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は・・・ハマッタ・・・今更ですが・・・。花とゆめ連載中、高屋奈月先生の「星は歌う」!フルバ大好きだったのですが、この作品は読んでませんでした。 で、なんで今更テンションあがっちゃったかと言いますと・・・ ・・・オイコラ脇キャラじゃねぇかあああ!最新刊(8巻)のラブコメっぷりに殺られましたぜコンチキショー!!! 元々ちらちら立ち読みしつつ、「このお嬢様とホスト系付き人兄ちゃんの話になったら教えてね」って感じでしてw。ときめきました。そんりゃもうときめきました>▽<! そうです忘れていたあの感覚・・・「世界で一番大嫌い」の本庄さんと扇子ちゃんに感じたあの感覚///(分かりやすいわ!) 沙己さんは作中で、一番男前で無敵でセクシーです^^。迷わないって最強ですね。完全に出てくる漫画間違えてます。作品の影のコンダクターはこの人なのでは・・・?でも、実は個人的には一番感情移入キャラだったりします。自分を本気で捨てている所というか・・・「拾われた人生なんだから、どう転んでも儲けもの」みたいな。無心に誰かに尽くす自身を、遠巻きに見て楽しんでいる節があるんじゃないかな~。なんか・・・分かるかも^^;。 そんでもって聖ちゃんが可愛すぎる!ミラクルヒットです!天下無敵のお姉様かと思いきや・・・コンプレックスバリバリ純情お姫様でした!ひねくれてますが、自分の立ち位置と周りの方々の優しさはしっかり感じ取れる子です。我が強いようで、一度沙己さんに諭されれば素直に聞き入れちゃう所も可愛い=v=。大事にされてるのは分かるけど、「対等にはなれない」コンプレックスがあったのですね~・・・。 そりゃそうですよね。 先生への片想いエピソードもすごく好きです。確かに痛々しいけどw。何かが上手くいかなかったとき、明らかに自分のベクトルではない方へ走りたくなる時ってあります。そこから学べることもあります。 えーっと、・・・とりあえず意地っ張りで友達想いなお嬢にメロメロです!そんな聖ちゃんが素直になる場面が最高です。恥ずかしさでぐるぐる目で、告白というか半分八つ当たりになってる所が可愛すぎですv。 このカップルはどちらも妙に感情移入出来て良かった・・・! は!気付いたらえらく長文に・・・!脇キャラでどんだけ盛り上がってるの私・・・///!!流石フルバの高屋先生!こんなテンションですが、作品本編もちゃんとよ・・・読んでますヨ・・・!!!!サクちゃんの恋とか、作品のメインへの感想はまた後日アップします~^^。by妹
2010.06.29
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読み始めてしまいました・・・。『王家の紋章』(細川知栄子先生・月刊プリンセス)一度読んでみたかったんですよ~^^///ビバ!市立図書館!ほとんどそろってる!!タイムスリップの古代エジプト王家もの!おもしろいです~!現在でも連載中で、今は・・・五十数巻くらいまで出てるのかな??壮大だな~~;;でもなんか読めちゃいそう;;by姉
2010.06.26
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今日、実家から帰ってきました。 まずは写真・・・。実家に帰ったら、お庭がお花畑になっていました。ちなみに、生えてきちゃった雑草です。・・・ここ数年、この時期はこんなだったらしいのですが;そういえば、この時期に帰ったことあまりなかったかも。それと・・・帰りの高速・PAで見た空が・・・やたらと神々しかったです。空は・・・頻繁に見上げないと損ですね。 とりとめなく、今日買った漫画の話題を・・・。大学生の頃、1~14巻までは集めていたのですが、なぜかこの最終・15巻だけは揃ってらず・・・。で、最近「完結編」が出ていたのも気になっていたのですが、買っておらず・・・。高いんですよ、このコミック。一冊800円以上するんですもの!・・・なんですが、昨夜、実家で1巻からぱらぱらと読みまして・・・欲しくなってブックオフに行ったら・・・あった!しかも、「コミック(105円以外)全品半額タイムセール!」という奇跡のセール中;買うしかあるまい!『ごくせん』(森本梢子先生・集英社)仲間由紀恵さんのドラマ&映画で超有名な作品ですが、・・・正直、そちらは・・・あんまり見ていません;松本潤さんの出ていたPart1は・・・少しかじったんですが、そっから「あ、これ原作おもしろそう///」ってすぐに漫画の方に行ってしまって・・・。 *以下↓、最終巻のネタばれアリです。お気を付けください><* そんで、漫画を読んで思うわけです。・・・ドラマでは、一期の生徒たちは卒業し、違う生徒になっていると聴いて、ますます思うわけです。・・・沢田慎の片思いなくして、一体何を楽しみにこの作品を観るのかと。いや、すみません。2期のドラマとか、見れないのはそのためで;;いや・・・視聴率もそりゃあ良かったみたいですし、面白いんだろうなぁ・・・とは思うんです。・・・ですが、いや、沢田抜いちゃ、何の萌えが残るんですか『ごくせん』に。 とにかく、それくらい原作が偏ってるんです。だって・・・沢田慎、ヒーローでも生徒でも準主役でもなくて、主人公ですもん。・・・あ、で、ヤンクミがヒーローです。なんかもうそういう話なんで、今さら沢田なしの『ごくせん』と言われても・・・と;;すみません。要は大好きなんです、この原作が!!ユニークで落書き顔のキャラクターたちの中、一人画面の中で浮きまくる美形・沢田慎とか。(あ、落書き顔っていうのは雰囲気の形容です。絵自体はめっっっちゃくちゃスマートで上手ですよ!)一般人の高校生のくせに、ヤクザの間でヤンクミの実家・黒田一家の跡取りと噂されるほど神々しいオーラを放つ男・沢田慎とか。頭がいいのは知っていましたが、ちょっと勉強しただけで全国模試2位をとってしまう沢田慎とか。しまいにはクズ校と言われ続けた白金学園から東大法学部にストレート入学し、伝説となる沢田慎とか。↑この極端な感じが大好きで・・・。フィクションなんだから、こんな奴が居てもいいじゃないですか!極端万歳!というわけで、どんだけ沢田が好きなんだ、という感想でした。・・・いや、他のキャラクターも好きですよ!ヤンクミも、男らしすぎて色気なさすぎて・・・可愛いし。3年4組の愛すべき馬鹿たち!特にうっちーとクマは、本当にイイ奴!可愛い!ヤンクミの家族・黒田一家も大好きです。特に京さんがかっこいい・・・///先生仲間の中では、断然藤山先生!なかなか繊細で懐の深い方で・・・いい女でした!みんな魅力的なんですよ~><!本当に!ただ、この作品を読む上で、沢田のファンになるのが、いちばん幸せな読み方だろうな・・・と。・・・というか、沢田の話だったよね、と。 完結編は、想像していたよりずっとラブラブでびっくりしました///よかったね沢田!・・・ヤンクミが顔に落書きされたままなだれ込むラストのラブシーンは・・・絵的にシュールで大好きでした。ごくせん、大好きです~!by姉 追伸です。拍手コメより、15万ヒットへのコメントありがとうございました><!なかなかREコメもしない、コミュニケーションベタですみません~!こんなふたごですが、これからもよろしくお願いします!
2010.05.30
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先日は絵チャ会に参加してきました!楽しかったです~!皆様本当にありがとうございました><! ・・・何故か私のパソだと絵をキャプできないので、他の方の記事からこっそり拝借してから記事アップ予定です。(←おい) さて。先日の記事に続きましてこの漫画の話題・・・ 「本屋の森のあかり」 ・・・妙な所にクリティカルヒットしました。のだめを読んだときのような、「これは凄いから絶対面白いから!」と人に勧めたい漫画ではないんですが・・・なんかずっとエンドレスリピートです。読めば読むほどドツボです。ぬけだせません。 レビューを見ると「メガネ男子」やら「ほのぼの系」といった単語が出てきますが、そんなにキラキラもほのぼのもしていないような・・・;。主役の方々、かなりパワフルで仕事人ばかりです。当たり前のように現状を改善しようと動き出すあたり、憧れます。特に二巻以降。巻を増すごとに面白くなってます!・・・というか、一巻だけキャラの精神年齢が低いような・・・(いえ、いーんですが)W。 5巻の「三角関係突入?」のあたりから読むテンションが上がりまくっている事実に、自分の趣味をうかがうことが出来ます。 緑君好きなんですよ。格好良すぎじゃないですか緑くん!おそらく読者の9割方の女性が、寺山さんより緑君派じゃないかと・・・W。仕事出来るし頑張り屋だし、実のところめちゃくちゃ気使い屋だし、黙っていれば皇子だし! あかりさんとの持ちつ持たれつの関係も大好きです。絵になるお二方です。ほら名前も!みどりとあかり って・・・お似合い過ぎでしょう・・・! もうあかりさんと緑君との恋物語が始まっちゃえば良いじゃ~~ん!!! ・・・とは、思えないこの漫画。 仕事漫画ではなく、やっぱり最終的には少女漫画!ヒンツェルマイヤーさん、バラの乙女さんが待ってます。迎えに行ってください! 寺山さん、バラの乙女が誰なのか、もうしっかり分かってるんじゃないですか~! 海外転勤って何ですか~~っT△T!(←kiss最新号を立ち読みした模様)諦めんなぁああああ辞めんなぁあああガンバレェええ! あかりさんも、乙女の扉を閉じてないで素直になりましょうヨォ! あの本の森に入っていけるのは、あかりさんだけなんですよ~!一巻の表紙が全てなんですよ~~!! ああやきもき。次巻も楽しみです///^^。BY妹
2010.05.24
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ずっと気になってたKissコミックスの「本屋の森のあかり」(磯谷友紀先生)6巻まで読みました! ・・・すげーや、ヒーローズが両方ともメガネとか初めて見た^^。それにしても似せる気ゼロの絵でスミマセン;。 入社3年目にして須王堂書店東京本店勤務となった高野あかり。そこで待ち受けていたのは愉快で切れ者揃いのスタッフ。そして本に恋する優男・寺山副店長と同期の毒舌出世株・緑くん・・・ ーはい、大好きです!嫌いなわけ無いじゃないですかこんな設定///!胸キュン万歳! 毎回有名小説・童話の一説と物語が関わってきたりしますが、本を全く読まない私でも大丈夫でした。読みやすいです。本屋さんで頑張って働く女性も男性も素敵です^^。 ヒーローはどっちも格好良いので、寺山さんルートでも緑くんルートでもどっちでもかまいません!!(↑何の話!??) 私的には、あかりさんには一年といわず、しばらく支店のほうで頑張ってほしいな~なんて。名古屋支店のほうができあがって無くて、人間も魅力的なので・・・^^。 そして寺山さんをめいっぱい焦らすのさぁ!! 7巻は6月発売だそうで・・・・・・買っちゃうなぁ、コレ。 by妹
2010.05.20
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一気読みしました!『闇のパープル・アイ』(篠原千絵先生・全12巻)篠原千絵先生の作品では、『海の闇、月の影』『蒼の封印』『天は赤い河のほとり』などの長編は読んできたのですが、超有名なこの作品は、まだ読んだことがありませんでした。この間図書館に揃っているのをみつけて、ウキウキと借りてきていたのです~。さてさて。高校一年生の倫子は、父親、妹と三人家族。二つ上の幼馴染・慎ちゃんとの関係が気になる・・・そんなありふれた日常が、ある日一変する。獰猛なヒョウへの変身と、その秘密を探る女学者の執拗な追撃。追い詰められていく精神と身体。どんどん居場所のなくなる倫子は・・・。 ...あぁ!って感じです。篠原千絵先生は、やはりこの作品が基本なんだなぁ・・・と思いました。『海の闇、月の影』『蒼の封印』なんかは、この作品の中にある要素を取り出して膨らました感じなのかなぁ・・・って。『海の闇、月の影』は、執拗に追われる恐怖・・・というか。 周りを巻き込んでいってしまう恐怖もですね。ただ、パープル・アイより「怖さ」が明確で。一番近い「影」が襲ってくる恐怖、明らかな憎しみが襲ってくる恐怖です。『蒼の封印』は、自分が何者か分からない・・・その不安定な部分というか。 そこがヒョウ人間と一緒だったかな・・・と。そこから全部始まっていましたので。とにかく・・・面白かった!!!本当にどうなるか分からないんですよ;まさかに次ぐまさかの展開だらけで・・・;でも・・・はい。あえて言うなら・・・慎ちゃんが凄かった。凄いカッコよかった。 ・・・でしょうか;いやいや、主役は慎ちゃんでしょう。ヒロインを愛しぬくのが少女漫画ヒーローの掟とはいえ・・・どれだけ寛大なんですか。 どれだけ尽くしてくれるんですか。彼が居るからこの作品は少女漫画なんだなぁ・・・って、そのレベルですよ。倫子ちゃんにとってはもちろん、麻衣ちゃんにとっても、きっといつまでもNo.1なんだろうなぁ・・・と;よく考えると、篠原先生の作品ってほとんど皆そうなんですよね。ヒーローだけ、もしくはヒーローとその身うちだけが安心感というか。少なくとも、私の読んだ作品は・・・皆そうだった気がします;いやいや・・・やっぱり面白かった!!篠原先生の入門書な作品だと思います^^。 by姉
2010.04.16
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こんばんは。今実家にいます。実家には幼き頃集めた漫画がたくさん。懐メロもとい懐漫落書き開始です^^。 この絵を真似しないワケがないじゃないですか。 この双子、ワガママ姫ひな子ちゃんとそれに振り回されるるう子ちゃんがやたらリアルでよいです^^。 隣人は人気アイドル俳優!乙女の夢にあふれた少女マンガ。実家に帰るたびに開くぐらい再読率が高いですv。この辺の超マニアック少女漫画が分かる方、是非お友達になってください^^。気が向いたらその2もあるかもです。by妹
2010.04.12
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花とゆめで連載中 日高万里先生の「ベリーベリー」2巻ゲットしました! 何気に結構すんごく楽しみにしている少女漫画であります^^。 勝手にテーマ曲→ ♪恋するラズベリー BY田村ゆかり勝手にくるちゃんのテーマ→ ♪Snow Bird BY田村ゆかり ベリーベリーについて(BY姉)→ コチラ 妹は、日高先生の作品の中では、ダントツで「世界で一番大嫌い」が好きだったんですが・・・それとは違った良さがこの作品にはあるな~と。凄く丁寧につくってあるな~と^▽^。 1にトキメキ2にトキメク。ええもうとにかくトキメクんです! 笹ちゃんと歌さんのプリンスプリンセスっぷりに瞬間的に萌☆くるちゃんがナリナリに甘えられるようになる日を期待しすぎて萌★幸せと期待のダブルパンチです。ああトキメク///。 今のところ笹ちゃん&歌さん、くるちゃん&ナリナリの組み合わせしかないですが、いつかくるちゃん&歌さん、笹ちゃん&ナリナリの組み合わせも観てみたいですね~。どんな会話するのか知りたい。特にくるちゃん&歌さんのほうW。 それでは今日はこの辺で~^^。BY妹
2010.03.24
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にやにやしすぎて顔の形が変わりそうですどうしてくれるんだ風早コノヤロー! 姉が実家に戻ったときに読ませてもらおうと思ってたのですが...我慢しきれず買っちゃいました「君に届け」10巻! いやぁ良かったホント良かった。9巻読みそびれてて、いきなりの展開にびっくりしたけど良かった良かった!(オイ) 単行本一冊分丸々使って愛を叫びまくってました。そして告白飛び越えて半分プロポーズになってました。 風早...恥ずかしい子!!(ガラスの仮面風) そして爽子ちゃんが可愛過ぎる...!誰かに期待したり束縛したり。欲を表に出すのが一番苦手な娘さんですが、精一杯自分の気持ちを伝えようとしている姿が、健気でなんかもう...T▽T///。 今まで数々の少女漫画を読破していますが、このカップルに今度どうやって波風を立てるのか...全く展開が思いつきません^^;。最終的には進路の話とかになるんでしょうか? それにしても椎名先生は絵が上手。このストレートな話がここまで面白いのも、緊張感や力み具合まで表現してしまう画力あってだと思っています。 そしてときめきにまかせた勢いの産物↓ なんか中途半端な構図=v=;。 BGMはアニメED「片想い」です。片想いってなんでしょうか。初っ端から両想いだったのにw。 これからは周りの子達の恋模様も描かれたりするのでしょうか。個人的には、ちょっとくるみちゃんを気にしてるっぽい健人くんがめちゃくちゃ気になります。 くるみちゃんには、是非是非風早くんも真っ青のナイスイケメンをよろしくお願いします^^。(ちなみに勝手にくるみちゃんのイメージソングにしている曲→こちら 声優さんつながりでW) なんか久々に、銀魂以外で流行のフレッシュな記事をupできた気がします・・・(感動)BY妹
2010.01.27
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pixivの中で凄く素敵なイラストがあり、構図を真似したくなりましたの一枚。無駄にでかくてスミマセン;。 樹なつみ先生の初期短編「トランシルヴァニア・アップル」よりヒーロー・ヒロイン。絶対誰も分からないです^^;。(→作品に関してはコチラでちょっと紹介してます。)いーんだいーんだ、そーゆーブログなんだ。 ちなみに私は昔からおかっぱヒロインに弱いです。セーラーサターンしかりるろ剣の燕ちゃんしかり。銀魂だと幼少期お妙さんがおかっぱですね。ときめいて仕方ないんです実は。 ・・・話がそれました。銀魂だと、どーもこうしたラブラブカップル構図が描けないのでたまにはw。by妹
2010.01.20
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こんばんは。 姉に倍もする値段の車を買われた妹です。なんだ新車ナビ付きってお前! ・・・さて、気を取り直して漫画感想をば^^! 「彼氏彼女の事情」で有名な、LALAの大御所作家さま・津田雅美先生の初期短編集(文庫版)「ブスと姫君」読みました~。実は「カレカノ」、読んだことなくて。読みゃ絶対はまることは分かっているのですが、なかなか手が出せず。ブックオフで短編があったので、この機会にと。 行っちゃうだろうか あきれてこのまま行っちゃうだろうか それで終わっちゃうだろうかうううーいやだなそりゃあ そんなのいやだなああーっっ ・・・目眩をおこすほどときめきました。。。BGMは、カレカノのテーマ曲♪あなたがいてよかった でしょう!(姉のこの曲へのラブコールは→コチラ) 粒ぞろいの短編集なのですが、失神したのは表題作。鎌田嬢が可愛すぎる・・・。姫じゃ。あんたはほんまもんの国宝級のお姫様じゃ!「男子」という存在でしかなかったヒーローが、だんだんキャラクターを持ち始めるのも素敵です。 あと、モノローグというか・・・台詞がすごく印象的です。 機嫌がいいときはすごく女の子~なモノローグ。自己嫌悪に陥ってるときは女の子らしさ失わない程度に廃れた言葉遣い。気分によって、七色変化のヒロインたち。 「内なる自分と外なる自分」、この作者さまの根本的なテーマがはっきりと出ている初期短編のようです。・・・カレカノも読みたいなぁ・・・^^。BY妹
