
■ 早朝ドライブは厳しい 戻る
■ 危険走行にポリスマン激怒?! 戻る
やっと出発。思わぬタイムロスをしてしまったが、いざパリ展望台へ。ルート61をかなりの傾斜で上っていく。木々の間から東側の景色がチラッと見えてそろそろかな、と思うまもなく展望台へ通じるらしい細い道を通り越してしまった。「あれっ、今のかなあ、違うか?」なんて、ばたばたガイドブックやドライブ・マップをひっくり返してるうちに道はどんどん下り坂になって、やっぱり過ぎちまった・・・。
「何で言わないんだよ」「言ったよ、でもスピード緩めないで過ぎ
たんじゃん」と険悪に。「もう一度トライするからな。次の交差点で左折して、この道をもう一回戻る」と車線変更した時、隣の車の窓が開
いてものすごい形相のお兄ちゃんが明らかにこっちを見て怒鳴ってる。運悪く赤信号で止まってしまった。
バンバン車の横をたたいてこぶしを振り上げてこっちに向かって怒り狂ってる、しかもその車はなんとパトカー!この怒れる若者はポリスマン?こちらも窓を下ろすが
「 #$%△/
:*.&!!!!!」
みごとに一言もワカラン。激しく怒ってるのだけは分かった。「お前のことだよ」と指を指されてこのような怒りをむけられた経験は、今までの人生の中で一度もない。どうなるの、この状況。警察連行は避けられないだろう、罰金は高いのか・・・とかまばたきも出来ない状態で考えた。 ただただ恐怖に顔を引きつらせているのを見て、こちらが100%言葉を理解していないと分かったらしく「Your
drive is very
dangerous!」とゆっくり大声で言った。そしてこの車にもう少しで当たるところだったんだぞ、と。わかってるのか、と。向こうの映画なんかで見るみたいに人指し指でこっちを激しく指したり車を指したり・・・登場人物が怒っているシーンそのもの。まさか自分がその相手になるとは。
■ 「すぅみぃまぁせぇ~ん・・・」と合掌 戻る
と思わず取ったポーズは、両手合わせて合掌・・・。拝み倒すってやつ・・・。「ばーかっ」って感じで上見て手のひら返して肩すくめた。どこまで映画チック。あ・・・やっと信号変わって向こうは直進、こちらは左折レーン。行っちゃった。左折してからも追いかけてくるかもと思ったけど来なかった・・・。無罪放免? ぶうはこの間、恐怖のあまり声も出ず。■ カイルワビーチに人影はなかった 戻る
カイルア・ビーチは、やはりいつシャワーがくるかわからない空模様で
寂しかったが、南国らしい豊かに葉を茂らせた木々が砂浜に並んで、晴れた日には木陰が揺れてさぞや美しかろう、と思われた。砂も白く細かい。
ジョギングの人がいて、その姿がまたおしゃれ。サングラスが似合うんだよね。■ 白いご飯に味噌汁、納豆 戻る
ホテルに戻って、さあ、
唯一クーポンを用意した貴重な「朝食」だぞ!「オーシャン・テラス」でダイヤモンド・ヘッドを眺めながら、だよ。本当にハワイに来たって感じ。一人2,300円。うちでは、これだけ外食に払ったら、ずっと語り草になるくらいの出費、正直言って。宿泊したシェラトンは、12歳までは無料、つまりぶうはタダだ、というので購入したのさ。 ビュッフェで行ってみたら、オー、素晴らしい、ぶうの好きなもの、すべてがある!ほかほかの白いご飯、味噌汁、納豆、キュウリの漬物、生卵、焼き海苔、冷ややっこ・・・。「生き返ったよ~」と、ぶう。「どうしてもっとここを利用しないの?」って。「それはね、朝食にこんなにお金をかけるのは、家風に合わないからだよ」。
■ ボディーボードに初挑戦 戻る
