梟の池

梟の池

5日目(後半)




たれ18・・・あ、あれは!

国道1号 を走っていてまたも有名な場所に到達。
鈴鹿サーキット です。

鈴鹿サーキット といえば、F1レースの有名な場所。
さすがにオフシーズンなのか、そっちへ向かう車は少なかったですが、
遠くのほうに黒いサーキット場が見えました。
果たしてサーキットの狼はいるでしょうか・・・。

むしろ・・・ 俺が自転車で参戦したいくらい
自転車だったら競輪場ですかね?たれぱんだ後ろくくりつけて走るぞゴルァ!

・・・そんなアホな事を考えて走り続けていると、突然の 雨!
対策としてカッパ( 3 万円の高級カッパ)を装備していたのですが、
雨足自体はパラついていたので少し待てばやむようでした。

使うことはないや・・・そう思ったとおり、小一時間で止みました。
しかし再び走り出そうとすると妙にダルイ。どうやら雨のせいで体力を奪われたようです。
たとえるならプールで泳いだ後のけだるさ。足が思うようには動きません。

ふと顔をあげて見ると、雨宿りしていた場所は関西本線の加佐登駅で、誘惑が俺を襲います。
「いっそ電車乗っちまうか」 そう思ったけれど、
そんな金は出せないし、もとより自転車旅行じゃなくなります。
しかたない・・・今回の旅で何回そう言った事か。今回も適用。

そんなこんなで次の市街、 亀山市 です。
亀山市 は 国道1号 上で 三重県 最後の市です。
次はもう 滋賀 です。もちろん、今日の宿泊目的地の 滋賀 です。

しかし、地図を見ると、 亀山市 に入ってすぐ、
地図上には波紋のような線がズラズラと描かれている。
えっと・・・これらは・・・確か等高線だっけか・・・ってことは・・??

・・・まさか山道!?

おや・・・地図の下の方に、ちぃっこく 「鈴鹿峠」 と書いてある。
ライトの下でよーくよく見てみると 「鈴鹿峠」 ・・・。

また峠か!

瞬間、私の脳裏には 箱根峠 の思い出がよぎりました。( 2日目 参照)
長い長い戦いをまたも繰り返すのか・・・。
しかも今はもう昼過ぎ。果たしてどれくらいでこの峠を越えられるかわかりません。
もしかしたら夕方に・・・でも行かざるを得ない・・・でも・・・
と、葛藤しながら足は着々と前へ前へ。

たれ19・・・写真の奥の奥のほうから来ました

<3時間後>

「まだかー!」

今日は叫んでばかり(太字も多すぎ)
峠のくせに電灯は無し。車の行き来も少ない。あっても暴走トラック。
真っ暗の中で一人でサイクリング(ハイキング?)のワシ。

下りに来ても気づかないくらい暗闇の中をたれぱんだとワシは走りました。
途中看板に 「甲賀郡土山町」 という標識があったんですが、
町民がみんな忍者なんじゃ? と疑っていたので寄らずに
とにかく明かりのある街へ大急ぎ。かなり心細い道でしたから。

すると本日の目的地となった 甲賀郡水口町 に着くことになりました。
水口町に決めた理由は、明るかったからです。
もう暗闇を走ってきた私にとってネオンサインが何よりのありがたみ。
光がこんなに自分を癒してくれるとは思いませんでした。

やはり素泊まりの宿を探してすぐ電話。
すると水口町の中心部のビジネスホテルが格安で泊まらせてくれました。
隣にはコンビニ、パチンコ、レンタルビデオ屋があるとのこと。

あ、明かりをぉぉぉぉぉとヨボヨボしていたワシには超ありがたみ。
早速ホテルにつくなりテレビ着けてご飯食べて風呂入って眠り。

あー・・・やっぱ明かりがないと人間ダメだわ。
と、悟りました。そして夜中に気づいたこと。

「京都まであと1県!」

気合入れて明日も走ります。

たれ20・・・わふぅ(洗濯された)


【1日目】 ・ 【2日目(前)】 ・ 【2日目(後)】 ・ 【3日目】 ・ 【4日目】 ・ 【5日目(前)】 ・【5日目(後)】・ 【6日目(前)】 ・ 【6日目(昼)】 ・ 【6日目(終幕)】 ・ 【6日目(おまけ)】


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: