要な連絡路となっていた。 ククワの発言は、ロシアがウクライナ以外にも敵対行動を拡大し、NATOの結束と対応力を試そうとしているのではないかという欧州当局者たちの間に広がる懸念。 トゥスクは、爆発物が仕掛けられたのは、首都ワルシャワから南東に約100キロの都市ルブリンとの中間地点だった。破壊跡が発見されたのは16日の午前7時30分ごろで、運転士が気づいて列車を緊急停止した。 負傷者は出ていないが、トゥスクはX(旧ツイッター)上で「ポーランド国家とその市民の安全を標的にした前例のない破壊工作だ」と発信している。 BBCによれば、同日、同じ鉄道路線のさらに先でも別の破壊行為が疑われる事件があり、列車が緊急停止した。現在捜査中だという。 調査報道記者のフリスト・グロゼフはXに、損傷した線路と線路上に残された配線の画像を投稿。リシャ・ウ行きのルートで遠隔操作による爆破が行われた可能性を示唆した。 トゥスクはロシアの関与について明言を避けたが、ククワはポルスキエ・ラジオに対し、「ロシアはすでに戦争準備段階に入っており、ポーランド領土に対する潜在的な攻撃の条件を整えつつある」と述べた。 ククワは「いま起きているのは戦争そのものではなく、いわば『戦前』の状況──我々がハイブリッド戦争と呼ぶものだ」と語る。 また、米国の国防長官ピート・ヘグセスが、現在の国際情勢を第二次世界大戦前夜の1939年や冷戦ピーク時の1981年に例えたことについて、「非常に適切な比較だ」と評価した。 ESSECのコルソンは本誌に対し、今回の破壊行為はNATOの耐性を試すものだと語る。また、鉄道、空港、港湾、物流拠点といったインフラに対する攻撃により、欧州の日常レベルにもウクライナ戦争の影響が波及していると指摘した。 一方、クラクフのヤギェウォ大学ヴォイチェフ・ミフニク助教授は、ククワの「戦前状況」という認識は正しいと認めつつ、それが必ずしも戦争に発展するとは限らないと話す。 ハイブリッドな脅威は、侵略に適した環境を作り出し、相手の対応力を試すものであり、必ずしも通常戦争へと発展するとは限らないとミフニクは説明する。 ロシアによるポーランド侵攻が、ウクライナ侵攻と同様の全面戦争の形で行われる可能性は低い。現在のロシアの軍事力、ポーランドの軍備強化、NATOの集団的防衛義務などを考慮すれば、現実的ではないと、ミフニクは言う。「だからといって、ポーランドが警戒を緩めていい理由にはならないが」 欧州の指導者たちはこれまでも、ロシアがウクライナの同盟国に対して破壊工作やサイバー攻撃、ドローン侵入などのハイブリッド戦争を仕掛けていると非難してきた。ロシアは否定している。 9月には、隣国ベラルーシからポーランド領空にドローンが侵入し、同国が警戒レベルを引き上げる事態となった。ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領はロシアのウラジーミル・プーチン大統領に最も近い同盟者として知られている。 米シンクタンクの戦争研究所(ISW)は17日、「ポーランドでの鉄道爆破は、欧州を不安定化させ、NATOとの潜在的戦争に向けた政治的・情報的・心理的条件を整えるロシアの『フェーズゼロ』作戦の一環だ」と分析した。 ククワは「我々は常に戦争前夜にいる。冷戦期もその一例だった」と述べ、戦争が起きていないからといって安全だとは限らないという認識を示したうえで、「この戦前期をどう管理し、有効な抑止戦略を築くかが重要だ」と語った。「戦前期」とは、まだ戦争が始まっていなくても、安全保障上の緊張や破壊工作が活発化している状態を指す。 ブレンダン・コール
2025.11.25
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中国共産党による(大うそ)を 中国人旅行者が否定! 笑ってしまう(お粗末さ!) しかし多くの中国人は(洗脳)の犠牲者に・・・・ 2025-11-24 はんぺん (中国政府共産党)が、日本での治安の悪化、中国人の被害の増加を、口実にして、日本への旅行の実質的制限で、経済圧迫を試みている。 皮肉な事に、この(治安の悪化)(中国人旅行者の被害増加)という大ウソが、現在日本で旅行中の中国人から、全否定されている。 テレビのニュースのインタビューが、面白かった。しかし、旅行にも行けない、多くの中国人にとっては、政府公認のテレビなどで(洗脳)されて、さらに拡散されていくのだろうな・・・・と。 反政府的な言動が、徹底的に取り締まられ、弾圧されるのが、全体主義・中国だ。間違った政府の反日キャンペーンにも、黙っているしかないのだろう・・・・そういうかたちで、共産党の支配が続くわけだ。 こういう現実は、悲しい事だが・・・・日本に住む新社会党などのリベラルたちは、この中国共産党による(大うそ)をどう考えているのだろうか? 彼らも、同じように、黙り込んで、何も言わない・・・・のだろうか? その態度が中国の異常さ、蛮行を容認するという事実に、気づかないのだろうか? 僕は、それは(犯罪だ)と言ってきた。 「小泉進次郎防衛相は23日、日本最西端の沖縄県与那国町を訪問し、上地常夫町長と面会した。海洋進出を強める中国を念頭に、自衛隊の防衛力や日米同盟強化の重要性を強調するとともに、部隊配備への理解を求めた。面会後、台湾に近い与那国へのミサイル部隊配置計画に関し「地域の緊張を高めるという指摘は当たらない」と記者団に述べた。」(共同通信) 遅すぎたのではないか? と、僕は思う。 中国は、もうすでに多くの戦闘艦艇を、尖閣周辺にも配置し、領海侵犯を繰り返している。(尖閣は、中国領だと公言している)また、中国戦闘機が、台湾周辺を飛び回って、威嚇と挑発を繰り返している・・・・ キナ臭い緊張地域であるがゆえに、見て見ぬ振り(リベラル)ではなく、はっきりとした意志を外に向けて、発信対応するべきだった。 あいまいで、煮え切らない対応であれば、相手は、これを甘く見て、付け入るスキを与えてしまう・・・・民主党政権での失敗をキモに銘じてほしいと思う!!自衛隊のミサイル部隊の派遣は、中国側による一方的な現状変更に対する大きな抑止力となる事は、明らかだ。(リベラルたちは、多分、何もできない!) 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――――――外務省、中国人が被害受けた事件件数を発表 過去3年は同程度 2025-11-22 毎日新聞 外務省は21日夜、国内で中国国籍の人が被害者となった凶悪犯罪の認知件数を発表した。過去3年で同程度で推移しているとして、中国側が自国民への渡航自粛などを呼びかける理由に、日本国内で中国人が襲われるリスクが高いと主張していることに反論した。 殺人、強盗、放火を合わせた件数は2023年48件、24年45件、25年は1~10月で28件だった。このうち殺人は23年15件、24年15件、25年(同)7件。中には容疑者、被害者とも中国人のケースも含むという。 同省は「中国政府の発表で、あたかも今年に入って国内で中国国籍者に対する犯罪事件が多発し、安全へのリスクが高まっているかのような言及があるが、指摘はあたらない」としている。【田所柳子】 ――――――――――――――――――――――IPACが薛剣氏投稿を非難、各国に「日本支持を」 首相答弁は「正当」。 米欧300人議員 2025/11/21 奥原 慎平 産経新聞 日米欧など民主主義圏の国会議員らで構成する「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」は20日、高市早苗首相が台湾有事について「存立危機事態」になり得るとした国会答弁を巡り中国の薛剣・駐大阪総領事が不穏当なSNS投稿をした問題に対し、「威圧的発言を強く非難する」との声明を出した。首相の答弁については「台湾海峡の緊張に伴うリスクに警鐘を鳴らし、極めて正当」と評価し、各国政府に「日本への支持の表明」を訴えた。 首相答弁は「慎重で戦略的」声明でIPACは、集団的自衛権の行使が可能となる「存立危機事態」を巡る首相の答弁は「挑発ではなく、慎重で戦略的な判断に基づく」と分析。「『台湾の安全保障は世界の安全保障』という国際社会の認識の拡大を反映する」とした。 台湾人に対しては「自らの未来を自由に決定する権利を有している」と改めて指摘し、「世界の繁栄を脅かす行為は抑止されなければならない」と台湾有事の抑止を強調した。 IPACは2020年6月、中国政府による人権侵害行為を監視する目的で設立された。民主主義圏の議員による連携を進めており、約300人の与野党議員が加盟する。自民党の逢沢一郎衆院議員や国民民主党の舟山康江参院議員らも名前を連ねる。 維新・岩谷氏もIPAC総会へ先立って11月7、8日にブリュッセルの欧州連合(EU)欧州議会で開かれたIPACの年次総会には、台湾の蕭美琴副総統が招かれた。 日本維新の会の岩谷良平前幹事長も出席し、重要鉱物や先端技術の中国依存のリスクを訴え、民主主義陣営の協力を呼びかけるなど日本の立ち位置をアピールした。――――――――――――――――――――――――IPACの声明は以下の通りIPACの加盟議員一同は、中国の大阪総領事が高市総理大臣に対して行った威圧的な発言を強く非難いたします。 このような暴力的な言辞は断じて容認できません。北京当局は外交的規範への敬意を著しく失っており、近年世界各地で同様のことが繰り返されています。 私たちは、高市総理が台湾海峡の緊張激化に伴う広範なリスクに警鐘を鳴らされたことは極めて正当であると考えます。 「存立危機事態」を巡る総理の発言は、挑発ではなく、慎重で戦略的な判断に基づくものであり、「台湾の安全保障は世界の安全保障である」という国際社会における認識の拡大を反映するものです。 抑止や緊張緩和に失敗すれば、世界経済は深刻な不況に陥るでしょう。私たちはそれを傍観するわけにはまいりません。 G7(先進7カ国)が一方的な現状変更への反対を改めて表明したことは極めて正当な判断でありますが、今こそその呼びかけを行動に移す時です。 私たちは、各国政府に対し、日本への明確な支持を公に表明し、台湾周辺における「越えてはならない一線」を明確にし、衝突を抑止するための政治的・経済的措置を緊密に連携して打ち出すよう求めます。 台湾の人々は、自らの未来を自由に決定する権利を有しており、世界の繁栄を脅かす行為は抑止されなければなりません。 (奥原慎平)
2025.11.24
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破産が鮮明になったリベラル、反省の無いリベラル、いつまでも(社会主義)に しがみつくリベラルに、未来は無い。威嚇と挑発には、民主派による包囲網で対抗を! 2025-11-23 はんぺん 中国の一部からは、以前から「沖縄は、中国領だ」との主張が、繰り返されてきた。このブログでも、何度か、取り上げてきたが、日本のリベラルたちの無関心・・・見て見ぬ振りが、際立っている!! 新社会党・社民党・MDS・アサートのグループの言動は、常軌を逸している!!!(MDSとは、民主主義的社会主義運動という弱小の社会主義政党の事) 尖閣も沖縄も、日本領土だ。それを(力による変更)を企ててきたのが、全体主義の習近平だ。 (自由・民主主義・法による支配)という共通の価値観(基本認識)が、共有されない全体主義による、弱肉強食の価値観が、世界の支配的流れになるなら・・・・それは、もうディストピア(暗黒の社会)に行きつく。 リベラルたちの破産は、明らかであり、(反省する勇気)の欠いた彼らを 国民は、許さないだろう!!!!! この記事・・・中国は、「日本への軍事行動は可能」だという。平和憲法を「錦の御旗」にしてきた日本リベラルたちは、なぜ、これを非難・糾弾しないのか?あなたたちの言う「平和」「民主主義」「人権」とは、いったいどんなものか?? 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――――――日本に「軍事行動可能」 中国大使館投稿、沖縄・尖閣関連も 2025-11-22 八重山日報 台湾有事を巡る高市早苗首相の答弁に対し、日本を牽制する中国政府の宣伝攻勢が続いている。21日には中国大使館がX(旧ツイッター)で、日本への軍事攻撃は可能と主張。尖閣諸島(石垣市)や沖縄に関する投稿も行い、この機に乗じて沖縄の帰属を問題化したい意図もうかがえる。 中国大使館の投稿では国連憲章を引用し、第2次大戦の敗戦国であるドイツ、イタリアなどの「ファシストまたは軍国主義国家のいずれか」が、再び侵略政策を実施した場合、中国などの国連創設メンバー国は安全保障理事会の承認を必要とせず、直接軍事行動を実施できるとした。 尖閣諸島(中国名・釣魚島)についても「誰が何を言おうと、中国に属する事実は変えられず、中国が領土主権を守る決意を揺るがせることはできない」と改めて強調。尖閣諸島に対する領有権主張をさらに強化する姿勢も示した。 さらに中国メディアの報道から、在日米兵の性犯罪や米軍基地の建設に抗議する沖縄県民らの写真を紹介した。中国紙は沖縄の日本帰属を疑問視する報道を連日行っており、中国大使館の投稿は、沖縄と日本本土を分断するプロパガンダの一環と見られる。
2025.11.23
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中国共産党:習近平の威嚇と挑発に、ヒルムことは無い! 「自由」と「民主主義」と「法の支配」の価値観の共有で結束して、対抗しよう!! 2025-11-22 はんぺん 経済的圧迫や 交流停止などは、中国全体主義の(常套手段)だ。これまで、日本は、何度も経験してきた。「本当に、中国(共産党)は、先進国なんだろうか?」 と、日本人は思っているのではないだろうか?? このような露骨な威嚇と挑発に、野党、特に日本のリベラルたちの対応が、僕は、気になってきたが・・・。新社会党・社民党・MDS・アサートたちの事だが・・・・・・・・彼らの無反応が、とても、とても気になる・・・・のだ! (仮に)彼らが政権を執ったら、この場合は、どうするのだろう?? 皆さん、そんなことを考えませんか?もちろん、今のご時世で、リベラル政党が、政権を掌握するなんて、考えられないし・・・・そんな事が、あってはならない事なんだが(もし、左派政権?が成立すれば、日本は、地獄だ・・・と僕は思う。) 現在、大きな経済的困難を抱えている日本経済・・・・その対中依存度は高く、それを利用して、日本の(喉元)を締め上げようとしている習近平の中国だが、こんな蛮行を、日本だけでなく、ベトナム、フィリピン、インドネシアなどにも、何度も、繰り返している・・・・。 彼らの覇権主義の勢いは、止まるところを知らない・・・それは、全体主義(独裁政権)を、誰も止めることができないから・・・・・中国・ロシア・北朝鮮は、やりたい放題で、世界の危機の震源地だ!! ヒットラーの時代は、ナチスの敗北で、一応の決着はついた。しかし、今の時代では、そうもいかない・・・・巨大軍事国家の中国(軍国主義)を、民主派が結束して対抗しても、軍事的に打ち負かす事は至難の業であり、一端、戦端が開かれれば、局地戦では済まないのが、今の時代だから・・・・ 今の世界は、民主主義派と 全体主義派の(新冷戦)の真っ最中・・・・全体の流れでは、民主派は、ジリジリと押し切られつつあるように、僕は感じている。 世界を救う手立ては、あるのだろうか? 僕には、分からない・・・・ しかし、一つだけ、はっきりしている事がある。それは(日本の)平和憲法(武装放棄)では、100%、不可能だという事。よくもまあ護憲派は、破産しているのにも拘わらず、最近まで、生き残ってきたのだなあ・・・と、改めて、感慨深い。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――中国政府、日本への渡航避けるよう注意喚起 2025-11-15 日テレNEWS中国政府は、14日夜、中国国民に対し、当面の間、日本への渡航を避けるよう厳重な注意喚起を行いました。高市首相の台湾有事をめぐる発言への対抗措置とみられます。 中国外務省は中国国民に対し、当面の間、日本への渡航を避けるように厳重に注意喚起し、すでに日本にいる中国国民に対しては、「現地の治安情勢に細心の注意を払い、自己防衛を強化すること」を求めました。 その理由について、「日本の指導者が公然と台湾問題に関する露骨な挑発的発言を行ったことで、日本にいる中国国民の身体と安全に重大なリスクをもたらしている」と説明しました。 中国政府は高市首相の台湾有事をめぐる発言への反発を強めていて、今回の対応について、日本政府関係者は、「インバウンドを人質にとるということだろう」と指摘しました。 ―――――――――――――――――――――中国の防諜機関が対日威嚇。邦人摘発強化も 2025-11-19 時事通信 【北京時事】中国で情報収集と防諜(ぼうちょう)を担う国家安全省は19日、高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁をSNSで強く非難し、取り締まりを強化する姿勢を示した。 反スパイ法による邦人摘発をちらつかせて日本を威嚇する狙いがあるとみられ、中国在留邦人にさらに不安が広がりそうだ。 同省は「中国の統一に武力介入しようとする野心は高度に警戒するに値する」と主張。「国家分裂を図ろうとする陰険なたくらみを断固粉砕する」よう捜査員らに命じた。習近平国家主席の側近である陳一新国家安全相の指示とみられる。 習政権は「国家安全」を極めて重視している。その中核を担うのが同省で、近年、SNSで過去のさまざまなスパイ摘発事案を紹介するとともに、国民に対して積極的な通報を奨励している。
2025.11.22
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墓穴を掘る前に、中国共産党による(世界浸透工作)に最大限の注意を! リベラル派は、独裁者に寄り添うな!!! 2025-11-21 はんぺん 中国共産党政権による覇権主義が、世界を揺るがしている。究極の世界制覇を狙っているかのように、僕には映る・・・ 世界中に、巨大なスパイ網を張り巡らして、その国の方針を自国に都合の良いように歪めようとしてきたが・・・・つい最近、英国では、中国人によるスパイ工作活動について、注意喚起された事が、報道されたばかりだ! (参考) 英MI5が議員らに中国によるスパイ獲得活動を警告 SNS通じて接近図る女性工作員https://www.sankei.com/article/20251119-53YNZ3UVGZMP7NVHCYHNYWEW44/?890588 また、世界中に散らばっている膨大な数の中国系の現地住民を傘下に収め、その国の主導権を狙ってもいる。・・・・今から、55年ほど前、1973年のころ、僕が学生時代に英国を旅行した時に、スコットランドの内陸奥深くのブレーマーという田舎町で、なんと(中国料理店)を見つけたのだ。(ここにYHがあった) 商売っ気の強い中国人は、相当昔から海外に飛び出して、世界中で商売に精を出してきたという事が、よくわかったモノだが・・・・長い長い時間の経過の中で作り出されてきた中国系の社会網を、習近平独裁政権は、最大限利用しようとしている!!!! 前に、このブログで取り上げた(孔子学院)による、全世界への(浸透工作)の脅威についても、ようやく、世界は、認識を新たにし始めている・・・ 今回は、習近平独裁政権にとって(不都合なウイグル問題)について、英国の研究者に、研究するな! という(圧力)をかけた・・・というのは、明確な主権侵害行為であり、英国政府にとっては、看過できないモノだ。 こんな中国政府による蛮行に対して、日本のリベラルたちは、またまた黙って見逃すのだろうか?新社会党・社民党の社会主義を目指す指導部の皆さんにお聞きしたいと思うのだ。MDSや アサートの 全体主義を非難・糾弾しない指導部の皆さんにも、お聞きしたい・・・いつまで、社会主義による〈洗脳〉に、どっぷり漬かり続けているつもりなのか? と。(MDSとは、民主主義的社会主義運動という、弱小の社会主義政党の事) 全体主義による(蛮行)に、見て見ぬ振りを続ける事により、彼らを(肯定)することになる・・・その(犯罪性)が、福島瑞穂たちには、分からないのだろうか??独裁者を喜ばせて、何が(民主主義?) 何が(人権?) なのだろうか??? 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――中国が英国の大学研究に圧力。 ウイグル研究干渉するな!! <産経:主張> 2025-11-14 産経新聞 中国の治安当局が英シェフィールド・ハラム大学に圧力をかけ、新疆ウイグル自治区の人権侵害に関する同大教授の研究が中止に追い込まれた。学問の自由が踏みにじられたことになる。 外国の大学への中国の露骨な干渉であり、容認できない。大学が中国の圧力に屈したのも看過し難い。 ウイグルでは長年、イスラム教徒が拷問や性的暴行、強制的な出産管理を受けたと訴えてきた。国連人権高等弁務官事務所はこれを受け、2022年夏の報告書で、「深刻な人権侵害が行われている」と認定した。 同大のローラ・マーフィー教授は、強制労働の実態などを国際社会に次々と発信してきた。しかし、中国の治安当局者が24年春、同大の北京事務所を訪れ、教授の研究をやめさせるよう迫ったという。大学はこの後、研究中止を決定した。 中国側は、大学のウェブサイトへの中国本土からのアクセスを遮断し、中国人留学生の募集を妨害する嫌がらせもした。 大学は研究中止の理由として、英国や中国の同大職員の安全など「複雑な事情」を挙げた。一方、中国人の留学生受け入れに伴う収入の減少や、関連事業への影響を強く懸念したとの指摘もある。学問の自由との引き換えなら、言語道断だ。 英政府報道官は「外国による脅迫や嫌がらせは容認できない」と反発している。英警察も捜査する方針という。英政府は悪(あ)しき前例とならないよう、中国に厳重に抗議する必要がある。中国人留学生を受け入れる日本や欧米など他の大学も、他山の石とすべきだ。 今回の事例で、ウイグルでの人権侵害を隠蔽(いんぺい)しようとする中国共産党政権の姿が改めて浮き彫りになった。国際社会は人権侵害を続ける中国に、一層の圧力をかける必要があろう。 同自治区からの物品輸入を原則禁止する「ウイグル強制労働防止法」を施行する米国は今夏、税関検査で力を入れる品目に希少金属など5つを追加指定した。評価できる対応だ。 高市早苗首相は就任前の5月、国際人権団体がウイグル問題に関し国会内で行った記者会見に同席し、「米国法のような形の法律があった方がいい」と述べた。ウイグルの人権状況改善に向け、日本政府も対策を講じるときである。
2025.11.21
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移民・難民の問題は、簡単ではない・・・リベラルも現実を見るべきだ! 国民との対話と理解無しの(移民・難民受け入れ)は、墓穴を掘るばかり・・・ 2025-11-21 はんぺん トランプが、不法移民の流入を止めるために、メキシコ国境に(壁)を作っている。日本のリベラルたちの反応は・・・だいたい想像がつく。(困っている人たちに、手を差し伸べるべきだ・・・)というような感じだろう。(壁)で、流入を阻止するのは、非人道的?? これは、僕は、間違っていると思っている。中南米などの貧困国、独裁国家などから、多くの国民が逃げ出す現実が、多く報道されている。これは、現実だろう。彼らは、国境を誰にも見つからないように、乗り越えて、アメリカに入ってくるという。 こんな形の不法入国者が、数百万人になるという。膨大な数字だが・・・これって(法による支配)の否定では無いのか?? そもそも、こんな不法入国者を取り締まらず、放置すること自体、健全な国家として成り立たないのではないか?? 闇夜に紛れて、国境を越えて、進入する。そして、当局に見つからないように、こっそりと職を得て、働き、暮らし始める・・・・。 膨大な彼らの実態を治安当局が、把握できていないため、治安維持は、不可能ではないか? 幽霊のような存在の密入国者が、数百万人もいること自体、日本人には、理解不能だ。トランプでなくても、(きっちりと国境管理せよ)の声が上がるのは、当たり前。 さすがに、リベラル的だと言われる民主党も、事態の深刻さを受けて、取り締まりの強化には、反対出来ていないと思う。 難民申請や、きちんとしたルールに沿った形で、受け入れる体制を、アメリカは、もっと早くに作り上げておくべきだったのだ。 そうしておけば、この不法入国者の問題が、トランプにとっての格好の攻撃材料には、ならなかった・・・・ (壁)は、その一つの解決方法として、トランプが提起したが・・・民主党には、代わりの対策が、あるのだろうか?? 皆さんも・・・考えてほしい。 日本は、島国だから、隣国と 国境を接していることは無い。それで、不法入国者についての認識は希薄だ。(それでも、多くの!北朝鮮の工作員=スパイが、不法に入国していた!) そういった不法入国者は、住民票も無い、保険証も無い、犯罪を犯しても、警察は、特定する事が困難! そう スパイ天国=日本が、現実だ。 ドイツの場合、受け入れたのは、不法移民ではなく、シリア難民であり、住民として、きちんと登録されいるだろう。ここが、アメリカとの大きな違いだろう。 「欧州の良心」と言われたドイツは、メルケル首相を中心に、多くのシリア難民を受け入れた。「ドイツには約100万人のシリア人がいる」(本文) しかし、そのドイツでさへ、受け入れ規模が、多すぎて、対応不能に陥ってしまって、国民の反感を買っているのが、現実だ。 低賃金でも働く難民の圧力もあり、ドイツ全体の労働者の賃金水準が、低めに抑えられている事だろう。それでも、職にありつけない難民たちは、食うために(犯罪)に手を染める事も増える・・・これは、間違いない。「犯罪件数は移民増加と関係なく、過去10年で減少している。一方、昨年の犯罪容疑者のうち、35%は外国人が占めた。」(本文) とは、そういう事だろう。 5月の仏行では、パリ東駅の周辺には、中東アジアから来たと思われる難民風の多くの人々が、野外の無料食堂テントに、行列を作っていたのが、印象的だった。 「駅や公園に職のない移民の男たちが群がり、夜間外出する女性は犯罪におびえねばならなくなった」(本文) と言うのは、うなずける。 5年ほど前、北欧行の際には、ストックホルムのホテルの近くで、職にあぶれたのか? 中東風の浮浪者然とした何人もが、地べたに、ゴロ寝しているのを見ている。 「欧州の良心」が、どこまで、可能なのか? 国民との対話と理解無しの(移民・難民受け入れ)は、墓穴を掘るばかり・・・のような気がするのだった。 また、「移民の多くは女性の権利を認めず、暴力が横行する国から来る。その影響に目を向けよ」と訴えた。トルコ移民2世で緑の党のオズデミル元党首は、イスラム移民社会に残る家父長制や男尊女卑の風潮に言及。左派は差別撤廃にこだわるあまり、論議を避けてきたと意識改革を迫った。」(原文) は、示唆的だ! 家父長制と 男尊女卑は、リベラルのいう差別撤廃とは、相容れない。異なる宗教も、大きな障害になる中で、難民受け入れの進め方にも、国民との対話と理解が、どれほどに深化できるか? トランプの(壁)と同様に、検討されねばならない課題は、多いと言えるだろう。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――――ドイツ、いきなり本音の移民論議。 首相「送還を始めてよいはず」 シリア難民が100万人 2025-11-14 三井 美奈 産経新聞ドイツは2015年、シリア内戦を逃れた難民を寛容に受け入れ、「欧州の良心」の象徴になった。それから10年。政府は流入抑制にかじを切り、タブー破りの移民論議も噴き出した。 「シリア内戦は終わり、ドイツで難民生活を送る理由はなくなった。送還を始めてよいはずだ」 メルツ首相は3日、こう述べて、従来の政府原則から大きく踏み出した。 ドイツには約100万人のシリア人がいる。政府は少子化時代の切り札として、統合と雇用を進めてきた。それが今になって、「難民はみんな帰国すべきだ」という態度になった。突然の変化に「まるで極右のよう」という批判が出た。 確かに、発言には政治的焦りが透けてみえる。メルツ氏の保守系与党、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は看板の景気対策で成果が出せず、支持率が急落。移民排斥を掲げる野党、ドイツのための選択肢(AfD)に首位を奪われた。姿勢はおのずと右傾化する。 移民と犯罪 タブー払拭・・・人種問題が絡むような際どい言動も飛び出した。 10月、旧東独の集会でのこと。メルツ氏は政府の努力で難民申請者が減ったと強調し、「まだ都市景観に問題がある。だから、大規模送還に向けて取り組みを進めている」と述べた。左派野党は「肌の色が違う移民への差別か」と猛反発し、抗議デモが広がった。 メルツ氏は一歩も引かなかった。「あなた方の娘さんに聞いてみなさい。明確に答えてくれるはず」と反論した。駅や公園に職のない移民の男たちが群がり、夜間外出する女性は犯罪におびえねばならなくなったという指摘だ。 移民と犯罪を結びつけるのは、ずっとタブー視されてきた。しかも「景観」という言葉は、在住権を持つ移民や2世と不法移民を一くくりにし、異物扱いする差別的な響きがある。それでも世論調査では、メルツ氏の主張に63%が同意した。ウクライナ戦争や景気低迷で不安が国を覆う中、封印されていた移民への不満がどっと出た感じだ。 イスラム社会の男尊女卑メルツ氏には、左派リベラルに意外な援軍がいた。フェミニズムの著名な活動家が「移民の多くは女性の権利を認めず、暴力が横行する国から来る。その影響に目を向けよ」と訴えた。トルコ移民2世で緑の党のオズデミル元党首は、イスラム移民社会に残る家父長制や男尊女卑の風潮に言及。左派は差別撤廃にこだわるあまり、論議を避けてきたと意識改革を迫った。 警察統計によると、犯罪件数は移民増加と関係なく、過去10年で減少している。一方、昨年の犯罪容疑者のうち、35%は外国人が占めた。今夏には公共プールでシリア人集団による女児わいせつ事件が起き、社会に衝撃が広がった。 ドイツに最近行ったとき、シリア難民で30代の知人に話を聞くと、「ドイツは安易に移民を入れ過ぎた。現実には危ない連中が大勢いるのに」と言った。シリア人仲間で固まらないように注意しているとも打ち明けた。彼はドイツ市民権を獲得しており、やはり帰国するつもりはないという。「みんなここに残りたがっている」と話した。市民権を取得したシリア人は、約20万人にのぼる。 ドイツに限らず先進国は、外国人を労働者として招こうとする。だが、やって来るのは異なる文化と宗教を持つ人間だ。突然門戸を閉めても、うまくいかない。独政府はシリアに自主帰還する難民家族に最大4千ユーロ(約70万円)を支給するが、ウェルト紙によると帰国者は約2800人にとどまっている。