2009.11.29
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「じゃあはじめちゃんかなぁ・・・」 「"じゃあ"と"かな"は禁止!」「はじめちゃんが一番!」「ー合格!」 今日の朝、「あ、帰りにのだめとたまはじめ買って帰ろう!」と思ったことを、帰りがけに寄ったブックオフで気がつきました。・・・まぁ、明日でいっか^^;。 先日立ち読みして再熱。一度売り払った漫画を買い直すという愚行に走ってます。渡辺多恵子先生の、「はじめちゃんが一番!」です。 女子高生且つ家事全般を引き受ける肝っ玉姉さん、且つスーパー五つ子アイドル「A.A.O」の姉兼付き人、岡野はじめ。恋に仕事に勉強に、全速力で駆け抜けます!!・・・みたいなお話でしょうか^^。 正直な所、はじめちゃんが・・・可愛くない!!外見どうこうではなく、口は悪いわ暴力的だわ思いこみは激しいわ。家計のやりくりの都合は分かりますが、それにしても・・・せこい;。弟たちに対する暴言も、私的にはアウトだなぁ・・・と思うほど辛辣なんです。 ・・・なんですが!! はたしてその実体は、誰かを支えてあげるためにとことん尽くしちゃう、無敵の女神(アイドル)だったりするのです!そんなはじめちゃんが最終的に選ぶ王子様は・・・・・・はじめちゃん、やっぱり世話焼きたい性分なのね///^^。でもって実は賢い男だからペース乱されちゃうしね。なぐさめられちゃうしね。そりゃ惚れるわね。 結構アクの強い作風なので、苦手な方もいるとおもいます・・・が、なんやかんやで大っっっ好きな漫画です^^。絵、めちゃくちゃ上手ですし!(真似しようとしてたんですが、途中で諦めました;)五つ子ちゃん可愛すぎるし!!(五つ子ちゃんの中だったらあつき君となおと君派///)恋愛に関しての、私的セーフ&アウトの境目を色々考えさせてくれる作品です^^!by妹
2009.11.28
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今日は休みだったんですが・・・洗濯して、掃除して、ブックオフに立ち読みに行って・・・少女漫画気分だったので 「恋愛カタログ」の種ちゃんと隆司君のシーン。何度観ても可愛い(隆司君が)/// 「高校デビュー」は全体的に。・・・ヨウの妹のあっさ、凄い好きなんですがw。 何気に立ち読みで狙っていた「ナナコロビン」の最終巻が!やった!←(だから買えよ) 「ときめきトゥナイト」のなるみちゃんとリンゼくんのシーン。・・・いかんときめく。 「マーマレード・ボーイ」を真面目に。トキメクけどやっぱとんでもないなぁ^^;。 「山田太郎ものがたり」のよし子ちゃんと御村の兄ちゃんのシーン。よし子ちゃんの可愛さによろめく漫画。 「はいからさんが通る」・・・すごい好きなんですが・・・あのさやっぱさ・・・編集長のが良くね!?? ・・・失礼いたしました。 「はじめちゃんが一番!」 江藤さんが好きで・・・///。男女問わず甘えっ子キャラに弱いんです。なんで売っちゃったんだろう・・・。でも・・・これ納得してないんですよ私!ラスト、はじめちゃん・・・まだ江藤さんの一番になってないやん!! ・・・と。江藤さんに、「瑞希よりも、はじめちゃんが好き」って言ってもらわなかんでしょーがぁあ! 「風光る」 最近読んでないなー・・・。今展開どうなってるんだろう? あとは いくえみ綾先生の短編集とか。 「ベイビィ★LOVE」とか。 気付いたら・・・もう外は真っ暗。(そりゃそうだろ) やばい本当に死んでる私T△T!!とりあえず銀魂落書きでもして、生きてる証を・・・!!(↑その思考回路がすでに死んでる。) マジックペン一発勝負。 …ちょっと修正しちゃいましたが;。アニメ六角事件編が楽しみなので★ーと言いたい所ですが、このふたり位しか一発勝負する気になれなかっただけです。 基本少女漫画に出てきそうな華奢な体格しか描けない質なのでT▽T。それでは今日はこの辺で。by妹
2009.11.24
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以前描いていて、すっかり忘れていた少女漫画落書きを発掘しました。とりあえずupします~。 「学園アリス」の棗くん&蜜柑ちゃん&蛍ちゃん前って言うか2・3年前の落書きかもしれません^^;。樋口橘先生の「学園アリス」、すごく好きなんです!・・・なのに、今までこのブログでふれたことがありませんでした。設定がとにかく上手で面白いです。蜜柑ちゃんはプリンセスだし、ダブルヒーロー(笑)の棗くんと蛍ちゃんは格好良すぎだし^▽^。本当に小学生なのか君たちは・・・。(←それは言わないお約束)またいつかしっかりした記事UPします~。「いつもポケットにショパン」のきしんちゃん&麻子ちゃんこっちの記事で失敗したんで、もう一回ご両人にチャレンジしたんですがまた失敗しました。それでは今日はこの辺で~^^。 BY妹
2009.10.27
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先日の銀誕イラストに拍手の方からコメントをたくさんいただきました!ありがとうございます!! 落書きはたまってるんですが、記事を書く気力が・・・ゴホン!徐々に紹介させていただきます^^;。 「とにかくっ これからはこのメンバーで いっしょに住むんだからー・・・」 実家の漫画落書きその3です。98年からなかよしに連載され、2000年からNHKでアニメ化もされました。川村美香先生の「だぁ!だぁ!だぁ!」です。 中学生同居&宇宙人子育てパニックコメディ!(↑もちろんちょこっとロマンスあり)中学生の未夢ちゃん&彷徨くんが、UFOに乗ってやってきた宇宙人の赤ちゃん・ルウ君のパパとママ(もちろん仮の!)になり、奮闘する物語です^^。 なかよしっ子だった私たちは当然一生懸命漫画を読んでいたんですが・・・この作品・・・アニメが大好きなんです!!! 漫画では、どちらかというと美夢ちゃんは落ち着きのない女の子、彷徨くんは何でもできる、頼れるヒーロー!・・・って感じで、「子育てアリの少女漫画」なんですが・・・ アニメでは彷徨くん、結構年相応に崩れてます^^;。(↑基本しっかりした子なんですけどね;どっか抜けてるというか・・・)逆に美夢ちゃんは、物腰柔らかで大人っぽい美少女になっている気が。それで、二人がすごく「対等」なんです! 次々と現われる破天荒な訪問者達に、中学生独自の冷めたテンションできっちり対応。それでも二人とも寂しい幼少期を過ごしていたため、根底に「ルウ君に寂しい想いはさせたくない!」という熱いものを持っています。・・・もうこんだけ気があっちゃったら結婚するしかないですよお二人さん、うん^▽^!中学生夫婦万歳!あの身内感がたまらんです。(←銀魂につながる萌えポイントv) またNHK教育なだけあって、毎回教訓が入っていたり・・・真面目な部分が多いです。アニメの方は、「少女漫画ベースの子育て教育アニメ」だと思います。大好きだ!!!!!!(ちなみにお気に入りの「だぁ!だぁ!だぁ!」MADです。カプセル可愛い★→ こちら)あと、余談ですが主役の二人の声優が当時中学生!ーということでドキドキ第1回を観ていた記憶が。上手で役にぴったりで、感動したモノです。名塚佳織さんと三瓶由布子さん。 今や大人気声優さんですね^^。 あ、あとこの作品!サントラもすごく良いんですよ~><!!(→こちら) ちょこっとジャンプ&アニメ銀魂感想!アニメ・・・銀さん・・・痛そうでなんかあんまり観てられなかったです・・・T▽T。 というか、月詠さん、次回こそは描きます。 どんなに銀さん格好良くとも描きまッス! 月詠さんが活躍する話って、銀さんが無駄に格好良いので なかなか彼女を描く機会に恵まれない気がw。 ジャンプ・・・可愛いv とりあえず、神楽ちゃんにずっと歌舞伎町に居る気があるのが 分かって嬉しい限りです★(←パピーには申し訳ないですが・・・)ーホントにちょこっとですね;!!! ・・・今回はこの辺でT▽T。by妹
2009.10.13
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昨日だけで実家にある漫画落書きを5枚ほど描きました。最近銀魂絵しか描いてなかったからなぁ・・・なにか溜まってたんでしょう。 「・・・きいておどろくがいい うらぎり者の娘よこれこそは屋敷ムサシ生涯の最高傑作パパにかわって おまえを守っていく男だ」 97年なかよしに掲載されていた小坂理恵先生の「とんでもナイト」です! この先生には前々から到るところで愛を叫んでたワケですが・・・(→姉からのラブコールはこちら) わたしからも熱烈ラブコールをば!おすすめ少女漫画ベスト10をきかれたら、是が非でも入れたくなる名作です! 科学者の娘・カンナとボディーガードロボット・小次郎の恋物語です。ロボット相手にときめいたりイライラしたり。ホントとんでもないですね;。 しかーし!「やっぱり人間とロボットなんて間違ってるよ・・・」なんて一般論的で安直無難に終わる漫画じゃありません。 「・・・そうよ 最初からおかしいのよ美女と野獣どころか美女と合金なんだもの そりゃおかしいわよ!!でもねえっ だからこそ この落差をうめるにはあんたは人間の百倍くらいがんばって光り輝かなきゃいけないのよ!それをワケのわかんないことで うじうじうじうじしやがってうぜぇんだよ!このくされ合金野郎!!」 (BYカンナ) 誰が凄いって、ヒロインのカンナちゃんが凄いんです。言いたいことはズバッと言う、元気な娘さんなんですが・・・幼い頃からロボットにふれていたためか、ロボットを一人格としてすごく尊重するんです。人一人と接するのと全く同等に、笑いかけたりお礼を言ったりかばったり。なかなか出来そうで出来ない事だと思います。「人間」として愛されることで、小次郎君もどんどん「人間の男の子」になっていきます。 この作品のラストに全くつっかえるものが残らないのは、カンナちゃんが「ロボット」という事実に、何の疑問も罪悪感も抱いてないからに他なりません。 いやぁ・・・名作です。 もちろん小坂先生特有の個性的なキャラクターや、設定を活かしたシュールギャグも光ってます! 未読の漫画好きの皆様、是非是非手にとって見てください><!!そして講談社さん、完全版なんて贅沢言わないんで、文庫版だしてくださいT▽T!!!BY妹
2009.10.08
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長らく放置してしまってすみません><。連勤で疲れ果てておりました;。 今久々に実家にいます。 昨晩から少女漫画爆読開始~♪ 「待っていてナタリー ぼく うんと急いで大きくなるよだから誰の所にもいかないで ぼくを待っていてナタリー」 一条ゆかり先生の名作「砂の城」。またとんでもないもん引っ張り出してきました;。 いやいや、これがあの「りぼん」に掲載されていたと言うのですから・・・。この先生の他の作品はほとんど読んだことがありません。母親の嫁入り道具だった「わらってクイーンベル」を読んだ程度です。 最初、あまりの展開に「えええええええええええええええ"!!!!!?????」と大絶叫。しかしその後が・・・設定だけきくと「おかしい!」と思ったのですが、読んじゃうとそんなこといってられません。ナタリーとフランシスに感情移入しっぱなしで、もうどうしてイイやら。至ってごくごく自然な感情の、必然的な純愛だと思います。容姿端麗成績優秀、誰もが憧れる天使の少年・フランシスはとにかく一途でけなげ!そしてナタリーさんが、ずっと少女のまま美しくて儚い><!!!やっぱ名作だな~とぼくは思いました・・・・・・あれ?作文? <近況報告>姉が引っ越しのため、何週間か非ネット生活に移りました。(↑ちょっと移動の多い仕事なんです;)しばらくは妹一人でのろのろ運営します^^。(by妹)
2009.10.07
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暇な休日恒例、漫画の大量買い&爆読。昨日はこんなの読んでました。↓『日出処の天子』山岸涼子先生(文庫全7巻)『ディアマイン』高尾滋先生(文庫全2巻)『らせつの花』潮見知佳先生(2・3巻)『世界はみんなボクの為』斉藤倫先生(文庫3巻)『金太クンにご用心!』多田かおる先生(文庫全1巻)『闇は集う』松本洋子先生(1・2・4巻)『呪いの黒十字』松本洋子先生(文庫全1巻)『ゴールデンライラック』萩尾望都先生(文庫全1巻) ・・・全部1冊100円です^^。安くて読みやすそうなものに節操なく手を出していることがよく分かります; しかし、何故か半数以上が 愛憎オンドロ寺みたいな作品になっているのですが。何でだろう・・・!? 『日出処の~』は、タイトルだけは知っていたのですが、全巻が丁度そろっていたので。聖徳太子の新解釈?・・・というLaLa連載作。・・・何をもってしたら、こんな聖徳太子像が出来上がるんだ!?というのも探っていくと面白そうな作品です。日本画風?な絵柄も衝撃的。これが名作「少女マンガ」というのにも驚きました。 松本洋子先生は、80年代、90年代なかよし読者には馴染み深い作家様です。篠原千絵先生っぽいサスペンスが主なのですが、エピソードやキャラクターの表情がとても繊細で、何故かとても愛せます。本当に上質漫画だと思います!他の作品もしっかり読んでみたいな・・・。 by姉
2009.09.01
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昨日は珍しく、土曜休みでした^^!・・・漫画買ってきて漫画読んでたら終わりました。↓そりゃあこの量じゃな;;最近読みたかった作品や、ずっと探していた単行本も手に入って大満足! ・セキホクジャーナル2巻 ・レッツバリボー!(全1巻) by小坂里絵先生探し続けていた「セキホク第2巻」ついにゲット!「妖怪ワカレガサ」の話がお気に入りです^^。ふふふ。これで小坂先生の単行本は完読です。・・・まだ単行本になっていない名作を、単行本にしてください。 ・黒博物館スプリンガルド(全1巻)・暁の歌(短編集) by藤田和日郎先生この二つも読みたかったんですよ~!「暁の歌」は妹のが先に買って読んでて、「今度会うときにあげるよ」といわれていたのですが・・・;;ごめんね。見つけたら我慢できずに買っちゃった☆どちらもやっぱりすごく面白かったです~!「暁の歌」は、「夜の歌」に比べると凄く感覚的だよ~、と妹に聞いていたのですが、・・・確かに、納得です。やりたいことを吐き出している作品が多いなぁと思います。自然と、「毒気」の強い作品になりますね。こちらはこちらで、大好きなんですよ。お気に入りは「空に羽が・・・」と「美食王(ガストキング)の到着」。「スプリンガルド」もドキドキしてすごく面白かったです! ・僕の初恋をキミに捧ぐ(4~12巻・完結) by青木琴美先生以前3巻まで買っていたので、ラストまで買って読みました。立ち読みでガーっと読んだことはあったので、大まかな概要は掴んでいたのですが、しっかり読むとまた違いますね。しかし・・・この方の作品は本当に凄いと思います。なんでこう、冷静に読むことが出来ないんでしょうか・・・!?素直に泣けるのが本当に魅力的です。名シーンはたくさんありますが、一番好きなシーンは最終巻。逞くんが「繭と結婚させてください」って言うところ!(分かりやす!)あぁ、ここに向かうための話だったんだなぁ・・・と思って。「結婚」と「未来」を念頭に置いているからこそのこの重みですね。全ての少女マンガが「結婚・未来」を踏まえている必要は全くないと思いますが、キャラクターの人生軸を感じさせ、ぐさーっと来る要素の一つ・・・ですよね。いやいや、名作です!! ・世界はみんなボクの為(1~4巻・以下続巻) by斉藤倫先生94年?の別マ作品。タイトルだけは知っていて、以前から気になっていました。世界はみんな自分の為に回っている!・・・と思っているような超お調子者・季一くんが、いちばん近くにいるはずの幼馴染・つかさちゃんを振り向かせたくて振り向いてもらえなくて奮闘する・・・というお話。このテーマ自体が凄く好きです。まだラストまで読んでいません。読みたい~~><!でも中古屋2軒回って、ここまでしかなかったんですよぉ。・・・探すぞ!! ・・・ふう。充実した休日でした^^。By姉
2009.08.02
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ここのところ馬鹿買いした少女マンガの数々です。↓「愛があればいーのだ」文庫全1巻「かの人や月」全3巻「君の歌がある」全3巻「子供の庭」全2巻「バラ色の日々」全5巻「バイ・アンド・バイ」全1巻「いくえみ綾THE BEST2 ファンタジック長編セレクション」全1巻↑Byいくえみ綾先生「有閑倶楽部」文庫1~3巻 By一条ゆかり先生「おばけたんご」全1巻 Byくらもちふさこ先生「紡木たくTHE BEST 読みきり作品集1」全1巻 By紡木たく先生「僕の初恋をキミに捧ぐ」1~3巻 By青木琴美先生「らせつの花」1巻&4巻 By潮見知佳先生「空色海岸」全6巻 By山田南平先生 なんかもう・・・少女マンガ~~! 少女マンガを読ませてくれ~~!!という禁断症状に襲われまして・・・。 このとき丁度、手持ちが5000円札一枚だったんですよ。・・・で、目いっぱい買って、これだけで4900円。 中古本漁りにおける大人買いは本当に性質が悪いです;; 集英社大御所作家様の作品が主ですね。 全て読みきったわけではないのですが、今のところ一番のお気に入りはこれ。いくえみ綾先生・「愛があればいーのだ」主役の由輝くん(21)は、ふにゃんとしていて、やさしくて。テレビ局のADとして働く、一見包容力のありそうな青年ですが、一人の女の子以外、結局最期はどーでもよくなってしまう。女優になった高校時代の同級生「ミツコ」を探して探して、そこにしか向かえないんです。出だしで、お酒を飲んだ由樹くんが「酔えない体質」だと言っているのですが、作品自体が「ミツコ」に酔った酔っ払いの物語です。いやこれはもうホント、 めちゃめちゃ面白かったです!! 文庫1冊で完結とお手軽なので、興味のある方は是非><!By姉
2009.07.18
