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ずっと以前から心の片隅にあった計画がある。 何人かの友人には、面白半分に話したこともあったが、話している本人でさえ「やれたらいいな」くらいにしか思ってなかった夢のような計画。 『自宅から自転車で中央アルプス最高峰木曽駒ヶ岳(2956m)を日帰りで往復する』 前回からのつづき 2008年8月13日 AM2:50 起床。 遠足前日の子供のようにワクワクしてしまい、1時間おきに目が覚めて時計を確認する始末で殆ど寝ていない。 が、それほど眠くはない。 着替えを済ませて外へ出てみると僅かだが小雨が降っている。 「うそやろ~~」 急いでMacBookを立ち上げて天気予報を見るとAM3:00頃から天気は回復することになっている。 「よっしゃあ、いける、いける」 AM3:30 自転車のタイヤの空気圧を確認し、昨夜荷物を詰めておいた小型ザックを担いで家を出る。 真っ暗な道を小型ライトの明かりを頼りに走る。 5分程走り隣町に入った頃、素手でハンドルを握っていることに気づく。 「あちゃ~、やってもた~~」 このまま行くか、それともグローブを取りに戻るか・・・ 少々迷ったが、”急がば回れ”で戻ることにする。 AM3:45 気を取り直して再度出発。 雨は殆ど止んでいるが、濡れた路面からの跳ねが冷たい。 こんな時間に真っ暗な道を走っている自転車を想定しているドライバーは、まずいないので車に轢かれないように慎重に走る。 AM5:30 桂小場着 ここがいわゆる登山口。薄暗い樹林帯の中に道がついている。 無理すれば自転車で走れないこともないが、序盤で脚を使う訳にはいかないので、ここは押して行く。 「昭和50年7月24日 午後1時40分、伊那中学校」 落雷事故現場の石碑がたっていた。合掌。 こんな樹林帯の中でも落雷があるとしたら、どこへ逃げればいいのだろう? AM7:21 大樽小屋着 ここから道は急登となる。自転車を担いだり、押したりしながら高度を上げて行く。 途中にヒカリゴケの標識がある。 高校2年生の時、学園祭のクラス演劇で武田泰淳の小説『ひかりごけ』をやった。 私は裁判の傍聴人の役で台詞は「え~~っ」くらいしかなかったが思い出深い。 自転車を担いで急な登山道を登るのはかなりきつい。 肩にフレームが食い込んで痛いし、自転車が木の枝や岩に引っかかりストレスが倍増。 AM9:10 胸突八丁の頭着 天候は回復。快晴。夏の日差しが照りつけている。 ここから先は樹林帯ではなく稜線の道となる。 しばらく行くと一気に素晴らしい展望が開ける。 いつもならデジカメを取り出して撮影タイムとなるのだが、今回はそんな余裕もなく、ただひたすら木曽駒ヶ岳を目指す。 AM9:50 西駒山荘着 今回の山行では午前中に木曽駒ヶ岳に着かないと撤退すると自分でルールを決めている。 撤退のタイムリミットまであと約2時間。 ギリギリのところか。 将棊頭山を巻いて裏側へ出ると巨岩があり、「遭難記念碑」という文字が大きく刻まれている。 新田次郎の小説で映画にもなった「聖職の碑」である。 大正2年8月26日、中箕輪尋常高等小学校の教師、同窓生、生徒37名が駒ケ岳への研修登山中に台風に遭遇し、暴風雨の下山途中で校長以下11名が遭難死したものである。 「聖職の碑」を通過してしばらく行くと前方に登山者が見えた。 今朝、登り始めて以来初めて見る登山者だ。 「お~~い、○○○!」 私の名を呼ぶ声がする。 中央アルプスを南から縦走して来た友人Hだった。 おいおい、木曽駒の頂上で再会した方がドラマチックやのに・・・ H「やるやんけ」 私「まあな。ほんでも、めっちゃキツイで」 ここから先は馬の背と呼ばれる痩せ尾根の登山道になる。 冒頭の写真はこの付近でHに撮ってもらったもの。 後日知ったことだが、この日の翌日(8月14日)に私と同じ年齢の男性がここで滑落されて命を落とされている。 岩場の登りで、それほど怖い感じではなかったが、確かに落ちれば・・・ 木曽駒ヶ岳頂上は見えているが、疲れで足が重く思うように進まない。 AM11:50 木曽駒ヶ岳頂上(2956m)着 タイムリミット10分前で滑り込みセーフ。 本来なら泡の出る缶を開けて「ぷは~~っ」っと乾杯したいとこであるが、これから来た道を戻って家まで自転車で帰らなくてはいけないので、Hが持っていたポカリで乾杯。 祠にお参りをしてから早々に下山を開始する。 これから今朝登って来た道をまた戻るのかと考えると本当に嫌になる。 登りの途中から古傷の左膝が痛みだしたが、下りでは右膝までも痛みだす。 「ホンマに下りれるやろか?」少々不安になるが下りるしかない。 Hは軽快な足取りで先にどんどん行ってしまい視界から完全に消えた。 自転車を担いで下りるというのは、登りにも増して辛い。 途中で会った登山者に聞かれる「どこ走るんですか?」 走れるところなんて殆どなかった。 それに疲れと痛みで足に踏ん張りが利かないので走れるところも押している。 阿呆みたいに見えるやろな。 それでも自転車を持って来たことについて後悔はない。 だって、普通に登るよりインパクトあるからね。 自分の中での達成感が断然違うから。 PM4:10 桂小場着 大樽小屋からは自転車に乗って下りて来たがHに追いつけず。 Hは私より10分くらい早く着いたようだ。 Hを桂小場に残し家へ向かう。 PM5:40 へろへろのヨレヨレで帰宅 服も着替えず軽トラに乗ってHのもとへ向かう。 温泉に入って、木曽の山奥の登山口に置いて来たHの車を回収して我が家へ戻ったのはAM0:00頃。 それからAM3:00まで反省会(飲み会)をして爆眠。 今回の山行は目的を達成して終わることができた。 でも、もし途中で敗退していたとしてもそれはそれで良かったと思う。 来年のリベンジを誓っていただけのこと。 成功の反対は敗退(失敗)じゃない。 失敗は成功の元。 成功の反対は何もしないこと。 田舎暮らし応援倶楽部
2008年09月02日
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ずっと以前から心の片隅にあった計画がある。 何人かの友人には、面白半分に話したこともあったが、話している本人でさえ「やれたらいいな」くらいにしか思ってなかった夢のような計画。 でもね「やれたらいいな」なんて思っているうちは何事も実現しないんだよね。 「やる!」って決めないことにはね。 『自宅から自転車で中央アルプス最高峰木曽駒ヶ岳(2956m)を日帰りで往復する』 これが、その計画。 決行するのは8月13日 。 我が家の標高が770mなので標高差は約2200m。 登山口からの参考コースタイム(休憩なし、徒歩)で約9時間。 それに我が家から登山口までの距離往復約50Kmが加わる。 自転車で行くと言っても相手は中央アルプス最高峰。 登りは殆ど担ぐか押すかになると思われるので余計な荷物をもって行くようなものかも。 普通に徒歩で登るより時間がかかる可能性もある。 でも、下りは乗るつもり。 今回は、更に木曽駒ヶ岳の頂上で中央アルプスを単独縦走して来る友人Hと感動(?)の再会をするというオマケの演出も特別に付けてみた。 友人Hは2年前の夏、南アルプスを縦走した時の相棒。 Hは今年は相棒が見つからず単独で中央アルプスを縦走する。 もちろん山を舐めている訳じゃない。 13日の天候が悪ければそれだけで中止する。 荷物はできるだけ軽くしたいが、万が一のビバークに備えてGOA-TEXのシュラフカバー、エマージェンシーシート、防寒着、合羽、非常食なども持って行く。 午前中に木曽駒ヶ岳の頂上に辿り着けなければ、引き返す。 いわゆる敗退ってやつ。 ちなみにGoogleで「木曽駒ヶ岳」「自転車」「中央アルプス」「MTB」「山岳サイクリング」等でいろいろと検索してみたが木曽駒に自転車で行った記録は見つからなかった。 いいぞ、いいぞ。 8月13日AM11:00 果たしてHと再会できるか? 田舎暮らし応援倶楽部
2008年08月06日
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もう1ヶ月前になりますが、『くらふてぃあ杜の市』でのワンシーン。 森の中に子供たちの笑顔がいっぱいありました。 話題は変わって、最近ガソリン高いですねぇ。 田舎で暮らしていると交通手段が実質的には車しかないのでほんま痛いです。 そこで趣味と実益を兼ねて・・・ 自転車通勤始めました。 軽トラの荷台にロードバイクを積んでいつもより15分早く家を出る。 会社の10Km手前にある某市役所の駐車場でバイクを降ろし走り始める。 走り出すとカラダが、いやカラダを構成している一つ一つの細胞がヨロコンデイルのが伝わって来る。 草や緑の匂いのする心地よい朝の風を切って走る爽快感。 よく「朝から疲れて仕事にならんやろ?」とか言われるけど全然そんなことない。 どっちかゆうたらその逆。 カラダ中の筋肉が目覚めて、朝からスッキリ気分で仕事ができる。 健康に良くて、お財布にも地球にも優しい自転車通勤。 とりあえず寒くて乗れなくなる頃まで続けるつもりです。 先日、知人のKさんから電話がありました。 「今、クリスが演奏しているからデュランへ来ない?それにH2Oの・・・」 ちょっと一杯入ってる様子で何のことかよくわからん。 時間はPM9:30過ぎてるし・・・。平日やし・・・。明日も仕事やし・・・。 私「家内と相談して・・・」 Kさん「奥さんと替わって」 嫁「ハイハイ、私も行っていいんですかぁ、わかりました」 おいおい行くんかい・・・ デュランはうちの近くにある喫茶店?レストラン?ライブハウス?みたいなお店。 店に着くとステージでクリスともう一人の男性がビートルズナンバーの演奏中。I Saw Her Standing There、Penny Lane、Let It Be・・・たまに、酔っぱらった客のオジさんがドラムを叩きに行く。田舎らしいでしょ。でも、やっぱライブっていいわぁ。生の歌声が心に響いてくるし、純粋に楽しい。家でCD聴いてるのとは違う。もひとつ気乗りしなかったけど来てよかった。Kさん「彼はね元H2Oの赤塩さん」ええ~~っつ!! H2OってあのH2O!? あの『想い出がいっぱい』の!?♪古いアルバムのなかぁ~に~♪隠れてぇ~想いでぇ~がいいっぱい♪『みゆき』のエンディング曲やん。 『みゆき』と『タッチ』は高校生の時ハマッた。どっちもコミックス持ってたし、『タッチ』なんか全巻初版で揃えた。実家に置いてたらオヤジに古紙回収に出されてしもたけど(泣)よくよく聞くと赤塩さんは現在うちのお隣の町に住まわれてるらしい。へえ~、こんな田舎にも有名人がいるんだ。話は少しズレて、昔『みゆき』って娘と付き合っていたことがあった。初めて女の子と二人で映画に行ったのは彼女とだった。今思い出すと恥ずかしい程に不器用だったあの頃。そう言えば彼女は自分の名前を「ありふれた名前で嫌」って言ってたっけ。昨日の七月七日は七夕。そして彼女の誕生日。 田舎暮らし応援倶楽部