2025.11.21
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現実と真摯に向き合えない(反省しないリベラル)・・・明日の日本に登場する場所は無い・・・ 2025-11-20 はんぺん 以前から、中国共産党の強い影響下にある言論界の一部から、「沖縄は、中国領だ」との主張が、しつこく展開されてきたと、何度も、このブログで紹介してきた。 しかし、多くの能天気な日本人は、信じなかった事だろう。さらに、信じようとしなかったのは、能天気な日本人だけではなく、(社会運動)を発信するリベラル=ボンクラ:リベラルも、それ以上に、耳を傾ける事は無かった!!! 新社会党・社民党・MDS・アサートなどの機関紙やホームページ(HP)に、中国の覇権主義、膨張政策、軍事的威嚇圧力と実行についての非難、抗議を 僕は聞いたことが無い。 (MDSとは、民主主義的社会主義運動という弱小の社会主義政党のこと) 社会主義、共産主義の膨張政策、覇権主義は、歴史が充分に示して余りある。それを(不都合な真実)として、認めようとしないのは、(洗脳)され切ったリベラルたちだ。社会主義は、未来の明るい時代の希望の星?? まるで、宗教のように(洗脳)された彼らは、あの統一教会の信者のように、ひたすら(社会主義)を奉じてきたのだ!!! その(社会主義・共産主義)の運動?の中で、世界中で、1億人(共産主義黒書)が、犠牲になった・・・ 「がんこに平和を」(福島瑞穂)、「憲法9条を世界に!」等を叫び、どんなに全体主義(中国・北朝鮮・ロシア)の独裁者たちを、狂喜させてきたのだろう・・・・その(犯罪)を、僕は糾弾してきた。 国民が、その「無責任さ、デタラメさに、ようやく気付き始めている。「北朝鮮が、拉致など、やるハズが無い」の土井たか子さんは、亡くなって久しい。生きていれば、僕は、この事について、本人に面と向かって聞いてみたいと・・・・彼女は、(勇気ある反省)が、出来たのだろうか? と。 その社民党は、結党以来、最低の党勢に落ち込んでいく。どんどん活動家が、去って行き・・・残っているのは、土井チルドレンの最後の一人の福島瑞穂だけになった。 「過ちを認めざる、これを過ちという」(論語) 孔子の言葉は、今でも有効だ。これが、人間の(弱さ)を表しているのだろう・・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――中国メディア「沖縄の日本への帰属に論争」社説を掲載 沖縄の領有権めぐり日本を揺さぶりか 2025-11-19 TBSテレビ中国共産党系の国際紙「環球時報」は19日、沖縄県の日本への帰属について「論争が絶えず存在している」とする社説を掲載しました。高市総理の台湾有事をめぐる答弁を受け、日中の対立が激しさを増す中、あえて沖縄の帰属の問題を持ち出し、日本側に揺さぶりをかけています。 「環球時報」は19日、「琉球学の研究はなぜ必要なのか」と題する社説を掲載しました。 社説では、日本について「武力と脅迫で琉球藩を強制的に廃止し、沖縄県を設けた」「日本は琉球に差別的な政策や同化政策を進めた」などと批判。「琉球諸島の主権帰属をめぐる歴史的・法的な争いは今も存在している」と主張しています。 また、「現在、日本とアメリカは琉球諸島の軍事要塞化を加速させていて、住民は自らの故郷が再び日本の盾となることを憂慮している」と指摘し、「琉球学の研究は現実的な意義を持つ」と強調しています。 沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張する中国はたびたび、「琉球の歴史」に言及し、「沖縄は中国だった」という宣伝活動に利用しています。 高市総理の台湾有事をめぐる答弁に端を発した日中の対立の中、中国は様々な方面から日本に揺さぶりをかけています。 TBSテレビ
2025.11.20
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北朝鮮では、どんな国民教育をして、こんな人間ができるのか? 日本リベラルたちは、どう思うか?聞いてみたい・・・ 2025-11-19 はんぺん 共産主義的(教育)というモノがある・・・と、70年前後の学生運動の中で、僕は、先輩から聞いた。レーニンの妻であり、教育学者のエヌ・カ・クループスカヤの文書が推奨されたモノだった・・・ しかし、実際の社会主義国家の人物について、どう考えても、共産主義的?社会主義的?な人物が、育っているようには見えなかった・・・ なぜだろう? 政治主義的偏向のあった僕は、教育制度・教育内容には、あまり興味が無かったが、その人間の言動を見て、その人間性を診断する事ぐらいは、できる。 また、オリンピックでは、ソ連を始め、東独などの社会主義各国は、国家の威信の高揚ばかりを狙ったスポーツ政策を立てた結果、愚かな(ドーピング)に手を染めて、逆に、自分たちの国家の威信を傷つけたり・・・と、我々リベラル派(昔の僕)には、信じられない事が、延々と続いたのだ・・・ プーチンなどは、ソ連の教育を受けて、最高指導者にまで、上り詰めたのだろうが、やっていることは、前時代的な弱肉強食の帝国主義政策そのものに思える・・・ 北朝鮮選手の低レベルマナーについては、これまでにも、何度も繰り返されている・・・そういう(選手教育)を、北朝鮮指導部は、やってきたのだろう・・・とにかく、何をしてでも、勝ってこい! と。この国の「教育」自体が、共産主義的? 社会主義的? だとは、まったく思えない!!! そこで、聞いてみたい・・・・社会主義の北朝鮮選手のマナーよりも、資本主義国家・日本の選手のマナーが良いのは、なぜか? あなたたちが、憧れる社会主義で育つ人間が、なぜ、こうなるのか? 福島瑞穂や辻元清美たちなら、なんと答えるだろうか?? 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――U17日本代表選手に暴力行為!北朝鮮代表の愚行が波紋!海外記者「なぜ…」 2025-11-19 Football Tribe JapanU17日本代表は11月18日、FIFA U17ワールドカップ決勝トーナメント2回戦で北朝鮮代表をPK戦の末に撃破。ベスト8入りを決めたが、日本代表選手に対する北朝鮮代表選手の暴力行為が話題に。一部の海外ジャーナリストも反応するなど、波紋を呼んでいる。 北朝鮮代表選手による問題行為が発生したのは試合前。両チームの選手がピッチ中央に整列した後、通常だと互いに握手を交わすところ、北朝鮮代表選手は右手で拳を作り、握手を求める日本代表選手の右手を殴ったのだ。 このシーンのみ切り取られた動画はネット上で拡散されているが、北朝鮮側にスポーツマンシップが欠けていることは明らか。日本代表選手がプレー以外の場面で怪我をする恐れもあるだけに、FIFA(国際サッカー連盟)は今回の件を受けて北朝鮮に国際大会出場停止など、何らかの処分を科すものとみられる。 また、 海外メディア『all asian football』のジャーナリストであるダニーロ氏は、北朝鮮代表選手の愚行に対して「なぜそんなことをしたのか、さっぱり分からない」と反応。北朝鮮側の暴力行為に疑問を投げかけている。 今回の一連の出来事は、単なる試合中の小競り合いではなく、選手の安全やフェアプレー精神といった国際大会の根幹に関わる問題を露呈させた。日本代表は困難な状況下でも冷静さを保ち、結果としてPK戦を制しベスト8進出を果たしたが、その裏側で起きた暴力行為は看過すべきではない。国内外で注目が集まっている今こそ、FIFAは大会の公正さと選手を守る姿勢を明確に示す必要がある。
2025.11.19
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高市首相の国会答弁を考える・・・現実を見ないリベラルの悲惨!! 2025-11-18 はんぺん香港の自由は、中国共産党により、圧殺された。香港の民主勢力は、強権の共産党権力の前に、壊滅状態だ。 当時から、民主派は、「きょうの香港は、明日の台湾、明日の沖縄、明日の日本」と言ってきた。 そう・・・台湾有事は、沖縄を含む日本とは、切っても切れない問題だ。日本リベラルたちの認識が及ばないというのは、残念を通り越して、呆れ果てる・・・・・・。 中国ウオッチャー、ロシアウオッチャーなら、当たり前の事なのに、なぜ日本リベラルたちは、現実世界に、正面から向き合えないのか? 僕は、不思議でならない?? (日本だけが、平和であれば良い)なんて時代ではない。(平和憲法があるから、日本は大丈夫!)といった日本ファーストでは、世界平和どころか、日本の平和も危うい!!という事が、リベラルたちには、わからない・・・ 中国も、ロシアも、周辺地域、四方八方に、威嚇と挑発を繰り返している・・・その現実を、なぜ?リベラルたちは、非難しないのか?抗議行動を起こさないのか??そう、僕は、新社会党・社民党・MDS・アサートたち、ニセリベラルたちの事を言っているのだ。(MDSとは、民主主義的社会主義運動という、弱小の社会主義政党の事) 巨大化する全体主義:中国の脅威の事を考えるなら、周辺の民主的国家が、手をつないで、防波堤になるべき・・・ゴクゴク当たり前の考えではないか? 日本のリベラルたちの(犯罪性)とは、これら人類最大の敵である全体主義を非難せず、見て見ぬ振りを決めこみ、結果として(彼らの蛮行を容認)することにあるのだ。これって、人類に対する(裏切り)では無いのか? 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――野村修也弁護士がぴしゃり「『中国の内政に干渉するな』との批判も受けるが、全くのお門違い」 2025年11月18日 日刊スポーツ 中央大法科大学院教授で弁護士の野村修也氏が18日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相の台湾有事に関する7日の国会答弁の中で出た「存立危機事態」を巡る議論について、改めて正確に解説した。 高市氏は7日、「台湾有事」について、安全保障関連法の規定において集団的自衛権行使が可能となる「存立危機事態」に該当するかを聞かれ、「武力の行使も伴うものであれば『存立危機事態』になり得るケースだと考える」などと答弁した。 これをうけ、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟ができているのか」とSNSに投稿したことが問題化。さらに、中国の外務次官が日本の駐中国大使に、また日本の外務省が中国の駐日大使に、それぞれ抗議したなどと伝えられているなど、波紋が広がっている。 また中国外務省の林剣副報道局長は13日の会見で、高市氏の答弁に対し「直ちに誤りを正し撤回しなければならない」などと発言。薛剣氏の投稿についても「武力介入と言う危険な発言に対するものだ」などと擁護した。 野村氏はまず15日の更新で「存立危機事態の話が噛み合わないと思ったら、中国が台湾に武力行使をしたら、日本が『台湾を守るために』武力行使する話だと思って批判している人がいるらしい。これは全くの誤解。台湾有事に伴って『中国が米軍に武力行使し』日本に存立危機事態が生じた場合に、『米軍を守る可能性』の話」と説明。 そして17日の更新では「『台湾が国ではないことを知らないのか』と罵倒する反論が来る。恐らくこの人は、存立危機事態の第1要件である『我が国と密接な関係にある他国』に『台湾』を当てはめていると誤解しているのだろう。しかし、この『我が国と密接な関係にある他国』は同盟国アメリカ等を指していて台湾ではありません」と改めて記した。 さらに野村氏は続くポストで「『中国の内政に干渉するな』との批判も受けるが、全くのお門違い。日本政府は、自国の防衛の話をしているのであって、『中国は一つだ』という主張に何ら口を差し挟んでいません。 にも関わらず、我が国の防衛論議に反感を抱いて、『汚い首は斬ってやる』などと発言する方が、よほどの内政干渉です」とつづり、「『日中共同声明や平和友好条約に違反するつもりか』との批判も来るが、全くの的外れ。中国側が条約を破って先に武力行使をした場合の話をしているだけ。 この場合でも日本は防衛しないなどと馬鹿な約束はしていない。それでは尖閣や沖縄は取られ放題になる。勿論、日本は中国に先制攻撃をすることはない」と述べた。
2025.11.18
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巨大な悪魔の帝国=中国共産党の独裁国家。その真実に目を塞ぐ リベラルたちの「犯罪」を想う! 2025-11-16 はんぺん 僕たちの若い頃は、社会主義・共産主義が、大手を振って闊歩していた時代だった・・・あれは、いったいなんだったのだろうか? 今でも、よく不思議な気がする事が多い・・・ (洗脳)が、世界中を覆っていたのだろうか? 科学的と言いながら、科学的では無かった事が、後々、明らかになっていく。(社会主義)を勉強するときに、必ず(民主主義的)(人間的)(平和的)という言葉が、一体のものとして語られていた。 しかし・・・果たして、現実の社会主義、共産党が指導する国家において、(民主主義的)で、あったろうか? (人間的)で、あったろうか? (平和的)で、あったろうか?? なぜ、現実の社会主義が、理想から、ほど遠い存在に堕ちてしまったのか? なぜ、それでも(洗脳)により、多くの無駄死にを作り出してしまったのか? 「共産主義黒書」という本が、1997年に、フランスで発行された・・・ベストセラーになったが・・・恐ろしい本である。本書の大きなテーマの一つは、「なぜナチズムは断罪されるのに、共産主義はそうではないのか」という問いかけだという。ナチスの民族・人種による大量虐殺と、マルクスレーニン主義的な階級・思想による大量虐殺の本質的な違いについても、書かれているという。 容易に、誰でも入手できるし、図書館で借りて読むこともできる。これまでの共産主義の暴力(テロル)と抑圧の歴史の中で、何と1億人の人々が、犠牲になったという。大量殺人・テロル・強制収容所、密告制度、人権不在・・・なぜに、かくも残酷な体制が、この現代社会でも、生き残り続けているのだろうか? 現在、社会主義を自認している国家は、中国や、北朝鮮など、数カ国だが、その全体主義的傾向を持つ国家は、増加する一方だ・・・。 民主主義国家とは、異質な存在の全体主義の脅威は、歴然としている。中国共産党は、巨大な軍事国家であり、その矛先は、台湾だけに止まらない。世界の中心にある中国・・・・中華思想の唯我独尊を忘れるな!! きれいな言葉で隠されている、その暴力性、非人間性、反民主主義の実態に、目をつぶって、世界の平和、人類の未来を考える事は、不可能だ・・・ ディストピアの世界が、目の前に出現しようとしている・・・というか、既に、その片鱗を垣間見せつつあるのだが・・・ボンクラの日本リベラルたちは、この全体主義を批判しようともしない!!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――台湾封鎖への布石か 海底ケーブル切断が持つ意味小原凡司(笹川平和財団上席フェロー) 2025-4-8 時事通信2025年1月3日、海上を航行するカメルーン船籍の貨物船「順興39」=台湾海警局が発表【AFP時事】 2025年1月3日12時40分、台湾北部の基隆港沖で、台湾につながる国際海底ケーブルが切断された。台湾の大手通信事業者である中華電信が国際海底ケーブルの損傷を検知して以降、報告を受けた台湾海巡署(日本の海上保安庁に相当)を始めとする台湾政府も一段と警戒を強めている。 台湾政府が警戒を強めるのは、中国が武力攻撃に至らない「グレーゾーン」における作戦行動を本格化させているのではないかと考えるからだ。 台湾海巡署によれば、この海底ケーブルを切断したのは貨物船「ShunXing(順興)―39」。同船はカメルーン籍だが、中国企業が保有する船舶である。台湾メディアが複数の船舶自動識別装置(AIS)情報プロバイダが公表している情報を分析したところによると、同船は、海底ケーブルに損傷を与える3カ月前から、台湾が領海と主張する海域に侵入を繰り返している。さらに同船は、台湾の海底ケーブルを切断する直前に、船の位置情報等を電波で示すAIS信号の発信を止めていたという。 台湾海巡署の巡視船は、同日16時40分頃、同船を発見し、この問題を調査するため、基隆港に近い海域に戻るよう要求した。また、1月9日、内閣のミシェル・リー(李慧芝)報道官は、台湾海巡署が「順興39」の航路を含む事故に関するデータを収集し、基隆地方検察庁に提出したと述べた。 これに加えて同日、台湾政府は今回の事件を受けて、重要海域のパトロールを強化すると発表。また、2月中旬には中華電信が、今年上半期に、東南アジアと日本を結ぶSJC2と呼ばれるケーブルを含む、2本の海底ケーブルの配備を計画していることを明らかにした。台湾につながる海底ケーブル・ネットワークに抗堪性(こうたんせい)を持たせるためである。 海底ケーブルが狙われているエリア 台湾につながる海底ケーブルが損傷を受けたのは、この時だけではない。2025年2月16日正午頃、台湾北部の新北市沖で、台湾本島と馬祖島を結ぶ海底ケーブルが完全に遮断された。台湾デジタル省は中華電信に対し、台湾本島と中国に近い台湾統治下の群島である馬祖地域(正式には連江県)間の接続を維持するため、マイクロ波リンクを含むバックアップシステムを起動するよう指示した。 台湾本島と馬祖地域を結ぶ海底ケーブルは、以前から中国のターゲットになっている。2023年8月の台湾国防安全研究院の報告書によれば、2023年2月2日および8日、台湾本島と馬祖を結ぶ2本の海底ケーブルが中国共産党の漁船と正体不明の船舶によって、それぞれ切断、破損された。この切断・破損により、現地の固定電話をはじめ携帯電話、ブロードバンドインターネット、マルチメディア・オンデマンド・サービスが遮断され、通信が不可能となり、政府機関の運営、金融取引、医療サービス、交通機関に影響が出たという。 さらに、2025年2月25日午前3時3分、中華電信が国家コミュニケーション・サイバーセキュリティセンターに対し、台湾本島と澎湖諸島を結ぶ海底ケーブルが台南の沖、約15キロメートルの地点で切断されたと報告したことが報じられた。台湾海巡署は、ケーブル切断の報告を受け、トーゴ共和国籍の中国貨物船「Hong Tai(宏泰)」とその乗組員を拘束したという。対応が早かったのは、それ以前から怪しい動きを繰り返す同船を海巡署が警戒していたからだとされる。 台湾メディアによれば、台湾海巡署の職員が検査したところ、「Hong Tai 168」と表示されていたにも関わらず、AIS信号では「Hong Tai 58」という船名を発信していた。さらに驚くのは、同船の船体に「Shan Mei(善美) 7」という船名が書かれていたことだ。自船を特定されにくいように船名を偽っていた可能性がある。同船はバラ積み船であるが、同様の貨物船が錨(いかり)を下ろして海底を引き摺れば、海底ケーブルを切断したり損傷させたりすることができる。 グレーゾーン戦術はどのように社会を追い込むか 戦争は物理的な軍事作戦だけでなく、軍事を含む外交的手段や経済的手段も用いて行われ、事態の推移に影響を及ぼす。攻撃を企図する国あるいは政策決定者は、対象国・地域の政府の判断・意思決定に影響を及ぼすために、社会を不安定化させることを考える。 経済制裁等によって対象国・地域の経済状況を悪化させ、社会の不満を募らせることも手段の一つであるが、即効性は低い。そのため、サイバー攻撃や情報影響工作を含む、いわゆるグレーゾーンにおける作戦が展開される。個人を物理的に困窮させ、精神的に追い込み、それらによって社会に不満を蓄積させ、混乱させ、社会を分断する。 そして、あわよくば対立・衝突を生起させることができれば、国民等の支持を得られなくなった政府は機能が低下する。社会の混乱を収めるために人的資源を含む政治資源を割く必要に迫られ、戦争遂行に集中することができない状態となる。 具体的に言うと、次のような過程をたどることが考えられる。侵攻する側は、まず社会の不安や不満をあおるために、サイバー攻撃等によって金融インフラや交通インフラ、医療システムを混乱させる。さらに物理的攻撃なども用い、ネットワーク・インフラをまひさせて対象国・地域を情報的に孤立させる。そして電気、水道、ガス等のライフラインを切断するとともに、食料を含む物資の輸送手段を阻止し、輸送路を遮断するといった手段を用いる。 こうしたなかでお金を引き出せなくなったり、オンライン決済ができなくなったりして経済活動が混乱に陥る。信号システムへのサイバー攻撃等で公共交通機関が機能しなくなるだけでなく、航空機や列車、車両などの事故が多発し、適切な医療サービスも受けられなくなる。しかし、台湾のような島であれば、サイバー攻撃でなくとも、海底ケーブルを切断すれば、同様の効果を得られるのである。 そのうちに人々は、食べるものも飲むものもなく、夜は暗闇で、暖房も冷房もない状態に陥っていく。さらに、周囲で何が起こっているのか、政府がどう対応しようとしているのか、海外ではその状況をどのように捉えられているのか、それらによって現在の状況が改善されるのか、といった情報にも触れることができなくなる。 社会に不安や不満がたまっているところに、意図的に偽情報を拡散するディスインフォメーション・キャンペーンなどの影響工作を仕掛けて自分たちの政府に対する不満をあおり、社会の中に対立を生む。そして、社会の中に放っている工作員などが煽動して暴力的な抗議活動や他のグループとの衝突を起こさせる。政府は国内の混乱を収めることに追われ、軍事侵攻に全力で対応するのが難しくなる。こうした事態が懸念されるからこそ、台湾政府は警戒を強めるのである。 台湾周辺海域で海底ケーブルを切断したのが、中国企業が保有する貨物船等であることに代表されるように、グレーゾーンにおける作戦の担い手は必ずしも軍隊であるとは限らない。このことが、グレーゾーンにおける作戦の兆候を覆い隠し、犯人の特定を難しくしている。海底ケーブルの切断が疑われる不審な動きをしたり、身元をごまかそうとしたりする民間船舶を発見できても、犯人だと特定できるケースは少ない。 日本も台湾と同じ島国である。他国のグレーゾーン戦術によって社会が不安定化することを避けるためには、海底ケーブルに抗堪性を持たせ、警戒や警備を強化する必要があるだろう。(2025年4月8日掲載)(抗堪性=こうたんせい・・・・・基地や施設が敵の攻撃を受けた場合に,被害を局限して生残り,その機能を維持する性能をいう。 ◇ ◇ ◇ 小原凡司氏(おはら ぼんじ) 公益財団法人 笹川平和財団 上席フェロー、一般社団法人 DEEP DIVE 創設者兼代表理事、日本サイバーセキュリティ・イノベーション委員会 客員上席研究員、慶應義塾大学SFC研究所 上席所員。1985年 防衛大学校卒業、海上自衛隊入隊(回転翼操縦士)。1998年 筑波大学大学院(地域研究研究科)修了(修士)。2009年第21航空隊司令、2003年~2006年 駐中国日本国大使館防衛駐在官(海軍武官)、2006年 防衛省海上幕僚監部情報班長。2016年9月 東京財団政策研究調整ディレクター、2017年6月笹川平和財団上席研究員を経て、2023年4月から現職。2020年5月から慶應義塾大学SFC研究所上席所員、2022年8月から海上保安庁政策アドバイザー、2024年5月から日本サイバーセキュリティ・イノベーション委員会客員上席研究員兼務。
2025.11.16
