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尖閣問題、北方領土問題、今日の北朝鮮による韓国砲撃。そして日本は国際社会においてはあまり友達がいないニート同様、何をしていいかわからず手をこまねいている。小さく資源の無い国というのは打てる策は全て打つ。でしょ?ここでランキング(笑)country brand index 2010 といロンドンにあるFutureBrandというところがやってるらしい。暇つぶしに見てみましょう。1. Canada2. Australia3. New Zealand4. United States of America5. Switzerland6. Japan7. France8. Finland9. United Kingdom10. Sweden日本入ってるし!イタリアは前年に比べてランクが落ちたらしい、観光に関する予算の問題でもあるのかもしれない。1位は前回トップのアメリカを蹴落とたカナダ。バンクーバーなど住みやすさで世界屈指の街を持つんだから納得でしょう。何を指標に出したランキングかは知らないけど(調べないのか!)、たぶん安全性や観光客数、現地の受け入れ体制などなど・・・。とりあえず日本6位ってすごくない。てっきりもう少し下かと思っていました。15位とか20位くらい。日本が海外の観光客の呼び込みうに力を入れているのは知っていたけど、それが功を奏したのか、この団体に金でも渡したか(冗談)は知らないけど、これはいいことだね。観光客がお金を落とすというのはもちろん、彼らが国を宣伝してくれる。そうするといろいろな人たちが日本を訪れる。中には現地の日本人と結婚して日本に移り住むかもしれないし、日本で就職を考えるかもしれない。観光地になるということは周りから注目されるようになるし、それはみんなの共有財産として守られなければならないというような共通意識が生まれる。イタリアの世界遺産などがイタリアのみならず全世界の関心ごとなのは皆さんご承知の通り。そうなると国境紛争などで問題が起こった場合、注目されている国とそうでない国との間に差が出たりするのではないかと思ったんだけど、どうだろう。中国は経済的に注目されているので、そりゃあ今現在のような感じになるけど、全世界の観光客を取り込んで彼らの「日本びいき」を、利用するといえば聞こえは悪いけど、それはありなんじゃないかとおもいます。産業が落ち込んで他国に対する影響力も落ち込んでいるのなら、観光で日本をアピールすることで、隣人の侵略をしにくくする。これは重要かもしれない。今イタリアに住んでいるけど、イタリアに対する日本政府の観光戦略らしきものを垣間見るような場面は一切ありません。(イタリアは日本人観光だらけだというのに)日本の国家戦略室に就職できないかなと思っているただいまニート中の俺・・・・・。(笑)
2010.11.24
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イタリアにはわれ等が誇るベルルスコーニがいるということをお伝えしたばっかりだけど、いやいや日本にも、それに勝るとも劣らない少々のことでは動じない立派な政治家がいますね。「個別の事案についてはお答えを差し控えます」。これはいい文句ですよ。これがいいんです。分からなかったらこれを言う。だいぶ(この答弁で)切り抜けてまいりましたけど、実際の話、しゃべれない。あとは「法と証拠に基づいて適切にやっております」この広島県で行われた国政報告会には、いくつかテレビ局も入っていたみたいなのに、何も考えてなかったのかな?政党を超えて日本国民が一丸とならなければいけないときに、国会軽視とも受け取れる発言(もちろん軽い冗談だったのだろうとは思う)は、ただでさえ支持率低下の激しい現内閣にとっては追い討ちをかけることになりそうだ。管内閣には緊張感や真剣さが感じられない。イタリアをヘタリアとか(私が言ったっけ!)、中国の無法っぷりを声高に叫ぶ連中もたくさんいるけど、日本もそう違わない。貧乏人が目先の現金に目がくらむのは理解できるけど、金持ってても目先のお金のために国を売る連中が、日本の政治家達。でも彼らを選んだのは日本国民自身。国が衰退してゆくときはこういう風にして衰退してゆくんだという、「よい見本」を見ているようだ。法相に"不適切発言"と注意(NHKニュース)
2010.11.17
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前に中国の「下水油」(廃油?)の再利用の話を聞いたことがある。実際この「下水油」の定義がわからないのだけど、地溝油は実際には広範な概念で、生活の中に存在するさまざまな品質の悪い油の総称。以下、3種類に分類できる。(1)狭義の地溝油。すなわち下水道に浮かんでいる浮遊物やホテル、レストランの残飯を加工し、製造した油(2)品質の悪い豚肉、ブタの内臓、ブタ皮から製造された油(3)揚げ物用の油として何回も使った後に、新しい油と混ぜて使われる物」(百度百科より)(http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20100810/Recordchina_20100810015.html?_p=1)ということらしい、とにかく恐ろしくて、あの国のレストランで食べるにはけっこう勇気がいるな。イタリア人はというと、輸入品が嫌いで(田舎の人たちね)、基本的に舶来ものにはまず疑ってかかる。イタリアはワイン、オリーブオイル、パスタ、チーズ、ハムなど様々な食品を輸出しているので、表示偽装や内容成分に関する問題には厳しいです。その中でも田舎に住むイタリア人は、自分で作ったオリーブ以外は買わないとか、そういう人も結構います。うちもそうです。ここへきてオリーブオイルは買ったこと無い。お店で売っているエクストラバージンオイルも、地元の人はあまり信用していません。でも自分で作ったものなら100パーセントエクストラバージンオイル。それで彼らも一安心。この田舎者どもを小ばかにしていた私も、最近ではできたばかりのオリーブオイルを出来立てのパン(出来立てでないとだめ)にかけただけのものを、この時期に食べるのが楽しみになってしまった。ってかうまいんだよね実際、前にもできたてのオリーブオイルが青臭いといったことがあるんだけど、そのほかにも若干辛かったりもします。そしてなぜだかバターの様でもある。以前オリーブオイルを作った時の様子は ココ夏の終わりくらいから今の時期にかけて、オリーブの実は左から右へとと色が変わる。モリーゼでは色の割合が黒っぽいのと緑っぽいものが半々になったころにつみます。地域によっては黒くなって自然に落ちるのを待つこともある。↑このパンと取れたばかりのオリーブオイルの組み合わせは、ホントにおいしい。普段はイタリアを小ばかにしている私だけど、オリーブオイルに関しては認めてあげる。↑9月の終わりごろに相方といつものウォーキングコースを歩いていたら林の間に葡萄発見なんでこんなところに葡萄の木があったのか知らないけど、もちろん速攻でゲット。田舎はタダの物も多いのだ。
2010.11.15
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Berlusconi e il caso Ruby; ''Meglio che esssere gay'' è buferaイタリアの首相ベルルスコーニが女性問題で突っ込まれた時に言ったコメント「ゲイよりはマシだろ」さすがベルルスコーニ、日本のヘタレ政治家とは格が違う、基本的に大富豪だから辞任なんて怖くない、辞任してもまた再選するもんね~。そういった心の余裕から思ったことは全部口にします。ベルルスコーニは政治家としてはサイテーだけど、知り合いだったら結構いいヤツかも。日本の何がしたいのかわからない政治よりは、わかりやすい。そしていつも強気(根拠の無い強気)。こういうのは日本の政治家に必要かもしれない。・・・っと関係ない話は置いといて、ちょっと前に食べたパスタ。パスタのネタとかあまり載せないけど、とりあえず毎日パスタ食べてます。ソラマメとパンチェッタのパスタ、普段は穴の開いた普通のパスタを使うけど残り物のパスタを処分するために使った長方形の平たいパスタ(名前はわかりません)を使いました。パンチェッタと玉ねぎの細切りを十分炒めてオリーブオイルを加えたらソラマメを適当に炒める(調理時間などは難しく考えない!常識の範囲内炒めれば大丈夫)、炒めすぎて水分が足りないと思ったら水を加える。塩は適量を(好みがあるので)適当なときに(また適当!)入れます。食べるときにパルメザンチーズをかければ、相方の大好物の出来上がり。ついでにウォーキングをしたときに撮った村の写真も真ん中の建物が密集しているところからやや左側に住んでいます。手前に見えるのはオリーブの木あ~、わが村よ(ため息混じりで)
2010.11.11
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老老介護疲れ・・・、年老いた夫が寝たきりの妻を刺殺した後、自殺を図る。「年取って、サーセン!」こんな風にしか思えない老後って、そしてなんて国なんだろう。イタリアにもいろいろ問題はあるけど、こんな悲しい事件はあまり聞かない、老後も夫婦仲良く自家製のソーセージ作りに励んだりして、近所におすそ分けをしたりする。前置きが長くなったけど、以前にソーセージを作るのを手伝ったことがあります。なんでも自分で作らないと気がすまない田舎もの共と一緒にやった画像を少し。↑パーツごとに切った後、さらに小さく切ってゆくばら肉はばら肉、皮など、用途に応じて切り分ける豚足ももちろん。実家のある沖縄ではでは「テビチ」呼ばれている。捨てるところはひとつも無かった。細切れにした肉片をミンチにしてゆく、画像ではモーターつきなんだけど私が使ったやつは手で回すやつ。何で私だけ?こういうとき「なんで自動にしないの?」っとかたずねると、必ず「いや~、器械でやるよりもこのほうが絶対おいしいんだって!」とか言うけど、器械を買う金が無いのは一目瞭然。これはレバーと肺かなんかを混ぜて作るソーセージ、ちぎっているのはパセリ、そのほかにも塩、胡椒、パプリカ、にんにくなどソーセージによって加えるものが若干違ってくる。じゃんじゃん詰めてゆく。3時間くらい挽き器を回し続けるので結構疲れる。作業をしている横には暖炉があるので、おなかがすいたら作ったばかりのソーセージをそこで焼いて食べたりします。↑salsiccia di fegato(レバーのソーセージ)生のまま冷凍保存して食べるときに調理するやつと、天井につるして程よく乾燥したころに食べるやつの両方を作ります。ソーセージ作りは真冬にやります。暑いとソーセージが腐っちゃうもんね。ということで相変わらずエンゲル係数が高いままのボネッフロ村。こんなのんびりした所でストレス感してる私が変なのか、この村が変なのか。なぜだ!(笑)
2010.11.09
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約9ヶ月ぶりくらいの更新。まだイタリアにいたんだけど、職探しが大変で(笑)そうこうしている間に尖閣諸島がそのまま中国のものになろうとしていたので、たまらず更新。 皆さん元気でしたか?衝突の様子が撮影されているというビデオの提出はあんまり意味はないかもしれない。「中国は超限戦で海上保安庁を封殺するという」という(蒼き清浄なる海のために)さんの記事を拝借。(リンクを貼ろうと思ったけど、safariは問題でもあるのか高機能エディタがつかえない。)なので、 http://blog.zaq.ne.jp/blueocean/article/626/ こんな感じで勘弁。中国は尖閣諸島は「中国のもの 」という前提でこのばか騒ぎをおこしているので、ビデオがあろうとなかろうと「自国の海域で漁をしていて、日本の妨害にあった」で終わるでしょう。船長返しても、謝罪と賠償金の要求というような、石原都知事の言うようにまさに「ヤクザ」のようなやり方。とは言っても外交に関しては日本よりも格段にうまくて、アフリカ諸国といった発展途上国への援助も忘れない(もちろんアフリカの豊富な天然資源の確保も狙っているのだろうけどさ) 日本は自民党の谷垣総裁もいまいち与党に返り咲きたいというような意欲は感じられない。「谷垣語」はいらない(産経ニュース 2010、9、26)、 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100926/stt1009262250007-n2.htm「野党は尖閣諸島問題徹底追及」 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100926/plc1009262126021-n1.htm、と野党は日本の領海侵犯という大きな問題を忘れて、くだらない覇権争いに熱心だ。こんな状況でも団結できない民族は他では見たことない。さらに、鳩山前首相は、「私なら温家宝首相と腹を割って話し合えた」などともう、寝言は寝て言え状態。さすがは「東アジアなんとか構想」なんていうバカみたいなことを公式の場でいうだけのことはある。そいうことは家に帰って奥さんにでも話しなさい!アメリカにとってみれば、中国の領域拡大のために在沖米軍の必要性(日本にとっても)から、中国が尖閣諸島問題で騒げば在沖米軍問題に追い風が吹くのは間違いない。中国と取引があったと見るのは考え過ぎかな。どっちにしろ中国のような問題のある国が隣人である以上、ロシアや韓国は多少問題があるにしても、関係は緊密にしておいた方がいい。そしてASEAN諸国、インドなど中国と領土問題を抱えている国とは更に関係を密にしておく必要がある。「近攻遠交」が重要になってくる。EUや南米諸国 、あまり好きではないオーストラリアとの関係も重要、そのためにクジラを諦めても別に構わない。それらを万全にした上でアメリ外交を考えた方がいい。ついでに、「民間防衛 新装版―あらゆる危険から身をまもる 」なんて本を読んでおいた方がいいのかも、読んだことないけど危機管理意識が高まるそうだ(スイス政府による、国民一人一人のためのプログラムだそうだ)。読んだことある人は感想お願い。 上海行きの格安航空券が2時間で完売したという話をこの事件の前に聞いたことがあるけど、もうあの国に行きたいと思う人はいないよね。日本では中国大使館にデモ行進は行ったりしたのだろうか?海外の報道陣に積極的に訴えたりしているのだろうか?海外暮らしなのでNHK WORLDを見たりすることがよくあるんだけれど、中国列車の旅とか中国観光の宣伝をしているのを見ると税金の使い方を間違っているとしか思えない。この辺は日本在住の日本人は強く言うべきだよ、放送の自粛すらしないのはおかしい。政府に対してどんどん言わないといけない。ただ政権や首相がこれ以上かわるのは海外では非常に印象が悪い。政情不安定な国だと思われ始めている感じがする。中国の一党独裁の「安定」政権の方が政策が実行しやすいのは皮肉な結果だけど、今回の尖閣問題や在沖米軍問題に関しては日本国民は一致団結することが必要なのかもしれない。あの小沢率いる中国への大朝貢団の様子がいまだに頭の中を駆け巡っていて、悲しい気持ちにすらなります。普通の日本人なら同じ気持ちだと思います。結論は強力な外交力が必要。どこかで見た言葉「力なき正義は無力で正義なき力は暴力」、韓国は、今回の日本の外交の敗北に関して「国家間において力のない正義が通用することはほとんどない」と中国に対する危機感を表したそうだ。「腹を割って話す」、「漁船の映ったビデオを見せれば」、「話せば分かってくれる」とか言ったことはクラスメート同士の話。国家間では通用しないということ。