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漫画感想が追いつかない・・・くらい読みまくってます;;↓ 赤石路代先生・『P.A.-プライベートアクトレス』(小学館・文庫全4巻)その昔・・・まだ小学生だった頃、榎本加奈子さん主演のドラマを全部観た覚えがあります。その原作です。お嬢様学校に通う小早川志緒。彼女には誰も知らぬ仕事があった。妻子もちの大俳優&大女優から受け継いだ天才的な演技力で、日常の中、どんな人物でも演じてみせるプライベート・アクトレス!死んだ娘や母親から、婚約者や会社員の不倫相手まで。様々な舞台で、現実と虚構の入り混じったドラマが繰り広げられます。この設定、小学生のつたな~い頭で、『なんて上手な設定なんだ!!』・・・と思った覚えが・・・;;いや、生意気なガキですねぇ・・・;;でも本当に。お嬢様の洋服もウェディングドレスも着物だって・・・うぐいす嬢も看護婦さんもなんでも有りじゃないですか!!それでいて、毎回人生レベルのドラマをくっつけることができますし。見応えって、自由度ってこういうことか!!・・・と;初めてそういったことを感じた作品かもしれません。漫画は、流石流石な面白さ&きれいさです。特に、魅せるものを確実に魅せるスマートさ・・・というか。必要なものが必要な場所で、ものすごく正確に出てくるんです。お手本みたいな漫画だなぁ///とすごく思いました。あとは・・・各エピソードに、 歴史や文学、大女優などの有名人物が象徴として出てきます。各話のタイトルが、「たとえばハイネみたい」とか、「ナイチンゲールはどこへいった」とか。・・・これが、最期のシメにいいんですよ。特にお気に入りが、2巻に収録されていた『だから赤毛のアンは嫌い』!!これが絶妙で!乙女チックな思考回路には程遠いクールな志緒ちゃんが、「大嫌い」と感情的に否定する『赤毛のアン』。アンの空想・妄想力・そして孤独に、自分が居るんですね・・・。う~ん・・・絶妙で大好きですw。赤石先生の他作品にも、手を出していきたいなぁ/// 柳原望先生・『お伽話を語ろう』 『1/100のないしょ話』(白泉社・LaLa・H5~)それぞれタイトルは違いますが、以下続刊?の『一清&千沙姫シリーズ』と呼ばれるシリーズです。この作品も「青のメソポタミア」同様、作品自体も先生も全く知らなかったのですが、・・・だってこのタイトルにこの表紙ですよ!ブックオフで一目ぼれして、「ゼッタイ好み!」という確信のもと読み始めました。・・・ふふふ★大当たり★大好きこれ!!戦国の世。 勢力を伸ばす安住の国から、隣国・加賀の国へ輿入れした千沙姫。しかし殿は、戦に出かけたばかりで屋敷にいなかった。不安に煽られながらも、まだ観ぬ夫を、屋敷中全てのものから、人から感じ取った千沙姫は・・・。 若殿さまと姫君はもうラブラブ。頭が良く優しい、信頼の厚い若殿・一清さま。「のんき、わがまま」と散々言われながら、様々な場所で格式の高さや優しさを発揮する、魅力的な千沙姫。何の問題もなく、二人は幸せに幸せに暮らしました。・・・でいいはずなのに、姫の実家・安住の殿様(千沙姫の父親)が勢力拡大・跡継ぎを手に入れようと、加賀の国へのアプローチを始める。・・・微妙な国々のバランスと、揺らぐ千沙姫の立場。二人は国を護り、平穏な生活を手に入れることが出来るのか・・・!?↑ここを詰めるのか!!やられた!!!・・・の一言でした;;だって・・・もう少女マンガ少女マンガのすっきりした可愛らし~い絵柄なんですもん。なんちゃって時代劇のベタベタ少女漫画だと思うじゃないですか!!かなり政治?を絡めた、複雑な話にしようとは・・・!!?やられた・・・!!で、また、立場や状況を全て理解した上で、両親への憧れ・・・乙女チックな恋を叶えようとする千沙姫が ・・・凄いんですよ!!「ああした方がいい、こうした方がいい」という周りの心配を振り切って、自分が本当に幸せになれるところで、最高の笑顔で笑うんです。個人的には、かなり衝撃的なヒロインでした。続きは『お伽話がきこえる』だったかな?文庫で出ているんじゃないかと思います。・・・探します。そして必ず読みます!!!by姉
2009.05.24
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倉橋えりか先生・『MAXラブリー!』(集英社・りぼん・全5巻) そういえば・・・倉橋えりか先生についてまだ語っていませんでした!りぼんでずっと・・・それこそ、私たちが小学生の頃にりぼんを読み始める前から活躍されている先生です。倉橋先生の作品は、その頃から集めていました。・・・なんかもう、大好きなんですよ><!特に・・・『シンデレラは眠れない』の再読率は異常なレベル;;『乙女チック戦争(ウォーズ)』も『ラブラブ・ショック』大好きだぁ///読みきりも、本当に可愛い話がいっぱいなんですよぉ////・・・王道。・・・ゲッテゲテの超少女マンガ!!そんな言葉が本当に良く似合う作品ばかりです。あぁ・・・なんと説明したらいいのでしょうか?このロマンを!!「全てが少女マンガに向かう」というこのロマンを!!「萌えポインツでのみ構成される」という、このロマンを!!!これはもう、少女マンガが体内に溶け込んだ人間にしかないロマン・・・なのかもですね;倉橋えりか先生の作品は、それでいて上手く説明できないのですが、「意外なところから来る」んです!この『MAXラブリー』は、倉橋先生の代表・最長の作品になります。中学二年・美人で人気者の時枝愛理ちゃんと、最高に気の合う親友・学年トップの佐原多樹くんの、『F』と呼ばれる謎の集団とのスクールウォーズ(?)!!主役の二人は、クールでやることが派手で、みんなの憧れの的・・・なのですが、個々ですごく強い反面、お互いへの依存率がめちゃめちゃ高いんです。なかなか他にないんですよね・・・こんな関係って。愛理ちゃんの「多樹がいないと死ぬ!」っていう感じとか。ラストの辺りでは、中学生で「間違いなく結婚しまーす☆」ってあっさり宣言しちゃうとことかw。何なんだろうなぁ・・・この魅力って・・・。やっぱり、 「少女マンガ」と向き合った作者さまの作品だからこその魅力なんだろうなぁ・・・。「護られる」というプリンセスロマンと向き合い、そしてもう一つ。「恋の仕方」と向き合ってこその少女マンガですね。「恋」をどれだけ「運命」にするか!それを描くのが恋愛もの少女マンガだ!!・・・というかw。どれだけ「恋」を演出するか。・・・二人の人間の「恋」に価値をつけるか、ですね。前世の悲恋物語をくっつけてもOKですし、もちろん、女の子自身の努力をめいっぱい描くことで「恋=運命」にしてしまってもOKです。女の子の身の上から、人間像、価値観を浮き彫りにし、その娘にしかない「愛し方」を描くのももちろんです。・・・今回はそのパターンですね。いやいやいや、面白いです!!少女マンガ最高です!!!改めて倉橋先生のコミックスを集めなおしてみようかなぁ・・・なんて思いました///by姉
2009.05.21
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『学校ホテル』(全2巻・白泉社・花とゆめ連載・モリエサトシ先生)今、花とゆめで『ラブシック』という作品を連載されているモリエサトシ先生。初連載の初コミックス・・・なのかな?今までも少しお名前だけは出していたのですが、作品について書いたことはありませんでした。大好きな先生ですw。モロに少女マンガなのですが、なんかいつも少し病的?というか。執着というか、絶妙な愛憎というかが溢れてて、そこにしかない、忘れられない物語がたくさんあります。その作風が、絵にすごくあってるんですよ~~><!何年も前から、花とゆめや別冊花とゆめに掲載されるこうした読みきりをすごく楽しみにしていました///。 この方の作品を読むと、 漫画いいな!くそ!大好きだ>▽<!!って、改めてなりますw。珠玉の読みきりを、早く早くコミックスにしていただきたいです! さて、『学校ホテル』。頼まれごとは笑顔で何でもこなす、聖人君子の優等生・天乃鳥子。彼女の元に、夜の学校で運営される「学校ホテル」への案内状が届く。そこは、昼間の自分とは違う、本物の自分で居ることが出来る癒しの空間だった。女の子が可愛くて、男の子がカッコイイ!王道ですが、ちょっとくせのある青春ドラマです。 この作品も大好きなのですが・・・まず語りたいのが読みきりについて!!各巻には一本ずつ読みきり作品が載っています。・・・で、特に二巻に収録されている『保健室の奇妙な住人』という読みきり!これがもう、異常なほど好きなんですよ~~!!花とゆめ本誌に掲載された作品なのですが、(確か、フルバの透くん&夾くんのラブラブイラストが表紙の号だった気がする)一度読んだときからメロメロになってた作品です。保健室の住人・来るもの拒まずな紳士・川端セイジ。彼には、唯一冷たく接する女子生徒が一人いた。血の繋がらない兄妹の歪んだ愛情の物語・・・です。これが好きで好きで。この号の花とゆめだけ、廃品回収でも捨てれませんでしたもん。タイトルが『保健室の奇妙な住人』で、それに対応して保健室の住人・「暴君・薬屋・紳士」が登場して・・・イケメンパラダイス的な話か!?・・・と思わせて?実はこんな話だったのかよちきしょお!!・・・という。なんか騙された気分なんだけど。騙すも何も、別に違うんだけど・・・なんかさ!・・・なんか、なんだこの胸のモヤモヤはぁ!いいもん読んだ!・・・とすっきり言えない、ハッピーエンドなのか?これ?頭にこびりついて離れないんだけど、どうしよう?!気付いたら開いてるんだけど、どうしようこれ?!・・・そんな作品です。めっちゃ面白いです><!! モリエサトシ先生・・・大ファンです!単行本、絶対買います!・・・だから・・・その、これまでの名作短編集を早く出してください~~~><!白泉社さま、お願いします!読んでない作品も、是非是非読んでみたいです~~!by姉
2009.05.18
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漫画漁り再始動ーーーー!!っていうか、別に中断もしていませんでしたが;自分で思います。これはもう病気です。漫画病。 なんか、最近読む漫画ってどれもこれも面白いんですよ!! 調子に乗って読みまくってますw。↓あ、全部少女マンガだ;感想をちょっとずつ。 川原泉先生『美貌の果実』(白泉社・文庫全1巻) 「森」っぽい題材?のものを集めた?のかな?な短編集です。読み応えを求めたときの川原泉先生!短編集一冊で、無限のコスモですw。お気に入りは、『大地の貴族』と『パセリを摘みに』。『大地の貴族』で、動物が人間化して話し合うシーン!大好きでしたw。やっぱり・・・なんか川原先生の作品は、想定外のところからパンチが来ますw。基本は王道少女マンガなんですけどね;・・・しかし、『架空の森』のインパクトは一体・・・。何ものも勝てやしません;;・・・なんだあれはw;; 吉田秋生先生『吉祥天女』(小学館・文庫全2巻) 吉田秋生先生は、『BANANA FISH』以外の作品は初めて読みました。名作名高い作品なので、どんな話なのかな~と以前から興味のあった作品です。うん。・・・すっごく面白かったぁw!!これはもう流石名作の貫禄!!という感じでw。吉田秋生先生の作品はまだ少ししか読んでいないのですが、いつも『性』というものを深く感じます。文庫の1巻の巻末で、香山リカさんが凄く分かり易く作品の解説をなさっていて、併読すると、「なるほど~~///」って感じでしたw。う~ん・・・うまく書けない;もっともっと色々詰まっていたし、色々感じたのですが;またじっくり考えていきたいです。・・・とにかくスリリングで、頭の痛くなるような名作です! 秋里和国先生『青のメソポタミア』(白泉社・文庫全1巻) この方の作品は初めて読みました。・・・実は、ブックオフでなんとなく手にとって、開いたら萩尾望都先生っぽい?きれい~な絵で、なんかすごく好みそうだったから買ってみたんですw。高度な文明の発達した惑星エンリルの王位継承争いと惑星・青・・・地球の文明創生期がリンクする、壮大な物語です。シュメール文明と、それに敵対する?アッカド王朝の創生時の誤解・・・というか、そこのすれ違い(第一部・第二部)が面白かったですw。この方の他作品も読んでみたいな~/// アルコ先生『ヤスコとケンジ』(集英社・4巻まで) 以前1巻だけは読んでいたのですが、その続きを読みました。とにかく女の子が///女の子が可愛いと思いますw。「ちんちくりん」という言葉がぴったりのヤスコちゃんも、恋する元レディースヘッドのお姉さんもw、なんかもう可愛すぎで・・・///こういった、アットホーム?なラブコメは、とにかくキャラクター全員の魅力が伝わってきて初めて「成功」・・・なんじゃないかと思っています。(キャラクターがその世界・人たちに囲まれて幸せそうなのが一番重要ですw。)女の子は可愛く、男の子はカッコよく!そこが徹底していて、読んでいてとても気持ちいいですw。やっぱりハッピーが一番ですから!・・・ドラマ化に際して、もう一巻発売されているのかな?そちらも是非読みたいです~///by姉
2009.05.13
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妹が以前描いた、 「時間を止めて待っていて」のダグラス&ミリアムですw↓ ひかわきょうこ先生についてーその1の続きです。 え~っと・・・;前振り長すぎです。ようやっと、ひかわきょうこ先生について!語ります。ひかわ先生の作品を最初に読んだ感想が、妹と私、二人とも「ありえない」・・・でした。先から語ってきた、漫画の製作段階。その「全て」が特化し、「詰まった」作品 だったからです。この作家様は、「ここがやりたくて作品を描いているんだ」・・・というのが、全く分からない。・・・というか、「全てが凄すぎる」んです。 ・まず、「作品」自体の取っかかり。ウェスターンな舞台を「コッテコテの少女漫画」に取り込むことだったり、「超王道少女漫画」をどこまで面白くするか、という、少女漫画への挑戦だったり。「あくなき少女漫画」。徹底したベクトルを持ちながら、作品ごとに様々なチャレンジをなさいます。・その上で、作品を作るための知識・資料が桁違いです。・・・おそらく、なんですが。描く題材とは、イメージではなく具体的にどんなものなのか。その題材は、今までどのような描かれ方をしてきたのか。(同題材の他作品)それを少女漫画にするためには、何を削って何を加えることが必要なのか。・・・全部詰めてあると思います。・お話は、連載を始める前からラストまで全ての流れが決まっています。・・・これもおそらく、ですが。作品の各タイトルが、その全てを表現しています。「荒野の天使ども」「時間を止めて待っていて」「彼方から」「お伽もよう綾にしき」・・・こんなにきらきらしてぱっと気を引くタイトルなのに、読み終えて分かること。「・・・あ、タイトルがこの作品のテーマだ。全てだ;;」・そしてあり得ぬ絵の上手さ。動く・魅せる・カワイイ・カッコイイ・硬い・柔らかい・重い・軽い・・・;この方に描けないものはきっとありません;・そして極めつけ。流れる流れる、光る光る!!これはもう、「とにかく一度読んでみてください!」としか言いようがないんですが;読み出すと、絵の配置?だとか、キャラクターの視線誘導だとか、風だとか、視線が面白いほど上下左右、誘導されていることが分かります。そして・・・やっぱり「緩急」!・・・ですね!白と黒、体感温度と心の温度が読むスピードをコントロールします。↑美しいとしか、言いようがありません!・・・で、光る。ときめく瞬間、何かがはじける瞬間に、「光る」。最終的に、ひかわきょうこ先生は製作段階の「どこか」というわけではなくて、作品中で描くこの「光」のためにここまでの全ての段階を詰めているのかもしれない、・・・なんて思ってたりします。とにかく・・・神々しく、ペカーーーっと光るんですって!だから、「ひかわきょうこ大明神さま」なんです^^; ・・・はぁ。訳がわかりませんね;;頑張ったんですけど;;やっぱり無理!ひかわ先生について語るなんて、まず、無理!!最後に一言。この方の漫画は、ありえません。漫画、全てを詰めると、きっとこうなります。漫画・・・特に、「少女漫画」が大好きな方!是非是非、一度拝読ください!!by姉
2009.03.06
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ひかわきょうこ先生「お伽もよう綾にしき 第5巻」をゲットしました! ひかわきょうこ先生は、ふたごの間で、「ひかわきょうこ大明神さま」の異名を持つ漫画家様ですw。先生ではなく、「大明神さま」なんですよね;長編ファンタジー・「彼方から」が一番有名な作品だと思います。そのひかわ先生の最新作。今巻が最終巻になります。いや~・・・何というか・・・一言で言うと、凄い;何が凄いのか、説明出来ないのが「凄い」。この作品について語る前に、ひかわきょうこ先生について語る必要があって、更にそうすると、「漫画」という媒体について延々と語る必要があると思うんです;;なので、真っ先に語りたい漫画家さまのはずなのに、ブログを始めて一年弱・・・今の今まで、ひかわ先生について語ることが出来なかったんですよ~;;今日は満を持して!ちょっとだけ挑戦してみます!! えっと、まず、漫画という媒体について!漫画とは何か?・・・と考えたとき、私は、「一人の人間が出来る物語表出媒体のうち、最高峰の媒体」・・・だと思っています。今はPC・ネットなどの発達で、漫画を越える表現が可能になっているかもしれません。・・・映像にしたり、音を付けたり。・・・ただ、やっぱり「成熟した媒体」のうちでは、まだ漫画が一番なのかなぁ・・・と思っています。私は漫画が大好きで大好きで仕方のない人間なのですが、何が面白いかって、やっぱり「一人の世界」なところ!・・・なんです。原作・作画を担当される作家様が違ったり、だとか、企画が編集部の方からあって書く漫画だとか・・・そういった漫画ももちろんたくさんあります。こういった作品は、どちらかというと、「限りなく携わる人が少ない映画」・・・のような感覚があります。当然ながら、一人で描かれた漫画作品より「詰まって」ます。やりたいことがしっかりしていて、起用する作家様の傾向と合致していたら、脚本・作画・作品自体のターゲットのねらい方・・・など、さまざまな見所のオンパレードになりますので。 これとは違い、一人の漫画家さまが、作品を描く。・・・つまり、やりたいことを決めて、資料を集めて、大筋・キャラクター・世界を設定して、脚本を書いて、見開きの紙に絵と文字で表現するための設計図を書いて、それを実際に表現する。↑一人でやるんですよ!それぞれの作業は、全く別物です。一つ一つ、どこもかしこも、詰めていけば、人生かける勢いでいくらでも詰めることができるんです。世の中には、脚本の段階までを突き詰める「脚本家」さまがいたり、絵を描く?もしくは、キャラクターを設定する際、着せる服・・・それを設定する段階のプロとして、「スタイリスト」さまがいるくらいなんですから!ただもちろん、全ての段階なんて詰めてたら、漫画の一作すら完成させることができません。・・・なので、作家様は「何がやりたいのか」を決めるんです。「ここがやりたい。製作段階のここをやるためなら、自分はいくらでも苦しむことが出来る。」という部分です。漫画媒体を読むうえで、一っっっ番面白いのが、「一人の作家様の描いた作品」は、作品自体から素直~に「ここがやりたかったんだ!」と伝わってくるところなんですw。一言で「漫画家さま」と言っても、とにかく絵が描きたくて・・・という方、脚本が書きたくて・・・という方、やろうとしていることが全く違います。銀魂の空知先生は・・・完全に「脚本が書きたいばっかり」なんじゃないかなぁ・・・と思います。ただ、先生は「映像」で考えてしまうので、映像製作で言うと「絵コンテ」の段階まで自分でやらないと、まず誰にも伝わらない。もし空知先生に、先生の意向を寸分違わず表現してくれる俳優さん、それを映像作品にまで昇華し、世に出してくれる機能、・・・これらが最初からあったら、先生はまず「絵コンテを漫画にする」までの作業はしなかったと思います。 ただ、「漫画」製作は表出段階まで、やりきらなければならないんです。話が作りたいばかりでも、絵を描かなきゃ伝わらないし、完成しないんです。製作活動における全ての段階を、 「人に伝えることが出来るレベル」にまで持ってくることが、「漫画」を「人に読ませる漫画」にする条件です。名作を生み出せるプロの方は、やっぱり・自分が一番やりたい製作段階をしっ~かり把握していて、・そこをやるために、他の作業段階のスキルを磨き上げていき、・更に、それら他の作業段階の詰め方は、 あくまで「一番やりたい作業をやるため」に設定します。銀魂・・・なんて、もろにそうだと思うんです。空知先生、いかに脚本~コンテを書く段階で、自分がやりたいことが自由に出来るか、初っぱなの世界・キャラクター設定から意識して、・・・というか、その為に作っていると思います。主体を、新選組(真選組)と新たに万事屋というものを二つ設定したり。これも・・・脚本を書く上での自由度を保つためだと思うんです。 えっと・・・つまり!漫画家さまは、一人でやることが多すぎる!なので、 大抵は「やりたいこと・自分に向いている製作段階を決める」!・・・これは、そのままその作家様の「魅力・売り」になります。他の作業は、自分の「やる気を持って取り組める範囲」で、自分の「いちばんやりたい部分」を 最大限活かせるような力点に設定する。↑これが漫画だし、制作者さまが、「商業漫画」としてファンに提供してくれるものの最高の形・・・だと思っています。 10000字制限に引っかかりました;その2に続く!! by姉
