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箪笥の中に防虫剤を入れて着物を保管していたのに、虫に喰われていたり、金銀箔が剥げていたりした事ありませんか。防虫剤の特徴を知らずに使っていると、思わぬミステリアスな事が箪笥の中で起きているのですよ~。防虫剤をティッシュに包み、金銀箔の着物や帯のタトウシ紙の中に直接入れると、”箔にティッシュが張り付いたり””箔が錆びる”事があります。防虫剤は、タトウ紙の中に直接いれず、箪笥に着物を入れ、箪笥の下に置かず上に置くようにしてください。樟脳系統のものとナフタリン系統のものを同じ箪笥の中に入れると、効果が無くなり(別の効果が生まれ)、思いもかけぬトラブルが起きますので、くれぐれもご注意を!!困った時には、京都:自遊工房へご相談ください。
2006.08.07
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着物を美しく着る、とは、楽に着ること。 との信念から、肩肘張らない着物スタイルをお届けしていきたいと 思います。 さて、今日は ◆夏着物の代表選手・絽(ろ)◆ に登場してもらいましょう。 「絽」とは、涼しく着られるようにと”すだれ”様に 横に隙間を開けて織られた織物のことで、 着物にも帯にも使われます。 この隙間のことを「絽目」と言いいますが、 基本的には、横に絽目のあるものを「絽」と言います。 画像↓↓↓ (絽では代表的な若草色・水色・ねず色を集めてみました) http://item.rakuten.co.jp/jiyou/1a345/ http://item.rakuten.co.jp/jiyou/1a349/ http://item.rakuten.co.jp/jiyou/1a567/ http://item.rakuten.co.jp/jiyou/1a571/ しかし、最近では、レースを思わせる模様の”紋絽”や 縦に絽目を織り込んだ”縦絽”も織られています。 縦絽はこんなかんじ→ http://item.rakuten.co.jp/jiyou/1a597/ http://item.rakuten.co.jp/jiyou/1a600/ 素材としては、絹糸以外には、麻なども使われます。 お召しいただく季節は7月から9月上旬の盛夏に、 胴裏、八掛を付けずに単衣仕立で着ます。 夏の着物の織り方としては、他に”紗”羅”などがあり ますが、私はこの「絽」が大好きです。 入門編として、仕立て上がりのものをお試ししてみても いいと思います。 【正絹・仕立て上がり】 白地に”江戸町衆姿・粋柄 紋絽夏小紋 ・0e005 http://item.rakuten.co.jp/jiyou/0e005/ 今週の新着も、絽の名古屋帯をそろえてみました。 ◆ 夏本番! ◆ ◆ 仕立て上がりだから、今すぐ使えます! ◆ ◆ ~絽の帯でお持ちの着物を一層涼やかに~ ◆ ◆ 夏名古屋帯【5点】 ◆ 【正絹】縦絽 仕立上り 黒地に横柄夏名古屋帯・5a261http://item.rakuten.co.jp/jiyou/5a261/【正絹】縦絽 仕立上り 黒地に波重ね柳柄夏名古屋帯・5a262http://item.rakuten.co.jp/jiyou/5a262/【正絹】縦絽 仕立上り 淡い色合いの市松柄夏名古屋帯・5a263 http://item.rakuten.co.jp/jiyou/5a263/【正絹】縦絽 仕立上り 白地に群れ泳ぐ魚が涼しい夏名古屋帯・5a264http://item.rakuten.co.jp/jiyou/5a264/【正絹】波絽 仕立上り 白地に流水柄夏名古屋帯・5a265http://item.rakuten.co.jp/jiyou/5a265/
2006.08.02
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昨日より京都では、スッコーンと + 突き抜けたような晴天が続いております。 「梅雨明け」が四国まで足を伸ばしてきてるそうな。 明日くらい、我が家の戸をたたくかな。 しかし、今年の「恵みの雨」は同時に沢山の悲しみをつれて来て しまいました。天災…なのでしょうか。大災害が起こったところは、 人の手が加えられた場所ばかり。コンクリートでいくら塗り固めても 木の根と土とが織り成す、自然の時間の「壁」には到底まさりません。 私たちは、なにを焦って、こうまで自然に抗うのでしょうか。 と…思う今日この頃。 着物は、自然に育まれた、地球に優しいお召し物です。 自然のこと、衣食住の「衣」から考えてみるのもいいかもしれませんね。 ****さて、今日は帯のお話。**** 皆様は「帯上(おびうえ)」という表現をご存知ですか。 これは、”帯は着物に勝るものを締めなさい、 帯をおろそかにしてはいけませんよ” という意味です。 着物に織と染があるように、帯にも織と染があります。 着物は、染の方が格が上となります。 逆に帯は、織帯が礼装や準礼装用、染帯がおしゃれ用となります。 これは、織の帯は金糸銀糸など様々な色糸を駆使して、 格調高い文様を織り出したものが多いからです。 染の着物には織の帯」、「織の着物には染の帯」と昔から言われています。 (紬の帯なども織の帯ですが、こちらはあまりフォーマルな 装いには使われません) 一般的に言われている、着物と帯の合わせ方の一覧です。 あくまで「一般的」にいわれていることなので、 あまりしばられたくありませんが、ご参考に。 振袖 - 丸帯・袋帯 留袖 - 丸帯・袋帯 色無地 - 袋帯・名古屋帯・小巾袋帯 訪問着 - 袋帯・名古屋帯・小巾袋帯 附下 - 袋帯・名古屋帯・小巾袋帯 小紋 - 名古屋帯・袋名古屋帯・しゃれ袋帯・小巾袋帯 紬 - 名古屋帯・袋名古屋帯・しゃれ袋帯 浴衣 - 半巾・六寸名古屋帯 さてさて、少し宣伝も… 夏のこの時期だからこそ、破格で仕入れることが出来ました、 高級西陣織の袋帯です。ぜひ画像をご覧になって、この重厚 な華やかさを感じてくださいませ。手刺繍の技術も最高のものです。 ◆ 豪華絢爛! ◆ ◆ 金糸に銀糸、金箔に手刺繍の高級感! ◆ ◆ ~この時期だから安く仕入れが出来ました~ ◆ ◆ 西陣織袋帯【5点】 ◆ 【正絹】金襴雅箔に古典柄 高級 西陣織六通袋帯・5t006 http://item.rakuten.co.jp/jiyou/5t006/【正絹】 高級 焼き金箔地に市松割付手刺繍 豪華六通袋帯・5e007 http://item.rakuten.co.jp/jiyou/5e007/【正絹】 高級 豪華有色華唐織 六通西陣織袋帯・5e008 http://item.rakuten.co.jp/jiyou/5e008/【正絹】 とみや謹製 高級 春秋艶麗文 西陣織袋帯・5e009 http://item.rakuten.co.jp/jiyou/5e009/【正絹】 高級 豪華古典道長 西陣織袋帯・5e010 http://item.rakuten.co.jp/jiyou/5e010/
2006.08.01
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