無事でいることのお知らせと上海の状況

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2012/09/17

日中関係が政治的な問題で緊迫しているようで
最近中国の友人からも日本の友人や家族からも
連絡が絶えません。
皆さんご心配頂きどうも有り難うございます。

まずは無事でいることのお知らせと
上海の現状をお伝えする意味で
久しぶりにブログを更新させて頂きます。

中国国内でも色々な報道や
デモに関する情報が流れておりますが

目立たないように暮らしている分には
全く危険は感じませんので
どうぞご安心下さい。

私は2005年のデモの際も上海におりましたが
今回の方が状況はずっと深刻だと感じる反面
2005年の時よりも
中国政府が日本人の安全確保や
日中友好を訴える報道に力を入れ
国内の暴力的な勢力を
出来る限り抑えようとしているのは感じます。

先日は空襲警報かと思いぞっとするような警告音が

それも軍隊や警察が待機していることを知らせ
警告を与えるためだそうです。

在中大使が襲われた件や
今回のパナソニックやトヨタ、イオンの件、
その他（日本人に間違えられた中国人も含め）

上海在住の私の耳にも入って来てはいますが
こういった人達は一般人ではなく
もともと犯罪者に近いような人達で
政治的な事にかこつけて
憂さ晴らしや強盗を働いているに過ぎないと
中国の人も見ているようです。

中国の人達の大半はもともと
自分自身や身近な人達に直接被害が及ばなければ
危険を冒してまで
何か大きな行動を起こそうとする人達ではありません。

日本もかつて学生運動が盛んだったように
中国でも何か政治的なことがあると
血気盛んな学生達がそれを機に動き出しますが
有り余ったエネルギーのはけ口を探しているだけの人達が
ほとんどだと思います。

ただ、2005年のデモの際の影響等で
愛国心に基づいた行動であれば
何をしても捕まらないどころが英雄視されると
勘違いしている人達が一部いるようなので
今の時期訪中される日本人の方々は身辺に十分注意をし、
出来れば日本人が多く集まる地域へのお出かけは避けて
日本人には見えない格好や立ち振る舞いを心がけ
公共の場で日本語を使わないことをお勧め致します。

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