2009.03.06
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一昨日の夜、爆読した漫画です・・・。・・・だから、この量をなんで一日で読む必要があるんだ・・・!?っていうか、この間ようやっと溜め込んだ漫画を大量処分したばかりなのに・・・;性です。漫画を読んでないと、息ができなくなる性です。許してください。 「いろはにこんぺいと」byくらもちふさこ先生ついに文庫を発見!購入しました~~!探してたんですよこれ~~!///「いつもポケットにショパン」のすぐ後の作品・・・かな?幼馴染もの。くらもちふさこ先生らし~いヒーロー・ヒロインだなぁ・・・と思いました。そしてそして・・・もう、面白すぎ!トキメキとともにアクションがやってきて・・・気持ちの高ぶりに子どもの頃の遊びや記憶が被ってきて・・・ヒーローの視点になっているわけではないのに、主人公の女の子の「女の子らしさ」を発見していく・・・という不思議な話でした。・・・やっぱり、「クンちゃん」という小さい女の子!この子がいるからです。ラストが・・・よかったぁ・・・///くらもちふさこ先生の作品を読むたびに、「漫画っていいなぁ・・・///」と思いますw。さて~・・・これであとは、長編は「天然コケッコー」を残すのみ、かな?読むぞ~~/// 「トーマの心臓」「11月のギムナジウム」by萩尾望都先生萩尾望都先生の初期代表作と、「トーマの心臓」の元となる表題作を収録した短編集です。(7編の短編のうち、3編が双子ものでしたw。)「トーマ・・・」は・・・はい。えーっと・・・これについて書き出すと、どうしてもBLについて触れていかなくてはならないのかな~・・・と;は、正直なところ・・・大の苦手です;;・・・なんとなく、こういう作品だと知りつつ、それでも「名作」として名高いのは一体どんな作品なのかな~?なんて興味がありまして、手を出してみました・・・。・・・で、読んでみると、やっぱりすごく興味深かったです。・・・「トーマの心臓」は、ある意味で「同性愛もの」の「イイ部分」から入っている話なんだな~・・・と思いました。「同性」にすることによって、メンタリーな、「純粋無垢な愛」が描けるんです。トーマ少年の初っ端の「死」は、完全にユーリの「精神」に捧げたものでしたし。エーリクは幼い頃から盲目的に母へ捧げてきた思い・・・「愛」について考えていますし。ただ、これはやっぱり「異性愛もの・ロマンシズム」への対抗文化・・・なんじゃないかなぁ・・・と思うんです。既存の異性愛至上主義があるからこそ、それに反発するほどの「力」を示せるわけですし・・・。イヤ、実際は異性愛至上主義の方が近代の産物、というのはもちろん知っているんですが、・・・でも、近代以前に「一般的に全然普通だった同性愛」の流れに則ってこの作品が生まれた・・・とは、考えにくいと思うんです。そもそも、「11月の~」の時点では・・・これは同性愛もの?・・・ではないような気がするんですが・・・。明らかに意識して作り変えてる、そんな印象を受けました。あくまで・・・私は!です;全然違うかもしれないんですが;;なんとなくそう思いました。この作品が、「衝撃的な文化作品」だったのも分かります。・・・この頃の他の作品がどうだったのか、ということが分からないので、ただの想像なんですが。・・・ただ、やっぱり「何を描いているのか」について深く深く考えてある作品だということは、作品を素直に読めることから分かります。異性愛の恋愛ものにしてもそうですが、最終的に「名作」として入ってくるものは、「何を描いているのか」がはっきり説明できる、・・・というか、「それ」を描くために元から作ってある。そういう作品なんだなぁ・・・と改めて感じました。「11月の~」の短編集の方でのお気に入りは、「塔のある家」・・・「ポーの一族」のような時間の流れを感じました。「セーラ・ヒルの聖夜」・・・これは、男女の双子が可愛かった///ですw。 「中国の壺」by川原泉先生最近読みまくってる、川原泉先生の作品。表題作の他、「殿様は空のお城に住んでいる」「Intolerance・・・-あるいは暮林助教授の逆説」という中篇2編と、「かぼちゃ計画」という短編、その他2編の短編エッセイで構成されていました。・・・はい。めちゃめちゃ面白かったですw。お気に入りは、「殿様は空の~」と「かぼちゃ計画」。「殿様~」・・・は、江戸時代の大名を主役にした物語。川原先生の絵で「江戸時代の元気なお姫さまw」というのが可愛いったら///大名の生活の様子がしっかり説明されていて、歴史・風俗学習もできちゃいます。次は・・・「美貌の果実」あたりに手をだしたいな・・・///by姉 今日はこれから二人で出かけるので、夜の更新はありません^^。
2009.02.24
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昨日ゲットしました~~!「イタズラなKiss 多田かおるイラスト集」(集英社、別冊マーガレット特別編集、1995年)ここ数年、古本屋に行く度にずっと探していたイラスト集ですw。きゃ~~!ついに手に入れちゃいました~~!・・・最っ高!もうこれ、最っっっ高です!!イラストが大きいし!観たことのないイラストもたくさんあるし!!一枚一枚のイラストに、いちいちノックアウトだし><!!! 私の・・・音楽鑑賞の仕方は、両親(特に母)に散々毒されw、そして絵画鑑賞の仕方は、妹に散々毒されているのですがw、その妹が「上手すぎる・・・!天才だ・・・!!」とひれ伏し、リスペクトのあまり、こんな連作イラスト↓を描く程ですので・・・;;*イラストクリックで、各記事にとびます* 私は、線自体が何かを表現する力を持った時点で、それは絵だと思ってます。(・・・なので、書道も絵かな~・・・と。↑基本的に絵から入った奴の戯言ですので・・・。) 妹曰く、「多田先生の絵は、生きてる線、伝える絵の最高峰!」・・・なるほど~!確かに全然違うわ~~!っていうか、お前の描いたまねっこ連作との格の違いが面白いわ~~!(鵜呑み)「パワフルなのに、指の先までものすごく繊細なんだよ!ガッツから、女の子の可愛く見せたい!っていう向上心から、ムードある柔らかい緊張から、自由自在なんだよ!」・・・なるほど~!確かに、演技の端々から感じるのは「少女マンガ~~」ってパワーだよね~~!(鵜呑み)「その上で一カット一カット、 記号の如きまで洗練・デザインされてるんだよ!しかもおシャレに! いちいち、二人並んだフォルムがたまらん///」・・・なるほど~!確かに、一回観たら絶対忘れないもんね~~!そんだけ分かりやすく強烈に、意味を伝えるものなわけよね~~!(鵜呑み)「加えてマティスびっくりのこの色彩!無敵だ!」・・・なるほど~!確かにキレイで映えるもんね~~!ついつい目をやっちゃうよね~~!(鵜呑み)「なのに! 最終的にエンタメのためだけの、本当に自我のない絵なの!こっちに向かってくる、伝えるためだけの絵なの!凄いの!!」・・・なるほど~!確かに、ものすごいパンチでこっちに殴りかかってくるよね~~!でもそこに、自我は全くないよね~~!凄いよね~~!(鵜呑み)二人できゃーきゃー騒いでますw。 巻末には、くらもちふさこ先生始め、有名人の描く「多田先生」とか・・・あと、多田先生の「大好きな漫画ベスト10」が 手書きで紹介されていたりして・・・///くらもちふさこ先生の「おしゃべり階段」以外、まだ全然読んだことのない、60~80年代の漫画が紹介されていました。きゃ~~///!!探してみよw。 多田先生天才!!このイラスト集最高!!って感じですw。家宝にしますw。by姉
2009.02.23
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漫画感想を少々・・・。「甲子園の空に笑え!」(文庫全一巻・川原泉先生・白泉社)最近、非常に川原泉先生ってます^^。 (「フロイト1/2」について、「空の食欲魔人」について)この方の作品は・・・はまりますね~///なんか気持ちいいんです。恋してもローテンション。青春してもローテンション。九州の田舎にある私立・豆の木高校。新任教師の広岡真理子は、「若いから」という理由で弱小野球部の顧問を引き受けることになってしまった。やる気のなさとは裏腹に、何故か予選を勝ち進む豆の木高校。・・・そして、まさかの甲子園出場を果し・・・! この作品の他、「ゲートボール殺人事件」「銀のロマンティック・・・わはは」という、スポーツ関連の中篇が2本収録されています。「銀の・・・」は、フィギュアスケートもの。しかし・・・なんって気になるタイトルばっかなんだ;「ゲートボール」は少しまた異質な話でしたが;「甲子園の~」と「銀の~」は基本的に似ている気がしました。・・・というか、この方の作品の典型?ともいうか。・・・ローテンションの天才?たちの物語!!素質もあるし、散っ々努力もする天才達は、「頑張っている」自覚が・・・あまりなく;・・・というより、「努力するのが当たり前」という感覚なんでしょうね。そのうえで、「・・・あー きょうも運が良いといいね楽しいといいね幸せだといいね」って言えちゃうのが、凄い素敵だと思います。この言葉・・・というか、こうした考え方は、私はいちばん大切なことだと思っているんです。世の中、どんな状況だろうがどんなプレッシャーだろうが、楽しんだもの勝ちですので。・・・そんな理想のセリフが、すごく気持ちよく入ってくる作品です。面白いです~! 「銀の三角」(文庫全一巻、萩尾望都先生、白泉社)ひとこと言っていいですか?・・・むっづ!!難しいですってこれ!一言一句逃さぬようめちゃめちゃ頑張って読んでも、訳分かりませんもん!私の読解力は確かにない!よくいろいろ誤解してるし!読解力はない!・・・ないですが、ないにしたってこれほど分からない漫画作品も、そうそうないと思うんです。時間も空間もごっちゃごちゃで、結局何がなんだか?誰がなんなんだか?・・・さっぱりです。時空、空間、そして一人の人間の「迷宮」が重なり合って、そこでさ迷ってるものですから;;自分がどの迷宮で迷っているのかすら、まだよく分かりません;;これは巻末のあとがきにも書いてありまして、SF作家の方が「たいそう難解な作品で、一度よんだくらいでは、その世界設定すら容易に把握できないほど複雑に入り組んでいる」と仰っていました。この作品は1980~「SFマガジン」という雑誌に掲載されたそうです。時期にしても、成熟した「SFもの」の最盛期?なんでしょうか?読者、そして雑誌自体が、格別の「SF」に飢えていて、それを満たす、そんな作品だったようです。 読解力がもともと希薄な上、 SFにそうも免疫のない私には、あと5回読んでも話を正確に把握するに至らないような気がするのですが;;しかーーーし!!こんな貧弱な読解力をもってしても、こんなに意味が分からなくても、・・・面白かったんですよ///萩尾望都先生の作品は、読むといつも感じるのが「流れてる!!」ということなんです。「ポーの一族」とか・・・完全に「時間が流れてく」!あくまで「私は」なんですが、萩尾望都先生の作品は、一つのシーンをじっくり眺める、とか、読み手自身でスピードの緩急をつけて読む、とか、全然しないんです。しないというより、「出来ない」。画面に描かれた「流れ」にどんどん流されて、次!次!って感じで、ダーーーっと行っちゃうんです。この作品もそうで、意味も分からず、異空間をどんどん流されていきます。不思議な感覚なんですけど。意味が分からないのに、途中で読むのを止めようとか全然思わないんです。そうして流れていって、で、・・・ラスト!あるところである二人が邂逅するシーンになるんです。・・・一体この人たちは誰で、何がどう重要か全然説明できないのですが、とにかくハッとしまして、そしたら、画面もそこでパタッと、そしてホヤ~っとした空気になって、唐突に、 「この物語はこのシーンに繋がっていたんだなぁ~」 ということを理解するんです。・・・解ってないんですけどね;解ってないんですけど、それだけは分かるんです。面白いなぁ・・・不思議だなぁ・・・。もう一度、・・・一度と言わず、何回でも!読み直してみたい作品です^^。by姉
2009.02.10
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昨日一日、更新が出来ませんでした;;・・・妹がちょい死んでる状態なので・・・まあ、私も無理せずに行こうと思います。昨日の夜、読みました~!「フロイト1/2」(川原泉、白泉社)川原泉先生は、「笑う大天使(ミカエル)」などで知られる、白泉社の大御所漫画家様です。今回購入したこの文庫には、「フロイト1/2」という120Pほどの中篇?と、初期初期の短編6作が収録されています。面白かったーーー!! きゃほーーー>▽<!!川原泉先生といえば、 「哲学的な台詞回し」などが作風として挙げられています。本当にその通りで、いちいち小難し~い概念、数学の公式、哲学者・・・などを登場します。私自身は、(知識はないにせよ)そういった話を聞くのがイヤじゃない・・・むしろ好きなので^^。すごく楽しいし、なんか為になりそうな気がするし・・・///(↑実際には頭に入ってないので、為になどなっていない;) 川原泉先生の作品は、これまでに「笑う大天使」「バビロンまで何マイル?」・・・そして今回の、「フロイト1/2」しかまだ読んでいないのですが、その中で思っているのが、・・・なんか気持ちいい!(大抵、頭が良くて冷めた)女の子が、小難しい概念を引っ張り出して、あれこれ考える?のですが・・・実際難しいことをして?・・・といったら、そうでもないんです。哲学的思考・・・とか難しいことに感じますが、簡単に言うと、「ものすごく思考回路が重くて、思考が遅い」んです。・・・自分が何を考えているか、とか、どんな状態なのか、とか、そういったものを理解するのに、ものすごく遠回りするんです。・・・ここが気持ちいい!私も実際、そういう人間だから・・・?というか、そんなにすぐに自分を理解できる人間なんて、まず居ませんよね。あっれこれぐちゃぐちゃ考えて、いろいろ自分に言い訳して・・・結局最後まで、自分が何を考えているか分からないままだったりするんですが、・・・ちゃんと周りの人・読者には伝わる!!だからこそ、ヒーローは大抵、年上の、包容力のある人で、ヒロインをきちんと、本人よりも理解してくれる人です。また、社会的地位もしっかりした人が多いなぁ・・・と思います。ときめきも・・・ きちんと「未来」があって、安心して読める「ときめき」なんですw。 今巻収録作品の感想をちょちょいと・・・。・フロイト1/2 夢を共有する二人・・・運命的な話のはずなのに・・・;まった~りした、このテンションが面白いです!・たじろぎの因数分解 川原先生のデビュー作です。個人的に、タイトルから吐血もの!数学大嫌いの沙都子に、両親の再婚で数学教師の義兄が・・・。こんがらがった感情に「たじろいでる」沙都子ちゃんが可愛いです^^。・悪魔を知る者 タチの悪いツンデレ・ヒーローものww。・真実のツベルクリン反応 ・・・これ、無性に好きだったんです~!ビバ!少女マンガ!出だしの妙な感じが印象的で・・・///まったりカップルのまったりストーリーです。・花にうずもれて これも、上のツベルクリン同様、少女マンガセオリー万歳!な感じですw。花飛ぶ少女マンガw。・メロウ・イエロー・バナナムーン いろんな作風に挑戦されてたんだな~!という、SFチックな作品。・・・あ、でもこの方の作品は、基本SFっちゃSFなのかな・・・?意外な夫婦設定にときめきました~。・ジュリエット白書 ものすごーく美味しい?少女マンガの展開なんですが・・・;ときめきのシチュエーションで、ときめけない少女たち。 ・・・どの作品も、本当におもしろかったです!特に初期作品などは、どれも本当に「違う」ので、読み応えがありました~! 初期作品集はやっぱり、 先生の試行錯誤などを感じることができるので、面白いですw。また、「少女マンガ」度合いが高いので、とても読み易かったです。さて~。 他の作品にも、機会があればどんどん手を出していきたいですw。by姉
2009.01.14
