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2012年03月14日

大利根カップ２日目レビュー２

テーマ： ●ミニバスあれこれ(5853)

カテゴリ：３２バス

第１試合は１０時頃終わり、次の２位ブロック決勝は１５時。長く時間が空く。次の試合は拙者は審判を務め、その次の試合は、決勝の相手が決まる試合。拙者はスカウティングを行った。子供達も応援席脇でスカウティングをしていたが、よくよく見ると、中には試合そっちのけでスカウティングしていない子も居る。そこは中庭との出入り口でもあり、出入りの邪魔になっているだけ。１Ｑ・２Ｑの間に試合を見ていないなら、ここに居るなと追っ払った。┐(￣へ￣)┌ヤレヤレ

その試合が終わってからモリにみんなと相談して決勝のゲームプランとメンバアサインを決めてと指示。拙者もお昼を食べながら考えたけれど、足を痛めているユーと、左手首を痛めてしまったサクの穴埋めが厳しい。
昼食を終え、タバコを吸って、未だメンバアサインを悩みつつ、子供達の下に戻ると、モリがゲームプラン・メンバアサイン表を持ってきてくれた。それにはサクユーは１Ｑだけなら出られる。ゲームプランも妥当だ。みんなが考えてくれた通りでいくよと言っておいた。

その後、ユーとサクに、 マックコーチ が痛めているところにテーピングをしてくれた。それから決勝に備えてアップを開始。ユーは休んでいる。これも妥当な判断だ。サクは一緒に動いている。この分ならサクはイケそうと、その時思っていた。実際決勝には出場して貰ったが、月曜になって骨折していた事が判明。サクには申し訳ない事をしたと思うと同時に、怪我しにくい身体作りをもっとしっかりやらなければならないと反省した。

アップが終わったのが決勝予定時刻１５時の３０分前頃で、子供達は拙者のところに集まってきてくれた。丁度いいタイミングだったので、震災の話
今日は何日？と問う。３月１１日と子供達が答える。何があった？と問う。地震があったと子供達が答える。羽生辺りだと、もう普通の生活をしているよな。でも被災地では・・・と被災地の現状を話した。そして東日本大震災があった事を決して忘れないで欲しい。それについて考えて欲しい。みんなこれから大学生になれば、きっと被災地の友達も出来るだろう。大人になれば被災地から来た人達と一緒に働く事になるかもしれない。震災の話が出た時に「そ～な～ん」って聞き流すような大人になって欲しくない。地震に対する対策とか、原子力の事とか何でもいいから興味を持ってくれ。そして調べてみてくれ。それは今度の夏休みの自由研究にもなるだろう。みんなに今出来る事は何？　次の試合で力を出し切る事だよ。どんな展開になっても諦めない事だよ。被災地の人達は諦める事無く復興しようとしているのだから今も毎日、新聞に載っている。震災で無くなった人が１５０００人以上、行方不明の人が３０００人以上居る。最後に東北のある北の方に向かって黙祷しましょうと話が終わったのが午後２時４４分。地震の発生した午後２時４６分には２分早かったけれど黙祷をした。

黙祷が終わって、子供達に試合の準備を指示。コートを見ると、前の試合が４Ｑ残り１分５４秒だった。黙祷を２分早めたのは正解。地震発生時刻に合わせて黙祷していたら、決勝のアップ時間を削るところだった。長くなったので２位ブロック決勝のレビューは、また明日。