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2006年08月06日

本当の速さ

(14)

テーマ： ●ミニバスあれこれ(5853)

カテゴリ：３２バス

昨日に引き続き土曜日の話。練習試合も終わり、お弁当は、本拠の北小体育館に戻ってから食べる事にした。
到着したのは12:30頃だったと思う。体育館は蒸し風呂のようだった。熊谷気象台の予報によれば、この日の予想最高気温は体温くらいだったから・・・(T_T)
お弁当を食べている中、 Iコーチ からアイスの差し入れがあった。「 Iコーチ からアイスの差し入れよ～」との世話役さんの声に、素早く反応したのは６年生の２人。
速っ！
拙者、自分の目を疑った。この２人、 こんなに反応良く、こんなに速くダッシュ出来るのか！？ 　今まで見た事のない動きであった。 なんでこれを試合や練習で出し惜しみするかなぁ～ 。(T_T)

汗の量が少ない、息も上がっていないとはいえ、２試合やっているし、この暑さだ。土曜の練習開始は1:30だが、この日は2:00からに繰り下げた。お弁当を食べ終えた子供達は、開始時間まで、思い思いに遊んでいた。子供は暑さに強いのかな。（苦笑）

試合で汗の量が少ない、息も上がっていない事を指摘し、それが問題である事、試合での問題点を修正するために、午後の練習を計画した事、こうした問題があるのだから、拙者が練習メニューを組むなら、必然的にフットワークになる事、試合のように汗の量が少ない、息も上がらないのであれば、午後の練習は無駄になるから、やらずに解散にする事を伝え、やる気があるのなら、「やらせて欲しい」頭文字Dコーチにお願いするように言った。
特にアイスの件で、信じられないスピードを拙者に見せた６年生の２人には、「 何故あの動き・スピードを試合で見せない。午後の練習であのスピードを見せるように 」と伝えた。２人は苦笑いしていたが、あれを拙者に見せてしまった事の重大さに２人は気づいてないようだった。（苦笑）
子供達の選択は「 練習させて下さい 」だった。

頭文字Dコーチ が選択した練習メニューは、２種類のランニングシュート。なるほど、これも午前の試合の反省を踏まえた、総合的なスキルを養う練習になっている。パス出しはコーチ。妥協のないパスが目的だ。最初 Iコーチ が務めたが、後から拙者と交代。まだ腰が治っていないので無理して欲しくないし・・・
普通のランニングシュートとボールをキャッチしてから、ミドルラインに向かって切り返してドリブルシュートする２つのパターンである。前者はトップスピードでのスキル、後者はキャッチ・ストップ・スレット・突き出し等、様々なスキルが要求される。
トラベリングが多かったな。ボールに足が追いついてないから、キャッチの時にトラベリングしてしまうし、スレットがしっかりしていないから突き出しとラベリングになってしまう。色々アドバイスをしながら練習を続け、少しはまともに出来るようにはなって来た。（笑）

午前中から全力で取組んで来たカズ、以前から オーバートレーニング
暫く休むように指示したが、少し休んでから「 もう大丈夫だからやらせて下さい 」と言ってきた。試しにやらせてみたが、動きが足をかばっている。「 お願いだから、今日はもうやらないでくれ 」と頼んだ。
どうしても全力でやる子に対しては、OK大丈夫だと見てしまう。実は限界を超えそうとの危険性があるはずなのに・・・これは反省しなければならない。

アイスの２人 は・・・う～ん、やっぱり速くない。(T_T)
さっきの速さを見せてみろ！　アイスがないと出来ないんかぁ～！？　アイスがないと出来ないんだったら辞めちまえ！！ 」とハッパを掛けた。そう、この２人の本来の力を拙者は知ってしまった。アイスをもらいに行った時の動き・速さがリファレンスである。アイスの２人は、もはや手を抜く事は出来ない。

その後、新メニューもやったが、長くなったので、今日はここまで。

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