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栽培化が行われたのは 東アフリカ 高地と推測されている。
昔から 中尾佐助
によれば「 タンガニーカ
辺 [
1 ]
」及川一也によれば「 エチオピア
辺」に [
2 ]
野生するe.africanaが原種と考えられてきたが、後年シコクビエと同じ4倍体で染色体数2n=36の野生種がアフリカで発見され、 1994年
にシコクビエの亜種として これがゲノムの詳細な分析などによってシコクビエの原種であることが確定した。ただ、アフリカ起源はゆるがないものの、 2000年
に入り、 1960年代
から「交配しても不稔性の種ができる」ために疑問とされていた [
3 ]
その祖先野生種へ同じオヒシバ属で2倍体で染色体数が2n=18の最も近縁な
オヒシバが何らかの形で入っている可能性が示唆されている [
4 ]
。
トウジンビエ (唐人稗、は、 イネ科 チカラシバ属 に属する植物で、広く栽培される 雑穀 の一つ。
トウモロコシに似た 単子葉
草本
で、成熟すると高さ1 - 3m ほど、幅 5cm ほどの葉は長さ 1m にもなる 一年生草本
。茎にあたる稈(かん)は太いが高さがあるため倒伏しやすい。夏から秋にかけて先端に ガマ
に似た
直径数 cm、長さ 30 - 40cm の白い円筒形の穂を出す。穎果(えいか)は米粒よりやや小さく青みをおびる。穂は丸みを帯びたものや細長いもの、白い栽培種や黒い自然種などがある。 クロキビ
の別称がある。
インド
と アフリカ
で先史時代から栽培されており、アフリカ・ スーダン
地方で発生し、その後インドへ伝播したと一般に考えられている。最も古い考古学的記録は紀元前2000年のインドに見られるため、アフリカにおける栽培化はそれ以前であったはずである。起源は 熱帯アフリカ
に遡及することができ、品種の多様性の中心は 西アフリカ
の サヘル
地帯である。栽培はその後 東アフリカ
、 南部アフリカ
、そして 南アジア
へと広がった。
トウジンビエは、少雨、貧栄養土壌、高温という栽培条件に適している。高塩分の土壌においても生育し、 コムギ や トウモロコシ といった 穀類 が栽培できない地域において栽培されている。 ソルガム よりもさらに乾燥に強く、ソルガムの栽培できない地域でトウジンビエが栽培されることが多い。年間降水量が350mmから600mmにかけての地域で、トウジンビエの生産が最も多くなる。 [ 1 ]
高温多湿の日本では栽培例がない。
今日、トウジンビエの作付けは全世界で26000平方キロに及び、雑穀栽培の50pctを占めるに至っている。特に栽培が多いのは サハラ砂漠
南縁のサヘル地帯であり、 ニジェール
では最も生産量の多い穀物となっている。そのほか、 マリ
や ブルキナファソ
などでも生産が多い。
主に実を粉にして パン や クスクス などに加工したり、 粥 にして食用に供するほか、 酒 の原料にする。また、植物体や実を家畜や鳥の飼料に用いる。
近縁種に日本でも路傍などに見られる チカラシバ 、家畜飼料として利用される ナピアグラス などがある。
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