私は今回、歴史に残る未曽有の災害を経験しました。
何と表現したらいいでしょうか、二つの思いがあります。
正直、私の中ではあの日、3月11日で止まったままです。
あの日までの日常、あの我が家、買い物したあの店、二度と会えない人々、
だけど間違いなくあの日から時を刻んでいる新しい日常があります。
今までの人生で想像すらしなかった被災体験、新しい出会い。
こんなに多くの悲しみを見たのも初めてですが、こんなに多くの感動も初めてです。
人間の善意を肌で感じました。
こんなにたくさんの義援金や見舞金、考えてもいませんでした。
海岸から1キロの場所に家を買ったのは自分。
千年に一度の大津波に遭遇したのも誰の責任でもない、全て自己責任。
そう思っていたのに、降って湧いたように義援金やら見舞金やら救援物資。
このブログを見ている方々の中にも、何も出来ないからせめてと、募金をして下さった方も沢山おられるはず…
全国の心温かい方々の善意が間違いなく私にも届いています。
この場をもって心からお礼申し上げます。
そして親戚や友人たちからの寛大な見舞金や見舞品。
さらには縁あって知り合った仲間たちからの細やかな心使いの数々。
その繋がりから、お会いしたこともない方々からも沢山の物資の提供。
自分だったら、人にこんなに出来るだろうか?
なんてみんなこんなに寛大で温かいんだろう?
有難いなぁ、人間ていいなぁ、生きているって素晴らしいなぁ
今、私はすべての事に感動し、感謝しています。
ありがとうございます。
三ヶ月に及ぶ避難所生活からようやく仮設住宅に移ることが出来ました。
広い体育館での集団生活、夜はオナラも「あら失礼」とお互い様、班ごとにトイレ掃除と配膳準備、夫婦の力関係も丸見え、
合宿だと思って私なりに楽しむことにしました。
お蔭で同じ街に住んでても知らなかった人々とたくさん親しくなりました。
この繋がりは、私たち夫婦にとっては特別なものです。
同じ恐怖、同じ悲しみ、同じ体験をして、地図から消えてしまった街に対する同じ思い、
三ヶ月を通して、共同体化してしまった仲間です。
さあ、これから「一から出直し」です。
私、「一から出直し」って嫌いじゃないです。
結婚してから何度もそうだったから(笑)
あれから1年8カ月経ちました。 2012.11.13
3.11 避難誘導があだとなった地区 2012.10.22 コメント(3)
この本を読みましたか? 2012.05.06