2008年07月07日
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「知り合いの社長が今度そっちにラボを作ったんやけど、行かへん?」 GW前に友人のEさんから電話がありました。 Eさんは私が大阪にいた時の自転車仲間。 私より4、5歳年上ですが、全く所帯染みたところがなく、初めて会った頃は絶対独り者だと思ってました。 だって4人家族(奥さんと子供2人)なのにファミリーカーが2人乗りの外車みたいな人だから。 趣味は自転車、車、バイク、格闘技など。 「オヤジ狩りにこーへんかなぁ(来ないかなぁ)、返り討ちにしたんのに」とアメリカンポリスの特殊警棒をガキのように振り回してたりする姿からは想像もできないのですが、昔はヨットに乗っていて、その力量はアメリカズカップ出場メンバーレベル近くまであったらしいです。 下の写真は雪山で転けるEさん。 裸でも靴下は履くのが彼の哲学らしいです。(^_^;) こんな人と山道で出会ったら・・・(普通、出会わん) こんな人と街で出会ったら・・・ 即通報です。 ちなみに、私はこんなスタイル(全裸)で走ってませんからね ( ̄□ ̄;)ギョッ こんなEさんですけど、英語はペラペラ、仕事はバリバリできる人で、外資系の会社を渡り歩き現在は大手電子部品メーカーに勤めています。 今回は私に転職を勧める電話。 「条件は、そこそこええと思うよ。会うだけでも会ってみたら?」 Eさんは、これまでも何回か今回のような電話をくれています。 でも今回の話は、私より向いてそうな人が身近にいたので、その人を紹介しました。 13年前に大阪を離れて信州で田舎暮らしを始めた私のことを未だに気に掛けてくれるEさん。 ありがとう。 私はこっちで何とかかんとか楽しくやってます。 また、遊びに来てくださいよ。 山へ走りに行きましょう! 友だちっていいもんです。 田舎暮らし応援倶楽部
2008年05月14日
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田舎暮らし的日常 仲間がやって来て そばを打ち でかプリンを食い 酔っぱらってこんな感じ もちをつき 福寿草が咲き ふきのとうも花が咲き 芝を焼く ポーチの陽だまりで、そらが昼寝をし フライフィッシャーがやって来て 囲炉裏に火を入れるのも今シーズン最後か? 鯉のぼりを揚げ 天下一と言われる高遠の桜も満開 山へ走りに行き 桜守をした集会所の桜の下でバレーボール大会 田舎暮らし応援倶楽部
2008年04月20日
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先週に入ってから急に暖かくなって春の陽気となりました。 こちらでも、もう日陰にちょこっとだけ雪が残っているくらいです。 もうすぐ春ですねぇ~♪ちょっと気取ってみませんかぁ~♪by キャンディーズ (^_^;) 私の家の近所の堤の周りには桜の木があります。 この桜の木々は毎年春に綺麗な花を咲かせてくれて、我々を楽しませてくれます。 が、樹齢80年を越える老木で、近年だいぶ弱ってきています。 このままにしておくと後数年で花をつけなくなってしまうそうです。 老いながら頑張っている桜の木にこれからも花を咲かせてもらいたい・・・ 先日、地元の有志(勇士?笑)が集まって、桜の木の手入れをしました。 作業は主に、テングス病にかかった枝の切除・剪定と切り枝の焼却、幹や枝についた苔の除去、施肥です。 テングス病って知ってますか? カビの一種のタフリナ菌に感染したときに発生する伝染病で、放っておくと桜の木が枯れる原因となるそうです。 桜の老木についた苔って何か風情があっていいなぁなんてお馬鹿な私は思っていたのですが、実は苔に栄養を取られて木が弱ってしまうそうです。 桜は日本の国花ですよね。私たち日本人は春になると桜、サクラとお花見で大騒ぎをする割には桜の木のことなんか何にも知らないし、何も考えてないんですね。 きっと日本各地の多くの桜も、こうやって桜守をしてくれる人たちがいるから毎年花を咲かせることができるのでしょう。 「俺は花を咲かす前の今の桜の姿が好きよ。こうやって、頑張ってる桜に手を入れてやって、春にまた皆で桜を見ながら一杯やりゃあ最高じゃねえか。」 一緒に作業をした庭屋のHさんの言葉が何だか胸に沁みました。 今年もこんな風に咲いとくれ・・・ 田舎暮らし応援倶楽部
2008年03月16日
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今年は本当に雪が多く、気温も低いですね。 ここ伊那谷辺りでは、最近の10年間くらいで一番寒い冬になりそうです。 先日「せっかく雪もあることやし、そりでも行こか」とお向かいのYさんちの横にある通称『Yさんゲレンデ』(実は公道)へ出かけました。 Yさんちと我が家はお向かいといっても直線距離で200m以上は離れてます。 そこで私は・・・ XCスキー(クロスカントリースキー)で出かけました。 XCスキーというとどんなイメージですか? 荻原兄弟が活躍した冬期オリンピックの競技ですか? たしかにあれは、まさしくXCスキー。 でも私の持ってるのは、見た目は同じですがツーリング用のXCスキー。 ストイックな競技用と違って雪上散歩を楽しむための道具。 見慣れた景色も雪が地表を覆い、寒さと風にさらされていくと普段は想像できなかった見事な自然の造形美を見せてくれる。 そんな冬の美しいフィールドを急がず、慌てず、のんびり歩く。 学生時代に一人旅で出かけた冬の知床で初めてXCスキーを体験し、その魅力に取りつかれて買ったスキー。 大阪に住んでいた頃、相方と信州の北八ヶ岳や滋賀県の比良山へ行ったりもしたけど結局あまり使わなかったなぁ。 でも、今はわざわざ遠くのフィールドへ出かけなくても”玄関開けたらすぐフィールド” これから、もっと使ってやらねば・・・ こういうことが手軽にできるのも田舎暮らしのいいとこですものね。(^^) > 田舎暮らし応援倶楽部
2008年02月24日
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雪が降っています。 昨夜から降り出した雪は、もう10cmほど積もったでしょうか。 予報では今夜まで降る模様。 こんなに降るのは久しぶりです。 朝から窓の外を眺めながら、Roger EnoやGeorge Winstonを聞いて、まったりと過ごしています。 信州といえば豪雪をイメージされるかもしれませんが、信州でも南部に位置する、ここ伊那谷は比較的雪の少ない地域です。 一度にたくさん降る雪には困りますが、まあこれくらいなら許容範囲かな。 やっぱり冬は冬らしくあって欲しい。 冬の厳しさがあるからこそ春を迎えたときの喜びも大きいから。 田舎暮らし応援倶楽部
2008年02月03日
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大変長らくご無沙汰しておりました。 ついでに大変遅ればせながら、明けましておめでとうございます。 今年も、いろいろなことを急がず、焦らず、ぼちぼちと田舎暮らしを楽しみつつやっていきたいと思います。 もちろん、ブログの更新もぼちぼちと・・・ 本年も宜しくお願いいたします。 田舎暮らし応援倶楽部
2008年01月14日
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朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。 雨が降った翌日には、我家の裏山の中央アルプスが薄らと雪化粧します。 里山の木々の黄葉は日ごとに色を変化させ、複雑なパッチワークの模様を見せてくれる。 秋の楽しみって何ですか? 読書の秋? ロマンチックに、もの思う秋? それとも、ゲージュツの秋? やっぱり食欲の秋? 私の秋の楽しみは枯葉の絨毯の上をカサコソと音をたてて歩くこと。 これからひと雨ごとに秋は深まりをみせ、そして冬が駆け足でやって来ます。 田舎暮らし応援倶楽部
2007年11月09日
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今年も新そばの季節が近づいてきました。 古いそばより新そば、古い米より新米 、古い女房より・・・。 な~んてこと言ってるのは誰ですか? (^_^;) ご存知かと思いますが普通のそばの花って白色です。(◆ 白い花の風景 ◆ 参照 ) 最近うちの近隣の村や町で見かけるようになったのは赤そば。 この赤そばの粉で打ったそばは、ほんのり桜色した・・・ ってことはなく普通のそばと変わらない色をしてるそうです。 味や香りが良くて動脈硬化や高血圧の予防に効果があるルチンを一般のものより多く含んでいるとのこと。 実は、私もまだ食べたことないんですよ。 (^^ゞ この赤そば、正式には『高嶺ルビー』という名前で標高三千八百メートルのネパール・ヒマラヤ山ろくが原産だそうです。 ネパールと言えば、私、2回行ったことがあるんですよ。1回目は学生時代に、そして2回目は新婚旅行で。いづれもヒマラヤトレッキングが目的でしたが、ネパールの人々に惹かれた部分もありました。ネパールは日本と比べて経済的には圧倒的に貧しい国です。でも、笑顔がいいんです。大人も子供たちも。何でこんなに、いい笑顔ができるんだろう。そう思うこと自体、私が精神的に貧しい証拠なのでしょう。仕事のこと、将来のこと、お金のこと・・・我々は物質的な豊かさ、便利さと一緒に不安感までも手にしたのかもしれません。先週観た映画の中で、とびっきりの笑顔と出会いました。ドキュメンタリー映画「107+1~天国はつくるもの」 動けば、助けてくれる人が現れる。仲間が集まってくる。一人じゃできないことも、仲間と力をあわせればできる。夢は実現する。内容について詳しくは書きません。とにかく観て欲しいです。とにかく、めっちゃ感動します。とにかく、めっちゃ熱いです。とにかく、めっちゃええ映画です。全国の上映スケジュールはここ。ホンマにこのブログ読んでくれる人には観て欲しい。この映画の監督は、てんつくマン。軌保博光と言った方がわかる方もいるかもしれない。『軌保博光』で検索すれば、たくさんヒットするだろう。中には彼を誹謗中傷するものもある。個人的な意見だが、いつでも人が動こうとすると全く動こうとしない人が、揚げ足を取ったり、足を引っ張ったりしたがるものだと思う。真実は私にはわからないけど、私は彼を信じる。 田舎暮らし応援倶楽部
