ドラゴン山田の研究室

ドラゴン山田の研究室

2017.04.30
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カテゴリ: Travel
時差ボケは若干残っているが、2日目の朝、ホテルを出撃。1990(H. 2)年2月にリサーチでロンドンに来た時にうろうろした界隈を(宿にしていた B&B, Hotel Cavendish の前も)歩き、地下鉄 Goodge Street 駅から Northern Line に乗る。が、なぜか Edgware 行きが来ず、途中の Camden Town で乗り換えることに。事情が分かったのだが、目的地の Golders Green の1つ手前の駅 Hampstead までしか今は地下鉄が走っていないのだ。そのため、Hampstead 駅からバスで振り替え輸送になっている。

そうして、苦労して何とか Golders Green 駅に到着。そこから歩いて、マンハイムが葬られているはずの Golders Green Crematorium に行く。非常に静かで、花がたくさん咲いている墓地だったが…とうとうマンハイムと妻ユリアの名が刻まれた墓石を発見することはなかった。インド系の人々のお葬式も入っていたようで、うかつにチャペルを覗くこともできず、結局は不明のまま11時過ぎには去る。その足で、マンハイムが住んでいたとされる 5 The Park に行ってみた。本当に小さなラウンドアバウトがある住宅街に、その家と思しき建物はあった。が、バイクや車が停まっていたので、住んでいる人がいるのだろう。さすがにカメラを向けることははばかられた。ちらほらと桜の花びらが舞う中、「ここをマンハイムは LSE に通勤していたのか」と想像しつつ、再び Golders Green に戻り、逆方向で地下鉄で久々の Leicester Square へ。

中華街は2008(H. 20)年の「シェフィールド殺し」以来だと思うが、こんなに発展していたっけ?というくらいの繁栄ぶりだ。新世界(ニュー・ワールド)という名前の中華レストランでランチを食べる。何といっても、50ポンド紙幣を崩さなければならない。ところが、今日知ったのだが、いつの間にかイギリスはポンド紙幣を新札に替えていたというのだ。三島時代に静岡銀行で調達したポンド札は、すでに古く、このレストランでは「使えない」「クレジットカードも受け付けない」と言われた。泣く泣く、近くのHSBCの ATM で30ポンドおろし、支払いを済ませた。銀行に行けば新札に替えてくれると言うが、今日は日曜日、明日はバンクホリデー。ついてないではないか。で、中華の味は、やはりイマイチだった。

その足でフォートナム・メイソンへ行き、奥さんに頼まれた買い物一式を済ませる。ここでは、レジでポンドの旧札を受け入れてくれたので、50ポンド札を2枚出してお釣りが新札で来た。これで数日は持ちこたえられよう。寒いと思って冬の支度をしてきたが、今日は結構気温が上がった。汗こそかかなかったものの、明日以降の服装は苦労しそうだ。ホテルへの帰り道、ラッセル・スクエア駅前の TESCO で WALKERS のソルト&ビネガー味のポテトチップスを買い込んで、かつてエディンバラ時代の友・ Cさんが在学していたロンドン大学 UCL Institute of Education の場所を確認。

なお、ホテルの1階、朝食会場の手前には、Woolf & Whistle というバーがあり、そこにはピルスナー・ウルケルの生ビールがある。それをハーフパイント、それから London Pride というビターをハーフパイント、飲む。そして、トマトスープとパンという非常に簡素な夕飯となったのであった。





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最終更新日  2017.05.05 02:55:38
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