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物価に追い付かない賃上げ・・・・・未来に希望は見えるのか? 高市政権の経済政策は、有効か?? 2025-11-15 はんぺん 日経平均株価が、5万円を超えた。年初の日経平均株価が、39,000円代だったことを考えると、資産家たちのウハウハぶりを、容易に想像できる。 僕のこのブログでも、年初に、今年中に5万円の大台を突破するかも・・・と、書いたが、実際には、そこまで上昇するとは、思ってなかった。 この株価は、日本の実体経済を反映していない・・・と、よく言われる。そうともいえるし、そうでないともいえる。ここ数ヶ月、世界経済は、トランプ関税に、振り回されてきた。一喜一憂の数か月だったが、いったん、落ち着くべきところに落ち着いたのか?? すくなくても、あのリーマン時に比べての現在の日本経済は、不況気味ではあるが、堅調という見方も多い。 高石政権の経済政策に対する期待感と 米国市場の株高が、追い風になっているという見方が、大勢の様子。 しかし、高市政権の(国債発行を前提とした)、責任ある積極財政の結果は、まだ、これからの話で、未知数だし、トランプ主導の関税政策が、どう?結果するのも、不明だ・・・・ということで、この5万円に、煽られてはならないだろう。 ただし、この間の株価高騰の中での、経済格差の拡大は、目を見張るものがあるようだ。僕が、経済を指南してもらっている友人のAさんに聞けば、10/28~11/9の2週間足らずで、彼の所有する、ある銘柄の株価上昇で、なんと1,000万円の資産増加があったという。 2週間で、1,000万円の資産が、一気に増えるとは・・・・呆れてしまう。 もちろん、先の不安要因もあり、そのうち一気に暴落という状況が来ることは間違いない。株価のチャート(折れ線グラフ)を見れば、株価というものは、(上がれば、下がる)(下がれば、上がる)を繰り返しながら、全体としての右肩上がりが、ノーマルコースだ。全面高、全面安・・・・に、踊らされない事だ。 一番危険なのは、(狼狽売り)だという。この(禁じ手)で、多くの個人が、損失を抱えこんで、株式投資から撤退していったのだ。 A氏の指南は、具体的で、適切だった。 今回の記事・・・・経済格差の拡大は、残念ながら、資本主義にとっては必然だ。最近の異常な物価高で、庶民は、苦しむ一方、資産家たちは、左うちわで、余裕だろう。 それを是正するための所得再分配機能が、自民党政権の下で、機能不全に陥っており、累進的な所得税や相続税などで徴税し、生活保護などで貧困層へ給付する・・・といった、(富の再分配)が、十分には果たされていない・・・・(所得再分配とは、総所得金額の多い世帯から別の総所得金額の低い世帯へと所得を移転させて、所得格差を抑えることをいう) 最近の若者たちは、昔と違って、(車)を持とうとは、しなくなったという。僕たちの若い頃は、若者たちは、借金をしてでも、車を買い、彼女を・・・という風潮が優勢だった。今の若者たちは、借金をして、将来に負担を背負いたく無い・・・というのが本音のようだ。 それでなくても(企業の利益は、出ているのに)賃金が低いままで、押さえつけられている・・・・車も、結婚も、家も、手が出ない・・・ので、こじんまり、かしこまって生きていくしかないと考えているのかも。 これで、日本の将来が、明るいハズなどあるわけないだろう・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――――「さすが富裕層」元銀行員が印象に残った「お金に好かれる行動」3選。資産1億円以上の富裕層は日本に約3% 2025-11-14 LIMO2025年10月24日に公表された消費者物価指数によると、同年9月における総合指数は112.0(2020年=100)となっており、前年同月比で2.9%上昇しています。 日々の生活では「モノの値段が高くなった」、「家計が圧迫されている」と感じることも多いのではないでしょうか。 そんなときに参考にしたいのが、富裕層が日頃から行っている「お金に好かれる行動」です。 ここでは、日本における富裕層の割合の推移について紹介し、後半では元銀行員の筆者が印象に残った富裕層の日頃の習慣について紹介します。 資産1億円以上を持つ富裕層は約3%資産規模別の世帯分布に関する調査を行っている野村総合研究所では、資産階層について下記のように定義しています。 ・超富裕層:5億円以上 ・富裕層:1億円以上5億円未満 ・準富裕層:5000万円以上1億円未満 ・アッパーマス層:3000万円以上5000万円未満 ・マス層:3000万円未満実は富裕層という言葉には明確な定義はないものの、野村総合研究所では「資産1億円以上」を富裕層と位置付けています。同社の調査による各階層の分布は下記の通りです。 ・超富裕層(5億円以上):11万8000世帯/135兆円 ・富裕層(1億円以上5億円未満):153万5000世帯/334兆円 ・準富裕層(5000万円以上1億円未満):403万9000世帯/333兆円 ・アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満):576万5000世帯/282兆円 ・マス層(3000万円未満):4424万7000世帯/711兆円1億円以上5億円未満の資産を持つ富裕層は153万5000世帯、5億円以上の資産を持つ超富裕層は11万8000世帯で、全体の約3%に留まる結果となっています。この結果を見ると、富裕層は限られたごく一部の人であるといえそうです。 富裕層は年々増加傾向にあるただし、本調査が始まった2005年からの推移を見ると、富裕層の数は2011年以降右肩上がりに増加していることが分かります。 <2011年> ・超富裕層:5万世帯 ・富裕層:76万世帯 ・合計:81万世帯 <2015年> ・超富裕層:7万3000世帯 ・富裕層:114万4000世帯 ・合計:121万7000世帯 <2021年> ・超富裕層:9万世帯 ・富裕層: 139万5000世帯 ・合計:148万5000世帯 では、富裕層と呼ばれる人たちはどのようにしてお金を増やしているのでしょうか。もちろん「親から相続した」、「事業で大きな収益を得ている」といった要因はありますが、筆者は銀行員としての経験を通じて「富裕層はお金に好かれる行動を取っている」ということに気が付きました。 次の章でくわしく紹介していきましょう。 お金に好かれる行動(1)不必要な出費をしない富裕層と聞くと、「お金に糸目をつけずにどんどん散財する」というイメージがあるかもしれません。 しかし、筆者が銀行で出会ったお客さまは、ほとんどの方が「無駄な支出を控えたい」という価値観を持っていました。 たとえば、「振込手続きは、より手数料を抑えられる方法を利用する」、「時間外手数料がかかる夜間や土日祝日はATMを利用しない」といった細かな手数料を節約する人も多くいます。 お金を効率的に貯めるためには、そうした日々の小さな支出こそ取り除いていくべきだといえるでしょう。 お金に好かれる行動(2)価値のあるものにお金を使う富裕層は無駄な支出を嫌う一方で、価値があると感じることには積極的にお金を使うことも特徴です。 たとえば、「子ども・孫への教育資金を惜しまない」、「不動産や金など現物資産を積極的に購入する」といった例などです。 自分が納得したことにはどんどんお金を使うので、筆者は銀行で「驚くようなスピードで不動産の購入を決定する」というシーンにも多く出会いました。 無駄な支出を見極めるためには、「自分はどのようなものに価値を感じるか」という基準を明確にしておくことが大切なのかもしれません。 お金に好かれる行動(3)お金に関する情報収集を行う富裕層はお金に関する情報収集を積極的に行うことも特徴です。特に税制は資産に直結するポイントですので、税制改正などがあれば必ず「くわしいことを教えてほしい」とリクエストされることも珍しくありませんでした。 会社員の場合は税金が源泉徴収されるため、つい税制への意識が薄れてしまうかもしれません。しかし、より手取り額を増やすためには、どのような税金を納めているかということをしっかり理解したうえで、負担を軽減できるような優遇制度を活用することが大切です。 日々の小さな習慣を見直してみよういきなり1億円ものまとまった資産を築くことは難しいものの、日々の小さな習慣を見直すことで効率的な貯蓄を行えるようになります。 とはいえ、「とにかく生活費の節約に取り組むべき」というわけではありません。 まずは普段のお金の使い方を見直し、「削るべき支出」と「価値のある支出」を自分の中で定義してみるとよいでしょう。
2025.11.15
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「戦争と平和」を語れないリベラル・・・・55余年、変われなかったのは、なぜ?? 2025-11-14 はんぺん戦後の反戦運動の中で、(戦争に巻き込まれないために)・・・・・のフレーズが、よく使われたが、今から思えば、これは(日本ファースト)の発想だった!!! 日本だけが平和だったら、それで良いのか? というか、日本だけが(平和)なんて、今の時代、ありうるのか?現実的なのか? ということ。 すぐそばの台湾で、ドンパチ(戦争)が、始まっていて、日本だけが(平和)で良いのか? 許されるのか? ということだ。グローバル世界の中で、日本だけが平和であれば良し・・・・は、あり得ない現実だ。 そして「平和は、タダでは得られない!」と書いた。(戦争反対)に、反対する者は、いないだろう。しかし、この当たり前のフレーズを100万回、繰り返しても、侵略しようとする相手側には、何の効果も無い!!! 全体主義による威嚇と挑発は、日本の近海で、イヤというほど、見せつけられているではないか? 中国の海警船(人民武装警察部隊に編入され、共産党中央と中央軍事委員会の指導を受け、実質的に中国の「第2海軍」と見なされている)が、尖閣諸島の領海を 侵犯し続けている事の報道が後を絶たないのは、そういう事だ。 中国共産党に、日本国憲法を突きつけて・・・何とか、なるだろうか? 福島瑞穂や辻元清美に答えてもらいたい。新社会党やMDSや アサートの皆さんにも、同じ質問をしてみたい! (MDSとは、民主主義的社会主義運動という極小の社会主義政党) 戦争は、相手があっての戦争だ。(自分たちは、武装放棄=9条 してます・・・だから攻めないで・・・・)で、通用するだろうか? 無防備地域宣言運動というのが、あった。MDSが、主導したようだが・・・呆れてしまった。侵略者は、その宣言を理由に侵略を止めるだろうか? 普通に考えれば、あり得ない!! こらは、いわゆる(妄想)の類(たぐい)・・・・頭の中の(革命)だ。想像力を欠いた机上の空想だ!!! 現実に向き合わないリベラルたちは、どんどん現状から、取り残されていく・・・・その結果が、今、目の前の惨状だ! 昔の仲間たちの顔を よく思い浮かべることがある・・・・僕は、社民党・新社会党・MDS・アサートなどとの関わりがあったモノだから、知人も多く・・・・・・はやく、覚醒してほしい・・・と願うばかりだ。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――市民が改造銃を構えて射撃 欧州で訓練相次ぐ 徴兵制復活の動きも ポーランド東部デンブリン=寺西和男 ビリニュス=森岡みづほ 2025年7月5日 朝日新聞 欧州で徴兵制の復活や予備兵の拡充をめざす動きが広がっている。背景には、ウクライナを侵攻するロシアの脅威への対応や、欧州に安全保障で「自立」を求めるトランプ米政権の圧力がある。ただ、強制的な徴兵制への反発もあり、国民の理解を得ながらいかに進めるかがカギになる。 「銃を構える時は足をまっすぐ伸ばして」 「少し下を撃って」 5月上旬、ポーランド東部デンブリンの軍施設。兵士の助言を受けながら、一般市民が10メートルほど先の画面と無線通信でつながるカラシニコフの改造銃を構え、画面に映し出された的を狙った。 軍が定期的に行っている、市民対象の1日だけの軍事訓練だ。この日は高校生から中高年の男女約150人が参加。銃やガスマスクの使い方、木の枝で火をおこす方法などサバイバル術を学んだほか、爆薬の入っていない手投げ弾を投げる練習なども行われた。 参加した企業法務会社で働くピオトル・マエフスキさん(35)は「隣国ウクライナの状況を見れば何が必要か明らかだ。戦争が起きたら母国を守りたい」と話した。軍の担当者によると、訓練参加者の数%は入隊する傾向にあり、狙いについて「いざという時の基本知識を身につけてもらうとともに、入隊の宣伝もある」と話す。 ポーランドでは2009年に徴兵制を停止したが、トゥスク首相は今年3月、予備兵を含め今の2倍以上の50万人の兵士が必要との認識を示した。このため、成人の希望者を対象に、より期間の長い軍事訓練を始める。27年から年間10万人の参加をめざし、予備兵の増員などにつなげる考えだ。 一方、同じくロシアに近いバルト3国や北欧の国々では冷戦終結後にやめていた徴兵制の復活や強化に動く国が相次ぐ。 そのきっかけは、14年に起きたロシアによるウクライナ領クリミア半島の一方的な併合だ。リトアニアは15年、スウェーデンは18年、ラトビアは24年に復活させた。 デンマークは24年、女性を徴兵対象に加えると発表した。フレデリクセン首相は記者会見で「戦争をしたいから備えるのではなく、戦争を避けたいから備える」と語った。女性はこれまで志願者に限られていたが、今月1日に改正法が施行され、26年からは徴兵が義務づけられ、抽選で選ばれた人も兵役に就く。欧州で女性に徴兵制を敷くのはノルウェー、スウェーデンに次いで3カ国目だ。 ほかにクロアチアでも徴兵制の復活に向けた手続きが進められている。 ウクライナ侵攻・NATOの要請… 徴兵制復活の背景は 欧州連合(EU)の欧州議会が3月に発表した徴兵制に関する報告書によると、EU27加盟国のうち9カ国で徴兵制が導入されている。 報告書では徴兵の拡充の背景について、トランプ米政権が欧州の安全保障への関与に消極的な姿勢を見せていることや、ウクライナの和平合意後の安全を保証する欧州の有志国の派兵が議論されたことなどが各国の危機意識を高めたとした。オランダなど複数の国では、ウクライナ侵攻を目の当たりにしたことで徴兵制に対する市民の支持も高まっていると分析した。 さらにロシアの脅威が高まる中、北大西洋条約機構(NATO)が加盟国に防衛費予算だけでなく、人員強化を求めていることも徴兵強化の動きにつながっている。 ドイツのピストリウス国防相は6月初め、NATOの目標のため、ドイツだけで5万~6万人の兵士が追加で必要になると明らかにした。現在は約18万人で、大幅な増強が必要になる。 ドイツ政府は18歳になった男性に兵役に関するアンケートの回答を義務づけ、希望者に入隊を働きかける考えだ。それでも不足が続く場合、11年に停止した徴兵制の復活も視野に入れている。 「学業や就業の妨げ」 若者の反発も ただし、強制的な徴兵は若者の学業や就業の妨げになるという批判や反発も強い。ドイツでは調査会社YouGovの2~3月の世論調査では徴兵制復活について賛成(58%)が反対(34%)を上回ったが、18~29歳に限ると反対が61%(賛成33%)と逆転する。 フランスでは、マクロン大統領が17年の大統領選から兵役義務の復活を模索してきた。今年3月にもボランティアの若者らを軍で活用する考えを示唆したが、実現の見通しは立っていない。 このため、柔軟な対応をとる国もある。15年に徴兵制を復活したリトアニアでは、抽選で毎年最大4千人の男性を選び9カ月入隊させるが、大学進学や健康の理由で延期や免除を申請できる。徴兵への反発や不満を抑えながら人員確保をいかに進めるか、工夫も求められている。
2025.11.14
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人間は(洗脳)から逃れることはできないのだろうか? (宣伝)(扇動)の熱気に煽(あお)られて、人生を悲惨なモノにすることの愚を 思い知ろう! 2025-11-14 はんぺん 関東大震災からことしで100年になるという。震災発生直後には、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などと流言が拡散されて、多くの朝鮮人や中国人が殺害された事実が、あまりにも有名だ(多くの証言などが、ある。) しかし、この歴史的事実を否定する右派(!)の主張が、一部で、繰り返されてきた。このような、事実を否定する、悪質極まりない言動が、日本の一部で、今も根強く蠢(うごめ)いている事への反省は、喫緊の課題であり、その責任の一端は、彼らを非難するべきリベラル派にも、あると僕は思っている。 僕のような団塊の世代は、多くの証言などもあって、「朝鮮人殺害」を当たり前の歴史として、認識しているが・・・・若い世代の考え方は、どうなのか? SNSなどで、「朝鮮人殺害は、無かった」という、デマを信じ込まされてしまっている若者たちが、多いのではないか? と危惧するのだ。 戦争体験者による「被災証言」なども、若い人たちは、知る機会が少ないのではないか? (原爆)についても、(沖縄戦)についても、(都市爆撃)など、どれだけ若者たちが、知り得ているか? ましてや天皇の軍隊が、中国大陸で、「殺し尽くし・焼き尽くし・奪い尽くす」(三光作戦)で、暴れまくった事などを どれだけ知っているか? (語り伝え)に、我々戦後の人間が、どれだけ関わってきたのか? ということを考える。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――――――――――祖父が殺されかけた関東大震災 深沢潮さんが語る「当時に近い空気」 聞き手・富永鈴香 北野隆一 2025年11月3日 朝日新聞 9月1日に東京都墨田区で開かれた関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式典で、朝鮮半島にルーツがある小説家の深沢潮さんが寄せたメッセージが読み上げられ、自身の祖父が大震災の発生当時、住民らでつくる自警団に殺されかけたという過去が明らかにされた。 家族の間で受け継がれている大震災の記憶や、外国人排斥の声が高まっているとされる現代社会への思いを聞いた。 祖父の過去を知り「びっくりした」 ――102年前に関東大震災が発生したとき、「朝鮮人が井戸に毒をまいた」といったデマが広がり、混乱のなかで朝鮮人が虐殺される事件が各地で相次ぎました。深沢さんの祖父も殺されかけたという過去は、どのように聞いていたのでしょうか。 今から10年以上前に、在日コリアンの家族をテーマにした「ひとかどの父へ」という小説を書こうと思って、祖父について母に聞き取りをしました。母方の祖父は私が高校1年生のときに亡くなっていて、関東大震災について直接聞いたことはなかったのですが、そのとき初めて祖父が殺されかけたと聞き、びっくりしました。 祖父は朝鮮半島の南部の鎮海(チネ)出身です。鎮海は日本海軍の基地があり、祖父は小学校の先生をしていました。職を失ったのか、震災の前に日本に来ていました。 震災が発生したとき、祖父は品川にいました。自警団に囲まれ、発音によって朝鮮人と日本人を見分けるために「十銭五厘」と言わされたそうですが、警察官が止めに入ってくれました。その後、祖父は競馬場に隔離され、殺されずにすみました。警察署によっては自警団に襲われ、殺された朝鮮人もいました。 「祖父の人生を肯定してあげたかった」 ――祖父はどのような人でしたか。 部屋でお酒を飲みながら、朝鮮民謡の「アリラン」を歌っていました。でも思春期の私は在日コリアンとして生まれたことに悩んでいたので、祖父のアリランを聞くのが嫌だったんです。 祖父から「一緒に歌おう」って言われても、韓国人という自覚を促されているような気がして、一緒に歌ってあげられませんでした。過去を知った今は、一緒に歌ってあげたかったし、祖父の人生を肯定してあげたかったです。 関東大震災の話を母が打ち明けてくれたのは、2人で在日韓国人のオペラ歌手のコンサートを聞きにいった帰りでした。その公演中、母は「故郷の春」という曲に歌詞があることを知り、涙を流したんです。家にオルガンがあったのですが、母は小さいころに祖父がよくこの曲を弾いてくれたことを思い出して、「これは韓国の歌だったんだ……」と。それから祖父がアリランを歌っていたことに話題が移り、母は「でもね、おじいちゃんは人前で韓国人ってわからないように生きていたんだよ」と言って、関東大震災のことを教えてくれました。 記事の後半で、深沢さんによる追悼メッセージの全文を公開しています。・・・・・ログインすること(朝日)
2025.11.14
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平和は、タダでは得られない! 独裁者を包囲する民衆の努力無しでは何も得られない。(暴虐の嵐)の前で(非武装中立)(武力放棄)は 「百害あって一利無し!」 2025-11-13 はんぺん平和は、タダでは得られない! 今頃、こんな当たり前のことを繰り返すのは、情けない・・・・の一語に尽きる!ウクライナ侵略戦争を待つまでも無い。そもそもベトナム戦争を学べるなら、米帝の侵略に対抗するには、ベトナム人民による、武装闘争(抵抗)が、正しかった・・・と 世界の多くの人々は、悟ったハズ・・・・ 平和は、タダでは得られない! これは、真理だ。アメリカ等によって、もたらされた日本国憲法は、それ自体が、イビツなものだったのだ。日本に、二度と武力を使わせないように、武装放棄、戦争放棄が、明記された・・・ 真実は・・・・平和は、武力も含めた国家総体の自衛力で、守るべきもの・・・だ。違うだろうか?そのための不断の自衛力の強化が、求められる・・・当たり前の事だ。 この事に違和感を覚えるという人は、間違った(平和観)、戦後の(洗脳)の中で、植え付けられた護憲思想を捨てきれない人たち・・・たとえば、福島瑞穂(社民党党首)や新社会党の指導部の面々・・・・などを 挙げることができる。 彼らが(護憲)にしがみついて、一向に現実を見ようとしなかった結果、国民の後塵を排することになり、国民から見捨てられつつあるのだ。 このブログで、繰り返し言ってきたが・・・・(戦争反対)は、当たり前の事。平和を勝ち取るためには、(武装放棄:憲法)にすがることなく、自前の強固な自衛力(防衛力)を確立して、全体主義による威嚇と挑発・侵略に立ち向かえる状況を 官民挙げて作り出す事だ。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――――――――――ドイツ、志願制の新たな兵役制度導入へ ロシアにらみ徴兵再開も視野 ベルリン=寺西和男 2025年8月27日 朝日新聞 ドイツ政府は、志願制に基づく新たな兵役制度を2026年から導入する。27日の閣議で関連法案を了承した。11年に徴兵制を停止したが、ロシアのウクライナ侵攻により安全保障の強化が課題になる中で、兵士の大幅な増員をめざす。将来的な徴兵制の再開も視野に入れている。 市民が改造銃を構えて射撃 欧州で訓練相次ぐ 徴兵制復活の動きも 政府によると、18歳の男女を対象に兵役への希望の有無などを尋ねるアンケートを送付。男性には回答を義務づけ、女性は任意とする。志願者の中から適性検査で対象者を選び、兵役に参加してもらう。さらに、27年7月からは兵役希望の有無にかかわらず、18歳の男性に適性検査を義務づけ、緊急時に増員が必要な場合に備える。 独メディアによると、独連邦軍は北大西洋条約機構(NATO)の目標に沿って、昨年末時点で約18万1千人だった兵士を最大26万人まで増やし、予備兵も約20万人に増やす。全体で46万人態勢をめざしているという。今のところ自発的な兵役参加を促す考えだが、短期的に兵士の増員が必要な場合は議会の承認を得て、政府は徴兵制の再開を決めることができると法案に盛り込んだ。 ドイツは今春、国防費の増額に向けて厳しい財政規律を緩和する憲法改正を行った。メルツ首相は5月の施政方針演説で「ドイツ軍が(通常戦力として)欧州で最強の軍隊となるために必要な財源を投入する」と述べ、防衛力強化をはかる方針を示していた。
2025.11.13
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(社会主義幻想)に、いつまで、しがみつくのか? なぜ全体主義(共産主義)を非難しないのか? 2025-11-12 はんぺん 全体主義の脅威については、このブログで、何度も指摘してきた。だが、リベラル派の機関紙やHPには、これを徹底的に非難・排撃する論調は出てこない・・・なぜだ? あれだけ(民主主義)(人権)を叫びながら、なぜ?中国や北朝鮮、ロシアの独裁政権を非難しないのか? 彼らの偽善については、僕は、心の底から許せない! 独裁による圧政に、苦しみ、のたうち回る民衆の事を 彼らは考えようとは しないのだ!! これは、想像力の問題だろう。想像力の欠けた人たちに、日本の 世界の未来を託すことはできない! かって、連合赤軍などの過激派といわれた学生たちの、生半可な運動への関りの事を何度も指摘してきた。何が許せないのか・・・・・といえば、自分たちの(狂気)を客観視できずに、いたずらに(不幸)を拡散してきた事だ。 毛沢東独裁体制下、(洗脳)された多くの民衆たち・・・の間で、(狂気)は、拡大再生産されていく・・・・。中国では、多くの民衆たちが、自分たちこそが(造反派)だと名乗りあった。相手も、同じく、(我々こそ真の造反派だ)として、相手を激しく攻撃し、大量殺人を繰り返したのだ・・・・数千万人ともいわれる人々が、犠牲になった・・・・60年前の話だ。 独裁国家における(人権不在)(民主主義不在)については、今や歴史的事実であり、否定することは難しい・・・ゆえに、日本のリベラルたちは、見て見ぬふりをするしか無いのだ! 政治党派として、これほど恥ずかしい事が、あるだろうか?? いつも、僕は言う・・・・あなたたちの55余年の(運動?)とは、いったい何だったのか? と。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――――――――「焼かれるような苦しみ」ウイグル人への中国政府の人権侵害、日本は国連で議論の主導を ハフポスト日本版 宮田 春香 Human Rights Watch ウイグル人のセヒベ・サヤモグルさんの24歳の弟、クドゥスジャン・アブドゥワリさんは2023年7月、友人たちとの中国・新疆ウイグル自治区のレストランでの食事を理由に地元警察に逮捕された。 中国の裁判所は、食事の場を「違法な集まり」であったとし、アブドゥワリさんに5年以上におよぶ禁固刑を言い渡した。 しかし、実際にそのレストランで起きたのは、拘禁された共通のウイグル人の友人について、「政治の風に巻き込まれただけの善良な人だ」とコメントした人がいたというだけのことだった。 「この先の6年間は私にとって地獄です」とサヤモグルさんはヒューマン・ライツ・ウォッチに話した。「弟は苦しみに焼かれ、私も獄の外で焼かれるような苦しみを味わうでしょう。今、弟がどこで拘禁されているのか分かりません。逮捕されて以来、両親も弟と会えていません」。 サヤモグルさんをはじめとする不当に拘禁されたウイグル人の家族は、国連に対して、中国政府に残虐行為をやめるよう圧力をかけることを求めている。 サヤモグルさんのような声に耳を傾けられるか、日本政府の姿勢が今試されている。 2年前の2022年8月31日、国連人権高等弁務官事務所は、画期的な報告書を公表した。中国政府がウイグル族をはじめテュルク系ムスリムに深刻な人権侵害を行っており、それが「国際犯罪、特に人道に対する罪に該当する可能性がある」と指摘する内容だ。 この人権侵害には、広範囲にわたる恣意的拘禁、強制失踪、強制労働、文化的・宗教的迫害が含まれる。報告書の発表から2年となるのを前に、国連人権高等弁務官事務所は8月27日に声明を発表し、引き続き事態への懸念を表明した。 報告書を受けて2022年10月、国連の最高人権機関である国連人権理事会ではこの問題を討議するよう求める動議が提出されたが、僅差で否決された(日本は賛成)。 以来、残念ながらこうした動きはなく、この報告書に関して国連で討議は行われていない。国際社会が沈黙を続ける中、中国政府は依然として新疆ウイグル自治区に対する弾圧の中で何十万人ものウイグル人を恣意的に拘禁し、ウイグル人のアイデンティティの表現を抹殺している。 今年の普遍的定期的審査(UPR)―国連人権理事会で行われる加盟国間の定期的な人権審査プロセス―において、中国政府は国連人権高等弁務官事務所の報告書を「違法かつ無効」であるとして、その勧告を実施するよう求めるすべての勧告を拒否した。中国政府が人道に対する罪の容疑への対処を徹底的に拒否することは驚くことではない。しかし、このような中国の態度はすべての国連加盟国にとって重大な懸念であるべきだ。 中国政府に対するUPR審査が終わり、国連人権高等弁務官事務所の画期的な報告書の発表と国連人権理事会の動議の提出から2年となる今こそ、国際社会の強い団結のもと、中国政府による人権侵害に対するフォローアップが必要だ。 9月9日から始まる国連人権理事会で、日本は他国と協力し、中国政府に人権侵害のアカウンタビリティ(責任)を取るよう求めるべきだ。これは、これまで50以上の国連専門家や世界中の何百もの人権団体が提言してきている。各国は、国連人権理事会での中国の深刻な人権侵害に特化した議論や追加の調査・報告を行うべく、再び動く必要がある。 日本政府は少なくとも、引き続き新疆ウイグル自治区における重大な人権侵害を注視しモニタリングすることの必要性、さらに国連人権高等弁務官事務所に対して2022年の報告書のより包括的なアップデートおよび責任追及を果たすためのアクションプランを提示することを訴えるため、9月の国連人権理事会で地域横断的な共同声明が発表されるようリーダーシップを発揮すべきだ。 アジアにおける強固な民主主義国家であり、中国の近隣国である日本がリーダーシップを発揮することは、国際協調や地域横断的な連携を強化するための画期的な一歩となる。日本が動けば、中国の影響を大きく受ける近隣国も、その人権侵害に対して懸念を抱いていることが示せるだろう。 このような動きを支持する声は日本の国会でもあがっている。人権外交を超党派で考える議員連盟(会長・中谷元議員、舟山康江議員)も、日本政府に対し、中国に関する共同声明を主導すべきと要請している。 人道に対する罪の証拠が山積しているにもかかわらず、国際社会が国連で断固とした声を上げなければ、ウイグル人やその他の少数民族に対する犯罪を平然と続けることができるという危険なメッセージを中国政府に送ることになるだろう。今こそ、国連における日本のリーダーシップが求められている。