2007年10月08日
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*** バトン ***【ムコ多糖症】って病気を知ってますか???この病気は人間の中でも小さい子達に見られる病気です。しかし、この《ムコ多糖症》と言う病気はあまり世間で知られていません。(日本では300人位発病) つまり社会的認知度が低い為に今厚生省やその他製薬会社が様々な理由を付けて、もっとも安全な投薬治療をする為の薬の許可をだしてくれません。《ムコ多糖症》は日々病状が悪くなる病気で、発祥すると殆どの人が10~15歳で亡くなります。8月7日「SCHOOL OF LOCK」というラジオ番組で湘南乃風の若旦那が語ってから私達に出来ることを考えました。それで思いついたのがこのバトンという方法です。 5~6歳の子が厚生省にスーツ姿で出向いて自分達が生きる為に 必死に頭をさげてたりしています。 この子達を救う為に私達ができる事は、 この病気を多くの社会人に知ってもらって 早く薬が許可されるよう努力する事だと思います。みなさん協力お願いします。 [ムコ多糖症] ムコ多糖を分解する酵素が先天的に欠損している為、 体内に蓄積することで様々な異常が引き起こされる病気。多くの場合、身体や精神の発達遅滞、骨の変形、水頭症なども伴う。重症の場合は成人前に死亡する。今のところ有効な治療法が無いので、骨髄移植や遺伝子治療の臨床成果が待たれる病気の1つである。http://www.muconet.jp/★この本文を 日記に貼り付けてください。※私達が何か力になれば・・・とバトンを手渡ししてます。 お時間のある方は御願いします。 家庭や職場でも話題に上げて頂けると更に広がって行くと思います。 よろしくお願いいたします m(_ _)m募金のお振り込み先(銀行口座) 三菱東京UFJ銀行 豊中支店 普通口座 1381667 口座名義 ムコ多糖症支援ネットワーク募金のお振り込み先(郵便局) 口座番号 00950-2-251366 郵便局 口座名義 ムコ多糖症支援ネットワーク お問い合わせ info@muconet.jp ムコ多糖症支援ネットワーク http://www.muconet.jp/子供をもつ親として、微力ながら力になりたいと思い米スタアさんからバトンをいただきました。 賛同していただける方がおられればバトンを引き継いでください。今こそブロガーの力を世に知らしめましょう!
2007年09月06日
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ご無沙汰しております。皆様、いかがお過ごしでしょうか?今年のお盆は、こちら信州でも異常なほどの暑さでした。我家は8/13~8/18まで、びっしりと来客で埋まっていましたが、あまりの暑さのため、8/15の1日だけ扇風機を回してしまいました。扇風機を回したのって何年振りだろう?8/24~8/26まで千葉県から2人の小学6年生のホームステイを我家で受け入れました。長野県と千葉県ではグリーンツーリズム(都市農村交流)の一環として農山村留学を実施しています。農作業体験を通して子供の自主性・創造性を伸ばすのが目的とか。まあ、そんなお固い建前はいいとして、本来なら農家が受け入れ家庭となるのでしょうが、受け手が少ないのが実情のようです。うちは農家ではありませんが、今回たまたま声が掛かり、面白そうだと思ったので受け入れることにしました。やって来たのは、ユウキとイチタ。会うまでは、どんな子が来るんだろう?ゲームばっかりしてるような子じゃないよな?なんてちょっとだけ心配したりもしましたが、2人とも人懐っこい都会っ子でした。うちは農家ではありませんが家庭菜園くらいはあります。2人にはトウモロコシ、かぼちゃ、ミニトマト、パプリカ等の収穫と白菜の種まきを体験してもらいました。作業が終わってから、川へ 今回の農山村留学の主旨を考えた人には悪いけど、おじさんは、ちょっとだけ農作業を体験したからって自主性・創造性が伸びるなんてちっとも思ってません。そんなことより、楽しんで、いい想い出が出来たらいい。なんとなく田舎の良さを感じてくれたらいい。そして、またうちに遊びに来てくれたらいいなぁって思ってます。 田舎暮らし応援倶楽部
2007年09月02日
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滝壺へダイブ! 今日は地区の児童会の行事で近所の川へ飯盒炊爨(「はんごうすいさん」って漢字難しい)へ行きました。 この川は以前 『◆ 尺イワナ ◆ 田舎暮らしの釣りのおじさん』 で紹介した川です。 ここには、毎年ガキ大将たちが根性試しをするスポットがあります。 高さ4mほどの滝壺。 1年前、どうしても怖くて飛べなかった奴らが「今年こそは・・・」とリベンジに燃え、ある者は勇気を振り絞って英雄となり、またある者は恐怖心に負け今年も・・・ 写真は6年生のGEN君が初めて英雄となった瞬間。 4年生で飛んだというのがこれまでの記録らしいです。うちの3年生の息子は来年のリベンジを誓うことに。えっ、私はって?黙って見てるわけないですよ! 田舎暮らし応援倶楽部
2007年08月05日
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現在、我が家の庭に製作中のものです。 何だかわかりますか? 先日、我が家に泊まった友人は「岩風呂か?」って言ってました。 <ここからは田中邦衛の口調で> 「おいら、川から石拾って来て、一人で作っとるンだ。」 「大晦日に何とか間に合わしたくてな」 そうなんですよ、露天の岩風呂。 だったらいいのになぁ・・・ 実はこれ、ファイヤープレイスなんですよ。 つまり、焚火をするところ。 焚火って不思議な魅力があるんですよ。 炎の揺らめき、暖かさ、匂い・・・ 『北の国から2002 遺言』の中にもこんなシーンがある。 五郎(田中邦衛)に最後に会いに来たシュウ(宮沢りえ) シュウ「なつかしい」 五郎「何が」 シュウ「お父さんの体の・・・焚火の匂い」 人は太古の昔から火と付き合っている。 焚火の火をボーッと眺めている私と縄文人とでは、たぶんその瞬間何の差もないんだろうなって思う。 話は変わって、先日は私の健康診断の結果に暖かいコメントを頂き、ありがとうございました。先週再検査に病院へ言ってまいりました。 結果「CT撮っときましょう」ってことになりました。 今週の木曜日にまた行ってきます。 それから、私がブログを始めて1年ちょっとになりますが(最近は日記とはとても呼べない更新状況です)先日20000アクセスを突破したと楽天からメールが来ていました。 拙い文のブログにもかかわらず、訪問して頂く方々には本当に感謝です。 皆さんのおかげで、ここまで続けてこれました。 これからも、ぼちぼちやりますので、今後とも宜しくです。<(_ _)> これが20000アクセス時のスクリーンコピーです。 見事、20000のキリ番を踏んだあなた。 おめでとうございます。 カウプレっていうんですかこういうの? 突然ですが、ご家族で我が家へご招待いたしま~す。(ありがた迷惑か? (^_^;) ) 季節によっていろいろですが、これまで私がブログに書いたようなことは体験できます。 また、ポーチの椅子で景色を眺め、風に吹かれてボーっとするのもお薦めです。 1泊2日(2泊3日でも可)の田舎暮らし体験しませんか? しっかし、行き帰りの交通費は出ませんので・・・ よかったら、ご連絡くださいね。(^^) 田舎暮らし応援倶楽部
2007年07月16日
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先月は、我が家にとって厄災の月でした。 《厄災その1》 パソコンのプリンターが故障。 動作時にガチャガチャ音がするなぁって思っていたら、突然インクが出なくなる。 ダメ元で分解してみると何かの部品の破片が動作部に詰まっているのを発見。 取り除いてやると正常に動き出す。ちょっとだけ『何かの部品の破片』というのが気になりますが、ここは結果オーライということで。 (-_-;)み、見なかったことにしよう・・・ 《厄災その2》 コンタクトレンズを両目とも駄目にしてしまい交換。 まだ、1年も使ってなかったのに~ (T▽T) 《厄災その3》 相方がストリーム(我が家の乗用車)の後輪を川に脱輪。 レッカー車で吊り上げて救出されたらしいです。もちろん有料。(T▽T) 《厄災その4》 デジカメが故障。 ズームが出たままになり電源も入らない。再生も出来ない。(T▽T) またまたダメ元で分解。 レンズ付近の歯車とかを触ってみるが動かない。やっぱり無理か・・・ 修理を頼んで1万円以上するようなら・・・ しょうがないので電気屋でデジカメメーカーのカタログを何冊も収集。 デジカメ検討に入る。 んが、学生時代、電気科の先輩が「壊れたときは叩くんや!」って言っていたことを思い出し、思いっきり叩く。 「うぃーん」 音がしてズームが引っ込む。 やってみるもんや。(^^) 《厄災その5》 ガソリンスタンドで給油。 プリペイドカードのケースを返され、「ありがとうございました!」って言われたので発進すると 「ガチャガチャガチャ!」 何か嫌な音が・・・ 店員が慌てている。 何と給油ノズルが車に入ったままで発進したらしい。 店員は「お先にカードケースだけ」と言ったなどと言い訳している。 ありえへんやろ~! ストリームを見ると給油口近くにエクボが出来てる(へこんでる)。 私も、かなりへこんだ (T▽T) 《厄災その6》 健康診断の結果。 いつも異常なしの1ばかり。 今回も・・・ 胸部X線、指導区分5(精密検査を要します)。 右上肺野に淡い索状影。 癌かも・・・ (^_^;) そんな6月の嫌な気分を吹き飛ばすために久々にロードバイクに乗りました。 朝から2時間ほど。 駒ヶ根の火山峠まで。 同じ自転車でもロードバイクにはマウンテンバイクと違った楽しみがあります。 モータースポーツに近いスピード感。 風を感じ、峠から一気に下る快感。 今、F1で活躍している佐藤琢磨選手も元ロードバイクの選手だったんですよ。 エンジンは自分の脚。 いくらお金を出してもいいものは買えない。 鍛えることによってのみ、どんどん良くなる。 やっぱ、自転車が好き。 田舎暮らし応援倶楽部