2010.09.26
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今日はなぜだかネットが使える不思議な回線。隣のうちの無線を拾ってるかもな。微弱な信号ながらなんとかつかえている。今日相方と会計士のところに行ったんだけどあるA4サイズの書類を4枚コピーするのに45分かかった。なんで??? 事務所には他に誰もいないのに・・・。これも不思議。前置きは置いといて、最近サンレモ音楽祭がまたあって(この番組自体はあまり見ないんだけどサ)、相方が「ヴォラーレ」もサンレモの入賞曲とかいったので、あ~、あの唄!ジプシー・キングの!なんていう会話をしていたら、原曲がイタリアなのは知っていたけど歌詞とかをちゃんと聞いた事無かったので、ちょっと紹介。(唄の正式名称は「青く塗られた青の中で」)ドメニコ・モドゥーニョ(Domenico Modugno)、歌手、作曲、作詞も手がける。この唄は1958年のサンレモ音楽祭で入賞。アメリカで第1回グラミー賞の最優秀レコード賞も受賞。Penso che un sogno cosiNon ritorni mai piu'Mi dipingevo le mani e la faccia di bluPoi d'improvviso venivo dal vento rapitoE incominciavo a volare nel cielo infinitoVolare oh ohCantare oh oh oh ohNel blu dipinto di bluFelice di stare lassu'E volavo volavo felicePiu' in alto del sole ed ancora piu'suMentre il mondo pian pianoSpariva lontano laggiu'Una musica dolce suonava soltanto per meこのような夢はもう二度と見ないだろう僕は両手と顔を青く塗っていたそしたら突風にさらわれて空の彼方へ飛び始めていた飛ぼう歌おう青く塗られた青の中へ 空にいる幸せ幸せに飛んで、太陽よりも高く、そしてもっと上に世界は少しづつ遠く下の方へ消えていった甘い音楽がただ私のためだけに奏でられていた幸せそうに歌ってるでしょう!この唄を歌えば不況のことなんか忘れてしまいますね!原曲は↓ここhttp://www.youtube.com/watch?v=EwzhIIG_hwU&feature=relatedジプシーキングスはここ→http://www.youtube.com/watch?v=oNgSeJzLJFc
2010.02.23
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お久しぶりです。というのもネットがまた使えなくなってしまいました。今日はなぜだかしらないけど使えている(笑)。イタリアではネットの契約内容を変えたり、別の会社に乗り換えたりするだけで、大変なことになります。全て一からやり直しだったり、ネットや衛星放送が再び使えるようになるまで1ヶ月以上かかったりする事もしばしば。ボネッフロは7、8年前に地震の被害にあったんだけどまだもとの家に戻れない人がけっこういます。国の援助で家が完成した人もいるけど、手続きやらなんやらで7、8ヶ月前に家が完成しているにも関わらず実家に戻れない人がいます(相方の爺さんなんだけどさ)。大体の人がこういう感じなので家の修理を待つより村を出て別の街で新たな生活を始めた人たちもたくさんいます。そういう人たちは仮に村の家が修復されてもそこに戻ってくる事はありません。こういうことで過疎化がスーパー過疎化になってしまうという構図がうまれる。同じブログ仲間でモリーセの数少ない日本人の(ってか、うちらだけだろう日本人は)イタリア田舎人さんもブログでイタリアのシステムの機能のしなささについて語ってくれています。経済が停滞しているのは分かるけど、それプラスいろんなことで時間がかかったり、普通なら出来る事ができなかったりするともうどうしようもない。うちらの住んでいる村ではテレビで宣伝しているような高速ネットなんてなくて小中都市で受けられるサービスがボネッフロでは受けられません。インフラ整備に関してもボネッフロから10kmくらい離れた村へ行く道があるんだけどそこに建設中の橋は10年以上前に建設を開始したんだけどまだ建設中!だいぶ見た目が古くなって所々ダメージがみられる。たかだか数十メートルの道作るのに10年とは・・・・。モリーセに、というよりイタリアに見切りをつけ始めているイタリア田舎人さんの気持ちはよくわかる。うちもけっこう同じような状況なのでいろいろ考えないとな。日本への帰国に関しては、日本は一旦日本の社会を離れると、もう一度その社会にすんなり入って行けるような懐の深さが無いような感じがするのでどうだろう?イタリアの田舎暮らしのいい面もあります。たとえ無職でもなぜだかそれなりに暮らしていけるというところ(まあ、周りや、知り合いが助けたり、生活費がそれほどかからないからなんだけど)。近所に住んでいる外国人の人は自国でガンガンに稼いでいたらしいけど、理由あってこの村に移住、そして無職!。村に来たあんたが悪い(笑)。イタリアの田舎暮らしの明暗ははっきりしている。そして今の時点では「暗」の部分がより目立っている気がする。
2010.02.12
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日本では日本航空が会社更生法の適用を申請し法的整理の手続きが始まったと聞きます。コレがうまくいかなければ大変なことになるのは間違いないな。3年間で黒字か~www一方で、今まで日本が守ってきたGDP世界第2位の座を今年は中国が抜き去る模様。GDP世界代位2位というプライドだけで生きてきた日本にとっては悲しい結果(笑)。世界代位2位の輸出国ドイツも抜いて世界一の輸出国に・・・、とは言っても中国の成長をビジネスチャンスと見て中国に乗り込む日本企業も相当数あるという。これくらいの気持ちじゃないと生き残ってゆくのは難しいのかもしれない。そんなか今日のニュースに「今年の10大リスク」の見出しが。ユーラシア・グループによる10大リスクに「鳩山政権の日本」が堂々の5位。eurasia group top risk 2010(英文)ANAとEdyと仲間達さん(日本語訳)民主党政権の本当の権力は、長年にわたり党のボスである小沢一郎である。スキャンダルにまみれて、閣外、すなわち公式の政治舞台の裏に居続けるのだ。鳩山首相が今年をまっとう出来ないことは、かなりあり得る。彼は政治的キャンペーンが上手でないし、意思決定者として効果的でもなくて、自身のスキャンダルが首にまとわりついている。事情通は鳩山の地位に代わるものとして、参院選挙の前であっても、菅直人副総理やより若くて政策通の原口一博のような者に、すでに目を向けている。一部の専門家は、アメリカ合衆国が日本の「失われた10年」をなぞることを心配する。2010年にとって、より大きなリスクは日本が新たな「失われた10年」を始めているかもしれないということである。(以上日本語訳はANAとEdyと仲間達さんより抜粋)アメリカのコンサルティング会社なので「アメリカにとって」のリスクといことなんだろうけど、ちなみにその他のリスクは1・米中関係、2・イラン、3・欧州諸国間の財政状況の違い、4・米国の金融規制5.日本、6・気候変動、7・ブラジル、8・インドとパキスタン、9・東欧における選挙と失業率、10・トルコ日航の建て直しは決まってしまった以上迅速さが必要なのは言うまでもない(期限は3年!)、にもかかわらず最初で躓いたみたいだ。【日航破綻】事前調整型の法的整理 GMと比べスピード感に懸念。GMが約40日で手続きを終えたのに対し、日航の更生計画の認可は「8月になる」(瀬戸英雄・企業再生委員長)など時間がかかるからだ(産経ニュース2010.1.20 19:26)これがこけたらオワリなのに。
2010.01.21
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アルカイダと繋がっているに違いないシー・シェパードのAdy Gil(アディ・ギル号)が日本の調査捕鯨船に衝突して無駄に金のかかったエコボートの先端部分が大破した。【1月6日 AFP】(一部更新、写真追加)南極海で日本の調査捕鯨船に対する妨害活動を展開している米環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society、SS)」がこのほど新たに導入した未来型の超高速抗議船「アディ・ギル(Ady Gil)」号が6日、捕鯨船団の1隻と衝突し、真っ二つになって沈没した。シー・シェパードが同日、声明で発表した。シー・シェパードは声明で、「(日本の)第2昭南丸が突然エンジンを起動させ、故意にアディ・ギル号に激突してきた。船首の8フィート(約2.4メートル)が完全にちぎれた」と主張。「いわれのない」攻撃の一部始終は、ビデオ録画してあるとしている。乗り組んでいた活動家6人は救助され無事だが、船の回収は難しい状況だという。馬鹿じゃないのこの人たちは、勝手に攻撃しておいてこのザマは(笑)こういったエコカルトに資金援助しているスポンサーって一体どうよ??LUSHハンドメイド・コスメティックス社、株式会社ラッシュジャパンパタゴニア・patagoniaクイックシルバー・Quiksilverロンリープラネット・Lonely Planetシュノーケルボブス・Snorkel Bob's・・・など詳細は中道右派なBlogさんよりスポンサーにとってもマイナスイメージを与えると思うんだけど。2008年には カナダのハーン漁業海洋相が、シー・シェパードについて、「資金提供者にたかる金食いペテン師の集まり」だと発言している(4月13日 AFP)、色々なスポンサーがいてシーシェパードは金集めのためにしかやっていない、国際非営利団体??、ドキュメンタリー番組アニマルプラネットの撮影班をクルーにして番組から多額のお金を受け取っている。番組制作側としては絵になるリアリティーショーができればそれでいいわけで、利害が一致した形となっている。そのカモになっているのが日本の捕鯨。日本政府の調査捕鯨に関する説明不足も確かに問題ありだけど、今となってそんなことはどうでもいいような気がする。ポール・ワトソン曰く「これは戦争で、一歩も引くわけにはいかない」といっている。戦争では理由よりも負けないことが大切。ノルウェーやロシアなんかの捕鯨国にはあまり激しくないのも気に障る。エコナチ!まあオージービーフは買わないほうがいい、前にも言ったことがあるかもしれないけど、いまだにテロ支援国家のオーストラリアに旅行に出かけたいと思う日本人がいるというのがびっくり。英語で反論ができる自信がないならおとなしく自国にいたほうがいい、変に国際人ぶって旅行に出かけるのは日本の恥を広めるだけ。被害者の日本のリーダーは友愛外交をモットーとしているみたいだけど、まだ考えは変わらないのだろうか。金のためにテロ行為を行うこの人たちはのお金に関して、、産経新聞・佐々木記者のブログ「Cool Cool Japan!!!」に情報があるので見てみてください。これに関する最新の記事は「シー・シェパード抗議船に日本人が参加 アディギル号は航行不能に 」。
2010.01.06
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あけましておめでとうございます。しばらく忙しくて更新も滞っていたのだけれど、皆さんは年末年始をどのように過ごしたんでしょうか。日本の景気はまだまだみたいだけど、イタリアの景気が回復に向かっているとかいないとか??日本はというと、ニュースなどを見ているとまだ有効な政策を打ち出せないでいる政府に国民の不満が高まっていて、それが支持率を下げる要因となっているそうです。またEU関連のニュースではギリシャの財政破綻があります。GDP比で12%超の財政赤字なのだそうだ。EU全体にも影響を及ぼしかねない問題だけど、日本の借金はどうなっているのか?GDP比で200%近いと聞くけれど、じゃあ日本オワリじゃないの・・・。そのほかにはジンバブエもあったなあ。レストランでの様子らしいけど、年末までに10万パーセントにまで達するらしい。ということは100円のジュースが1000万円!!ココまで来るとなんだか楽しそうに見えなくもない・・・日本の借金は1000兆円超えたのかなあ、でも1000兆円って子供の冗談でも口にしない額ですよ、これは。この借金を返済するには、「ハイパーインフレ」か!?可能性は否定できないにしても世界屈指の債権国でもあるわけだし大丈夫なんじゃないだろうか・・・それでも念には念を入れて日本の両親の持つ日本円を外貨に変えといたほうがいいのかもね。消費税削減や高速道路無料、子供手当てなどのばら撒き、そして日本航空に2000億円の融資。こんなことしていたら借金は膨らんで、最悪のシナリオが。twitterから引用「日本航空に1000億円追加融資するよりも、多くの中小企業に融資したほうが、ぜったい景気が上向きになると思うのに。」同感。そして日本の債務不履行は起きるのか・・・今年はなんだかスゴイ年になりそうな気がします(笑)
2010.01.03
