Neil Tennant は元々音楽雑誌の編集者だったらしく、もしかするとその辺りが関係しているのでしょうか。理詰めで考えに考え抜いたのでしょう、デビュー作とは思えないほどの完成度です。アメリカやイギリスで大ヒットした "West End Girls" や "Opportunities" に顕著な、ダンサブルなディスコ・サウンドにちょっぴり哀愁や翳りを絡ませたお馴染みの音が目白押し。さすがに古臭く感じるところもありますが、それを補って余りあると思えるほど良いメロディーが満載です。テクノロジーは時間と共にどうしても陳腐化してしまいますが、メロディーは古びません。それが未だに根強い人気を誇っている大きな理由のひとつではないでしょうか。