2007年07月01日
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前回紹介した発酵エキスを使って焼いたパンです。 小麦粉は岩手産の中力粉を使っています。 小麦粉、米糠、全粒粉を合計で750gにしたものに発酵エキスは100~120cc(発酵エキスの強さによって調節)、モルトを小さじ1/2程度、海の精(塩)大さじ1杯、水360~340cc(発酵エキスと合計で460cc)を混ぜたものを15分くらい捏ねます。我が家では、あえてバターや砂糖、卵は入れていません。捏ねたものを丸めてボールに入れ、発泡スチロールの箱の中で一次発酵させます。一次発酵中は発泡スチロールの箱の中にお湯を入れたコップを置き、25~30℃くらいをキープさせるようにしています。一次発酵完了後、分割し、ベンチタイムを30分程度とったあと成形して二次発酵させます。二次発酵中は発泡スチロールの箱の中を20~25℃くらいにしています。そのまま2時間ほど置くと倍くらいにふくらみます。小麦粉をふりかけ、クープを入れ「美味しくな~れ、美味しくな~れ 、美味しくな~れ!」と3回呪文を唱えてからオーブンで焼成します。お味の方は・・・以前は、天然酵母のパンを焼くとちょっと酸味の強い感じになりがちだったのですが、今は、そういうこともなくなったように感じます。でも、まだまだです。修行の道は長く、厳しいのです。(って自分で作るわけじゃない。相方すまぬ <(_ _)>)食のことが色々と問題になっていますが、現代社会にに生きる以上、気をつけると言っても限界があると思います。できるだけ、できるだけ、自然な物を手作りで。そんなふうに思います。このパン、中が詰まっていてかなり重いです。悲しいかな息子は、バターたっぷりの軽~い市販のパンが大好きみたいです。(T▽T) 田舎暮らし応援倶楽部
2007年06月09日
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ご無沙汰しておりますが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか? なかなか更新できない日々が続いております。今年の山菜や味噌作りのことも書きたかったのですが、既に旬を過ぎてしまい今更って感じになってしまいました。ということで、今日は我が家の天然酵母の紹介です。そう、パンを発酵させる元になるあれです。天然酵母のパンを初めて作ったのは、田舎暮らしを始める以前のこと、今から15年近く前になると思います。当時はホシノ天然酵母パン種を使っていました。その後、信州で田舎暮らしを始めた頃に借りていた家には葡萄の木がありました。そのぶどうの果実から酵母を起こしたこともあります。他には、白神こだま酵母、楽建寺酵母など色々試してみましたが、現在は写真のレーズンに落ち着いています。このレーズン、いわゆる『ぶどうパン 』に入っている水分を含んで、ぐにゃっとしたレーズンとは違い、芯までカチカチに乾燥しているんですよ。また、レーズンは油でコーティングしたり、酸化防止剤などの添加物を使用していない物を選んでいます。煮沸消毒したビンに水とレーズンを入れ、今の季節なら常温で1週間ほどおけばブクブクと発酵し、写真の発酵エキスが完成します。本来はこの発酵エキスに小麦粉を混ぜて発酵種とし、更に発酵種に小麦粉、塩、水を混ぜて酵母にするのですが、我が家では発酵エキスを直接用いてパンを作っています。ブクブクと発酵した酵母、この酵母からどんなパンが焼けるかは次回のお楽しみ。 田舎暮らし応援倶楽部
2007年05月29日
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今年の(も)ゴールデンウイークは家で過ごしました。 といっても例年のように友人が泊まりに来ていたわけではありません。 今年は来訪希望者を全てお断りさせていただいて家の諸々の仕事をすることにしました。 家の諸々の仕事とは 薪割り、薪小屋増設、でっかい本棚作り、ピザ釜作り、草刈り、etc もちろん全ては出来ませんでしたが進捗状況は・・・ 薪割りは全体の1/4程度しかやってませんので、嫌な上司の顔を思い浮かべて思いっきり斧を振り下ろしたい人やチェーンソーを振り回したい方はウェルカムです。 薪小屋増設は手つかず、でっかい本棚は95%完成、ピザ釜は・・・あんな程度でよければ完成?、草刈りはとりあえずOKって感じです。 ということで、でっかい本棚です。 幅1m80cm、高さ2m80cmです。 身長145cm程の息子と比較して頂くと大きさが分かりやすいかな。 とにかくたくさん入る本棚が欲しかったんです。 なかなかこんな大きな本棚って売ってないでしょ。(元々買う気はなかったけど) もし売っていたとしたら、とてつもなく高い値段のような気がするし・・・ だったら、自分で作りましょう。 材料はいわゆるツーバイフォー材(2×4材)です。 一般人が木工作する時に一番リーズナブルで入手し易い材料だと私は思います。 ただ、ホームセンターで店員に嫌がられるくらい材料を選ばないと曲がったり、反ったりしていてとても使えないものがあるので注意が必要です。 今回の材料費は¥8000を切ってます。 でも「じゃあ、うちにも作って!」ってのは受け付けてませんから・・・ ひとつだけ懸念材料が・・・ これだけ大きな本棚なので本棚自体の重量も50kg以上はあります。 その本棚に本を満載すると・・・ たぶん500kg以上の(まさか1トンはないよなぁ?)重量が2Fの床に掛かっている。 もちろん、梁の上や梁に近い位置に本棚の脚が来るようにしてありますが・・・ 今のところ大丈夫そうです。 田舎暮らし応援倶楽部
2007年05月09日
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今年も『賢治の鯉のぼり』が元気に(?)泳いでいます。 我家の鯉のぼりは、4月に揚げたら、5月5日を過ぎるまで一度も降ろしません。たとえどんなに雨が降ろうとも、どんなに風が強くとも。 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラツテヰル ・・・・・・ 宮沢賢治の詩にたとえて、近所の人から『賢治の鯉のぼり』と命名されました。 『賢治の鯉のぼり』は満身創痍です。 風車は落ち、吹き流しの尻尾の方は三つ編み状態で団子になりどうしても解けなくなってしまったのでハサミでカットしました。 鯉の尾びれもかなりやばい。 それでも泳いでいる。 風を目一杯受けて。 今年で9回目の鯉のぼり。 後何年揚げることができるだろう? 雨ニモマケズ風ニモマケズ 田舎暮らし応援倶楽部
2007年04月22日
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みなさんのところでは、桜は咲きましたか? もう、散ってしまったでしょうか? うちの周りでは今ちょうど見頃を迎えています。 先週の日曜日は天気が良かったので、朝突然思い立って「南に向かって桜の咲いているところまでサイクリングしよう!」ってことになりました。 (まだこの時点ではうちの周辺では咲いていませんでした) 何しろ急に決めたものですから(いつもの事ではありますが・・・(^^ゞ ) 昼食も持たず出発です。 途中、近所のショッピングセンターで「何か買って行こう」と私が提案したのですが、相方に「知らない店で買った方が面白い」とあえなく却下されてしまいました。 それから2時間ほど走り、お昼頃に6~7分咲きの川縁に到着。 昼飯を調達してお花見ランチにしようと思ったのですが・・・ お店がない!! スーパーはもちろん、コンビニも。 そう、ここは田舎なのです。 唯一あった農協は日曜日でお休みでした。 このままでは遭難の危険性があると判断した私たちは、帰ることに・・・ いわゆる勇気ある撤退ってやつかな? お腹はぺこぺこ、おまけに帰り道は登りで息子なんか半べそ状態。 やっとのことでコンビニに辿り着いたのは更に2時間後のことでした。 やっぱ、『田舎暮らしのサイクリングは計画的に・・・』ってことですかね。 田舎暮らし応援倶楽部
2007年04月14日
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久々に我が家のアイドル「そら」の登場です。 今、息子は春休み中なのですが今年は「そら」がいるので、じいちゃん、ばあちゃんのところへは遊びに行かないそうです。 うちの親父なんか「わしより犬のほうがエエんか・・・」と寂しそうに電話で呟いてましたよ。 それで、相方と息子は毎日「そら」を連れて公園や近くの駒ヶ岳SAに併設されているドッグラン、それに飯田市にできたドッグカフェなどへ遊びに行ってるみたいです。 「あぁ、俺も主夫になりたい・・・」 そう思う今日この頃です。 土曜日に飯田市にある『ドッグランわんわん広場』へ行ってきました。 ここは、オーナーのだいちゃんパパが自分で整備してみんなに無料で開放してくださっているドッグランなんです。 オーナーのだいちゃんパパは渋いおじさん けっこう寒い日で、今にも雨が降りそうな天気だったので「誰もおらへんのんちゃうん?」などと車の中で言っていたのですが、どうしてどうして、行ってみるとたくさんの人とワンちゃんが来られてました。 私たちは、はじめてだったのですが皆さん気さくに話しかけてくださり、とても楽しい時間を過ごすことができました。 素敵なツリーデッキも手作り コーヒーやドーナツまで頂いたりして・・・ だいちゃんパパ、だいちゃんママ、ありがとうございました。 是非また遊びに行きますね。 田舎暮らし応援倶楽部
2007年04月02日
