The truth of pepper

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遠刈田（宮城）～赤湯、文殊様（山形）

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Sep 10, 2017

今までは草や木に隠れていた小道が現れ

昨日、その１本の道から突然出て来た人が話しかけて来たのです

それも片言の日本語で

どうやら信夫山の上に行きたいのに

スマホのマップを頼りにやって来たものの

道に迷ってしまったらしいのです

１番近い登り口まで一緒に行きましょうと歩きながら話をしまして

どこからいらしたのですか？と尋ねますと

返って来た答えは「中央アフリカ」だったのですが

正直、私は中央アフリカという国を知りませんでした

私の表情でそれを察したのでしょう

すぐに「カメルーンの隣なんです」と云われて

「カメルーンならサッカーが強い国ですよね」と私

（後で思えばかなりのうてんきな返事だったのです）

烏ヶ崎へ登って行ける道の所で「気を付けてね

又迷ったら電話して助けを呼ぶのよ」と云って別れたのでした

現在は東京に住んでいて、二本松の友達の所へ来たので

今日は福島に来て、明日は東京へ帰ると話していたのです

帰宅してから、中央アフリカを調べてみて分かったのですが

正式名を「中央アフリカ共和国」と云い、貧困と内紛で大変な状況で

今年の５月までに、４８万人もの人々が国外へ逃げていたのです

私は勝手に日本へは英語教師としてやって来られたと思い込んでいましたが

もしかしたら違うのかも知れません

今日の散歩道から二本松の方を眺めながら、福島で楽しい時間を

少しでも過ごせてもらえたかなぁ～と思ったのでした

信夫山を歩きだして２年ちょっと

彼が私に話して来た３人目の外国人です

☆ １人目の人　（２０１５年５月）

☆ ２人目の人　（２０１６年９月）