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読み出しちゃった・・・ら、終わりです。 ラストまでノン・ストップ間違いなし! (↑読み出しちゃったんだね・・・。)「こどものおもちゃ」(小花美穂、集英社、りぼん)私達の世代で、この作品を知らないマンガ好きはまず居ませんでした。ドンピシャの世代です・・・私達・・・。この作品が読みたくて、「りぼん」を買い始めました。でも・・・私達の世代に限らず、根強いファンがいる・・・はずです、きっと!これ、当時小学生が読んでて・・・意味、ちゃんと全部分かってたもんな・・・。でも、今読んでも、なんかもう超越して面白いもんな・・・。集英社のマンガなのに、講談社漫画賞を受賞した凄い漫画でもあります!名名名作です!!「劇団こまわり」に所属し、芸能界に片足突っ込んで活躍中の、小学六年生・倉田紗南(さな)ちゃんは、学級崩壊の引き金・クラスメイトの羽山秋人の討伐に乗り出した! りぼん連載ですが、単行本10巻・完全版7巻という長編で・・・しかも、内容が濃~~い!!小花美穂先生の作品は、とにかく皆「濃い」!!大ファンでほとんど揃えてるんですが・・・本当に皆、異常なくらい「濃い」!!「こどちゃ」のような長編に限らず、普通の読みきり作品・・・なんかを見ても、とにかく「人生レベル」の話ばかりなんです。気質、家庭事情、過去が絡み合ったものばかりで・・・。・・・重いんですよぉ。重くて深くて・・・だからこそ、「濃い」し、何より、「この主役にとって、(作品で描かれた)この愛は一生ものなんだろうな」ってすごく感じるんです。「こどちゃ」なんか、も~まさにまさしく「それ」で・・・。作中では、小学6年生~中学1年生までが主に描かれます。主役の紗南ちゃんと羽山くんは、なんというか・・・「生まれついた派手さ」を持った人間・・・というか・・・。この歳で、次から次へと大事が降りかかってきます。そんな中で支えあって・・・いや、そりゃもう一生ものです。・・・ただ、起こる様々な出来事が、「本当にすべて大事・・・か?」と冷静に考えたら、「そうでもない」のが、もう一つのこの作品の魅力でもあると思います!完全版のあとがきで、作者の小花先生が、「この作品は、(当時)作者が子どもで、子ども目線の子どもを描けたからうまくいった」という主旨のお話をされていたんですが、・・・ものすご~く納得しました。作中の「大変なこと」は、主役の二人の主観に寄った「大変なこと」なんです。生死並みの大事と並んで、本当に深刻に「恋愛がらみ」の出来事が描かれたり・・・。昔は全く不思議に思わずに読んでいたんですが、今読み直すと、そこのバランスに驚いたりします。本当にこれは、「小・中学生の見る世界」なんだなぁ・・・と。 あと、もう一つ!この作品の魅力・・・というか、小花先生の作品の魅力に通じるものだと思うのですが、・・・「演技と表情!!!」を声高に叫びたいと思います!また少し変な話になるのですが・・・私の考えとして、以下のものがあります。漫画の演技は、俳優の演技に敵わない。・・・ドラマを見ていて、突然泣かされることがあります。それまでの文脈云々あまり関係なく、演技一つで。「泣きそうなのを必至に堪えている」表情・・・とか、素晴らしい俳優さまの演技に掛かれば、それだけでものすごい威力があって・・・。一気に気持ちとか入ってきて、突然泣きたくなるんです。・・・で、漫画を読んでいても、こういったことはほとんどありません。当然といえば当然・・・なんですが・・・;俳優さんの演技なんて、ものすごーく才能ある方一人が、キャラクター一人の表出に全精力を費やしているんですから!!クオリティーがより高度であって当然だと思うんです。漫画って・・・脚本から絵コンテ?・演出、 更にはキャラクター全員分の演技まで!すべて一人の方がやっていらっしゃるんです。・・・しかも演技表出は「絵」で。ただ、漫画には「統制」という伝家の宝刀があって、それを用いれば、「笑顔」は「辛苦を切り抜けた笑顔」や「過去を乗り越えた笑顔」になる。・・・文脈の力。全体のバランスを管理できてこその力。漫画のミラクルよまさしくココに!!・・・と思っています。 ・・・なんですが。もちろん、この考えをぶち破る漫画もたくさんあって、私は・・・漫画の未知なる魅力の更なる虜になるわけです・・・。あるんです・・・。表情だけで・・・演技だけで・・・グサーーーっとくる、凄い漫画が・・・。例えば・・・かの有名な「スラムダンク」の8巻のラストのミッチーとか・・・。「安西先生・・・バスケが・・・したいです・・・」とか・・・。あんなん、表情一つでも泣くしかないじゃないですか!!えっと;;・・・そんな感じと同様に!!この「こどちゃ」をはじめとした小花先生の作品では、繊細できめ細かい絵柄によって、本当に複雑な表情が描かれるんですよぉ!「無口」で「表情の変わらない」ヒーロー・羽山くんの、表情が・・・瞳が・・・語る語る!!///どんだけ雄弁な瞳をお持ちなのか!?・・・くらい!べーらべら語ります!もうすんごいんです><!・・・あ、もちろん彼だけじゃなく、皆みんな表情すごいんですが!羽山くんというキャラクターが、 またすごく「表情で魅せる」キャラクターなんで・・・。何度・・・一つの表情に見とれて見ほれて、手を止め、吐血したか・・・。 ・・・最期に一言!必読・必見!!・・・完全版がオススメです!!!(大きくて、瞳に吸い込まれそうになる引力が、やっぱり大きい! ・・・お得な気がしますv)機会があれば、是非v。by姉
2009.01.11
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先日、「ぼくの地球をまもって」のイラストを挙げたのですが、その続きです。「ぼくの地球をまもって」「ぼく地球次世代編 ボクを包む月の光」(別冊花とゆめ連載中)の、二世代ヒーロー・ヒロインです。 こちら、次世代編の蓮くんと日路子(カチコ)ちゃんです。カチコちゃんは未来路さんの娘さん。次世代編も面白いですよぉ///!いよいよ、EPIAの影がせまって・・・来た!!?とドキドキしながら読んでます。 輪君&亜梨子ちゃんです。「ぼく地球」といえば、やっぱりこのツーショットでしょう!!姉のウケが一番良かったイラストですv。by妹
2009.01.06
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姉です。こちら、実際にはリクエスト企画をやるずっと前から完成していたイラストです。「記事が書けない」との理由で、大変長らく放置されていました。 SFコミックの金字塔・「ぼくの地球をまもって」高校時代、ふたごしてヤバイくらいはまった作品です。・・・中古で文庫のまとめセットを買って・・・大騒ぎでした。この作品について、詳しく?は→こちら。 実際に「前世ブーム」を巻き起こした「前世もの」です。日渡先生の「記憶鮮明シリーズ」の東京編。物語をご紹介したい気持ちは山々なのですが、・・・どこから話せばいいやら・・・;;どこまでがセーフの区域で、どこからがネタばれなのか・・・;;分からないので、一言。紙面に吸い込まれる感覚を体感したい方は・・・ 是非!!! ・・・で、妹が描いたのは、この作品のイメージイラスト?っぽいものなのですが・・・ネタばれになっていまして!!・・・既読の方には解っていただけるかと思うのですが、「ぼく地球・3巻ショック」(単行本)というものがありまして・・・;一般には「○○と△△の邂逅シーン」と呼ばれるシーンなんですが・・・。これまでの、「?わけわかんない??」という部分が、一気にスパーーーっと解消される、そういう名シーンがありまして!!・・・私も、今まで漫画を読んできて・・・これほど衝撃的だったシーンは他にない!ってくらい・・・。えっと・・・とにかく、 *ネタばれになってます。ご注意ください!!* ・・・愛してます!!!実はあと2作、ぼく地球関連のイラストがあるので、近々挙げると思います~^^。イラスト・by妹 文・by姉
2008.12.27
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ついに・・・来た!今まで、「何も書けない」と言って逃げ回っていた、この作品に向き合う時が!SF漫画の金字塔・・・と常に紹介される・・・『ぼくの地球をまもって』(日渡早紀先生、単行本全21巻、花とゆめ、1987~1994)ここでは、少々込み入った愛!を語ろうと思います^^。妹のイラスト&簡単な説明はコチラ。日渡早紀先生の、記憶鮮明シリーズの東京編です。記憶鮮明シリーズは、すべて「記憶鮮明」というテーマで描かれていて、先生のライフワーク?のように度々描かれる、アメリカの超能力研究機関「EPIA」という舞台と、非常に強い繋がりを持ったシリーズです。(ただこの「EPIA」は、この「ぼくの地球をまもって」には、具体的に登場しません。現在、別冊花とゆめで連載中の、「ぼく地球次世代編 ボクを包む月の光」に入って、ようやくそことの直接的なかかわりをもっていきます。・・・ややこしいですね;;) こんな漫画、読んだことない・・・!!!高校生の頃・・・初めて読んだ時の、この第一印象は、今も変わることはありません。なんていうか、この作品には、「引力」としか言い得ないものがあります。単行本、文庫版、愛蔵版、3種すべてそろえているのは、この作品だけです。・・・っていうか、なんで3種類も持ってるんだ私らは;;それくらい衝撃だったんです。・・・今、こんな風に私が古本屋で漫画漁りをしているのも、このときの感激・「ぼく地球ショック」を欲してのこと・・・だと思います。 とにかく、「違う!」、「なんだこりゃ!!」。・・・何か分からないけど、違う!!それまで読んできた漫画と、何が違ったのかなぁ・・・。当時は全く分からなかったのですが、今になって・・・いくつか思い当たることがあります。まず一つ。題材のSFです。私達は・・・SF作品って・・・あまり触れたことがなかったんです;;サイエンス・フィクション・・・の略・・・かな?エスパーもの・・・とか。メカニック・・・とか。もちろん読んできた作品に、そういうものがなかったわけではないんです。ただ、エスパーなら、「それが主題の作品」・・・っていうか、話が「エスパーであること」を中心に回ってた・・・っていうか・・・。「サイキック当然」っていう世界観の中で繰り広げられる物語、ってあまり見たことがなかったんです。もちろん、時代・世代・流行の問題で、詳しくは分かりませんが、私達が漫画を読み始めた90年代前半以降は、「SFもの」って、ほとんどがアニメの・・・それも、あまり子どもが見ない作品が多かったんじゃないかと思います。だから、「なんでこんな設定・物語が、こんな当然みたいに出てくるのか・・・?!」って、すごく不思議だったんです。最近になって、藤子・F・不二雄先生の作品・・・だとか、萩尾望斗先生の作品・・・だとか、あとは・・・星新一さんの短編小説だとか、筒井康隆さんの小説だとか・・・そういったものをちらちらと読むようになって、すごく納得しました。「こういうのを読んでたら、そりゃサイキック当然!になるだろうな~」・・・って。特に、萩尾望斗先生の作品!!萩尾望斗先生の作品は、今現在名作と呼ばれている80年代以降の作品?に登場するシチュエーション・概念の元みたいなものが詰まりまくってて、 すごく面白いんです!現在の大御所漫画家さまたちの、その神様・・・?みたいな方なんだな~、と改めて思うわけなんですが・・・。この「ぼくの地球をまもって」の場合は・・・名作・「11人いる!」です^^。コレを読んだら・・・「ああ~!!!」って感じです///!あとは、この間呼んだ「ウは宇宙船のウ」という短編集にも、灯台という建物・恐竜・望郷などなどのキーワードが登場する作品があったり。・・・で、多分コレ、更に手塚治先生の作品に手を出していったりすると、その元の元・・・があったりする・・・のかなぁ???・・なんて思ってるんですが;;まだそこまでたどり着いていませんので、ただの妄想です;こういったSF作品の文脈上から、この「ぼくの地球をまもって」は生まれたんだなぁ・・・と思います。だから、「SF漫画の金字塔!」なんですね~。 そしてもう一つ、「この作品が『違う!』」決定的なものがあります。これは、とにかくこの「ぼくの地球をまもって」という作品、そして作者の日渡早紀先生に依拠するものなのですが・・・この作品、本っっっっ当に『感覚漫画』なんです!!・・・精神世界!!「記憶鮮明」の名の通り、キャラクターの中に答えがあって、それを探してさまよったりします。・・・「心の持ちよう」が、世界のすべてです。これがもう本当に「そう」描かれていて、嬉しくなると、花が咲乱れたり・・・心かき乱れると、ぐしゃぐしゃなノイズで画面がいっぱいになったり・・・もちろん、他の漫画でも・・・特に少女マンガなどでは、「気持ちに呼応する画面」はセオリーになってるくらいだと思います。・・・ただ、この作品の「それ」は、桁違いです!この作品の「違う」ところは、そういった「精神世界を現すモチーフ・イメージ」というものが、設定・エピソードでいちいち裏付けされているところ・・・なんです!!物語を構成する概念がイメージに直結してるんです。・・・花が咲乱れます。←キチェ設定・・・思いの強さは、アクションになります。←サーチェス・ESP設定・・・宇宙の深さ・静けさ=精神世界の深さ・静けさ↑そこで記憶を探す=思い出す・・・という「記憶鮮明」設定・・・(宇宙=海)+(魚=帰巣本能)=(地球=帰る場所)・・・他にも、なんかもういろいろ。いっぱい。横に繋がりまくる概念の数々・・・;;で、こういった、画面・・・そして作品全体を支配する「精神世界」が、一つじゃない!!!非常に登場人物が多く、更にその人間関係が入り組んだ物語です。「誰の精神世界なのか。」・・・謎のものが、ガンガン出てきます。最初は意味が分かりません。・・・「意味が分からなくても読ませるのが、感覚漫画!」と私は思っているのですが、まさにそんな感じ。なんかよく分からんけど、「なんかありそうだから」読んどけ!・・・みたいな;;・・・で、本当に「なんかある」のが、この作品なんです。 よく分からなくても読んでしまう「感覚」で出来た漫画で・・・しかもその「感覚」が、もうめちゃくちゃ綺麗なイメージばかりで・・・更にそれが、 素晴らしく面白い物語・設定に裏打ちされた「概念・イメージ」で・・・それも様々なキャラクターのものが重なり合ったもので・・・その重なりが、更に物語における布石で・・・・・・言葉にならない。だけど、 心の深さが宇宙の深さで、そこをさまよったこと だけは理解できます。・・・名作中の名作だと思います!「漫画好き」でまだ未読の方は・・・ってあまりいないかもですが;・・・・・・是非!!! やっぱり語れるものじゃないなぁ・・・この作品はぁ・・・。語れないことこそ、この作品の持つ魅力なんでしょうね;;by姉
2008.12.27
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クリスマスといえば・・・シリーズその2・少女マンガクリスマスといえば・・・ドラマチック!!・・・ロマンチック!!そして・・・少女マンガですよ!!知ってる人がいなかろうがなんだろうが、我が渾身の愛を叫びたいと思います! クリスマス・・・といえば、「セイント・テール」なんです!↑妹がブログ開始時にいそいそと描いたイラストです^^。 私達が「なかよし」を買い始めて・・・そこで、初めて好きになったマンガ・・・それが立川恵先生の、「怪盗セイント・テール」!!まさしく、私達のマンガ大好きの原点!・・・です。中学2年生の芽美(めいみ)ちゃんは、夜になると・・・困った人たちを助ける「怪盗セイント・テール」となって大活躍!・・・それを追う、刑事の息子で、クラスメイトの飛鳥Jr.!↑この二人が・・・可愛いんですよぉ!もうめっちゃくちゃ可愛いんですよぉ!!コミックスは全7巻発売されているのですが、本編は6巻までで、7巻は番外編集になります。・・・この番外編が・・・///本当に素晴らしいんです!!いや、番外編のみならず・・・なんですが!我が心の少女マンガ!!・・・なんです~~///7巻には2本の「セイントテール・クリスマス番外編」が収録されています。一本は、「クリスマスのおくりもの」。芽美ちゃんと飛鳥Jr.の後日談です。・・・立川恵先生の「クライマックス」は、いつもいつも・・・本当に凄いんです!それまでの気持ちの揺れ・・・が、クライマックスで一気に爆発して、・・・そこで「奥行き」と「空気」・・・この上ない「シチュエーション」が気持ちと一緒にぐあーーーっと入って来るんです><!飛鳥Jr.と芽美ちゃんに呼応して、クリスマスイルミネーションと、賑わう人ごみの煩雑さが嵐のように来て、そこから暖かい空気に墜ちていくところ!ぐああぁ・・・やめてくれ・・・。どれだけときめかせれば気が済むんですかぁ! ・・・で、その次に掲載されているのが、2本目「聖良ちゃんと佐渡くん」なんです。「セイント・テール」の主要サイドキャラクターの物語です。シスター見習いの聖良ちゃんは、「怪盗セイント・テール」の協力者・・・というか、むしろ首謀者;;若干14にして、「神様のために生きる」ことを選んでいる彼女に、「女好き」の佐渡君はクリスマスプレゼントを渡そうとします・・・。・・・この作品は、盛り上がりが「クリスマス」というわけではないのですが、・・・でも、「クリスマス」ストーリーなんです!・・・何故かは本編にて。なんていうか・・・語れないくらい大好きな作品ですw。「名作短編」のラインナップを作るとしたら、間違いなくこの作品は入れます!!雪降る・・・その冷たくて清涼な空気が、なんとも厳かでロマンチックなんですよぉ!!ああぁ・・・マンガってイイナァ・・・。 「怪盗セイント・テール」・・・読んだことのない方は是非!!これは・・・「少女マンガ」です。どこまでも「王道少女マンガ」です。小学生の女の子が、ときめいてときめいて、夢見て読んでいた「少女マンガ」です。・・・それだけ、小難しい言葉や概念ではなく、「空気」や「絵」で描かれている「ときめきそのもの」なんです!!・・・マンガの真髄・・・だと思います。本当に素晴らしいです!!大好きです!!! ・・・話が飛びますが、「クリスマス」で「少女マンガ」といえばもうひとつ^^。「イタズラなKiss」(多田かおる先生)単行本第8巻の、クリスマスエピソード!!・・・これは・・・絶品です!!美味すぎます!!・・・トキメキで、お腹もふくれるほどですwww。私は・・・「イタKiss」の中なら・・・このエピソードが好きで好きで・・・///片思い編後期・・・。「っていうか、これ片思いか?!」っていうエピソードですww。機会があったら、是非ご賞味ください^^///!by姉
2008.12.23
