インフラの老朽化と疲労破壊。

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2013年01月19日

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ある意味、その道の専門家でもあります。

最近、特に話題になっているインフラの老朽化対策。

実は、もう、何年も前から、その必要性が論じられてきました。

しかし、その対策にかかる予算は、逆に縮小されてきたのが実情です。

老朽化とともに疲労破壊の懸念があります。

現在、走っている過積載のトラックは、設計荷重の２～３倍にもなっています。

そうした荷重が橋に乗ると、疲労破壊という現象が、より進むことになります。

簡単に言うと、橋の寿命が短くなるということです。

一方、インフラの補修補強にかかる費用と発注額が咬み合わない問題があります。

安い発注額では、受注しても利益が見込まれないので、入札が成立しないことさえあります。

２０００円で提供できるレベルの料理を５００円で提供するレベルのお金で作れと言うようなものです。

そんなことでは、たとえ受注しても、良いものも作りづらいでしょう。

景気の良い時代に、新しい橋と抱合せで、タダ同然に受けてきた補修補強工事。

そうした前例があるため、なかなか工事費が上げられないのだと思います。

悪しき前例を覆す英断がなければ、こうした工事も進みません。

予算があっても、それに見合う仕事がなければ・・・。

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