私は自分のブログの過去記事を見て驚愕した。
この時は、広報車が警告を発し、消防車も家々を回って来た。
なのに今回は地震の後、サイレンが鳴るだけで何も回って来なかった。
防災無線も壊れていたとの話もある。
この時の事が私の頭の中にあった。
「確かあの時は消防が回って来たはず、まだ来てない、それから対応しても遅くないはず」
この思いは私だけでなかったはず…
避難所で話した方々の中にも「あの時、避難したのになんもなかったから」って…
この記事のコメントに
「でも繰り返しあると、狼が来たぞ~っと言っても誰も信じないことになるかも」って自分で書いている。
まさにその通りの事になってしまった。
今回は誰にとっても予想を超える出来事で、対応出来なかったのかも知れないが、
一年前のあの事がなかったなら、もしかしてもっと多くの人が助かったのでは…
と、愚かな私は思ってしまう。
先日も避難所に設置された無料公衆電話を使っていたら
隣の方の話が聞こえて来た。
「DNA鑑定で親子である確率が高いと言われた、でも服装からお袋に間違いないと分かっていたよ」
悲しい報告。 正直、これから見つかる方々はそうやって身元確認されるのだろう。
それでも、見つかるだけまし、海に流れてしまったら永遠に見つからない。
ところで
私たち夫婦には息子夫婦が県内にいるが、あえて地元の人々との避難所生活を選んだ。
それは
長期化が予想される事。町の今後を共に考える事。行政の情報をいち早く知る事。
知り合いの消息が得られる事。そして何よりお金が掛からないし(笑)
食費も光熱費も掛からないし、何より楽しい!合宿所みたい!
こんな事が言えるのも、同じ班の人たちがとても良い方々で、共に協力し、助け合って生活しているから。
他の班ではもめ事も起きているようで、その点はとても恵まれている。
お酒? まさか、不謹慎な! 悲しみの人々の中で、まさかお酒なんて!
はい、スイマセン。ご想像のとおり不謹慎者です。
我が家、車一台だけ財産として残りました。軽ワゴン。
ここなら許されるよね、毎晩ここが夫婦の憩いの場、
ところが匂いを嗅ぎつけて、仲間が入れ替わりにやってくる「居酒屋」に。
こんな時は飲みたくもなります、お許し下さいませ。
あれから1年8カ月経ちました。 2012.11.13
3.11 避難誘導があだとなった地区 2012.10.22 コメント(3)
この本を読みましたか? 2012.05.06