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2008.07.15
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カテゴリ: 雑記
待ち焦がれていた、こうの史代「この世界の片隅に」中巻が、
先週発売されて、毎日のように何度も読み返しています。



この世界の片隅に(2)


第二次世界大戦中の、広島県呉市を舞台にした作品です。

この作者は映画化もされた 夕凪の街桜の国 が有名で、
こちらは広島の原爆を物語の中核においた作品なので、
すっかり戦争というイメージがあるように思います。


薦められなければそういうのを描くつもりもなかった、と、
なにかで言っておられた記憶があります。

時代背景として戦時中を描いているけれど、あからさまな戦争マンガではなく、
人の営みをあたたかく書き出す著者の作品が好きです。


中巻では、江波から呉に嫁いだ主人公に遊女の友達ができたり、
今は水兵になった同級生が尋ねてきたりと、
主人公を大きくゆさぶる出来事が起こります。
一見、平静としているようなのに、すごく切ないです。


何度も読み返しているのは、淡々と描いてあるので本気で読み込まなくては、
なかなか本質まで理解できない、例えるならば、
手で掬っても指の隙間からスルッと抜けていってしまうような作品だからです。


さりげない伏線を拾いながら読み込めば「そういうことか!」
と合点がいくような作品です。・・・うまく説明できませんね


また、私は呉市と隣接する地域で育ったため、方言や、
時代は違えど作品の中に出てくる情景のひとつひとつが懐かしく思いました。
灰ヶ峰から見下ろす呉市街地がとても美しいです。











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Last updated  2008.07.15 11:56:40
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