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近所のダイソーで見かけて衝動買いしたノートです。色は、青と水色の2色があるのかな?リングノートなので、使いやすそうです。あと、ポケットモンスターのCampusノートを買いました。可愛いものを買って、創作活動に励みます。
2024年10月31日
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読む前にAmazonのレビューを読み、どうなのかなあと思って近所の書店で見かけて立ち読みしたら、「外人が書いたとんでもない戊辰戦争話」でした。「帝vs徳川」とか、根本的に間違っていて、「新政府軍vs旧幕府軍」の史実が完全無視されていて悲しかった。余りにも酷過ぎて、途中で読む気を失くすほど酷かったですが、耐えて最後まで読みました。一時期購入を迷っていたほど気になった本ですが、購入しなくてよかったです。再読はないですね。
2024年10月31日
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素材表紙は、mabotofu様からお借りしました。「相棒」「名探偵コナン」「天上の愛地上の恋」二次小説です。作者様・出版社様・制作会社様とは一切関係ありません。両性具有·男性妊娠設定あり、苦手な方はご注意ください。オーストリア・ウィーン。「いやぁ、驚きましたねぇ、まさか右京さんとウィーンで会うなんて。」「おやおや、僕もそう思っていましたよ、神戸君。」ホーフブルク宮殿内を散策していた杉下右京は、そう言って“元相棒”の神戸尊を見た。「どうして右京さんがウィーンに?」「いえ、実は一ヶ月前に米花町である殺人事件に遭遇しましてね・・」「殺人事件?」「ええ。頼もしい助っ人達のお陰で事件は無事に解決しました。」「助っ人達とは?」「もうすぐ来ますよ。」「あ、居た居た、右京さ~ん!」廊下の向こうからバタバタと慌しい足音が聞こえ、右京達の元に子供達がやって来た。「僕の頼もしい助っ人達ですよ。コナン君、こちらが僕の元相棒の、神戸君です。」子供達は尊に一人ずつ自己紹介した後、決めポーズをしてこう叫んだ。「俺達、“米花少年探偵団”!」「そ、そうなんだ・・」若干ひき気味の尊は、眼鏡をかけた少年と、その隣に立っている少女の姿に気づいた。「初めまして、神戸さん。僕は江戸川コナンです。」「わたしは灰原哀よ、よろしくね。」眼鏡をかけた少年―江戸川コナンは、そう言うと尊を見た。「僕の顔に何かついてるかな?」「いいえ、何だかどこかでお会いしたような気がするなぁって・・」「そういう台詞は、好きな子にだけ言うんだね、坊や。」「ご、ごめんなさい・・」(気障なんだなぁ・・)コナンは内心そう思いながらも、右京達と共にホーフブルク宮殿内を散策していると、突然外から爆発音が轟き、激しい揺れが彼らを襲った。「皆、無事!?」「う、うん・・」「一体何が・・」右京と尊がホーフブルク宮殿から外へと出て爆発現場へと向かうと、そこには黒焦げの遺体が転がっていた。死体が苦手な尊は、ハンカチで口元を覆いながら目をつむった。「右京さん、どうしたの!?」「コナン君、無事でしたか!」「うん。この遺体が、爆破犯?」「それはわかりませんね。」右京がそう言った時、遠くから慌しい数人分の足音が聞こえて来たかと思うと、銃で武装した男達に右京達は取り囲まれてしまった。「右京さん、これはまずい状況では?」「そのようですねぇ~」「“そのようですねぇ~”じゃないでしょう!」尊がそう右京に突っ込みを入れていると、また誰かの靴音が響き、自分達に近づいて来る気配を感じた。『何の騒ぎだ?』『殿下、怪しい者達を見かけたので、これから尋問しようと思っているところです。』『そうか・・』右京達を取り囲んでいた男達は、そう言って自分達の前に現れた長身の男に向かって一斉に敬礼した。(なんだ・・?)尊が横目で長身の男を見ると、彼は凍てつく冬の海を思わせるかのような碧い瞳で尊を見た。(やばっ・・)「どうしましたか、神戸君?」「いえ・・」『そこの二人、何をコソコソと話をしている?』『申し訳ございません、僕達は先程ここで爆発が起きたので、様子を見に来ただけですよ。』(え、右京さんドイツ語話せるんですか?)右京のドイツ語を聞いて驚愕の表情を浮かべた尊を無視し、右京は長身の男にドイツ語で自分達の状況を説明した。『そうか。自己紹介が遅れたな、わたしはルドルフ=フランツ=カール=ヨーゼフ=フォン=オーストリア。』(ルドルフ、ルドルフって・・あの、“うたかたの恋”の!?)長身の男―ルドルフが右京に自己紹介した時、尊は思わず大きな声を出してしまった。『あの目つきが悪い男と、子供達はあなたの知り合いか?』『ええ。あの、僕達はこれからどうすれば良いのでしょうか?』『あなた方には色々と事情を聞かなくてはならないから、わたしと共に来て貰う事になる。』ルドルフは、チラリとコナン達を横目で見ると、彼らはルドルフの視線に気づき恐怖で後退った。どうやら、彼らに嫌われてしまったらしい―ルドルフがそんな事を思いながら溜息を吐いていると、スイス宮から恋人が出て来るのを見た。『ルドルフ様、こちらの方達は?』『アルフレート、丁度良い所に来た。わたしは彼らと共に警察署へ行く。お前はこの子供達を頼む。』『え、あの・・』手短に用件だけを話し、謎の男達と共に馬車へと乗り込んでしまったルドルフを唖然とした様子で見送ったアルフレート=フェリックスは、こちらを不安そうに見つめている子供達の方を見た。『誰か、この中にドイツ語を話せる者はいないかな?』『わたしなら、話せるわ。初めまして、わたしは灰原哀、この子達はわたしの友達よ、あなたは?』栗色の髪をした少女―灰原哀は、そう言うとアルフレートを見た。『わたしは、アルフレート=フェリックスといいます。ここは寒いので、わたしと一緒に来て下さい。』『わかったわ。』にほんブログ村二次小説ランキング
2024年10月29日
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マイクポップコーンのキャラメル味。くらしモアのポップコーンのキャラメル味と比べて、こちらのほうがキャラメルの風味が強くて美味しいです。今まで積読本を机の上にバベルの塔のように無造作に積み上げていたので、それを見かねた父が「ベッドの下の空きスペースを本棚にして使ったら」と言われたので、積読本のうち新書·単行本は机の上に置き、残りの文庫本はベッドの下の空きスペースに置きました。机の上がゴチャゴチャしていたから、ベッドの下の空きスペースを有効活用できてよかったです。
2024年10月28日
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表紙素材は、このはな様からお借りしました。「黒執事」の二次小説です。平井摩利先生の「火宵の月」パラレルです。原作とは若干設定が違っています。作者様・出版社様とは一切関係ありません。シエルが両性具有です、苦手な方はご注意ください。「チッ、遅かったか・・」セバスチャン=土御門=ミカエリスは、野猫族によって喰い殺された民達を見て、そう言った後舌打ちした。毎夜の如く鎌倉に現れ、人の血肉を喰らう野猫族調伏の為、京からやって来たセバスチャンだったが、ことごとく野猫族に裏を掻かれ、その尻尾すらも掴めなかった。(紅い月・・確か、紅い月は魔力を高めるとか・・)セバスチャンがそんな事を思っていると、微かな妖気を感じた。「何者だっ!」気配を感じたセバスチャンが筮竹を投げると、木陰から一人の少年が現れた。「済まない、驚かせるつもりはなかった。」そう言った少年は蒼銀色の髪をなびかせ、蒼と紫の瞳でセバスチャンを見つめた。「お前、セバスチャン=ミカエリスだな?」「そうですが、あなたは?」「お前にお願いがあって来た。」「わたしに、お願いですか?」「僕を孕ませろ!」「わたしは男に、子を産ませる術など持っていませんが?」「違う・・僕は、男でも、女でもなくて・・」「と、いいますと?」「僕の一族は、60年に一度の変化期を迎えると、伴侶に合わせて雌雄どちらにもなれる両性体で、未分化なんだ。」(両性体?未分化?よくわかりませんが、妖の類ですか・・)「運が悪かったですね、わたしは今、機嫌が悪いのですよ。」「お、おい、待て・・」「行け、式神!」「やめろ、僕は、うわぁぁ~!」セバスチャンに青龍で脅され、少年は石段から転げおちていった。(随分と呆気ないものですね・・)セバスチャンがそう思いながら石段から転げ落ちた少年の方を見ると、そこには黒豹が転がっていた。(これは、一体・・)セバスチャンは、黒豹の左耳を飾っている蒼玉の耳飾りを見た途端、“過去の記憶”が脳裏によみがえった。―お前の涙、とても綺麗だ。池に落ちた猫を助けたセバスチャンは、その猫の涙が美しい蒼玉へと変わるのを見た。「あなた、野猫族ですか?」「野猫族?」「知らないのですか?近頃、この近辺に出没し、人の生き血を啜る化物ですよ。」「確かに、僕は野猫族だが・・妖力や腕力が低くて、仲間から馬鹿にされて・・」「あなたのようなおっちょこちょいの妖、見た事がありませんからね。」「そ、そんな・・」「そういえば、あなた、まだ名前を聞いていませんでしたね。」「シエル・・蒼い空という意味で、シエル。」これが、セバスチャンとシエルの出会いだった。「シエル、何故あなたはわたしの子を産みたいと?」「だってお前、鬼の子なんだろう?陰陽師・セバスチャン=土御門=ミカエリスの名は、妖の世界でも有名だ。」「まさか、それが理由ですか。だとしたら、他の男に抱かれなさい。わたしにとって、異類婚とは忌むべきものですからね。」「嫌だ、お前じゃないと嫌なんだ!」「落ち着きなさい。シエル、あなたの傷が治るまで、ここに居てもいいですよ。」「いいのか?」「ええ・・傷が治るまで、わたしを“その気”にさせたら、考えてあげてもいいですよ。」「えっ・・」「ふふ、冗談ですよ。」その日の夜、セバスチャンは中々眠れずにいた。“だってお前、鬼の子なんだろう?”あの少年―シエルの言葉を受け、セバスチャンは目を閉じながらあの黒猫の事を思い出していた。帝を惑わした鬼と、それを退治する筈だった陰陽頭だった父との間に生まれ。父親を亡くし、母からは捨てられ、周囲からは気味悪がられた。―鬼の子だ!―怪しげな力を使う化物め!―近づくんじゃないよ、頭から喰われちまうよ。いつも、独りだった。独りで、寂しかった。そんな中、セバスチャンは池で溺れていた黒猫を助けた。黒猫は、蒼と紫の瞳をしていた。黒猫の涙は、たちまち美しい蒼玉へと変わっていった。『お前の涙、とても綺麗だ。そうだ、お前の名は蒼玉(そうぎょく)にしよう!』黒猫―蒼玉は、セバスチャンにとって初めて出来た友達だった。だが、蒼玉は遠縁の伯父によって捨てられ、セバスチャンは彼と共に京へ向かった。(あれからもう20年か・・蒼玉は、流石に死んでいるでしょうね・・)そんな事を思いながらセバスチャンが寝返りを打とうとした時、何者かの気配がした。「何者!?」「済まない、驚かせて・・」「シエル、どうして・・」「そ、それは・・」「もしかして、夜這いですか?」セバスチャンの問いに、シエルは乾いた笑い声を上げた。セバスチャンは、シエルの額に札を貼った。「これは?」「動きを封じる魔除けの札です。」「お前、最低だなっ!」にほんブログ村二次小説ランキング