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実家がりんご農家をやっている友人Kさんから薪をいただきました。 それも玉切った状態で軽トラックに3杯分も。 あっ、「玉切った」って言うのは「玉切りした」ってことです。 薪ストーブ仲間の間ではよく使われる言葉なのですよ。 「スゲ~!もう玉切ってある!」なんて感じで。 もっと基本的に「玉切り」って何?って方へ。 玉切りというのは原木をストーブに入る長さ(うちの場合は40~45cm)にチェーンソーを使って切ることです。 今年は薪小屋にまだ、半分くらい薪が残っているので、今回の薪とそれ以前に集めておいた薪をあわせれば再来年の冬までは大丈夫かな。 Kさん、ホントにありがと~♪ これから、薪割りをしてしっかり乾燥させてやらねば。 1枚目の写真を見てもらえばわかりますが、今は木口に全く割れの入っていない状態。 これが乾燥してくると木口にヒビのような割れが入ります。 それは薪が「もう、燃やしてくれて大丈夫!」って教えてくれている合図。 合図が出るまでには、だいたい1年くらいかかります。 だから常に2年分の薪をストックしてあれば非常に効率が良い訳です。 ストーブで燃やすのは2年前に集めた完璧に乾燥した薪って具合に。 そうは言っても薪集めが大変ですが・・・ 薪は灯油のように買ってきてすぐ使えるわけではないのですよ。 乾燥していない薪を燃やすとクレオソートが発生して煙突が詰まらせてしまう原因になるし、何より熱効率が悪い。 ちょっと考えればわかりますが、薪を燃やしても薪に含まれる水分を蒸発させるのにエネルギーを取られてしまうので温度が上がらないんです。 せっかく頂いた自然の恵みは最大限生かしてやらないといけませんから。 田舎暮らし応援倶楽部
2007年03月25日
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ここ数日、寒の戻りで「さむ~い」日が続いています。 先週は、こちらでも今シーズン2度目の積雪(といっても2cmくらい)がありました。 ♪♪なごり~雪も~ふるとき~を知り~ふざけ~過ぎた~季節のあとで~♪♪・・・・ 知ってますか?イルカの『なごり雪』。 ニューミュージック全盛期に中学生時代を送った私は 『なごり雪』を収録したイルカのライブ盤LPレコード『あしたの君へ』を所有しています。 『なごり雪』って こういう時期に降る雪のことなんでしょうねぇ。 ふきのとうも家の周辺のあちこちで顔を出しています。 こんな日はふきのとうの天ぷらでも食べて春の息吹を感じましょう。 ちょっぴりほろ苦いところが青春の、いや違った大人の味です。 手打ち蕎麦に日本酒で友人と他愛もない話をしながら時間が流れます・・・ 田舎暮らし応援倶楽部
2007年03月17日
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ストーブという言葉は2つの意味をもつ。 暖房器具としてのストーブと調理器具としてのストーブ。 我が家では、もちろんメインは暖房器具として使っていますが、調理器具としても活躍しています。 我が家のストーブはバーモントキャスティング社製の『アンコール』というモデル。 鋳物製で150Kgを超える重量があります。 正面のドアを閉め切ると完全に密閉されるため、オーブン代わりにも使えます。 そこで薪ストーブクッキングの紹介をもう一品。薪ストーブをオーブン代わりに使って作るピッツァです。まず、ストーブの中を熾きだけの状態にします。 ストーブの中にクッキングスタンドと呼ばれる鋳物製の台みたいなものをセットし、その上にピザストーンを置きます。 ちなみにピザストーンはデロンギのオーブンに付属していたものを流用しています。 やっぱ鉄板で焼くより美味しく焼き上がりますね。 しばらくピザストーンが熱くなるのを待てば、あとはたっぷりチーズをのせて待機していたピザを入れるだけ。 石窯ピッツァ風あつあつ薪ストーブピッツァの出来上がり。 3分程で焼けるので、お客さんが沢山の時でも大丈夫です。 ただ、難点はこの時期しかできない季節限定レシピだということ。 年中食べたいのですが・・・ 私には真夏に薪ストーブでピザを作る勇気はありませんから・・・ (^_^;) 田舎暮らし応援倶楽部
2007年03月04日
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今年は全国的に暖冬のようですが、ここ信州も例外ではありません。 私が暮らしている伊那谷は、信州でも南部に位置し、もともと雪の少ない地域ではありますが今シーズン雪が積もったといえるのは一回きりです。 信州北部の豪雪地帯、例えば 昨シーズン豪雪で孤立化した栄村にあるスキー場の積雪量は現在55cmしかありません。 信州北部の日本でも有数の豪雪地帯の、それもスキー場で55cmですよ! 信州で田舎暮らしを始めて12度目の冬ですが、こんなに雪の少ない冬は初めてです。 外の気温も昼間は15℃くらいになり、3月下旬から4月上旬並です。 それでも、朝晩は冷え込むので我が家では薪ストーブが活躍しています。 信州といえば、りんご。 その林檎の中で、いちばんとの誉れ高き『ふじ』が最も美味しいのは11月下旬から12月頃です。 さすがに、この時期の林檎は少々ボケ気味。 そんな時はジャムでも作りましょう。 薪ストーブの上でコトコト、コトコトじっくり煮ます。 「美味しくなーれ!」の呪文をかけながら・・・ 田舎暮らし応援倶楽部
2007年02月25日
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朝6時45分。 小学2年生の息子が小学校へ 通学するために家を出る時刻です。 外気温氷点下5℃。 寒さが厳しい時は氷点下10℃以下まで下がる日もあります。 家から学校まで片道4Km。 彼は1時間以上かけて、この道のりを毎日通っています。 雨の日も雪の日も。 私が、この土地に家を建てたいちばんの理由は、ここから見られる風景の素晴らしさ。 眼前に南アルプス連峰のパノラマが広がり、背後には中央アルプスが圧倒的な迫力で鎮座する。 この土地に出会った瞬間、「ここしかない」と確信しました。 ここ伊那谷は信州といっても雪が少ないこと、実家のある大阪から車で4時間弱であることなど、他にもこの土地を選んだ理由はありますが、いちばんめの理由と比べるとみんな後づけみたいなものです。 賢明な方なら家を建てる時に学校、病院、商店までの距離や、その他諸々の条件を考慮されると思いますが、熟慮の足りない私にはどれもとるに足らないことに思えました。 ちなみに私は片道40Kmかけて床屋に通っています。(もちろんこれは、近くに他の床屋が無い訳ではありませんけど・・・ ◆ 遠くの床屋へ行く ◆ 参照) 息子は時々「家が学校の近くに飛んでいけばいいのに・・・」なんてもらしますが、「父さんの子供として生まれて来た運命を嘆いてもらうしかないなぁ」なんて言っています。 毎日この距離を歩いているだけあって彼の足腰は確実に強化されています。 たまにトレッキングに出かけると彼は山を駆け登り、こっちがついて行くのに苦労するくらいです。 そんな時は、父の威厳(笑)を保つために「父さんちょっと仕事で疲れてるからなぁ。まあそれにしても○○、ちょっと腕あげたなぁ!」などと負け惜しみを言っておきます。 ここは都会ではなく、田舎です。 田舎暮らしを選んだ私は、息子にはちょっと悪いですがこれで良かったと思っています。 田舎暮らし応援倶楽部
2007年02月18日
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餅つきってしますか?うちでは正月用についたお餅がなくなったので、また餅つきをしました。ぺったん、ぺったん。雪の上でもちをつくと、雪が絶妙な緩衝材になって美味しくつけるんですよ。・・・・っていうのは嘘ですけど。餅つきでほってった身体を適度に冷やしてくれるので気持ちいいことはホントです。餅つきは大人がやっても結構体力が必要です。薪割りの10倍くらい疲れます。 子供には杵が少々重いようでフラフラして、たまに臼の縁を「ゴン!」と叩いてしまうこともありますが、そこはご愛嬌。餅つきといえば昔ドリフがコントでよくやっていたなぁ。大体想像がつくでしょ?餅を返す相方の手を叩いたり、杵で相方の顔を叩いたり・・・ドリフのコントのように現実に餅つきには、そんな危険な要素が含まれています。それでも美味しいお餅を食べるためにぺったん、ぺったん・・・・・ 田舎暮らし応援倶楽部
2007年02月04日
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雪が積もると家の周りでもいろいろ遊べます。 うちのお向かいにYさんが住んでおられます。 お向かいといっても200m以上離れていますが・・・ その間に家が無いのでYさんちは、やっぱりお向かいになります。 Yさんも我々と同じく都会からやってきた田舎暮らし仲間です。 大手ハウスメーカーを早期退職され、現在はご夫婦で設計事務所をされています。 設計士だけあって、Yさんの家はかなり素敵です。 何て言うか、無駄なものがなく、あるものは全て洗練されたデザインのモノ。 年に何回か家にお呼ばれして御馳走してもらいますが、まるで小粋なフレンチレストランでディナーをするようです。 また機会があれば紹介します。 雪が積もると、そのYさんちの横の道が絶好のプチゲレンデになるんですよ。 私たちは『Yさんゲレンデ』と呼んでいます。 さすがにスキーをするにはもの足りませんが、そりやスノースクートにはもってこい。 スノースクートというのはスノーボードにハンドルがついた雪上自転車です。 うちにあるのは『スノースクートもどき』ですが・・・ ちなみに、この道は未舗装の急な坂道で普段はYさんの軽トラ以外は通行することはありません。 道でこんなことができるのも田舎暮らしの楽しみです。 田舎暮らし応援倶楽部
2007年01月27日
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雪が積もった時だけの季節限定の遊びを紹介します。 『キックアイスシャーベット』作りです。 この寒い冬の季節にアイスなんて・・・って思いますか? 体を動かして、心地よく暖まったあとで食べるアイスは最高なんですよ。 それでは作り方を 用意するもの 1.雪と雪原 2.ジュース(うちでは地元産の果汁100パーセントのりんごジュースを使います) 3.ペットボトル(小さいサイズのもの) 4.スーパーのレジ袋 5.丈夫なビニール袋 6.食塩 7.布テープ 8.童心 スーパーのレジ袋に8分目ほど雪を詰め込み、中央にに用意したペットボトルが入るくらいの穴を掘ります。 次にカップ2杯程度の塩をペットボトルが入る穴を中心にまきます。この時、1杯目をまいた部分を手で少しかき混ぜた後、2杯目の塩をまきます。 ジュースを入れてふたをしたペットボトルをその穴にいれ、雪をペットボトルにぴったりくっつくように押し固めてから袋をしばります。 更に、丈夫なビニール袋をかぶせて布テープで留めます。 あとは、雪の上で作ったボールを蹴っ飛ばす、蹴っ飛ばす、蹴っ飛ばす。 15分から20分くらい思いっきり童心に帰って蹴り続けます。 ゴールを作ってサッカーの試合をしてもいいですね。但し、中のペットボトルが割れる程、強く蹴ってはダメですよ。 (^_^;) 頃合いを見計らって開けてみると『キックアイスシャーベット』の出来上がり。 フローズンアイスのようなふんわりした食感がたまりません。 元気な子供が喜ぶこと間違いなしです。 是非、是非お試しあれ! っていっても都会じゃ滅多にできないでしょうね。 田舎暮らしならではの雪の楽しみ方自慢でした。 田舎暮らし応援倶楽部
