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2009.11.13
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カテゴリ: ★★★☆☆な本

どこにでもいる普通の人々、あたりまえの日常生活が私の周りで少しずつズレていく。してもいないミスをあげつらう“いい人”と評判の同僚。自分はアイドルの恋人だと言い張る子持ちの友人。顔も思い出せないのに恋人だと手紙を送ってくる男。狂ってしまったのは私なのか。それとも周りの人々なのか。現実と虚構の狭間から滲み出す狂気を描いたサイコ・ホラー。



<感想> ★★★☆☆

あらすじにあるサイコ・ホラーと 島村洋子 さんの作風が結びつきません

でしたが、とりあえず読んでみました。


さて、最初はフツーの人だと思っていたけど、つきあいが深まるにつれ

この人とはちょっと合わないかも・・ と思うことは時々あります。 それは

あくまで主観的な要因ですが、それに客観的な要因が加わると、 この人

ちょっとヘンな人かも・・
という考えに至ります。 主人公は、 この人ちょっ

とヘンな人かも・・



職場で自分の聖域を荒らされたと誤解する先輩OL。

芸能人とつきあっているという妄想を持つ年上の女性。

思い込みで付きまとう男。


それに翻弄される主人公のキャラクターは、島村さんの持ち味が存分に

活かされていますが、それぞれが持ちあわせる「静かな狂気」を描くさま

は、どちらかと言えば 山本文緒 さんのそれに近いものを感じました。 


ただ、これでサイコ・ホラーは成立しません。 

また、騙されちまったかもなどと思っていると・・・・・。

やっぱり怖かったです。


島村洋子 さんの違う側面を味わいたい方におススメします。






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最終更新日  2009.11.14 15:23:52
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