2024年10月25日
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表紙素材は湯弐様(ID:3989101)からお借り致しました。「FLESH&BLOOD」「天上の愛地上の恋」の二次小説です。作者様・出版社様とは一切関係ありません。海斗とアルフレートが両性具有設定です、苦手な方はご注意ください。「うっ・・」「アルフレート、どうした?」英国に滞在中の、オーストリア=ハンガリー帝国皇太子・ルドルフ=フランツ=カール=ヨーゼフは、隣で眠っている恋人・アルフレート=フェリックスが突然苦しみ始めたので、慌てた。「医者を呼ぶか?」「いいえ、大丈夫です。病気ではないので・・」そう言ったアルフレートだったが、彼は脂汗を流しながら、時折苦しそうに喘いでいた。「大丈夫じゃないだろう。アルフレート、一体どうし・・」ルドルフがそう言いながらアルフレートの方へと近寄ると、彼の下肢が濡れている事に気づいた。(何だ?)ルドルフが、アルフレートが包まっているシーツを剥すと、そこは血で赤く濡れていた。「この血は、一体・・」「そ、それは・・経血です。」アルフレートはそう言った後、顔を赤くして俯いた。「あぁ、そうか・・」ルドルフは、貴族の子弟の嗜みのひとつとして、女性経験を積み、なおかつ跡継ぎを残せる能力を持つことを幼い頃から課せられてきたので、女性の身体の仕組みは色々と知っていた。「あの、ルドルフ様・・わたし、これから汚れたシーツを洗おうと思っているのですが・・」「そんな事は、女官にでもやらせておけばいいだろう。」「ルドルフ様・・」「今は身体を休めろ、いいな?」「はい・・」アルフレートが寝室で休ませ、ルドルフはアルフレートの経血で汚れたシーツを浴室で洗った。恋人の身体の秘密を突然知ってしまい、ルドルフは少し動揺してしまったが、彼の中である考えが浮かんだ。それは―「アルフレート、体調は大丈夫か?」「はい、痛み止めの薬を飲んだので・・」「そうか。」この日、ルドルフは突然午後の予定を全てキャンセルし、ロンドン市内を観光すると言い出し、侍従達を慌てさせた。だが彼らはルドルフに半ば押し切られるような形で、ルドルフに従うしかなかった。「ルドルフ様、警護の者をつけなくてもよろしいのですか?」「別に大丈夫だろう。わたしの顔は、そんなに英国では知られていないし、それに・・」「それに?」「お前とこうして、二人きりで過ごすのも悪くないと思ってな。」「そ、そうですか・・」「嫌か?」「い、いえ・・」アルフレートはそう言うと、顔を赤くして俯いた。「という事で、今日は一日、誰にも邪魔されずにお前と二人きりで過ごせる。お前は、何処に行きたい?」「いいえ、わたしは行きたい所がありません。」「そうか。ならば“あそこ”へ行こう。」「“あそこ”?」「水晶宮だ。」そう言ったルドルフは、突然アルフレートの手をひいて歩き始めた。「ルドルフ様、お待ち下さい・・」(一体、ルドルフ様が何を考えていらっしゃるのか、わからない・・)アルフレートはルドルフと水晶宮の中を歩きながらそんな事を思っていると、彼は一人の少女とぶつかってしまった。「あ、すいません、大丈夫ですか?」「ボーッと歩いているんじゃないよ、気をつけな!」アルフレートとぶつかった少女は、そう言ってアルフレートを睨むと、何処かへ行ってしまった。「アルフレート、大丈夫か?」「はい・・」ルドルフがそう言いながらアルフレートとぶつかった少女を目で追っていると、彼女は一人の男とぶつかり、悪態をつきながら彼から去ろうとしたが、男が彼女に向かってこう叫んだ。「そいつを捕まえてくれ、スリだ!」「畜生!」少女は舌打ちしてその場から逃げようとしたが、近くに居た軍服姿の青年に取り押さえられた。「大人しくした方があんたの為だぜ、お嬢ちゃん?」「離せ、この・・」「連れて行け。」スリの少女は警察官に連れて行かれた。「これ、あんたのだろ?」軍服姿の青年は、そう言うとある物をアルフレートに手渡した。それは、少女がぶつかった際アルフレートからすった財布だった。「ありがとうございます、あの、お名前を・・」「名乗る程の者じゃねぇよ。」プラチナブロンドの髪をなびかせながら、軍服姿の青年は水晶宮から去っていった。「アルフレート、とんだ騒ぎに巻き込まれたものだな。」「はい・・」「行くぞ。」ルドルフとアルフレートが水晶宮から出た後、アルフレートと擦れ違った赤毛の娘―海斗が、軍服姿の青年と抱き合っていた。「ジェフリー、会いたかった!」「カイト、元気にしていたか?」「うん。ジェフリーと会えて良かった。」「俺もお前と会えて良かった。でもカイト、どうしてロンドンへ来たんだ?」「うちの一座の公演がロンドンであるんだ。」「そうか。」「ジェフリー、俺・・」「カイト、見つけたぞ!」突然背後で声がして海斗が振り向くと、そこにはヨークシャーで二週間前に彼女が保護した血塗れの男―ナイジェルが立っていた。「勝手に独りで何処かへ行くなと言っているだろう!」「ごめんなさい・・」「カイト、こいつは誰だ?」ジェフリーはそう言うと、ナイジェルを睨んだ。「ほら、前に話したでしょう。ヨークシャーで、俺が保護した人だよ。ナイジェル、この人は俺の恋人の、ジェフリーだよ。」「ふぅん・・」ナイジェルはそう言って灰青色の瞳でジェフリーを胡散臭そうに見たが、ジェフリーが、驚愕の表情を浮かべながら自分を見ている事に気づいた。「ナイジェル・・本当にお前、ナイジェルなのか?」「あぁ、そうだが・・もしかしてあんた、俺の事を知っているのか?」「知っているも何も、俺達はガキの頃からいつも一緒だったじゃないか!俺の事を忘れたのか、ナイジェル?唯一無二の親友であるこの俺、ジェフリー=ロックフォードを!」ジェフリーの言葉を聞いたナイジェルの脳裏に、幼い頃の記憶が浮かんで来た。―ジェフリー、ずっと友達でいような!―あぁ、ずっと一緒だ!何故、忘れてしまったのだろう。こんなにも、自分の中で大切な約束を―「あぁ・・思い出した。ジェフリー、久し振りだな。」「ナイジェル、良かった!生きていたんだな!」ジェフリーとナイジェルがそう言って互いに友情の抱擁を交わしていると、彼らは海斗が困惑した表情を浮かべながら自分達を見ている事に気づいて、慌てて離れた。「二人共、一体どういう関係なの?」「ここで立ち話も何だから、何処か茶でも飲みながら話さないか?」「いいね。」水晶宮から出た三人は、大英博物館の近くにあるホテルでアフタヌーンティーを楽しんだ。「へぇ、二人は幼馴染なんだ。」「あぁ、プリマスでは負け知らずの、“最強コンビ”だったんだ。」「自分に都合の良い事を言うな、ジェフリー。お前が色々とやんちゃな事ばかりするから、俺がその尻拭いをしてやったんだろうが。」「はは、そうだったかな?」「適当な事を言うな、あんたはいつもそうだ!」「ナイジェル、落ち着いて・・」ジェフリーに掴みかかろうとするナイジェルを海斗が止めようとした時、突然彼女は長身の金髪碧眼の男に腕を掴まれた。『そのペンダント、何処で手に入れた?』『痛いな、離せよ!あんた誰?』『ルドルフ様、お止め下さい!』海斗と男が揉み合っていると、そこへ黒髪の男が二人の間に割って入って来た。彼は、宝石のように美しい翠の瞳をしていた。『お怪我はありませんか?』『は、はい・・』海斗がそう言って黒髪の男の方を見ると、彼は安堵の笑みを浮かべた後、金髪の男の方へと向き直った。『ルドルフ様、こちらの方に謝って下さい。いくらなんでも、いきなりご婦人の腕を掴むのは失礼でしょう。』 黒髪の男の言葉を聞いた金髪の男は一瞬むっとした顔をしたが、すぐに海斗に謝罪した。『あの、このペンダントがどうかしたのですか?』『実は・・』金髪の男は、自分達の様子を心配そうに窺っているジェフリーとナイジェルに気づくと、軽く咳払いをして彼らにわかるように英語で話し始めた。「実は、あなたが身に着けているペンダントが、ある殺人事件と関係しているのかもしれないのです。」「殺人事件、ですか?」「はい。」金髪の男はルドルフと海斗達に名乗り、二週間前にテムズ川でアーリントン子爵家の執事長が撲殺体で発見され、犯人は未だに捕まっていないという。「あの、ひとつ聞いてもいいですか?」「ええ、何なりと。」「あなた方は、ドイツ、若しくはドイツ語圏からいらしたのですよね?何故、英国の事件に興味がおありになるのですか?」「中々鋭い方ですね、あなたは。」ルドルフは、そう言うと紅茶を一口飲んだ。「あなたがつけているこのペンダントは、グラハム公爵家から盗まれたものなのです。」「グラハム・・?」海斗の視線がナイジェルに向けられた時、彼は気まずそうに俯いた。「ナイジェルは、その公爵様の私生児なのさ。」「じゃぁ、このペンダントは誰かの・・」「そのブルー・ダイヤモンドのペンダントは、俺の祖母の形見だ。俺は・・」ナイジェルはそう言うと、頭を押さえて呻いた。「ナイジェルは二週間前、頭を怪我して俺が保護したんです。だから、少し記憶が混乱しているのかもしれません。」「そうか。では、少し彼を休ませた方が良さそうだ。」ルドルフはそう言うとホテルの従業員を呼び、海斗達の為に部屋を取った。「こんな高価なお部屋に泊まれません・・」「遠慮しないで下さい。ここで会えたのは何かの縁ですし。」 ルドルフはそう言った後、ホテルの支配人に一枚の小切手を手渡した。「彼らの宿泊代は、わたしが負担するので、請求書は王宮宛ではなくわたし宛に送ってくれ。」「は、はい!」ホテルの支配人は、そう言った後慌てて部屋から出て行った。「さてと、公園までまだ時間があるし、ここでゆっくり休んだ方がいいな。」「え~、折角ロンドンに来たんだから、色々と巡りたいよ!」「やれやれ、俺のお姫様はとんだ我儘娘だな。ナイジェル、一人で留守番出来るか?」「あぁ、出来るさ。ジェフリー、俺はもうガキじゃないんだ。」「はいはい、わかったよ。」ジェフリーはそう言って笑った後、海斗と腕を組んで部屋から出た。「あの、カイトさんはどんなお仕事をされているのですか?」「シリウス座っていう旅芸人一座で、ダンスをしているよ。あ、良かったら今夜の公演、観に来て下さい。」海斗はアルフレートに二人分の公演チケットを手渡すと、ジェフリーと共にホテルから出て行った。「で、これから何処へ行きたい?」「大英博物館!」「アルフレート、それは?」「カイトから頂きました。」「面白そうだな、今夜行ってみよう。」その日の夜、アルフレートとルドルフは、シリウス座の公演が行われているテムズ川沿いのテントへと向かった。初めて見るサーカスに、ルドルフは興奮していた。「皆様、お待たせ致しました!麗しの舞姫・カイトの舞をご覧あれ!」舞台が急に暗くなったかと思うと、軽快な音楽と共に海斗が踊り出した。「中々のものだな、彼女の踊りは。」「ええ・・」二人がそんな事を話している頃、ルドルフの侍従達は忽然と姿を消した主の姿を血眼になって捜していた。「ルドルフ様は一体どちらに・・」「どうかなさいましたかな?」「エ、エドワード様・・」にほんブログ村二次小説ランキング