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あ~、明日から私の住んでいる村ではインターネットがしばらく使えなくなるそうだ。何でかは知らないけど。ネットがしばらく使えなくなるのはちょっと不安。全くボネッフロときたら・・・。完全に陸の孤島にいる状態になってしまうんだろうなあ。恐ろしい(笑)ニュースもチェックできないし(テレビはあるけどさ)、とはいってもいいニュースなんか無いからニュース見ないほうがいいのかも。ニュースといえば、日本ではいまだに民主党の政策がはっきりしない状態が続いているらしいけど、「教育の無料化」や「高速道路無料化」、「友愛政策」など一見するとすばらしい(教育に投資すること自体はいいと思うけど)ことのように「見える」けど、これは国民を錯覚させるためにやっているようにしか見えないね。国民を幸せにするのに何でも「無料」にすればいいんだろうか?イリュージョンで人々を欺くなんて、錯覚ついでに「目の錯覚」画像。↑それぞれの明るさの違うパネルは皆一緒の明るさ、周りを何かで覆うと、「!」↑車は皆同じサイズ(遠近法を使ったイリュージョン)↑パネルAとBは同じ色、コレを見たときは「これは絶対信じない」と思ったけど、画像処理ソフトでAのパネルを切り取ってBの横に並べたら、大ショック。まあ、人間の体は非常にうまくできているんだろうけど、こうも簡単に欺くことが出来る。錯覚なのかどうかを確かめるには冷静になって角度を変えて見たり、一部を隠して見てみるとか、逆さにして見るという方法もあるかもしれない。「無料」や「給付」という言葉だけを見ているとどうしても錯覚に陥ってしまう。物事を色々な方法で見てみてはどうだろうか。ということで2週間くらいネットが使えないので、ネット環境が復旧したら皆さんのところに伺いますね
2009.11.29
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またまた久しぶり。ようやく恒例のオリーブ摘みが終わり一安心。今回は知り合いのオリーブ摘みも手伝ったので二重苦。寒いし、重いし、眠いし、年に一回でも辛いなこれは。2年前のオリーブ摘みの様子はココ今回取れたオリーブオイルはおよそ120~130l。家も1年分のオリーブオイルを分けてもらうんだけど、取れたオリーブオイルで早速bruschetta(にんにくをすり込んでオリーブオイルと小さく切ったトマトを乗っけたトースト)今年のオイルは前回よりも明るいグリーンだった。出来たばかりのオイルはほのかに渋い味がします。bruschettaにはこの青臭い味のオリーブオイルが合うな~と最近思っています。こんな感じで暖炉の中に。カリカリになれば出来上がり。暖炉の火はかなり熱いので6~7秒で十分。バジルを刻んで入れる人もいるかもね。↑これはパーネとオイルだけなんだけど取れたてのオイルだとこれだけでもかなり美味しいです。なんだかバターのようなでもほろ苦いような感じ。取れたてのオイルはこの時期だけなので、今のうちに食っとこうと思います。・・・とまあそろそろ兼業農家から専業農家になるのか!みたいな感じになってます(笑)
2009.11.10
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久しぶりです。風邪はひくし、腰はいたいし、仕事が減った割にやること多いし、イタリアもなんだかパッとしないし、イタリアといえばいつも首相のスキャンダルとかしか話題にならないのもなさけない。首相のベルルスコーニはイタリアのメディア王としても有名で、イタリアのメディアの70%を牛耳っているという。少し前に「ローマで大規模な集会、報道の自由求めベルルスコーニ首相に抗議」の記事を見ました。記事によるとイタリア・ローマ(Rome)のポポロ広場(Piazza del Popolo)で3日、約10万人が参加して、報道の自由を求める集会が行われた。 参加者らはスキャンダルが相次ぐシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)首相がメディアを黙らせようとしていると抗議した(中略)2日には、世界の報道の自由を監視しているNGO、国境なき記者団(Reporters Without Borders)のジャン・フランソワ・ジュリアード(Jean-Francois Julliard)氏が、ベルルスコーニ氏は欧州の首脳として初めて、国境なき記者団が作る「報道の自由を脅かす人物のリスト」入りに近づいていると語った(10月4日 AFP)まあベルルスコーニは極端な例だけど(笑)、じゃあわれ等が日本はどうなっているのか??上の記事にもあった「国境なき記者団」が毎年発表する「世界報道自由ランキング2009」によると、1位アイスランド、2位フィンランド、ノルウェー、4位デンマーク、スウェーデン、6位ベルギー、ルクセンブルグ・・・・24位米国、27位カナダ、英国日本は・・・・33位、33!けっこうダメじゃねえ、コレ。イタリアは・・・・・イ・タ・・・・・リ・・・・・ア・・・・・は・・・・・73位。やっぱりなベルルスコーニが原因なのは間違いない。これは仕方が無い。日本は何でなんだろう。そういえば記者クラブっていうのがあったなあ。記者クラブが外国人記者などやウェブ記者、週刊誌の記者などを締め出していると言うのを聞いたことがあるけど、それなりにメリットもあるのだろう。ま、いずれにしても知る権利が損なわれているのならこの制度を見直すべきだろう。そんななか、こういう記事も。「「記者クラブ談合」の一角がついに崩れた」小沢、鳩山の歴代代表の公約を反古にして官邸記者会見からインターネットメディアなどを締め出した民主党にも良心が残っていた。民主党幹事長時に党本部の記者会見をオープンにしてきた岡田克也外相は、9月29日から外務省の大臣記者会見を記者クラブ加盟社以外のジャーナリストにも開放した。(田中龍作,2009/09/30,janjan)そのほかにも日本には報道における「タブー」というのがあるもんね。ま、いまどき新聞やテレビの報道をすべて信じる人もあまりいないとは思うけどさ。ネットなんかの情報サイトやニュースサイトもがんばっているけど、情報の収集力や正確さに関しては既存のメディアには勝てないのが現実だと思う。あまりにも不確かな情報がネット上を飛び交っているような感じがします。自分の頭で考える癖をつけるのも良いことかもしれない。払った税金はどこに行くのか? ネットなんかで調べれば簡単な仕組みくらいはすぐに分かる。そうやって少し考えるだけでどこが間違っているのかなんとなくではあっても分かってくる。「マスコミ」(ジャーナリズムではない)に振り回されるリスクを減らせるかもしれない。 freedom of the press 2009
2009.10.20
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2週間前古い遺跡っぽいやつが近くにあるからウォーキングがてら見に行こうっと友人に誘われて、これまた渋々行きました(笑)。いつも「仕方ねぇなあ」が基本の私です。今回は総勢15人くらいでボネッフロと隣村のカサカレンダ(Casacalenda)の間辺りまで行くことに、「けっこう遠いじゃ~ん」とぶつぶつ言いながら田舎道を・・・田舎道が続いた後は畑の間を抜けて・・・残り半分くらいと聞かされた時には既に疲れて帰りたくなったけど、以外に眺めも良くて海辺の街テルモリ方面を見ると夏場の観光地となっているtremitiという島が見えて、少し機嫌が良くなった。↑この辺まで来ると15人のメンバーもバラバラ(笑)。これじゃあジョギングよりきついよ!日が暮れるのが早くなっているので皆先を急ぐ。ところどころには小さな林そしてようやく到着。そして放った言葉は「遺跡どこ?」、「コロッセオは?」↑「今うちらが住んでる家とあまり変わらないじゃん」(私)「こっちのほうが広いし」(相方)まあそれでもドレくらい古いか聞いてみると2千年位前のものらしい(本当かどうかは知らないのであしからず)「兵どもが夢の跡」これらはみんな地中に埋まっていたらしい、それを地元の人が最近掘り返したという。なんで地中に埋まっていたのか不明。帰り道、持ってきた水がなくなったので周りを調べるとブラックベリーを見つけたので、帰り道はこれで栄養補給。スゴク美味しかったです。ちなみにこの辺りの歴史を少しこの辺りはSANNIOと言われていた地域で日本ではサムニウムで知られているかもしれない。よくこの辺りの村の名前の後ろに~del sannnioとあるのはその名残。ここからはwiki・・・古代ローマ時代においてイタリア半島のアペニン山脈南部の地域を指す。この地に居住する部族はサムニウム人(英:Samnites)と呼ばれていた。ラテン民族を統合したローマが南方へと進出してきた際にローマ人の敵として長らく対立、サムニウム戦争と呼ばれる戦争を通じてローマと戦うが、敗北しローマ人と同化した。ということでこの辺の人達はローマ人の子孫でもなんでもなく、「蛮族」、野蛮人。相方の顔が浮かんできた・・・
2009.09.23
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あ~、またこの季節かよの巻き。この時期になると近所ではトマトソース作りをしている人達を見かけるようになります。それぞれ皆作り方が違うようだけど基本的にはほぼ同じだと思います。このソースは1年間分のトマトソースなので村人にとっては大切な行事。それでも毎年作ることはないだろうと、「お店で買えばいいんじゃないの!」って言ったら、「お前が一番食ってるだろ」で一蹴。ということで今年も朝の6時から家族総出でソース作りをやりました。これはトマトをまるごと保存するためのpelatiを作っているところ。まずはこのトマトを画像のように沸騰した鍋に入れて皮を剥きやすくする。↑そしてこのように皮だけ剥きます。けっこう熱くて大変なんです。剥いた後はこんな感じ↑茎と繋がっていた硬い部分を切り取り二等分にする。中に白い部分があったり、傷んでいる部分も同時に切り取ります。そして殺菌消毒した瓶いっぱいに詰めます。瓶のふたをした後は沸騰したお湯2~3時間浸して煮沸消毒(と思う)。これでpelatiは終了次はトマトソースだけどトマトの種類も違うさっきのトマトよりは丸っこいヤツを使います。それを沸騰したお湯にしばらく浸して、やわらかくなったら取り出し次の工程へ・・・↑お湯から取り出すとこんな感じでべチョべチョ。そして余分な水分を取り除きます。↑そして皮と果肉を分離する機械、見た感じ豆腐を作るやつにも似ているなと思った。トマトジュースは下のバケツへと直行。バケツに溜まったトマトの果汁は鍋に集められえて煮詰めます。沸騰寸前まで待たないといけないけど、3~4時間くらいかかるんです。待ってる間大きな棒でかき混ぜ続けます。あ、それからこの時点で塩もいれます。そして最後、それらを瓶に詰めて終わり。オリーブ摘みと比べれば全然楽なんだけど、まあそれなりに一仕事。今回はトマト250キロ分、去年は300キロなので少し少なめ。これで1年間みんながパスタを食べられる。ってことはまたパスタかよ~
2009.09.05
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前回の続きだけど、どういった場所にあるのか。周囲は完全にブドウ畑に囲まれた場所です。この施設はいわゆる「bed &breakfast」でレストランではないと思います。素泊まりに近いことしかできないのかも。周囲はこれだけです。なんもないけど静かで周りに気兼ねせずに騒げると言えば騒げる。↑宿の外観気温もボネッフロより温暖でサボテンにフルーツが。↑こんな感じプールまであって、最初はたかが誕生日くらいで「こんなとこでやんなよ」と相方に言ったら「別にいいじゃねーの」と言われた。夏だし屋内は使わなかったけど、かなりいい感じ、実はここは初めてではない、一度来たことがあります。でも前回よりも設備が充実してた。↑黄昏時は更にいい感じに。バカ飲みしたので頭を冷やしに散歩。周りは静かすぎて怖いくらい。ワイン三昧この施設を所有するBorgo di ColloredoはMOLISE州のcampomarino(カンポマリーノ)。ボネッフロからは車で40分くらい、アドリア海に面したビーチもある町にあります。この施設自体の名前を覚えていないけど、ワイナリーが分かれば問題ないはず。BORGO DI COLLOREDOのホームページはhttp://www.borgodicolloredo.com/ちなみにたまにココのテーブルワインを買ってます。1リットル当たり1ユーロ程度(135円)けっこういいとこもあるんだよ、というモリーゼでした。
2009.08.28
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ご無沙汰しています。ただいま休暇中で、毎日飲んでばっかりでもう疲れた(笑)。今回の休暇はもうどこにも行かないと決めたので、ずっとボネッフロに入り浸りだけど、いろんな人が休暇でボネッフロに帰ってくるので食ったり飲んだりばっかりです。そんな最中昨日友達の誕生日があって、郊外の(ボネッフロが既に郊外なんだけど)とあるワイン製造者が所有する宿泊施設兼パーティーなんかにも使えるような場所があって、そこへ行ってきました。ビュッフェ形式で全部友達が作ったもの(イタリア人ではないけどね)、↑揚げた豆腐にコリアンダーやモヤシ、その他を乗っけて甘辛ソースで食べました。こういういかにも西洋的な発想の和食を食べるのが好きです。日本人が考え付かないようなことするもんね(いい意味でも、悪い意味でも)↑これは何が材料なのか全く覚えていません(笑)上にのっかているのは魚をゼラチン状にしたものだったような・・・。↑バナナの葉で包んだチマキ、中の具は鶏肉をココナッツミルクやスパイスで調理したインドネシアの料理これも何だったかよく覚えてないけど、ツナフレークで作ったものの上にフルーツを乗っけたもの、見栄えはしないけど美味しかったです。↑いなりや太巻き、いなりはそれなりに美味しかった。シャリがいまいちだけどイタリアにいればそんなことは気にならなくなります(笑)サーモンの下にあるのはツナフレークで作ったクリームっぽいものフィンガーフードにはすごくいいアイディアだと思った。生春巻きこれは別に説明すまでも無いけど、味は普通でした。手巻きっぽい形になってるのは謎だけど、私ならソースはナンプラーを使った辛めのソースをつくるな。タイの焼き鳥(サテー)だけど東南アジア全般で食べられていると思います。マレーシアやインドネシアなど、これをピーナッツソース、カレー粉、ナンプラー、ココナッツミルクなどで作ったソースにつけて食べます。これは最近よく食う料理の一つ(近所の人の得意料理なので作ってくれる)、さらにこのサテーをナシゴレン(nasi goreng)というインドネシアの炒飯にのっけて食べるとスゴク美味しい。出されたワインは赤も白もすべて地元campo marinoのBORGO DI COLLOREDOのGIRONIA地元モリーセでも人気がある感じがします。飲み放題で飲みまくり(笑)こんな感じで食べまくり、飲みまくり。皆さん腹ペコだったのか料理がテーブルに置かれた瞬間手を出していました。寿司類が最初に終了(笑)。次回はこの場所がどんな感じのところなのか少し紹介します。