2025.11.12
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人間は、やっぱり動物なんだなあ・・・と再認識した(アルコール) 2025-11-11 はんぺん 文明の発達した現代でも、アルコールの魔力(酩酊感?)に惑わされて、一度しか無い命を棒に振る人々は、多い。運転することの多い僕には、対向車線の車が、いつ?こちらに突進してくるか? と思うと怖くなるし、運転など、してられないから、そんなことは考えない事にしている。 いくら自分が安全運転していても、相手が、飲酒・病気その他の原因で、こちらに突っ込んでくることは、ありうるし、それは避ける事は不可能だ。長年、ハンドルを握ってきたが、これまで、そういう(相手に)突っ込まれた経験が無いのは・・・運命的なモノなんだろう。 交通事故は、自分だけでなく、相手や周囲にも、被害が及ぶことも多い。多重事故も頻発している。歩行者を巻き込んだり、バスの転落事故など、多くの悲劇を招く事もあるのに、自覚に無い運転手の なんと多い事か! アルコ―ルの歴史は、人類発生のころから、あったのかも・・・アルコール発酵は、自然界の中で容易に起きる事だろうし、人間は、それに味を占めて、大切にしてきたのかもしれない。 最近の飲酒運転事故を 朝日新聞から拾ってみた。 福岡県内で“飲酒運転”相次ぐ 男4人逮捕 逆走車も11/9(日) 15:15配信 盗撮や飲酒事故など、中学校の3教諭を懲戒処分 群馬県教委2025年10月24日 11時15分 交通安全運動中なのに…死亡事故増 ひき逃げや警官の飲酒運転疑いも 2025年10月15日 10時00分 新名神逆走、ペルー国籍の男に実刑判決 津地裁「飲酒運転発覚恐れ」 2025年10月8日 20時00分 未成年と不同意性交、飲酒運転、教職員3人を懲戒免職 青森県教委 2025年9月29日 16時52分 中学副校長ら5人、飲酒運転で懲戒免職・停職 北九州市が厳罰化へ 2025年9月26日 21時01分 日本人女性がソウルではねられ死亡、娘もけが 飲酒運転容疑の男拘束 ソウル 2025年11月3日 13時54分 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――――――あるサイトから・・・・・これは、1997年に飲酒運転の事故で命を落とした少女の「最後の手紙」として語り継がれているものです。最後のお別れ — シンプルな言葉で・・・・―――――――――――――――――――――――― ママ、今夜パーティーに出かけたわ。ママがいつも言っていたことを覚えてたから、お酒は飲まなかったよ。だから、代わりにスプライトを選んだの。賢くて健康的な選択ができて、自分を誇りに思ったわ。ママの言う通りだったね。 パーティーが終わると、たくさんの人が飲酒していたのに運転を始めたわ。でも、私は飲んでいなかったから、安全だと感じたのよ、ママ。家に無事に帰れると確信して、車に向かったわ。 でも、その時、予想もしなかったことが起こったの。今、私は道路に横たわっているわ。警察官が「事故を起こしたドライバーは酔っていた」と言うのが聞こえる。 ママの声が、とても遠くに感じるわ。体は血だらけ。泣かないように頑張っているけど、痛みがひどすぎる。お医者さんたちが「この女の子は助からない」と言っているのが聞こえる。 あのドライバーもパーティーに出かけたけど、飲酒運転するという選択をしたのね。そして今... 私は死ななければならない。 ママ、どうしてこんなことをする人がいるの? 人生を台無しにする可能性があるって、知らないのかしら? 体が百本のナイフで切り裂かれているみたいに感じるわ。お願い、妹には怖がらないでって伝えて。パパには強くいてって言ってあげて。ママ、心から愛しているわ。もう一度キスしてもらえたらよかったのに。 誰かが、あの男の子に飲酒運転がいかに危険かを伝えるべきだったのよ。もしかしたら、彼の両親が警告していたら、私はまだ生きていたかもしれないのに。 私の呼吸がだんだん遅くなっているわ。とても怖い。これが私の最期の瞬間なのに、とても孤独だと感じる。ママ、こうして死んでいく私を抱きしめてくれたらいいのに。 愛しているって伝えたい... けど、もう何も感じないわ。ママ... 愛してる。さようなら... これらは1997年、ある若い少女の最後の言葉でした。 テレシンコ(Telecinco)のジャーナリストが現場に居合わせ、そのすべてを聞きました。彼は飲酒運転を止めるためのキャンペーンを始めました。 もしあなたがこれを読んでいるなら、無視しないでください。共有してください。 話し合ってください。それはあなた自身を含め、命を救うことになるかもしれません。このような小さなメッセージが、大きな違いを生むことができるのです。
2025.11.11
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何も言わない、すり替え常習のリベラルを誰も支持しない! 2025-11-10 はんぺん 「戦争はイヤ!」は、誰でも言える。誰が、反対するだろうか? これって、何も言っていない事と同義ではないか? 「がんこに平和を」(社民党:福島瑞穂)も、そうだ。 今日、新社会党大阪の機関紙(No、183)が、送られてきた・・・それを見て、またまた、ため息をついた・・・1ページの見出しは、「私たちは二度と戦争をしたくない!」ときた! これが日本のリベラルの思考レベルなのだ。(何も言わない)彼らを誰が、支持するだろうか?問題の要点は(戦争に反対)ではなく、(今そこにある戦争の危機に、如何に対応するのか)なのだ。 このブログで、何度も指摘してきたが、迫りくる全体主義連合による、威嚇と挑発、侵略策動という(戦争の危機)に、我々日本人は、日本の、そして世界の平和のために、何をなすべきか? という事なのだから・・・・ 日本リベラルは、戦後民主主義運動の中で、大きな(過ち)を犯してしまった・・・(戦争反対)を短絡的に(非武装=武装放棄)の護憲運動にすり変えてしまった!この(ボタンの掛け違え)は、80余年間、見直される事が、無かった。 歴史から真摯に学ぶ事をネグレクトして、安易な(戦争はイヤだ) (がんこに平和)で、ごまかし続けてきたのだ・・・ 戦後、すでに80年以上たっているにも拘わらず、未だに同じ(過ち)をハレンチにも繰り返し続けている現状は、(哀れ)というしかない。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――――中国総領事の「汚い首は斬る、覚悟出来ているのか」投稿に政府抗議…木原官房長官「極めて不適切」 2025-11-10 読売新聞オンライン 中国の薛剣(シュエジエン)駐大阪総領事が自身のX(旧ツイッター)に、高市首相が中国による台湾の海上封鎖が発生した場合に「存立危機事態になり得る」と答弁したことを伝える記事を引用し、「その汚い首は一瞬の躊躇(ちゅうちょ)もなく斬ってやるしかない。覚悟が出来ているのか」と投稿していたことが分かった。 投稿は8日付で、外務省の金井正彰アジア大洋州局長が9日、在日中国大使館に抗議し、削除を要求した。投稿は現在は閲覧できず、削除された可能性がある。木原官房長官は10日の記者会見で「中国の在外公館の長の言論として極めて不適切だ」と述べ、「中国側から明確な説明がなされるよう求めていく」と語った。 薛氏は昨年の衆院選中に特定の政党への投票を呼びかけたととれる投稿を行い、外務省が「極めて不適切だ」と申し入れをしていた。 中国の呉江浩(ウージャンハオ)駐日大使も10日、Xに「台湾は中国の不可分の一部だ。『台湾有事は日本有事』をあおれば、最終的には引き返せない誤った道を歩むだけだ」と投稿した。 一方、中国外務省報道官は10日の記者会見で、首相の答弁について「強烈な不満と断固たる反対」を表明し、日本側に抗議したことを明らかにした。「日本の現政権が台湾問題に介入するのは国際秩序への挑戦であり、中日関係を破壊することになる」と反発した。 薛氏のXへの投稿については「台湾を中国領から分裂させようとする危険な言論が対象だ」と擁護した。
2025.11.10
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平和憲法では、世界の平和は守れない。もちろん日本の平和もだ! 2025-11-9 はんぺん 昔、(平和憲法を世界に拡げよう!)と叫んだ人がいた。ゴリゴリの護憲論者?・・・・ それにしても無責任極まりない、羞恥物のフレーズだった! ウクライナが、大国ロシアに侵略され続けている。空爆や戦車で蹂躙され続けている戦場は、ウクライナ国土だ。多くの民衆が、殺されている。 日本の平和憲法の無意味さが、痛いほどわかる現実だ。護憲論者の破産は、あまりにも明らかだ・・・福島瑞穂や辻元清美たちは、見て見ぬ振りをするしかないだろう。 彼らが、ロシアの侵略に、抗議したという話を聞かない。(平和)を叫ぶ人たちが、なぜ侵略反対の反戦運動に、立ち上がらないのだろう? なぜデモや集会をしないのか? あなたたちは、あの1960~1970年代には、ベトナム戦争反対で、立ち上がったのではないか? これを(2枚舌)という。 (社会主義)の北ベトナムや南ベトナム解放民族戦線なら、支援するが、ウクライナは、資本主義だから、関わらない? ロシアは、旧ソ連(社会主義)を引き継いでいるから、理不尽な侵略にも、見て見ぬ振り??? 今や(社会主義幻想)に惑わされている日本人は、極少数になっている。地に堕ちた(社会主義)に こだわり続けている少数のグループのみとなっている・・・それが、新社会党・社民党・MDS・アサートの人たちだ・・・・ 早く目覚めてほしい・・・過ちを改めて、再出発してほしい。生身の人間の立場に戻ってほしい。(社会主義)の(洗脳)から、脱出してほしい・・・と言い続けている。かっての僕自身が、その(洗脳)の中に居たので・・・なおさら強くそう思う。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――――――――ロシア、闇の軍需物資網構築 「砲弾、北朝鮮製7割」と分析 2025-11- 共同通信 ウクライナ侵攻を続けるロシアが、中国や北朝鮮、イランとの間で構築した軍需物資の調達網の全容が10日、共同通信が入手したウクライナ国防当局の機密文書で分かった。ロシアが軍事技術供与の見返りに戦争継続に必要な北朝鮮製砲弾や、兵器製造に使う日米欧製電子部品を中国経由で獲得する「闇のネットワーク」をつくり、経済制裁で物流遮断を狙う欧米に対抗。文書作成に携わった国防省当局者は「ロシアが現在使用する砲弾の約7割は北朝鮮製」と分析した。 ロシアと中朝の軍事連携が具体的に裏付けられ、日本を含む東アジアの安全保障環境の悪化に直結する恐れがある。国防当局者は取材に「ロシアを中心とする4カ国にまたがる兵たん網が侵攻を下支えし、長期化させている」と指摘、制裁でロシアを孤立化させることが戦局転換の鍵になると強調した。 9月ごろ作成された機密文書や当局者の説明によると、北朝鮮は2022年2月の侵攻開始以降、ロシアに計約650万発の砲弾を供与した。ロシアが北朝鮮に兵器製造に必要な技術を伝達し、増産体制が構築された。
2025.11.09
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ようやく 8泊9日の中部(岐阜など)行を 終えて一息ついた・・・ 2025-11-8 はんぺん 記録用今回のハプニングは、想定外で・・・参った・・・ 旅行中のエンジントラブルという、初めての経験。予定は、ほぼほぼ完了していたこともあり、それだけは、ラッキー。最終日(11/7)のみ 予定変更した。今回も、クマとも遭遇せず、雨も、少なかったのは、幸いだった。最初の計画では、入ってなかった飛騨古川、富士見台高原、天竜峡を(詰め)の段階で組み込んで・・・正解だった。 出発前のメモ・・・・・・・冷蔵庫の整理、庭の植物の水やり、郵便局への不在連絡、新聞販売店への不在連絡、生協への連絡・・・これらは、旅行出発前の毎回のルーテイーン。 不安材料は、僕の視力・・・・・ まあ、なんとか、ケチケチ旅行も、無事帰宅。この旅行中に、大谷翔平らが所属するMLBのドジャースが、ワールドシリーズ連覇を果たした。発足したばかりの高市政権の始動が、注目される。―――――――――――――――――――――今回の走行距離:中部(岐阜など)行 (記録用)10/30(木) 232 km10/31(金) 89 km 11/1(土) 36 km11/2(日) 36 km11/3(月) 21 km11/4(火) 54 km11/5(水) 141 km11/6(木) 32 km11/7(金) 13 km全走行距離 789 ㎞ 帰路を、車から、新幹線に切り替えなければ、+290㎞=1,079㎞ に、なっていた。 //////////////////////////今回の中部(岐阜など)行 写真撮影枚数 (記録用) ME WIFE10/30(木) 119枚 32枚 10/31(金) 115枚 82枚11/1(土) 111枚 142枚 11/2(日) 82枚 47枚 11/3(月) 183枚 70枚 11/4(火) 103枚 89枚11/5(火) 108枚 79枚11/6(水) 133枚 113枚11/7(木) 7枚 1枚11/8(金) 70枚 61枚 小計 961枚 655枚 総計 1,616枚/////////////////////////中部(岐阜など)行 経費ホテル代 165,473円交通費 42,522円食費 15,623円観光 33,328円ガイド料 5,500円 お土産 1,924円その他 12,290円 合計 276,660円
2025.11.08
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2025-11-7 中部(岐阜など)行 9日目 飯田→自宅 (記録用)昨晩の件があり、最終日の今日の自車での帰宅は、諦め、バス+新幹線での帰宅を選択。 8:07~出発。8:30クロネコヤマトで、スーツケース、段ボール箱(大)2個の計3ヶを、自宅発送する。 9:28 ダイハツ飯田店へ。事情説明、エンジン修理は、現地修理ではなく、帰阪後に修理することに。 レッカー搬送の手続きをする。 タクシーで、11:15 JR飯田駅へ。飯田駅前 11:30発の名鉄バス・・・14:07名古屋の名鉄バスセンター。 14:35 新幹線:のぞみ373号名古屋発で、15:25新大阪駅。JRと近鉄で・・・・16:45無事、帰宅。 今日の走行距離は、13㎞だった。この9日間の全走行距離は、789㎞だった。帰路に、車のトラブルで、バス・新幹線に切り替えたが、トラブルが無ければ、+290㎞=1,079KM に、なっていた。 ―――――――――――――――――――――最後になっての車の不具合のハプニング・・・これまでの旅行では、初めての経験で、戸惑ったが・・・何とか、乗り切れて良かった。
2025.11.07
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2025-11-6 中部(岐阜など)行 8日目 飯田→天竜峡→飯田 (記録用)8:55~出発。9:17 まちなかインフォメーションセンターで、情報を得る。川本喜八郎人形美術館を見学。リンゴ並木を散策する。11:38飯田市美術博物館のⓅへ。柳田國男館を見学。 天竜峡に向かう・・・天竜峡観光案内所で、情報を得る。天竜峡遊歩道を歩き、龍角峯を見て、つつじ橋まで、歩く。折り返し、Ⓟに戻る。JR天竜駅舎などを観る。14:10~ 天竜ライン下りのクルーズ。 15:00~宿(茶臼山高原休暇村)に向けて、出発したが、エンジンの調子が悪くなり、休暇村到着を断念。飯田に戻る。宿をキャンセル。昨晩の宿、ルートイン飯田に、チェックイン。 今日の走行距離は、32Kmだった。
2025.11.06
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2025-11-5 中部(岐阜など)行 7日目 下呂→黒川→富士見台高原→阿智村→飯田 (記録用)8:50 出発。9:20走行中の気温は、10℃。 R257号から、256号に、トンネルを抜けて、R41号。 10:00~ 黒川の佐久良太神社と乙女の碑などを見学。 中央道:中津川インターから、高速道に入る。園原インターで下りる。 12:03 富士見台高原ヘブンスそのはらのⓅへ。ロープウェイ、ペアリフト、展望台リフトで。中腹まで、上り、紅葉を観る。 14:31~ 満蒙開拓平和記念館を見学。冊子など、2冊購入。 17:10 宿のルートイン飯田に着き、チェックイン。 今日の走行距離は、141Kmだった。
2025.11.05
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2025-11-4 中部(岐阜など)行 6日目 飛騨高山→下呂 (記録用)10:40下呂温泉の中央駐車場。そばの鷺の足湯のそばで、ガイドのOOさんと合流。 飛騨街道湯之島宿高札場、噴泉塔、飛騨街道、せせらぎの小径、チャップリン像、林羅山像、飛騨川の遊歩道、下呂温泉の源泉塔、温泉タンクなど・・・ 12:20~温泉博物館を見学。12:50~下呂合掌村で、自由行動。見晴らし展望台、円空館、旧大戸家住宅、民俗資料館などを見学。 15:00宿の大江戸温泉物語:下呂別館に、チェックイン。 今日の走行距離は、54Kmだった。
2025.11.04
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2025-11-3 中部(岐阜など)行 5日目 飛騨高山市内観光 (記録用)朝から、雨が降り続き、気が乗らない・・・気温が、とても低くて寒かった。9:00~市営空町駐車場。ガイドさんのOSさんと合流。~雨の中、傘をさしながらの街歩きへ。 まちの博物館、高山市政記念館(休館・外観)、中橋、高山陣屋、三町の街並み、吉島家住宅、高山祭屋台会館などを案内してもらう。途中、雨が止んだり、また降ったり・・・・ 12:50~ 飛騨の里で、自由行動ということで、園内を自由散策。 15:20~ガスト高山三福寺店で、食事。 16:55 連泊のルートイングランティア飛騨高山 和蔵の宿に戻る。 今日の走行距離は、21Kmだった。
2025.11.03
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被害者でもあり、加害者でもある(満蒙開拓団)の悲惨。この現実を日本人が知らないで(平和)は、語れない!!! 2025-11-2 はんぺん 満蒙開拓団については、以前から、関心があった。その悲劇が、語られ、多くの書物が、出版されてきた。しかし、その(語り伝え)は、極めて不十分なように、僕は考える。 日本帝国主義の中国大陸進出(=侵略)に、利用された開拓団員・・・・彼らには、甘い甘い誘いの手が、差し伸べられた・・・・郡上市の高鷲(たかす)開拓記念館や、阿智村の満蒙開拓平和記念館では、多くの資料を見ることができる。 大陸進攻(侵略)戦争の中で、広大な満州の支配を続けるために、不足していた(防衛人材)を確保するとともに、開墾して得られる農産物の収奪という、極めて帝国主義的な政策であったが、開拓団員を募集するためには、(おいしい話)が、散りばめられたのだ・・・・ 主として、狙われたのは、貧困層の多かった岐阜県、長野県などの農村地域だった。(満州は、天国だ)とばかりの募集キャンペーンを見た彼らには、(未来への明るい希望の灯)のように見えたことだろう・・・ これって、あの朝鮮半島への(帰国運動)と、そっくりではないか? 北朝鮮は「地上の楽園」だとの虚偽宣伝で、貧しかった在日朝鮮人たちは だまされて(地獄)に投げ込まれたのだ。(煽り狂った社会党も共産党も、地獄がバレても、自己批判せず、黙殺を貫いた!) 国際ルールを踏みにじった、ソ連の参戦(=戦後リベラルたちが、見て見ぬ振りをしたソ連による 『帝国主義的!参戦』だが、守ってもらえるハズの関東軍は、開拓団を見捨てて、早々と南下(逃亡)していた。 集団自決を選択した開拓団もあった中、多くの開拓団は、ソ連兵による蛮行や地元民の襲撃を避けながらの避難行を余儀なくさせられ、その過程で、多くの団員が命を落す事になった。 戦争を始めたのは、ヒロヒト(裕仁)だが、もっとも悲惨な生活を強いられたのは多くの国民だった・・・・そして、多くの国民が、殺された・・・が、 ヒロヒト(裕仁)たちが、戦争責任を問われることは無かった・・・・ 満蒙開拓団に参加した団員たちも、ヒロヒト(裕仁)による戦争の犠牲者であることは、間違いない・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――悲惨な逃避行、犠牲200人超 たかす開拓記念館、歴史伝え6年目 2021年8月1日 中日新聞 琿春高鷲開拓団について語り合う人たち。悲しみは今も癒えない=郡上市高鷲町のたかす町民センターで・・・・ 旧高鷲(たかす)村役場を再現した展示。満州開拓移民を募集する張り紙がある=郡上市高鷲町のたかす開拓記念館で・・・・ 琿春で撮影された高鷲在満国民学校の記念写真。多くの人たちが悲惨な逃避行を強いられた=郡上市高鷲町のたかす開拓記念館で・・・・ 郡上市高鷲町の「たかす開拓記念館」が、二〇一六年四月の開館から六回目の夏を迎えた。旧高鷲村は戦前、旧満州(中国東北部)の琿春(こんしゅん)高鷲開拓団に約六百四十人の移民を送り出したが、終戦直前の一九四五年八月九日にソ連軍が侵攻。開拓団員は悲惨な逃避行を強いられ、飢えや病気で二百人を超える犠牲者を出した。記念館は帰国者が参加した戦後の農地開拓も含め、高鷲の人々の苦難の歴史を伝える。 (中山道雄)... ――――――――――――――――――――たかす開拓記念館たかす町民センターの中に、2016年4月に開館。〒501-5303 岐阜県郡上市高鷲町大鷲1244-8 (たかす町民センター内)開館時間:10:00 - 16:00 休館日:月曜日 入館料:無料旧・高鷲村の歴史及び開拓に関する博物館である。高鷲村は明治時代の北海道、戦前の満州国、戦時中から戦後の高鷲村内での開拓(ひるがの高原など)など、開拓が関わっている村である。主な展示内容・・・・高鷲地域の歴史北海道開拓・・・1901年(明治34年)に高鷲村民が北海道上名寄地区(現・上川郡下川町上名寄)に集団移住し開拓。戦後も高鷲村民が再度の開拓を行っている。当時の写真、証言、下川町との交流などを展示。満州開拓・・・1940年(昭和15年)より琿春高鷲開拓団として高鷲村から満州国琿春に入植開始。約640人が入植したがソ連軍の侵攻による逃避行での飢えや病気により200人以上が亡くなっている[6]。開拓の様子、高鷲村を含む郡上の各開拓団の概要などの展示。引揚げ当時の状況の体験者の証言映像。 高鷲の開拓・・・・1940年(昭和15年)に蛭ヶ野で開拓が始まる。戦後、引揚者が中心となり蛭ヶ野、切立、上野で本格的な開拓が進められる。開拓地風景のジオラマ、開拓当時の様子、三白産業(牛乳・雪・大根)などを展示。高鷲の民具
2025.11.02
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2025-11-2 中部(岐阜など)行 4日目 郡上八幡→高鷲→飛騨古川→飛騨高山 (記録用)8:35 出発。9:45~ 高鷲(たかす)のたかす開拓記念館を見学。冊子や本なども買う。 高鷲インターから、東海北陸自動車道に入る。ひるがの高原SAで、給油。清見インターから、中部縦貫道で、高山インターへ。 12:30 飛騨市役所のⓅに着く。飛騨古川夢ふるさと案内人会のガイドのIさんと合流。 13;00~ガイド開始・・・飛騨古川まつり会館、飛騨の匠文化館、円光寺、瀬戸川と白壁土蔵、三嶋ろうそく店、本光寺・真宗寺、薬草・ひだ森のめぐみ などを案内してもらう。 高山インターから、高速道で、高山市内に戻り、16:10~ガスト高山三福寺店で、夕食。 17:37宿のルートイングランティア飛騨高山 和蔵の宿に、チェックイン。 今日の走行距離は、36Kmだった。
2025.11.02