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白泉社の大御所漫画家さん、樹なつみ先生の中で、好きなキャラを描いてみました^^。 実は全部読んだ訳じゃないので、あまり語れないんですが・・・樹なつみ先生、大好きです!「花咲ける青少年」は触りだけ・・・。「八雲立つ」とか最近アニメ化した「獣王星」とかは未読です。(↑全然語る資格ねーよ!!)また機会があれば・・・。 今のところばっちり読んでるのは初期~中期の作品です。その中でかなり偏った視点から、好きなキャラを描いてみました。分かってくださる方がいれば良いのですが・・・^^;。 「oz」 フィリシア・19・サージェント この作品は名作です!とにかくラストに作品のテーマがガッと・・・こう・・・グァッと来ます。泣けます。そして主役のサージェントが格好良すぎます。樹なつみ先生の中で、人にオススメするなら真っ先にこの作品をあげます!この作品は姉が溺愛しているので、そのうちつらつらと語るかもしれません。 「朱鷺色三角」「パッション・パレード」 零・蕾 瀬戸内海の孤島のお家騒動殺人事件にはじまり、超能力者サイキックアクションを経て、最終的にアメリカナイズなバスケットスポ根に至るという、すごいシリーズです^^。それでも最後にすごく感じるものがあったりして・・・言葉に出来ない魅力があります。描いたのは主役じゃなく、しかもラストの「○年後」的な感じで出てきた二人になります。・・・だって!だって・・・この二人がやっぱり魅力的なんですよー!自分的にはこの二人が主役でしたv。 「トランシルヴァニア・アップル」 フェン・ティラ またマニアックなセレクトになります。初期の読み切り(といっても100Pありますが)作品です。ヴァンパイヤやギリシア神話を絡めた、ファンタジックサスペンス・・・といった感じでしょうか? ・・・好きなんですよ~!! もう好みのツボを確実につかれました!一番オススメは「oz」なんですが、個人的に一番好きなのはこの作品だったり・・・。ロマンス万歳!王子様お姫様万歳!自分がこんなに金髪に弱いとは思いませんでしたw。 う~ん・・・あまりにもマニアックでした。もう少し一般的な樹なつみ先生の作品も読まねば! ・・・あ、本日のジャンプ感想はまた明日にでも・・・^▽^。by妹
2008.12.15
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姉です。本来なら妹が書くはずの文章なのですが・・・イラストを描き上げた時点で満足し、いつまで経っても記事を書かず・・・。以前描いたイタKissイラスト三部作→第一弾、第二弾、第三弾で、妹は愛を叫びきったらしいので・・・ではでは・・・私の愛もココで叫ばせていただきます。99年、未完のまま終了した、恋する漫画の決定版!「イタズラなKiss」。少し前の話ですが・・・今年、2008年!テレビアニメでハッピーエンドが描かれました。*以下、テレビアニメ版で描かれた原作未完結部分の内容に、思いっきり触れていきます。妹のイラストも、パッと見でネタばれになってしまうものです。お気を付けください!!* イタズラなKissは・・・2年くらい前に妹が突如ドサーっと買って来ました。・・・とにかく衝撃で!「ベッタベタの少女マンガか☆」くらいな気持ちで読み始めた・・・のに、途中から、「これは違う!なんか違う!全てが違う!!」 とおかしなテンションになりました。これは・・・究極!!究極の「少女漫画」だと思います><!!少女マンガNo.1バースデーエピソードも、少女マンガNo.1バレンタインエピソードも、少女マンガNo.1クリスマスエピソードも、皆みんなこの作品に捧げずにはいられない・・・・・・というか、少女マンガNo.1ウェディング!少女マンガNo.1ライフ!!少女マンガNo.1ラブ!!! この作品を読んで感じたのが・・・ とにかく集約していく凄さ!!!そのパワー!!!主役の二人・・・入江くんと琴子ちゃんの二人に、とにかく作品の全てが集約して行くんです。いろんな年齢・性別の個性豊かなキャラクターが出てきて・・・また、彼らが本当に「生きてる」のが凄いんですが・・・ですが、他のキャラクターが主役のエピソードでも!・・・最終的に、その人たちの生き方、そして繋がりが、全部二人のハッピーに結びついていくんです><!この漫画・・・きっと、「こう」しか読めないんだと思います><!いろんな見方・・・は存在しない。とにかく、「入江くんと琴子ちゃん」。↑これが全てで、これ以外の読み方が・・・出来ない。それくらい、漫画の全てが・・・情報の全てが、 二人のためのものなんだと思います。幸せなんですよぉ!!こんなに幸せなものがあっていいのか!!?くらい幸せ!!!だからこそ、この話がハッピーエンドじゃないわけがないんです!・・・それが分かってる分、今回、テレビアニメでラストが描かれると聞いたときは・・・ちょっと複雑で・・・。・・・もちろん観たい!!・・・けど、やっぱり・・・恐かったです;;未完は、本当に、本当に「ラスト」のところだけ・・・なんですよね。作品中で、やらなければならない要素、全部やりきって。そうして、あとは・・・ってところだったので・・・。 アニメでは、22話までで原作部分を。23、24話で、未完部分を・・・でした。どきどきしながら観ました。・・・・泣きました。ああああああぁ!!もう!!!・・・すごい・・・すごい・・・本当に感動しました!!!なんて・・・なんて幸せなエンドマーク!!!!!本当に、多田先生ご本人が描かれたみたい><!ここに来て、二人と、二人の関係がまた変わっていって~~!ラスト!!もう・・・セリフの一言一言が・・・凄かったです!!そして・・・そしてそして・・・生まれた赤ちゃんです><!入江くんと琴子ちゃんのハッピーなハッピーな物語と、そして・・・何より、ファンが愛して愛して、 そうして産まれた・・・って言えると思います! ・・・琴美ちゃん!!・・・も~~~う、やばいくらいカワイイ琴美ちゃん!!そして、お父さんとお母さんな入江くんと琴子ちゃん><!!!もうね、幸せすぎて泣くしかないですよ・・・本当に・・・。「琴美」という名前は・・・もちろん「琴子」ちゃんから!・・・なんですが、もうひとつ。多田先生の・・・デビュー作?・・・受賞作かの主人公が、たぶん「琴美」ちゃんだったと思って・・・。そこに繋がるようになってるんじゃないかな~?と思います^^。アニメは、絵も声も本当に可愛かったし・・・!!曲は入江くんと琴子ちゃんのテーマソングで、キャ~~///だったし!!そしてなにより、スタッフ様が、とにかく多田先生を敬愛して敬愛して作ったんだな~ というのがものすごく伝わってきて・・・///!!本当に本当に感動しました!!イタズラなKiss・・・!! 愛してます~~~~>▽<!!!by姉
2008.11.16
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昨日の夕方買って、帰ってきて爆読!!一通り読み終えましたぁ!!ついに読めた☆「CIPHERサイファ」(成田美名子先生、白泉社、LaLa、1985~90)少し前に、まるでだめなおかあ様に教えていただいていたのですが、なかなか古本屋で見つからなくて・・・。・・・で、昨日ついに発見!!しかも単行本全12巻セット・・・630円>▽<!!安~~い☆嬉し~い☆Wikiでちょっとあらすじを読んだりしていたのですが、すごく面白そうで楽しみだったんです!!舞台はアメリカ・NY。巻末の白泉社刊行コミックスの欄を見ると、この頃・・・アメリカ舞台の漫画が多かったのかも・・・です。ワールド・トレード・センターがナチュラルに出てきたり・・・そんなところにちょっとドキっとしながら・・・・・・爆読。15歳の少女・アニスは、同じ美術学校に通う俳優・シヴァの秘密を知ってしまう。彼は一卵性双生児であり、二人で交互に「シヴァ」を演じていた。二人の見分けが出来るようになったら、 この奇妙な生活の理由を教えると言われたアニス。 二週間の賭けがスタートした。↑ドキドキする出だしがすごく印象的でした。・・・で、最初本当に双子の見分けがつきません!!だけど、賭けの期間中、どんどん分かるようになってきて・・・ヒーローがどちらかも自然に分かるようになってきて・・・・・・で、もう一度読み直すのが楽しいんです^^。あ、このときのコイツはこっちだ!・・・って感じで。う~ん・・・少女マンガ!・・・って面が確かにありつつ・・・基本的には、主役・・・双子なんですよね;;;この双子は・・・;;;どっから語っていったらいいのか・・・なんですが・・・完っっっ璧に「双子」のドツボにはまってましたね~~;;ええ、すごく分かります;;;ブログを始めて、篠原千絵先生の「海の闇、月の影」など、双子が主役の漫画を教えていただいて読んでいます^▽^。以前、双子ものの作品についてこんな記事を挙げたのですが、やっぱり身に迫るものがある分、双子ものの作品は身を構えて読んでしまいます。・・・「CIPHERサイファ」の双子は・・・;;物語の核が、双子の別れやアイデンティティ、個の成長・・・ということだけあって、見事に双子してました。 こう、物語になっているのを冷静に見てみると・・・ メンドクサイですね双子って~~~;;でもすごく分かる~~!!!ってことは、まずいですよね。そうです。双子は・・・ちょっとしたことで、いくらでもコンプレックスを作るメンドクサイ生き物です;;さびしい思いをしたことがないことに関しては筋金入りなので、何かあったとき、自分一人では立ち直れません。大抵は八つ当たり辺りが、その解決方法です。時に陥る「かまって欲しい症候群」を無視されたことがないので、・・・常用します。そのくせ、常に競争相手がいたわけなので、自己主張と闘争意識はバリッバリです。ウザイですね~~;なんなんでしょうか~~。書いてて落ち込んできたんですが;;・・・でもそんな感じです;そんな感じが見事に漫画になっていました。おもしろかったです>▽<!!! 改めて、あの「外シャットダウン!!二人の世界!!」に突進していったアニスに拍手を送るとともに、・・・私は・・・サイファの、・・・あの、それにしても超メンドクサイ感じが大好きでした^▽^。いいですね~~。好きですああいう人。他人をいたわらないわけではないんですが・・・自分が大事な人!!分かる~~~。妹は「メンドクセーーーー!! この男フザケンナ!!!シヴァの方がイイーーーー!!」といって、好みが真っ二つになったんですが;;イヤイヤ、あれくらい「愛して欲しい」人間じゃなくっちゃ、人の目を引く魅力は生み出せないと思いますよ~~^^。↑サイファ擁護に回る姉。どうやら、少女マンガなトキメキ部分もお気に入りのようです^^///。 漫画全体としては、同時期に連載されていた樹なつみ先生の作風や、日渡早紀先生の初期作品の作風、・・・そして、昔読んできたような、90年代初期の「なかよし」の作風なんかも思い出しました^▽^。・・・武内直子先生・・・とか。なんとなくですが。それにしても、「LaLa」は昔から、華やかで、それでいて本当にキレイな漫画が多いですね!!今でも、白泉社の漫画では・・・なんとなく、花とゆめ→個性のサラダボールLaLa→キレイで上手な漫画というイメージがあります。徹底したアメリカンな雰囲気も、漫画ならではの魅力だと思います^^。・・・もう一度!面白かったです~~~!!まるでだめなお母様!!本当にありがとうございました~~~!!! ・・・早速「読んだ漫画リスト」に加えなくては・・・wwwふふふ。↑コレクターか;;by姉
2008.11.12
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なんとな~く・・・昨日掘り出して読んでました。「朱鷺色三角」(文庫全3巻)「パッション・パレード」(文庫全3巻) (樹なつみ、白泉社)え~と・・・これは・・・LaLaの作品かな?多分・・・80年代後半?の作品だと思います。樹なつみ先生の作品は、どれも・・・すごく個性的で><!他にはなくて・・・で、おもしろい><!少し前に、「獣王星」がアニメ化されていました。(堂本光一さんや小栗旬さんが声を当てられた豪華アニメでした^▽^)樹なつみ先生の作品では・・・私はとにかく「OZ」!!「OZ」が大好きで・・・///!!!↓・・・あ。「トランシルヴァニア・アップル」も大好き。ああぁ・・・コレについても語らなければ・・・><!とりあえず、再読直後の作品の感想を。「朱鷺色三角」と「パッションパレード」は繋がったお話です。・・・が、「パンション~」の方は、舞台がアメリカに飛びます。一般には、「朱鷺色シリーズ」と呼ばれているんでしょうか?え~・・・ちなみに・・・「朱鷺色三角」は、「トキイロトライアングル」と読みます。「シュワシイロサンカク」などと読む、悲しい間違いはしてはいけません。・・・ふたごレベルになってしまいます。↑三角の方は仕方ないとして・・・「朱鷺」の方が大問題。 この漫画は・・・なんていうか・・・「どんな話?」と聞かれても、簡単に答えられない作品です。・・・サイキックな呪われた血が織り成す遺産相続・ドロドロ殺人劇・・・かと思ったら、心温まる子育て?ファミリー?もの・・・かと思ったら危険な新天地アメリカでバスケに生きる青春モノこの話はどこに向かうんだ??という不安を抱かせつつも、・・・ラブあり、友情あり、の優しさがいっぱいで、・・・とにかくキャラクターが本当に愛せる。最期まで読ませてしまいます。・・・で!最期の最期まで読むと・・・なんか「分かる」んです。ああ、こういう話か・・・って。この話・・・「主役」の設定が普通じゃないんです。主に「霖(りん)」くん、「零(れい)」くん、この二人は高校生、そして「蕾(つぼみ)」ちゃんという小学生の女の子。この3人が描かれます。(ちなみに3人は親戚。)で、一応「霖くん」が主役なんです。彼の活躍が、明らかに主役ポジション。・・・なのに!なのに・・・話的に、いちばん大変で、いちばんもがかなければいけない立場にあるのが、「零くん」の方なんです。この話では、「一族の血」というものが、「呪縛」として出てきます。この話・・・というより、樹なつみ先生の作品に一貫したテーマだと思います。DNAとか、血とか。テーマというか、関心事なんでしょうね。考えると、どの話にも必ずといっていいほど、そういった要素が出てきます。この「朱鷺色シリーズ」は、まさにそれを体現したものだと思います。で、この話の「血の呪縛」から一生抜け出すことが出来ないだろう人物は、「零くん」なんです。抜け出す・・・とかいうより、もう存在そのものが「呪縛」を体現しているような人間なんです。「霖くん主役」視点で話を読み進めるんですが・・・気持ち悪いんですよ。何故この話は、「零くん」の方に触れていかないんだ?って。触れていかないわけではないですけど。霖くんが血の呪縛と戦う姿は・・・それはいいんだけど・・・零くんのが大変じゃね?って思いながら読んじゃって。・・・もう、零くんのほうばっかり気になっちゃって。ただ、気になって仕方ないので読むんですけど。・・・で、ラスト!!なんかよく分からないけど、ものすごく救われた気分になって。アレ?最終的に・・・これ零くんのための話だったのかな・・・?って。なんか、「霖くんが主役として立っている」事自体。蕾ちゃんの存在自体。全部零くんの夢なのかな・・・?って。自分はどうあっても血の呪縛から抜け出せないので、霖くんにやってもらって救われる・・・っていう。ああぁ・・・不思議な話!!衝撃的に謎で・・・それでいてめちゃめちゃ魅力的な作品です。一度読んじゃうと絶対無視できない。こんなの。・・・うん。大好きな作品です。 しかし、つくづく・・・樹なつみ先生の描く男の人って魅力的!!と思います。先生の作品、よく考えればほとんど「男の人主役」の少女マンガなんですよね。最初にヒットした「マルチェロ物語」の影響かもしれないですが。男の人が・・・なんていうか、すごく色気がある・・・というか。あぁ!変な言い方でごめんなさい。すごく知的でなんでも出来て、っていうカッコイイ男の人が多いんですけど、彼らが、いつも人間味を失わないんです。それでいて、キャラクターが被ることがなくて。あ、もちろん女の子もかわいいんですが。樹なつみ先生の魅力というと、やっぱりこの「男の人」っていうのが、私の場合真っ先に思い浮かびます。なんか変な感想ですみませんでした・・・。・・・さて、OZについても書かなければ・・・。by姉
2008.10.30
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昨日立ち読みして、あんまりオモシロかったので・・・またまた購入!!「逃亡急行」(篠原千絵先生、小学館)これまでに読んだ篠原千絵先生の作品について→コチラ文庫一冊の中に、3作のミステリーが詰まった短編集です。・・・短編集といっても、一作品が70P以上のものばかりで、感覚としては、それぞれドラマ一話分・・・あるいはそれ以上!二時間サスペンスドラマ・・・?って感じです^▽^。・・・オモシロいわーーーーー///!!!なんか、やっぱり><!!!って感じです。・・・流石!!!って感じです。短編集って、本当に大好きなんです。「おもしろさ」のお手本は、短編にこそある!!とにかく、分かりやすく作ってあって、美し~い話がた~っくさんあって^▽^!!特に特に!・・・大御所作家さまの短編なんてもう////!!眩し過ぎて目も当てられないダイヤモンド(←私にとって)ばかり><!ああぁ~、いいわ~☆収録の三作品について、各感想を。*ネタばれになってしまっている・・・かもです。お気をつけください><!*「逃亡急行」表題作で、いちばん長い作品です。仕事に生きることを決めた、駆け出し雑誌記者の菜摘。麻薬がらみのとある殺人事件に巻き込まれた彼女は、スクープを求め、元刑事の野々村と共に、ハネムーンを装いスイスへ!・・・いつもいつもながら・・・切り札を持っている主役めぇぇ・・・!!次の「失踪都市」もですが。ヒーロー・ヒロインって・・・こんなにミステリアスなものだっけ!!?↑ココが・・・!!ココが、ミステリー・サスペンスの枠に留まらない・・・というか、「漫画として」不安定に感じるんですよね><!テンションの上下激しく主役が活動して、それを追う形で物語を追っていくんですが、「なんでそうなのか」分からないんです。・・・感情移入が、出来そうで出来ない。・・・むしろ、なんとなく出来ないこの感覚が・・・不安をあおるというか。この作品では、スイスという海外の空気感が、「冒険してる」って感じや、「記者」の生きる世界の雰囲気にマッチしてました^▽^! 「失踪都市」朝目覚めたら、横には見知らぬ男性が。酔った勢いでの一夜の過ちに、愕然とする蛍子。夫に何と言おうか・・・そんなことを考えながら自宅に戻ると、そこには血まみれの夫が・・・!!世間知らずの箱入り娘という主人公の設定が、なんというか、ものすごく魅力的なんです><!奥さんという立場にも関わらず、純粋な感じとか、突然の大胆な行動とか、・・・そのあたり!!最期のまとまりも、くぅ~~~><!!キレイ!!って感じでした>▽<! 「死刑台の72時間」「4年前の殺人の犯人はお前だ」怪文書で、ある別荘に呼び出された男女5人。別荘の女主人は、「この中の誰かが私の息子を殺した」と告げ、犯人の自白まで、彼らを監禁する・・・。・・・やられた~~><!オモシロかった!!・・・いやはや~、やられましたぁ><!初っ端からの超不気味な出だしと、まさかの展開に、心臓バクバクです! 好みの判れる作品かもしれないですが・・・私は、 三作品の中で、いちばんのお気に入り作品です^▽^。(ちなみに妹は、「失踪都市」が気に入ったようです。)この文庫がでるまで、単行本には未収録の作品だったようです。う~ん・・・こんなオモシロいものをほかっておくなんて・・・! この一冊に収録されている作品は、どれも「蒼の封印」の雰囲気がしました。95年や96年の作品なので、時期的にもそうかな・・・?そして、何より作り方!「なんか気持ち悪い」空気の作り方!! 見事すぎます~>▽<!!本当にどれもこれも面白いですね~!///篠原千絵先生の作品は>▽<!・・・「闇のパープルアイ」も読まなきゃ・・・!!by姉