2009.08.24
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気温が少し下がって、久しぶりに安眠できている今日この頃です。眠る前は大体衛星放送のくだらない映画、安っぽ~い映画を見ながらそのまま眠るというパターンが普通。あまりに重い内容だと眠れなくなってついつい考え込んでしまう。でもついこの間不覚にも映画のあらすじをチェックしないまま見てしまった映画、「AWAY FROM HER」((アウェイ・フロム・ハー、君を思って)、邦題はこれなのかな??)。2006年製作、カナダ映画、監督はサラ・ポーリー(Sarah Polley)出演ジュリー・クリスティー、ゴードン・ピンセント、オリンピア・デュカキス、マイケル・マーフィ・・・あらすじとしては、結婚して44年になるグラントと妻のフィオナ。グラントは大学教授の現役時代に浮気をしたことがあったけど、結局は元のさやに戻る事に。引退した後は田舎の悠悠自適な生活が待っているのだろうと思った頃に妻のフィオナにアルツハイマーの症状が出始めた。ここまで見るとこの後夫の献身的な看護やら奮闘やら、「闘病生活」がストーリーのメインになると思うけど、これが違った。妻のフィオナ自身が認知症を自覚し始めたので、本人自ら専門の施設へ行く事を希望し、そこへフィオナだけが移ることに・・・。施設の規則により入所後1ヶ月は妻に面会できない事になったが、1ヵ月後はれて妻に会ったときには、フィオナは夫の事は忘れ同じ施設の男性に恋心を抱いていた。それでも夫は献身的に施設へ通うのだけれど、そこで毎日目にするのは妻と他の男性が楽しそうにしている光景。グラント自身はこれを過去に犯した過ちの報いで妻はわざとこんな事をしているのだとすら思い始める。そしてグラント自身、妻の幸せを思うのならと思いある決心をした時に皮肉にも・・・・。っとまあこんな感じのストーリーでした。私達が今迎えつつあつ高齢化社会には、医療の問題や年金問題といった社会整備の問題だけじゃなくて、高齢者における「愛のあり方」(愛のあり方とかスゴイことを言っている俺って何様?)など、より身近なより人間臭い問題もこれから表面化してくるのかな。時折画面で見る事の出来るカナダの雪景色、その寒々しさが夫婦の共通の思い出が失われてゆくという事の悲しさをより倍増させていてる感じがした。ちなみに監督のサラ・ポーリーは当時若干27歳(若いなあ~)。ま、とりあえず老後に対して心の準備くらいはしておいたほうが良いかもね(笑)
2009.08.05
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2009年世界水泳選手権(ローマ)が昨日閉幕。表彰台の日本人選手をもっと見たかったんだけど・・・次回に期待しよう。そんなか大会中に表彰台の選手達にメダルを授与していた日本人を見ました。最初、「誰だこのオッサン」とか思って気にしなかったんだけど、8月2日のイタリアのニュースの見出し。morto vicepresidente Fina(Hironoshin Furuhashi colpito da infarto a Roma)国際水泳連盟副会長が死去(ローマにて古橋広之進が心臓発作)ROMA, 2 AGO - Hironoshin Furuhashi, vicepresidente della Fina, e' morto per un infarto questa notte all'hotel Hilton a Roma.(RAI SPORT)ローマ、8月2日-古橋広之進、国際水泳連盟(FINA)副会長、ローマのヒルトンホテルにおいて心不全で死去。7月27日、世界水泳選手権の表彰式ローマ(共同)日本のスポーツ誌にも「古橋氏は戦後日本の最大のヒーロー」(スポニチ)の見出し。記事には「世界新を連発して敗戦にうちひしがれる国民に勇気と感動を与え、引退後も国内外のスポーツ界で要職を歴任。2日にイタリア・ローマで死去した古橋広之進氏は、間違いなく戦後日本の最大のヒーローだった。異国での突然の死に、スポーツ界では驚きと悲しみの声が広がった」他にも日刊スポーツの「「フジヤマのトビウオ」古橋さんが急死」や産経新聞「フジヤマのトビウオ"古橋広之進氏がローマで死去 80歳」敗戦直後の多くの日本人が彼から勇気と自信をもらったのだろう。「たかがスポーツ」ではあるけど多くの人を感動させる事の出来るスポーツってすごい。今の日本にとってスポーツを奨励してスポーツの発展と振興にその予算をもう少し使うのは、日本人に自信と勇気をもう一度与えてくれるかもしれない。≪世界選手権でも黙とう≫国際水連は世界選手権最終日の午後の部が始まる前に、観客に古橋副会長が亡くなったことを紹介し、会場の選手や役員ら関係者、観客が黙とうした。観客席の日本選手団は腕に喪章を巻いて、日本チームを応援した。 最後に彼にまつわるエピソードも2000年にシドニーオリンピックの水泳代表選考をめぐり、代表の選に漏れた千葉すずがスポーツ仲裁裁判所(CAS)に「選考基準が不明瞭である」として仲裁を申し立てた。当時日本水泳連盟会長であった廣之進は選考に問題点はないという姿勢を貫いた。裁定では選考結果自体の見直しには至らなかったが日本水泳連盟側にも選考基準の曖昧さがあったことを認め、仲裁費用の一部負担を言い渡している。 作家の猪瀬直樹は、この一連の事件に関して「日本水泳連盟は大昔のヒーローが実権をにぎっている」と廣之進を批判した(wikipedia)。ご冥福をお祈り申し上げます。
2009.08.03
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今の時期だと日本は蒸し暑くて植物は青々としている感じなんだろうな、これが地中海性気候になると今の時期は乾燥していて雨なんか全く降りません。道端の雑草も枯れ、モリーゼ中に広がる麦畑も収穫を終えて、冬場の家畜の餌となる干草が積まれている光景をよく目にします。っとまあボネッフロ周辺はこんな光景が広がっています。夏のボネッフロはというと、こんなクソ田舎だとホント何にもすることなくて、住民とかもけっこう暇そうなんですよね。もう夏休みシーズンだし中には海外旅行へ出かける人もいるけど、多くの人は村に残ったまま。だから朝っぱらからpiazza辺りでブラブラしている人を多く見かけます。それを見かねてか誰かが手作りのゴーカートレース(もちろんエンジンなんかは無し、ブレーキのみ)を企画。村の公民館?から(高台になっている場所)ず~っと下にあるcamposportivo(運動施設のある場所、皆サッカーしかしないけど)までくだってゆく、それだけ('A`)十字架型メルヘンチックベッド型棺おけ型その後はいつも行くBARへ直行。小さな村のわりには4つもBARがあるけど、ほとんどこのBARにしか行かない。オーナーの息子が切り盛りしていて、年も近くて話が合うのがその理由。夏のボネッフロ村でした。
2009.07.29
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ゴルフのルールもいまいち分からないのに、何でゴルフネタか?彼女は私と同じ沖縄出身だと言う事もあるけど、昨日たまたまイタリアのスポーツ誌「La Gazzetta dello sporto」のサイトを見ていたら「Super MiyazatoLa premia Zidane」「スーパー宮里、ジダン(フランスのサッカー選手)から表彰」「La giapponese, vincitrice del prestigioso Evian Masters, ha ricevuto il trofeo dal fuoriclasse francese.」「エビアン・マスターズ優勝者の日本人、フランスの一流選手からトロフィーを受け取る」(Zinedine Zidane premia Ai Miyazato. Reuters)2006年からは本拠地をロサンゼルスに移しアメリカツアーに参戦していたけど2007年には不調に陥っていた。その後の初勝利。念願の初優勝問い質問に「子供のころからの夢がかなった。最後のパットが入った瞬間、いろいろなことが込み上げてきた」(MSN産経ニュース・ 共同)今ローマで水泳の世界選手権が行われているんだけど、日本人選手がほとんどダメだったのですごくがっかりしていたところ、なので普段はほとんど見る事のないゴルフだけど ('A`)、日本人が海外で活躍しているのを見ると、やっぱり嬉しくなる。
2009.07.27
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世界保健機関(WHO)の進藤奈邦子医務官は16日、都内での講演会後に記者会見し、日本が新型インフルエンザのワクチンを海外から輸入する考えを示していることについて「国際社会で希少なワクチンをさらに日本が買ってしまうのか、私としては残念な印象を持った」と述べた。 舛添要一厚生労働相は今月10日、秋以降の新型インフルエンザの本格流行に備えて、国内製造分では不足する1500万~2千万人分のワクチンを海外から輸入する考えを示した。これに対し進藤医務官は「日本のワクチンメーカーには、東南アジアの発展途上国へのサポートについて国際社会から強い期待がかかっている」とした上で「日本の輸入には国際社会が驚くのではないか」と指摘した。さらに「日本は途上国にワクチンの技術移転をして貢献すべきだ。技術者を派遣して現地の工場を指導し、生産能力をつけさせるべきだ。労働力も安価なので、ワクチンの価格も下げられる」との考えを示した。 2009/07/16 20:50 【共同通信】 日本の感染者数は今のところ3705人らしい。ここで各国の感染者数が確認できます。上の記事からだけではなんとも言えないけど、今のところ日本でワクチンが不足するかもしれないなら輸入は当然のようにも思えるけど。「国際社会からの期待」って具体的に誰が期待しているんだろう?じゃあお前がつくれよ。日本にばっかり注文つけるのは止めて欲しい。とは言ったものの日本は日本でずっと前から言われていた新型インフルエンザの世界流行。国際社会が期待するほのことをしていないし。国の危機管理意識が足りないと思われても仕方がない。いつも後手後手の日本政府。
2009.07.17
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1895年から1945年までの約50年間、日本の植民地だった台湾。その時代に、学校で日本語教育を受けた人たちの人生をたどるドキュメンタリー映画「台湾人生--かつて日本人だった人たちを訪ねて」が中野区で初めて一般公開されている。監督は団塊ジュニア世代の39歳の女性。日本からの差別、日本への親しみ、日本が敗戦で引き揚げた後にやってきた戒厳令の時代--。5人の「日本語世代」から、波乱の人生が日本語で語られる。私は1999年から2000年にかけて台湾に語学留学してました。中国語なんて全く分からなかったけど、最初はユースのドミに滞在しながらアパートを探していました。言葉が通じないのでアパート探しはけっこう大変だったのを覚えています。そんな時台北の中心地にある日系のデパート新光三越前で缶ビール片手に連れと涼んでいた黄昏時。70歳後半から80歳くらいの老人が近づいてきて、「君達は日本人?」と流暢な日本語で話し掛けてきました。いや、こっちのほうがてっきり台湾で道に迷った年取った観光客が助けを求めてきたと思った。とりあえず「あ~、はい日本人ですけど、何か?」おじいさん・「日本人なら日本人らしく誇りをもちなさいよ」うち等・「???」 おじいさん・「台湾が今こうしていられるのは、日本の統治時代のおかげでもあるんだよ。占領は悪い事だけど、占領時代の事をとやかく言うやつのことは気にするな。」うち等・「は~??」おじいさん・「日本の占領に比べればその後の国民党の弾圧のほうがはるかに酷かったよ。とにかく自分達の国に誇りを持ちなさいよ!そして日本語も大切にしなさい。」うち等・「はい」別れ際このおじいさんは見ず知らずの私と連れに住所を教えてくれて後日訪ねるように言った。数日後訪ねるとお孫さんと暮らしているらしい以外のことは分からなかったけど、アパート探しも手伝ってくれて本当に親切にしてもらった。あのおじいさん今頃どうしているだろうか・・・。こいうことはその後同じ年代くらいのおばあさんにも言われた。「きれいな日本語を使うようにしなさいね」って言われた(笑)逆に彼らの子供の世代というのは多少反日的であったりする(当時の教育のせいだろう)。もちろんここでは台湾の日本統治時代を肯定するようなことが言いたいのではなくて、外国に住んでいると自国の事が違った角度から見えることがある。また全く知らなかった事まで見えてくることもある。今イタリアに住んでいるけど日本に住んでいたら考えなかったであろうと言うような事を考えたり、イタリア人の日本に対する考え方がわかっておもしろい。日本の歴史教育のあり方や愛国心に関することをここで語るつもりは無いけど、少なくとも自国の事を誇りに思うことを否定するような事があってはいけないし、また歪んだ愛国心も問題だろう。ちなみにイタリア人は自分の国の事をよく馬鹿にしたりするんだけど(汚職や行政が機能しないせいで、まあ、首相があれなんで・・・)、でも自国をこよなく愛する民族でもあります。
2009.07.10