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2025-11-1 中部(岐阜など)行 3日目 郡上八幡観光 (記録用)9:20 郡上八幡博覧館のⓅに。 9:45長良川電鉄:郡上八幡駅の駅舎などを見学。桝形地蔵を観る。10:23 慈恩禅寺 荎草園を見学。 10:10 郡上八幡博覧館の館内展示(2F)を観る。 12:20~13:50 ガイドのMさんと合流、街歩き。大正時代の古い町並みの「職人町・鍛冶屋町」、名水百選「宗祇水」、清流吉田川と宮ヶ瀬橋、やなかの小径、いがわの小径、郡上八幡旧庁舎記念館、清流吉田川と川遊び場「新橋」、大正時代の古い町並み「柳町」など・・・ 15:15~ 昨日、入湯したやまと温泉:やすらぎ館に、また入浴。 16:55ホテルに戻る(連泊) 今日の走行距離は、36Kmだった。
2025.11.01
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2025-10-31 中部(岐阜など)行 2日目 関→郡上八幡 (記録用)10:10 名も無き池(モネの池)を見学。11:50 郡上八幡博覧館のⓅに。12:00~郡上おどりの実演を観る。12:38城の直下のⓅに着く。郡上八幡城を見学。13:45 古今伝授の里フィールドミュージアムのⓅへ。自由行動。東氏記念館、和歌文学館、東氏館跡庭園などを 見学する。「道の駅:古今伝授の里やまと」 の一角のやまと温泉:やすらぎ館で、入浴。16:32 宿のビジネスホテル:郡上八幡インターのチェックイン。今日の走行距離は、89㎞だった。
2025.10.31
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2025-10-30 中部(岐阜など)行 1日目 自宅→美濃→関 (記録用)6:45車で、出発。近畿道→→第2京阪道→→京滋バイパス→→名神高速道・・・東海北陸道・・・・美濃インターで、下りる。美濃市の旧今井家住宅に着く。観光協会のMさんの説明を聞く。旧今井家住宅を見学。その後、地図を見ながら、うだつの町並みを歩く。うだつ蔵や美濃史料館、小坂酒造場、観光案内所:番屋・・・そして、あかりアート館を見学。14:05道の駅:美濃にわか茶屋のⓅへ。美濃橋、川湊(上有知)灯台を見学。15:08旧名鉄美濃駅を見学。15:28長良川電鉄:美濃市駅を見学。16:10~1:05ガスト関店で、夕食。17:18 宿のルートイン関に、チェックイン今日の走行距離は、232㎞だった。
2025.10.30
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中部(岐阜など) 8泊9日、くたばる前の旅 2025-10-29 はんぺん今回、10月末~11月初という時期的には、厳しそうな(くたばる前の旅)を企画。運転免許の更新が、厳しい中、最後のドライブになりそう・・・ということで、北海道(宗谷→襟裳)行の前・・・・・8月の後半から、本格的な準備作業に入ったが、北海道行との両面作戦!で、てんてこ舞いだった。 この時期は、相当に日照時間が短かくなるので、行動時間が限られる。早めにホテルを出て、早めにホテルに入る事が、望ましい。また内陸部なので、朝夕の寒暖差が、激しいので、服装の選択が、難しい。クマの出没が、ここでも、頻繁にある。大谷翔平のワールドシリーズ(WS)も、少しは気になる中での旅になる。 中部(岐阜など)行 概要10/30(木) 4:00出発 近畿道→→第2京阪道→→京滋バイパス→→名神高速→→東海北陸道・・・美濃インター PM 美濃市観光(旧今井家住宅・美濃史料館、うだつの町並み、うだつ蔵、小坂酒造場、観光案内所:番屋、あかりアート館、美濃橋、川湊(上有知)灯台、旧名鉄美濃駅、長良川電鉄:美濃市駅) ルートイン関(泊) 10/31(金)モネの池 郡上八幡博覧館、郡上おどりの実演、郡上八幡城古今伝授の里フィールドミュージアム(東氏記念館、和歌文学館、東氏館跡庭園など) 「道の駅:古今伝授の里やまと」のやまと温泉:やすらぎ館(入浴) ビジネスホテル:郡上八幡インター(泊) 11/1(土) 郡上八幡博覧館、長良川電鉄:郡上八幡駅の駅舎、桝形地蔵、 慈恩禅寺 荎草園、郡上八幡博覧館の館内展示、ガイドと街歩き。「職人町・鍛冶屋町」、名水百選「宗祇水」、清流吉田川と宮ヶ瀬橋、やなかの小径、いがわの小径、郡上八幡旧庁舎記念館、清流吉田川と川遊び場「新橋」、大正時代の古い町並み「柳町」・・・ ホテル(連泊) 11/2(日)たかす開拓記念館、飛騨古川(G)飛騨古川まつり会館、飛騨の匠文化館、円光寺、瀬戸川と白壁土蔵、三嶋ろうそく店、本光寺・真宗寺、薬草・ひだ森のめぐみ。ルートイングランティア飛騨高山 和蔵の宿(泊) 11/3(月)飛騨高山観光(まちの博物館、高山市政記念館、中橋、高山陣屋、三町の街並み、吉島家住宅、高山祭屋台会館)飛騨の里で、自由行動。ルートイングランティア飛騨高山 和蔵の宿(連泊) 11/4(火)下呂温泉(G)飛騨街道湯之島宿高札場、噴泉塔、飛騨街道、せせらぎの小径、チャップリン像、林羅山像、飛騨川の遊歩道、下呂温泉の源泉塔、温泉タンク。 温泉博物館、下呂合掌村で、自由行動。大江戸温泉物語:下呂別館(泊) 11/5(水) 黒川の佐久良太神社と乙女の碑。 富士見台高原ヘブンスそのはら(ロープウェイ、ペアリフト、展望台リフト) 満蒙開拓平和記念館、 ルートイン飯田(泊) 11/6(木)まちなかインフォメーションセンター、川本喜八郎人形美術館、リンゴ並木の散策。柳田國男館。天竜峡観光案内所、天竜峡遊歩道、JR天竜駅舎。天竜ライン下りのクルーズ。 休暇村 茶臼山高原(泊) 11/7(金) AM10:00 足助観光(G) 帰路へ
2025.10.29
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必見! の再放送決まる・・・「ロシア革命 世界を覆ったユートピア幻想」(NHK総合:映像の世紀)→11月6日(木)23:50~0:35 2025-10-29 はんぺん――――――――――――――――――――――――――NHK【映像の世紀バタフライエフェクト】「ロシア革命 世界を覆ったユートピア幻想、アンドレイ・サハロフが見た共産主義の崩壊と希望」(気になるNHK)から・・・・https://nhk.shigeyuki.net/?p=12586 目次理想を追い求めた時代の光と影『ロシア革命 世界を覆ったユートピア幻想』皇帝の終焉と革命の幕開け ― 民衆が動き出した瞬間世界に広がった革命の波 ― “平等”という希望世界恐慌が招いた“共産主義ブーム”第二次世界大戦 ― 勝利と拡大、そして“正義”の錯覚科学と理想 ― 核と宇宙に託された夢崩壊の序曲 ― ゴルバチョフの改革と民衆の反乱理想が暴走したとき、自由は失われる 理想を追い求めた時代の光と影『ロシア革命 世界を覆ったユートピア幻想』「みんなが平等に暮らせる社会をつくりたい」――それは人類の永遠の願いです。20世紀の初め、その理想を現実にしようと立ち上がった人々がいました。ウラジーミル・レーニン率いる革命家たちです。 彼らが起こした『ロシア革命』は、世界の政治・思想・文化を根底から変えました。今回の『映像の世紀バタフライエフェクト』では、その革命の始まりから終焉まで、「ユートピア幻想」がどう生まれ、どう崩れたのかを、貴重な映像とともに追います。この記事では、革命の熱狂、恐怖政治、そして理想の崩壊までを深く掘り下げて解説します。 皇帝の終焉と革命の幕開け ― 民衆が動き出した瞬間20世紀初頭のロシアは、ニコライ2世が支配する広大な帝政国家でした。しかしその栄華の裏には、深刻な貧富の差と政治への不信がありました。農民は土地を持たず、工場労働者は過酷な環境で働き、知識人層は検閲と弾圧に苦しんでいました。1905年、労働者と民衆が皇帝に直訴した「血の日曜日事件」で、多くの犠牲者が出たことをきっかけに、人々の不満は一気に噴出。革命の火種はこの頃から燻っていました。 そして1914年、第一次世界大戦が勃発。ロシアは戦争に参戦しますが、物資不足と兵士の大量死で国内は混乱。皇帝ニコライ2世の権威は完全に失われ、1917年2月、ついに帝政が崩壊します。後継として臨時政府が発足し、民主的な新しい国づくりが始まろうとしました。ところが、その動きを待たずして亡命先から帰国したのがウラジーミル・レーニンです。彼は「全ての権力をソビエト(労働者評議会)に!」と呼びかけ、ボリシェヴィキによる武装蜂起を指導しました。 こうして10月革命が勃発。帝政の瓦解からわずか半年後、ロシアは労働者と農民の国へと変わります。革命を記録した映画『皇帝からレーニンへ』には、荒れ果てた帝都と群衆の熱狂が生々しく残されています。 世界に広がった革命の波 ― “平等”という希望ロシアの革命は、世界中の人々に「変革は可能だ」という衝撃を与えました。ドイツ、ハンガリー、日本などでも労働運動や学生運動が高まり、社会主義思想が広まっていきます。レーニンは世界の労働者を組織化するために『コミンテルン(共産主義インターナショナル)』を設立し、資本主義に対抗する国際的なネットワークを作りました。 一方で、戦争や内乱の混乱が続くロシアでは、食料不足や暴力が蔓延。理想の国家を目指していたはずの革命は、次第に苛烈な現実へと変わっていきます。レーニンの死後、権力を握ったのはヨシフ・スターリン。彼は「社会主義建設五カ年計画」を掲げ、国を強制的に工業化していきました。 世界恐慌が招いた“共産主義ブーム”1929年、アメリカのウォール街を襲った株価暴落――『世界恐慌』です。資本主義の崩壊を予言していたかのように、企業倒産と失業者の波が世界中に広がりました。その一方で、ソ連は計画経済の下で順調に成長を続けていました。国が生産を管理し、労働者全員に仕事を与えるというシステムが、人々の不安を救う“希望の形”として注目されます。 アンドレ・ジッド、バーナード・ショー、H・G・ウェルズといった知識人たちはモスクワを訪れ、「ソ連こそ未来の国家」と称賛しました。失業と貧困に苦しむ資本主義諸国にとって、ソ連の繁栄はまるで“新しいユートピア”のように見えたのです。 しかし、その繁栄の裏では恐怖が静かに広がっていました。スターリンは反対派を「人民の敵」と断罪し、秘密警察NKVDによる大量粛清を実施。レーニン時代の同志、レフ・カーメネフやグリゴリー・ジノヴィエフ、さらに国外亡命中のレフ・トロツキーまでもが暗殺されました。夢見たユートピアは、すでに恐怖と服従の国家へと変貌していたのです。 第二次世界大戦 ― 勝利と拡大、そして“正義”の錯覚1941年、アドルフ・ヒトラー率いるドイツがソ連に侵攻します。『独ソ戦』です。凍てつく大地での激戦の末、ソ連は大きな犠牲を払って勝利。ナチス・ドイツを打ち破ったその功績は、世界中で「共産主義=正義」というイメージを強めました。 戦後、ドイツを含む東欧諸国には次々と共産党政権が樹立。ポーランド、ハンガリー、チェコスロバキア、ルーマニア――いずれもソ連の影響下に入り、東西冷戦の構図が形づくられていきました。 日本では、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が政治犯の釈放を命じ、徳田球一らが復帰。共産主義運動が再び息を吹き返します。戦後の民主化運動や労働運動にも、この時期の思想が深く関わっていました。 科学と理想 ― 核と宇宙に託された夢1949年、スターリンの70歳を祝う記念式典には、世界中の共産党指導者が集結。毛沢東をはじめ、アジアの新興国指導者たちも顔をそろえ、ソ連は社会主義世界の中心として圧倒的な存在感を放ちました。科学の分野でも、ソ連は次々と成果を上げていきます。アンドレイ・サハロフによる水爆開発、そして1961年にはユーリイ・ガガーリンが世界初の有人宇宙飛行に成功。「地球は青かった」という彼の言葉は、ソ連の科学力と人類の未来を象徴するメッセージとして世界中に響きました。しかし、同時に国内では物資不足が深刻化。計画経済は非効率に陥り、農業は衰退。国民生活は次第に苦しくなっていきました。 やがてサハロフは、国家が個人を支配する現実に疑問を抱き、体制批判を始めます。「数字で示される繁栄は、実際には幻に過ぎない」と語ったサハロフの言葉は、後の改革運動の象徴となりました。 崩壊の序曲 ― ゴルバチョフの改革と民衆の反乱1980年代後半、時代の転換点を迎えます。ミハイル・ゴルバチョフが登場し、『ペレストロイカ(改革)』と『グラスノスチ(情報公開)』を打ち出しました。しかし改革は混乱を招き、店頭から商品が消え、庶民の暮らしは悪化。民衆の不満は爆発し、ルーマニアでは独裁者ニコラエ・チャウシェスク政権が倒れ、チェコスロバキアでも「ビロード革命」が起こります。そして1991年12月、ソビエト連邦は正式に消滅。70年以上続いた“ユートピア国家”は、静かに歴史の幕を閉じました。 理想が暴走したとき、自由は失われる番組が訴えかけるのは、「理想の実現」と「人間の尊厳」は両立しなければならないという教訓です。レーニンもスターリンも、最初は理想を信じていました。しかし「理想のための犠牲」を正当化した瞬間、社会は恐怖と監視に覆われていきました。現代でも、AIや国家システムの自動化など“理想の効率社会”が進んでいます。だからこそ、私たちは歴史から学ばなければなりません。どんなに崇高な理念でも、人間の自由と尊厳を軽視すれば、それは新たな“独裁”を生み出すのです。 まとめこの記事のポイントは次の3つです。・ロシア革命は平等と自由を掲げて始まったが、独裁と恐怖の国家を生んだ。・スターリン体制の繁栄は、粛清と監視の上に成り立っていた。・ソ連崩壊は、人類が「理想と自由のバランス」を取り戻すための転換点だった。 100年前に生まれたユートピアの夢は、やがて恐怖の現実へと変わりました。『映像の世紀バタフライエフェクト』は、その歴史を通して私たちに問いかけます――「理想を追うとき、あなたは人間らしさを失っていませんか?」
2025.10.29
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今日のNHK総合、「ロシア革命の真実に迫る?」リベラルの皆さん必見の映像かも? (洗脳)からの解放になる?? 2025-10-27 はんぺん 僕たちが、社会主義(幻想)の出発点となった(ロシア革命)・・・学生時代は、「国家と革命」などのレーニン文献は、学習会の必読書だった。 樺美智子も、重信房子も、森恒夫も、山崎博昭も・・・みんな、ここから出発した事は、間違いない。(洗脳)は、下準備の無い新入生にとっては、あまりにも無防備だった・・・ 「マルクスは、こう言った!」「レーニンは、こう言った!」の類(たぐい)の話が、大手を振って、我が物顔にのさばっていた時代だ。 今回のNHKの報道番組・・・リベラルにとっては、(不都合な真実)なのだろうが、スルーすることなく、真摯に向き合うべきだと考えるが・・・どうだろう??? 放送は、きょう=10月27日(月曜午後10時)から・・・ (注) 「ソ連は、宇宙開発など科学技術でもアメリカを圧倒する」(本文)に、注目する・・・全体主義の独裁的手法による科学技術の発達などは、今の習近平独裁、金正恩独裁に通ずるものがある・・・ 議論を重視する民主主義では成しえない急速な進歩による壊滅的な社会破壊=人類の破滅を意味すると・・・このジレンマは、永遠に続くのか???? 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――――――NHK <映像の世紀バタフライエフェクト>10月27日は「ロシア革命 世界を覆ったユートピア幻想」 革命により生まれた幻想の記録 2025-10-27 MANTANWEB(まんたんウェブ) NHK総合の「映像の世紀バタフライエフェクト」(月曜午後10時)は10月27日、「ロシア革命 世界を覆ったユートピア幻想」を放送する。 今から108年前、レーニンはロシア革命を果たした。レーニンが掲げたのは、支配階級を崩壊させ、労働者と農民が権力を握るユートピアを建設することだった。 世界恐慌が起こると、資本主義に失望した人々は次なる希望を社会主義に託した。第二次大戦でファシズムに勝利し、揺るぎない正義を得たソ連は、東欧に次々と社会主義国家を建設する。 そしてソ連は、宇宙開発など科学技術でもアメリカを圧倒する。ユートピアは現実に近づいているかのように見えたが……。 革命によって解き放たれたユートピアへの夢は世界を覆い、そして崩れ去る。語りは糸井羊司アナウンサー。
2025.10.27
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「武士道精神」に(洗脳)され、地獄に落とされた内外民衆! ヒロヒト(裕仁)・東条英機の戦争犯罪を忘れるな!!!! 2025-10-26 はんぺんまさに(腹が減っては、戦は出来ぬ!)だった・・・アホな日本の(武士道)は、ズタズタだった・・・・精神主義で、戦争はできない・。・・・それを知りながら、ヒロヒト(裕仁)や東条英機たちは、戦争を始めた!! 戦前に綿密な調査も、実施され、(日本必敗)の結論が出ているにも拘わらず、血迷って戦争を始めて、多くの内外の民衆を殺しつくし、多くの幸せな家庭を破壊し、膨大な文化的歴史遺産を消滅させてしまった・・・・ このような、戦犯ヒロヒト(裕仁)たちが、生き延びたことに、人間社会の不条理を感じ続けている・・・なぜ?ヒロヒト(裕仁)は、絞首刑にされなかったのか!! 憤りばかりだ!! 「アジア・太平洋戦争期に関しては、包括的な統計がほとんど残されていない。」(本文) 卑劣な大日本帝国軍隊は、(不都合な真実)を、一切破棄しようと企てたのだ。これが、(武士道)の中身だった・・・そして(洗脳)され、だまされた多くの国民たちに加えられた限りない不幸・悲劇の数々!!!! 病死であっても、自決(自殺)であっても(戦死)と記録された事例も多数あった模様だが・・・日本軍の卑劣な書き換えを証明するものだった。(書き換えは、戦争に対する国民の憤激(反戦)を避けるためと同時に、(戦死)することは、ヒロヒト(裕仁)のために死んだ=お国に奉仕した・・・・と宣伝する目的にも叶ったことだろう。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――日本軍兵士の「死に方」が悲しい…「無策の参謀」が引き起こした“生ける屍”になる病の正体 吉田 裕 2025年8月15日 ダイヤモンドオンラインストレスや不安、緊張、恐怖などで 摂食障害を起こした 結局、原因を突き止められないまま陸海軍は敗戦によって崩壊するが、その後、戦争栄養失調症に関する新たな説が登場するようになる。 たとえば、軍医として戦争栄養失調症の研究に取り組んでいた青木徹は、「陸軍軍医の大半は、アメーバ赤痢が戦争栄養失調症の元兇である、という説に偏っていたと思われるふしがある」としながら、「脳幹視床体」下部にある食欲中枢の存在に注目して、次のように主張している。 〈しかし、こと戦争栄養失調症についていうならば、その症状の前半は〔補給を無視した参謀などの〕偏執病的な作戦至上主義者によって加えられた受動的なものであり、この受動的原因による体力の消耗が進行した後半は、患者自体の脳幹視床体下部内に宿命的に存在する、調節機能の失調という能動的な因子が加わることによって、ここにホメオスターシスの崩壊が起こり、遂に死に到るものであると結論したいのである。(『秘録・戦争栄養失調症』)〉 つまり、食糧などの給養の不足、戦闘による心身の疲労など、戦場の苛酷さに起因するものではあるが、ストレスや不安、緊張、恐怖などによって、ホメオスタシスと呼ばれる体内環境の調節機能が変調をきたし、食欲機能が失われて摂食障害を起こすということだろう。 最近では、精神科医の野田正彰が、戦争栄養失調症について、「実は、兵士は拒食症になっていたのである。食べたものを吐き、さらに下してしまう。壮健でなければならない戦場で、身体が生きることを拒否していた」と青木と同様の指摘をしている(『戦争と罪責』)。 いずれにせよ、戦争栄養失調症は、単なる栄養失調ではなく、戦争神経症の問題と確実に重なり合っている。 以上のように、さまざまな角度から戦病死の問題を見てきたが、戦死ではなく、餓死を中心にした戦病死が兵士の死の最大の原因であったことは間違いなだろう。 ―――――――――――――――――――――日本軍兵士たちは、どのようにして死んでいったのか。戦場における兵士の死といえば、戦闘による死をまず思い浮かべるのが普通だが、一橋大学名誉教授の吉田裕さんによると、アジア・太平洋戦争の特徴として「戦病死者が異常に多いこと」という――。※本稿は、吉田 裕『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』(中公新書)の一部を抜粋・編集したものです。 戦病死者が異常に多い…太平洋戦争の異常な実態 日本軍兵士たちは、どのようにして死んでいったのだろうか。 戦場における兵士の死といえば、戦闘による死をまず思い浮かべるのが普通だろう。しかし、この常識が通用しないのがアジア・太平洋戦争、特に絶望的抗戦期の戦場の現実だった。 まず指摘できることは戦病死者が異常に多いことである。戦闘による死者と病気による死者の両方をあわせて戦死者という場合もあるが、ここでは、両者を区別して、戦闘による死者を戦死者、病気による死者を戦病死者と呼ぶことにする。 近代初期の戦争では、常に伝染病などによる戦病死者が戦死者をはるかに上まわった。それが、軍事医学や軍事医療の発達、補給体制の整備などによって戦病死者が減少し、日露戦争では、日本陸軍の全戦没者のうちで戦病死者の占める割合は26.3%にまで低下した。日露戦争は戦死者数が戦病死数を上まわった史上最初の戦争になった(「アジア・太平洋戦争の戦場と兵士」)。ある部隊の1944年以降の戦病死の割合は73.5%にもなる ところが、日中戦争では、1945年11月に第一復員省が作成した資料によれば、戦争が長期化するにしたがって戦病死者数が増大し、1941年の時点で、戦死者数は1万2498人、戦病死者数は1万2722人(ともに満州を除く)、この年の全戦没者のなかに占める戦病死者の割合は、50.4%である(『近代戦争史概説(資料集)』)。 アジア・太平洋戦争期に関しては、包括的な統計がほとんど残されていない。しかし、のちに詳しく見てゆくように、アジア・太平洋戦争が日中戦争以上に苛酷な状況のもとで戦われたことを考慮するならば、前者の戦病死の割合が後者のそれを下まわるとは、とうてい考えられない。 戦病死の実相にせまるために、初めに部隊史を検討してみたい。部隊史のなかには自らの調査に基づいて作成した戦没者名簿を掲載しているものがあり、そのなかには、戦死・戦病死の区別を明確にしたものが数は少ないものの存在しているからである。 支那駐屯歩兵第一連隊の部隊史を見てみよう。日中戦争開始以降、一貫して中国戦線で戦ったこの連隊の日中戦争以降の全戦没者は、「戦没者名簿」によれば、2625人である。 このうち絶望的抗戦期にほぼ重なる1944年以降の戦没者は、敗戦後の死者も含めて戦死者=533人、戦病死者=1475人、合計2008人である(戦没年月日不明者=14人、不慮死=2名を除く)。 戦病死者が全戦没者のなかに占める割合は、1944年以降は実に73.5%にもなる(『支那駐屯歩兵第一連隊史』)。 戦病死者や自殺者が、栄誉ある戦死として報告される事例も だが実際には、この数字以上に戦病死者が多い可能性も否定できない。現場では、戦病死を戦死にいわば「読み替える」事例があったからである。そのことは、軍隊内部にも一般社会のなかにも、戦病死より戦死をより価値のある死、より名誉ある死とみなす風潮があったことを示している。 支那駐屯歩兵第三連隊の補充兵として、1942年6月に中国戦線に出動した鳥沢義夫は次のように書いている。支那駐屯歩兵第三連隊は、支那駐屯歩兵第一連隊と同じく第二七師団に属していた部隊である。 〈中隊員の中には、病に斃(たお)れ、陣中に看病も碌(ろく)にできないで陣没した者があった。この醒陵にでも戦病死された者もあったが、この様な状況ゆえ、気の毒なので病死であっても戦死とほとんど変りがないと判断を下し、後日、架空な戦闘状況を作り戦死として報告された方もあった。また、T君の様に、実際は討伐中に自決(自殺)であったが、やはり戦死として処理された者もいた。(『大陸縦断八〇〇〇キロ』)〉餓死者も、類を見ない異常な高率 戦病死の問題を掘り下げるためには、これと密接な関連がある餓死の問題を検討してみる必要がある。アジア・太平洋戦争では数多くの餓死者が発生しているからである。 日中戦争以降の軍人・軍属の戦没者数はすでに述べたように約230万人だが、餓死に関する藤原彰の先駆的研究は、このうち栄養失調による餓死者と、栄養失調に伴う体力の消耗の結果、マラリアなどに感染して病死した広義の餓死者の合計は、140万人(全体の61%)に達すると推定している(『餓死した英霊たち』)。 これに対し秦郁彦は藤原推計を過大だとして批判し、37%という推定餓死率を提示している。しかし、その秦自身も、「それにしても、内外の戦史に類を見ない異常な高率であることには変わりがない」と指摘している(『旧日本陸海軍の生態学』)。 フィリピン防衛戦の戦死者のうち、6割超は病没とされたがその半数は餓死 こうした悲惨な現実は、1944年10月に開始されたフィリピン防衛戦でも見てとれる。1964年時点での厚生省の調査によれば、この防衛戦では、51万8000人の陸海軍軍人・軍属が戦没している。そのうち、後述する海没死を除く陸軍の戦没者については、次のように指摘されている。 〈その内訳の正確なデータは資料に乏しいが、巨視的にみると、その約35~40%が直接戦闘(対ゲリラ含む)によるもので、残り約65~60%は病没であるように思われる。しかも、病没者のうち純然たる悪疫によるものはその半数以下で、その他の主体は悪疫を伴う餓死であったと思わざるをえない。(『大東亜戦争陸軍衛生史(比島作戦)』)〉
2025.10.26