2008.10.15
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本当は一つずつ書きたかったんですが・・・ちょっと無理そうなので;;少々遅れましたが、まとめて感想を失礼いたします!!篠原千絵先生の作品について「海の闇、月の影」(全18巻)「蒼の封印」(文庫・全7巻)「天は赤い河のほとり」(全28巻)「水に棲む花」(全5巻)自分・・・読みすぎじゃね?!!イヤ、でも「蒼の封印」以外は、バーっと一読しただけなので、まともな感想は書けないと思いますが;;。 「天は赤い川のほとり」など、本屋でもよく見かけていて、ずっと気になっていた漫画家さまでした。今回、ブックオフにキレイに並んでいたのでwww、手を出してみることにしました。4作、一つずつが長いものですが、いちばんびっくりしたのが、本当に全部「違う」こと。どの作品も、それぞれ徹底した世界観を持っていて、この先生の作品だから、こういう価値観・・・というものを感じませんでした。「今回の作品ではこれをやるぞ」という、妥協のない作品ばかりで、とにかく読み応えがありました^▽^。個別感想...読んだ順に。・「天は赤い河のほとり」最初に感じたのが、 「なんてキレイな、流れる漫画なんだ!!」ということです。人物の動きが画面の流れを支配していて...また、各ページに核となる絵が、一枚ずつある...というか。すごく読みやすいんです。アクションも多いのですが、決して「少年漫画」にはならず、どこまでも「少女マンガ」な華やかさが魅力的だな~と思いました///! この作品は、私の場合は「大河ドラマ」と思って読みました。...古代ヒッタイト王国に、突然召還された、15歳のユーリ。皇子・カイルの寵愛を受け、資材に「戦いの女神(イシュタル)」として、人々の支えになっていく・・・。最初は、ユーリちゃんを「普通の女の子設定」と思って読んでいました。慣れない世界に、最初は戸惑ってましたし・・・。けれどだんだん...アレ?って...。キッパリアッサリ、ツーンッってとこが増えていって...っていうか、運動神経良すぎるよね...みたいな^▽^;;ああ、この子は凄い子なんだ、と分かってからは、感情移入して一緒に冒険・・・というよりは、やっぱり「大河ドラマ」です。偉人が、何を成すか、その過程を追う...という。そしてやっぱり、「大河ドラマ」ならではの話だったと思います><。おもしろかったです><! ・「水に棲む花」これはいちばん短い話でした。全五巻。...何が恐ろしいかって...特に設定や世界観、キャラクターが好み☆...とかではないのに、謎が気になって気になって、最期までノンストップで読んじゃったところ><!!バスの湖への転落事故で、一人だけ奇跡的に助かった六花。しかし、次第に「水」に関わる、不思議な現象が起こり始める。昔から思いを寄せてきた、従兄弟の大学生・楪(ゆずる)と共に原因を探し始めるが、どうやら彼自身も、六花の謎と深く関わっているらしく・・・。出だし、明らかにヒーローな楪さんが、掴めなくて...なんか不自然で、何かあるんじゃないかなって、すごく想像しちゃうんです。話が進むにつれて、その辺が明らかになっていきます。だんだん主役も、この人っぽくなっていって...。...だけど、本当に最期まで、意図なんかを隠すんです、この人!この人の深層が知りたくて読んでたら、いつの間にか終わってました;;う~ん・・・手腕だなぁ・・・凄い></// ・「蒼の封印」4作品の中で、いちばん「自分好み」だった作品です。・・・とにかく、キレイ!!「キレイな話」です。朝、目が覚めて...今日が転校初日だったことを思い出した蒼子。学校へ向かうも、どうも体調が優れない。そんな中、自分を襲ってきた男子生徒、そして先輩が、目の前で次々と消える不可解な現象が起こる。戸惑う蒼子の前に、「西園寺彬」と名乗る男性が出現。彼は蒼子に、その目的を語るが、それは、彼女の全てを否定する、恐ろしい事実だった...!「自分」という根底がひっくり返るところから、物語が始まります。この作品は、ココから始めるしかないと思うんです><!そうじゃなきゃ、蒼子ちゃんをヒロインとも、彬をヒーローとも、絶対に考えられない話なんです。とにかく、この出だし!!読者の期待の操作と、作品の流れと、ラスト!!そこの・・・カッコイイ言い方だと「調和」というか・・・。「謎」として明かされていく設定が大風呂敷で、こっちの視点から語られていたら、 少女マンガにはならないと思います><!「私は普通の女の子」から始まったからこその、この話なんだな~と思います。物語を反芻したとき、「あ、最初っからそうなってる!!!」っていう、するめ漫画が大好きな人(←私)には、たまらない漫画でした!!・・・ちなみに、お気に入りキャラクターは、何故か非常に兄貴に理解のある、ヒーローの弟・椋さんです。彼がいることで、ヒーロー側の「正義」を感じさせるんだろうな・・・と思いました。^▽^・・・っていうか、カッコよかった///。 ・「海の闇、月の影」・・・恐かったT△T;;;。今回読んだ4作品の中では・・・一番恐かった・・・。というより、本格ミステリーはコレ一作だったので、当然ですが。まだ「闇のパープル・アイ」は読んでいないので。話も恐いし、演出・視覚的にもひぃぃいいい~><って感じだし・・・;;・・・だけど、オモシロかった><!!・・・ぶっちゃけてしまうと・・・話やテーマ自体は、好きなはずがない作品なんです。いちばん信頼しているところ、安心できるところから、ボロボロ崩していく・・・という・・・。↑・・・そうやって作ってあったんです><!ソコをやる話だったんです!!一人の男性を好きになってしまった、双子の流美と流風。しかし彼が選んだのは、妹の流風だった・・・。そんな時、二人をある事故が襲う。それ以来、様子がおかしい流美。そして起こった殺人事件。・・・双子に起こった恐ろしい異変・・・。闇は周りの人間を巻き込み、ますます大きく、深くなってゆく・・・。・・・とにかく、エゴイスティック><!双子にとってどうでもいい人が、どんどん死んでいって・・・。逆に、こんだけやっといて、「大切な人は殺したくない!」とか。だけど、だからこそ!!「恐ろしい力」を手にした「女の子」として、ものすごーく感情移入出来ちゃうんだと思います。愛があるから。・・・恐ろしいことに・・・;;・・・ええ、もう、流美ちゃんにばっか気持ちのいっちゃう自分が 信じられませんでした;;;魅力的なキャラクターなんだもん><!・・・本当に;;;こんなテーマ?なので・・・作品自体が、本当にもう、アクが強くて強くて・・・^^;;;一読しただけなのに、絶っっ対に忘れられないです。この衝撃といったら・・・;;;「名作」の、「自身を名作にするパワー」というものを、ひしひしと感じた作品でした。>< 今回、「篠原千絵先生の作品を読み始めました」という記事を上げたところ、コメや拍手コメの方で、「おもしろいですよね!」というコメントを沢山いただきました^▽^!本当にありがとうございました~!・・・ハイ!とてもとてもオモシロかったです><!「漫画媒体の良さ」に、またひとつ気が付けたかな?・・・と思います///本当に漫画凄いです。篠原千絵先生のまだ読んでいない作品にも、機会があれば手を出していきたいです><!by姉
2008.10.05
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買っちゃいました^▽^・・・;;;天空聖龍~イノセント・ドラゴン~(山口美由紀、白泉社、メロディ連載中、1~5巻まで発売中) ・・・速ええええぇぇぇええええ!!!教えてもらったの、つい先日なのに・・・!!・・・だって!!・・・だってぇ!!「趣味が合う!!」と仰ってくださる(私もそう思います><!)まるでだめなおかあさん様が、オススメの作品!!昨日本屋で見つけて~~~・・・早速購入☆!!!・・・相変わらず、漫画が絡んだ時の自分の行動力には参ります・・・。1~5巻の表紙を見て、「なるほど~。女の子、髪伸びるのね~~。・・・好み間違いなし!!(←なんとなく確定)」・・・とりあえず、1・2巻だけ買って、家に帰って・・・・・・パラパラ・・・ ・・・パタンッ。・・・スクッ。・・・タタタタタッ。「コレ(3~5巻)クダサイ!!」(In本屋)・・・みたいな。だって・・・だって・・・王道!!とにっかく・・・王☆道!!・・・王道☆ガールズファンタジー!!・・・なんて・・・っ嫌いなわけないじゃないですかぁぁぁああ!!!・・・はぁ~いいわ~///。山口美由紀先生は、お名前だけは聞いたことがあったのですが、今まで読んだことはありませんでした。どこを開いても、少女マンガらしい、ふわふわのキラキラ感で溢れてて・・・☆ヒロインは健気でカワイイし、ヒーローはカッコイイのに取っ付き易いしwww!謎は、驚くくらい大風呂敷だし!!! そして何より、達人!!・・・匠の技!!絵・・・画面の、なんと美しいことか!!まさに、少女マンガ好きのための少女マンガ!!!・・・です^▽^///!! まるでだめなおかあさん様~~!!本当にありがとうございました~~><!!続きが気になります><! わーい!楽しみな漫画がまた増えた~///!! その他・現在楽しみにしている作品→その1・その2by姉
2008.10.01
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ここ数日で買った漫画の数々・・・。しかも、新刊オンリー。・・・ええ、中古でも最近買いまくってますからね・・・;;コレとか。・・・だって・・・だって・・・漫画好きなんだもん~~~><!!・・・とりあえず、読んだ新刊の中から、この作品についてだけは語っておきたかった!!祝☆2巻!!待ってました!!「駅から5分」(くらもちふさこ、集英社、コーラス掲載)・・・待ってたわりには、本屋で見るまで、今月発売なの知らなかったんですが;;・・・まぁ、喜びも2倍ってことで。大好きなくらもちふさこ先生の、最新作です。・・・すごいです。こんなものが、この世に存在することが奇跡!!名作ぞろいのくらもちふさこ先生作品の中でも、(個人的には)1・2位を争うくらい大好きな作品です><!!!・・・ちなみに、もう一作品は、「チープ・スリル」だったりします。くらもちふさこ先生の「いつもポケットにショパン」について、妹のイラスト&語り→コチラ。 「チープ・スリル」と造りが少し似ている本作品。とある街・「花染町」を舞台に、子ども~男性女性、様々な人々の様々なストーリーが展開されます。↑一話ごとに主人公の違う、読みきりみたいな感じです。・・・この、一話ごとの感動というのが、本当に何なんだ!!? って感じで!!!で、さらに!!・・・それが、さまざまなシーンでリンクしてリンクしてリンクして・・・。時系列も様々で、「この話を読むと、これとは違うあの話が立つ!!」という・・・。・・・繰り返し読みの無限ループに陥ります。何なんでしょうか、本当にこれはもう・・・。 くらもちふさこ先生の凄さ!というのでよく挙げられるのが、とにかく心理描写!!・・・だと思います。言葉にならない心情の揺れ。・・・そんなもので話が出来ちゃってるんです!!!実際、現実世界で自分の心情なんて、いちいち言語化しないわけで、また、「喜怒哀楽」なんて分類ができるものでもないわけで、・・・自分がどんな状態なのかは、後から冷静にならないと分からないものだと思います。・・・そんな感じの気持ち。劇的じゃなくて、些細な出来事で、自分にとってどういう意味なのか考えもしないもので、・・・そういう積み重なりでぐちゃぐちゃになった気持ちが、最期のアクションで決壊するんですよ><!!!・・・美しいです!!1ページ1ページが宝物みたいな漫画です。意図するもの(←ココも重要!!)を スマートに、おもしろく伝えることが「芸術」なら、間違いなく最高級の芸術作品><!!いや~・・・漫画って凄いですよ~!!本当に凄い人たちの、ものすごい密度の芸術作品を、400円とかで手元に置けるんですから!!ああぁ~、幸せ~^▽^///!! 今巻では、今までに出てきたキャラクター、新たなキャラクター、様々な人物の世界から、物語の全景・・・というか、それがより鮮明に見えてきたかな・・・?といった感じです。キーパーソンもはっきりしてきましたし・・・。 ・・・あ、もう一つ!今回、「くらもちふさこ先生半端なさすぎだーーーー><!!!」と思ったのが、弓道シーン!!!弓道のシーンが出てきたんです。・・・私は今まで、漫画初め、アニメ、映画、ドラマ・・・これほどに完璧な弓道シーンを見たことがありません!! ・・・あ、私自身が弓道やっていたんです。・・・決して上手くはなかったのですが;;、とにかく、やっぱ弓道シーンって、すごく気になるんですよ~~。・・・これは・・・完璧です。・・・くらもちふさこ先生、絵上手すぎ!っていうか、そういうレベルでもなく、・・・先生経験者!!?っていう・・・。体のバランス、右手・左手の力の入り方、伸ばすところ、緊張するところ・・・完璧すぎる!!!んです!!!見れば見るほど完璧!!ちなみに今回のシーンでは、、「まだまだ初心者」と「インハイで活躍しちゃう人」が一射ずつ打つシーンが出てくるのですが、・・・それが分かる。初心者の方が、理想的に体を使えてないのが、力がなくて、上手く弓を持てていないのが、ちゃんと「描いてある」。・・・で、それぞれ、なんで「その場所」に矢が飛んでいったのか。肩の緊張、力具合、放し方・・・全てから説明できる。・・・そうやって、ちゃんと「描いてある」んです><!! おっソロしや~~~~><!!!凄すぎる!!!深すぎるぅぅぅうう!! 「駅から5分」。また、これ以外のくらもちふさこ先生の作品。漫画の可能性を感じたい、漫画ファンの方!!是非是非、一度手にとって読んでみてください~~><!!・・・ていうか、読まなきゃソンです><!!・・・イヤ、今更私ごときがオススメするような作品ではないのですが;;・・・少女マンガの神様ですから><!! ・・・ところで・・・いつか弓道漫画出てこないかな・・・。本格的なやつ。読んでみたいな~・・・。by 姉
2008.09.23
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・・・。 ・・・嘘だよね・・・?;;次回、「アニメ銀魂・最終章」とか・・・イヤイヤ、次回125話だし・・・!!25の倍数伝説の一貫で・・・。自虐テコ入れ的な? ・・・そんな感じの前フリだよね?!・・・。 あ、今日、篠原千絵先生の「蒼の封印」(1991~小学館、少女コミック)を読み始めました。文庫で全7巻。・・・オモシロいです~!!初っ端から、「謎」で構成されていて。続きが気になって気になって仕方がないです。上手すぎです。 つい先日までで、篠原先生の・「天は赤い河のほとり」(全28巻、1995~2002、少女コミック)・「水に棲む花」(全5巻、2004~2005、Betsukomi)を立ち読みで爆読したんですが(ブックオフにて)・・・いや、もうおもしろいです><!!「蒼の封印」、「水に棲む花」は、ひたずら・・・謎!!ミステリーを得意とする方・・・というのも、ものすごく納得です。謎の出し方が半端なくて、読み始めると最後まで止まりません。立ち読みで、長編をノン・ストップで読ませるのは・・・すごいです;; 「天は赤い河のほとり」は、ミステリーや謎、というよりは大河ドラマです。主人公が、何を成していくのか・・・それを追う・・・という。最初から世界観の説明があったり、主人公に順応性があったり・・・。 それぞれにとても魅力的です!!また個別に、感想を挙げていきたいな~と思います><!! ・・・え~っと、銀魂の件は・・・嘘ですよね!!ジャンプに、10月からのOP・ED曲とかって発表されてたし~・・・・・・うん。 ・・・嘘って言って!!!(←ちょっと不安になってる)by姉
2008.09.18
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なんだか無性に愛を語りたくなりました。三谷幸喜監督の愛読書www!!(ウィキペディア参照)・・・読むとすごく納得です。姫ちゃんのリボン(水沢めぐみ、集英社、1991~1994、りぼん)大好きです!!!小さい頃に観ていてもおかしくない世代の作品なのですが、リアルタイムでは観ていませんでした。初めて読んだのは、高校生になってからです。・・・はまった!!!変身☆マジカルドキドキストーリー・・・・・・なんてレベルじゃありません。ハラハラしすぎて、・・・マジで心臓に悪いです><;;;ある日突然、「誰かに変身できる」魔法を手にした姫ちゃん。楽しくて便利な魔法ではあるのですが、同時に二人、同じ人物が存在することになる、その矛盾がきっかけで、小さな誤解やパニックが生じ・・・一人の力ではどうにもならないレベルにまで、どんどん事態が悪化していってしまいます。↑この過程が、いつもいつも本当に見事で・・・;;;。良かれと思ってやったことが、次つぎと更なる誤解を招いたり・・・これは・・・脚本力?っていうのでしょうか・・・。上手すぎます。・・・どうやったら、こんな「変身魔法」要素だけで、ここまでオモシロい話になるのかが、何度読んでも分かりません。特に、連載当初から構想が練られていた単行本5巻までの流れ!!!登場人物・設定に全く無駄がなくて、作品のテーマに、パニックとともになだれ込むあの展開は凄いです><!!・・・もう、爽快!!・・・名作です!!作品全体のテーマとして、「素敵な自分になる」というものがあります。・・・これは、水沢めぐみ先生の作品に一貫したテーマでもあると思うのですが、ココから姫ちゃんというキャラクターが出発しています。明るくて活発な姫ちゃんですが、女の子らしくないこと、名前負けしていること(お姉ちゃんが、またおしとやかな美人なんですよ~~^^;;;)・・・などを、ものすごく気にしています。↑めっちゃ女の子らしい悩みなのに~~~><!!!・・・コンプレックスから出発している分、姫ちゃんはすごく等身大で、感情移入ができるんです。・・・魅力的です!!・・・いつも応援しちゃってます!! そして・・・毎回毎回、大ピンチの姫ちゃんを助けてくれるのが・・・キングオブ姫ちゃんワールドのヒーロー・大地くん!!!・・・THAT's 少女マンガ~!!!ブラボー!!!このヒーローが、本当に凄いんです。運動神経抜群で、ファンクラブが存在するほどモテるうえ、巧みな話術・人心掌握術を用いwww、どうしようもない事態を一気に解決するという離れ技をやってのけます。それでもって、普段ひょうひょうとしつつも、・・・姫ちゃんのためなら、たとえ火の中・水の中(←マジ)!!!・・・彼、姫ちゃんに1巻で落とされてますから、ハイwww。・・・うんうん、分かる!!分かるよ大地君!!・・・姫ちゃんのカワイさは尋常じゃないですよ!!! この作品はアニメも有名だと思います。SMAPの歌うOP・「笑顔のゲンキ」とか。↑これが・・・本当に見事なんですよ~~!合いすぎ><!!スタッフさんも、少女マンガのアニメはおまかせ!!っていうスタッフさんたちです。オリジナルの話も、音楽も・・・すごく素敵です。音楽を担当されていたのが、川井憲次さん。・・・語りだすと長いのですが、らんまのアニメの音楽も担当されていまして、・・・なんというか、世界観におもしろいくらいぴったりなんです><!!サントラが、語るんですよ~。・・・あ、姫ちゃんの曲だ。・・・って、すぐ分かるんです^^。このサントラは、漫画を読みながら聴いてもオモシロいです!!・・・川井憲次さんは天才だと思います。 で、このアニメ、姫ちゃんの声優さんが・・・あの大谷育江さんなんです!!・・・ピカチュウの!!・・・チョッパーの!!!はまり役って、こういうことを言うんだろうな・・・っていう素晴らしさで!!!・・・ヤバカワイイ>▽<!!!ちなみに・・・キャラソンもヤバカワイイ>▽<!!! 「姫ちゃんのリボン」・・・何度も言います!! ・・・・・・名作です><!!!ドタバタキラキラトキメキラブラブ↑この辺りの単語に思わず反応してしまう漫画ファンの方!! ・・・必読です>▽<!!アニメもいいです!!・・・必見です>▽<!!・・・書いてたら、なんか姫ちゃん症候群が再発してきました・・・。 ここで一つ、 youtube物色中に発見した、お気に入りの姫ちゃん動画をこっそり・・・。→こちら。 アニメを編集して作られた 姫ちゃんのリボン・イントロダクションMADです。出だしの大事な要素がぎゅう~っと凝縮されていて、 凄い作品だと思います^▽^!このMAD作品を見るまでは、 漫画とCDだけで、アニメは見ていませんでした・・・ これを見てから、レンタル屋に駆けていきました・・・;;;。 作者さま・・・ありがとうございました!!by姉