昨日から、いくつもビーチを見てきたが日差しがなく、シャワーも降ったりで人影はない。でも、ぶうの一番やってみたい事は、「ハワイの海に入ってみたい」だ。もう、3日目の今日を逃したらチャンスがない。■ カンザスのおじさんが「神のご加護」 戻る
おとうとぶうが海に入ってぽちゃぽちゃしてたら、なにやら外国人(日本人の我々から見
て)から声をかけられている。どうも、足の悪い子供を持つアジア系の親子がとても哀れに思えたらしい。その家の子供たち
が使っている子供用ボードを使え、とおっしゃる。手の平を頭の当たりでさかんに回しながら「いいんだ、いいんだ。うちは十分楽しんでるから」と、言ってるらしい。日に焼けてたっぷりしたお腹、まわりで走り回る子供は、どこまでがここのうちの子かわからないけど、多数いるように思われる。勝手なイメージでは「カンザスの農家の親爺さん」。
s」なんちゃって、「そう気にすること
は、ないんだよね」と気持ちを伝えたつもり。■ 名物のトロリーバスを体験 戻る
時間は少し遅くなったが、やはり「せっかく来たんだから」有名なショッピングセンターにも行ってみたい。アラモアナ・ショッピングセンターは、TVや雑誌でよく紹介されるし、やっぱり覗いてみたい。
「車いす」だと伝えると「OK」と言ってオフィスに車いすの客が待ってると連絡してくれる。「後からリフト付きのバスが来るからここで待つように」というので、しばし待機。■ おかあは気力を絞って買い物へ 戻る
アラモアナ・ショッピングセンターは、確かにでかい・・・。確かに日本
人ばっか、確かにブランド店がいっぱい。そして、思った、うちにはヨーカドーとジャスコが一番て。朝の厳しいドライブに十分楽しんだ海水浴で、お店を見る余力がない・・・。歳末商戦なみの人ごみのなか、進んでいくエネルギーがない。ショウウィンドウに「逸品」が飾ってあるブランド店に入っていく気力がない・・・。
それから一階にホノルル・シティー・ストアというのがあって、公共機関のロゴグッズを売っている。そこで、恨みの「ホノルル・ポリス」のTシャツをぶうに買った…。まあ一つの思い出ね、苦いやつ。 ここの車いす用トイレは3階か4階にあったトイレコーナーがきれいだし広々して、今回の旅の中では一番だった。日本の障害者用トイレ式に完全個室だったのもここだけ。そのほかにも、小さな子供と入るトイレもあって、まるでトイレ見本市みたい。待ってる人用にソファーまである凝りよう。うちはここが一番くつろげた場所だったかもしれない…。■ Tシャツは「クレージー・シャツ」 戻る
帰る頃にはすっかり夜。お土産はあれだけでは足りないのだ…。とにかく今日しかない。DFSなら夜の11時頃までやっている。ぶうとおとうをホテルに帰し、おかあだけ親族のお土産のため夜のDFSに。ものすごく混んでた。たぶん帰る日ってみんないっしょなのかもしれない。土日に絡ませて遊びに来れば、帰りは木曜日あたりになるんだな、たぶん。だから水曜日は、ショッピング族が夜遅くまで活動しているのかもしれない。
Tシャツは「クレージー・シャツ」が気に入って親戚の家族やおとう、ぶう、おかあそれぞれの分を買った。草花やコーヒー、火山灰などから染色した布地の色がなんともいい風合いなのと、プリントされたデザインの種類が豊富でおもしろいので。■ 最後の夜は雷、突風、豪雨! 戻る
怒涛の3日目、眠たがるぶうを励ましながら洗腸を済ませて、ぶうはおやすみ。明日は早くに荷物を取りに来るので荷造り。トランクの多くのスペースを、ぶうの紙オムツが占めていたので、けっこう隙間あり。旅先でオムツの分、お土産が入るのよね、と二分脊椎ママ仲間が言う通り。