リムジンと飛行機内では、A. D. リンゼイ著(山本ほか訳)『キリスト教諸教会とデモクラシー』(聖学院大学出版会、2006年)を読み切る他、Brexit についてのアンドリュー・ギャンブル先生の記事が載る PSA 機関誌 Political Insight にも目を通す。思ったほど寒くない KLM の機内だったが、それでもタイツを履き、カーディガンを羽織り、ついには靴下用カイロも貼った。
スキポール乗換でヒースローへ。ヒースローは実に久々だ。2007(H. 19)年の新婚旅行以来ではないか。2008(H. 20)年がロンドン最後の訪問だったが、あの時はパリからユーロスターだったし。しかも、ヒースロー・ターミナル4の地下鉄駅で初めてオイスターカード(ロンドン版 SUICA)を買い、ピカデリーラインに乗り込むと、こうしてヒースローから地下鉄で City Centre に行くのはいつ以来だろう、と考えてしまう。おそらく、BAのストで悲惨な目にあった2005(H. 17)年が最後だったのではないか。新婚旅行の時にはすでに、高速でパディントンに行くヒースロー・エクスプレスがあったし…。