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空夢zone @ Re:海のヘンチクリンないきもの(05/04) New! 海の中にはとっても面白い生き物がいっぱ…
パパゴリラ! @ Re:海のヘンチクリンないきもの(05/04) New! ブロブフィッシュの動画がないのは残念で…
あきても @ Re:二足歩行(05/03) New! 皆 可愛かったこと覚えています^^ ティ…
moto,jc @ Re:二足歩行(05/03) New! おはようございます ペンギンは日本足で…
能天気なにゃんこ画像と駄弁のサイトです。
愛猫チャッピくん&ミミちゃん、ふたりが織り成す"ありえない"にゃんこワールド。
いったいどこまで迷走するのやら。だれも止められません。
May 4, 2024
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テーマ: 猫のいる生活
カテゴリ: カテゴリ未分類
陸上で生活してる生き物は約150万種類で、その80%が昆虫と云われてます。

現在は、恐らく1,000万種類以上の生き物がいると予想されてます。
なんせ地球の約70%が海ですから、そりゃあ多種多様にいるでしょうね。


そんな海の生き物で、これはと思うヘンチクリンな生き物をいくつかご紹介しましょう。

先ずはレッドリップ・バットフィッシュから。
レッドリップですから、赤い唇なんですね。
これは俗名で、ホントウは「ガラパゴスアカグツ」と呼びます。
名前の通り、ガラパゴス諸島周辺が根城なんですな。

体長は最大40cm ほどです。
アンコウの仲間ですから、上下から押しつぶされたような扁平なひし形の体をしてます。
それに深紅の口と突き出た鼻、そして細い

この足、実は高度に適応した「むなびれ」や「しりびれ」で、それを使って海底を歩くのに非常に熟練してるのですね。
その代わり泳ぎは若干ヘタクソです。
頭のてっぺんから伸びている鼻は吻(フン)で、その中には、アンコウの特徴であるイリシウム(誘引突起・疑似餌)と呼ばれる化学物質を放出する構造で、獲物をおびき寄せるために使われているものが付いてますが、普通のアンコウに比べて短くなっています。
The Red Lipped Batfish - Natural Born Thrillers
このレッドリップ・バットフィッシュは、水深約120m で生活してますが、もっと深い水深1,200m で生活してるヘンチクリン生き物がいます。
世界で一番「不細工な」生き物として有名な「ブロブフィッシュ」です。
このへしゃげた身体は水面に引き上げられたからなんですね。

硬い皮膚も強い筋肉もなく、水圧の力で体の形状を保っているのですが、深海では水面より100倍の圧力があるので、引き上げると圧力の変化で膨張し、このブヨブヨ姿になってしまうのですね。
ブロブフィッシュが高い水圧の中でも生きられる秘密は、体のつくりにあります。
普通の魚は浮力を調整するために浮き袋を持っていますが、ブロブフィッシュは持ってないのですね。

その代わり、ブロブフィッシュの体内には水分と脂肪が多く含まれています。
皮膚の下にある分厚いゼラチン状の肉のおかげで周囲の海水よりも比重がわずかに小さく、海底近くを浮き続けていられるのです。

水深400m ~800m で生活しており、日本近海では岩手県以北の沖合にいます。
デメニギスの頭は透明なドーム状の膜で覆われ、内部は液体で満たされているのですね。
頭もそうですが、目ん玉がまたオモロイ。
管状眼と呼ばれる筒状になっていて、軸を回転させることにより前方←→真上と視点を変えることができるのです。
通常は眼を真上に向けていて、上から差し込むわずかな光によってできる獲物の影を捉え、つかまえるのですね。

深海魚はお腹に発光器をもっていて、降り注ぐ光と同じレベルに輝度を調節することによって自身のシルエットを消しています。
これをカウンターイルミネーションと呼ぶのですが、デメニギスの目には特殊なフィルター状の器官を備えていて、獲物のカウンターイルミネーションを見破ることが出来るのです。
小魚やクラゲなど獲物を見つけると、双眼鏡のように管状眼を回転させて前を見るとともに、獲物を食べるために体を水平から垂直に変えるのですね。
New deep-sea sighting: The barreleye fish has a transparent head and tubular eyes
最後にナマコの一種「ウミブタ(海豚)」くんを。
体長約8cm ほどの小形のナマコです。
この子の特徴は脚のようにみえる大きな管足を持ち、それを水で膨らませたり収縮させて歩きます。
和名の「センジュナマコ」は、この管足が「千手観音」みたいと名付けられました。
この子は死んで海底に沈む藻類や動物を食べるのですね。
クジラのような大きな動物が死んで沈むと、腐ったクジラを食べるためにウミブタの巨大な群れがその周りに集まります。

興味深いのは、どういうワケかタラバガニの稚ガニがくっついている姿がよく見られることです。
その理由はまだ解明されてませんが、一説ではウミブタは皮膚から有毒化学物質を分泌するため、ウミブタの近くにいると稚ガニが外敵から守られると云います。





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Last updated  May 4, 2024 05:17:22 AM
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