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2010年10月14日

瓜田不納履　李下不正冠

テーマ： ●ミニバスあれこれ(5853)

カテゴリ：３２バス

「 瓜田不納履　李下不正冠 」（瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず）
瓜畑で靴を履き直すために手を下ろしたり、李（すもも）の下で冠をかぶり直すために手を上げたりすると、瓜や李を盗ろうとしているような誤解を与えることとなる。自分の行動は常に用心深くし、疑われるようなことをしてはならないという故事成語である。

このタイトルで日記を書くのは２度目になる。前回は２００９年２月２０日、ダブルドリブルを取り上げられてしまう事に対する教訓の話だった。今回は・・・
この前の練習試合で、こんな事があった。低学年のルーキーが、試合中にシューズの紐が解けてしまった。相手チームがバックコートからスローインする時、審判がレフリータイムを取ってくれて、その子は靴紐を縛り直した

この時の、各々の心情を推し量ってみると次のようになる。

解けた当事者
自分がシュート出来るチャンスがあるオフェンスの時に、紐を縛り直しているとシュート出来るチャンスを潰す事になる。ディフェンスの時に縛り直せばいいや。ちょうど審判がタイムを取ってくれた。審判が認めてくれる事なのだから、別に悪い事じゃないんだな。
審判
自分が審判を務めている時に、どちらのチームにせよ子供達が怪我するのは嫌なものだ。本来ここはレフリータイムを取るようなシチュエーションじゃ無いけれど、練習試合だし、子供達の安全を優先させるべ。
拙者
靴紐起因の怪我が発生する可能性は無くなって良かったが、靴紐を縛り直すのはチームがオフェンスの時と教えている。拙者の教えを守らなかった事が不愉快じゃ。
相手ベンチ
バックコートからスローインだぞ。審判ノータッチじゃん。 パワーズ は、こういうシチュエーションで審判にアピールして靴紐を縛り直して、相手の速攻のチャンスを潰すように指導しているんじゃないの。

まあ、ここまで極端に相手ベンチが考えているとは思えないが、そう思われても。 瓜田不納履　李下不正冠 じゃけぇ・・・

今回は試合中に靴紐が解けた場合に対する教訓になる。「試合中に靴紐が解けた場合、必ずチームがオフェンスの時に縛り直す」と言う事を再び周知徹底させるのみだな。
同時にシューズの紐は褌の紐と同じである。解ける事自体が恥ずかしい事。靴紐が解けないように、紐の結び方から指導しなければならないな。もっとも。 パワーズ 子供達に出来る事は子供達に、保護者に出来る事は保護者に、指導者に出来る事は指導者にが パワーズ の原則。紐の結び方の指導は、保護者の仕事になる。