そしてYAMAHA FACTORY RACING TEAMとして参戦2年目の今年は、連覇に挑む。そうなると、当然のことながらライダー選択は昨年以上に重要さを極める。不動のエース中須賀のパートナーにだれを据えるか。そのひとりに、昨年のYAMAHA FACTORY RACING TEAMのムードメーカーとなったエスパルガロに白羽の矢が立った。「エスパルガロの居場所はすぐにわかる。いつも陽気で声が大きいからね。しかも走ればMotoGP™ライダーだけにとにかく速い。鈴鹿8耐を一緒に戦って、お互いをリスペクトできたし、レースを介して友人が増えました」とは、昨年の鈴鹿8耐を戦い終えての中須賀のコメントだ。そう、エースをいかに気分良く走らせられるかは、鈴鹿8耐にとっては重要なファクターのひとつで、エスパルガロを再び招致できたことは、YAMAHAの目指す連覇に向けて、ひとつ駒を進めたと言っていい。
こうなると俄然注目されるのが、第3のライダーであり、それはスーパーバイク世界選手権でYAMAHA YZF-R1に乗るアレックス・ローズとなった。ローズは今年、PATA YAMAHA OFFICIAL WORLDSBK TEAMからスーパーバイク世界選手権に参戦するが、昨年の鈴鹿8耐にはヨシムラスズキシェルアドバンスから参戦して5位に入賞しており、その戦いは心得ている。
今年は『鈴鹿8耐のタイトルを堅持する』ためのライダー選択を進めたYAMAHA FACTORY RACING TEAM。事前テストからどのような走りを見せてくれるか注目だ。
YAMAHA FACTORY RACING TEAM ■ライダー構成(2016年6月2日現在) 中須賀克行選手 ポル・エスパルガロ選手