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戦争を始めて、膨大な(不幸)をもたらしたヒロヒト(裕仁)の戦争責任を明らかにすること・・・忘れずに記憶にとどめ、語り伝える事は、戦後の日本人に課せられた義務である! 2025-10-21 はんぺんこういう記事を読むたびに、ヒロヒト(裕仁)の戦争責任の問題の事を強く思う・・・戦争犯罪と言うのは、国民全体の(洗脳)にまで及ぶことを考えるべきだ・・・単なる死者の事だけでは無い・・・・ 殺された兵士、空襲で殺された多くの国民・・・だけでは無い!親を殺されて、戦災孤児に追い込まれた多くの子どもたちも、間違いなく・・・間違いなく、戦犯ヒロヒト(裕仁)による犠牲者なのだ!! 国防婦人会・・・・「市民の間に蔓延した“同調圧力”が、戦争遂行の推進力となったという現実は、現代を生きる私たちにも、鋭く突きつけられている。」(本文) 「(いとこが)戦死したときに私、嬉しかったんです。うちの親戚で戦死者が出た。これでお国のためになったというふうな気持ちになってね。悲しいというより、うれしかったんです、戦死が」(本文) 「現代の社会を生きている中で、「おかしい」と感じても、誰かが言っていることに合わせたり、事なかれ主義に走ったりしてしまうことは、誰しも一度は経験したことがあるだろう。」(本文) (洗脳)とは、そういうモノだ! 戦後の民主主義が優勢だった時代に、大きく成長した我々、団塊の世代だが、思想的には、(社会主義・共産主義)による(洗脳)の結果・・・「マルクス主義者でなければ、人にあらず!)と言った雰囲気が、社会を圧していた・・と、今では、わかる。 僕たちは、まさに(空気を吸うがごとく)無批判、無自覚的に(社会主義)(マルクスレーニン主義)を受け入れていたのだった。今から思えば、そんな非科学的な(宗教的妄想)に縛られた自分が、恥ずかしく、情けなく思えるが・・・20歳前後の当時の僕には、それが(すべて)だった・・・ 今の若者には、分からないだろうけれど・・・毎日のビラまき、集会やデモ、会議や講演会・学習会・・・その積み重ねが、日本社会の明るい未来を保証する・・・自己犠牲ほど貴いものは無い・・・という妄想に取りつかれて、僕は青春を送ったのだ・・・ これが、この国防婦人会の婦人活動家と、どこが違うのだろうか?? (洗脳)とは、そういうモノだ!!! その頂点に居たのが、戦犯ヒロヒト(裕仁)だった!! 東アジアでの日本帝国軍隊による加害責任も、戦犯ヒロヒト(裕仁)が、開戦の詔勅を発した事が、根本にある・・・巨大な戦争犯罪だ!!! なぜ、ヒロヒト(裕仁)は、ヒットラーや、ムッソリーニたちのように、戦争犯罪を問われなかったのか? 僕は、今でも憤りを覚えている。 ヒロヒト(裕仁)は、本来は、間違いなく(絞首刑)に処せられて、当たり前の犯罪を犯している・・・忘れるな! 戦犯ヒロヒト(裕仁)の事を!!! 皆さんは、どう思われるか? 沈黙は、金では無い!!! はんぺん ――――――――――――――――――――――――――「いとこの戦死が嬉しかった」…軍国少女だった91歳の後悔 市民の間に蔓延した“同調圧力” #きおくをつなごう #戦争の記憶 2025-10-20 MBSニュース日本が戦争に突き進んだ頃、国威発揚に重要な役割を果たした組織がある。銃後の主婦たちによって作られた、国防婦人会。「国防は台所から」をスローガンに、かっぽう着姿で兵士を見送るなどして、市民を戦争協力へと駆りたてた。 国防婦人会の幹部の娘として育った女性は、当時を振り返ってこう述べる。“いとこの戦死が、嬉しかった“と…。 なぜ、そんな思いを抱くに至ったのか? 当時の社会を覆った“同調圧力“と、戦後80年に女性が抱く“後悔”に迫る。(MBSニュース・萩原大佑) 「♪天皇陛下の御前で 死ねと教えた父母の…」刻み込まれた“軍国主義” 三重県大台町に住む梅本多鶴子さん(91)。太平洋戦争のころは小学生で、地元の国民学校に通っていた。学校で習った歌を、いまでも口ずさむことができる。 「~♪勝ち抜く僕ら少国民 天皇陛下の御前で死ねと教えた父母の 赤い血潮を受け継いで♪~」「こういう歌を習って、天皇陛下の御前で死ねって、親が教えているわけだから、もうそれが普通やと思っていました」 “天皇の前で死ぬことを父母が教えた”という、強烈な歌詞。当時、子どもたちは天皇に仕える小さな皇国民=「少国民」と呼ばれ、徹底した軍国教育を受けた。 日本は必ず戦争に勝つ。そのために命を捨てることもいとわない・・・梅本さんも、こうした思想を叩きこまれ、自然に軍国少女のひとりとなっていった。学校の友人、先生、自分のまわりの誰もが、同じ考えだと信じていた。 国防婦人会 戦争協力にのめり込んだ主婦たち 軍国主義は学校だけではなく、家庭にも侵食していた。梅本さんの母・いとのさんは、地域の「国防婦人会」の幹部だった。梅本さんは、戦争協力に前向きだった母の背中を見て育った。 国防婦人会は、満州事変の翌年、1932年に大阪で発足。「国防は台所から」をスローガンに、出征兵士の見送りなどを通じて、主婦たちを戦争協力へと駆りたてた。日中戦争、太平洋戦争と戦線が拡大するに従って会員の数は増え、やがて1000万人規模に膨れ上がった。 梅本さんの母・いとのさんは、地域の農作業の手伝いをしたり、戦地の兵士に送る慰問袋を作ったりするなど、寝る間も惜しんで国防婦人会の活動に邁進した。梅本さんはそんな母の姿を、誇らしく感じていたという。 「なかなか国防婦人会は威厳があってね。どこへ行っても意見が通るというかな、役場とか学校とか、そういう所へ出向いていた」「(母は)国防婦人会の偉い人。村長さんよりも威厳があったような感じ」 女性には、結婚して夫の「家」に入って家事や育児をすることが望まれ、参政権も認められていなかった時代。国防婦人会の活動は、女性が社会に出て男性と同じように振る舞える数少ない機会でもあった。 参加した女性たちが、喜びや、やり甲斐を感じていた一方で、婦人会を監督下に置いた軍部の狙いは、“夫や子が戦死したとしても反戦感情を抱かないように女性たちを教育すること”にあったとされている。 「あんたは一人前じゃない」息子いない母がかけられた言葉国防婦人会の活動に積極的に参加していた梅本さんの母・いとのさんだったが、その立場は決して“盤石”ではなかった。 ある日、婦人会の活動から帰ってきた母が、いつもとは違う暗い表情で漏らした言葉を、梅本さんは今も忘れられない。 「男の子がないばっかりに、“一人前でない”と。(子どもを)兵隊に出していないから国のお役に立っていない。どんな話をしても、“あんたは一人前でない”と(母は)言われてね」 梅本さんの家族は、姉妹3人と両親。息子2人は幼いころに病気で亡くなり、梅本さんの父親も年齢の事情で召集されなかったため、戦地に出征する男子がいなかった。 当時、戦争の長期化に伴って多くの兵士が必要とされた中で、女性には、男子を産み育てて、兵士として国に捧げることが強く求められていた。戦争に息子を出すことがお国のため、それが「一人前」とされたのだ。 “息子がいない分、婦人会の活動でお国のためになろう”と、母は考えたのではないか__梅本さんは、その後も気になって、いとのさんが婦人会の活動から帰ってくるたびに「今日はどうだった?」とたずねたが、母が“一人前”という気持ちを抱いた様子は、最後までなかったという。 「これでお国のためになった」いとこの戦死に感じた“喜び” 家族が誰も出征しておらず、母が「一人前」でないと言われ続けることに、梅本さんも子どもながらに、どこか劣等感を感じていた。 そうした中、太平洋戦争開戦の翌年の1942年、いとこの吉田隆一さん(当時24)が満州(中国東北部)で戦死したとの知らせが届く。親戚から戦死者が出たことに、梅本さんが抱いた感情は、悲しみではなかった。 「戦死したときに私、嬉しかったんです。うちの親戚で戦死者が出た。これでお国のためになったというふうな気持ちになってね。悲しいというより、うれしかったんです、戦死が」 梅本さんは、いとこの吉田さんの遺骨が収められた白い包みが届いたとき、「私のいとこが死んだんや」と、喜びながら周囲の友人に言って回ったという。 吉田さんの葬式は「村葬」として、村をあげて行われた。国のために命を捧げたことを、すべての人が称えていた。悲嘆にくれる空気は、まったくなかったのである。 「本当に申し訳ない」戦後80年経ったいま、抱く“後悔” 梅本さんが11歳だった1945年8月15日。日本は敗戦を迎えた。社会全体を覆っていた空気は一変した。梅本さんの母・いとのさんを“一人前でない”と言っていた人たちも、「うちは主人も息子も兵隊に取られて帰ってこない。おばちゃんの勝ちやったな」と漏らした。 日本が負けることを想像すらしていなかった梅本さんも、呆然とした。生活は戦時中よりむしろ、戦後の方が苦しくなり、ひどい食糧難にあえいだ時、初めて戦争を恨んだという。 いとこの戦死に「嬉しさ」を覚えたことも、いま思い返すと、強い後悔の念に駆られる。「ようあんな気持ちになったなと、今から思うとね。いとこに本当に申し訳ない。いとこが亡くなったのをあんなに喜ぶって、(これほど)馬鹿げたことはないんですね」 「せやから、その時は全体がそういう雰囲気やったんやろなと思います。いいとか悪いとかいうのではなしに、そういう世界やったんですね」 市民の間に蔓延した“同調圧力”が、戦争遂行の推進力となったという現実は、現代を生きる私たちにも、鋭く突きつけられている。 取材を終えて いとこの戦死が「嬉しかった」という言葉に、私はまず驚いた。今の価値観からすれば、自分の親戚の死が「嬉しい」などということは、到底考えられないからだ。ただ、梅本さんが話してくださった当時の社会の雰囲気に目を移すと、果たして自分も同じ状況に置かれたらどう感じていたのかを思わずにはいられない。 現代の社会を生きている中で、「おかしい」と感じても、誰かが言っていることに合わせたり、事なかれ主義に走ったりしてしまうことは、誰しも一度は経験したことがあるだろう。 こうしたひとつひとつの積み重なりが“同調圧力”を生み出し、社会をある方向へ大きく動かしてしまうのかもしれない。そう考えると、梅本さんが生きた社会、体験した“空気”が、決して他人事とは思えない。 梅本さんが抱いている後悔を繰り返さないためには、こうした当事者の体験談を次の世代に身近な危機として伝えていくことが不可欠だ。そして、“同調圧力”に囚われず、何か感じたときには立ち止まって声を上げ、そのことについて社会全体で考え、話し合うことが大切だろう。こうした思いを持ち続け、取材活動を続けたいと考えている。
2025.10.21
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必見!の再放送の お知らせ・・・・ 2025-10-20 はんぺん10/18(土)にテレビ放映された、「未解決事件 File.02(ドキュメンタリー) 北朝鮮 拉致事件」 の再放送が、決まっている・・・!!!!******************************再放送は・・・・・ 未解決事件 File.02(ドキュメンタリー) 北朝鮮 拉致事件 (NHK総合) 10/21(火)深夜=10/22(水) 0:35~1:24******************************見逃した方は、ぜひ観てほしい・・・録画してもよいと思う。僕は、頭が悪いから、何度でも見返している・・・・内容は、特に目新しいモノではなく、この北朝鮮による(蛮行)を注視していれば、当たり前の事実ばかりなのだが・・・・ 23年前の日本人拉致事件を、日本のリベラルは、とても軽く考えていたようだ。これが、(人権)に関わる重大な問題・・・・自分たちの存在が問われるべき重要な問題とは、考えられなかった。 「拉致は、テロ!」これが、分からなかった日本のリベラルたちの大失敗!!!!!! これは、日本の思想的レベルの低さとも関連すると思う。その程度の認識で、戦後民主主義の運動が、展開されたのだった。 あの全共闘や連合赤軍の組織内部での(女性の地位の低さ)が、当時を経験した女性たちから、しばしば語られてきた。また、戦前の日本共産党内部でも、女性は、リーダーとしては認められず、(ハウスキーパー)という雑用係的な存在であったことが、よく知られている。 なぜ、進歩的と言われてきた彼らが、(人権感覚)(民主主義的感覚)の欠落した運動に、なんの疑問も持てなかったのだろうか??僕自身が、その中にいたのだが・・・・なんと自分は、鈍感だったのか! と。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん
2025.10.20
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必見!! 明日(10/18(土)のNHKドキュメンタリー(午後10:00 〜 午後10:50 (50分)の前に、このNHKドラマが、放映される!! 想像力が試されるドラマだ・・・あなたは、試されている!!!! 2025-10-17 はんぺん―――――――――――――――――――未解決事件 File.02(ドラマ) 北朝鮮による日本人拉致事件 [NHK総合] 2025年10月18日 午後7:30 〜 午後8:55 (1時間25分)NHKドラマ「未解決事件:北朝鮮拉致事件」を巡る「記録」と「証言」の衝突国家犯罪の構造VS個人の魂の叫び・・・声を奪われた者たちの記憶を、私たちはまだ聴いていない以下は、NHKのサイトからのコピペだが・・・理屈をだらだら並べるばかりで、言いたいことが、僕には、よくわからない。理屈をこねまわす時間が、いくらでもある日本は、ある意味、呑気だな! 平和だな!と、思える。こんな人たちに、(想像力)を説いても、「豆腐に釘(とうふにくぎ)」なんだなあ・・・皆さんは、どう読むか?? はんぺん ――――――――――――――――――――――――――闇は終わっていない。NHK「未解決事件」シリーズが再び放つのは、国家の沈黙と人間の尊厳がぶつかり合う“未完の戦場”。 高良健吾が演じる公安警察・喜多見、田中俊介が演じる拉致被害者・蓮池薫──この2人の視点は、同じ国に生きながら決して交わらない「正義の断層」を浮かび上がらせる。 なぜ事件はいまだ「未解決」なのか。なぜ、帰ってこられなかった人たちがいるのか。このドラマはその答えを突きつけるのではなく、**観る者の沈黙**を問う。 ******************************************* 結論:『未解決事件 北朝鮮拉致』は、“記録”ではなく“証言”であるこのドラマを観た夜、リモコンを置いた手がしばらく動かなかった。静かな映像なのに、胸の奥で“何かが崩れていく音”がした。『未解決事件 北朝鮮拉致』は、ニュースで知っていた事件を再現した作品ではない。それは、見えない声をもう一度この世に呼び戻す「証言のドラマ」だ。 NHKが長年続けてきた「未解決事件」シリーズ。その中でも今回のFile.02は、国家の暗部を描くことの危うさと使命を同時に抱えている。演出の桑野智宏と脚本の大森寿美男は、事実の羅列を拒み、代わりに“沈黙の中の痛み”を描くことを選んだ。記録とは過去を封じる行為だが、証言とは未来に残す叫びだ。この作品は、後者だ。 報道を超えて——再現ではなく“再体験”として描く物語は、1978年の柏崎の海岸から始まる。煙草の火を貸してくれ、と声をかけた男。それが地獄の入口だった。襲撃、暴行、そして“連れ去り”。目を覆う間もなく、観る者の呼吸は奪われる。ここでNHKは再現ドラマという形式を脱ぎ捨てる。映像が持つ“記憶の質感”を再構築するために、演出は細部を研ぎ澄ませている。 北朝鮮へと連れ去られた蓮池薫(田中俊介)の視点は、観る者を“体験者”へと引きずり込む。荒涼とした空、閉ざされた招待所、冷たいスープの湯気。画面の中に音のない絶望が漂う。これはドキュメンタリーではない。記憶を体験させる装置だ。ニュースでは届かなかった“体温”を、ドラマの手法で取り戻している。 撮影は抑制的だ。感情を煽るカメラワークも、劇的な音楽もない。その代わり、沈黙がある。沈黙が語る。田中俊介の演技は、声を失った者の“生きる力”を体で語るようだった。痛みを演じるのではなく、痛みの「残響」を演じている。 拉致された男の沈黙——田中俊介が体現する“時間の牢獄”このドラマの最大の衝撃は、北朝鮮での日々を生きる蓮池薫の描かれ方だ。彼は怒らない。泣かない。ただ、静かに生き延びる。その沈黙の中に、観る者の想像力が呼び覚まされる。彼を監視し、ときに訪ねてくる男チェ・スンチョル(大倉孝二)。この二人の関係は、被害者と加害者という単純な構図では語れない。 スンチョルは、拉致の実行犯でありながら、蓮池に対して奇妙な敬意を抱く。拉致という暴力の中で、それでも人間としての“何か”を残そうとする姿がある。憎しみと理解の境界線が崩れていく瞬間、観る者の心にも同じ葛藤が芽生える。彼を憎みきれない。それこそが、ドラマの狙いなのだ。 蓮池が強いられる「日本語教育」という任務もまた皮肉だ。自らの言葉を奪われた男が、加害者に言葉を教える。言葉とは何か、国家とは何か、そして“帰る”とは何を意味するのか。時間が止まった北朝鮮の空の下で、彼は生きるために日本語を使い続ける。それが唯一、彼がこの世界とつながる“証明”だった。 田中俊介の表情には、時間の重さが宿っている。20年、30年という単位ではなく、“秒針が止まったまま進む人生”。それを彼は目の奥で演じた。観ている側が息を止めてしまうほど、静かな演技だ。沈黙そのものが叫びになる瞬間、画面は“報道”から“証言”へと変わる。 『未解決事件 北朝鮮拉致』は、ただの再現ドラマではない。国家の陰で置き去りにされた人間の声を、今この時代に響かせるための“記録の延命装置”だ。過去を再現するのではなく、未来へ託す。だからこそ、このドラマは「未解決」という言葉をタイトルに掲げ続ける。事件は終わっていない。私たちが、まだ終わらせていないのだ。 外事警察・喜多見の葛藤:国家を信じることの罪と限界高良健吾が演じる公安警察官・喜多見守和。その存在は、静かに壊れていく「正義の肖像」だ。彼は敵を追う者でありながら、国家という名の巨大な虚構の中で自らの信念を見失っていく。ドラマの中で描かれるのは、北朝鮮と戦う捜査官の物語ではない。“国を信じ続ける者”が、信じることで罪を背負っていく過程だ。 彼の視線の先には常に「見えない壁」がある。政治、外交、国益。どの言葉も現場の人間の手を縛るために存在しているように見える。喜多見はその壁を越えようとするたびに、同僚を失い、情報を失い、そして何より「自分自身の信頼」を削られていく。真実を追うほどに、真実は遠ざかる。その矛盾こそが、外事警察の宿命だ。 高良健吾が演じる“無力な正義”喜多見は正義を信じている。だが、その信念は現実の中で何度も裏切られる。高良健吾はこの「壊れていく信念」を繊細に演じている。目の奥に宿る焦燥と疲労、報告書を閉じる手の震え。小さな仕草にすら、国家の重さがのしかかる。彼は声を荒げない。ただ、黙って崩れていく。“声を上げない抵抗”こそが、最も痛ましい叫びなのだ。 喜多見が追うのは北朝鮮の工作員だが、実際に対峙しているのは自国の「無関心」だ。上層部から降りてくるのは、「外交上の配慮」「報道統制」「情報秘匿」。そのどれもが、現場の正義を鈍らせていく。国家が守ろうとするのは人命ではなく“体面”だった。喜多見はその現実を前にして、ようやく気づく。自分が信じてきた正義が、他人を守るものではなく、自分を縛るための檻だったということに。 高良の芝居には派手な感情表現がない。それが逆に、現場のリアルを突きつける。疲れきった男が、それでも任務に戻る姿。その背中に宿るのは、誇りではなく「罪の継承」だ。正義を信じた者が、国家の罪を引き受ける。その構図に、観る者は自分の立場を重ねざるを得ない。 「国家」という怪物を見つめる目線このドラマは北朝鮮の脅威を描きながら、同時に日本という国の“盲点”を暴く。外事警察の捜査は、真実を追うほど政治に阻まれる。上層部は外交を優先し、マスコミは口をつぐむ。誰もが“波風を立てないこと”を正義と呼ぶ。そこにこそ、この作品の恐ろしさがある。 喜多見の上司・松嶋(沢村一樹)は、その葛藤の象徴だ。現場を守りたい気持ちと、国家の命令に従う義務。その狭間で人が壊れていく。沢村の演技は冷静でありながら、人間臭い。目線ひとつで「この国が何を優先してきたのか」を物語ってしまう。“正義は上から降りてこない”──このドラマが放つ最大のメッセージだ。 1980年代、日本がまだ「拉致」という言葉すら信じなかった時代。喜多見たちは情報の断片を掴みながら、証拠を積み上げていく。しかしそれは常に、国家の都合に消される運命にあった。外事課の机の上で、報告書が音もなくファイルに閉じられる瞬間、その静寂が一番重い。 高良健吾が見せたのは、ヒーローではない。むしろ「何もできなかった男」の姿だ。だが、その無力さを見せることこそが真の勇気だと思う。彼の沈黙は敗北ではなく、国家に対する最後の告発だ。視聴者がその沈黙に耐えられるかどうかが、このドラマを観る意味を決める。 『未解決事件 北朝鮮拉致』が描くのは、外の敵ではなく、内なる無関心だ。喜多見の葛藤は、警察官の物語を超えて、私たち自身の「信じることへの問い」へと変わっていく。正義とは何か。国家とは誰のものか。沈黙は罪か、それとも抵抗か。その答えは、テレビの中ではなく、あなたの沈黙の中にある。 ドラマの核心:加害者と被害者、その境界線の崩壊このドラマの中心に横たわるのは、「悪」と「被害者」の境界線が溶けていく恐ろしさだ。北朝鮮による拉致という暴力的な現実を描きながらも、作品が焦点を当てているのは“人間の内部に潜むグレーゾーン”である。そこに、このドラマの核心がある。 蓮池薫(田中俊介)とチェ・スンチョル(大倉孝二)。拉致された者と拉致した者。二人の間に生まれるのは、支配でも服従でもない。むしろ“奇妙な理解”だ。スンチョルは拉致の実行犯でありながら、彼自身もまた体制の中で選択肢を奪われた人間として描かれる。蓮池はそんな彼の眼の奥に、ほんのわずかに人間らしい光を見る。観る側も戸惑う。憎しみと同情が同じ場所に存在してしまうからだ。 チェ スンチョルという存在の恐怖スンチョルは単なる悪役ではない。大倉孝二が演じるその姿は、むしろ“被害者の影”のようだ。命令に従い、人を連れ去り、罪を積み重ねながらも、自分の心の奥ではそれを赦せていない。彼の目に宿るのは冷たさではなく、焦げついた後悔だ。だからこそ、彼は恐ろしい。悪が人間の顔をしている時、私たちは何を信じればいいのか──その問いが、画面の向こうで突き刺さる。 監督・桑野智宏の演出は、スンチョルを決して説明しない。彼の過去も動機も、観る者には断片的にしか示されない。その不明瞭さこそがリアルだ。現実の“悪”とは、理解できないものではなく、理解できてしまうものだからだ。ドラマはその危険な感情を、観る者の胸に移植してくる。 ある場面でスンチョルが蓮池に告げる。「おまえの国は、俺を悪と言う。でも、俺も命令に従っただけだ。」この言葉は、単なる弁解ではない。国家が生み出した“加害の構造”そのものへの皮肉だ。命令に従うことで生まれる罪。沈黙することで積み上がる暴力。スンチョルという男は、北朝鮮という体制のコピーではなく、「国家という怪物が人の形をとったもの」なのだ。 生きること、それ自体が抵抗だった一方で蓮池薫の生き方は、“静かな反逆”だ。逃げられない。帰れない。だが彼は、北朝鮮の監視下で日本語を教え続ける。それは皮肉でもあり、希望でもある。奪われた自由の中で、言葉だけは奪わせなかった。言葉は彼の最後の武器であり、唯一の帰国手段だった。 田中俊介の芝居は、その矛盾を背負うように静かだ。絶望の底で、それでも呼吸を続ける姿。その沈黙が、抵抗の形に変わっていく。暴力ではなく、存在そのもので抗う。彼が「生き続ける」という行為こそが、最も強い“証言”だ。彼の沈黙の中には、祈りよりも重い意志がある。 物語の終盤、蓮池はスンチョルに問う。「あなたは、私をなぜ殺さなかったのか。」その瞬間、二人の関係は崩壊ではなく、奇妙な均衡を迎える。加害者と被害者という線が、溶けて一つになる。そこにあるのは赦しではなく、理解でもない。ただ、同じ闇を見た者同士の“認識”だ。 このドラマが怖いのは、暴力の描写ではない。“悪を他人事にできない構造”を突きつけてくることだ。国家の命令、沈黙の同意、そして見て見ぬふり。それらすべてが「加害の一部」として積み上がっていく。蓮池とスンチョルの関係は、その構造の縮図なのだ。 『未解決事件 北朝鮮拉致』の最大の問いは、「あなたはどちらの側に立つのか」ではない。むしろ、「どちらの側にも立っている」という残酷な真実を見せつける。人は誰かを救おうとしながら、同時に誰かを見捨てている。沈黙することで、加害の輪に加わってしまう。このドラマは、“共犯”としての観客を描いているのだ。 加害と被害の境界が消えるとき、私たちは初めて「未解決」という言葉の意味を理解する。事件が終わらないのは、犯人が捕まっていないからではない。この社会そのものが、いまだに“沈黙の加害者”であり続けているからだ。 キャストが語る「未解決」という痛み役者という職業は、虚構を生きることだ。しかし『未解決事件 北朝鮮拉致』の出演者たちは、虚構の中で「現実の痛み」を引き受けている。彼らのコメントは、取材でもなくプロモーションでもない。ひとりの人間として“この事件に関わってしまった者”の声だ。彼らは演じるのではなく、事件の記憶を自分の体に移植している。 このセクションでは、主演・高良健吾と蓮池薫役・田中俊介、ふたりの言葉を軸に、ドラマの向こう側にある「未解決という痛み」を見つめていく。 高良健吾:「事件をなかったことにさせない」高良健吾が演じる喜多見守和は、理想と現実の狭間で壊れていく警察官だ。だが、彼自身が語るコメントは役の延長線上にある。「事件をなかったことにさせない」という言葉。その声音には、俳優ではなく記録者としての意志がにじむ。 「未解決事件という番組は“事件をなかったことにさせない”という姿勢で事件に向き合っているので、自分も作品を通してその一人になりたい」。この一文に、高良が俳優として何を背負ったのかがすべて現れている。彼は“再現”のために演じたのではない。忘却への抵抗としてこの役を選んでいる。 彼はまた語る。帰国できた拉致被害者がわずか5人であるという現実を、撮影を通して初めて実感したと。ニュースでは知っていた。しかし、演じることでその数字の冷たさが「顔」や「息遣い」を持つようになった。高良はその痛みを「知らなかった自分」への悔いとして受け止めているように見えた。 演じることは、想像することだ。しかし本作では、想像を超えた現実が立ちはだかる。高良の芝居が圧倒的に静かなのは、その「想像できなさ」を正直に受け入れているからだ。彼の眼差しは、役としての喜多見を超えて、“私たち自身の無力”を映している。 田中俊介:「蓮池さん本人に会って、演じる覚悟が決まった」一方、蓮池薫役の田中俊介は、事件の“被害者”の立場を演じながら、その現実に真正面から触れた俳優だ。彼は撮影前、新潟県で蓮池さん本人に直接会い、二時間にわたって話を聞いたという。その出会いが、田中にとっての覚悟の起点となった。 「演じるにあたって、自分の中で徹底的に調べ尽くしてはいました。でも、本人と会って初めて“心の奥の静けさ”を知った」。田中が語るその“静けさ”とは、絶望ではなく、生き抜くための知恵だ。彼はその沈黙を体の奥に落とし込み、芝居では余白として表現している。 田中の演技は、泣かない。叫ばない。その無表情の中にこそ、人生が折りたたまれている。表情の少なさは冷淡ではない。むしろ、言葉を失った人間が辿り着く「沈黙の誇り」だ。悲劇の再現ではなく、尊厳の再構築としての芝居。それが彼の到達点だった。 コメントの中で、田中は「何かひとつでも拉致事件が進展してもらえないかと思っている」と語る。俳優が事件の進展を願う──それは本来、作品の外にある感情のはずだ。しかし『未解決事件 北朝鮮拉致』においては、“演じること”が“祈ること”に変わる。彼は役を通じて、現実を少しでも動かそうとしている。 田中俊介という俳優がここで示したのは、「演技のリアリズム」ではなく「存在のリアリズム」だ。彼の眼差しには、北朝鮮の闇も、国家の沈黙も映っていない。ただ、そこに生きたひとりの人間への敬意がある。彼の芝居を観ていると、カメラが静かに祈っているように感じる。 高良と田中、二人の俳優が描き出したのは、国家の物語ではなく、人間の記憶だ。彼らは“再現”ではなく“継承”を演じた。このドラマが放送されることで、忘れられた声がもう一度届くのなら、彼らの沈黙は成功だ。未解決とは、まだ語り続けるべきという意味なのだ。 未解決事件 北朝鮮拉致の意味を考える「未解決」という言葉は、ニュースの中では日常的に使われる。けれど、このドラマを観たあと、その響きはまるで違う意味を帯びる。“未解決”とは、事件が終わっていないということではない。それは、私たちがいまだに“見ないふりを続けている”という宣告だ。『未解決事件 北朝鮮拉致』は、過去の記録を描いていながら、実は“今”という時代を暴いている。 この事件の恐ろしさは、犯人像が特定されていながらも、現実が動かないという構造にある。大森寿美男が語るように、「犯人も動機もわかっているのに、生きている被害者を取り戻せない」。その事実は、単なる政治的問題ではなく、現代社会の倫理の限界を示している。