2024年10月24日
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「FLESH&BLOOD」の二次小説です。作者様・出版社様とは一切関係ありません。歴史上の人物をモデルにした二次小説ですが、若干脚色された設定があります実在の人物・団体とは一切関係ありません。海斗が両性具有設定です、苦手な方はご注意ください。 遭難し、ならず者達に襲われそうになっていた海斗は、ジェフリー達に助けられ、無事アメイス帝国入りした。「お湯加減はいかがですか、カイト様?」 汗と泥で汚れた身体を温かい湯とラベンダーの石鹸で洗い流した海斗は、鼻歌を歌いながら浴室から出て来た。「あ~、生き返った。」「そうですか、それにしても、ジェフリー様はお優しそうで良かったです。」「俺達を助けてくれたけれど、その事イコールあの人が優しいと決めつけるのは早いと思うよ。」「まぁ・・」 海斗に仕えてまだ日が浅い侍女の一人は、彼女の言葉を聞いて驚きの余り絶句した。「気にしないで、カイト様はああいう性格なのよ。」「そうなのですか?」「ええ。」 海斗の乳母・アリシアは、そう言うと侍女を見た。「カイト様、皇太子様がお呼びです。」「わかりました、すぐ行くと伝えて下さい。」 風呂に入った後、美しいドレスに着替えた海斗は、侍女達に髪を結って貰った後、お気に入りの真珠のチョーカーをつけた。「お待たせしてしまってすいません。」「まぁ、素敵なチョーカーねぇ。」「母方の祖母から譲り受けました。」「そうなの。」 エセルと海斗は、共通の趣味を持っている事ですぐに打ち解けた。「おやおや、賑やかな笑い声が聞こえると思って来てみれば、新しい家族が来ておったか。」 宝石を鏤めた美しい杖を鳴らしながらダイニングに入って来たのは、ジェフリーの祖母であるエリザベス王太后だった。「まぁ王太后様がこちらにいらっしゃるなんて珍しい事。」「妾が居ては不満かえ?」「いいえ・・」(何だろう?) エセルとエリザベス王太后との間に微かな溝のようなものを、海斗は感じていた。「どうした、カイト?何か気になる事でもあるのか?」「あの・・陛下と王太后様の仲は余り良くないのですか?」「まぁ、王太后様・・お祖母様は母上にとって姑にあたるからな。」「そうですか・・」 夕食後、海斗はジェフリーと王宮庭園内を歩きながら互いの家族の事を話した。「わたしのお母様とお祖母様は、実の親子のように仲が良かったので、少し驚きました。」「カイト、敬語を話すのを止めてくれないか?俺は堅苦しいのは好きじゃないんだ。」「わかった。じゃぁ、あなたの事は何と呼べばいい?」「普通にジェフリーと呼んでくれ。」 海斗はジェフリーとすぐに打ち解けていった。『ルイ―セへ、ジェフリー様とは上手くやっていけそうです。』(お姉様、お幸せそうで良かった。) ルイ―セは姉からの手紙を読んだ後、すぐさまその手紙の返事を書いた。『親愛なるお姉様へ、わたくしも結婚が決まりました。結婚式でお姉様に会えるのが楽しみです。お互いに体調を崩さないようにしましょうね。愛をこめて、ルイ―セ。』 海斗がアメイス帝国入りしてから一月が経ち、彼女は結婚式の準備に日に日に追われていた。「あぁ、疲れた・・」「カイト様、お疲れ様でした。」 侍女のイザベルが海斗にレモン水を手渡すと、彼女はそれを一気に飲み干した。」「別にドレスなんて、何度も選ばなくてもいいじゃん。」「結婚式は一生に一度だけのものですから・・」「まぁ、そうだけどさ。それよりも、ジェフリーは俺の首の傷を見ても、愛してくれるかな?」「皇太子様ならば、カイト様の事を愛して下さいますわ。」「そうかなぁ・・」 今まで、海斗は首の傷の所為で、縁談を断られた。「花嫁が溜息ばかり吐いてしまっては、幸せが逃げますわよ。」「そうだね・・」 そして海斗は、ジェフリーと結婚式の日を迎えた。「お姉様!」「ルイ―セ!」 約半年振りに妹と再会した海斗は、喜びの余り人目も憚らずに彼女と抱き合った。「カイト、はしたない真似はおよしなさい!」「ごめんなさい、お母様。」「まぁ、いいじゃないか。半年ぶりに会えたのだから、好きにさせてやりなさい。」「あなたは、いつもカイトに甘いんですから・・」 ヘレナは夫の言葉を聞いて深い溜息を吐いた。「失礼、家族の団欒を邪魔してしまいましたか?」 そう言って海斗達の前に現れたのは、軍服姿のジェフリーだった。「ジェフリー様、どうか娘の事をよろしくお願い致しますね。」「任せて下さい、ヘレナ様。」「お二人共、そろそろお時間です。」「では、行こうか?」「はい・・」 王宮から白亜の馬車へと乗り込んだ海斗とジェフリーは、沿道で国民達が自分達の結婚を祝福している姿を見て、嬉しくなった。 結婚式を終えた二人が大聖堂から王宮へと戻ると、ビセンテがエリザベス王太后と何やら込み入った話をしているのを聞いてしまった。―あの者が、どうして・・―全ては、わたしの・・「カイト、どうした?」「いいえ、何でもありません。」 盛大な祝賀パーティーを終えた海斗は、ジェフリーと初めて過ごす夜に緊張していた。「カイト様・・」「暫く、一人にして。」にほんブログ村二次小説ランキング
2024年10月23日
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「FLESH&BLOOD」の二次小説です。作者様・出版社様とは一切関係ありません。歴史上の人物をモデルにした二次小説ですが、若干脚色された設定があります海斗が両性具有設定です、苦手な方はご注意ください。実在の人物・団体とは一切関係ありません。「驚いたわ、あの子があんな事を言うなんて。」「わたしもです、陛下。」 エセルの言葉に、秘書長官・ウォルシンガム卿は大きく頷いた。「カイト王女は、馬術や剣術に長けていて、慈善活動に熱心な方だとか。」「そう。」「陛下、何を考えておいでなのですか?」「ジェフリーの事よ。この結婚を機に、あの子の悪癖も治るといいのだけれど。」 エセルは溜息を吐くと、すっかり冷めて不味くなったコーヒーを飲んだ。「ジェフリー、こんな所に居たのか。」「誰かと思ったら、俺の心の友か。」「気色悪い言い方をするな。」 ジェフリーの親友・ナイジェル=グラハムは、そう言うとジェフリーのグラスにワインを注いだ。「明日は人生が決まる日だっていうのに、こんな所で飲んだくれていいのか?」「景気づけに一杯やりたいんだ。」 ジェフリーは、行きつけの酒場で朝まで飲んだ。「それでは、行って参ります。」「お姉様、お気をつけて!」 ジェフリーと見合いをする為、海斗は妹達に見送られ、アメイス帝国へと旅立った。 だが彼女達を乗せた船は嵐に遭い、海斗達が命からがらアメイス帝国に着いたのは、エルネ―トの港を発ってから数日後の事だった。「カイト様、長旅お疲れ様でした。」「まだ、地面が波打っているように見えるわ。」 乳母から水を貰った海斗は、そう言いながらそれを一気に飲み干した。「失礼、エルネ―ト王国のカイト王女様ですね?わたしはビセンテ=デ=サンティリャーナ、秘書長官殿の名代で、あなた様をお迎えに参りました。」 そう言って海斗の手の甲に接吻した男は、美しい翠の瞳で彼女を見た。「そう・・カイト王女が漸く到着されたのね。ジェフリーは、何処に居るの?」「それが・・」 王宮でエセルが海斗達の到着を待っている頃、ジェフリーはナイジェル達と狩りを楽しんでいた。「おいおい、本当に見合いに行かなくていいのか?」「あぁ。相手はまだ到着していないようだし、相手が到着するまでゆっくりしておくさ。」 ジェフリーがそう言ってジンを飲んでいると、森の奥から女達の悲鳴が聞こえた。「行くぞ、ナイジェル!」「あぁ!」「本当にこの道で合っているのですか?」「はい。この森を抜ければ・・貴様ら、何者だ!」 ビセンテはそう叫ぶと、腰に帯びている長剣を抜き、突然自分達の前に現れたならず者達を睨みつけた。 彼らは全身から悪臭を放ち、欲望に満ちた目で海斗達を見た。「へへ、可愛い娘っ子が沢山居る。」「こりゃぁ、大漁だぜ!」 彼らの会話を聞いた海斗がそっと護身用に短剣を抜こうとしたが、ビセンテに止められた。「カイト様、早くここからお逃げ下さい!」「でも・・」「ここはわたしにお任せして、どうかお逃げ下さい!」 海斗は侍女達を連れ森を抜けようとしたが、男達の仲間が彼女達の前に現れた。「へへ、捕まえたぜぇ!」「誰か助けて・・」「ここには俺達以外誰も居ねぇよ!」「それはどうかな?」 ならず者達の前に現れたのは、金髪碧眼の美男子だった。「何だてめぇ、俺達の邪魔をするんじゃねぇ!」「そうはいかないな!」 ならず者達を一人で蹴散らした男は、蒼い瞳で海斗を見た。「あなたは・・」「お初にお目にかかります、カイト様。俺はアメイス帝国皇太子・ジェフリーと申します。」(この方が、俺の夫になる方・・)「初めまして、エルネ―ト王国王女・カイトと申します。」「肖像画よりも、お美しい。」「カイト様、ご無事でしたか!?」「ビセンテ様・・」 ビセンテが海斗達の元へと向かうと、そこには不倶戴天の敵の姿があった。「皇太子様、こちらにいらっしゃったのですか?てっきり娼館でしけ込んでいらっしゃったのかと・・」「ビセンテ、カイト様の護衛、ご苦労。さぁカイト様、俺が王宮へお連れしましょう。」 ジェフリーはそう言って海斗の肩を抱くと、彼女を自分の愛馬に乗せた。「陛下、落ち着いて下さい。」「お黙り!」 ジェフリーが海斗との見合いをすっぽかした事を知ったエセルが怒り狂っていると、そこへ何処か慌てふためいた表情を浮かべたウォルシンガムがやって来た。「どうしたの?」「陛下、皇太子様が・・」「麗しい母上、このような格好で申し訳ありません。」「ジェフリー、その格好は何?」 全身泥だらけのジェフリーを見たエセルがそう彼に尋ねると、ジェフリーはこう答えた。「未来の花嫁の命を救ったのですよ。」「早く身支度を済ませなさい!」にほんブログ村二次小説ランキング