2007年01月21日
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明けましておめでとうございます。 長い間お休みしておりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか? 本年もよろしくお願いいたします。 先週はこちら伊那谷でも今シーズン初めて雪が積もりました。 積雪15cmくらいだと思います。 ここ伊那谷は信州といっても雪が少なく、こんなに積もることは年に何回もありません。 朝の通勤途中、久々に緊張して運転しました。 でも、息子は大喜びで早速、雪遊びです。 私が子供の頃憧れたのは『かまくら』。 作ってみたかったけど大阪では残念ながらそんなに雪が積もることはありませんでした。 雪が降ってもせいぜい小さな雪だるまが作れる程度。 かまくら作りの夢が実現したのは大人になって信州で田舎暮らしを始めてからでした。 上の写真は昨シーズン作った『ポケモンかまくら』。 どうです?なかなかの力作でしょ! 子供より熱中して、時を忘れて作りましたよ。 雪もあまり降ると災害が起きたりして大変ですが、ここ伊那谷に降る雪は冬を感じ、楽しめる程度で私には丁度いいように思えるのです。 田舎暮らし応援倶楽部
2007年01月15日
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お待たせしました。 我家の新しい同居人(犬)を紹介します。 やっぱりって? まあいいじゃないですか。 息子がつけた名前は『そら』 大空の『空』なのか? ドレミファソラシドの『ソラ』なのか? 芭蕉と奥の細道を旅した弟子の河合曾良の『曾良』なのか? ソーラーカーの『solar』なのか? 空耳の『空』なのか? はたまたガンダム風に『宇宙(そら)』なのか? そら~誰にもわかりません。(ここ笑うところですよ!) (^_^;) 歳は5ヶ月の若い娘です。 うちに来て1ヶ月半くらい トイレもすぐに覚えたし、「オスワリ」、「フセ」、「マテ」、「コイ」、「ハウス」・・・ もしかして天才!?(誰?親バカって言ったのは) 私に似た?(似るわけねえだろ!) 無駄吠えしないし、人なつっこいし(番犬にはならんけど) もおぅ可愛くって、可愛くって・・・ 『そら』は、これから我家の家族として暮らします 。 皆さん、どうぞよろしくお願いします。 田舎暮らし応援倶楽部
2006年11月23日
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先週に入ってから急に寒くなりました。 我家の裏山の中央アルプスが初冠雪しました。 写真は曙光が山を照らしたところ。 屋根が白いのは霜がついているからです。 いよいよ季節が足早に秋から冬へ変わろうとしています。 田舎暮らし応援倶楽部
2006年11月15日
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3連休に相方の高校時代の友人家族が遊びにきてくれました。 お天気も最高なので木曽方面へ。 今年の2月に権兵衛トンネルという木曽と伊那谷を結ぶトンネルが開通してから木曽方面へ気軽に行けるようになりました。 中仙道の奈良井宿まで我家から45分くらい。 奈良井宿ってご存じですか? 木曽といえば馬籠宿と妻籠宿が有名ですが奈良井宿でも同じように昔の宿場町の雰囲気が味わえます。 馬籠や妻籠ほど混まないので穴場的存在でお薦めです。 それにしても木曽谷は秋真っ盛りでした。 田舎暮らし応援倶楽部
2006年11月10日
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昼間は気持ちいいのですが朝晩はかなり冷えてきました。 そろそろ冬支度をせねば・・・ というわけで屋根の上にいます。 なぜかって? 薪ストーブの煙突掃除をするためです。 煙突掃除はストーブを焚く前のセレモニー。 去年煙突に付いたススを落としてやることで今シーズンも力一杯焚くことができる。 毎年この儀式の時に私の頭をよぎるものがあります。 映画『メリーポピンズ』の中で煙突掃除人のバートとその仲間達が屋根の上で華麗なステップを踏んで踊るシーン。 流れる曲は『Chim Chim Cheree(チムチムチェリー)』 Chim chiminey, chim chiminey, chim chim cher-ee! A sweep is as lucky, as lucky can be. Chim chiminey chim chiminey, chim chim cher-oo! Good luck will rub off when I shakes 'and with you. or blow me a kiss and that's lucky, too. Now as the ladder of life 'as been strung, you may think a sweep's on the bottom most rung. Though I spends me time in the ashes and smoke, in this 'ole wide world there's no 'appier bloke. Chim chiminey, chim chiminey, chim chim cher-ee! A sweep is as lucky, as lucky can be. Chim chiminey chim chiminey, chim chim cher-oo! Good luck will rub off when I shakes 'and with you. チム チム リー チム チム リー チム チム チェリー 幸せになれるよ 煙突掃除 チム チム リー チム チム リー チム チム チェルー 手を握れば 幸せになるよ 投げキッスしてよ 楽しくなるよ はしごに縛られた人生を みんなは哀れだと思うだろう 灰と煙にまみれたって ここで暮らすのが最高 チム チム リー チム チム リー チム チム チェリー 幸せになれるよ 煙突掃除 チム チム リー チム チム リー チム チム チェルー 手を握れば 幸せになるよ 私の華麗なステップをお見せできないのが残念ですが・・・ 田舎暮らし応援倶楽部
2006年11月05日
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最近我家に同居人(?)が増えました。 そのせいで毎日早起きしています。 同居人(?)の紹介は後日するとして・・・ 先日、リビングの窓から外を見ると東の空が真っ赤に染まっていました。 きれいな朝焼けでした。 早起きは三文の得ですね。 田舎暮らし応援倶楽部
2006年10月30日
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気持ちの良い季節です。 休日に家族でサイクリング。 車の多い幹線道路を避け、田舎道を走ると風が心地よい。 子供の頃、遠くへ行く術は自転車しかなかった。 小学生の時、小遣いを貯めて地図を買った。 学校から帰ると地図を持って自転車に乗り、近隣の町へ出かけた。 校区外禁止という規則なんてくそくらえ。 時にはひとりで、時には悪友と。 知らない町を、知らない道を走ることが、たまらなく魅力的だった。 大人になった今でも知らない町に惹かれる。 知らない道に惹かれる。 とっておきの景色と出会えるだろうか。 自分だけの秘密の場所が見つかるだろうか。 ワクワクしながら自転車を走らせる。 田舎暮らし応援倶楽部
2006年10月21日
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朝夕がめきっり涼しくなり、日増しに秋が深まってきました。 6月頃から咲いている庭の秋桜ですがやっぱり秋が似合いますね。 今、花々がいよいよ盛りを迎えています。 まるで線のごとくか細い葉や茎にアンバランスなまでに大きく開いた花。 その可憐で凛とした美しさ、強さに惹かれます。 秋桜を揺らす秋風に乗って、どこか遠くへ行ってみたくなりました。 虹を越えて・・・ 田舎暮らし応援倶楽部
2006年10月14日
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実りの秋。 こちらでは、今ちょうど稲刈りの時期です。 田んぼに「はざ(物干のようなもの)」をつくって束ねた稲をかけてある風景を見かけます。 「はざかけ」してある田んぼって、ぐっと秋の風情を盛り上げてくれます。 でも今この「はざかけ」をする農家がだんだん少なくなってきています。 一般的にはコンバインで稲を刈り取り、そのまま機械に入れて乾燥させるようです。 農業も機械化し、コストを抑えないと経営が成り立たないのでしょう。 我々、消費者が安易に安いものを求め過ぎた結果なのでしょうか。 昔ながらに「はざかけ」をして自然にお日さまの下で乾燥させたお米はやっぱり機械で乾燥させたものより美味しいそうです。 何でもそうですが手間暇かけるって大事なことなんですね。 これからは、たとえ少々高くても本当にいいもの、それは「はざかけ米」や「有機米」のようにそれ自体が良いもの、あるいは環境に対してローインパクトのものに消費者が価値を見いだしていく時代が来ると私は思うのですが・・・ 田舎暮らし応援倶楽部
2006年10月05日