2008.09.10
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新刊(7巻)発売から結構経っちゃってますが・・・ここで、少し感想も交えて愛を語っちゃいたいと思います^▽^!!「君に届け」(椎名軽穂・集英社・2005~別冊マーガレット連載中)説明不要!今ノリに乗ってる少女漫画です^▽^///☆最近の漫画のことを取り上げている本なんかには、必ず解説が登場してます。・・・やっぱ、それだけおもしろい><!!!・・・っていうか、キラキラしてる!!!タイトルの「君に届け」のレイアウトも、周りにキラーン☆ってのが沢山飛んでるんですよね~。本当にそんな感じです。 すごく純粋で思いやりがあるのに、外見(?というか目付き?)のせいで、「貞子」と思われてしまっている爽子ちゃん。ありえないくらい爽やかで、クラスの人気者。男女問わずモッテモテの風早くん。・・・非常にカワイイです!!ぶっちゃけ初っ端から両想いなお二人ですが・・・っていうか、片想いでもツンデレでもないのにwww・・・なんでこんなにおもしろいのかなぁ・・・。 一つに、爽子ちゃんの持ってる人と接する、また、新しいことをする時の戸惑いや喜びって、誰でも持ってる部分だと思うんです。爽子ちゃんみたいな子が・・・ってだけじゃなく。・・・当然のことですが、だけど、どんな人でも共感出来る、って大切ですよね^▽^!そして二つ目に、風早くんです。・・・男の子にココまで夢見たらイカンだろ!!!ってくらい爽やかボーイな風早くん。なんとなくですが・・・学校に好きな男の子がいる、って子には、その男の子が皆、風早くんにみえてるんじゃないかなぁ・・・って思っています。・・・いや、風早くんには見えてないかもですけど;;少なくとも、風早くんに向かうベクトルでのフィルターは、多少なりともかかってるのかな?…って。逆に言えば、風早くんというのが、そういった恋する乙女フィルターを体現したような男の子なのかな・・・と思います。 だから・・・もう無条件で魅力的なんですよね^▽^! そして何より!・・・嫌な子が出て来ない!!!最初、爽子ちゃんを避けているクラスメイトたちでさえ、嫌な感じでは描かれてないんです。・・・また、爽子ちゃん自身も、人を嫌うことを絶対にしません。ココが、この作品の一番の魅力だと思います^▽^!心がキレイになるwww。 7巻は、初めての初詣&爽子ちゃんのお誕生日!!!・・・っていうか、初めて?(・・・でもないか?)のデートです!!!もうね・・・後をつけたくなるくぁわうぃりゃししゃ(可愛らしさ)爆発!!! 君に届けは、 「初めて」がイキイキ☆キラキラ☆描かれる作品なので、個人的には、このままず~っと連載が続いて、どんどん年齢を重ねて・・・両想い・お付き合い・進学・就職・結婚・結婚後・・・みたいに一大ドラマになったらいいなぁ・・・☆とか、勝手に思ってます^▽^!! 最期に・・・関係ないですが、私はあやねちゃんとくるみちゃんが好きです!!!・・・もちろん、爽子ちゃんや風早くん、 ちづちゃんや龍君も大好きなんですが・・・自分のツボが・・・。とにかく、ちょっと(?)気が強そうで、すっごくカワイイ子が大好きなんですよ><!!彼女達の今後の動向からも目が離せません!!!っていうか・・・あやねちゃん・・・え?・・え?・・・ピンなの!!?by姉
2008.09.03
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やっぱ、私達の「漫画」って・・・ココが基準です。90年代なかよし!!!セーラームーンの応募者全員目当てで買ってもらったのが最初です。・・・その後は自分達で買うようになったのですが・・・その中でも、死ぬほど好きだったのが・・・ っていうか、死ぬほど好きなのが(現在進行形)・・・この二人の先生!!立川恵先生と小坂理絵先生><!!立川恵先生については、ココで語ってます。今回は、小坂理絵先生について語りたいと思います!!この方の作品は・・・もう・・・スゴスギます!!!一言で言うと、ぶっとび少女マンガです!!・・・今読んでもぶっとんでる!!本気でロボットとのラブストーリー☆「とんでもナイト(全3巻)」・・・とか、本気で使えないヒーロー戦隊☆決定版「ヒロインをめざせ!(全2巻)」・・・とか、本気で何でもいいから世界No1☆を目指す部活動「トップオブザワールドな人たち(全2巻)」・・・とか、本気でヴァンパイア出現☆修道院ラブストーリー「VAMP!?(全1巻)」・・・とか、↑もう、ココにちょっと書いただけで、普通の作品じゃないもの><!!! ・・・で、何が凄いかって・・・大人が読んでもオモシロい!!・・・のみならず・・・子どもが読んでもオモシロい!!!「大マジでヒーローがロボット」とか、当時小学生でしたが、やっぱり心配しちゃってたんです。・・・大丈夫なのかなぁ・・・って!!・・・だけど、納得させちゃう!!!↑ココの凄さに、大人になって読んでみて・・・愕然としました。「なかよし」を読む小学生くらいの子達にも分かりやすいくらい簡単な言葉で、観やすい画面で、このややこしい世界観・・・とか、価値観とか、 全部ひっくるめて伝えきっちゃうんですよ!!!・・・ああぁ・・・なんて情報の詰まった・・・T▽T。 当時小学生だった私が言うのだから、間違いありません!!・・・この方の作品で、今読んで感動するシーンは、小学生の時読んで感動したシーンそのまんまです。完全に「子供向け」に昇華出来ちゃうんです!!!・・・結構大人っぽい話とか、価値観とか・・・出てきてるんですけど・・・;;;なかよしの、他の作品とは一線を隔する・・・。・・・山寺断食合宿で部活全員飢え死にしかけたりするんですよ・・・。 なかよしで。↓子供向けが描けちゃう・・・ってことは・・・・・・先生は、本当に何でも描けちゃう!!ってことだと思います。さじ加減の天才!!!・・・だと思います。本当に!!!超くだらなコメディ・・・本格ロマンティック・・・繊細なシンシアリー・・・・・・無敵です。上手すぎです。何なんですかこれは・・・。・・・可愛らしい絵柄や、腹筋崩壊のシュールギャグも見どころです!!小坂理絵先生の作品は、非常に高いハードルを、最期にバーンっと飛び越えていく・・・そこに向かうための話が多いと思います。物語は、ヒーロー・ヒロイン以外の人物たちもひっくるめて構成されています。で・・・最期は作品のテーマにグッと締まる!!!最期の名ゼリフ・名シーンは、いつまで経っても忘れられません!!う~ん・・・天才だぁぁぁぁあああ!!! 先生は現在はなかよしをやめ、漫画家活動を休止されています。詳しくは、こちらのサイト様で。データベースも凄いです。↓ ・・・ココまで愛をひたすら叫んできましたが・・・実は、小坂理絵先生の作品、全て持っているわけではないんです><!!!・・・なかよしでリアルタイムで読んでいなかった作品は、実はしっかり読んだことがなく・・・;;;一番の長編・「セキホクジャーナル(全4巻)」も、実は読んだことがなく・・・・・・何故・・・!!?というわけで、早速古本屋にダッシュ!!(←妹が;;)持っていなかった、「セキホクジャーナル」の4巻と、「わたしがやらねば(全1巻)」をゲットしてまいりました。 ・・・めちゃめちゃ面白かった>▽<!!!・・・だから、なんで今まで持ってなかったの!!?オカシイ!!!探すぞ~!!まだ持ってない・・・「セキホクジャーナル」1~3巻&「レッツバリボー!(全1巻)」><!! あとは・・・単行本未収録の名作たちを ・・・単行本にして欲しいなぁ・・・T△T;なかよしは・・・単行本化しない作品が多すぎるよ~T△T!!せめて・・・せめてネットで配信してぇ・・・!!!読みたいのぉ・・・!!忘れられない短編とか・・・いっぱいあるのぉ・・・T△T!!by姉
2008.08.31
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もう6巻かぁ・・・これほど長編になるとわ・・・ふふふふ^▽^!!昨日買って来ました!!「ボクを包む月の光」第6巻(日渡早紀、白泉社、別冊花とゆめで連載中)最近、高橋留美子展の影響で、ふたご間「らんま」ってます。で、この「らんま」が中学時代最大のヒット・・・であるならば、この作品は、高校時代最大のヒット・・・です。少女マンガ界SF作品の金字塔・「ぼくの地球を守って」!!!(日渡早紀、白泉社、花とゆめ、1987~1994年)「ボクを包む月の光」は、この「ぼく地球(ぼくたま)」の次世代編になります。なので、「ボク月」を語ろうと思うと、「ぼく地球」から語らなければならないんですが・・・・・・っていうか、今までも「ぼく地球」について、何度も何度も愛を叫ぼうと試みていたんですが・・・・・・無理だったんです!!!こんな薄っぺらい記事上で、ぼく地球の何が語れるっていうんですか><!!?・・・壮大すぎるんです!!!本編が!!!ぼく地球は、高校生の頃、妹が中古で文庫全12巻をまとめ買いしてきまして、それを2日(平日・半徹夜)で一気読みしました。・・・ですが、この作品、恐ろしかったのが・・・この後です。・・・これ程に脳内をめちゃめちゃにするウィルス的作品は・・・ないです!!!もう・・・脳内依存率が・・・侵食率が・・・ありえないレベルです。普通にテスト中とかでも・・・・・・こう、ふっと気を抜くと、バッとフラッシュバック!!誰か助けて!!!・・・みたいな、そんな状況が、真面目に数ヶ月続きましたから・・・。とにかく、世界の深さが無限で、画面の黒いベタが・・・これほど「深い」作品は他になくって・・・読み終わって、最初にやったことは、文庫版全12巻をズラ~っと並べて、妹とその前に正座して、「・・・これは・・・間違いなくこのサイズなんだな・・・。」「この中に・・・アレだけの世界が広がってるんだな・・・。」『・・・ありえねぇぇぇえぇえええ!!!』と叫ぶことでした。 「ボク月」は、「ぼく地球」本編の時期の・・・15?16?年後から始まる物語です。第一話は、読みきりとして別冊花とゆめに掲載されました。実は、私達が初めて「ぼく地球」を読んだのが、丁度この別冊花とゆめが発売された頃で、・・・特に、復活したから興味を持った、とかではなくて、本当に偶然だったんですが・・・・・・なので、私達にとっての「ボク月」は、「ぼく地球の続編」というより、「ぼく地球とセット」の作品です。・・・その第1弾がトンデモ人気で、2弾・・・3弾・・・ついに連載!というプロセスを辿った、トンデモ作品なのですが・・・何が一番トンデモないかって・・・そりゃぁもう、日渡早紀大先生の無敵の漫画バイタリティです!!!・・・いつまで経っても「新しい」んです!!最初、ボク月を読んだ時、びっくりしました。20年以上前から活躍されている、大御所作家さん・・・とは、全く思えなかった!!貫禄があって、ものすごく上手で・・・流石・・・なんですけど、ぼく地球とは見せ方も絵柄も全く違うんです!!・・・うまい言葉が見つかりませんが・・・「今風」?というか・・・。ただ・・・読者を異世界に逃さず引きずり込むパワーは、いつまでも健在!!・・・なんって貪欲な方なんだー!!!・・・本当に尊敬します!! ぼく地球についても、ボク月についても、今後、思いっきり愛を叫んでいきたいです。 ・・・あ、全く今巻(ボク月6巻)について語ってなかった!!・・・一言で。輪くんに惚れ直しましたぁぁああ!!カッコよすぎる!!! あ、輪くんというのは・・・ぼく地球の生んだ伝説の最強キャラです^^;;・・・高校時代の私の脳内に侵入し、中で暴れまわってくれたのが、彼です。おそらく・・・漫画史に残るインパクトキャラなんじゃないかなぁ・・・^▽^;。「ボク月」では大人になって、物語を引っ張っています^^。 「ぼくの地球を守って」&「ボクを包む月の光」・・・もし、万が一読んだことのない方は・・・是非!!!・・・あ、集中してやらなければならないことがある時期は避けた方が無難です;;。・・・私達みたいになります;;;。 ちなみに、この「ボク月6巻」のみならず・・・・・・ココ数日は、こ~んな漫画を購読いたしました><! 自分・・・トキメキに飢えてたんだね!!? ついこの間まで、こんなのばっか読んでたくせに!! ・・・こんなのばっか読んでたから、トキメキが欲しくなったんだよ!!!・・・たぶん。花ゆめは・・・すごく久しぶりに買って読みました。いつもは立ち読みなんですが・・・;;今回は何となく・・・じっくり読みたかったので^▽^!・・・なんか・・・ラブラブが多くて良かったです!・・・というか、表紙からして、非常~にトキメキでした!!学園アリスの蜜柑ちゃんと棗君☆ ・・・ヤバイ!キャワイイイイイィ///(↑おそらく、買わされた原因。)本編では・・・しゃにむにGO!とか・・・キラメキ☆銀河町とか・・・・・・盛り上がってましたねぇ・・・。・・・あ~も~、こっ恥ずかしいぃぃ≧△≦!!!・・・・・それがイイぃぃぃぃぃ!!!↑やっぱりトキメキに飢えている・・・;;少女マンガ最高です///!!!by姉
2008.08.21
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のだめちゃんこのブログ、取り上げる漫画がいちいち古いですが、今をときめく漫画もちゃんと読んでます^^!「Kiss」で連載中の二ノ宮知子「のだめカンタービレ」21巻買いましたv。 のだめはドラマが始まる前からファンで、ドラマも家族で盛り上がりながら観てました。(父はサクセスストーリー、母はラブストーリーとして楽しんでましたね。)いやもう・・・この面白さは反則なんで、・・・むしろこれが漫画だったら他の漫画読めなくなっちゃうんで、漫画だと思わないで読むことにしてますv。(なんだそれは) 1~9巻の日本編も大好きなんですが・・・自分はとにかくパリ編がたまらなく好きで・・・!!のだめちゃんに感情移入しまくりで読んでます!だからのだめちゃんのフラストレーションがたまっていると、こっちも「ヴ~~~」ってなってます。 のだめちゃんのピアノは基本的に「誰かに聴かせるためのピアノ」ではなく、「自分のためのピアノ」・・・だと思います。「上を目指す」というのはやっぱり建前で、本音は「千秋先輩と先輩の音楽の側に居たいだけ」なんだろうな~と。 ーああどうすれば・・・のだめちゃんは何を目指せば良いんだ!千秋先輩助けてぇ~~・・・でもこれは自身の問題ですし><。 のだめちゃんが、自分の望む未来を切り開くラストを希望します!千秋先輩とは絶対一緒にいてほしいです! ・・・あと、ふたごは第二のヒロイン・ターニャの恋も絶賛応援中です^^。by妹
2008.08.17
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麻子ちゃん&きしんちゃん うぁぁぁぁ失敗したぁぁぁぁ!何この汚い色~~T△T。黄色が・・・きしんちゃんの髪の毛その他に使った黄色がいけなかった~~!・・・いきなりすみません。ちょっと叫びたくなったもので・・・失敗してもupします! 実は「イタズラなKiss」の勢いで、別冊マーガレット系繋がりでこっちの作品も! ということで描いてあったんです・・・^^。「いつもポケットにショパン」は1980年~81年に別冊マーガレットで連載された、くらもちふさこ先生の作品です。名作中の名作として知られていますので・・・説明はいらないですね~^^。くらもちふさこ先生は72年にデビューして以来、異国の夢物語が中心だった少女漫画において身近なテーマを取り扱い、他の作家達にも多大な影響を与えた大御所マンガ家さん!・・・・・・らしいです。 (↑まだ自分が生まれてない時ですので^^;。) 昔TVチャンピョン少女漫画王選手権で、「いつもポケットにショパン」の単行本をいつもポケットに入れて家事をしている・・・という主婦の方がいたんですw。少女漫画を読み尽くした人が惚れこむ漫画なら、きっと名作に違いない!ーと思って文庫本に手を伸ばしたら・・・伸ばしたら!!1P開いた段階で、「あ、これは絶対面白い、購入!」な感じで落とされました。何処が良いとかもう言い切れないですが・・・とにかくずっと先が気になって気になって、一気に読み進めてしまいました。「うぐぁぁぁぁ!っちょ、きしんちゃん・・・麻子ちゃんになんて態度をとるの!いや君の気持ちも分るよ!分るけどさぁ!」と叫びながら・・・。そしてラスト!!ラスト5Pでもう・・・・・・全部持っていかれたぁぁぁぁぁぁ~~~><。(↑読んだことある方は分っていただけるはず!)この方の作品はラストです・・・ラストにストーンと落とされるんですよ~!(↑すっかりファンになって読みあさってます。「いつもポケットにショパン」以降は、 アーティスティックな作風にシフトしていってるな~という印象を受けました。 ・・・それも良いんですよ~! ふたごのお気に入りは「チープスリル」と現在コーラスで連載中の「駅から5分」ですv。 「海の天辺」も好きです。)次は「天然コケッコー」が読みたいなぁ・・・。映画は観たんですが読んでないという^^;。 なんかとりとめのない記事ですが・・・ー最期に! 本作エンディグの台詞ですっっv。良い・・・良いぃぃぃぃ!!!この作品すごい頻度で読み直してるので、普通に空で唱えることができましたv。すごい私!ーではなくて、こんな心に残る台詞で締めるくらもちふさこ先生・・・すごすぎる!by妹
2008.08.11
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