2024年10月23日
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「FLESH&BLOOD」の二次小説です。作者様・出版社様とは一切関係ありません。歴史上の人物をモデルにした二次小説ですが、若干脚色された設定があります実在の人物・団体とは一切関係ありません。海斗が両性具有設定です、苦手な方はご注意ください。 その日、海斗は王家の“娘”として生を享けた。 だがその身体は、男女両方の性を持っていた。「可愛い子だ。」「ですがあなた、この子の髪色を見て下さいな。」「美しい、炎のような赤毛だ。」 国王・フレデリクはそう言うと、海斗の美しい赤毛を撫でた。 海斗は、何不自由なく、王女として愛情深く育てられた。 しかし―「何ですって、カイトが・・」「はい・・恐らく、手術をしても痕が残るかと・・」「あぁ、何という事なの!」 首に瘰癧が見つかり、海斗は医師によって切除手術を受けたが、醜い手術痕が残った。 それを海斗は、炎のように赤く、絹のような美しい髪で隠した。「お姉様、お姉様ったら!」「ごめん、聞いていなかった。」「もう、お姉様ったら、さっきボート遊びをしましょうと言ったじゃないの!」 そう言いながら餌を溜め込んだリスのように頬を膨らませているのは、海斗の三歳違いの妹・ルイ―セだった。 ルイ―セと海斗は大変仲が良く、いつも一緒に居た。「ねぇルイ―セ、もし俺が結婚したらどうする?」「結婚しても、わたし達の仲は変わらないわ!」「そうだね。」 この時、海斗には何件かの縁談が来ていた。 しかし―「“赤毛が気に喰わないから、お断りさせて頂く”ですって!そんな方、こっちから願い下げだわ!」「ヘレナ、落ち着け。」「これが落ち着いてなどいられますか!」 激昂したヘレナは、そう叫ぶと刺繍鋏を力任せにテーブルの上に叩きつけた。「一体何をそんなに興奮しているのです?」「お義母様・・」「その様子だと、またカイトの縁談が白紙に戻ったのね?」「申し訳ありません・・」「カイトには、きっと良い縁が結ばれるわ。」 海斗達の祖母・マリヤは、そう言うとヘレナの肩を優しく叩いた。「ジェフリー様、もうお帰りになってしまうの?」「済まないな、レディ達。」 同じ頃、アメイス帝国皇太子・ジェフリーは、今日も女達と遊んでいた。「ジェフリー様、またこんな所に居らしたのですか!」「アーサー、わざわざ娼館まで夜中に監視に来るとは、ご苦労なこった。」「女王陛下が、あなた様を呼んでおられます。」「わかった。」 実母である女王・エセルとジェフリーは折り合いが悪かった。 ジェフリーは厳格な母親を嫌い、毎晩宮廷を抜け出しては、娼館で女達と戯れていた。 金髪碧眼で美男子であるジェフリーの心を射止めるのが誰なのか―社交界の令嬢や貴婦人達は、密かにそんな賭けをしては楽しんでいた。「陛下、こんな時間に一体、俺に何のご用ですか?お説教はもう聞き飽きましたよ。」「あなたに、縁談があります。」「言ったでしょう、俺は誰とも結婚しないと・・」「相手は、エルネ―ト王国の、カイト王女です。」 エセルに一方的に見合い相手の肖像画を見せられたジェフリーは、暫くその場から動けなくなった。「え、俺に縁談?」「アメイス帝国の、ジェフリー様ですよ。肖像画をご覧になられますか?」(綺麗な人・・でも、この人も俺の身体の事を知ったら離れていく・・)「カイト様、神様がきっとカイト様を守ってくださいますわ。」「そうだね・・」 刻々と、運命の日が、静かに訪れようとしていた。「ジェフリー、どうしたの?」「陛下・・いいえ、母上、俺はこの方を妻に迎えます。」にほんブログ村二次小説ランキング
2024年10月23日
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考古学者の父を亡くしたアンは、ロンドンの地下鉄で謎の事件に遭遇、その謎を解くために単身南アフリカへ!冒険家のヒロインが主人公という、冒険ミステリーなクリスティー作品は斬新そのものでした。アンの行動力と凛とした性格に好感が持てました。
2024年10月23日
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通り魔事件の犯人が最後まで自己中でした。被害者が苦しみ、トラウマから立ち直る姿がよかったです。この人の作品は、スッキリとした終わり方ではないのですが、読んでよかったと思う作品でした。
2024年10月22日
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映画のCS放送チャンネルで放送されていて途中から観ましたが、ど迫力過ぎて面白かったです。時代背景が20世紀初頭(1920年代)の英国統治下のインドで、勧善懲悪なので、アクションや爆破シーンに興奮しながら観ました。
2024年10月20日
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箱根駅伝を巡る様々な人間ドラマ。これぞスポ根小説だ!と、本を閉じた後に思いました。
2024年10月20日
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素材はNEO HIMEISM 様からお借りしております。「天上の愛地上の恋」の二次創作です。作者様・出版社様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。アルフレートが、ゴンザレスが経営する学校で教師として働き始めてから、一月が経った。「ルドルフ、もう起きたのか?アルフレートはどうした?」 ヨハンはルドルフが台所で悪戦苦闘している姿を見て一瞬目を丸くしたが、いつも影のように彼に付き添っているアルフレートの姿が無い事に気づいた。「アルフレートなら、まだ部屋で寝ている。昨夜は遅くまで教材を作っていたらしい。」「そうか。」「さてと、上手く出来たかな・・」 ルドルフは、そう言うと皿に目玉焼きを載せ、アルフレートの寝室へと向かった。「アルフレート、わたしだ。起きているか?」「ん・・」ノックの音と共に、ルドルフがアルフレートの寝室に入ると、部屋の主はまだ夢の中だった。「おはようございます。」「昨夜は夜遅くまで、仕事をしていたな?」「はい・・」「仕事に熱心なのはいいが、余りやり過ぎるのは良くないぞ。」「はい、わかりました。ルドルフ様、この目玉焼きは、あなた様が作ったのですか?」「あぁ・・初めて作ったから、自信がない。」「頂きます。」 アルフレートは食前の祈りを捧げると、ルドルフが作った目玉焼きを食べた。「美味しいです。」「そうか、良かった。」 ルドルフはそう言った後、安堵の笑みを浮かべた。 ヨハンは、農作業の後に町へ行きたいと言い出したルドルフの顔を驚愕の表情を浮かべながら見ていた。 それもその筈、南米で暮らし始めてから、ルドルフは今まで一度も遠出した事がなかった。 それが、急に町へ行きたいとは、どういう事なのだろう。「どうした大公、そんなに驚いて?」「いや、お前が遠出するなんて珍しいと思って・・」「料理の本を探しに行こうと思ってな。」「料理の本?」 この村には小さな商店があるが、品揃えは余り多くないし、取り扱っているものは日用品ばかりだ。 汽車で三駅くらい行った町には、この村よりも大きな商店やカフェ、そして書店がある。「丁度、俺も町に用事があるから、連れて行ってやる。」「ありがとう、大公。」 農作業の後、ヨハンと共にルドルフは、初めて町へと向かった。「ウィーンよりは大きくないが、今居る村よりは大きいな。」「じゃ、ここから先は別行動だ。俺はカルロスの事務所に行って来る。書店の場所はわかるな?」「あぁ。」「じゃぁ、正午にここのカフェで落ち合おう。」「わかった。」 駅舎の前でヨハンと別れたルドルフは、町の書店へと向かった。 ルドルフはそこで、経営学と料理の本、そして今流行りの小説を何冊か買った。 それまで、普通の“買い物”をした事がなかったので、レジで代金を払う時、ルドルフは少し緊張してしまった。 正午になり、ヨハンは先にカフェに入ると、ルドルフが両手に本が入った袋を掲げながら自分の元へとやって来るのを見た。「凄い量だな。一体何冊買ったんだ?」「さぁな。それよりも大公、カルロスと何を話した?」「別に。それよりもルドルフ、料理の本以外に何を買ったんだ?」「経営学と、小説、児童書かな。」「児童書?」「スペイン語の学習に良いと思ってな。何か頼もう。」「どうぞ、ごゆっくり。」 そう言ってヨハンとルドルフに料理を運んで来たカフェの給仕女は、ルドルフにウィンクをしてから厨房へと消えていった。「あの女、お前に気があるな。」「そうか。」「お前、最近どうしちまったんだ?昔のお前なら、ああいう女の誘いに乗った筈だぜ?」「アルフレートは、わたしが浮気すると怒って拗ねてしまうから、しない。」「はぁっ!?」 ヨハンはプレイボーイであったルドルフから信じられない言葉を聞いて、思わず声が裏返ってしまった。「まぁ、人は変わるものだなぁ。さてと、暗くなる前に帰るぞ。」「わかった。」 カフェから出た二人は、汽車で村へと戻った。「ただいま。」「お帰りなさいませ。」 アルフレートは、ルドルフが両手に本が入った袋を掲げている姿を見て、渋面を浮かべた。「また、無駄遣いをされたのですか?」「いいだろう。」「よくありません。後で領収書を見せて下さい。」「わ、わかった・・」 そんな二人のやり取りを彼らの傍らで見ながら、ルドルフは一生アルフレートの尻に敷かれるだろうなとヨハンは思った。「どうしたのジャンナ、溜息なんて吐いて。」「いや、あのルドルフが、今や完全にアルフレートの尻に敷かれていると思ってな・・」「何よ、そんなの今に始まった事じゃないでしょう?」「ま、まぁそうだが・・」「あの二人の事は、二人だけに任せておけばいいのよ。」「そうか・・」 やがて季節は秋から冬へと移り変わっていった。 南米の寒さは、ウィーンの厳しい寒さとは比べ物にならない程マシなものだったが、意識を回復するまで長年寝たきりの生活を送っていたルドルフの身には少し堪えたらしく、彼は町へ遠出した後風邪をひいて寝込んでしまった。「ルドルフ様、どうぞ。」「これは?」「お粥です。マリさんのお母様に作り方を教えて頂きました。日本の方は、病気の時にお粥を食べて滋養をつけるそうです。」「そうか・・」「今日は大人しく寝て下さいね。」にほんブログ村二次小説ランキング