なぜ私たちは、知っているのに動けないのか。なぜ、痛みを共有していながら、時間が止まったままなのか。このドラマは、その問いを突きつける。 “犯人も動機も分かっているのに、解決しない”という異常ミステリーであれば、真実の暴露が物語の終着点になる。だが現実はそうではない。北朝鮮による拉致事件は、犯人の輪郭が明らかになっても、国家の壁に阻まれて止まってしまう。真相がわかっても終われない事件。それが「未解決事件」の最も不気味な部分だ。 この構造を浮き彫りにしているのが、外事警察たちの“報告書”というモチーフだ。現場がどれほど動いても、最後に上層部が「外交上の配慮」で封じる。それはまるで、真実を紙に閉じ込めて、見なかったことにする儀式のようだ。報告書はファイルに綴じられ、ロッカーの奥に沈む。その瞬間、事件は「未解決」ではなく「無関心」に変わる。そして、この無関心こそが最大の加害だ。 被害者家族の年月もまた、この“時間の停滞”を象徴する。誰かの息子や娘が拉致されてから、すでに40年以上が経つ。だが、家族にとっては昨日の出来事のように生々しい。時間は進むのに、心だけが取り残される。この“時間の歪み”が、国家の冷たさを際立たせる。 それでも描く理由では、なぜ今この時代にこの事件を描くのか。答えは、希望を語るためではない。『未解決事件 北朝鮮拉致』が放つ光は、希望ではなく“記憶の光”だ。それは小さく、弱く、しかし消えない。このドラマが語るのは、未来への希望ではなく、「忘れないことこそ希望」という逆説だ。 制作陣が同日にドラマとドキュメンタリーを放送するのは、過去と現在を分断させないためだ。ドラマで感情を、ドキュメンタリーで事実を──二つを並べることで、視聴者の中に“矛盾の痛み”を残す。それが狙いだ。涙を誘うことよりも、思考を止めさせないこと。NHKがこの形式を選んだのは、報道という枠を超えた「倫理の実験」でもある。 私たちは事件を“ニュースとして”消費してきた。それを“記憶として”持ち続けることが、どれほど難しいか。『未解決事件 北朝鮮拉致』は、その困難に挑んだ記録でもある。作品を観ることは、ただの鑑賞ではない。それは、「忘れない」という行為そのものだ。 ドラマの最後、明確な解決や救済はない。しかし、画面が暗転する瞬間、観る者の胸に残るのは「まだ終わっていない」という実感だ。事件が未解決であることは、絶望ではなく“継続”だ。それは、語り続ける者がいる限り、この闇が完全に閉じることはないという証でもある。 『未解決事件 北朝鮮拉致』は、結末のない物語として完結している。だが、視聴者の沈黙の中にこそ、その物語の続きを生み出す余地がある。「未解決」──それは終わらない痛みではなく、まだ終わらせない意思だ。 言葉の戦争──奪われた言語と、奪い返す記憶この作品が突きつけるのは、拉致が「身体の奪取」だけではないという事実だ。もっと深い場所で、言語が乗っ取られていく。北朝鮮の「背乗り」は戸籍や顔つきの偽装に見えるが、実体は記憶の略奪だ。名前が消え、声が消え、言葉が他人のために働き始める。ドラマはその恐怖を、過剰な説明を避けつつ、映像の温度で提示してくる。 日本語は武器であり檻──教える行為の逆説蓮池が強いられる「日本語教育」は矛盾の塊だ。彼にとって日本語は帰国への糸であり、同時に監視の鎖でもある。教室に置かれた黒板、整然と並ぶ発音記号、硬い椅子。そこで配られるのは文法ではなく、権力の手触りだ。蓮池は日本語を渡すたび、少しだけ自分を削っているように見える。だが、その削り屑こそが彼の抵抗でもある。彼は日本語の“正しさ”を教えることで、工作員の日本語に「倫理のノイズ」を混ぜ込む。丁寧語の角度、助詞の湿度、間の長さ。人は言葉で思考する。ならば、言葉の中に別の思考を潜ませればいい。発音という名の微細な破壊を彼は続ける。日本語が彼を囲い込み、日本語が彼を守る。武器と檻が同じ形をしている瞬間、言葉は最も強くなる。 ここで見えてくるのは、「学ぶ」という行為がいかに政治的かということだ。黒い教科書は国境も越える。音から音へ、意味から意味へ。蓮池は音の隙間に“帰国の座標”を折りたたむ。誰にも気づかれないインクで、心に地図を描き続ける。言葉は逃走経路だ。文型は梯子だ。動詞の活用は呼吸法だ。彼は毎日、言語という見えないロープで自分をこちら側へと結び直している。 名前を呼ぶことの政治──数字から固有名へ報道は数字を好む。○人、○件、○年。そのたびに、個人は統計へと薄まっていく。ドラマがやっているのは逆流だ。固有名詞へ戻す作業。姓と名、年齢、口調、癖、歩幅。小さな差異を執拗に拾い上げ、人物の輪郭を取り戻す。これは物語のための技巧ではない。名前を返すこと自体が、救済のプロトコルだ。名を呼ぶ。こちら側に引き寄せる。そうしないと、人は歴史の底に沈む。 「背乗り」が恐ろしいのは、他人の名を装うことに快楽が宿ってしまう点だ。偽名で世界を滑る快楽。その毒に対し、ドラマは俳優の身体で殴り返す。高良健吾の視線、田中俊介の沈黙、大倉孝二の舌の重さ。身体が名の容れ物になる。視聴者はクレジットの活字を追いながら、同時に胸の内側で別の名を反芻する。誰かの顔と、誰かの名前が一致する瞬間、風化は足を取られる。名は楔だ。数字の海に打ち込まれる一本の杭だ。 この独自の観点でいえば、作品の核心は「言葉の奪還」に置かれている。奪われたのは身体、国籍、自由だけではない。語る権利だ。だから物語は、奪い返す。証言という形で、俳優の声帯を通じて、視聴者の記憶に上書きする。SNSが流行のフレーズを使い捨てる速度に抗うには、強いコピーでは足りない。必要なのは名前の持続性だ。名が呼ばれ続ける限り、事件は真空に消えない。言葉を取り返すこと。それが、このドラマが裏側で行っている静かな作戦だ。 NHK「未解決事件 北朝鮮拉致」ネタバレと考察まとめドラマが終わったあと、部屋の空気が変わる。テレビの明かりが消えても、画面の余熱が胸の中に残る。『未解決事件 北朝鮮拉致』とは、事件の再現でも、感動の物語でもない。それは、“沈黙してきた私たちの記録”である。 北朝鮮による拉致事件というテーマは、あまりに重く、そして遠い。多くの人にとって、それは「過去の報道」か「教科書の中の出来事」になりつつある。しかし、この作品はその“距離”を破壊する。高良健吾演じる公安・喜多見の視点、田中俊介演じる蓮池薫の沈黙、そして大倉孝二演じるチェ・スンチョルの葛藤。彼らを通して描かれるのは、善悪ではなく「人間の限界」だ。 このドラマには、明確な犯人の断罪も、派手なクライマックスもない。代わりにあるのは、“無力さ”と“祈り”。そしてそれこそが、この物語の最も真実に近い場所なのだ。解決しないからこそ、真実に近づく。それが、このシリーズが積み重ねてきた哲学であり、今回のFile.02が到達した臨界点だ。 「なぜ今、拉致事件を描くのか?」という問いに、作品は直接答えない。だが、その代わりに「描かなければ、完全に忘れられる」という現実を突きつけてくる。報道がニュースとして消費される時代に、NHKが選んだのは“消費されない報道”だった。ドラマとドキュメンタリーを同日に並べるという構成は、感情と事実の往復運動を生む。観る者はフィクションの涙を拭ったあと、現実の痛みに戻される。その落差が、強烈な覚醒を呼ぶ。 制作陣の執念は、エンタメの域を越えている。彼らは「事実を伝えること」よりも、「沈黙の重さを共有すること」を選んだ。大森寿美男の脚本は、構造の美しさよりも“倫理のリアリズム”を優先し、桑野智宏の演出は、冷たい映像の裏に人間の温度を残した。そして川井憲次の音楽は、涙を誘うためではなく、心の奥で鳴る「無音」を奏でている。 本作を観て気づかされるのは、私たちがいつの間にか「無関心」という名の共犯者になっていたことだ。被害者を忘れたわけではない。しかし、思い出すことを怖れてきた。国家やメディアだけでなく、市井の人々の沈黙もまた、この事件を“未解決”にしてきた。事件を終わらせないのは、加害者だけではない。観る者自身もまた、その一部なのだ。 『未解決事件 北朝鮮拉致』は、視聴者に“行動”を求めない。その代わりに、“記憶の責任”を突きつける。観終わったあと、何を感じたかではなく、「何を覚えているか」が問われる。それがこの作品のメッセージだ。 ドラマのラスト、暗転のあとに残るのは静寂だ。しかしその沈黙の中で、ひとつだけ確かなことがある。それは、この事件がまだ“ここにある”ということ。誰かの人生が、まだ帰っていないということ。だからこそ、このドラマは終わらない。終わらせてはいけない。 『未解決事件 北朝鮮拉致』は、テレビの前の沈黙を鏡にする作品だ。私たちが息をひそめるその瞬間、画面の中の彼らは、いまだに助けを求めている。未解決とは、忘却への抵抗であり、記憶の継承である。そしてその役割を、今、受け取るのは私たち自身だ。
2025.10.17
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続いて必見!! 明日のNHKの「日本人拉致事件報道」→→リベラルたちは、目を逸らすな!! 2025-10-17 はんぺん 未解決事件 File.02(ドキュメンタリー) 北朝鮮 拉致事件 (NHK総合) 2025年10月18日 午後10:00 〜 午後10:50 (50分)1970年代後半から相次いだ北朝鮮工作員による拉致事件。外事警察の幹部や捜査員、外交官などおよそ100人の関係者への取材から見えてきた、事件の深層とは?――――――――――――――――詳細・・・・・・北朝鮮の工作員による日本人の拉致事件。発生からまもなく半世紀がたとうとする中、帰国を果たせていない政府認定の被害者は12人。帰りを待つ親たちは再会を果たせないまま、次々と亡くなっている。なぜ事件は未解決のままなのか。外事警察の幹部や捜査員、外交官などおよそ100人の関係者への取材から見えてきた、事件の深層とは?捜査、外交、世論・・・。複雑に絡み合う歴史をたどる中で浮かぶ解決への一筋の光とは?(参考)【衝撃】宇出津で発生した拉致事件の真相(動画)https://www.youtube.com/watch?v=eD6ypN4dmpc 拉致問題の本質に迫る!蓮池薫さん講演記録【令和7年8月3日】(動画)https://www.youtube.com/watch?v=cMCEKdh8Gmc
2025.10.17
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終わりの始まり・・・我々が、直面している(目の前にある危機) 2025-10-17 はんぺん 強制連行の事実そのものを、消し去ろうという歴史捏造の考え方が、ここ数十年、日本でも、力を増している・・・・本来のリベラル派の勢いが後退して、その分、民主主義の骨抜きが心配されている。 「かつて県内の鉱山や軍需工場などには、日本が植民地支配していた朝鮮半島から動員された人たちがいた。」(本文)日本に、仕事を求めて、戦前から、多くの朝鮮半島人が、渡ってきたことも、事実だ。第1世ということになる。 その後、ヒロヒト(裕仁)が、始めたアジア太平洋戦争・・・・労働力を補うために、半島から、多数の朝鮮人たちが、本土に集められた。労働条件は過酷で、逃亡を防ぐために、タコ部屋のような場所に拘束され、働かされた者も多かったという。多くの人々が、飢えや過労、暴力で、亡くなったという。 その犠牲者を悼んで、慰霊碑が建てられたという・・・・・。「県議会全党派が賛同し県有地に 碑が建立されたのは2004年4月のことだ。」(本文) 「碑の名前をどうするか。碑文にどう刻むのか。・・・・市民側は、戦時中の日本の加害行為を明瞭にするため「強制連行犠牲者」と刻みたかったが、県の許可が得られなかった。協議を重ねた末、「記憶 反省 そして友好」の碑と決めた。戦後ドイツにできた、ナチスによる強制労働の被害者を補償する「記憶・責任・未来」基金を意識したものだ。由来を伝える碑文にも「強制連行」のことばは使わず、「労務動員」と置き換えた。川口さんは「県有地に建てること自体に意義があったから」と語る。(本文) しかし、その後、群馬県側は、建立されている朝鮮人追悼碑の代執行による撤去を模索し始める・・・・・「2024年1月29日から公園を全面封鎖して撤去することを確認日本が植民地支配した歴史を忘れず、朝鮮人の犠牲者を心から追悼するための碑だった。由来を刻んだ碑文こそ事前に取り外してもらったが、碑は公園から撤去された。」(本文) 歴史的事実を抹殺するような今回の事案を、弱体化しつつあるリベラル派勢力は、押し返すことができなかった・・・! リベラル派が、総体として、日本の日常から、取り残されているように、僕は感じ続けている・・・・!!! 日本の全体としての右傾化、それは隠しようもない世界的な右傾化の流れの一部でもある・・・これが(世界の破滅)の始まりのようにしか、僕には見えない。 この際、この種の(運動!)に関わるリベラル派の人たちの欠点を強く指摘しておきたい・・・・それは、彼らの多くが、予断と偏見に満ち満ちていて、(社会主義)の(洗脳)の影響を強く受け続けている事だ。 彼らの多くが、北朝鮮の独裁政権を非難しない。日本人拉致問題をスルーする。核ミサイル開発や核による威嚇と挑発に、見て見ぬ振りをする・・・こういう言動(妄動?)を繰り返す人々が、自分たちの意見を発出しても、多くの日本人の理解と支持を得ることはできないと思うのだ・・・・違うだろうか? ダブルスタンダード(2枚舌)では、誰からも信頼されることは無い。前から、この事が、気になっていた。いつ?真実に対して、真摯に向き合うのだろうか? それが、国民の信頼を取り戻すためには、不可欠なのだが・・・!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――――跡形なく撤去された追悼碑 スマホに再現「記憶 反省 そして友好」 高木智子(前橋総局) 2025年7月14日 朝日新聞現場へ! 壊された朝鮮人追悼碑(1) 「これは、すごい」「ほら、追悼碑が見える」 戦後80年の夏を控えた6月20日、群馬県高崎市にある県立公園群馬の森で市民団体が開いたフィールドワーク。雑草が生い茂った荒れたエリアで、一行から歓声があがった。スマートフォンで、手元にある紙に印字されたQRコードを読み取ると、その手元の小さな画面に、群馬県によって撤去された朝鮮人追悼碑が浮かび上がったのだ。 AR(拡張現実)の技術によって再現された碑。画面から目を外すと、そこには更地が広がるだけである。「物体としては失われましたが、ここにくればスマホでみることができるんです」と、案内役の元教員、川口正昭さん(65)が説明する。 スマホの画面に浮かび上がった碑には、「記憶 反省 そして友好」と刻まれたかつてのモニュメントが、はっきりと映し出されていた。 県議会全党派が賛同し県有地に 碑が建立されたのは2004年4月のことだ。かつて県内の鉱山や軍需工場などには、日本が植民地支配していた朝鮮半島から動員された人たちがいた。 そんな歴史を資料や証言から掘り起こした市民らが、犠牲になった人たちを悼むため、戦争を体験した世代の県議らにかけあった。県議会の全党派が賛同し、碑を県有地である県立公園につくることが決まったのだという。 ところが、そこからが大変だった。碑の名前をどうするか。碑文にどう刻むのか。 市民側は、戦時中の日本の加害行為を明瞭にするため「強制連行犠牲者」と刻みたかったが、県の許可が得られなかった。協議を重ねた末、「記憶 反省 そして友好」の碑と決めた。戦後ドイツにできた、ナチスによる強制労働の被害者を補償する「記憶・責任・未来」基金を意識したものだ。由来を伝える碑文にも「強制連行」のことばは使わず、「労務動員」と置き換えた。川口さんは「県有地に建てること自体に意義があったから」と語る。 この日のフィールドワークで、川口さんは一行に公園内を案内した。ジョギングを楽しむ人、散歩する家族、ベンチで語らう人々……。市民が憩い、語らう場のそばには、ダイナマイト発祥の碑や陸軍火薬製造所の跡、爆風を防ぐための土塁などがある。 歴史を知り友好結ぶ未来を託す 碑を建てた公園は、戦争にゆかりがある場所だった。日本人も犠牲になったから、同じ園内に朝鮮人を悼む碑を建てれば、戦争の悲惨さとその教訓を後世に伝えられるという願いをこめたという。 「群馬の森を散策しながら碑に出会い、過去にこういう歴史があったのだと知るきっかけになればと、碑に友好を結ぶ未来を託したのです」 この日、フィールドワークに参加した前橋市の女性(36)は、子どもたちと遊んでいた公園が、戦争にまつわる場所だと初めて知ったという。「つくづく歴史と向きあってこなかったと感じたので、歴史をひもとく語り部と共に、子どもたちとまた歩いてみたい」 一行がスマホをかざした更地の場所をたずねると、野の花が置かれていることがある。「いまも碑に心をよせてくれる人がいることがわかります」と川口さん。 この広大な公園の片隅に、たしかに碑はあった。忘れてはならないと誓いをたてた、「記憶 反省 そして友好」と刻まれた朝鮮人追悼碑が、1年半前までは。――――――――――――――――――――――――――封鎖された夜の公園、重機が砕いた思い 相次ぐ「経緯知りたい」の声 高木智子(前橋総局) 2025年7月15日 朝日新聞現場へ! 壊された朝鮮人追悼碑(2) 2年前のクリスマス。群馬県の山本一太知事(67)以下、副知事や担当部長ら10人が顔をつきあわせていた。 議題は、県立公園群馬の森に建立されている朝鮮人追悼碑の代執行による撤去について。年明け2024年1月29日から公園を全面封鎖して撤去することを確認した。 撤去の当日。現場となった群馬の森は、隅々まで24時間態勢で警備員が配置され、重々しい空気が漂っていた。 東京ドームが五つ以上入る広さがある公園の周りは全面的にシートなどで目張りされ、中の様子をうかがい知ることはできなかった。 朝日新聞社の情報公開請求で入手した資料によると、重機が追悼碑を砕いていったのは29日の夜のこと。投光器で照らされたコンクリートの碑が解体されていく様子が写真に残っていた。 日本が植民地支配した歴史を忘れず、朝鮮人の犠牲者を心から追悼するための碑だった。由来を刻んだ碑文こそ事前に取り外してもらったが、碑は公園から撤去された。 「死者の尊厳をふみにじるもの」。着の身着のままで連れてこられて働かされたという朝鮮半島出身の男性に話を聞いたことがある、元大学教員の加藤昌克さん(77)は唇をかんだ。 撤去費用2062万円の納付命令 後日、県から市民団体の旧「追悼碑を守る会」のもとに届いたのは、代執行にかかった費用2062万5833円の納付を命じる書面だった。朝日新聞社の求めで県が開示した内訳をみると、碑の撤去工事費248万6千円、シートで周りを囲った費用など撤去関連工事費1234万2千円、警備業務委託費579万7833円――などとあった。 手弁当で集まる市民団体では、到底払える金額ではない。追悼碑を守る会は解散した。請求された額にはほど遠いとはいえ、全預貯金が差し押さえられた。クラウドファンディングなどを活用して再建を目指す声もあるが、身動きがとれない状態に追い込まれている。 戦後80年をむかえ、東京、奈良、沖縄、北海道、遠くは韓国・ソウルなどから、碑が撤去されたいきさつを知りたいとの声が、かかわってきた人々のもとに届く。 県の撤去を機に広がった危機感 群馬と同様、鉱山や発電所、軍需工場などで朝鮮人が犠牲になった歴史を伝える市民団体は危機感をもち、また多文化共生や移民、人権に詳しい学者、支援者らから講演やフィールドワークの依頼もあり、ネットワークが広がった。 若い人たちの目にはどう映るのか。コリアンタウンがある東京・新大久保で話を聞いた。会社員男性(24)は「地域住民には在日の方もいるのに、何を考えているのか。気持ちをくんだのだろうか」と憤り、女子大学生(22)は「埋もれている歴史を知るきっかけになるから、残せる道を話しあえばよかったのでは」と語った。 「群馬県が撤去して、かえって碑のことが世に知られた。皮肉なことだけれど」と、旧追悼碑を守る会の藤井保仁さん(76)は言う。 今年5月17日。新しい会が発足した。かつて集めた戦争経験者らの証言や資料をもとに、負の歴史と向きあう活動を進めるという。 翌日、現場にいってみると、都内に住む元教員、岡田千枝子さん(74)の姿があった。梅雨の晴れ間、雑草をぬき、手にはタンポポや野の花を握っていた。碑という主を失った更地に花を置き、手をあわせた。祖国に帰ることができなかった人々を思って。
2025.10.17
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高物価に苦しむ国民に向き合えない自民党政府・・・期待しないという有権者の支持を、野党はいかにかち得るか? 2025-10-16 はんぺん物価の高騰には、恐ろしささえ感じる昨今だ。今の国内政治の最大の課題、喫緊の課題であることは、言うまでもない。政治家たちの鈍感さには、呆れてしまう・・・国民の声を聴く、聞く・・・と言いながら、何をしているのか? 今の国民は、政治には、何も期待していないのではないか? 裏金問題に象徴されるように、自民党を始めとした政治家たちは、国民の困窮よりも、自分たちフトコロを厚くすることばかりに熱心なようだから・・・選挙にも行かない、何も期待しないという有権者が、増える一方だ。 高市氏が、自民党総裁に選ばれたら、株価が一気に48,000円台に上昇した。(高市トレード)と言うらしいが、その後、公明党の連立離脱などで、高市氏の国会での総理指名が、怪しくなると、たちまち株価が、大幅に落ち込んだ・・・・ このような株価の乱高下では、利ザヤ稼ぎのトレーダーの出番で、巧みに泳ぎ回り、ひと花咲かせることだろう。 高市氏は、積極財政派だから、国債発行で財政支出を拡大し、景気回復を図ろうとする・・・・・大量の資金が市中に出回り、一時的に、景気は上向きになるだろうという読みが、常識だ。 緊急の物価対策を強く言及している高市氏の頭の中には、当面の国債の大量発行があることは、間違いない・・・・ガソリン暫定税率廃止も、その原資は、国債だろう・・・・消費税減税の原資も、同じ・・・・ なぜなら、他に代替財源が見当たらないからだが・・・・ 当面の景気対策としては、これしかないのが、日本の現状だ。 財政赤字が拡大するリスクがあるという批判があるが、そもそも、本当に、それは(赤字)なのか? 誰に対する赤字? 誰からの(借金)? ということだ。前にも、このブログで、書いたことがあるが・・・誰か?答えてほしい!! それは、(赤字)では、無い・・・と言ってきた。単に、政府が輪転機をまわして、お札を刷り続けているだけで、それが最終的に市中にばらまかれ・・・・国民のフトコロに入ることは、間違いない・・・・すなわち、れいわ新撰組の山本太郎氏が言っているように、それは、国民自身の(資産)になる・・・国民が、豊かになる・・・だけの事だ!!! 財政収支の均衡、プライマリ―バランスの改善を志向する緊縮財政派の旗色は、悪い・・・・(そもそも、緊縮財政派は、根拠が弱い。財政支出の均衡って、国民の当面の切実な課題では無い!) いずれにしても、政府には、金が無い無い・・・という状況の中で、物価対策、ガソリン税対策、消費税対策など、どれをとっても、原資無しでは、何もできないのだから・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――【老後】65歳以上の無職夫婦世帯、「ひと月の生活費」はいくら?シニア世代の平均貯蓄額・みんなの年金月額も紹介 2025-10-7 LIMO年末に向けて家計を見直す動きが高まる10月。老後の生活費や資金計画を考えるには、まず現実を知ることが大切です。◆【画像で見る】シニア世代のお金事情「生活費・貯蓄額・年金額」それぞれいくら?わかりやすいグラフでチェック現役世代にとって、こうした実態を把握することは、将来の備えを考えるうえで欠かせません。本記事では、総務省や厚生労働省の統計をもとにシニア世代の「毎月の生活費」「年金収入」「平均的な貯蓄額」を詳しく解説し、老後資金の現実を明らかにします。この秋、ライフプランを見直すきっかけにしてください。【65歳以上・無職世帯】年金夫婦世帯の「生活費」は月いくら?老齢年金の受給は原則65歳から始まるため、この年齢を一つの区切りとして、退職のタイミングを考える人もいるでしょう。総務省「家計調査報告〔家計収支編〕2024年(令和6年)平均結果の概要」では、65歳以上の無職夫婦世帯における代表的な家計収支の状況が示されています。 収入:25万2818円■うち社会保障給付(主に年金):22万5182円 支出:28万6877円■うち消費支出:25万6521円 ・食料:7万6352円 ・住居:1万6432円 ・光熱・水道:2万1919円 ・家具・家事用品:1万2265円 ・被服及び履物:5590円 ・保健医療:1万8383円 ・交通・通信:2万7768円 ・教育:0円 ・教養娯楽:2万5377円 ・その他の消費支出:5万2433円うち諸雑費:2万2125円うち交際費:2万3888円うち仕送り金:1040円■うち非消費支出:3万356円 ・直接税:1万1162円 ・社会保険料:1万9171円 家計収支 ・ひと月の赤字:3万4058円 ・エンゲル係数(※消費支出に占める食料費の割合):29.8% ・平均消費性向(※可処分所得に対する消費支出の割合):115.3%65歳以上の無職夫婦世帯の毎月の収入は25万2818円で、そのうち22万5182円(約9割)が公的年金などの社会保障給付から成り立っています。 一方、支出は合計28万6877円に達しており、その内訳は消費支出が25万6521円、税金や社会保険料といった非消費支出が3万356円です。この結果、エンゲル係数は29.8%、平均消費性向は115.3%となり、毎月の収支は3万4058円の赤字となっています。この不足分は、多くの場合、貯蓄を取り崩すことで補われています。ただし、この収支データでは住居費が1万6432円と低めに設定されていること、さらに介護に関する支出が含まれていない点には留意が必要です。こうした支出は世帯ごとに大きく異なるため、「自分たちの生活に当てはめるとどうか」を検討する必要があるでしょう。 【65歳以上・無職世帯】二人以上世帯の貯蓄額はいくら?総務省が公表した「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2024年(令和6年)平均結果の概要-(二人以上の世帯)」を参考に、世帯主が65歳以上の無職世帯(二人以上世帯)の、貯蓄額の推移や資産種類の内訳を確認していきましょう。【世帯主が65歳以上の無職世帯の貯蓄の種類別貯蓄現在高の推移(二人以上の世帯)】 ・2019年:2218万円 ・2020年:2292万円 ・2021年:2342万円 ・2022年:2359万円 ・2023年:2504万円 ・2024年:2560万円2019年から2020年にかけては2200万円台で推移していた貯蓄額が、2021年には2300万円台へと増加しました。さらに2023年と2024年には連続して2500万円台を維持しており、65歳以上の無職二人以上世帯の貯蓄が着実に積み上がっている様子が見て取れます。この年代の世帯にとって、貯蓄は生活の安定や安心に直結する大切な支えです。とはいえ、ここで示したのはあくまでも平均値であり、実際の貯蓄状況は退職金の有無やその金額、また相続の有無などによって大きく異なります。