時差ボケは若干残っているが、2日目の朝、ホテルを出撃。1990(H. 2)年2月にリサーチでロンドンに来た時にうろうろした界隈を(宿にしていた B&B, Hotel Cavendish の前も)歩き、地下鉄 Goodge Street 駅から Northern Line に乗る。が、なぜか Edgware 行きが来ず、途中の Camden Town で乗り換えることに。事情が分かったのだが、目的地の Golders Green の1つ手前の駅 Hampstead までしか今は地下鉄が走っていないのだ。そのため、Hampstead 駅からバスで振り替え輸送になっている。
そうして、苦労して何とか Golders Green 駅に到着。そこから歩いて、マンハイムが葬られているはずの Golders Green Crematorium に行く。非常に静かで、花がたくさん咲いている墓地だったが…とうとうマンハイムと妻ユリアの名が刻まれた墓石を発見することはなかった。インド系の人々のお葬式も入っていたようで、うかつにチャペルを覗くこともできず、結局は不明のまま11時過ぎには去る。その足で、マンハイムが住んでいたとされる 5 The Park に行ってみた。本当に小さなラウンドアバウトがある住宅街に、その家と思しき建物はあった。が、バイクや車が停まっていたので、住んでいる人がいるのだろう。さすがにカメラを向けることははばかられた。ちらほらと桜の花びらが舞う中、「ここをマンハイムは LSE に通勤していたのか」と想像しつつ、再び Golders Green に戻り、逆方向で地下鉄で久々の Leicester Square へ。