2024年10月19日
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今日の夕飯は、母が近所のスーパーで買ってきてくれた、どん兵衛の天ぷらそばでした。母が博多うどんを食べていましたが、わたしも味見しました。おあげも麺もだしも全て美味しかったです。天ぷらそばは、天ぷらと蕎麦は美味しかったのですが、おつゆが濃くて無理でした。長年関西の薄味に慣れているので、醤油の濃い味付けが苦手なのです。
2024年10月19日
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復讐を決意した父子。その結末は爽快なものでした。
2024年10月19日
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シャリシャリとした食感がいいし、食べ応えがあって好きです。いちご・レモン・ソーダ味の三種類の味がありますが、わたしはソーダ味のグミが好きです。
2024年10月18日
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庶民の人から見た明治維新。様々な人から語られる、特に彰義隊や新選組目線の話は面白かったです。
2024年10月18日
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第二次世界大戦下の英国。親代わりの祖母を失い、祖母の弁護士からすすめられ、学童疎開に参加することになった、ウィリアム、エドマンド、アンナの三兄妹。疎開先での厳しい日々を救ってくれたのは、村の図書館と、司書ミュラーさんとの出会いだった。日本でも学童疎開がありましたが、疎開先での厳しい生活、いじめ、ひもじさは、万国共通だったようですね。ラストは、読んでホロリとさせられました。
2024年10月17日
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このシリーズ、ビビンバも海鮮あんかけ丼も美味しかったので、この親子丼も試しに食べてみたら、むちゃくちゃ美味しかったです。公式HPを見たら色々な味があるので、機会があれば他の味も食べてみたいです。
2024年10月15日
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表紙は、湯弐様からお借りしました。「刀剣乱舞」二次小説です。制作会社とは一切関係ありません。二次創作・BLが苦手な方はご注意ください。清光が女体化しています、苦手な方はご注意ください。「清光、早く起きなさい。」「解ったよ。」 その日、朝早くから母親に叩き起こされた清光(きよみつ)は、姉・桜子(さくらこ)の見合いに同席する為使用人達に手伝って貰いながら身支度を済ませた。姉の見合いであるというのに、何故妹の自分が同席しなければならないのか、清光は訳が解らなかったが、今日は姉の見合い相手の弟も来ているというので、姉のついでに清光も見合いをさせるという母親の魂胆が次第に解って来た。「ねぇ、姉様の見合い相手はどんな方なの?」「確か、髭切様(ひげきりさま)と申される方ですわ。弟君様は膝丸様(ひざまるさま)と申されるとか。噂によればお二人とも美男子でいらっしゃるとか。」「ふぅん、そう。」艶やかな黒髪を侍女に優しく梳いて貰いながら、清光は鏡を見つめて溜息を吐いた。(姉様の見合い相手は今を時めく皇太子様か・・何だか羨ましいなぁ。) 姉・桜子は自由奔放な自分とは対照的な、物静かで礼儀正しい娘である。そんな桜子が皇太子の妃になるのは当然だ。「清光、もう準備は出来ていて?」「はい、姉様。」 部屋のドアがノックと共に開き、薄紅色のドレスを着た姉の桜子が部屋に入って来た。「まぁそのドレス、素敵ね。貴方の黒髪が映えて見えるわ。」「有難う、姉様。」「さあ行きましょう、お二人をこれ以上待たせてはいけないわ。」「ええ。」 清光と桜子がそれぞれの見合い相手が待つ部屋に入ると、そこには白い軍服姿の皇太子・髭切と、漆黒の軍服に身を包んだその弟・膝丸の姿があった。 侍女の話は嘘ではなかった。髭切は金髪金眼で、女と見紛うかのような美しい顔をしている。膝丸は兄と同じ金の瞳をしているが、髪はこの国には珍しい薄緑色をしている。その容貌は兄とは対照的で、男らしい凛々しい顔立ちをしていて、二人を花にたとえるのならば髭切は清純な白百合で、膝丸は紅い薔薇といったようだろうか。「二人とも、皇太子様と膝丸様にご挨拶なさい。」 暫く二人に見惚れていた清光は、母親からそう言われて我に返り、優雅に腰を折り彼らに挨拶した。「お初にお目に掛かります、皇太子様、膝丸様。清光と申します。」「桜子と申します。」清光と桜子が髭切と膝丸に向かって頭を下げると、一瞬清光は髭切の自分を見つめる金の瞳が少し揺らいだように見えた。「兄者?」兄の異変を感じ取った膝丸が隣に立っている兄の方を見ると、彼は見合い相手の桜子ではなくその妹の手を取り、その手の甲に跪(ひざまず)いて接吻していた。「清光、僕の后となってくれ。君以外に、僕の妻は考えられない。」「え・・」 突然の出来事に、清光は絶句した。 彼女が姉の方を見ると、姉は怒りと驚愕で綯(な)い交ぜになった表情を浮かべていた。 髭切との出逢いが、今後の自分の運命を大きく変える事など、まだ清光は知る由もなかった。にほんブログ村二次小説ランキング
2024年10月15日
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以前から気になっていた、ダイソーのぬいぐるみペンケース。近所のダイソーにあったので、買っちゃいました。クマと犬の二種類ありましたが、犬のほうが可愛いので買っちゃいました。大切に使おうと思います。とりあえず、シャーペン25本と替芯ケース3個、付箋3個、消しゴム1個を入れました。あくまでサブの筆箱なので、メインのものとローテーションで使おうと思います。追記(11.27)あまりにもシャーペンを詰めすぎて使いにくくなり、かつ壊れそうだったので、ダイソーで同じ物を買ってきました。名前もつけました。上に映っているのはスター、下に映っているのはミルキーです。シャーペンを詰めすぎてしまったら壊れそうなので、それぞれシャーペン14本、消しゴム1個、付箋4個、替芯2·3個を入れました。二匹とも大切に使います。実は、こういった可愛い筆箱を10代の頃から使いたかったのですが、「自分には合わない」と勝手に決めつけ、更に周りの視線を気にする自意識過剰なところがあったので、無難なデザインのものしか使ってきませんでした。しかし、他人に迷惑を掛けないし、他人の視線を気にする必要がないなと最近になって漸く気づいたので、可愛い筆箱やノート、下敷きなどを使って創作意欲を上げていきたいと思います。追記※2025.8.13ミルキーとスターに新しい家族ができました。ルナです。ミルキーとスターと共に大切に使おうと思います。
2024年10月14日
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味噌味のほうがすきですが、豚骨醤油味もありかなと思うほど、美味しかったです。近所のスーパーで、安売りしていたので買いました。この微妙な甘っじょぱさがくせになりますね。夕食は、母が近所のスーパーで買ってきてくれたすき焼き重。焼き豆腐も美味しかったし、温玉をすき焼きをからめて食べたら美味しかったです。
2024年10月14日
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表紙は、装丁カフェ様からお借りしました。「天上の愛 地上の恋」二次小説です。作者様・出版社様とは一切関係ありません。両性具有·男性妊娠設定あり、苦手な方はご注意ください。二次創作・オメガバースが苦手な方はご注意ください。「もう、今年も終わるのか・・」「早いものだな。」 ルドルフとヨハンは、そう言いながら、ルドルフの執務室で窓の外を見ると、外では静かに雪が舞っていた。「ルドルフ、お前、本気でアルフレートを妻にする気なのか!?」「くどい、大公。これはわたしが決めた事だ。誰にも邪魔はさせない。」「ルドルフ・・」「皇太子様、皇帝陛下がお呼びです。」「わかった、すぐに行くと、陛下にお伝えしろ。」 ルドルフはそう言うと、執務室を出てフランツ=カール=ヨーゼフの執務室へと向かった。「皇帝陛下、皇太子様がいらっしゃいました。」「わかった、お前達は隣の部屋で控えているように。」「は、はい・・」 フランツは、執務机の上に置かれている一冊の雑誌を見ると、溜息を吐いた。「お呼びでしょうか、陛下。」「座りなさい、ルドルフ。今日お前をこうしてここへ呼んだのは、この雑誌に書かれている事について、お前に聞きたい事があるからだ。」「聞きたい事、ですか?」「お前が、ウィーン市内の屋敷に女を囲っているという事が、この記事に書かれている。この記事の内容は事実なのか!?」「陛下・・いいえ父上、あなたともあろう方が、このような低俗なゴシップを鵜呑みされるなど・・」「質問に答えろ。」「今更わたしの女性関係など、聞いても仕方ないでしょう?」「ルドルフ、余り羽目を外すなよ。」「わかりました、では父上、わたしはこれで失礼してもよろしいでしょうか?」「あぁ、構わない・・」 久し振りにルドルフと顔を合わせたというのに、フランツはどっと疲れた様な気がした。「陛下、そのようなお顔をなさって、どうされましたか?」「ルドルフは・・あれには、番が居るのか?」「それは、わたしにはわかりかねます。皇太子様には、良いお相手を見つけられた方がよろしいでしょうな。」「そうか・・」 ルドルフに番が居る事など知らず、フランツはいつも通りの生活を送っていた。 やがてルドルフに対する低俗なゴシップは人々の間から忘れられ、ルドルフ達は新年を迎えた。「アルフレート、今年も宜しくね!」「はい、こちらこそ宜しくお願い致します、ヴァレリー様、フラン様。」「わたし達、今からお母様とハンガリーへ行くのよ、アルフレートも一緒に来ない事?」「わたしは遠慮致します。」「え~、どうしてぇ~!」「新年はミサがあって色々と忙しいんだから、余りアルフレートを困らせちゃ駄目だよ、ヴァレリー。」