また、公的年金の受給額にも差があるため、自身の将来の見込み額を「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」で確認しておくことが、老後の資金計画を立てるうえで重要な一歩となるでしょう。 【シニアの収入事情】「国民年金・厚生年金」の平均月額はいくら?老後の暮らしを支える柱となる老齢年金について、厚生労働省「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに確認してみましょう。65歳以上で国民年金のみを受給している人の平均額は5万円台にとどまり、厚生年金(国民年金を含む)を受け取る人では平均14万円台となっています。ただし、実際の受給額は現役時代にどの制度へどれだけ加入していたかによって大きく変わります。 ここでは、60歳から90歳以上の受給権者全体を対象に「平均年金月額」だけでなく、受給額のばらつきや男女差といった点についてもグラフを用いて確認していきます。 ●【グラフで見る】国民年金・厚生年金の「男女差×個人差」をチェック 国民年金(老齢基礎年金) ・〈全体〉平均年金月額:5万7584円 ・〈男性〉平均年金月額:5万9965円 ・〈女性〉平均年金月額:5万5777円 厚生年金(国民年金部分を含む) ・〈全体〉平均年金月額:14万6429円 ・〈男性〉平均年金月額:16万6606円 ・〈女性〉平均年金月額:10万7200円国民年金のみを受給している人の場合、男女別・全体平均ともに月額は5万円台にとどまります。一方で、厚生年金と国民年金をあわせて受け取る世帯では、全体平均が14万円台ですが、男性は16万円台、女性は10万円台と大きな差が見られます。年金額は加入状況や年収によって左右されるため、個人差が大きいのはもちろん、現役時代の働き方の違いが男女差として数字に反映されているといえるでしょう。 また、2025年4月以降の年金額は前年度比で1.9%引き上げられましたが、「マクロ経済スライド」の影響により物価上昇率には届かず、実質的には目減りしており、老後の生活設計において見過ごせない課題となっています。※マクロ経済スライドとは:「公的年金被保険者(年金保険料を払う現役世代の数)の変動」と「平均余命の伸び」に基づいて設定される「スライド調整率」を用いて、その分を賃金と物価の変動がプラスとなる場合に改定率から控除するしくみ 収入のすべてが「公的年金・恩給」である世帯は43.4%に厚生労働省が公表した「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」から、高齢者世帯(※)の収入状況を確認してみましょう。全体の平均的な所得構成をみると、「公的年金・恩給」が63.5%を占め、次いで仕事による「稼働所得」が25.3%、「財産所得」が4.6%となっています。ただし、これはあくまでも全体平均です。実際に「公的年金・恩給を受給している世帯」に限ってみると、収入のすべてが「公的年金・恩給」である世帯は43.4%となっています。 ※高齢者世帯:65歳以上の者のみで構成するか、又はこれに18歳未満の者が加わった世帯●総所得に占める「公的年金・恩給の割合別 世帯構成」を確認 ・公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%の世帯:43.4% ・公的年金・恩給の総所得に占める割合が80〜100%未満の世帯:16.4% ・公的年金・恩給の総所得に占める割合が60〜80%未満の世帯:15.2% ・公的年金・恩給の総所得に占める割合が40〜60%未満の世帯:12.9% ・公的年金・恩給の総所得に占める割合が20〜40%未満の世帯:8.2% ・公的年金・恩給の総所得に占める割合が20%未満の世帯:4.0%シニア世帯全体を平均で見ると稼働所得も一定割合を占めていますが、年金受給世帯に限定すると、そのおよそ半数が公的年金だけに依存して暮らしている実態が明らかになります。 基本的な生活費に加えて“ゆとり資金”の確保をここまで、65歳以上の無職夫婦世帯の家計収支や平均的な貯蓄額、公的年金の受給額について取り上げてきました。 自分の世帯と照らし合わせたときに「このままでは足りないかも…」と不安を感じた方も多いのではないでしょうか。さらに老後は、生活費だけでなく、お子さんやお孫さんへの支援、旅行や趣味にかけたい費用など、想定以上の出費が発生する可能性もあります。 だからこそ、基本的な生活費に加えて“ゆとり資金”を確保できるよう、早めに準備を進めておくことが大切です。小さな積み立てでも長期的に続ければ大きな安心につながります。今のうちから無理のない範囲で、未来の自分のために行動していきたいですね。 松本 真奈
2025.10.16
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卑劣な旧日本軍! 餓死のヤマを築き上げ、何が「武士道」笑わせるな 2025-10-15 はんぺん「アジア・太平洋戦争」では数多くの餓死者が、発生した。それは、戦犯ヒロヒト(裕仁)による無謀な戦争に、真の原因がある。お坊ちゃん天皇ヒロヒト(裕仁)を篭絡した 旧日本軍指導者たちは、成算の無い侵略戦争を始めたが、その結果、多くの惨状を見ることになった。 その惨状の最大のモノの一つが、餓死や戦病死による(地獄)だったのは、間違いない・・・・「戦病死者が全戦没者のなかに占める割合は、1944年以降は実に73.5%にもなる(『支那駐屯歩兵第一連隊史』)。戦病死者や自殺者が、栄誉ある戦死として報告される事例も」(本文) 戦後日本人は、「一億総ざんげ」という事で(仕方なかった)(みんなが迎合してしまった)との言い訳で、ごまかし(真の反省)を避けてしまった・・・・ 「アジア・太平洋戦争では数多くの餓死者が発生している」(本文)これを見て、戦国時代の城攻めなどの際の「兵糧攻め」を思い出した。「腹が減っては、戦(いくさ)は出来ぬ」は、当たり前に、正しい! 食料の無い兵隊は、闘えない・・・戦術的に敵の兵糧を絶つ、この戦術は、悲惨を究める!! 秀吉による鳥取城の城攻めの話は有名で、「『鳥取城の渇え殺し』と言われる程凄惨な兵糧攻めであった。」(ウイキペディア)・・・・この戦後期時代の兵糧責めの話は、ゴマンとある!!! そもそも兵站を軽視した旧日本軍の起こした戦争で、もっとも影響を受けたのが末端の兵士たちだ。中国戦線では、自分たちの食料を確保するために、現地調達(現地の住民から強奪するという蛮行)が一般化していた。そのため、住民から(恨み)を買い、孤独な戦いを強いられたのだ。(反抗する現地住民による襲撃にも悩まされたという) これは、(戦争を知らない)東京の戦争指導者たちの(大甘な)戦争指導による災難と断言できる。 東京にあって、机上で作戦計画を練る彼らは、兵士たちの食料調達などの、戦争遂行における最低条件などを軽視してしまった・・・これが、(お粗末な)戦争を始めた旧日本軍隊の真実だった!! この失敗を隠すために持ち出されたのが(精神主義)だった。物質的充足を満足させずに、(やれば、出来る!)(やる気が、あれば勝てる!)とばかりに、(物質)よりも(精神)を持ち出して、ごまかした!!!!!! これが(卑劣な武士道の日本軍)だった。こんなイロハも知らない軍隊が、戦争に勝てるワケが無い。 日本は、戦争に負けて、良かった。本当に良かった!!!8/15や、9/2は、(おめでたい日)(祝勝記念日)なのだ!!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――日本軍兵士の「死に方」が悲しい…「無策の参謀」が引き起こした“生ける屍”になる病の正体 吉田 裕 2025年8月15日 ダイヤモンドオンライン 日本軍兵士たちは、どのようにして死んでいったのか。戦場における兵士の死といえば、戦闘による死をまず思い浮かべるのが普通だが、一橋大学名誉教授の吉田裕さんによると、アジア・太平洋戦争の特徴として「戦病死者が異常に多いこと」という――。※本稿は、吉田 裕『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』(中公新書)の一部を抜粋・編集したものです。 戦病死者が異常に多い…太平洋戦争の異常な実態 日本軍兵士たちは、どのようにして死んでいったのだろうか。 戦場における兵士の死といえば、戦闘による死をまず思い浮かべるのが普通だろう。しかし、この常識が通用しないのがアジア・太平洋戦争、特に絶望的抗戦期の戦場の現実だった。 まず指摘できることは戦病死者が異常に多いことである。戦闘による死者と病気による死者の両方をあわせて戦死者という場合もあるが、ここでは、両者を区別して、戦闘による死者を戦死者、病気による死者を戦病死者と呼ぶことにする。 近代初期の戦争では、常に伝染病などによる戦病死者が戦死者をはるかに上まわった。それが、軍事医学や軍事医療の発達、補給体制の整備などによって戦病死者が減少し、日露戦争では、日本陸軍の全戦没者のうちで戦病死者の占める割合は26.3%にまで低下した。日露戦争は戦死者数が戦病死数を上まわった史上最初の戦争になった(「アジア・太平洋戦争の戦場と兵士」)。 ある部隊の1944年以降の戦病死の割合は73.5%にもなる ところが、日中戦争では、1945年11月に第一復員省が作成した資料によれば、戦争が長期化するにしたがって戦病死者数が増大し、1941年の時点で、戦死者数は1万2498人、戦病死者数は1万2722人(ともに満州を除く)、この年の全戦没者のなかに占める戦病死者の割合は、50.4%である(『近代戦争史概説(資料集)』)。 アジア・太平洋戦争期に関しては、包括的な統計がほとんど残されていない。しかし、のちに詳しく見てゆくように、アジア・太平洋戦争が日中戦争以上に苛酷な状況のもとで戦われたことを考慮するならば、前者の戦病死の割合が後者のそれを下まわるとは、とうてい考えられない。 戦病死の実相にせまるために、初めに部隊史を検討してみたい。部隊史のなかには自らの調査に基づいて作成した戦没者名簿を掲載しているものがあり、そのなかには、戦死・戦病死の区別を明確にしたものが数は少ないものの存在しているからである。 支那駐屯歩兵第一連隊の部隊史を見てみよう。日中戦争開始以降、一貫して中国戦線で戦ったこの連隊の日中戦争以降の全戦没者は、「戦没者名簿」によれば、2625人である。 このうち絶望的抗戦期にほぼ重なる1944年以降の戦没者は、敗戦後の死者も含めて戦死者=533人、戦病死者=1475人、合計2008人である(戦没年月日不明者=14人、不慮死=2名を除く)。 戦病死者が全戦没者のなかに占める割合は、1944年以降は実に73.5%にもなる(『支那駐屯歩兵第一連隊史』)。 戦病死者や自殺者が、栄誉ある戦死として報告される事例も だが実際には、この数字以上に戦病死者が多い可能性も否定できない。現場では、戦病死を戦死にいわば「読み替える」事例があったからである。そのことは、軍隊内部にも一般社会のなかにも、戦病死より戦死をより価値のある死、より名誉ある死とみなす風潮があったことを示している。 支那駐屯歩兵第三連隊の補充兵として、1942年6月に中国戦線に出動した鳥沢義夫は次のように書いている。支那駐屯歩兵第三連隊は、支那駐屯歩兵第一連隊と同じく第二七師団に属していた部隊である。 〈中隊員の中には、病に斃(たお)れ、陣中に看病も碌(ろく)にできないで陣没した者があった。この醒陵にでも戦病死された者もあったが、この様な状況ゆえ、気の毒なので病死であっても戦死とほとんど変りがないと判断を下し、後日、架空な戦闘状況を作り戦死として報告された方もあった。また、T君の様に、実際は討伐中に自決(自殺)であったが、やはり戦死として処理された者もいた。(『大陸縦断八〇〇〇キロ』)〉 餓死者も、類を見ない異常な高率 戦病死の問題を掘り下げるためには、これと密接な関連がある餓死の問題を検討してみる必要がある。アジア・太平洋戦争では数多くの餓死者が発生しているからである。 日中戦争以降の軍人・軍属の戦没者数はすでに述べたように約230万人だが、餓死に関する藤原彰の先駆的研究は、このうち栄養失調による餓死者と、栄養失調に伴う体力の消耗の結果、マラリアなどに感染して病死した広義の餓死者の合計は、140万人(全体の61%)に達すると推定している(『餓死した英霊たち』)。 これに対し秦郁彦は藤原推計を過大だとして批判し、37%という推定餓死率を提示している。しかし、その秦自身も、「それにしても、内外の戦史に類を見ない異常な高率であることには変わりがない」と指摘している(『旧日本陸海軍の生態学』)。 フィリピン防衛戦の戦死者のうち、6割超は病没とされたがその半数は餓死 こうした悲惨な現実は、1944年10月に開始されたフィリピン防衛戦でも見てとれる。1964年時点での厚生省の調査によれば、この防衛戦では、51万8000人の陸海軍軍人・軍属が戦没している。そのうち、後述する海没死を除く陸軍の戦没者については、次のように指摘されている。 〈その内訳の正確なデータは資料に乏しいが、巨視的にみると、その約35~40%が直接戦闘(対ゲリラ含む)によるもので、残り約65~60%は病没であるように思われる。しかも、病没者のうち純然たる悪疫によるものはその半数以下で、その他の主体は悪疫を伴う餓死であったと思わざるをえない。(『大東亜戦争陸軍衛生史(比島作戦)』)〉 前線部隊に届く軍需品の割合は、45年には51%にまで低下このような多数の餓死者を出した最大の原因は、制海・制空権の喪失によって、各地で日本軍の補給路が完全に寸断され深刻な食糧不足が発生したからである。 前線部隊に無事に到着した軍需品の割合(安着率)は、1942年の96%が、43年には83%に、44年には67%に、さらに45年には51%にまで低下し、海上輸送された食糧の三分の一から半分が失われた。積み出した軍需品の量自体が現地軍の要求を大きく下まわる状況下での安着率のこの低下である(『太平洋戦争喪われた日本船舶の記録』)。 マラリアにかかると体力が弱まり、食糧不足で極度の栄養失調になり死亡する 問題は、栄養失調が前線での疾病と相互に関連していたことである。陸軍主計中佐の田村幸雄は、すでに1943年8月の段階で、「第一線における疾病は栄養の失調が最も大なる原因の一つとなって」いたと指摘している(「第一線における戦力増強と給養」)。 また佐世保鎮守府第六特別陸戦隊の部隊史は、栄養失調とマラリアの関係について次のように記している。 〈〔1944年〕4月ごろから急に栄養失調症が増えてき、栄養失調による死者、すなわち餓死者が出始めた。マラリアにかかると40度の高熱が出てそれが一週間ぐらいつづく。それで体力が弱まったところへ食糧がなく、極度の栄養失調に陥って、その後は、薬も食事も、ぜんぜん受け付けない状態になって死んでゆく――それが典型的な餓死のコースだった。諸病の根源は、食糧不足だった。(『ソロモンの陸戦隊 佐世保鎮守府第六特別陸戦隊戦記』)〉 米軍はDDTの大量使用によってマラリア原虫を媒介する蚊を駆除し、予防に成功した。だが日本軍の場合、マラリア研究自体はかなり進んでいたもののその対策面で大きく立ち遅れたため、特に南方戦線ではマラリアが猛威を振るった(『マラリアと帝国』)。 日中戦争初期から現れ、「戦争栄養失調症」と称された病気とは栄養失調の問題で重要なのは、戦争神経症とも関連する戦争栄養失調症である。 この病気はすでに日中戦争初期から現われていた。1938年4~6月の徐州作戦に従事した兵士のなかから、極度の痩(や)せ、食欲不振、貧血、慢性下痢などを主症とする患者が多発した。治療はきわめて困難で死亡に至るケースが多かった。 体はミイラ状となり「生ける屍」の如くになる この間題について、陸軍軍医中将の梛野巌(なぎの・いつき)は、「戦争栄養失調論」と題された論文を執筆している。刊行年は未詳で、「陸軍軍医学校(北支那方面軍編)」と表紙に記されたタイプ印刷の資料である。 梛野は、この論文のなかで、「高度の羸痩(るいそう)」(痩せ衰えること)、食欲不振、下痢を「三主徴候とす」るとした上で、患者の状況について、「下痢止まず漸次全身栄養の低下を来し、羸痩加わり皮下脂肪消失し筋肉細小となり」、ついに体はミイラ状となり、「脈搏緩徐、体温正常以下となり、四肢厭冷(けつれい)し、顔貌無表情となり活気を失い、嗜眠性となり惰眠を貧りほとんど言葉を発せず、『生ける屍』の如く」なる、ついには燃えつきるロウソクの「火の消ゆるが如く鬼籍に入る」、時には栄養の失調がそれほど深刻でないもかかわらず、「突然虚脱状態となり、心臓麻痺もしくは呼吸麻痺を呈し死亡するものあり」と書いている。きわめて生々しい描写である。 伝染病原因説も有力だったが、それだけでは説明がつかない こうした患者が多発したため、「陸軍では戦線で長期にわたり食糧の不足と身心の過労のため、高度の栄養障害を起したものを、ひとまず『戦争栄養失調症』と称していたが、これらの患者にアメーバ赤痢、細菌性赤痢、マラリア等の疾患を併発している場合が多かったので、研究初期の段階では意見がまとまら」ず、伝染病原因説も有力だった(『戦争栄養失調症関係資料』)。 しかし、梛野軍医中将が前掲論文のなかで、「昭和17年頃より戦闘行動に全く関係なく内地におけると同様なる教育訓練により該症と全く同一の症状経過を取るもの発生し逐年増加の傾向あり。これ全く意外なる事実なり」と指摘しているように、苛酷な戦場の状況と伝染病などの罹患だけで原因を説明することには無理があった。ストレスや不安、緊張、恐怖などで 摂食障害を起こした 結局、原因を突き止められないまま陸海軍は敗戦によって崩壊するが、その後、戦争栄養失調症に関する新たな説が登場するようになる。 たとえば、軍医として戦争栄養失調症の研究に取り組んでいた青木徹は、「陸軍軍医の大半は、アメーバ赤痢が戦争栄養失調症の元兇である、という説に偏っていたと思われるふしがある」としながら、「脳幹視床体」下部にある食欲中枢の存在に注目して、次のように主張している。 〈しかし、こと戦争栄養失調症についていうならば、その症状の前半は〔補給を無視した参謀などの〕偏執病的な作戦至上主義者によって加えられた受動的なものであり、この受動的原因による体力の消耗が進行した後半は、患者自体の脳幹視床体下部内に宿命的に存在する、調節機能の失調という能動的な因子が加わることによって、ここにホメオスターシスの崩壊が起こり、遂に死に到るものであると結論したいのである。(『秘録・戦争栄養失調症』)〉 書影吉田 裕『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』(中公新書)吉田 裕『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』(中公新書) つまり、食糧などの給養の不足、戦闘による心身の疲労など、戦場の苛酷さに起因するものではあるが、ストレスや不安、緊張、恐怖などによって、ホメオスタシスと呼ばれる体内環境の調節機能が変調をきたし、食欲機能が失われて摂食障害を起こすということだろう。 最近では、精神科医の野田正彰が、戦争栄養失調症について、「実は、兵士は拒食症になっていたのである。食べたものを吐き、さらに下してしまう。壮健でなければならない戦場で、身体が生きることを拒否していた」と青木と同様の指摘をしている(『戦争と罪責』)。 いずれにせよ、戦争栄養失調症は、単なる栄養失調ではなく、戦争神経症の問題と確実に重なり合っている。 以上のように、さまざまな角度から戦病死の問題を見てきたが、戦死ではなく、餓死を中心にした戦病死が兵士の死の最大の原因であったことは間違いないだろう。
2025.10.15
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朝日は、なぜ言わない、ヒロヒト(裕仁)の事を! 戦争責任は死去しても問われ続けるべき! その歴史の真実を隠すな!! 2025-10-15 はんぺん 80年前の9月2日のミズーリ号甲板上の降伏調印式の写真は、有名だ。 天皇制ファシスト国家の「大日本帝国」が、敗北(崩壊)した記念日だ。日本人にとって、(めでたい日)(祝勝日)だということだ。これで、多くのさらなる犠牲を出すことは無くなった。 戦争中は、多くの無駄死があったが、日本人は、悲しみをこらえて、我慢するしかなかった(反戦などの声を挙げれば、特高に捕まり拷問されるため) 「悲しい事を悲しい」と言えないのが、戦前の日本だった。「すべては、お国のため、天皇陛下のため」という考えが、強制された。これほど、バカな話は無い・・・と思えるが・・・(洗脳)とは、そういうモノだ。 国家総動員法で、日常生活での不平不満は、厳禁された・・・「ぜいたくは、敵だ!」「ほしがりません、勝つまでは!」として押し付けられた国民は、困窮した上に、都市爆撃などで、財産などを失い、生活基盤を失い、路頭をさ迷ったのだ! 「戦争に負けて良かった」とつくづく、人々は(本音で)感じたに違いない。そういうことだから、9/2の降伏調印式は、(屈辱的と)感じるムキもあっただろうが、人々の多くは、ホッとしたに違いない・・・・ (屈辱的)と感じたのは・・・ずぶずぶに(洗脳)された連中だった。(洗脳)が、解けるまでには、相当の時間が必要だっただろう・・・ それにしても、この朝日新聞の記事だが・・・なぜ、ヒロヒト(裕仁)の戦争責任に触れないのか? 戦争の張本人は、戦犯ヒロヒトだ。この本質の迫らない記事は、読者を迷わせるばかりだ・・・ 違うだろうか? 「メディアとして史実を直視しなければと思う」(本文)と言うのであれば、ヒロヒト(裕仁)の戦争責任の問題は、避けられない・・・のではなく、第1級の問題では無いのか?? 世界中の民衆に無尽蔵な不幸をもたらしたヒロヒト(裕仁)の戦争責任は、真っ先に取り上げられるべきであり、絶対に避けられるべきでは無い!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――戦争が終わった日(天声人語) 2025年9月2日 朝日新聞 午前3時起床。午前9時、東京湾に停泊中の米戦艦ミズーリに到着。連合国軍総司令官マッカーサーが2、3分演説。そして、「九時四分署名す」――。 80年前の9月2日、当時の外相だった重光葵(まもる)らが降伏文書に調印した。『重光葵手記』とその続編に、詳細な記録が残る ▼読んで感じるのは、政府内部の混乱ぶりだ。責任逃ればかりで、だれも降伏文書へ署名する役割を引き受けない。重光は「此危局に対して軍部も政府も之を見出し得ざるは悲嘆の至なり」と憤っている ▼ようやく政府代表で重光、統帥部代表として陸軍参謀総長が決まったのは、調印式の6日前だった。天皇は「何人も嫌がる仕事を命じ気の毒なるも(略)自愛せよ」と言葉をかけたと記されている ▼調印後に待っていたのは敗戦がもたらす現実だった。2日夜、占領の基本方針を布告する意向が日本側に伝えられた。日本を軍政下に置き、英語を公用語とするなどの内容に驚いた重光は、翌朝にマッカーサーを訪ねる。必死の説得で「間接統治」の要請が受け入れられた ▼軍政との分かれ目だったと知ると、「9月2日」という日が持つ重さを実感する。そして、改めて考える。あの戦争が終わった日は、「玉音放送」が流れた8月15日なのか。中国や北方四島などでは、15日以降も戦闘が続いた ▼重光の手記は敗戦を受け入れ、責任を引き受ける難しさを示す。だからこそ、メディアとして史実を直視しなければと思う。9月2日を、語り継いでいくために。
2025.10.15
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「アジア太平洋戦争」を始めたヒロヒト(裕仁)の戦争責任を決着させて始めて(戦後)は終わる!! 2025-10-14 はんぺん 呼称については、背景の思想的思惑があるので、いい加減にはできない。僕が若い頃は、(太平洋戦争)が、一般的だった。 戦前から戦中は、天皇制絶対主義国家の大日本帝国では、「大東亜戦争」のみが使われ、日本が、遅れた東アジア(東亜)に平和と繁栄をもたらすという(洗脳)キャンペーンが、狂気の如く繰り返された。 僕の青年期に、太平洋戦争では、ビルマ、タイなどのインドシナでの凄惨な戦争を包含できないということで、「アジア太平洋戦争」が、正確だ・・・と。言われてみて、そういう事なんだ・・・と、納得した。 戦前の天皇制復活?を妄想する、右翼思想の持ち主たちは、しつこく「大東亜戦争」を、持ち出そうとしているが、歴史の真実を見ない(暴論)としか言いようがない!! それにしても、こういう議論の中でも、戦犯ヒロヒト(裕仁)の戦争責任は、置き去りにされたままだ!! なんという遅れた日本事情だろうか! 歴史の真実を語るのであれば、ヒロヒト(裕仁)の戦争責任の問題は、避けて通れないハズだ。この男が始めた戦争のおかげで、330万人の日本人、2000万人のアジア民衆が、殺された・・・だけでなく、もっと多くの内外民衆の家庭が壊され、膨大な不幸をもたらせたのだ・・・ この男の戦争責任は、歴史的にも、きっちり決着をつけておくべきだった・・・戦後は、まだ終わっていない・・・・戦犯天皇の問題に言及しない限りは!!!!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――先の大戦をどう呼ぶか(序破急) 国際社説担当・村上太輝夫 2025年9月1日 朝日新聞 80年前に終わった戦争をどう呼ぶか。 1941年12月の対米英開戦時、ときの政府は、その4年前から始めた対中国戦を含め「大東亜戦争」と名付けた。敗戦後、占領軍にその使用が禁じられて「太平洋戦争」が定着した。 いや、それでは中国を含むアジアの戦線が視野に入らないというので、「アジア太平洋戦争」の名が生まれた。副島昭一さん(和歌山大名誉教授)が1984年12月のシンポでの報告で提起したのが最初だという。世界的規模にして多様な性格を持つ第2次大戦を日本からみれば、アジア太平洋戦争と呼ぶのがふさわしい、との考えに基づいている。 そんな経緯を知らないまま私自身、記事で使ったことがある。先日お目にかかって不勉強をわびると副島さんは「それだけ定着したということで、私としては満足すべきでしょう」と笑った。 高校の教科書は「アジア太平洋戦争」か「アジア・太平洋戦争」を使うものが多い。「歴史総合」で本文や見出し、注釈まで含めると、言及がないのは7社中1社だけだ。 一方、かつての「大東亜戦争」を使おうという議論も学術界にあり、最近の書籍の背表紙にちらほら見える。もちろん、戦争を肯定する考えとは切り離した歴史的名称として扱う趣旨だ。 月刊「中央公論」1961年9月号に哲学者・上山春平の「大東亜戦争の思想史的意義」という有名な論考がある。刺激的な題だが論旨は明快で、上山は特定の国家利益と結び付く歴史観を示すものとして戦争呼称を整理した。「大東亜戦争」は日本を善玉、米英を悪玉とする。逆に「太平洋戦争」は米国側の見方に立つ。ほかに、戦争はしょせん悪玉同士の争いだとみる「帝国主義戦争史観」や、中国の「抗日戦争史観」がある、と。身もふたもない話ではある。 それから60年以上が過ぎた。背後にあった戦争正当化への意図の生々しさが消えたのであれば、「大東亜戦争」と呼ぶ判断は理解できる。 とはいえ時間の経過もよしあしである。一部の政党が「大東亜戦争」という言葉を使った文書を出すばかりか、その党首が「日本に中国侵略の意図はなかった」などと公言する。そんな危うい現状は踏まえた方がいいだろう。
2025.10.14
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