碁盤を囲んで

碁盤を囲んで

January 19, 2007
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以文会友のモノローグ


さて #91 君子豹変す の続き。

囲碁将棋チャンネルの「The Passion」(解説は小松英樹九段、司会は稲葉禄子さん)

に登場した小学二年生の藤沢里菜ちゃんは、前回、4段を認定されている。

囲碁界のサラブレッド、里菜ちゃんの発言に注目した。

さて、小松九段が出した宿題は、 『勝利への嗅覚』 (王立誠)を並べてくること。

稲葉「王立誠さんって、知っていますか?」

里菜「うん」

稲葉「並べてみてどうでした?」

里菜「強いね」

稲葉「あー、そうですか。強いですか」

里菜「強いよ、結構」

稲葉「おー」、小松「...」

その里菜ちゃんは、またまた強くなっていた。

今回指導碁を打つインストラクターはソウさん、手合割りは6子だ。

稲葉「今日の意気込みは?」

里菜「うーん、やっぱり石を取りたい!」

里菜ちゃんは魅せた。圧巻は、中央の白の薄みを衝くツケの一撃。

小松「ノータイムでこのツケは鋭い、ほんとに」

さらにノータイムでのキリを連発する。受難のインストラクター、顔は紅潮し、長考に沈む。

そして、16個の白石を姿焼きに。

もう小松先生はずっとインストラクターのほうを心配してばかりだ。

さらに新たな厚みを作ると、もう一つの大石も眼二つにして尻尾をちぎり、相手に一瞥をくれる。

その表情は凄みがあった。無言だが、字幕を入れるなら「まだ打つの?」という感じだろうか。

稲葉「今日はどうでしたか?」

里菜「うまく打てた。石が取れた」

稲葉「次回は最後ですけど、どうしたいですか?」

里菜「石を取りたい」

いよいよ来月は里菜ちゃんの最終回(おそらく2月10日放送のはず)、こんな 勝負服 で臨む。

さて、どんな棋譜と里菜語録で楽しませてくれるのか、乞うご期待である。


#91 君子豹変す
http://plaza.rakuten.co.jp/ibunkaiyuu/diary/200612210001/
『勝利への嗅覚』
http://item.rakuten.co.jp/book/1204043/
里菜ちゃんの勝負服(予告)
http://yoshiko3.exblog.jp/4558676






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Last updated  January 19, 2007 10:10:53 AM コメント(2) | コメントを書く


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