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季節は、すっかり秋ですね。 先日、地元の神社で秋祭りがありました。 この秋祭り、ただモノじゃないんです。 一言でいえば「とんでもない」 初めて見た時は「こんなことやってええの????」って感じでした。 地元の地区は6つの部落から成り立っていて6年に1回祭りの当番が回ってきます。当番の部落は、祭りの花火の火の中に御輿を担いで入るんです。当然ながら火の粉は熱いです。法被や地下足袋は焼けて穴だらけになり、腕なんかもヤケドだらけ 、髪の毛は焼けるしそこがハゲになってしまう人もいます。でも法被に開いた穴やヤケドの跡が『男の勲章(by嶋大輔)』になります。ちなみに私も2年前当番で火の中に入りましたよ。 電気が消され真っ暗になった神社の境内に「ワッショイ!、ワッショイ!」という声が響き『たま箱』とよばれる小さい神輿を担いだ者達や、まといを持った者達が入ってきます。 暗闇にかけ声だけが響き、緊張感が高まって来た頃、突然「バンバンバン」と音がして境内を縦断するように木から木へ渡してあったナイアガラに火が付きます。 「ワッショイ!、ワッショイ!」 待ってましたとばかりに滝のように落ちる火の粉の中に果敢に入っていきます。 その後も火を噴きながら回る風車花火や文字が浮き出る花火、それに打ち上げ花火など狭い境内のあちこちに仕掛けてある花火につぎつぎと火が付きます。 それに頻繁に炸裂する爆竹のでっかいやつ。 音も半端じゃありません。 「バァアアン!」「バァアアン!」 耳をつんざくような爆音。 空気を伝わって観客にも衝撃が来るほどです。 そのたびに「おおぉ~!」「おおぉ~!」と声が自然に出てしまいます。 今回私は何度も声を押し殺そうと試みましたが、どうしてもできませんでした。 クライマックスは『三国』っていう直径約40cm長さ2m位の筒状の花火。 大きいものは『大三国』、小さいものは『小三国』と呼ばれます。 花火の筒は松の木の幹に穴を開けて作ります。 松の木の選定から始まって伐採も火薬を詰めるのも当番の部落の皆でやるんですよ。 もちろん火薬を詰める時は花火工場へ行きますが実際に詰めるのは部落の人間です。 失敗すると筒がはぜたりして(花火の途中で筒が砕け散る)かなり危険らしいです。 筒の中には4種類の火薬が詰められていて、火を付けると4回花火の表情が変わり、 それが春夏秋冬を現します。 やぐらの上に据えられた大砲のような『三国』が火を噴き始めると祭りの興奮は最高潮。 そういえば2年前の当番の時、酔っぱらった地元のスキンヘッドのおじさんが膝まづいて両手を大きく広げ三国の火を一身に浴びている姿は映画のワンシーンのようで笑えました。 観客の所にも火の粉は飛んできます。 今年うちの相方はフリースジャケットに、息子はジャージの上着に穴を開けました。 息子なんて火の粉が飛んでくると皆が引くのに向かっていくものですから穴だらけ。 将来かなり有望です。 最期は『大三国』から一気に火が吹き出して終わります。 都会から来た私たちにとってこの秋祭りは、まさにカルチャーショックでした。 この花火を見ると今までの花火が子供花火だったと思います。 『大三国』は間違いなく大人花火です。 今ある意味、都会の人に一番見てもらいたい田舎の行事です。 絶対に見て損はないです。 こんな奇祭ともいえる祭りに参加できるのも田舎暮らしの楽しみですね。 4年後の当番が今から楽しみです。 田舎暮らし応援倶楽部
2006年09月27日
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この間の土曜日は息子の小学校の運動会でした。 運動会といえばビデオ撮影。 5年くらい前までは調子にのってパソコンでかなり凝ったビデオ編集してたんですよ。 それがだんだん不精になり・・・ 今では運動会くらいしか撮影しなくなってしまったムービーです。 息子は小学2年生。 注目の競技は何といっても50m走です。 5~6人同時スタートで走ります。 私もゴール側に陣取って準備OK。 しかし、息子は何番目の組で走るのか? ええいっ、取り敢えず撮っとけ! 悲劇は7番目の組がゴールした時に起こりました。 フレームの左端から突然、息子と思われるのが現れました。 「何で??????」 「うそやろ~~~!!!」 なんと私は1~5コースまでをフレームに入れて6コースを外して撮影していたのです。 この話の展開からわかるように息子は6コース。 それも1等賞でゴールしたようです。 「見てくれた?1等やったやろ」喜々として話す息子に 「・・・・・・」 ビデオはおろか、君の走っている勇姿さえ見逃した情けない父さんです。(T▽T) 田舎暮らし応援倶楽部
2006年09月19日
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大阪にいるうちの親父から電話がありました。 親父「画面にMacが泣いてるマークが出て動かんようなった。壊れたんやろか?」 私「起動ディスク入れて C のキー押しながら再起動できるか?」 親父「これやったら再起動できる。」 私「ハードは壊れてないけど、システムが壊れたみたいやな。」 親父「店持っていったら治してくれるか?」 私「システム入れ直して、アプリケーション全部入れて、周辺機器のドライバーソフト入れて動作確認しなあかんし、そんな作業やってくれる店ないやろ。」 親父「新しいの買わなあかんか?」 私「うちに持って来たら治したる。」 ということで先日うちの親父が 妹夫婦とMacとプリンターとスキャナーとCD/RWと外付けHDと共にやって来ました。 まず、車でうちに来て荷物を全部降ろしてから親父と妹夫婦は木曽の開田高原で馴染みのロッジに一泊。 翌日、ロッジ主催のツアーで上高地を散策してから戻ってきてうちで一泊。 その間に私がシステムを修復。 次の日、妹夫婦は荷物を車に積んで大阪へ帰り、親父は3日ほどしてからバスで大阪へ帰るという計画。 アプリケーションもフォトショップを始め色々入れないといけないし、結構大変。 親父はお袋を亡くして以来男手ひとつで私と妹を育ててくれました。 それまで台所に立ったこともなかった親父が私や妹の食事、弁当を全て作ってくれました。 もちろんサラリーマンだったので仕事に行く前に。 私は今年、親父がお袋を亡くした年齢になりました。 全然ダメです。親父はスゴイと思います。 親父には苦労ばかりかけて未だ親孝行らしいこと何もしてないのでこれくらいは・・・ 田舎暮らし応援倶楽部
2006年09月13日
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何の花だかわかりますか? 正解はそばの花です。 今こちらでは、あちこちの畑や休耕田でそばの花が満開で、見ごろを迎えています。 私もこちらで田舎暮らしをするようになってから初めて見ました。 ところで、そばには春に種をまいて夏に収穫する夏そばと、夏にまいて秋に収穫する秋そばがあるのをご存じですか? 一般的に秋そばのほうが夏そばに比べると味や香りに優れているといわれます。 新そばといえば普通は秋そばのことです。 写真はもちろん秋そばの花。 畑を彩った無数の白い花が秋風に揺れる風景は信州の秋の風物詩です。 田舎暮らし応援倶楽部
2006年09月07日
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この時期、我家で穫れるブルーベリーです。 何年か前に友人から苗木をいただきました。 今も木自体はひょろひょろでそんなに大きくありませんが、肥料もやらないし、もちろん消毒するわけでもないのに虫もつかないし毎年収穫できます。 こういう野性的(手間入らず)な木って大好きです。 2、3粒を一度に頬張ると口の中に甘酸っぱい味が広がります。どちらかといえば酸っぱいかな。我家は私も息子も酸っぱいもの好きなのでノープロブレム。息子なんか油断しているとボール半分くらいはペロッと食べてしまいます。摘み取る時にもつまみ食いしているはずなのに・・・ 田舎暮らし応援倶楽部
2006年09月03日
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残暑お見舞い申し上げます。 皆様いかがお過ごしでしょうかですか? まだまだ暑いですか? ここ信州はお盆を過ぎると暑さも落ち着いて、なんとなく秋の気配さえ感じられます。 今も窓の外からは騒々しいほどに秋の虫の声が聞こえてきます。 コオロギ、マツムシ、キリギリス、ウマオイ・・・ 外にマイクを置いて録音すれば 『ネイチャー・サウンド~虫たちのシンフォニーin信州』 癒しの音楽CDの完成です。 ところで、うちの家にはエアコンがありません。 うちの家だけでなく、近所でエアコンのある家ってほとんどないと思います。 この辺りではエアコンは必要ないのです。 信州は大阪などと比べると湿度がかなり低いため、暑くてもカラっとしています。 あのジメ~っとした蒸し暑さがないのです。 窓を開けると気持ちのいい風が家の中を通り抜けます。 信じられないかもしれませんが、うちでは扇風機さえ使っていません。 それは、うちがログハウスであることも一因となっているのでしょう。 木材は、無数の細胞からなり、そのひとつひとつに熱を伝えにくい空気を含んでいる ため、コンクリートなどに比べ高い断熱性をもっています。 ログハウスの壁は当然全て木でできているので、断熱材で家を建てたようなものです。 だから、夏の日差しがいくらきつくても家の中は涼しいのです。 それともう一つ、木には調湿作用があります。 湿度が高くなると湿気を吸って、湿度が低く乾燥してくると湿気を吐き出してくれます。 その量は柱一本で最大1.8リットルにもなるというからかなりの量です。 家全体できっと何百リットルもの水を吸ったり吐いたりして我々が快適に過ごせるようにしてくれているのだと思います。 自然が造り出した木という素材は本当に賢いなぁ。 田舎暮らし応援倶楽部
2006年08月29日
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『発狂しそうな毎日から逃避するためエグい山行がやりたくなった。8/1頃から山中3~4泊ぐらいで、南アルプス南部(聖、赤石、荒川あたり)を縦走することを企ててる。一緒にやけくそになりたい奴がいたら返事をくれ。』 というメールから始まったエグイ山行が終わって早20日。 『ほんとに南アルプスに行ったのか?どうだった?』 というメールが我々の先輩Mから来ました。 それに相棒Hが答えたメールです。 『南アルプスに行ったのは本当です。この足のつめの色が、いかにエグかったか物語っています。』 わたしもかって爪がこんな風に真っ黒になったことがあります。 若かりし頃、中仙道を京都の三条大橋から東京の日本橋まで歩いた時です。 その時は両足の親指の爪以外に3枚、計5枚の爪が真っ黒になり、その後ハガレました。 たぶん、相棒Hの爪もそのうちにぶよぶよと動きだし、最後にハガレると思われます。 相棒Hは、自ら望んだエグイ結末にさぞ満足していることでしょう・・・ 田舎暮らし応援倶楽部
