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2010.12.13
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テーマ: お勧めの本(7415)
カテゴリ: ★★★★☆な本


<感想> ★★★★☆

本書のタイトルになっているX橋は JR仙台駅 の近くにある実在の跨線橋。 

現在 は西側にビルが出来たのでYの形になっていますが、かつての形状

は>==<だったようです。 正式名称は 宮城野橋 だそうです。


さて、本書の主な舞台は敗戦直後のX橋周辺です。 現代でも東北地方

の中核都市である仙台ですが、当時この周辺は街の中心であると同時

角筈 (新宿・歌舞伎

町)ような雰囲気だったのではないかと思います。 


主人公は空襲で家族を失った17歳の祐輔。 そこに特攻隊の生き残りで

ある彰太、生きるためにパンパンガールをしている淑子を配しての青春グ

ラフティーといった展開です。 ハードカバー400頁はかなり長い作品で

すが、冒頭の空襲シーンからラストシーンまでぐいぐい引っ張られた私は

イッキに読んでしまいました。 


ご都合主義の展開や淑子のキャラ造りの甘さが気になりますが、当時の雰

囲気はそれなりに味わえるのではないかと思います。 


さらに個人的な感想をつけ加えるなら、メインキャストは私の父親とほぼ同

世代です。 この当時の状況を詳しく聞いたことはありませんが、父親はこ




この作品に興味をもたれた方は、 『懐郷』 という短編集に入っている

ガール』
からお読みになってもいいかもしれません。 

懐郷

懐郷

価格:500円(税込、送料別)








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最終更新日  2010.12.14 20:30:12
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