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小学校の高学年くらいの頃、社会の教科書に載っていた日本の四大公害病のひとつ「水俣病」。子供心に水俣は危険地帯だなと思ったほど。政府が発病と工場廃水の因果関係を認めたのが1968年、そして和解に転じたのが1996年。それでも原告で和解を拒否した水俣病関西訴訟の裁判は2004年まで続いたそうだ。ここから転載 工場から海に垂れ流された毒物のメチル水銀が魚介類にたまり、それらを食べた漁民がしびれや運動失調、視野狭窄(きょうさく)などに苦しみ、多くの死者も出た。その水俣病の未認定患者を新たに救う特別措置法案が与党と民主党の間で修正され、一本化することで合意した。法案は来週にも成立する見通しだ。(2009.7.3 03:19 産経ニュース)記事にあるようにこれは水俣病患者と認められなかった「未認定患者」を救う法案。水俣病であるとことを認めてもらうためにこれからも裁判を続けるなら救済の対象外となってしまうということも聞いたので、まだ全面解決とはならないのだろうけどかなり前進した事はたしかなんだろうな。公害病とう言葉がイタリアにあるかどうかは知らないけど(伊語で公害はInquinamento)、公害病という言葉が1960年代や70年代の日本を象徴する、またこれを機に環境意識を高まらせたのは間違いんじゃないかと思う。でもこんな問題を生み出すような会社ってどんな会社なんだろうかと思ってウィキった。新日本窒素肥料(現在チッソ株式会社・CHISSO CORPORATION)、創業は野口 遵が一代で築き、「電気化学工業の父」や「朝鮮半島の事業王」などと称された。またこの会社は旭化成、積水化学、積水ハウス、信越化学工業の母体会社でもあり野口 遵はこれらの実質的創業者でもある。現在は、液晶事業において、ドイツのメルク社と並び世界のトップシェアを誇り事業の柱とする一方、石油化学部門では、三菱化学の石化セグメント子会社、日本ポリケムとのポリプロ事業統合などで、事業のさらなる展開を図っている。また、バイオテクノロジー・電子部品部門も展開する一方、旧来からの肥料事業・農事産業部門も継続する。ホームページもここでチェックできる。水俣病ついてというページもあるけど今はリニューアル中って書かれてあった。日本の高度経済成長は今の日本の豊かさの土台になったけど、その犠牲になった人たちが数多く存在しているという事は忘れてはいけないし、救済されるべきだろう。
2009.07.03
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今雨が降っていて、雷が鳴り響いてます。夕立の多い最近のボネッフロです。早くすっきりと晴れてくれないかなあ。天気ネタはおいといて、最近職場に「ガサ入れ」がありました。午前9時半ごろ7人の男がやってきて「ボンジョールノ!」とか言いながら職場にやってきていきなり周りを見回して一通り見終わったら。従業員全員個別に質問。身分証明書の提出はもちろん、いつから働いているのか、収入はどれくらいなのか、一日何時間働くのかなど、そして会社の書類上のチェック。要は脱税や不法労働をしていないかなどのチェックなんだけど、7人で来ることは無いだろうが~、こんな小さな村の会社に。彼らはGuardia di Finanzaと呼ばれる経済財務省の所属の「財務警察」。公道ではトラックなどを止めて積荷の検査などをしたりします。違法な積荷や麻薬の取引が行われていないかを検査するというわけ。私も色々質問されたけどとりあえず問題なかった。イタリアにはこのほかにも「国家警察」のPolizia di Stato、「国家憲兵」で、国防省に所属しているCarabinieriなどがいるけど、Carabinieriは警察の仕事も兼ねているけど軍事組織的な一面も強い。↑Polizia↑carabinieri↑guardia di finanza最初Guardia di Finanzaが私を見たときは、不法就労の中国人と思ったに違いないな。最近ではイタリアも不法就労の中国人が多いので摘発に躍起になっているんだろうか。同じ村で働く友達(レストランと民宿経営)のところにも彼らのチェックが入ったそうだ。イタリアは脱税も多いから国を挙げて取り締まろうとしているのだろうけど、経済状態がこう悪くては皆脱税くらいするっちゅーのに、もう~。まずは国の無駄をどうにかしてからこういうことをやって欲しいね。これではイタリア人も弱いものいじめとしか思っていない。だから誰も協力的ではないのが実感。ま、日本も似たようなものだろうけど、イタリアも日本も早く元気を取り戻して欲しいね。
2009.06.27
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前回、亡くなった友人のことについて書いたけど、悲しみの極みである「死別」のための言葉は「さようなら」だよね。それで思い出した数ヶ月前に見たNHK視点・論点、「『さようなら』と日本人」。東京大学の教授で専門は倫理学・日本思想史の竹内整一。「「日本人はなぜ「さようなら」と別れるのか」という著書も出ている(この本自体は読んだことがないので一度読んでみたい)。その著者が「さようなら」という言葉と日本人というもの(その精神文化)のつながりについて語った。番組では次のように語っていた。「「さらば」「さようなら」といいますは、もともとは、これまでのことを受けて、これからのことが起こることを示す、「さ、あらば」「さようであるならば」、という意味の接続詞、繋がりの言葉であります。それがやがて、別れ言葉として自立して使われるようになったものでありまして、考えてみれば、こうしたちょっと不思議な言葉遣いで、日本人は平安時代の昔から別れてきているわけであります。 世界の別れ言葉は、だいたい三つのタイプに分けることができます。一つ目は、「グッドバイ」や「アデュー」のような、神のご加護を願うものであります。二つ目は、「シー・ユー・アゲイン」や「アウフヴィダーゼーエン」、のような、また会うことを願うものであります。そして三つ目は、「フェアウェル」や「アンニョンヒ、ゲセヨ」、のように、「お元気で」と願うものでありまして、大体この3つに分類されますが、「さようなら」はその、どのタイプとも違います。」どのタイプにも当てはまらない、そこが非常に日本人的であるという。そもそも「さようなら」は「そうであるならば」(そういうことであるならば)という接続詞。普段は「それでは」や「そんじゃあ」などが代用されている。そういう「明日、映画見に行かない?」「明日は仕事があって、無理なんだよね~、ゴメ~ン」「そっかあ、そいうことなら仕方ないね、また別の機会に見に行こう」とまあ「そういうことなら(左様なら)」のお後に未来に対する計画などの言葉が続くんだけど別れの挨拶の「さようなら」はその後に続く言葉が省略されている。そして著者はこう言っています。「さようなら」というのは、これまでの過去をふまえて現在を「さようであるならば」、あるいは「そうならねばならないならば」と、未来に向けて確認するということが、意味として含まれている、ということであります。「そういうことであるならば、仕方が無い」というある意味諦めのような言葉が「さようなら」、だけどそこには人間の力ではどうすることもできないようなことに対する「受け入れ」もあると著者は言っている。受け入れがたいことに抗うのではなくて自然に受け入れるということなんだ。なんだか日本語ってすばらしい。古代日本人が「さようなら」に込めた思い。番組の最後に著者はこういっています。もうひとつ大事なことがあります。「さようなら」といいますのは、もともと接続詞、繋ぎの言葉であります。申し上げましたように、「ということであるならば」という確認でとどめているのでありまして、そのさきどうする、ということを語らないままに別れているということの意味であります。 そこには、このさきどうなるかは問わないままに、ともあれ、過去を踏まえ今をきちんと確認・総括すること自体において、このさきも何らかのかたちでやっていける、という、そうした思いが込められている、ということであります。 死の問題で言えば、死や死後のことはどういうものであるかはわからないけれど、これまでがこうであるならば、「さようであるならば」、死んだとしてもこのさき何とかなる、だいじょうぶだといったような思いがそこにはある、ということであります。甘えと言えば甘えなのかもしれませんが、祖先たちの持ち来たった死生観の大事な財産のように思います。 「さようなら」がかなりポジティブな響きに聞こえてきた。さようならは決して終わりを意味するものじゃあないんだね。
2009.06.20
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友達と言うほどの友達ではないのだけれど、友達の親友ということもあってたまに誕生日に呼ばれたり旦那を紹介されたり(2年前に結婚したばかり)、なにかと親切で旦那もとてもいい人なのでたまに会って飲みに行ったりしていたけど、2,3月前から患っていた癌が再発して地元の病院に入院していた。再発が確認されたときには癌が体中に転移していてどうしようもなかったらしい。2日前にやっと時間を見つけて会いに行ったときには意識も無く話すこともできませんでした。痛みを和らげるためのモルヒネを大量に投薬されていたらしいけど、翌週にまた会いに行く約束をしたけど、その翌日に亡くなってしまった。病院のOBITORIOと言われる霊安室へ行くと他にもこの病院で無くなった亡骸とその家族や知人達がいました。中には21歳の若い人もいてなんだかいたたまれない気持ちでした。友人の亡骸を見るにはやっぱり心の準備が必要で、どうしてもその顔を直視するのに少し時間がかった。旦那と弟さんはもう抜け殻のような状態だったので抱擁しただけで言葉に詰まってしまった。未だに有効な癌治療というものが無い状態なのだけれども、がんばって癌を治療しようと4回も手術を行って、強い副作用を伴う抗がん剤投与にもかかわらず癌には勝てなかった。余命いくばくもないと宣告されてその後どういった心境で生活していたのかは、知り合いに聞いてみなければ分からないけど、完治を信じてがんばっていたことは間違いない。世の中には彼女のように今も闘病生活を送っている人達やその家族がたくさんいるのだと思うとなんともやりきれない気持ちになります。とにかく早く癌患者の体への負担の少ない抗がん剤や有効な治療法が開発されることを願ってます。
2009.06.14
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イタリアにはサンレモ音楽祭というのがあるんだけれど。年に一回行われるこの音楽祭は若手歌手の登竜門みたいにもなっています。今年のサンレモ音楽祭の新人部門で賞を獲得した女性歌手のアリサ(ARISA)。歌は「SINCERITA'」。受賞から4ヶ月ほど経っているけどいまだによく耳にする、これまた耳に残る歌です。服装もしゃべり方も変なんだけど(不思議な感じを狙っているとは思うけど)、歌声が心地よいので好感が持てる。ちなみにジェノバ出身で27歳。鼻メガネをのような顔は癒し系 歌はココ インタビューの様子
2009.06.09
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もう既に皆さんもご存知のイタリアの首相の問題。もういろんな人がこの話題を取り上げているけど、今日は暇だから私も画像乗せます(´∀`)こんな羨ましいパーティー、いや!けしからんパーティーをやるなんて、日本の首相も少しは見習って欲しいな。【5月30日 AFP】イタリア検察当局は30日、同国サルデーニャ(Sardinia)州にあるシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)首相(72)の別荘に、トップレスの若い女性たちなどがいるところを撮影した写真数百枚の押収を命じた。ベルルスコーニ首相は、この写真の公開差し止めを求めていた。怒られるかもしれないけど、ヤツは面白い!腰フリ首相、これは本人じゃないらしい(詳細は知らないけど)。あ~本人であって欲しい。皆さんイタリアが羨ましいでしょう~。
2009.06.06
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相変わらずパッとしない日が続いています。オリーブ畑の草刈とか・・・・トホホ。他にいっぱいやること(やらなければいけない事)があるのに。ま、そんなことは忘れて、たまに最近はじめた熱帯魚の世話にも忙しかったりします。最近人から熱帯魚の水槽にと、あるものをもらいました。熱帯魚をやっている人ならこういう「善意」は「え?」じゃないのかと思います。感謝はしてるけど、こっちにも色々計画があるし、魚の数は水槽やフィルターの都合上決まっているし、何より気に入らない魚だったらどうすんの?さらに他の魚食ったらどうすんの、だよ。まあ友達からもらったのは「ロックシュリンプ」、ロックシュリンプだと思います。エビです。もらったものなのでわからないけど、かなり似ているからそうだと思います。詳しいことは分からないけど、実はけっこう気に入っています(笑)エビは「ヤマトヌマエビ」なんかを飼ったことがあるけど、このエビは飼った事がありません。南アジアが原産なのかアフリカなのかも分かりません。プランクトンを食うことくらいしか情報がないにもかかわらずいきなり飼う事になりました。以前に買ったナナ(葉っぱの大きな水草)の新芽が大きくなっていますスゴク丈夫なんだけど、成長が遅い分、藻が付き易いです。一度普通の酢を水で薄めて直接葉に塗り(7~8秒間待つ)水でよく洗い流したらきれいになりました。この方法はおすすめ。青い囲みが新芽これがそのエビ友人も水槽があるので同じエビを買ったらしい、だけど2日で☆になったそうな、なんでかしらんけど。うちは水質にはほとんど気を使っていないんだけど・・・。まあ、とにかくまだ生きてます。食事の仕方は面白くて、毛のついいた手を広げてプランクトンを捕食している感じ。水槽にプランクトンがいるのかもわからないけど。いないようだと流木や水底をえさを求めて歩き回ります。かなり臆病なのでなかなか目にすることはないけどなれてくると水槽の前面にまで出てくるようになります。ちなみに上の青い囲みのナナは流木に活着挑戦中。輪ゴムとナイロン製の糸で固定しているんだけど、ちゃんと着生してくれるかなあ。
2009.06.02