「わかったわ、フラン。アルフレート、またね!」(お二人共、お元気そうでよかった・・) 降誕祭の後、ヴァレリーが熱を出した事をフランから聞いていたアルフレートは、彼女の元気そうな姿を見て安心した。「アルフレート。」「マイヤー司祭様。」アルフレートが背後を振り向くと、そこには何処か心配そうな顔をしたマイヤー司祭の姿があった。「もう体調の方は大丈夫なのかい?」「はい・・」「こんな所で言うのも何だと思うんだが・・避妊薬は、ちゃんと飲んでいるのかい?」「はい・・」 Ωで両性であるアルフレートは、“もしも”の時に備えて、避妊薬を飲んでいた。「これから色々と忙しくなるから、体調管理には気をつけないとね。今年は、ルドルフ様が成人を迎えられる事だし・・」「そう、ですか・・」 今更、何を驚いているんだろう。 ルドルフは、自分が知っている、出会ったばかりの“無垢”な少年ではないのだ。(あの方といられるのは、あとどの位なのだろう・・) ルドルフは、この帝国を担う義務と責任がある。 彼もやがて結婚し、自分の手を離す日が来る。 その日まで、彼と共にいよう。 新年を迎えてから、アルフレートはルドルフと一度も会っていなかった。 互いに仕事で忙しく、擦れ違う日々が多かった為、アルフレートはルドルフと会えない事を寂しいとは思わなかった。 だが、ルドルフの方は違ったらしい。「ルドルフ、どうした、少し顔色が悪いようだが・・」「いえ、何でもありません、父上。」「そうか・・」「最近お前は働き過ぎだ、少し休め。」「はい・・」 ルドルフはスイス宮にある私室へと戻ると、深い溜息を吐いて長椅子に横たわった。「ルドルフ、どうしたんだ?溜息なんか吐いて?」「アルフレートに、会いたい・・」「そんな事で溜息を吐くな。」「アルフレートを抱きたい・・」「週末に会えるんだから、我慢しろ。」「会いたい、会いたい・・」 ルドルフはブツブツとそんな事を呟きながら、アルフレートの事を只管想っていた。「アルフレート、はい、これ!」 朝のミサを終えたアルフレートは、マリア=ヴァレリーから美しく放送された箱を手渡され、驚きで目を丸くした。「これは、何ですか?」「チョコレートよ、今日はバレンタインでしょう!」「あぁ、そうでしたか・・」 最近忙し過ぎて、もうそんな事まで忘れてしまったらしい。「ありがとうございます。」「さっきお兄様とお会いしたけれど、とてもお寂しそうだったわ。それに、何だかお疲れのご様子だったから、お兄様に何かあったのかしら?」「ヴァレリー、僕にチョコは?」「なぁにフラン、ちゃんとあなたの分もあるわよ、じゃあね、アルフレート!」 ヴァレリーの言葉が気になったアルフレートは、久し振りにスイス宮へと向かう事にした。「ルドルフ様、いらっしゃいますか?」「あぁ、入れ・・」 扉越しに聞こえたルドルフの声には、覇気が感じられなかった。「失礼致します。」 背中に慌ててチョコレート専門店で買ったチョコレートを隠しながらアルフレートがルドルフの執務室に入ると、彼は執務机の上に突っ伏したまま動かなかった。「ルドルフ様?「アルフレート・・」「あなた様の為にチョコレートを買って来ました。お口に合うといいのですが・・」「・・欲しい。」「え?」「チョコレートより、お前が欲しいっ!」 ルドルフはそう叫ぶと、アルフレートに抱きついた。「ルドルフ様!?」「お前が・・欲しい・・」 ルドルフは、アルフレートに抱きついたまま気絶してしまった。「ルドルフ様、しっかりなさって下さい!」にほんブログ村二次小説ランキング
2024年10月13日
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未発表だった中編小説。短いけれど読み応えがありました。
2024年10月12日
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安定した、旅情ミステリーでした。
2024年10月11日
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表紙は、湯弐様からお借りしました。「天上の愛 地上の恋」二次創作小説です。作者・出版社様とは一切関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方はご覧にならないでください。懐かしい夢を見た。―ルドルフ様。いつものように、スイス宮にある天蓋の中で、アルフレートと抱き合っている夢だった。(アルフレート・・)ルドルフの夢の中で、アルフレートはいつも微笑っていた。夢が、覚めなければいいのに―そんな事を思っていても、非情にも朝がやって来た。「ルドルフ様、起きて下さい。」誰かが、ベッドで微睡んでいるルドルフを揺り起こし、ルドルフが低く呻きながら目を開けると、そこには恋人と同じ顔をした、同じ名をした“彼”が居た。「ん・・おはよう、アルフレート。」ルドルフがそう言って“彼”―もう一人のアルフレートにキスをすると、彼は冷めた目をしてルドルフが包まっていたシーツを乱暴に剥ぎ取った。「もう朝食は出来ていますから、早く食べて下さい。」「わかった。」もう一人のアルフレート―正確に言えばアルフレートの曾孫は、曾祖父とは全く正反対の性格だった。医師として忙しく働く彼は、料理を手早く済ませ、他の家事も効率よくこなしているが、ルドルフにも家事をするよううるさく言って来るのだ。“柄物の服と無地の服を一緒に洗うな!”と、彼は時折そんな些細な事で小一時間もルドルフに怒鳴って来るので、ルドルフはすっかり気落ちしてしまい、洗濯をするのが怖くなってしまった。「どうぞ。」「ありがとう・・」アルフレートがルドルフの前に置いたのは、皿に載せられていたクロックムッシュとベーグルサンドだった。「これだけか?」「文句を言うのなら、食べなくてもいいですよ。」「わかった・・」はじめはルドルフに遠慮していたアルフレートだったが、彼と同居生活を始めてから一月が過ぎると、段々ルドルフに対して強気な態度を取るようになって来た。「では、行って来ます。」「ああ・・」「戸締りはちゃんとして下さいね。あと、火の扱いには気をつけること。」「わかった。」「帰ったら家に連絡しますからね。」くどくどとルドルフに小言を言った後、アルフレートは漸くアパートの部屋から出て、地下鉄で職場へと向かった。(さて、どうするか・・)一人になったルドルフは、テレビをつけてドラマやスポーツなどのチャンネルを色々と観ていたが、すぐに飽きてしまった。何か本でも読んで暇を潰そうとアルフレートの曾祖父の部屋へと向かったルドルフは、机の上に置かれてある一冊の本を手に取った。『ルドルフ様、もし生まれ変わる事が出来るのならば、もう一度あなた様を・・』日記帳と思しきその本の最初のページには、涙で滲んだページがあった。(これは、まさか・・)その本を読んでいる内に、ルドルフの脳裏にある光景がよみがえって来た。あれは、まだルドルフがアルフレートと恋人同士であった頃の事だった。「どうした、アルフレート?」久し振りに自宅でアルフレートと甘い時間を過ごした後、ルドルフはアルフレートが少し落ち込んでいる事に気づいた。「いえ・・」その時は詳しくアルフレートは話さなかったが、数日後、彼はルドルフに救護院で孤児の少女を看取った事を話してくれた。「わたしには、死んだら何も遺せるものがないな、と思ってしまって・・」「そんな事を嘆くよりも、お前が生きた証をこれから作ればいい。」「はい・・」ルドルフはその年のクリスマスに、一冊の日記帳をアルフレートにプレゼントした。その日記帳には、美しい蒼の装丁が施されていた。「ありがとうございます、大切に致します。」その日記帳は、時を越えて自分の手の中にある―ルドルフは、そっと日記帳のページを捲り、静かにアルフレートが生きた証を読み始めた。日記は、“マイヤーリンク事件”の直後に始まり、その数日後の日記には、こう書かれていた。『わたしはいつも、自分の心に嘘を吐いている。』(一体、どういう事だ?これは・・)ルドルフがそんな事を思いながらアルフレートの日記帳を閉じようとした時、一枚の写真が床に落ちた。それは、昔―アルフレートが自分の元から去る前に、ウィーンの写真館で撮ったものだった。写真の中のアルフレートは、何処か嬉しそうでいて、それでいて照れているかのような笑みを浮かべていた。ルドルフが涙を流しながら写真の中のアルフレートを撫でていると、リビングの方からけたたましい物音が聞こえ、彼は日記帳を机の上に置き、部屋から出た。(賊か?)キッチンで切れ味が鋭そうな肉切り包丁を掴んでリビングの方へと向かったルドルフは、見知らぬ男がソファに座って寛いでいる姿を見て、間髪入れずに彼の首筋に肉切り包丁の切っ先を突きつけた。『何者だ?』「ひ、ひぃぃっ!」『さっさと答えろ、さもなければお前を殺す。』「ルドルフ様、何をなさっているんですか!?」ドアが開け放たれ、食料品が入った袋を抱えたアルフレートがルドルフと男の間に割って入った。「こいつは何者だ、アルフレート?」「この人は、わたしの遠縁の従兄の、ユリウスです。ユリウス、こちらは訳有ってここで世話になっているわたしの同居人の、ルドルフ様です。」「は、はじめまして・・」ルドルフは何処か不快そうに鼻を鳴らすと、男―アルフレートの遠縁の従兄・ユリウスを睨みつけ、彼に突きつけていた肉切り包丁を下ろした。「ユリウス、どうしてここへ来たの?」「いやぁ、実は色々とあってね・・」ユリウスはそう言うと、頭をボリボリと掻いた。「今日はパスタにするから、手伝ってくれないか、ユリウス?」「わたしも手伝う。」「あなたは座っていて下さい、ルドルフ様。」「何故だ?わたしだって・・」「そう言って、キッチンの壁をホワイトソースまみれにしたのは誰でしたっけねぇ?」アルフレートはそう言ってニコニコと笑ったが、目は全く笑っていなかった。 こんな所は、何故か彼の曾祖父とよく似ているような気がする、とルドルフは思ったのだった。「実は、仕事をクビになったんだ。」「クビになった?一体どうして・・」「実は・・」食後のコーヒーを飲みながら、ユリウスは仕事をクビになった経緯をポツリポツリと話し始めた。故郷の町で警官をしていた彼は、家庭内暴力の通報を受けて駆け付けた民家の軒先で、ナイフを振り回して暴れている少年に威嚇射撃しようとしたが、誤って彼に発砲し、死なせてしまったのだった。にほんブログ村二次小説ランキング
2024年10月11日
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いやあ、華と葉月が両親と決別するシーンにスカッとしました!
