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ハーモニック・ドライブ・システムズ(HDS)の分析第8回です。
7.固変分解
四半期ごとの売上高と費用をプロットして最小二乗法によるフィッティングにより固変分解を試みましたが、変な数字が出てきました。
期間を1年から2年に変更してみたり(4点→8点になる)、四半期ごとではなくて直近4四半期の合計にしてみたり、勘定科目法で分解してみたり、いろいろ試した結果、営業利益ベースで以下のようになりました。
固変分解は財務諸表だけから行うには限界があるので、この数値の信頼性はやや落ちると思っておいてください。
変動費率はほぼ一定なのですが、損益ポジション倍率は年々上昇傾向でいい感じです。
また、弾力係数は年々低下傾向で、売上の上下によって利益がぶれる度合いが低下してきていることがわかります。
弾力係数が大きいと売上ダウンによる利益減額が大きくなるのですが、逆も真なりで好調時には利益がドカンと増えます。
したがって、どちらがいいということは言えませんが、私の好みとしては弾力係数が小さくて利益がぶれにくいほうがいいですね。
そういった意味ではHDSは私にとってはいい傾向を示していると思います。
8.業績予想の履歴
(クリックすると大きな画像が別ウィンドウで開きます)
オレンジ色のセルはそれまでの予想から3%以上上方修正した項目、ピンク色のセルは3%以上下方修正した項目です。
先月の10月5日に5年ぶりの下方修正をしました。その間はずっと上方修正でした。
基本的には設備投資動向が堅調だったことが理由でしたし、今回の下方修正も外部環境の影響のせいだったようです。
しかたないことですが、取引先の設備投資意欲に完全に左右されますね。投資する場合は、マクロ経済を見ながらになるか、ある程度の景気循環は覚悟してから買う必要があるでしょう。
驚くのは中間、本決算の1週間くらい前になると 必ず 業績修正をしているということです。
ここ2,3年の業績修正しか見ていなかった投資家は、上方修正ばかり見てきたので「保守的な予想をする会社だなあ」という印象を持っていたかもしれませんね。
しかし今回下方修正に至ったことから、単に経営陣でも業績(ひいては企業の設備投資動向)は読みづらいだけだと思います。
下方修正前の業績予想でも大きな増収増益は予想しておらず、それほど無理のないもののように思えました。
今後しばらく設備投資が冷え込むことも想定して、投資判断をしたほうがよいと思います。
ただし、逆にいえば独占企業ですから、設備投資が冷え込んだときに買っておけば好況時に大きな恩恵を受けることができると考えられます。
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