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楽しく気楽に半端者の日常を。その日の気分でネガティブだったり、ポジティブだったり。こんな人間でも生きていける日本に生まれて良かったな。
日曜劇場『ザ・ロイ…
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☆なりきり Ρriйсёё… 。゜* しのぴー *゜。さん
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テーマ： 映画館で観た映画(8803)
カテゴリ： CINEMA
これは原作の好き嫌いもあろうかと思います。
私の友人は「吐くほど嫌い!」と言っていましたが、
私はむしろ好きでした(^_^;)。
映像化して失望する事の多い原作付き。
果たしてこれはどうでしよう…
でも、中島監督、大好きなんですよねー。
変に期待しすぎている節もあり、
ドキドキしながら観ていましたよ。
…
いいよ!
やっぱり好きだ!!中島監督、VIVA!
あの教室のざわめきを敢えて台詞にかぶせる事で
今時の中学校の様子が一発で理解できる。
独白で綴られていく原作で、どうやって第三者などを
映像として絡めていくのかが興味有った所なんですが、
モノローグ的に流すだけでなく、もの凄く自然に他の人の台詞が入ってきて、
場面にふくらみや深み、薄ら寒い恐怖感と嫌悪感が
スゲー際立っている気がしました。
すごい。
やっぱこの原作にかなり忠実な脚本がいいんだと思うんだけど
すっぱり無くてスッキリと簡単な言葉でまとめられていたのに
ちょっとビックリした。
納得できなかった美月が牛乳パックをこっそり調べたって言う
エピソードもなくなっていて引っかかる所もなくなっていたし。
その部分はないといけないんだろうな～って
英断だと思いました。
映像では合間合間にやたら綺麗な『空』が挟まる。
これがまた痛々しい。
行われている復讐劇や中学生の狂気との対比が。
そして印象的に使われる『水』の演出に
スーパースローカメラが多用されています。
ここは…好き嫌いがあるかも。
物語の流れが壊れてイライラする人もいるかもしれませんが、
私は登場人物の心情が伝わってきて好きでした。
そうそう、カーブミラーに映る姿の画も印象に残る。
色を極端に抑えたふと気付くと光と影だけとしか思えないほどの場面も
突然はいる差し色が凄く眼と心に残ります。
復讐はここまで冷酷にやれなければ始めからやらない方がいい。
きっとこの復讐は誰ひとり幸せにはならない。
だからこそ、この道を選んだ衝撃と覚悟に胸が痛い訳ですよ。
途中、松たか子さん演じる女教師が夜道を歩きながら涙を流し、
慟哭するシーンがあります。
たまんないです。
背中の産毛がざわっとしました。
この演出にも、松さんの演技力にも。
お子達も凄くいい。
これはカメラワークの勝利でもあるんだろうけど。
木村佳乃さんの演技も良かったな。
色紙に込められたメッセージを見つけたときの悲鳴。
ここは原作では割とさらっとその意味に気付いて
むしろ憤慨していたように感じたのに、
この演技で痛みと絶望と混乱とが同時に感じられて
引き込まれましたよ。
ここまで絶賛なのに満点じゃないのは…
凄すぎて怖かったんだもん(^_^;)。
生半可なホラーより、淡々と行われる狂気の方が
全然怖ぇよ。
私の友人は「吐くほど嫌い!」と言っていましたが、
私はむしろ好きでした(^_^;)。
映像化して失望する事の多い原作付き。
果たしてこれはどうでしよう…
でも、中島監督、大好きなんですよねー。
変に期待しすぎている節もあり、
ドキドキしながら観ていましたよ。
…
いいよ!
やっぱり好きだ!!中島監督、VIVA!
あの教室のざわめきを敢えて台詞にかぶせる事で
今時の中学校の様子が一発で理解できる。
独白で綴られていく原作で、どうやって第三者などを
映像として絡めていくのかが興味有った所なんですが、
モノローグ的に流すだけでなく、もの凄く自然に他の人の台詞が入ってきて、
場面にふくらみや深み、薄ら寒い恐怖感と嫌悪感が
スゲー際立っている気がしました。
すごい。
やっぱこの原作にかなり忠実な脚本がいいんだと思うんだけど
すっぱり無くてスッキリと簡単な言葉でまとめられていたのに
ちょっとビックリした。
納得できなかった美月が牛乳パックをこっそり調べたって言う
エピソードもなくなっていて引っかかる所もなくなっていたし。
その部分はないといけないんだろうな～って
英断だと思いました。
映像では合間合間にやたら綺麗な『空』が挟まる。
これがまた痛々しい。
行われている復讐劇や中学生の狂気との対比が。
そして印象的に使われる『水』の演出に
スーパースローカメラが多用されています。
ここは…好き嫌いがあるかも。
物語の流れが壊れてイライラする人もいるかもしれませんが、
私は登場人物の心情が伝わってきて好きでした。
そうそう、カーブミラーに映る姿の画も印象に残る。
色を極端に抑えたふと気付くと光と影だけとしか思えないほどの場面も
突然はいる差し色が凄く眼と心に残ります。
復讐はここまで冷酷にやれなければ始めからやらない方がいい。
きっとこの復讐は誰ひとり幸せにはならない。
だからこそ、この道を選んだ衝撃と覚悟に胸が痛い訳ですよ。
途中、松たか子さん演じる女教師が夜道を歩きながら涙を流し、
慟哭するシーンがあります。
たまんないです。
背中の産毛がざわっとしました。
この演出にも、松さんの演技力にも。
お子達も凄くいい。
これはカメラワークの勝利でもあるんだろうけど。
木村佳乃さんの演技も良かったな。
色紙に込められたメッセージを見つけたときの悲鳴。
ここは原作では割とさらっとその意味に気付いて
むしろ憤慨していたように感じたのに、
この演技で痛みと絶望と混乱とが同時に感じられて
引き込まれましたよ。
ここまで絶賛なのに満点じゃないのは…
凄すぎて怖かったんだもん(^_^;)。
生半可なホラーより、淡々と行われる狂気の方が
全然怖ぇよ。
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