つきあたりの陳列室

つきあたりの陳列室

2005.07.25
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カテゴリ: Other topics
杉浦日向子さん死去の報を目にして愕然としました.


ちくま文庫「ニッポニア・ニッポン」という漫画で,江戸を舞台にした,とらえどころのない作風にのめりこみました.ちくま文庫の全作品を集めて隅々まで舐めるように読み,私に一大旋風を巻き起こしました.

他に似ている作品がまったくない.
杉浦的な作品を読みたいなら,
杉浦を読むしかなかった.
なんという仕合せ.

わけても「百日紅」.北斎とその娘,栄を描いた,よりによって何と形容して良いかわからない心地よい世界.

その最終話「野分(のわき)」は,この世の闇の深さと幸福の深さを,やはり彼女にしかできないやり方で描いています.やはり最終話はこれでなくてはいけなかったのですね.この作品の絵のいちまいいちまい,せりふのひとつひとつを思い出すと,とても辛くて,同時にとても仕合せです.




それにしても,いっぱいのこしてくれたね.
あつかったね.どうかやすらかに.
このせかいはときどきとてもあっけないけど,
あなたにあえてわたしはしあわせだったよ.















Cornus





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Last updated  2005.07.26 11:40:54
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inalennon @ Re[1]:「記憶の中の源氏物語」 三田村雅子(09/19) フィンちさん >この世は なんてままなら…
フィンち@ Re:「記憶の中の源氏物語」 三田村雅子 「人生のままならなさ」への強烈な疑問と,…
inalennon @ Re:4年はあっという間(03/04) ハオさん >バーチュー&モイヤー組見…
ハオ@ 4年はあっという間 バーチュー&モイヤー組見ました。 優雅…

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