2006年08月25日
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『発狂しそうな毎日から逃避するためエグい山行がやりたくなった。8/1頃から山中3~4泊ぐらいで、南アルプス南部(聖、赤石、荒川あたり)を縦走することを企ててる。一緒にやけくそになりたい奴がいたら返事をくれ。』 というメールに答えて、始まったエグイ山行の最終日。 午前3時起床。 今朝も満天の星空を見ながらテントの撤収。 確かに疲れてはいるが、今日で山行が終わりかと思うとなんとなく名残惜しい気がする。 ふと、ラジオから聞き慣れた曲が流れてくる。 高石ともやの歌声だ。 実は私も相棒のHも昔からザ・ナターシャーセブンのファンだ。 最終日の朝にラジオから聞こえてくるなんて何か巡り合わせのようなものを感じる。 4:50 聖平小屋サイト場発 薊畑分岐までは少し登るがそこからは、ひたすら下るのみ。 かなり急勾配の下りである。 途中、反対に登ってくる人と何人かすれ違ったが皆辛そうだった。 道はいつしか苔の原生林に入っていく。 相棒のHは足が痛いらしく相変わらず「痛っ!うっ!」などと呻きながら歩いている。 自らが望んだエグイ山行を思う存分堪能している様子である。 11:30聖光小屋着 ここまでは車が入るので、ここで今回の山行は終了となった。 ここで問題がひとつ。 我々にはここから車を停めた場所まで戻る術がなかった。 計画段階では「何とかなるやろ~」と軽く考えていた。 小屋の管理人に尋ねると最寄りの駅までタクシーで1万5000円くらいかかるとのこと。 「高っ~!」 それにタクシー会社に電話できるところまであと3、4時間歩かないといけないらしい。 まさにエグイことになってきたと思っていたところに、ここに車を停めて山へ登っていたおじさんが下りてきた。 「飛んで火にいる夏の虫」 ちょっと違うな、「棚からぼた餅」「地獄で仏」 乗っけて欲しいビーム発射!!!! 命中。 仏のおじさま「飯田まで乗せてやろうか?」 私(白々しく)「ほんとうですか~♪」 ・・・ということで飯田までまんまと車に乗っけてもらった我々は一度我家へ戻り、別の車で軽トラをとりに戻ることに成功し無事今回の山行を終了することができたのである。 女子大生パーティは絶滅か?ジョイピニストと女医ピニストとの出逢いは? 次回へ続く・・・わけないやろ!!! 田舎暮らし応援倶楽部
2006年08月20日
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『発狂しそうな毎日から逃避するためエグい山行がやりたくなった。8/1頃から山中3~4泊ぐらいで、南アルプス南部(聖、赤石、荒川あたり)を縦走することを企ててる。一緒にやけくそになりたい奴がいたら返事をくれ。』 というメールに答えて、始まったエグイ山行の3日目。 午前3時起床。 テントから出ると満天の星空。 山の上で見る星空は格別である。 空に星があるのではなく、星の中に空があるかのようとでも表現すればいいだろうか。 とにかく星の数が半端ではない。 天の川もミルキーウェイという名の通り水の中にミルクを流したかのように存在する。 何かが動いている。 飛行機?いや人工衛星だ。 そうやって空を眺めている数分の間に3つほど流れ星を見る。 流れ星が流れる時間というのは、ほんの一瞬にすぎず、願い事を3回も繰り返す時間などとてもない。 もし、できるとすれば「金、金、金」くらいか・・・(^_^;) ストーブの調子が悪い。 お湯を沸かすのにやたらと時間がかかる。 5:40 百間洞山の家サイト場発 今日はビッグスリーの最後の3000m峰、聖岳に登頂する日である。 途中縦走路はアップダウンを繰返し中盛丸山、小兎岳、兎岳といった山々を越えて行く。 厳しい上り下りになるが起伏のあるダイナミックな稜線は南アルプス南部の醍醐味であり、変化に富んだ山容が我々の目を楽しませてくれる。 7:00中盛丸山(2807m)着 快晴である。 遠くに富士山も見え、360°風景を楽しめる。 兎岳へは砂礫の急斜面につづら折れにつけられた道を登っていく。 登りの途中で今回の山行で初めて高校の山岳部と会う。 山岳部も絶滅危惧種に指定して保護する必要がありそうだ。 ライチョウを見た時よりうれしかった。 しかし、女子大生パーティは・・・絶滅か・・・ 12:40聖岳(3013m)着これで南アルプス南部のビッグスリー(荒川岳、赤岳、聖岳)登頂という当初の目的は達成できた。登頂後、相棒のHとガッチリ握手をする。 16:10聖平小屋着 小屋を改装しているようで、明らかに登山者とは違う大工さん風の人がたくさんいる。 水場の横に大きなポリバケツを置いてビールがしこたま冷やしてある。 「○×ちゃん一本いっとく?」 年輩の大工さんが若い衆にビールを勧めている。 何だか楽しそうだ。 この人たちはここまで登って来たのだろうか? それとも、ヘリで来たのか? 我々もビールで乾杯! 今日は奮発して2本づつ。 行動時間約11時間半。 田舎暮らし応援倶楽部
2006年08月16日
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2006年08月10日
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『発狂しそうな毎日から逃避するためエグい山行がやりたくなった。8/1頃から山中3~4泊ぐらいで、南アルプス南部(聖、赤石、荒川あたり)を縦走することを企ててる。一緒にやけくそになりたい奴がいたら返事をくれ。』 というメールに答えて、エグイ山行に付き合うことを決めたのが2週間前。(ふたたび山へ・・・参照) 結局メンバーはメール発信者のHと私だけとなった。 出発日の前夜に我家に到着したHと夕食後、装備の確認。 私の持っている2人用テントはダンロップ製で20年近く使用しているもの。 Hの持って来たテントはメスナーの2人用で、まだ真新しい。 若干ダンロップの方が軽量ではあるが今回はメスナーを持って行くことに決定。 鍋は私のエバニューで・・・などとやっていると、どんどん時間が過ぎてゆく。 結局、眠りに就いたのは11時頃。 明日は3時起きなのに・・・ 翌朝、予定通り3時起床。 ザックを軽トラの荷台に載せ、出発。 途中のコンビニで缶コーヒを買い、軽トラは一路大鹿村を目指す。 空が白みはじめる頃大鹿村に到着。そこから鳥倉林道へ入る。 林道は鋪装されてはいるが細く曲がりくねっており、ときどき落石が転がっている。 あまり、乗用車では来たくないと思わせる道である。 一般車侵入禁止のゲートがある駐車場に到着したのは5時20分頃。 驚いたことに駐車場には既に30台近くの車が停まっており、ほぼ満車状態。 関西、名古屋、関東など多方面のナンバーが見られる。 「けっこう、おるなあ」助手席のHが呟く。 国内3000m峰の過半数を有し、膨大なスケールと壮大な景観を誇る南アルプス。 奥深い峰々はアプローチを困難とし、起伏の激しい山稜の縦走には苦難が伴う。 比較的アプローチが簡単で華やかなイメージで人気のある北アルプスとは対照的に 重厚長大 ー そんな時代遅れと言われそうな形容がしっくりくる玄人好みの山域である。 今回、我々の選んだのは南アルプス南部の『ビッグスリー』と呼ばれる荒川岳、赤岳、聖岳を目指すルートである。 5:40 林道ゲート発 一般車の入れない林道を歩き出す。山にはガスがかかっている。 周りは、小屋泊まりと思われる小型ザックを担いだいわゆる中高年の(我々も中年オヤジだが(^_^;))おっちゃん、おばちゃんグループばかりである。 テント泊まりの大きなザックを担いでいるのは我々くらいか。 6:10 登山道入口着 30分程歩くと登山道入口に到着。 登山者ポストに山行予定を書いた登山届けを入れる。 ここから、いよいよ登山開始である。 10年振りくらいで担いだ約30Kg程のザックは確かに重いが、気分の高揚感のせいか足取りは意外なほど軽い。 学生の頃は45Kg以上担いでいたのだから、これくらいは・・・ などと過去の実績と比べてしまうところは間違いなく中年オヤジなんだけど。 8:45 三伏峠着 登りの途中で下山してくる人と何組か出会うも全てオバチャンばかり・・・ 「若いといいねえ、重いザックもてるし~」 オバチャンに言われるたびに 「僕ら若ないんですけど」と答える。 オバチャンに若く見えるって言われてもなぁ・・・ 我々のパワーの源である女子大生パーティと出会えるのはいつのことか・・・ 10:00 烏帽子岳着 朝方は曇天であったが烏帽子岳の頂上についた頃には快晴となる。 塩見岳のピークに雲はかかっているが見晴しが良い。 「あぁ、山へ来たんだ!」って実感する。 11:50 小河内岳着 小河内岳からの下りのハイマツ帯でライチョウ(雷鳥)発見。 ライチョウは国の特別天然記念物で南アルプスと北アルプスにしか生息しない。 絶滅危惧2類(絶滅の危険性が増大している種)に指定されている。 思わず「サンダ~♪バ~ド~♪」と口ずさむ。 16:00 高山裏小屋着 板屋岳の下りの辺りから左膝が少し痛み始める。 長年、登山や自転車で膝を酷使したための古傷だ。 普段の生活では何ともないが、膝に極度に負担がかかると痛みが出る。 大体予想はしていたので予め膝にテーピングをして、膝関節をサポートするタイツを履いてきたのだが・・・ 今回秘密兵器として持参した伸縮式のストックを使う。 膝にかかる負担を腕で分担しようとする作戦だ。 なかなかいい感じ。 小屋で缶ビール(\600)を買って乾杯。 「うま~い!」 テントを張って、夕食のカレーピラフを食べて寝たのが7時頃。 シュラフに入って暫くするとポツ、ポツっと雨音が・・・ すぐにザーっと本降りに。 明日まで降っていたらいやだなぁなどと考えていると顔にポツンと水滴が・・・ 「気のせいか?・・・」 と枕元に手をやるとビショビショ! フライの縫い目から雨が漏っていてインナーテントに防水性がないため悲惨なことに。 勘弁してくれメスナーのテントよ。 こんなことならダンロップにしておけばよかった。 これも相棒Hのエグイ山行のための粋な演出か? こうして初日のエグイ夜は更けてゆくのであった・・・ ジョイピニスト達に明日はあるのか? パワーの源女子大生パーティとの出会いはあるのか? 次回へつづく 今『ジョイピニスト』と打って変換すると『女医ピニスト』と変換された。 何かいい感じ・・・ 田舎暮らし応援倶楽部
2006年08月06日
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