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今回、アルミボートを購入するにあたって、合わせてエレキも新調しました。以前まではミンコタの44lbを使用していたんですが、エレキのみの場所(高滝とか)での使用を考え、ハイパワーのエレキを購入しました。んで、購入したのがアルミボートと同じくプラスゲインの「HAIBO FT80DG-01C」です。ちなみに80lbの24V仕様~。前々回に自分の不注意から、エレキのマウントパーツを水中に紛失してしまいようやく代替品が届き、先週ちょこっとだけ、現場で試してみました。ということで、以下インプレです。まずは「マウント」について。マウントっつーのは、エレキ本体とボートとの固定を行う部分でエレキのパワーと水圧による負荷がかかるとこでもあり、強度が求められるパーツ。さらに今回のは80lbなので今まで以上に負荷のかかる箇所となります。んで、以前のミンコタのマウント(44lb)と比較してみるとこんな感じデス。※右がHAIBO、左はミンコタ長さ的には、短くなってますが、全体的にがっしりした感じで強度的には問題なさそうです。重さについても、80lbクラスのマウントにしては軽いですね。ただ使ってみて不満だったのは、エレキの上げ下げの際のマウントのロックおよびロック解除がいまいちスムーズにいかない。細かいとこでのパーツが、ミンコタと比べると、ちょっと雑な気もするかな? 続いて「フットペダル」デス。これは、エレキの操作性に直結するんですが、ミンコタやモーターガイドと大きくことなりペダルを前後に踏み込むことで、エレキの方向を左右に操作するのではなくペダルに付いているボタンで左右を操作します。んで真ん中に付いているボタンでパワーのON・OFFを切り替える。なのでボタンを踏んだ分だけ、電動でヘッドが左右に回転します。ボタンを離すと、その位置でヘッドの向きが止まり、一定の角度に調整できます。以下が比較の写真。 ※右がHAIBO、左はミンコタ一回り小さく、かつ軽量です。 んで操作感ですが・・・う~ん。いままでずっとミンコタだったので、ちと違和感があったけどさすがに2回目になると操作も慣れましたね~。初めてフットエレキを使う人にとっては、とっつきやすいかも?ただ、押した分だけ、ヘッドがグルグルと回転してしまうのでコードがシャフトに絡んでしまうことも(笑)。まぁ、これは注意しつつ慣れてかないと・・・ってとこですな。コツはずっと左右のボタンを押すのではなく、ちょっとづつ押す感じで方向転換すると操作しやすいかも。それと波が荒れているときでも、通常のミンコタのように常にペダルにテンションをかけつつ操作するわけではないので、誤動作しにくいでしょうね~。 最後に「エレキ本体」デス。これもHAIBOの特徴なんですが、ペダルとエレキ本体は切り離して持ち運べます。ミンコタやモーターガイドは、ケーブルでエレキ本体とペダルが繋がっているので持ち運ぶのが面倒だったんですが、これは結構楽チン~。以下、写真。※上がHAIBO、下はミンコタフット部分が無いことで軽量化されているし良い感じですね。 ということで、トータル的な総評としては、80lbクラスであっても値段はミンコタやモーターガイドに比べると全然安いし、操作も慣れれば楽チン。今後は耐久性や故障等が無ければ・・・ってとこなんですが、コレばっかりは1年ほど使い込んでみないと何とも言えません(笑)。 とくにシャフト部分やヘッド部分は丈夫そうだけど、肝心の電子部分とかは大丈夫なんかな?~と、ちと不安感はあります。なので現段階での評価としては、不安感等も含め、100点満点中、80点ってとこでしょうか。
2008年08月12日
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今回は、ヒートン取り付けからパテ埋めまで。だんだんと力仕事になってきますよ~。(^_^;)【工程007】《ヒートン取り付け》使用するヒートンは「ルアーの作り方(素材選びについて その2)」を参照。埋め込んだダボの中心(ボディの中心)にピンバイス(直径1.4mm)で穴を開けます。前部分は真鍮製のヒートン、後ろはステン針金を使用。ヒートンの長さは15mm以上。ピンバイスであけた穴に瞬間接着剤を流し込み、ヒートンをねじ込みます。《注意点》ヒートンねじ込み時、結構、力が必要ですが、あまり力を入れすぎると木が割れる可能性があるので注意。ねじ込む際に、ヒートンすべてをねじ込むのではなく、ボディとアイとの間隔を1mmくらいはあけること。(コーティング時の厚みを考慮)【工程008】《ウェイト取り付け》今回、ウェイトに関してはヒートンと一体型にしてます。ウェイト一体型ヒートンは「ルアーの作り方(素材選びについて その3)」参照。ちなみに2箇所ウェイトを仕込みます。前のウェイトの重さは前は3g、後ろは1.5gの計4.5g。(※前ウェイトはヒートン抜きの重さです)ドリルがあればラクなんですが、今回は彫刻刀(丸刀)で穴を掘ります。バルサなんで、そんなに力は必要ないですよ。で、穴に瞬間接着剤をつけて、ウェイトを固定します。《注意点》彫りすぎないようにすること。ウェイトが安定しなくなる可能性があるのと、中心からずれてしまう可能性があるので。【工程006】の注意と同じようにボディとアイとの間隔を1mmくらいはあけること。【工程009】《パテ埋め》瞬間接着剤が乾いたら、木工用パテでウェイトの部分をパテ埋めします。ギュッと押し込む感じで、隙間にもパテが行き届くようにします。この際、ヒートン埋め込み時に広がってしまった穴なんかは、パテで埋めておいた方が良いですね。乾燥時間としては、完全に内部まで硬化するのに半日くらいは必要かな?《注意点》で、この木工用のパテ。いっぱい埋め込みすぎるとウェイトが重くなるんでは?と思うんですが、このパテって木工用なので?乾燥すると水に浮きます。なのでウェイト調整に大きな影響はでないのと、もちろんバルサよりも強度があるので、補強代わりに最適デス。※もちろんバルサよりも比重は重いので、付け過ぎるのは×。いよいよ次回は「ルアー成型」に入ります。これやると一気にルアーっぽくなってきますね~。
2006年11月20日
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