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スリランカの旅15は コチラ 。
スリランカで何を見たいか?と問われると、私の場合はここと仏歯寺が筆頭でしょうね。
シーギリヤは体力がなければ登れない所ですから、足腰が動くうちに行った方がいいです。
ダンブッラで予行演習(?)をした我々、汗だくのままシーギリヤへ行く事になりました。
計画段階で「これはちょっとキツイ日程かも」とは思ったんですがね・・・
入場時間が決まっているので急ぐ必要があったんです。
でも一番痛かったのは、
ホテルのフロントでもめた分かなり時間をロスし、 ランチぬき で行くはめになってしまった事。
お腹がすくので、途中の道端のよろず屋でクラッカーと水を買いました。
観光バスなら所定の駐車場があるのでしょうけれど、乗用車のパーキングはさっぱり
M君&MP君はいつものように、通行人への聞きこみ作戦を展開します。
すると、お土産屋さんが集まっているような一角で若いスリランカ人男性が1人寄って来て、
「あぁー、車はこれ以上奥に行っちゃダメだ」
何やら行く手を阻まれました。
シーギリヤはまだ遠くにしか見えません。
今から思えばここで ワナ
を仕掛けられたのかなーと。
このワカゾーがピラミッドの強欲ガイド並みに嫌な奴でした・・・個人で行かれる方ご用心!
M君もMP君も若くて社会経験が浅いせいか同胞を疑う事を知らなかったんです。
(本当は知って欲しくないんですけれど)
この兄ちゃんに言われるまま、いや、若干MP君が反抗?してなるべく入口に近い所に行って無事に駐車。
このひょろい兄ちゃんが公式ガイドだと言うのでダンナが「 ID
は?」と聞くと「家にある」・・・
( うさんくささ満点
やん、服装も全然それっぽくないし、絶対 怪しい
、 怪しい!
)
海外をうろついていると無害な人とそうでない人との違いが何となく分かるようになると思うのですが、このワカゾーに関しては脳内に 危険人物
の赤ランプが点灯しました
ですが、他の男3名はあまり気にしていない様子。
何とな~くな成り行きでこの変な兄ちゃんがくっついて来る事に。
現地人の友達の前で同国人を怒鳴りつけたりひどく拒絶するのは確かに抵抗があるのでねぇ。
でも・・・
今だから言えますが、不要なものは不要であると、 キッパリ断るべきでした
はっきりしない態度は決して良い結果を産みません
それはさておき、
我々夫婦は外国人なのでチケットを買い、総勢5名で敷地に入りました。
怪しい兄ちゃんの説明は一応まともです。
シーギリヤはもともと仏教僧たちの修行の場所だったのですが、5世紀後半にその岩山のてっぺんにカッサパ王(カーシャパ王とも)という王様が宮殿を造ったそうで。
なぜそんな不便な場所に??
と思いたくもなるんですが、彼は父王から王位をはく奪して家臣に殺させ、本来なら王位を継承するはずだった腹違いの弟はインドに亡命、その弟の復讐を恐れてそんな場所を選んだのだとか。
結局カッサパ王は11年しか王座にいられず・・・インドから弟が攻めて来て自害したそうな。
こちらは日本風に言えば「お堀」の役目をしていた水路:
王様がいた頃は ワニ
がウヨウヨしていたそうです
ただのお堀じゃなかったのね。
城壁の跡を横目に見ながら進むとすぐに「水の広場」という場所に出て来ます。
で、これが王様の沐浴場:
女性達が沐浴しているのを王様が眺めて楽しんでいたとか(それって楽しいの?)。
テレビ番組で聞いたのですが、カッサパ王には側室が500人もいたそうです!
王様は噴水も作らせていました。
大きさこそ小さい(丸い部分は人が1人立てる程度)ですが、5世紀に噴水って・・・
山の頂上から見ると象に見えるエレファント・ロック(左の大きい岩)と説教の岩場(右の小岩):
見づらいのですが、説教岩の表面には小さなくぼみがいくつも彫られていて、僧がそこをのぼって説教したという話です。
そしてこれが『象の入口』と呼ばれる登り口:
迫って来るねぇ・・・
実はこの岩(だったかな?)の上の方に、壁画がかすかに残っているところが!
顔は削れちゃってますが、相当なナイスバディの持ち主です
ほー、岩山の上の方の女性達はもっと美しいのね。
と、一瞬ワクワクしたものの・・・
シーギリヤ・ロックは思った以上の高さと大きさ、思わずうなるような所で。
あのー・・・これを登るんですかい? これから?
ほとんど 垂直 じゃん!(今日ダンブッラの岩山を登ったばかりなんですけどー)
気が遠くなりました。
・・・つづきます。
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