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ということで最終日はボネッフロから車で50分くらい離れた村、モンテネーロ(montenero di bisaccia)にあるレストランで昼食会。この村もまだ行ったことない村だったりする。 レストランは予想していたよりかなりいいレストランで、周囲はオリーブ畑とブドウ畑が広がっています。 彼らがボネッフロの村に到着する2~3日前までは雨や風などで気温も低かったけど、彼らの到着と同時にずっと晴れ続きでかなり暑かった。 中庭ではspumante(シャンパン)や各種飲み物が振舞われていて、フランス語とイタリア語が飛び交っていた。 中に入るとボネッフロの人が300人くらい来ていました。普段は全く村から動かないのに。ワインが飲み放題が利いたのかも。 食べ物は期待はしていなかったけど、普通に美味しかったです。前菜の後はリコッタとほうれん草、パンチェッタのラビオリにトマトソース。 次はキタッラというアブルッゾの特産chitarraのパスタに肉団子入りのトマトソース、めちゃめちゃ美味しいわけではないけど、まずくもなかったので完食したうえにおかわり(美味かったんじゃん!) 最後はロースとビーフに羊の肉、普通。 その後はワイン飲みまくり、途中建物内にあるバーに行ってビールやグラッパを飲んで、またワインに戻るを繰り返したので、しばらく休憩(笑)そして歌や踊りの後にケーキ。 そしてアルザス側の代表がケーキカット 記念品の交換まであった。こんなのいつ作ったんだろう。 外へでるともう薄暗くなっていました。時間は午後八時くらい。この後は村に戻って彼らを見送ることになっている。村の広場の近くにあるバーで彼らの見送りの時間まで、友人達とまた飲みまくり(笑)。真夜中彼らを乗せるバスがやってきた。皆で手を振って別れを惜しんだのだった。疲れたけどこういうのもたまにはいいな。この後またまたバーに戻って飲みなおし(村では「日本人ちょっと飲みすぎ」と言われたりする。
2009.05.16
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イタリアはいわずと知れた移民をたくさん出した国。かつての日本がそうだったようにイタリアも戦前、戦後の貧しさから抜け出すために多くのイタリア人が海を渡ってアメリカ合衆国やカナダなどに移住しました。相方の両親も1960年代後半にカナダに移住をして80年代には地元に帰ってきた。この村は(イタリアのほとんどの村もそうだけど)1950~1960年にかけて多くの人たちが移住した。その結果人口が激減してそのまま過疎化が進んだ村も珍しくない。お隣のフランスにも相方の親戚などが数多く移住した。ボネッフロからの移住者が多く住むAlsace(アルザス地方)。移民一世なんかはたまに帰ってくるけど二世以降になるとほとんど帰ってこない。以前相方に村の活性化もかねて「アルザス地方に住むボネッフロの人だけでも、ボネッフロに招待すれば」っと言ってみたら、「役場にかけ合ってみる」といって去年から計画していたものが今回実現してしまった。相方を中心に10数名のチームでやったらしい。アルザスから観光バスに乗ってやってくるのは二世や三世の世代を含めた70名程度。彼らは親戚の家か旅館に滞在する。私も何名かは既に知っているので、初日はconventoと呼ばれる村の集会所みたいなところに挨拶がてら行って来ました。ごく簡単な挨拶が行われた後は中庭へ移動中庭ではイタリアの前菜や軽い飲み物など天気もよくて本当によかった若い世代の人達でも簡単なイタリア語くらいは話す(俺レベルかも)。この日は野暮用でこの後の昼食会には参加せず。翌日の昼食に参加することに・・・翌日同じ場所で昼食をアコーディオンでフランスの民謡と至りの民謡やらを演奏しつつ昼食知り合いのフランス人側のテーブルにも呼ばれて、なぜか感謝された。日本人なのに・・・。イタリア人はスゴク郷愁の念というか、そういうのが強いなあと思ってしまった。要は寂しがり矢なのよね、彼らは(笑)地元のワインの入ったボトル(ボトルじゃねえな)には方言で「ボネッフロの友達」の文字が。村のシンボル的fontana(噴水)の絵入りのケーキも用意。二日目はこんな感じで終わり、祖父母らのの故郷を見て回る人達で村が少し賑わいだ。相方は夕食の手伝いもあったので彼女が帰ってきたのは夜の11時。お疲れさん最終日の昼食会へ続く・・・
2009.05.15
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今日は快晴で(今のところ)、気温もグングン上がっていく予感。しばらくはこの状態が続いて欲しいなあ。ということでちまたでは豚フルの話題で盛り上がっています。イタリアでも一人感染者が見つかったみたいだけど、症状も軽く快方に向かっているそうです。感染者の疑いがもたれている人も数名ほどいるようだけど・・・。日本では豚フルによる医者の診療拒否が問題になっているそうで。(海外渡航歴がなく、新型インフルエンザ感染の可能性の低い発熱患者が、医療機関から診察を拒否されるケースが相次いでいる。 東京都の場合、2日から5日正午までの間に「きちんと対応してくれない」との苦情が92件あった。「成田空港で働いているだけで発熱相談センターに連絡するよう求められた」「国内の観光地に出かけ、外国人観光客が多かったと言ったら、診察してもらえなかった」--など。相談センターから疑いなしとされたのに、拒否されたケースも数件あったという。 政府の方針では、新型の確認された国からの帰国者が高熱などを発症した場合、自治体の発熱相談センターに電話で相談し、指定された発熱外来で受診することになっている。ところが、病院の当直職員らが発熱患者はすべて「相談センター対応」と誤解しているケースが多いとみられ、都は「診察拒否が広がれば、患者が海外渡航歴などを正しく申告しなくなる恐れがある」と懸念を深めている。 横浜市や大阪市の発熱相談センターにも、苦情や相談がそれぞれ数件ほど寄せられている。横浜市健康安全課は5日、医師会や病院協会に診察拒否をしないよう文書で要請した。厚生労働省結核感染症課は「相談センターが『疑いなし』とした患者の診療を拒否するのは問題」としている。)(2009年5月6日 読売新聞) http://www.asahi.com/health/news/TKY200905060106.htmlhttp://sankei.jp.msn.com/life/body/090505/bdy0905052058013-n1.htm診療拒否の例は以下(1)患者が発熱しているというだけで診察しない(2)感染者が出ていない国から帰国して発熱したのに診察しない(3)自治体の発熱相談センターに「新型インフルエンザではないから一般病院へ」言われたのに診察しないこれらが本当にきちんと調査がなされたのかという疑問は残るけど、超激務のためという「自称医者の」理由は理由にならないとも思う。医者の労働環境のための診療拒否は、理解できなくもないけど・・・。 昨年政府の発表した「新型インフルエンザに備えたプレパンデミック(大流行前)ワクチンを接種する対象者の試案」だと、(1)感染拡大防止、被害の最小化に資する業種(2)新型インフルエンザ対策に関する意思決定に携わる者(首長など)(3)国民の生命、健康の維持にかかわる業種(4)国民の安全、安心の確保にかかわる業種(5)ライフラインの維持にかかわる業種この権利を得るには診療の義務を」怠ることは普通に考えてできないような気もする。医者の怠慢もあるだろうけどすべての医者がそうではないのも事実。ましてや先の大臣の会見「医師法第十19条違反」発言は医療関係者との対立を生むだけだし、あの人も落ち着かないといけないな、うん。個人的には実際に診療拒否が行われていたなら問題だと思う。だけど日本の医療現場を崩壊させた日本政府の責任を棚に上げて医者叩きをするのは言語道断。日本政府にはこの問題に対して責任を持って対応してもらいたい(やってくんないだろうけど)
2009.05.07
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まだ肌寒いモリーゼです。今年の春は本当に最悪で雨と風と霧だらけ、今日はよかったけど、1時間くらいしかもたない。そんな中数日前にsan martino in pensilisという街に行ってきました。人口5千人強といったところ。この辺りではけっこう大きな町(村?)になります。そこへいった理由は知り合いが「牛追い祭りが見たい」というので、またシブシブ行きました。年に一度この村では二頭の牛に車を引かせて馬で追って3チームが競うという祭りを行ってます。30分くらいで行ける所だけどまだ行ったことのない村だったので、じゃあ行くか~となった感じでした。村から見える風景は、モリーゼではよく見られる風景でこんな感じ村の中心地から旧市街(centro storico)へ抜けるとすぐに村のシンボルらしき教会が目に入った。小さな村の割にはけっこう大きな教会だと思う。牛追い祭りは4時間後という話を聞いて、仕方ないので村を散策することにしたここまでは天気もけっこうよかったけど、しばらくすると雲行きがかなり怪しくなってきて、気温も下がり始めてきました。しばらく歩いた後、レストランで昼食をとって祭りの見物に行きました。その間は大雨。雨がやむとレースの開始。距離は11kmとか言っていました。村のふもとから陸の上にある村の中心地まで一気に駆け上がってきます。スタート地点は11km先にあるのでスタートは皆さん見ることができないのでその中継をバーなどで集まって見ることになる。かなりの人でごった返すので、皆外からテレビを食い入るように見てたのが印象的だった。スタートから30分くらいで中心地にやってきたけど画像ではいまいちわからないけど、かなり速くて、「危ねぇーよ、これ」と一瞬思った。15歳くらいの女の子、走ってる馬に触ろうとするし。どっちのチームが勝ったかは覚えてないけど、かなり感動しました。地元の人達も馬に乗っている人達を誇りに思っているみたいで、スゴク地域に根ざした祭りなんだなあと、感心してしまった。来年ももう一度来てもいいかなあ。ちなみに去年の祭りの様子が動画で見ることができます。la caresse-san martino in pensilis3:49辺りから市街地に入ってく来て、4:08辺りの場所がちょうど私のいたところです。
2009.05.04
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いやいや、しばらくぶりです。仕事が減ったとはいっても色々やることがあって。貧乏暇なしか!ま、その間にイタリアで地震とかあったりして、モリーゼもかつて大地震があったので人事じゃないなと思いましたよ。話は変わって先日とある会社に赴き「お金」の話をしてきたけど、どこも支払いは難しい感じ。ま、そんなこんなで「イタリアすろ~らいふ」どころか「イタリア奮闘記」になってます。それはそれでいいんだけどね(笑)。まあ、つらい話は置いといて、最近私の誕生日があって熱帯魚の水槽をもらいました。実はその昔熱帯魚が好きで飼っていたけど、日本を離れて以来まったく縁がなかったんだけど、せっかくだからまた始めようかな~っと思っています。青と赤の小さなやつは、熱帯魚の初心者には定番のネオンテトラで繁殖させるのは難しいけど、世話は比較的に簡単な魚。もらった水槽が30cmキューブで水槽のレイアウトにはかなり制限がありただいま色々思案中。ポンプとフィルターも付属のものなので納得がいかない(笑)。この狭さで水中フィルターはないだろうに。ただでさえ狭い水槽がさらにせまくなってる。もらい物なので「別のフィルター買ってくんない?」とも言えず、eheim 2211という小型水槽用のフィルターを考えているけど、どうかなあ~。上の画像はCorydoras paleatus (コリドラス・パレアトゥス)、日本では青コリと言われたりしてます。コリドラスの中でも安く手に入り世話も比較的簡単。モリーゼには、というかイタリアにはあまり熱帯魚の専門店がないように思います。イタリアの大都市は分からないけど、おそらく熱帯魚の市場があまり大きくないと思います。モリーゼには皆無です。エンゼルフィッシュやネオンテトラ、コリドラスくらいしか売っていないので、この2種類を買いました。画像にある水草は左がアヌビアスナナで右がヘアーグラス。それぞれ6ユーロ、高い。日本ならもっといい状態でもう少し安いのに・・・。水草も5~6種類しかないので選択の余地がほとんどない状態。この環境でうまく水草が育つとは思えないけどがんばって育ててみようかな。っとまあこんな感じです。全く別な話だけど、最近また相方が日本語の勉強を始めたみたいだけど。ヤツの使っているテキストを覗いてみました。非常に丁寧な日本語でございます(笑)イタリア語の訳があるので本人意味は分かっているんだろうけど、言われたくないなこれは。ということで最近はこんな感じでした。
2009.04.28
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世界金融危機がイタリアのファッション業界にも及んでいる。イタリア・ミラノを拠点とするファッションブランド、「ジャンフランコフェレ(Gianfranco Ferre)」などを持つIT Holdingは9日、傘下の生産・販売会社イッティエレ(Ittierre)が破産保護を申請すると発表した。 ブランド使用料支払いのための資金調達に失敗したためだという。これをうけ、同日のイタリア株式市場ではIT Holding株式の売買が停止された。 イタリアの法律では従業員が1000人を超え、10億ユーロ(約1170億円)を超える負債がある企業は特別な管理下におくことができることになっており、同社はこの制度を活用する方針。 IT Holdingは「ジャスト カバリ(Just Cavalli)」「ヴェルサーチ・スポーツ(VERSACE Sport)」「ジョン・ガリアーノ(John Galliano)」ブランドのライセンス権も持つ。IT Holdingの従業員数は約1800人。同社は2007年に約6億3700万ユーロ(約750億円)の売上を記録したが、負債も3億ユーロ(約350億円)に上っていた。IT Holdingは収益の60%をイッティエレに負っている。(2月10日 AFP)ここまで転載。少々前の記事だけど、傘下の生産・販売会社イッティエレ(Ittierre)はモリーぜ州のイゼルニアにあって多くの下請工場を抱えています。なんとうちらもその中のひとつ!支払いが滞っていたのであの会社はやばいと思っていたけど、傷口が深くなる前にそことは関係を絶っていた。だけど金の回収に困っている同業者がたくさんいて驚いた。もうお金は戻ってこないと思うのだけれど、最近会った知り合いは途方にくれていた。毎日きちんと働いて、納期にきちんと商品を仕上げる。節約もして、貯金もしてまじめに生活をしていてもバカを見ることになる。イゼルニアにある会社↑3週間前に様子を見に行ったときは下請けの人達がお金の返済を求めて大勢集まっていました。不景気がいよいよ深刻化してきているけど、ここはなんとか乗り切らないと。地元帰って漁師にでもなるか(笑)、船酔いするから漁師は無理なので農家だな。今のうちに寿司の作り方でも覚えて寿司職人になる準備をしておいたほうがいいかもしれないな、いやマジで。ということで、皆さんも備えあれば憂いなしですよ!