2024年10月10日
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和風恋愛ファンタジー。優秀な双子の姉·葉月と比較されて虐げられてきた華。ウジウジする自己肯定感低いヒロインなのかなと思ったら、現実主義者でサバサバした性格の彼女に好感を持てました。何やら訳ありな当主·朔と彼の弟·望との関係も気になります。
2024年10月10日
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これは、最後まで読まないと衝撃が伝わらない作品です。是非残酷描写が苦手でない人は、読んでください、
2024年10月10日
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素材は、湯弐様:ID 3989101からお借りしました。「天上の愛 地上の恋」二次小説です。作者様・出版社様とは一切関係ありません。二次創作・BLが苦手な方はご注意ください。性描写が含まれます、苦手な方はご注意ください。「ルドルフ様・・」「お前と初めて会った時から、こうしたかった。」ルドルフはそう言うと、欲望の炎を宿した蒼い瞳でアルフレートを見た。「あの、それは・・」「お前を抱きたい、嫌か?」「わ、わたしは・・」ルドルフに見つめられて怖い筈なのに、何故かアルフレートの胸は高鳴っていた。(どうして、こんな・・)「ルドルフ様、わたしは・・」「嫌なら、お前を抱かない。だから、今日の事は忘れろ。」「いいえ、わたしは・・」自分に背を向けようとするルドルフに、アルフレートは抱きついた。「抱いて下さい。」「いいのか?」「はい。」「わかった。」ルドルフはアルフレートの方へと振り向くと、再び彼の唇を塞いだ。ルドルフが唇と舌でアルフレートの上半身を愛撫すると、彼は甘い嬌声を上げながら、身を捩って自分から逃げようとした。「逃げるな。わたしに全てをみせろ。」「ルドルフ様・・」ルドルフがアルフレートの下肢に触れると、そこはズボンの布地越しでも欲望の熱が伝わって来た。ルドルフは躊躇せずにアルフレートのズボンを下着ごと剥ぎ取ると、彼のものを口に含んだ。「あ、そんな、汚い・・」「汚くなんてない。」ルドルフがアルフレートのものを舌で巧みに愛撫すると、彼の秘所から蜜が滴り落ちて来た。「あっ、あぁっ!」アルフレートは白い喉を仰け反らせながら、ルドルフの口の中で達した。「アルフレート、大丈夫か?」「は、はい・・」降り出した雨は、まだ止みそうになかった。「うわぁ、酷い雨。」ロミオはそう言いながら、図書館の窓に映る嵐を見た。「ルドルフ様とアルフレート、さっき遠乗りに出掛けたけれど、大丈夫かなぁ?」「二人が一緒なら、大丈夫だよ。」嵐の中、ルドルフとアルフレートは小屋の中で何度も激しく愛し合っていた。初めてルドルフのものを受け入れた時、アルフレートは余りの痛さに顔をしかめてしまったが、その後はルドルフによって何度も絶頂に達した。「無理をさせたな。」「いいえ・・」ルドルフはアルフレートの頬を優しく撫でた後、そっと彼の中から己のものを抜いた。「あっ・・」アルフレートの秘所から、蜜と白濁液がトロリと流れ出た。「雨が止むまで、ここにいよう。」「はい・・」(このまま、時が止まればいいのに・・)アルフレートはそんな事を思いながら、ルドルフの腕に抱かれながら眠った。一方、ハプスブルク=ロートリンゲン帝国の首都・ウィーンの中心部にあるホーフブルク宮殿内では、ルドルフの祖母・ゾフィー大公妃と、ルドルフの父であるハプスブルク=ロートリンゲン帝国皇帝フランツ=カール=ヨーゼフがフランツの執務室で対峙していた。「そろそろ、ルドルフの花嫁探しをしなければならないわね。」「母上、あの子はまだ16です。せめて学校を卒業するまで待っていただけませんか?」「何を悠長な事を言っているのです、フランツ。ルドルフはこの帝国の未来を担う者なのですよ。あの子がクリスマス休暇でこちらに戻ってくるまでに、あの子に相応しい花嫁候補を見つけなくてはね。」「母上、しかし・・」「フランツ、ハプスブルク家の事はわたくしに任せておけばいいのです。」ゾフィーは、フランツにそう言った後、彼の執務室から出て、決然とした足取りで歩き始めた。フランツの結婚は、あの自由奔放な嫁を選んだ事で失敗したが、ルドルフの結婚は必ず成功させなくてはならない。それがこの国の、国母として産まれ、皇太子の祖母としての自分の義務でもあり、責務でもあるのだ。にほんブログ村二次小説ランキング
2024年10月09日
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コンソメの味がしっかりして美味しかったです。ダイソーで買ったポテチ。厚切りで美味しかったです。
2024年10月08日
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読者の皆様に質問なんですが、皆さん、本の帯ってどうしていますか?わたしは以前は読み終わった後も取っておいたのですが、やはり読む時に邪魔になるので捨ててしまう事が多いです。でも、↓のような素敵なデザインの帯だと、どうしても取っておいてしまいますね。皆様は、如何ですか?左の本の帯は、素敵なので取っておく予定です。「アナと雪の女王 ひきさかれた姉妹」の帯は素敵なので取っておきます。以前、自分で買った本を他人に貸したら帯を勝手に捨てられた、という漫画がXに流れて来たので、わたしのような考え方をする人もいるし、帯は要らんという考えの人も居ますよね。人それぞれですよね。
2024年10月07日
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表紙は、湯弐様からお借りしました。「薄桜鬼」「天上の愛地上の恋」二次小説です。作者様・出版社様とは一切関係ありません。二次創作・BLが苦手な方は閲覧なさらないでください。後半性描写が含まれます、苦手な方はご注意ください。「え、わたしが土方さんの小姓、ですか?」 翌朝、アルフレートは副長室に呼ばれ、歳三から自分付きの小姓にすると言われ、驚きで目を丸くした。「お前をこのまま部屋に閉じ込めておく訳にはいかねぇからな。何だ、不満か?」「い、いえ・・」「ルドルフさんには、一応採用試験を受けて貰う事になりました。」「そうですか・・」「何もそんなに不安になる事はありませんよ、アルフレートさん。」「ルドルフ様は、負けず嫌いな所がありますから・・」 アルフレートがそう言った時、道場の方から歓声が上がった。「一体、何が・・」 アルフレート達が道場へと向かうと、そこには木刀を手にしたルドルフが、全身を防具で固めた数人の隊士達を倒している姿があった。「何だあいつ、袴姿なのに数人をものの数秒で倒したぞ!」「只者じゃねぇ・・」「化物だ・・」 長身のルドルフが仁王立ちをしている姿は、まるで鬼のように見えた。「ふぅん、中々やるじゃない。どう、僕と勝負しない?」「面白い。」 ルドルフは口元に不快な笑みを浮かべ、総司を見た。「言っておくけれど、手加減なんてしないからね!」「望むところだ!」 総司とルドルフは互いに一歩もひかずに、木刀で激しく打ち合っていた。「これで、終わりだ!」「まだまだぁっ!」 ルドルフがそう叫びながら、木刀を上段に構えると、その隙を突いて総司がルドルフの喉を突こうとした。 しかし、ルドルフは咄嗟に身体を捩って総司の攻撃を避けようとしたが、総司の木刀の切っ先がルドルフの額を切ってしまった。「ルドルフ様、大丈夫ですか!?」 アルフレートは慌てて懐から手拭いを取り出し、ルドルフの元へと駆け寄った。「大丈夫だ、アルフレート。ただのかすり傷だ。」「総司、今のはやり過ぎだろう!」「ごめんね、怪我はない?」「あぁ、大した事は無い。」 ルドルフはそう言うと、額の切れた傷に触れた。 そこには、傷は無かった。(どういう事だ?)「ルドルフ様?」「傷を山崎に診て貰え。」「はい。行きましょう、ルドルフ様。」「あぁ、わかった。」 アルフレートと共にルドルフが医務室に入ると、そこには新選組の監察方・山崎烝が居た。「あなたが、ルドルフ様ですね?副長から話は聞いております、どうぞ。」「あぁ、よろしく頼む。」 山崎がルドルフの額の傷を見たが、そこには何もなかった。「どうですか?」「大丈夫です、大した怪我はしていません。」「そうですか。」「診てくれてありがとう。」 ルドルフはそう言って医務室から出ようとしたが、急に激しい眩暈に襲われ、その場に蹲った。「ルドルフ様、しっかりして下さい!」「アルフレート・・」―・・まさか、そんな・・―やはり、ヴィッテルスバッハ家の血が・・ 熱にうなされ、寝込んでいるルドルフが居る寝室の扉越しに囁く、女官達の声。『やめて、お祖母様!』『これは、お前の為なのよ、ルドルフ。何故なら、お前は・・』「ルドルフ様?」「あ・・」 ルドルフが目を覚ますと、そこには心配そうに自分の手を握るアルフレートの姿があった。「わたしは・・」「さっき、倒れられて熱を出されたのですよ。」「そうか。」 ルドルフは布団から起き上がろうとしたが、再び眩暈に襲われた。「余り無理しないでください。最近忙し過ぎて休む暇がなかったのですから、ゆっくりお休みください。」「わかった。」 ルドルフはそう言うと、アルフレートを己の方へと抱き寄せた。「あの、ルドルフ様?」「独りで寝るのは寂しい、一緒に寝てくれ。」 ルドルフはアルフレートの唇を塞ぐと、彼の着物の袖口から手を入れ、指で彼の乳首を愛撫した。「いけません、こんな昼間に・・」「いいだろう?」 ルドルフがアルフレートの下肢へと手を伸ばすと、アルフレートは喘いだ。「アルフレート、愛している・・」「ルドルフ様・・」 ルドルフは、何処から持って来たのか、香油が入った小瓶を取り出し、それを指先に塗り込み、アルフレートの固く閉ざされた蕾に挿入した。「あっ、やだ・・」「嫌じゃないだろう?ほら、こんなにわたしの指を三本も締め付けて・・」 アルフレートの内壁を指で掻き回すようにルドルフが愛撫すると、アルフレートは突然脳髄が溶けてしまうかのような強い快感に襲われ、気絶した。「いいか?」「はい・・」絶頂に達した直後、アルフレートは己の中にルドルフが挿入って来て、甘い嬌声を上げ、ルドルフにしがみついた。「そんなに締め付けるな・・」「ルドルフ様・・」「動くぞ。」 ルドルフは、アルフレートの両足を高く掲げ、彼の奥を深く穿った。「あっ、あぁっ、奥、駄目っ、あ~!」 肉が激しく打ち合う音と、結合部から発するジュプジュプという水音が絶え間なく部屋に響いた。「はぁっ、は・・」「無理をさせたな。」 気怠く甘い空気が漂う中、熱に浮かされ惚けているアルフレートの黒髪を、ルドルフは優しく梳いた。「ルドルフ様、今日は一体どうされたのです?」「いや、昔の事を少し思い出していた。」「昔の事、ですか?」「あぁ。子供の頃の話だ。熱にうなされていた時、亡くなったお祖母様が夢に出て来た。」「ゾフィー大公妃様が?」「お祖母様が、夢でわたしに、“お前は化物なのだから、魂を浄化しなければならない”と言って、わたしを鞭打った。だが、お祖母様に鞭打たれた傷は、すぐに治った。道場で額に怪我をした時のように、傷口すら残さず、瞬く間に治っていった。お祖母様は、そんなわたしを見て、“お前は呪われている”と・・」「あなた様は、呪われてなどおりません。」にほんブログ村二次小説ランキング
2024年10月07日
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18年前くらいに、「ケータイ小説」というジャンルが流行り、その代表作として有名な作品でした。久しぶりに読みましたが、全然感動しなかったんです。なんか全体的に話を無理矢理作ってます感が否めない。購入しなくてよかったです。
2024年10月06日
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異世界転生モノですが、攻めのリュティガーが心も顔もイケメンすぎていい!カミルも可愛い!読んでよかったです!
