シリアルポート番号が「COM3」や「COM6」のように表示されるのでメモしておく。後で述べるフリーソフトであるデジタルマルチメーター用データロガー「Ts Digital Multi Meter Viewer」で使うために必要な情報であるからだ。また違うUSBポートに変換ケーブル接続すると、ドライバーが再びインストールされるが、このときシリアルポート番号が変わるので注意。
(2)データーロガー「Ts Digital Multi Meter Viewer」をインストール
フリーのデジタルマルチメーター用データロガーソフトデーターロガー「Ts Digital Multi Meter Viewer」を使うと、デジタルマルチメーターに表示されているものをPCに取り込み、値が変化していく様子を見ることができる。またEXCELなどで読み込めるファイルとして保存もできる。M-6000Mなどいくつかのマルチメーターに対応。
「Ts Digital Multi Meter Viewer」を起動する。最初に使用するデジタルマルチメーターの機種・・・1、そして接続するCOMポート番号・・・2、この2つを選択する。今回は「M-6000M」を選択し、上記のデバイスマネージャーで確認したCOMポート番号(今回はCOM3)を設定する。もしRS232Cケーブルで接続した場合、COMポート番号はCOM1やCOM2になるだろう。
これらの設定をすれば、Ts Digital Multi Meter Viewerは記憶し、次回起動したときには設定が不要である。そして上にあるConnectボタン・・・3 を押せば計測が始まる。
以下は実際にM-6000MとPCとを接続して「照度計」として使ったもの。M-6000Mの計測モードを切り替えればTs Digital Multi Meter Viewerもモードが自動的に切り替わるので便利だ。
このとき、PCとM-6000Mとを接続して計測させている実際の写真が以下。
■M-6000Mのまとめ
本体が安価であり、別売のRS232CからUSBへの変換ケーブルが必要だが、フリーのソフトである「Ts Digital Multi Meter Viewer」を使って安価でUSBでPCへデータ取り込みができる点は非常に素晴らしい。