2009.03.03
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イタリアのアブルッツォ、モリーゼ地方が大雪に見舞われています。こうなると村は陸の孤島となります。絶対去年より積もった。画像ではいまいち分かり辛いけど、80cmくらいは積もったかも。雪かきはいい運動になったけど、明日まで降るそうだ・・・。実は以前に同じくモリーゼ担当?のイタリア田舎人さんからの情報で、カンポバッソで蕪を見つけたという情報を得て、野暮用ついでにその蕪を買いました。こんな寒い日は蕪のそぼろにでも作ろうと今日早速作ってみました。作り方はネットやらですぐに探せるので省略(笑)。基本は醤油、ダシ、みりん。真ん中の黄色いのは柚子がなかったのでレモンの皮(笑)基本的に醤油とダシの大好きな私であります。相方も味覚が同じなので何を作ってもあまり文句を言われることがないので助かります(文句言われても作るけどね)。とりあえず冬はこいうのに限るね!
2009.02.19
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モリーセはcentro sud(南よりの中央イタリア)のくせに毎年冬は寒いです。地中海の温暖な気候というイメージからはかけ離れた風景を見ることができるのがモリーセ。確か2007年の冬はこんな感じだった(雪のボネッフロ)。この時期になると朝の天気予報では、campobasso(州都)の気温はイタリアの主要都市の中で一番低い(アルプスなんかのかなり標高の高いところを除く)。モリーゼ全体が標高の高いところなので仕方ないけど・・・。それでも今年の冬は雪が断然少ないです。近所ですそして今回は貴重な写真を公開!ヘリコプターによる空からの写真!この写真を持っている人は地元の人でもなかなかいないそうだ(笑)私の住んでいるのは手前の密集した所の一角にあります。↓これはpiazza(村の中心、広場)の近く。ここのすぐ向こう側に住んでいます。
2009.02.13
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17年前の交通事故でこん睡状態になったままの女性の家族による延命治療の停止が、イタリアの裁判所で受け入れられました。そして今月9日に延命治療が中止され彼女の死亡がイタリア全土に報道されました。(ここから転載) ローマ(CNN) イタリアで17年間昏睡状態にあった女性が9日、栄養補給チューブを外されて死亡した。この女性の死ぬ権利をめぐっては国内で大きな論議となり、議会では治療打ち切り阻止を目的とした法案が審議されているさなかだった。 死亡したエルアナ・エングラロさん(37)は20歳だった1992年、交通事故で脳に損傷を受け、医師から回復不可能と診断された。イタリアでは安楽死は禁止されているが、患者が治療を拒む権利は認められているため、父のベッピーノさんは、娘には尊厳死する権利があると主張して提訴。長年にわたり争った末、裁判所が昨年、栄養補給チューブの取り外しを認め、最高裁もその判決を支持した。 これを受けてエルアナさんは3日に北部ウディネの民間医院に移され、6日からチューブ取り外しの処置が始まっていた。 これに対し、イタリアの閣議では6日、栄養補給チューブの完全な取り外しを阻止する法令が全会一致で通過。ベルルスコーニ首相は「何としても彼女の死を食い止める」と表明していた。しかしナポリターノ大統領が法令への署名を拒否し、大統領府は「緊急法令が裁判所の判決に反することがあってはならない」との声明を発表した。 一方上院では、回復の見込みのない患者すべてに栄養補給を義務付ける法案が提案され、通過していればエルアナさんの主治医も栄養補給チューブの再度取り付けを命じられるはずだった。同法案は今後も審議が継続される見通し。 上院で9日、エングラロさんの死が伝えられると、議員が1分間の黙祷を捧げた。黙祷後、安楽死に反対していた議員の1人が「彼女は死んだのではない。殺されたのだ」と訴え、ほかの議員たちからも「殺人者」と非難する声が上がった。 父のベッピーノさんは地元メディアに対し「娘はもうわたしたちと共にいない。それ以上は何も言いたくない。そっとしておいて欲しい」とコメントしている。イタリアの法律では安楽死は違法であるものの、延命治療の拒否は合法だそうだ。よく尊厳死などと聞いたりするけど、こういったサイトがありました。「尊厳ある死・安楽死の概念と区分」これによると彼女の場合は(一部自発的)消極的安楽死?、生前彼女が「もしこうなった場合、安楽死を望む」といっていたらしい。バチカン(この結果に遺憾の意を表明)を抱えたイタリア、首相のベルルスコーニは延命治療停止反対、大統領のナポリターノは安楽死擁護派、イタリアでも、うちらの地元でも意見が真っ二つに分かれたこの問題。延命治療で生かされるのは人間の傲慢なのか? それとも、望みを捨てずに全力で命を救うのが重要なのか?必ずしも答えがこの二つのうちの一つとは限らないけど、どちらを選択したとしても命の大切さをが根本いなければ説得力がない。法律というものはなければならないので仕方がないけれど、個人的には「救うか、そのままにするか」の中に答えはないような気がする。(じゃあなんなの?だけど)
2009.02.11
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以前にもこのテロ集団についてブログで触れたことあるけど(以前の記事)、頭の悪いこの集団はいまだに野蛮な行為を続けている。そして興味見た記事にこうあった「長寿グルメ漫画「美味しんぼ」の原作者、雁屋哲さんが自身のブログで、米環境保護団体「シー・シェパード」(SS)による調査捕鯨妨害を厳しく批判している。」本人も20年以オーストラリアに住んでいるということで、ブログでは現在のやりきれない思いがつづられていた。(以下転載)「シー・シェパード」は海賊を通り越してテロリストである。どうして、こう言うことが、国際的に許されるのだ。日本の、調査船団の乗組員の命が危険にさらさられているのに、日本政府は何をしているのだ。(略)そして、今回の件で、一番責任が重いのはオーストラリア政府である。「シー・シェパード」がオーストラリアの港を母港とするのを許し、前年既に犯罪を犯し、日本政府から逮捕要請の出ている人間をそのまま「シー・シェパード」に乗せて、「シー・シェパード」が今回このようなテロ行為をするのを許した。オーストラリア政府の責任は重い。(オーストラリア政府に対する要請とそれに応じなかった場合の制裁措置を語った後続けてこう言った)日本政府が、腰抜けなら、日本人はそれに対抗せよ。オーストラリアに観光旅行などに来るな。今、オーストラリアドルが安いから、観光に来たいなどという日本人が多いかも知れない。しかし、今は駄目だ。オーストラリア人が反省するまで、来てはいけない。ここまで日本人を馬鹿にし、日本人に対してテロ行為を行っているオーストラリアになんか、遊びに来るな。世界にはもっといい場所がある。オーストラリアが反省するまで、当分、相手にするな。 「美味しんぼ」でさんざんオーストラリアを褒めちぎった私が言うのだ。この気持ちを分かって欲しい。(ここまで転載)雁屋哲の美味しんぼ日記正直なところサッサとSS(シー・シェパード)の船を撃沈すればいいのにと思うけど、それだと日本の印象が悪くなるので日本ももう少しメディアを使って欲しい。これは情報戦争なので捕鯨船にカメラクルーごと乗せてSSの行為を詳細に、そして少し大げさに撮影して世界へ発信しないと日本の分が悪くなるばかり。SSはオフィシャルサイトでも画像を使って情報をたくみに操作している。このサイトでは和歌山県のイルカの解体の映像に賞金までかけて募集していた。こういうことを日本側もやれってこと。SSのこういう蛮行をただほうっておくと日本に対する人種的偏見につながってゆく。Racist Australia オーストラリアの日本人殺しCM白豪主義オーストラリアRacist Australia and Japanese whalingま、オーストラリアに行くことはもうないな、そしてオーストラリア人が殺戮したオージービーフも食うことはないかもな ディンゴやカンガルーを満面の笑みで踏み殺すオージーに捕鯨のことは言われたくない。円高豪ドル安の影響で豪州へ行く人も多いかと思うけど、差別されても行きたいと思う気が知れない。「鯨を食う野蛮な黄色いサル」といわれて、「ありがとうございます」って言ってるようなもんでしょ?変に煽りたくはないけど(十分煽ったか)、自国が脅かされたり、侮辱された場合は普通、商品の不買運動など直接行動にでるのはいろいろな国であることです。そして当然のことだと思います。日本人にこれができない理由がわからない。今後の日本政府の出方に注目していきたい。
2009.02.08
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なかなか減らない食品会社による産地偽装や表示偽装事件。2009年1月も良いペースで事件が発覚してます。これじゃあ去年をしのぐ勢いです。株式会社オギノ(食品小売)・・・原料表示不適正・期限表示不適正株式会社フジタコーポレーション(食品小売)・・・原料表示不適正・期限表示不適正ヤマキ株式会社(水産加工)・・・原料表示不適正マルトモ株式会社(水産加工)・・・原料表示不適正まだまだあるけど、ココをチェックしてみて 食品偽装ドットコムヤマキといえば最大手のかつお節会社。2月6日付の記事には「ヤマキにかつお節のJASマーク除去命令」。記事によると、ヤマキはカビ付け作業を繰り返すことで風味を増した「枯れ節」とうたった商品を、 JASに定めた製法で作っていなかった。具体的には「独自製法で1回で済むようにしたってのが適合しなかったため」らしい、なので2chの反応は旧態依然のJAS法や政府を批判する意見もあった。それはそれで理解できるけど、目の前にある法は順守しなければいけないと思う。じゃなきゃ仮に新しい法律が制定されてもそれを守る事ができないからね。そしてヤマキはそれを知っていたのは間違いない(JAS規格に違反)、さらにJASマークを偽装表示してしまった。新製法があるなら新製法を申請して、そのように表示をして販売するべきで2chなんかの政府批判を先に言うのは問題外(気持ちは分かるけど)。まず法律を守れ。更に悪いのは罰則がない。「改善指示」???改善指示だけで済むなら偽装しまくるよ俺なら。偽装天国日本だな。ぎゃくに摘発された会社は農水省にショバ代払わなかったからか(もしくは天下りを受け入れなかった)?とか思ってみたりもする。もうひとつは青森県弘前市のリンゴ加工品製造販売会社「青森県果工」(現オノフーズ)の偽装表示事件。「佐々木社長は退任、新代表取締役社長に前取締役の小野良仁氏が就任し、昨年12月から操業を一部再開している。同社によると、事件後に取引業者らから「県果工という社名や役員を一新するなどであれば応援したい」という声が上がり、佐々木前社長ら前役員は退任したが、佐々木前社長は残務処理や経営の立て直しのため相談役として残ったという。(陸奥新報より)偽装を行った多くの企業が名前を変えて経営続行しているに違いない。この社長も何で会社に残ってるの?てかこういう企業は永久に追放すべき。取引先も取引先で長年の付き合いだかなんだか知らないけど、まだ取引するつもりなのか?そこが信じがたいところ。日本にはそういうところがあると思う。潔く謝罪すると大目に見るとか、大いに反省すれば許してしまう。謝罪も反省もしなくていいから思い刑罰で処罰して欲しい。食品偽装などの問題は「大量殺人未遂」級の犯罪だと思ってます。偽装を行った会社の追跡調査をして名前が代わっていないか、変わっていればどういう名前なのか知っておくべきだな。消費者なんかクソとも思っていない経営体質には腹が立ってしょうがない。今のところ農林水産省がアホなので自衛策をとるしかないけれど、一番は問題のあった企業との取引をやめる。消費者はその会社の商品は買わない。そうすれば改善せざるを得ないのだから。
2009.02.06
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日本でホームレス狩りという言葉を聞くようになったのは、80年代くらいだったような気がする。いかにもすさんだ社会の、一番醜い部分が滲み出たような響きを持つ言葉だけど、こんな事が頻繁に起きるのは日本くらいなのかと思っていたけど、イタリアでも同じような事が起きた。 「Nettuno, la confessione: "Bruciato per noia"」「Nettunoで(ローマ近郊の町)、"退屈しのぎに火をつけた(燃やした)と自白"」ローマ近郊から60キロくらい離れたところにあるNettunoという町で、警察に匿名で「男が火をつけられて燃えている」と通報があった。駆けつけた警察が見たのは一人の男性が地面に転がり火を消そうとしているところ。火をつけた少年は3人組でこの界隈ではけっこう知られているグループらしい、ギャングなどではなく普通の家庭の子供(だと思う)。火をつけられた男性がインド人だったこともあってこれは人種偏見による事件だという話が持ち上がったので、市長は「この町では人種問題は今まで一度も無かった」と説明。でも警察によると人種問題も絡んでいる(可能性)を示唆。記事はココからIL GIORNALE .IT(伊語)イタリアは軽犯罪は多いけど凶悪犯罪は比較的少ない国です。でもここ最近はニュースなんかでも凶悪な犯罪が増えてきている。その中には外国人がらみの犯罪も多いけどイタリア人による犯罪もけっこう増えてきているらしい。今回のホームレス狩りは未成年が犯したので、なんとなく人種問題は絡んでいないように感じるけど、退屈しのぎにやったというのは、以前日本でもあったホームレス狩りで捕まった少年達の供述で「町をきれいにしているだけ」と同じくらい罪悪感の全く無いことに驚いてしまう。これからイタリアもこういう犯罪が増えていくのだろうか。
2009.02.03