2024年10月04日
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ウィーン版と宝塚版、東宝版のミュージカルは観たことがないのですが、小説を読んでいると何故か情景が頭の中にどんどん浮かんできました。
2024年10月04日
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資料や写真が沢山あり、エリザベートの生涯に迫った本。シュテファニーとルドルフとの結婚にエリザベートが難色を示していたのは知っていたけれど、マリー=ヴァレリーが二人の結婚に反対していたのを初めてこの本で知りました。まあ、母親の価値観に染まってしまったのかしらね。いくら政略結婚とはいえ、不幸な結婚をルドルフとシュテファニーはすべきではなかったんじゃないかと思ってしまいました。
2024年10月04日
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「天上の愛地上の恋」二次小説です。作者様・出版社様とは一切関係ありません。両性具有·男性妊娠設定あり、苦手な方はご注意ください。二次創作・BLが苦手な方はご注意ください。 そこには、二つの小さな点が写っていた。「そこに写っているのが、胎児だよ。いや、胎児達、かな。」「わたしは・・」「父親が誰か、なんて事は聞かないよ。産むかどうかは、お前が決めればいい。」「はい・・」 診察室から出たアルフレートは、溜息を吐きながら病院から出て、近くの公園のベンチに腰を下ろした。 そっと、彼はまだ目立たない下腹を撫でた。 ルドルフが自分の妊娠を知ったら、どんな反応をするのだろうか。 喜んでくれるのだろうか。(このまま、ルドルフ様のお傍に居たら・・) ルドルフはいずれ、ハプスブルク財閥を継ぐ者。 やがてその身分に相応しい相手と結婚しなくてはならない。 だから―「アルフレート、アルフレートは何処に居る!?」「ルドルフ様、一体何事ですか?」 いつも冷静沈着なルドルフが珍しく自分の元へ感情を露わにしてやって来たので、バーベンブルクは涼しい顔で彼を出迎えた。「アルフレートを何処へ隠した、言え!」「隠すなど人聞きが悪い。わたしは彼に妊娠を告げただけですよ。」「妊娠だと?」「これをご覧下さい。」「これは?」「アルフレートの、子宮の超音波写真ですよ。彼は双子を妊娠しておりますから、出産には危険が伴うかと。」 バーベンブルクからアルフレートの妊娠を告げられたルドルフは、酷く狼狽えた。「それは、確かなのか?」「ええ。言っておきますが、わたしはアルフレートをあなたから隠すような事は致しませんよ。恐らくアルフレートがあなたの前から消えたのは、あなたの為を思っての事でしょう。」「わたしの為、だと?」「あなたのお立場を慮って、アルフレートはあなたの前から姿を消したのでしょうね。」(巫山戯るな、またわたしを捨てるのか、アルフレート!) ルドルフは失踪したアルフレートを捜したが、彼の消息は中々摑めなかった。「ルドルフ様・・」「アルフレートは見つかったのか?」「は・・いいえ・・まだ・・」「そうか。」 部下が慌ててルドルフの部屋から出ると、彼と入れ違いにヨハン=サルヴァトールが部屋に入って来た。「アルフレートが、“また”消えたんだってな。もう、あいつの事は諦めろ、ルドルフ、あいつは・・」「アルフレートは、わたしの子を妊娠している。」 ルドルフはそう言うと、窓から視線を外した。「お前・・」「わたしは、アルフレートと結婚する。」「そんな事、許される筈がない!」「誰にも祝福されなくても、わたしはアルフレートの事を諦めない。」 そう言ったルドルフの瞳は、暗い光を湛えていた。 アルフレートがルドルフの元から去って、半月が経った。「アルフレート、お昼よ~!」「はい、今行きます!」 アルフレートは友人のテオドールと共に、ウィーンを離れドナウ川沿いの町に住んでいた。「もうすぐ産まれそうね?」「はい・・」 アルフレートは臨月を迎え、いつ産まれてもおかしくないから早く入院するようにと医師から言われたが、仕事が忙しくて中々入院できなかった。「それにしても、毎日よく雨が降るわねぇ。」 テオドールの妻・エミーは、そう言って溜息を吐いた。「道が混まない内に、早く病院に行かないと・・痛っ!」 アルフレートは急に下腹に鋭い痛みが遅い、その場に蹲った。「アルフレート、どうしたの!?」「お腹が・・もしかしたら、産まれるかも・・」「えっ!」「大丈夫です、立てますから・・」 アルフレートは顔を顰(しか)めながら起き上がろうとしたが、再び激痛に襲われ、呻いた。 それと同時に、下肢が濡れる感覚がした。「アルフレート、どうしたんだい!?」「破水したみたいなんだ・・」 土砂降りの雨の中、テオドールは産気づいたアルフレートを車で病院へと連れて行こうとしたが、濁流で道路が寸断され、立ち往生してしまった。「アルフレート、もうこれ以上は・・」「済まない、テオドール、わたしの所為で・・」「ここも危ないから、早く避難所に・・」 テオドールがそう言った時、上空にヘリコプターが飛んでいる姿が見えた。(あれは・・)「アルフレート、やっと見つけた。」 そう言いながらヘリコプターから降りて来たのは、ルドルフだった。「ルドルフ様、どうして・・」「話は後だ、病院へ行くぞ、乗れ。」「はい・・」 アルフレートは、ルドルフの手を握った。 ヘリコプターによって病院に搬送されたアルフレートは、ルドルフの立ち会いのもと、双子の男児を帝王切開で出産した。 夜の闇のような艶やかな黒髪と蒼い瞳を持った長男をリヒト、金褐色の髪と美しい翠の瞳を持った次男をジークフリートとルドルフは名付けた。「可愛いな。」「ルドルフ様、わたしは・・」「わたし達の今後の事は、また日を改めて話そう。今はゆっくり休め。」「はい・・」 アルフレートの病室から出たルドルフは、ヘリコプターでプラハからウィーンへと戻った。「ルドルフ、今まで何処に行っていた?」「プラハで、アルフレートの出産に立ち会っていました。」「アルフレートの出産だと!?お前は一体何を・・」「父上、お願いがあります・・」「ルドルフ?」「アルフレートが産んだのは、わたしの子です。どうか、アルフレートとの結婚をお許し下さい。」 ルドルフは、そう言ってフランツを見た。「許さん、お前はこの家の・・」「フランツ、ルドルフの話を聞いてあげて。」 そう言って部屋に入って来たのは、エリザベートだった。にほんブログ村二次小説ランキング
2024年10月04日
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一度文庫本を見かけたのですが、読む機会がなくて、漸くブックオフで購入できました。主役がシシィなので、彼女目線から見たルドルフ様が少し幼い印象を抱きました。ミッツィがサバサバしていて好きです。ゾフィーが怖かったかな。
2024年10月03日
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エリザベートの美容、ダイエット、旅行の全てが詳しく書かれた本でした。旅に明け暮れていても、髪や肌の手入れを欠かさず、ダイエットに励んでいたけれど、晩年は染みやシワ、そして抑鬱に悩んでいたエリザベート。姑との軋轢、一人息子の謎の情死ーなんだろう、中高生の頃に読んだ時はエリザベートに同情していましたが、何故か今はルドルフ目線でエリザベートを見ていると、彼女に共感も同情もできない。 ルドルフの死後に喪服を脱がずに彼の巻き毛を持ち歩くとか、もっと生前に彼と向き合っていればよかったのにと思ってしまいます。死んでからじゃ遅いんですよね。
2024年10月03日
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最後までメロドラマっぽさが抜けませんでしたね。小説としては楽しく読めましたけど。
2024年10月03日
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何だか、ハプスブルク版渡◯を読んでいるような気になりました(笑)
2024年10月03日
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16年ぶりに再読。1888年夏から、1889年4月までの、ルドルフ皇太子と同時代を生きた人々の群像劇。最後が、あのヒトラーの誕生でしめくくられているのがね…何だか切ないというか、暗澹な未来へと繋がっていくようなかたちで物語は終わります。もしルドルフ皇太子が生きていたら、今の世の中は変わっていたんだろうなと思いながら本を閉じました。
2024年10月03日
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