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ヘタリアって知らなかった。イタリアのへタレっぷりを漫画にしたもの。舞台は第二次世界大戦、登場人物はドイツ、日本、イタリアの同盟国。そしてアメリカを中心とした連合国がそれぞれの国名が人物名となってのやりとり。それぞれの国の特徴が出ていておもしろかった。あえてステレオタイプ的に描いているところが、よりおもしろくしているのかも。画像クリックでジャンプローマ帝国が偉大すぎただけに、その後はヨーロッパでも「ダメ」呼ばわりの傾向があるのは確か。イタリア人を馬鹿にしたジョークはたくさんあるし、少々おつむの弱い感じで見られているのも確か。たま~に、イタリアは戦勝国(第二次大戦で)だと言い張るイタリア人もいるくらい。どさくさにまぎれて戦勝国づらするところがすごくずるがしこい(実際はもちろん戦勝国じゃない、パルチザなど反ファシズム活動なんかがあったから勝手にそう思ってるのか知らんけど)。最近日本人にも良く知られている冗談でドイツ人が日本人に対して「今度はイタリア人抜きでやろう!」と言うのがあるけど、この前バーで地元に住むドイツ人と、私、そして地元のイタリア人3人で飲んでいて(まさに三国同盟!)、「あん時、イタリアいなかったら、うちら勝ってたよね?」とドイツ人に言ったら、このドイツ人も「イタリア人やる気無いんだもん」と言っていた。友達のイタリア人の顔を見ると、ちょっとムカついた感じになっていた。「信じられないが、本当だ」のイタリア編のコメント「13 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:03/11/03 13:08 ID:??? 個人の勇気や才覚で闘いに望むときのイタリア人は強い 集団で戦うときは知らん。」~組織的に戦うのは絶対向いていないかも。~ 「963 名前:名無し三等兵[] 投稿日:02/02/05 22:22 「勝つほうに味方する」まぁ確かに戦略としては間違ってないけどな・・・ 」 ~こういうところはある。~そして「イタリア軍はなぜ弱いのか?」よりイタリア軍は夜になると、「こっちが眠ければ相手も眠い。だから攻めてこないだろう」などと言って見張りも立てず眠りこけた挙句に奇襲を喰らうことがあった。「イタリア的戦争学」1.勝てっこない相手=絶対に戦争にはならない2.強敵及び同格の相手=弱るのを慎重に待ってから開戦する→惨敗に至る3.格下の相手=好んで開戦する→なぜか惨敗に至る4.負けることが考えられない相手=好んで開戦する→苦戦は免れないまあ、そこまでへタレではないと思うけど、近い!非常に近いものがあります。ただ憎めない民族である事も確か。へタレは基本的に憎めないもんね。余談だけどこのマンガのアニメ化が韓国で放送禁止になったという記事を目にしたけど、これくらいのマンガで騒ぐなんて韓国も大人気ないなぁ。
2009.01.27
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キッチンで夕飯の支度をしていると、2階から「オバマの演説が始まったから、早く来て~」と叫ぶ相方。歴史的な瞬間に立ち会っているんだと感動気味の相方。とりあえず約20分の演説を見終わって、その後ネットでも原稿全文が和文、英文とも配られたので早速目を通してみました。「危機への決意」、「国家の偉大さ」、「米国再生」、「我々の安全とは」、「変わる世界」、「新しい責任の時代」、「自由を未来へ」の7つのテーマに分かれていて、様々な職業の人、宗教を持つ人、保守的な人とそうでない人、様々な人種、様々な国、そういった人たちに配慮した内容でした。日本人の感覚からすると少々大袈裟な表現も含まれているけど、民衆のハートをがっちり掴むにはこれくらいのほうがいいと思う。全文を紹介すると長いので下のリンクをチェックしてみてください。オバマ大統領、就任演説全文(和文)オバマ大統領、就任演説全文(英文)政治家には大体専属のスピーチライターがいるらしいということで、オバマ氏にも有能なライターがついているんだけどその彼はなんと若干27歳。若いなあ。名前はJon Favreau(ジョン・ファブロ)でこの原稿作成チームのチーフだそうだ。こういうプロが政治家を支えているんだと思うとなんだかすごいなあと思ってしまう。確かに演説文を読んでみると、あまり堅苦しくないけどプロの仕事だなとは感じます。おまけに「これ全文覚えたのか!?オバマさ~ん」と突っ込みたくなるくらいしっかり演説していたけど、プロンプターという原稿表示装置を使用しているそうです。そういうことを知るとすごく安心してしまうのは私だけかなあ。「オバマさんも普通の人間なんだね」みたいな。まあ、とにかく問題山積のアメリカ期待が大きければ大きいほど、失望も大きくなるのでオバマ大統領に対して過度な期待はしないほうがいい。あれだけの問題を同時に、またすばやく処理するのは無理。オバマ大統領にとっては国内経済の立て直しから手をつけることになるのだろう。ちなみに麻生太郎が首相に就任した時の所信表明と比べてみてもいいかも、内容的に悪くも無いけど、「グッ」っとくる内容ではないような気がする。それだけじゃなくて話し方もいまいち・・・。麻生太郎所信表明(誰も見たくないと思うけど・・・)日本のスピーチの場合は官僚が作成するので、とりあえず感動するようなスピーチは期待できないけどね。
2009.01.21
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こんな不景気に「夢のような求人情報」、オーストラリアのクイーンズランド州の募集するお仕事。ここから転載オーストラリアの小さな島での夢のような求人情報がある。世界中から適任者を募集しているという。 仕事の内容は、オーストラリア北部のグレートバリアリーフに浮かぶハミルトン島の文化と美に6カ月間漬かって、ビデオのブログを通じてその観光を促進するというもの。海の魚への餌やり、プールの掃除、空路で運ばれる郵便物の回収のほか、スキューバ・ダイビンやシュノーケリング、ハイキングをしたり、25以上の付近のリゾートの島々を体験することが求められる。その対価として、クイーンズランド州が豪華な3ベッドルームの滞在費15万豪ドル(約950万円)相当と往復の交通費を負担する。この仕事はことし7月からスタートし、経験・年齢は不問という。(産経ニュース)応募したいけど相方はなんていうのかなあ。こんな不景気な中おいしい話があるもんだ。暖かい南の島いいなあ~。それに比べてモリーゼはというと・・・晴れているときはこんな感じ毎年冬のなると霧が凄くて、日没後は車の運転もかなり危ない。(↑↓同じ場所)地元の人は近くに人造湖ができて以来こうなったって言っているけど・・・こういう天気がほぼ毎日続いているボネッフロ村です。気温は最高で5、6度なのでそれほど寒くは無いけど、湿度も高く気が滅入るような感じです。明日の天気予報は「晴れ」といっていたのでちょっとうれしい。こんな小さな村で天気も悪ければホントなんもやることない。ま、晴れててもやることないけど。中断していたジョギングでも始めようかと思ったけど、今のところ思っているだけっす。冬場の健康管理とダルさ予防は難しいね。皆さんは何やってんでしょうか?
2009.01.17
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酷い風邪で今日は仕事に行けず(でもパソコン触ってる)、自宅休養。明日はなんとしても行かなきゃ。っとベッドの上で衛星放送のNHKニュースを見ていて、初めて成人の日があって成人式が日本各地で行われたのを知った。「あ~平成元年生まれの人達が成人したということなんだね」っと思いながら、平成元年・1989年はどんな年だったのか簡単に調べてみた(ウィキっただけだけど)。当時はバブル経済の真っ只中1月7日 - 昭和天皇が崩御し、皇太子明仁親王が即位1月8日 - 元号が「平成」に改元される3月29日 - 女子高生コンクリート詰め殺人事件発覚。16歳-18歳の少年の犯行に衝撃4月1日 - 消費税施行。税率は 3%6月3日 - 宇野宗佑内閣発足。6月4日 - 天安門事件8月7日 - みやざき勤、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件を自供8月10日 - 第1次海部内閣発足9月28日 - TBSの人気音楽番組『ザ・ベストテン』が放送終了11月4日 - オウム真理教による坂本堤弁護士一家殺害事件発生11月11日- ベルリンの壁崩壊12月29日 - 東証の日経平均株価が大納会で史上最高値の38,915円87銭を記録。これを最後に1990年の大発会から株価は下落へ転じ、バブル景気は崩壊へ当時のコマーシャル「リゲインの24時間戦えますか」、「そーれ そーれ 鉄骨飲料」・・・。流行語は「お局さま」 、「けじめ」 、「ツーショット」、「内外価格差」、「ぬれ落ち葉」、「Hanako」、「ほたる族」、「オバタリアン」、「24時間タタカエマスカ」・・・等ま、平成元年生まれの人達も成人したんだね。しみじみ言うとおっさんの独り言みたいだけど、もうそんなに経つのと思わせる事件もいくつかある。就職活動が大変でどうしようっとか言っていた新成人も多かったけど、なんとか今を乗り切ってがんばって欲しいです。かわいそうな新成人達(私らも含めてだけど)。(日本に限っていうと)年寄り連中はこのめちゃくちゃな世の中のまま次の世代へそれを引き継がせるのかな?フェアーじゃないような気がするけど。引退間近の政治家は(もう引退してしまった政治家も)、死ぬ前に少なくとも何か一つくらい社会のためになることをして一生を終えて欲しいな。
2009.01.13
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これはムゴ過ぎる・・・恥ずかしい事鬼の如し。極刑に近いかも。家族の目の前だし。 シートが適切な位置になかったって書いてあったけど、リフトから落ちる事はあるかもしれないけど、この体勢になる確立はかなり低いと思う、うん。これは同情せざるを得ないよね 画像はココ、HuffingtonPost 日本の記事、TECHINSIGHT
2009.01.08
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大晦日に無理して、だ~いぶ前に買った蕎麦を年越し蕎麦として食べた後なんだか気持ちが悪くなった。色もなんだか妙に黒かったし。明日なんともなければ別にいいかと思いつつ年越しをしました。明けましておめでとう!元旦もやっぱり、パスタかよ、でした。前日食った蕎麦の不安を抱えながらのパスタ。これは別に正月用の料理ではないと思うけど、相方の実家ではこれを正月によく作っているような気がする。要はパスタの肉詰め(肉とは限らないけど)。義理母は挽肉、キノコ、モッツァレッラやパルメザンチーズ、塩などを詰めます。もうひとつはほうれん草とリコッタ(チーズ)を混ぜたものの2種類が今回のcannelloni(カネッローニ)。これらをオーブンに入れて調理するんだけれど、詳しい調理時間なんかは分からない。基本的にパスタ料理は自分で作らないので、パスタ料理のレパートリーが増えない。幾つかの調理法は知っておいた方が良いな、と最近思ってます。ちなみにcannelloni用のパスタは普通のパスタ。大きいだけです。そして義理妹が何かを買った時に、おまけで付いていたパスタの天使。全部本物のパスタでできていて、背中にも羽の形をしたパスタが付いていた。こんなことでは滅多に「かわいい」などといわない私をして、「ま、けっこう可愛いんじゃないの」と言わしめた「エンジェルパスタ」。(実際、天使かどうかは知らんけど、羽根があった)義理の妹が「かわいい~」を連発している時に、うちの相方はこれを床に落としたうえに、いきなり踏んづけてしまった。なのでこれが最後の画像。家の相方は何か失敗をするとすぐ笑う癖があるので、あれはやめた方がいいと思う。義理妹が小刻みに震えていたのを見逃さなかったよ、私は。
2009.01.02
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皆さん、ご機嫌いかがですか?不況の中忙しい人、忙しくない人いると思いますが。お疲れさん!ここイタリアのモリーセも一応クリスマス休暇中です。パーティーなんてオシャレなものはなくて、たまたま相方と立ち寄ったバーで吐くまで飲んでしまった。嫁さんと普通に飲んでいて吐くとは、俺ってスゴイな・・・・。ま、日本人の飲み方を見せ付けた感じかな。前置きはこれくらいにして、クリスマスあたりに食べたものを紹介。クリスマスは相方の家で夕食だけどクリスマスイブは知り合いに招待されました。前菜はマスタード系のソースのかかった蝦(ボイル済み)とレタスのサラダにパセリとレモンゼストが添えられたオリジナルのサラダ。その後は、ポテトや豆をボイルしたものにメインのウサギが出てきた。 お皿に盛った状態ではなくて申し訳ないけどこんな感じ。これは知り合いのオランダ人が作ったのでイタリア料理ではないです。ウサギを適当に切った後、それをバター、オレガノ、塩、コショウ、にんにくなどで炒めた後、赤ワインで煮詰めたシンプルな料理。ウサギは特に好きな料理ではないけど、特に嫌いでもない。でもなんとなくかわいそうな感じ。ウサギってペットだし!なんだかんだで食った後翌日食ったピザも紹介。これは私が良く食う(ってかこれしか食わない)ピザ(ピッツァと書きたかったけど、打ち込みにくい!)。ココにはpizza bianca(トマトソース無し) とpizza rossa(トマトソース)があって、私はいつもトマトソース無し。名前はお店によって違うので省略します(実は覚えてない)。内容は生ハムと、ルッコラ(日本でも最近は目にするようになった野菜)、パルメザンチーズ、フレッシュトマト、と非常にシンプルなもの、でもこれが また( ゜Д゜)ウンマー!基本的にイタリアの他所の地域に行ってピザを食べるということがありません。なぜかというと他所の地域に行ってまでピザを食べようとは思わないからです。食べ比べをしたいけどそんなことする暇があったらイタリア料理以外のものを食べたいと、いつも相方が言うわけです。なのでこのピザが一番美味しいかといわれると分からないけど、ココのピザは美味しいです!全部新鮮だし生地が美味い!日本でもいまではこういうピザあるのかなあ?
2008.12.29
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